JP6620702B2 - 射出成形装置 - Google Patents

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本発明は射出成形装置に関する。
従来より、第1樹脂材と第2樹脂材とを有する多色樹脂成形品を形成可能な射出成形装置が種々提案されている。第1樹脂材は、板状をなしており、第1面と、第1面の反対側に位置する第2面とを有している。第2樹脂材は、第1樹脂材の第1面に一体に形成されている。このような射出成形装置は、一般的に第1型面を有する第1型と、第2型面を有する第2型と、第3型面を有する第3型とを備えている。
このような射出成形装置によって多色樹脂成形品を形成するに当たっては、まず、第1型と第2型とを型閉めする。これにより、第1型面と第2型面とによって、第1キャビティが形成される。そして、第1キャビティ内に第1溶融樹脂が射出されることにより、第1樹脂材が形成される。この際、第1型面は第1樹脂材の第2面を形成し、第2型面は第1樹脂材の第1面を形成する。
次に、第1型と第2型とを型開きし、第1型面に第1樹脂材を収容した状態で第1型と第3型とを型閉めする。これにより、第1樹脂材の第1面と第3型面とによって、第2キャビティが形成される。そして、第2キャビティ内に第2溶融樹脂が射出されることにより、第1樹脂材の第1面に第2樹脂材が一体に形成される。こうして、多色樹脂成形品が完成する。
ところで、第1樹脂材は、形成後に温度が低下することによって収縮が生じる。このため、この種の射出成形装置では、第1型と第2型とを型開きする際に第1型面から第1樹脂材が脱落することが懸念される。そこで、特許文献1の図12に開示された射出成形装置では、第1型に保持部材を設けている。保持部材は、第1型面の周囲に配置されており、第1樹脂材の第1面に沿う第1方向で進んで第1キャビティに一部が進入する進入位置と、第1方向で後退して第1キャビティから退出する退出位置とに変位可能となっている。また、保持部材は、第1樹脂材の第1面よりも第2面側に突出する当接面を有している。
この射出成形装置では、保持部材を進入位置に変位させた状態で第1キャビティ内に第1溶融樹脂を射出して第1樹脂材を形成する。これにより、保持部材は、第1樹脂材の第1面に当接した状態で第1樹脂材を保持することができ、収縮した第1樹脂材が第1型面から脱落することを防止できる。
そして、この射出成形装置では、当接面が第1樹脂材に食い込んだ状態となるため、保持部材は、第1型と第2型とを型開きする際や第1型と第3型とを型閉めする際の振動等で第1樹脂材が第1型面内を移動することを防止することができる。なお、同文献において詳細な説明はされていないものの、保持部材は第2キャビティに進入することはなく、第2キャビティの外側に位置することになる。
特開2015−63091号公報
しかし、上記従来の射出成形装置では、第1樹脂材が収縮することにより、第1樹脂材において、当接面を食い込ませていた部分の一部が保持部材から離れ、保持部材との間に凹溝を形成する。これにより、第2樹脂材を形成する際、第2溶融樹脂の一部がこの凹溝を経由して第1樹脂材の周縁に流出し、第1型面と第1樹脂材との間を流通して第2面側に回り込む不具合が生じるおそれがある。そして、このような不具合が生じた場合、形成された多色樹脂成形品が不良品となってしまう。このため、この射出成形装置では、生産性を向上させることが難しい。
本発明は、上記従来の実情に鑑みてなされたものであって、第1型面から第1樹脂材が脱落することを防止可能であるとともに、高い生産性を実現可能な射出成形装置を提供することを解決すべき課題としている。
本発明の射出成形装置は、板状をなし、第1面及び前記第1面の反対側に位置する第2面を有する第1樹脂材と、前記第1樹脂材の前記第1面に一体に形成された第2樹脂材とを有する多色樹脂成形品を形成可能な射出成形装置であって、
前記第1樹脂材の前記第2面を形成する第1型面を有する第1型と、
前記第1型に対して型閉めされて前記第1型面とともに第1キャビティを区画するとともに、前記第1樹脂材の前記第1面を形成する第2型面を有する第2型と、
前記第1型に対して型閉めされて前記第1樹脂材の前記第1面とともに第2キャビティを区画する第3型面を有する第3型とを備え、
前記第1型面は前記第1型に凹設され、
前記第3型面は前記第1型面よりも小型であり、
前記第1キャビティは、内部に第1溶融樹脂が射出されることにより、前記第1樹脂材を形成可能であり、
前記第2キャビティは、前記第1樹脂材に対し、前記第1樹脂材の端面よりも内側に配置され、内部に第2溶融樹脂が射出されることにより、前記第2樹脂材を形成可能であり、
前記第1型には、前記第1型面の周囲に配置されているとともに前記第2キャビティの外側に位置し、前記第1樹脂材の前記第1面に沿う第1方向で進んで前記第1キャビティに一部が進入する進入位置と、前記第1方向で後退して前記第1キャビティから退出する退出位置とに変位可能である一方、前記進入位置で前記第1樹脂材の前記第1面に当接した状態で前記第1樹脂材を保持する保持部材が設けられ、
前記保持部材は、前記第1樹脂材の前記第1面に面一で当接する第1シール面及び第2シール面と、前記第1シール面と前記第2シールとの間に配置され、前記第1方向に沿って延びるとともに、前記第1型面の深さよりも短い長さにおいて、前記第1シール面及び前記第2シール面よりも前記第1樹脂材の前記第2面に向かって突出する突出部とを有していることを特徴とする。
本発明の射出成形装置では、保持部材を進入位置に変位させた状態で、第1キャビティ内に第1溶融樹脂が射出され、第1樹脂材が形成される。これにより、この射出成形装置でも、保持部材は、第1樹脂材の第1面に当接した状態で第1樹脂材を保持することができ、収縮した第1樹脂材が第1型面から脱落することを防止できる。
そして、このように形成された第1樹脂材では、保持部材の突出部が食い込んだ状態となる。これにより、保持部材は、収縮した第1樹脂材が第1型面内を移動することを防止することができる。
さらに、この射出成形装置では、保持部材の第1シール面及び第2シール面が第1樹脂材の第1面に面一で当接する。このため、第1樹脂材が収縮しても、第1面は、第1シール面及び第2シール面に対してずれるだけであることから、第1シール面及び第2シール面は、常に第1面に当接する状態を維持する。これにより、この射出成形装置では、第1樹脂材が収縮することにより、第1樹脂材において突出部を食い込ませていた部分の一部が突出部から離れて保持部材との間に凹溝を形成するものの、第2樹脂材を形成する際、第1シール面及び第2シール面は、凹溝内の第2溶融樹脂が第1樹脂材の周縁に流出することを阻止する。この結果、この射出成形装置では、第2溶融樹脂が第1型面と第1樹脂材との間を流通して第2面側に回り込むことを確実性高く防止することができる。
したがって、本発明の射出成形装置によれば、第1型面から第1樹脂材が脱落することを防止可能であるとともに、高い生産性を実現できる。
突出部は複数であることが好ましい。この場合には、各突出部が第1樹脂材に食い込むことにより、保持部材は、収縮した第1樹脂材が第1型面内を移動することを好適に防止することができる。
本発明の射出成形装置によれば、第1型面から第1樹脂材が脱落することを防止可能であるとともに、高い生産性を実現できる。
図1は、実施例1の射出成形装置に係り、第1型を示す上面図である。 図2は、実施例1の射出成形装置に係り、保持部材を示す背面図である。 図3は、実施例1の射出成形装置に係り、保持部材を示す斜視図である。 図4は、実施例1の射出成形装置に係り、第1型を示す図1におけるI−I断面図である。 図5は、実施例1の射出成形装置に係り、第1キャビティ内に第1樹脂材が形成された状態を示す図4と同方向の断面図である。 図6は、実施例1の射出成形装置に係り、図5における領域Aを示す要部拡大断面図である。 図7は、実施例1の射出成形装置に係り、保持部材によって第1樹脂材が第1型面内に保持されている状態を示す要部拡大上面図である。 図8は、実施例1の射出成形装置に係り、第1樹脂材が収縮した状態を示す要部拡大上面図である。 図9は、実施例1の射出成形装置に係り、第1樹脂材及び保持部材を示す図8におけるII−II断面図である。 図10は、実施例1の射出成形装置に係り、第1樹脂材及び保持部材を示す図8におけるIII−III断面図である。 図9は、実施例1の射出成形装置に係り、第2キャビティ内に第2樹脂材が形成された状態を示す図9と同方向の断面図である。 図9は、実施例1の射出成形装置に係り、第2キャビティ内に第2樹脂材が形成された状態を示す図11におけるIV−IV断面図である。 図13は、実施例1の射出成形装置に係り、第1型面内に保持された多色樹脂成形品を示す要部拡大上面図である。 図14は、実施例1の射出成形装置によって形成された多色樹脂成形品を示す上面図である。 図15は、比較例の射出成形装置に係り、第1キャビティ内に第1樹脂材が形成された状態を示す図4と同方向の断面図である。 図16は、比較例の射出成形装置に係り、第1樹脂材が収縮した状態を示す要部拡大上面図である。 図17は、比較例の射出成形装置によって形成された多色樹脂成形品を示す要部拡大上面図である。 図18は、実施例2の射出成形装置に係り、第1キャビティ内に第1樹脂材が形成された状態を示す図4と同方向の断面図である。
以下、本発明を具体化した実施例1、2を図面を参照しつつ説明する。
(実施例1)
実施例1の射出成形装置は、図1等に示す第1型1と、図5に示す第2型3と、図11及び図12に示す第3型5とを備えている。この射出成形装置は、図14に示す車両用樹脂ウィンドウ7の形成を行う。この車両用樹脂ウィンドウ7は、透明体71と隠蔽体73とを有している。車両用樹脂ウィンドウ7は、本発明における多色樹脂成形品の一例である。また、透明体71は本発明の第1樹脂材の一例であり、隠蔽体73は本発明における第2樹脂材の一例である。
本実施例では、図1中に示す矢印方向によって左右方向及び前後方向を規定している。また、図2等では、図1に対応して各方向を規定している他、前後方向を規定している。左右方向と上下方向とは直交している。また、左右方向及び上下方向と、前後方向とは直交している。そして、左右方向が本発明における第1方向に相当している。なお、これらの各方向は一例であり、車両用樹脂ウィンドウ7が車両に取り付けられた際の各方向等とは関係しない。
図1及び図4に示すように、第1型1は左右方向の長さが上下方向の長さに比べて長い矩形状に形成されており、前面1aと後面1bとを有している。前面1aの中央には、第1型よりも小さい矩形状をなす第1型面10が形成されている。より具体的には、第1型面10は、左右方向の長さが上下方向の長さに比べて長く形成されている。図4に示すように、第1型面10は前面1aから後面1b側に向かって所定の深さで凹設されており、平坦な底面10aを有している。
また、図1に示すように、前面1aには、左右方向に延びて第1型面10に臨む第1〜4ガイド溝11a〜11dが凹設されている。第1、2ガイド溝11a、11bは、第1型面10の右側に配置されており、第3、4ガイド溝11c、11dは、第1型面10の左側に配置されている。つまり、第1、2ガイド溝11a、11bと、第3、4ガイド溝11c、11dとは、第1型面10を挟んで左右方向に対向して配置されている。そして、第1、2ガイド溝11a、11bは、それぞれ左端が第1型面10内と連通している。一方、第3、4ガイド溝11a、11bは、それぞれ右端が第1型面10内と連通している。前面1aは、これらの第1〜4ガイド溝11a〜11dが形成された部分を除いて平坦に形成されている。
また、第1型1には、第1〜4保持ブロック13a〜13dが設けられている。これらの第1〜4保持ブロック13a〜13dは、本発明における保持部材の一例である。図2及び図3に示すように、第1〜4保持ブロック13a〜13dは、いずれも同一の構成である。第1〜4保持ブロック13a〜13dは、第1、2シール面131、132と突出部133とを有している。より具体的には、第1〜4保持ブロック13a〜13dは、略矩形状をなしており、左右方向及び上下方向に延びる後面130が形成されている。そして、突出部133は、後面130の上下方向の中央に位置しており、後方に向かって垂直に突出している。また、突出部133は、後面130の左端から右端、すなわち、第1〜4保持ブロック13a〜13dの左右方向に延びている。このように突出部133が形成されることにより、後面130は、突出部130aを境に上下に区画されている。そして、第1シール面131は、後面130において、突出部133よりも上方側の部分によって形成されている。また、第2シール面132は、後面130において、突出部133よりも下方側の部分によって形成されている。これらの第1、2シール面131、132は、左右方向及び上下方向に平坦に延びている。これにより、上記の突出部133は、第1、2シール面131、132から後方に向かって垂直に突出することとなる。
図1及び図4に示すように、第1保持ブロック13aは、突出部133を第1ガイド溝11a内に収容させることにより、第1型1に設けられている。これにより、第1保持ブロック13aは、後面130、すなわち、第1、2シール面131、132及び突出部133を第1型面10の底面10a側に向けるとともに、第1シール面131が突出部133及び第2シール面132よりも第1型面10内の上側に位置する状態となっている。第1保持ブロック13aと同様にして、第2ガイド溝11b内に第2保持ブロック13bの突出部133が収容されている。また、第3ガイド溝11c内に第3保持ブロック13cの突出部133が収容されており、第4ガイド溝11d内に第4保持ブロック13dの突出部133が収容されている。こうして、第1〜4保持ブロック13a〜13dは、第1型面10の周囲に配置されている。具体的には、第1、2保持ブロック13a、13bは、それぞれ第1型面10の右側に配置され、第3、4保持ブロック13c、13dは、それぞれ第1型面10の左側に配置される。そして、第1、2保持ブロック13a、13bと第3、4保持ブロック13c、13dとは、第1型面10を挟んで左右方向で対向している。なお、第1型面10の大きさ、すなわち、透明体71の大きさ等に応じて、第1型1に設けるガイド溝及び保持ブロックの個数は適宜変更可能である。
また、第1型1には、第1〜4操作部15a〜15dと、図示しない作動機構とが設けられている。作動機構は、作業者が第1〜4操作部15a〜15dを操作することにより、第1〜4ガイド溝11a〜11dによって案内されつつ、第1〜4保持ブロック13a〜13dを左右方向に移動させることが可能となっている。これにより、第1〜4保持ブロック13a〜13dは、同図の実線で示す進入位置と、同図の仮想線で示す退出位置とに変位可能となっている。そして、第1〜4保持ブロック13a〜13dは、進入位置に変位することにより、自身の左右方向の約半分が第1型面10、ひいては、後述する第1キャビティC1に進入する。この進入位置では、図4に示すように、第1〜4保持ブロック13a〜13dにおいて、第1、2シール面131、132及び突出部133の左右方向の約半分が第1型面10内に進入して底面10aと対面する。
一方、図1に示すように、第1〜4保持ブロック13a〜13dは、退出位置に変位することにより、第1型面10、ひいては、第1キャビティC1から退出する。なお、第1〜4操作部15a〜15dの形状や第1型1に配置される位置等については、適宜設計可能である。また、1つの操作部によって第1〜4保持ブロック13a〜13dを同時に操作可能に構成しても良い。
図5に示すように、第2型3は矩形状に形成されており、前面3aと後面3bとを有している。この後面3bのうち、第1型面10と対面する部分は、第2型面20とされている。第2型面20は平坦に形成されている。つまり、第2型面20は後面3bと平坦で連続している。また、後面3bにおいて、第1〜4保持ブロック13a〜13dに対応する箇所には、第1〜4保持ブロック13a〜13dを収容する凹溝20aがそれぞれ形成されている。
図11及び図12に示すように、第3型5も矩形状に形成されており、前面5aと後面5bとを有している。この後面5bには、第3型面30が凹設されている。第3型面30は、第1型面10よりも左右方向及び前後方向に小さい矩形の枠状をなしている。また、図11に示すように、第3型5において、第1〜4保持ブロック13a〜13dに対応する箇所には、第1〜4保持ブロック13a〜13dを収容する凹溝30aがそれぞれ形成されている。
この射出成形装置によって車両用樹脂ウィンドウ7の形成を行うに当たっては、まず、作業者は、図5に示すように、第1型1の前面1aと第2型3の後面3bとを当接させた状態で第1型1と第2型3とを型閉めする。これにより、第1型1の第1型面10と、第2型3の第2型面20とによって、第1型1と第2型3との間に第1キャビティC1が区画される。そして、作業者は、第1〜4操作部15a〜15dを操作して、第1〜4保持ブロック13a〜13dをそれぞれ進入位置に変位させる。これにより、第1〜4保持ブロック13a〜13dは、第1〜4ガイド溝11a〜11dと各凹溝20aとの間をそれぞれ移動し、自身の左右方向の約半分を第1キャビティC1内に進入させる。この際、第1〜4保持ブロック13a〜13dでは、第1、2シール面131、132が第2型面20と面一の状態となる。ここで、第2型面20は第2型3の後面3bと平坦で連続していることから、第1、2シール面131、132は、第2型3の後面3bと当接する第1型1の前面1aとも面一の状態となる。そして、突出部133は、第1、2シール面131、132よりも底面10a側に位置する。なお、第1〜4保持ブロック13a〜13dを進入位置に変位させた後に第1型1と第2型3とを型閉めしても良い。
次に、図示しない射出機によって、第1キャビティC1内に第1溶融樹脂を射出する。この第1溶融樹脂は、ポリカーボネートを主成分とする無色の透明樹脂を含んでいる。そして、第1キャビティC1内で第1溶融樹脂が固化することにより、透明体71が形成される。透明体71は矩形の板状をなしており、第1面71aと、第1面71aの反対側に位置する第2面71bとを有している。より具体的には、第1面71aは、第2型面20によって平坦に形成されている。そして、第2面71bは、第1型面10底面10aによって平坦に形成される。また、上記のように、第1キャビティC1を構成する第1型面10は、左右方向の長さが上下方向の長さに比べて長くなっている。これらにより、透明体71は、左右方向の長さが上下方向の長さに比べて長い矩形の平坦な板状となっている。また、上記のように第1面71aが平坦に形成されていることから、第1〜4保持ブロック13a〜13dが進入位置と退出位置とに変位する際、第1〜4保持ブロック13a〜13dは、第1面71aに沿いつつ左右方向に第1面71aと平行に移動する。
さらに、透明体71は第1溶融樹脂からなることから無色透明であり、第1面71aから第2面71bまで透光性を有している。なお、透明体71、ひいては第1溶融樹脂は、ポリカーボネート以外の透明樹脂を主成分とするものでも良い。また、第1溶融樹脂は有色の透明樹脂を含んでいても良い。
ここで、第1〜4保持ブロック13a〜13dが第1キャビティC1内に進入していることから、第1、2シール面131、132及び突出部133は、透明体71の第1面71aに当接する。この点について、図5の領域Aを拡大して図6に示しつつ、より具体的に説明する。同図に示すように、第1、2シール面131、132は第2型面20と面一の状態にあることから、第1シール面131は、第1面71aの上下方向において、突出部133よりも上側で第1面71aと面一で当接する。一方、第2シール面132は、突出部133よりも下側で第1面71aと面一で当接する。そして、突出部133は第1、2シール面131、132よりも後方、すなわち、透明体71の第2面71bに向かって突出するため、透明体71では、自己の内部に突出部133が食い込んだ状態となる。
こうして、透明体71は、第1〜4保持ブロック13a〜13dによって左右が2箇所ずつ保持され、第1型面10に保持される。そして、透明体71は、第1キャビティC1内で放熱し、温度が低下する。このため、透明体71は、図7に示すように、自己の中心Oに向かって収縮する。これにより、透明体71は、第1キャビティC1、ひいては、第1型面10よりも小さくなる。このため、図8〜図10に示すように、第1型面10と透明体71との間には、隙間S1が形成される。また、透明体71が中心Oに向かって収縮することにより、透明体71において、突出部133を食い込ませていた部分の一部が突出部133から離れる。これにより、透明体71と第1〜4保持ブロック13a〜13dと間に、それぞれ凹溝S2が形成される。より具体的には、図8に示すように、透明体71の右側では、透明体71と第1、2保持ブロック13a、13bの各左端との間に凹溝S2が形成される。そして、図7に示すように、透明体71の左側では、透明体71と第3、4保持ブロック13c、13dの各右端との間に凹溝S2が形成される。ここで、図9及び図10に示すように、第1、2シール面131、132は透明体71の第1面71aに面一で当接している。このため、上記のように、透明体71が中心Oに向かって収縮しても、第1、2シール面131、132は、常に第1面71aに当接する状態を維持することになる。なお、説明を容易にするため、図7〜図10では、第2型3の図示を省略している。
次に、第1型1と第2型3とを型開きし、図11及び図12に示すように、第1型1の前面1aと第3型5の後面5bとを当接させた状態で、第1型1と第3型5とを型閉めする。この第1型1と第3型5との型閉めは、第1〜4保持ブロック13a〜13dを進入位置に維持、つまり、第1〜4保持ブロック13a〜13dによって第1型面10に透明体71が保持された状態で行う。これにより、透明体71の第1面71aと、第3型5の第3型面30とによって、第1型1と第3型5との間に枠状をなす第2キャビティC2が区画される。この際、図11に示すように、第1保持ブロック13aは、第2キャビティC2の外側に位置する。第2〜4保持ブロック13b〜13dについても同様である。
そして、図示しない射出機によって、第2キャビティC2内に第2溶融樹脂を射出する。この第2溶融樹脂は、黒色に着色されたポリカーボネートを主成分とする不透明樹脂を含んでいる。その後、第2キャビティC2内で第2溶融樹脂が固化することにより、隠蔽体73が形成される。上記のように、第2キャビティC2が枠状をなしていることから、隠蔽体73は、図13及び図14に示すように、隠蔽体73は枠状に形成されて、透明体71の第1面71aの周縁に一体に形成される。ここで、図11に示すように、第2キャビティC2内に第2溶融樹脂を射出する際、第2溶融樹脂の一部が凹溝S2に流入する。このため、凹溝S2に流入した第2溶融樹脂によって、図14に示すように、隠蔽体73には、はみ出し部73aが4箇所に不可避的に形成されることとなる。なお、隠蔽体73、ひいては第2溶融樹脂は、ポリカーボネート以外の不透明樹脂を主成分とするものでも良く、また、黒色以外の不透明色に着色されていても良い。
こうして車両用樹脂ウィンドウ7が完成する。上記のように、透明体71が平坦な板状であることから、車両用樹脂ウィンドウ7は平坦な板状をなしている。この後、作業者は、第1型1と第3型5とを型開きするとともに、図1に示す第1〜4操作部15a〜15dを操作して、第1〜4保持ブロック13a〜13dをそれぞれ退出位置に変位させる。これにより、第1〜4保持ブロック13a〜13dによる透明体71の保持が解除され、車両用樹脂ウィンドウ7を第1型面10から取り出すことが可能となる。
この車両用樹脂ウィンドウ7は、透明体71の第1面71a及び隠蔽体73を図示しない車両の車室側に向けた状態で車両の窓枠に取り付けられる。ここで、不透明の黒色をなす隠蔽体73によって、車両用樹脂ウィンドウ7と車両との取付箇所を隠蔽することが可能となっている。
そして、この射出成形装置では、第1〜4保持ブロック13a〜13dによって、透明体71を第1型面10に保持可能であるだけでなく、完成した車両用樹脂ウィンドウ7が不良品となり難くなっている。この作用効果について、以下、図15〜図17に示す比較例の射出成形装置との対比を基に詳細に説明する。
比較例の射出成形装置は、実施例1の射出成形装置における第1〜4保持ブロック13a〜13dに換えて、4つの保持ブロック14が設けられている。図15に示すように、各保持ブロック14は、第1〜4保持ブロック13a〜13dのような第1、2シール面131、132及び突出部133を有していない。これにより、各保持ブロック14は、矩形状をなしており、後面全体が当接面140とされている。そして、図16に示すように、各保持ブロック14は、当接面140を第1型面10側に向けた状態で、第1、2ガイド溝11a、11b内や図示しない第3、4ガイド溝内にそれぞれ収容されている。これにより、各保持ブロック14についても、第1型面10の周囲に配置されている。なお、第1ガイド溝11a等は、各保持ブロック14を収容可能に、実施例1の射出成形装置に比べて、上下方向に幅広に形成されている。そして、各保持ブロック14は、進入位置に変位することにより、自身の左右方向の約半分が第1キャビティC1に進入する。この際、図15に示すように、各保持ブロック14では、当接面140が第2型面20よりも第1型面10の底面10a側に突出した状態となる。比較例の射出成形装置における他の構成は実施例1の射出成形装置と同様であり、同一の構成については同一の符号を付して構成に関する詳細な説明を省略する。
比較例の射出成形装置においても、第1型1と第2型3とを型閉めするとともに、各保持ブロック14を進入位置に変位させた状態で第1キャビティC1内に第1溶融樹脂を射出する。これにより、比較例の射出成形装置では、透明体71が各保持ブロック14の当接面140を食い込ませた状態で形成される。その後、実施例1の射出成形装置と同様、第1型1と第2型5とを型開きするとともに、第1型1と第3型5とを型閉めする。そして、第1キャビティC2内に第2溶融樹脂を射出することで、図17に示すように、透明体71の第1面71aに隠蔽体73を一体に形成する。こうして、比較例の射出成形装置によって、車両用樹脂ウィンドウ7が形成される。
図16に示すように、実施例1の射出成形装置と同様、比較例の射出成形装置でも、透明体71の温度が低下して収縮することで、第1型面10と透明体71との間に隙間S1が形成される。ここで、各保持ブロック14は、収縮した透明体71が第1型面10から脱落することを防止する。また、各保持ブロック14では、当接面140が透明体71に食い込んだ状態となることから、各保持ブロック14は、収縮した透明体71が第1振動等で透明体71が第1型面10内を上下方向に移動することを防止する。
そして、比較例の射出成形装置では、透明体71が収縮することにより、透明体71において、当接面140を食い込ませていた部分の一部が当接面140から離れる。これにより、透明体71と各保持ブロック14と間に、それぞれ凹溝S3が形成される。より具体的には、透明体71は中心Oに向かって収縮することから、透明体71の右上側では、透明体71と保持ブロック14の左端との間から、透明体71と保持ブロック14の下端との間に延びて隙間S1と連通するように凹溝S3が形成される。また、透明体71の右下側では、透明体71と保持ブロック14の左端との間から、透明体71と保持ブロック14の上端との間に延びて隙間S1と連通するように凹溝S3が形成される。図示を省略するものの、透明体71の左上側及び左下側についても、右上側及び右下側に形成された凹溝S3と左右対称の形状で形成される。
このため、比較例の射出成形装置では、図17に示すように、隠蔽体73を形成する際、第2溶融樹脂の一部が各凹溝S3を経由して透明体71の周縁に流出する。そして、このように透明体71の周縁に流出した第2溶融樹脂が隙間S1に流れ込み、第1型面10の底面10aと透明体71の第2面71bとの隙間を通って、第2面71b側に回り込んだ場合、車両用樹脂ウィンドウ7は不良品となってしまう。この結果、比較例の射出成形装置では、生産性を向上させることが難しい。
これに対し、実施例1の射出成形装置でも、第1キャビティC1内に第1〜4保持ブロック13a〜13dを進入させた状態で、第1キャビティC1内に第1溶融樹脂が射出される。これにより、第1〜4保持ブロック13a〜13dは、透明体71の第1面71aに当接した状態で透明体71を保持することができ、収縮した透明体71が第1型面10から脱落することを防止できる。
そして、このように形成された透明体71では、第1〜4保持ブロック13a〜13dの突出部133が食い込んだ状態となる。これにより、第1〜4保持ブロック13a〜13dは、収縮した透明体71が第1型1と第2型3とを型開きする際や第1型1と第3型5とを型閉めする際の振動等によって、第1型面10内を上下方向に移動することを防止することができる。
さらに、実施例1の射出成形装置では、第1〜4保持ブロック13a〜13dの第1シール面131及び第2シール面132が透明体71の第1面71aに面一で当接する。このため、実施例1の射出成形装置では、透明体71が中心Oに向かって収縮しても、第1面71aは、第1シール面131及び第2シール面132に対してずれるだけである。つまり、図9〜図11に示すように、第1シール面131及び第2シール面132は、透明体71が収縮しても、常に第1面71aに当接する状態を維持する。これにより、実施例1の射出成形装置では、透明体71が収縮することにより、透明体において突出部133を食い込ませていた部分の一部が突出部133から離れて第1〜4保持ブロック13a〜13dとの間に凹溝S2をそれぞれ形成するものの、図11に示すように、隠蔽体73を形成する際、第1シール面131及び第2シール面132は、各凹溝S2内の第2溶融樹脂が透明体71の周縁に流出することを阻止する。この結果、図13に示すように、実施例1の射出成形装置では、第2溶融樹脂が隙間S1を流通して第2面71b側に回り込むことを確実性高く防止することが可能となっている。
したがって、実施例1の射出成形装置によれば、第1型面10から透明体71が脱落することを防止可能であるとともに、高い生産性を実現できる。
(実施例2)
図18に示す実施例2の射出成形装置は、第1型1に対して、上記の第1〜4保持ブロック13a〜13dに換えて、保持ブロック17が設けられている。詳細な図示を省略するものの、保持ブロック17も4つ設けられており、第1型面10の周囲に配置されている。
各保持ブロック17は、第1〜3シール面171〜173と第1、2突出部174、175とを有している。より具体的には、各保持ブロック17も略矩形状をなしており、左右方向及び上下方向に延びる後面170が形成されている。そして、第1突出部174と第2突出部175とは、後面170において、上下方向に一定の間隔を有して配置されており、共に等しい長さで後方に向かって垂直に突出している。また、上記の突出部133と同様、第1、2突出部174、175は、保持ブロック17の左端から右端まで延びている。そして、第1シール面171は、後面170において、第1突出部174よりも上方側の部分によって形成されており、第2シール面172は、後面170において、第2突出部175よりも下方側の部分によって形成されている。また、第3シール面173は、後面170において、第1突出部174と第2突出部175との間の部分によって形成されている。これらの第1〜3シール面171〜173についても左右方向及び上下方向に平坦に延びている。これにより、上記の第1、2突出部174、175は、第1〜3シール面171〜173から後方に向かって垂直に突出することとなる。なお、各保持ブロック17は、第1、2突出部174、175に加えて更に突出部を有していても良い。
また、図示を省略するものの、第1、2突出部174、175に対応するため、第1〜4ガイド溝11a〜11dは、それぞれ第1型1に対して互いに平行に2本ずつ形成されている。そして、各保持ブロック17は、第1〜3シール面171〜173及び第1、2突出部174、175を第1型面10側に向けた状態で、第1、2突出部174、175が第1〜4ガイド溝11a〜11d内にそれぞれ収容されている。
これにより、上記の第1〜4保持ブロック13a〜13dと同様、各保持ブロック17は、進入位置に変位することにより、第1〜3シール面171〜173及び第1、2突出部174、175の左右方向の約半分が第1キャビティC1に進入する。また、各保持ブロック17においても、第1〜3シール面171〜173が第2型面20と面一の状態となる。この射出成形装置における他の構成は実施例1の射出成形装置と同様である。
実施例2の射出成形装置では、第1キャビティC1内に各保持ブロック17を進入させた状態で、第1キャビティC1内に第1溶融樹脂が射出されれば、透明体71は、第1面71aが第1〜3シール面171〜173に面一で当接するとともに、自己の内部に第1、2突出部174、175が食い込んだ状態で形成される。このため、この射出成形装置では、透明体71が第1型面10内を上下方向に移動することをより好適に防止することが可能となっている。この射出成形装置における他の作用は実施例1の射出成形装置と同様である。
以上において、本発明を実施例1、2に即して説明したが、本発明は上記実施例1、2に制限されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更して適用できることはいうまでもない。
例えば、実施例1の射出成形装置において、第1〜4保持ブロック13a〜13dに加えて、第1型面10の上側や下側に配置される保持ブロックをさらに設けても良い。実施例2の射出成形装置についても同様である。
また、実施例1の射出成形装置において、第1、2保持ブロック13a、13bを第1型面10の上側に配置し、第3、4保持ブロック13c、13dを第1型面10の下側に配置して、第1、2保持ブロック13a、13bと第3、4保持ブロック13c、13dとが第1型面10を挟んで上下方向で対向するようにしても良い。この場合、本発明における第1方向は上下方向となる。実施例2の射出成形装置についても同様である。
また、実施例1の射出成形装置において、第2型3の後面3bに第2型面20を凹設し、第1、2シール面131、132が前面1aよりも前方側で第2型面20と面一となるように第1〜4保持ブロック13a〜13dを第1型1に配置しても良い。実施例2の射出成形装置についても同様である。
さらに、透明体71を湾曲形状とすることにより、車両用樹脂ウィンドウ7を湾曲形状に形成しても良い。
また、本発明における多色樹脂成形品は、第1樹脂材及び第2樹脂材以外に、さらに樹脂部材を有していても良い。
本発明は、多色樹脂ウィンドウや多色樹脂パネル等の成形装置に利用可能である。
1…第1型
3…第2型
5…第3型
7…車両用樹脂ウィンドウ(多色樹脂成形品)
10…第1型面
13a〜13d…第1〜4保持ブロック(保持部材)
17…保持ブロック(保持部材)
20…第2型面
30…第3型面
71…透明体(第1樹脂材)
71a…第1面
71b…第2面
73…隠蔽体(第2樹脂材)
131…第1シール面
132…第2シール面
133…突出部
171…第1シール面
172…第2シール面
174…第1突出部(突出部)
175…第2突出部(突出部)
C1…第1キャビティ
C2…第2キャビティ

Claims (2)

  1. 板状をなし、第1面及び前記第1面の反対側に位置する第2面を有する第1樹脂材と、前記第1樹脂材の前記第1面に一体に形成された第2樹脂材とを有する多色樹脂成形品を形成可能な射出成形装置であって、
    前記第1樹脂材の前記第2面を形成する第1型面を有する第1型と、
    前記第1型に対して型閉めされて前記第1型面とともに第1キャビティを区画するとともに、前記第1樹脂材の前記第1面を形成する第2型面を有する第2型と、
    前記第1型に対して型閉めされて前記第1樹脂材の前記第1面とともに第2キャビティを区画する第3型面を有する第3型とを備え、
    前記第1型面は前記第1型に凹設され、
    前記第3型面は前記第1型面よりも小型であり、
    前記第1キャビティは、内部に第1溶融樹脂が射出されることにより、前記第1樹脂材を形成可能であり、
    前記第2キャビティは、前記第1樹脂材に対し、前記第1樹脂材の端面よりも内側に配置され、内部に第2溶融樹脂が射出されることにより、前記第2樹脂材を形成可能であり、
    前記第1型には、前記第1型面の周囲に配置されているとともに前記第2キャビティの外側に位置し、前記第1樹脂材の前記第1面に沿う第1方向で進んで前記第1キャビティに一部が進入する進入位置と、前記第1方向で後退して前記第1キャビティから退出する退出位置とに変位可能である一方、前記進入位置で前記第1樹脂材の前記第1面に当接した状態で前記第1樹脂材を保持する保持部材が設けられ、
    前記保持部材は、前記第1樹脂材の前記第1面に面一で当接する第1シール面及び第2シール面と、前記第1シール面と前記第2シールとの間に配置され、前記第1方向に沿って延びるとともに、前記第1型面の深さよりも短い長さにおいて、前記第1シール面及び前記第2シール面よりも前記第1樹脂材の前記第2面に向かって突出する突出部とを有していることを特徴とする射出成形装置。
  2. 前記突出部は複数である請求項1記載の射出成形装置。
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