JP7151028B2 - 樹脂成形部材の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、異なる樹脂材料からなる各部分を一体に有する樹脂成形部材の製造方法に関する。
自動車内部品のインストルメントパネル(instrument panel 以下、「インパネ」と略称する)のような樹脂成形部材を成形する成形技術として、射出成形法が広く用いられている。射出成形法は、固定型と可動型とで形成される空間内に、溶融した樹脂を射出し、固化させることで樹脂成形部材を成形するものである。また、射出成形法において、異なる樹脂材料からなる各部分を一体に有する樹脂成形部材を同一金型内で成形する、いわゆる多色成形が知られている。多色成形は、デザイン上の観点から異なる色の樹脂材料を用いたり、強度、耐熱性、コストなどの性質の異なる樹脂材料を用いる場合に利用される。特許文献1には、2種類の樹脂材料を用いる多色(2色)成形が開示されている。
しかしながら、特許文献1に記載の2色成形の場合、スライド型の移動方向の肉厚を持たせることは可能であるが、スライド型の移動方向に略直交する方向の肉厚を確保することは困難である。例えば、図8(a)に示すように、固定型101とスライド型103との空間に第1の樹脂材料を射出して固化させた後、図8(b)に示すように、スライド型103を下方に移動させた場合、スライド型103の上方には空間が生じるが、右方にはほとんど空間が生じない。したがって、この空間に第2の樹脂材料を射出して固化させた場合、スライド型103の移動方向である上方の肉厚は確保されるが、スライド型103の移動方向に略直交する方向である右方の肉厚は確保できない。スライド型103の移動方向に対する角度によって、肉厚が異なってくる。したがって、第2の樹脂材料によって形成される部分の肉厚や形状に制限があり、意匠性や強度の低下が問題になる。
特許文献2には、これを解消できる2色成形が開示されている。特許文献2に記載の2色成形の場合、2つのスライド型が配置され、それぞれ互いに直交する方向に移動する。例えば、図9(a)に示すように、固定型101とスライド型103との空間に第1の樹脂材料を射出して固化させた後、図9(b)に示すように、スライド型103を下方に移動させ、かつ、スライド型104を右方に移動させる。この場合、スライド型103の上方に空間が生じ、かつ、右方にも空間が生じる。したがって、この空間に第2の樹脂材料を射出して固化させることで、スライド型103の移動方向である上方の肉厚だけでなく、スライド型103の移動方向に略直交する方向である右方の肉厚も確保できる。
特開2009-241463号公報 特開2010-149332号公報
しかしながら、特許文献2に記載の2色成形の場合、型の数が増えるので、製造工数やコストが増加する。
本発明は上記した事情のもとで考え出されたものであって、スライド型を使用した多色成形において、簡単な構造で、スライド型の移動方向に交差する方向の肉厚を確保できる、樹脂成形部材の製造方法を提供することを目的としている。
上記課題を解決するため、本発明では、次の技術的手段を講じている。
本発明によって提供される樹脂成形部材の製造方法は、第1の金型と第2の金型とスライド型とを使用した多色成形による樹脂成形部材の製造方法であって、前記スライド型の移動方向に対して交差する方向において、前記スライド型と前記第1の金型との間にあらかじめ第1の空間が設けられており、前記スライド型を前記第1の金型に当接させて、前記第1の金型と前記第2の金型と前記スライド型とで形成された第2の空間に、第1の樹脂材料を射出して第1の部分を成形する第1の工程と、前記スライド型を前記第1の金型から離間させて、これにより生じる第3の空間と前記第1の空間とが連通した空間に、第2の樹脂材料を射出して第2の部分を成形する第2の工程とを備えることを特徴とする。
本発明によると、スライド型の移動方向に対して交差する方向において、スライド型と第1の金型との間にあらかじめ第1の空間が設けられている。第2の部分は、スライド型の移動により生じる第3の空間と第1の空間とが連通した空間に、第2の樹脂材料を射出して成形される。したがって、第2の部分の、スライド型の移動方向に交差する方向の肉厚を、第1の空間の分、厚くできる。また、金型にあらかじめ第1の空間を設けるだけなので、金型の構造が複雑にならない。
本発明のその他の特徴および利点は、添付図面を参照して以下に行う詳細な説明によって、より明らかとなろう。
第1実施形態に係る樹脂成形部材(インパネ)の斜視図である。(a)は蓋が取り付けられていない状態を示し、(b)は蓋が取り付けられた状態を示している。 図1(b)のII-II線に沿う要部拡大断面図である。 図1に示す樹脂成形部材を成形するための金型を示す断面図である。 図1に示す樹脂成形部材の製造方法を説明するための断面図である。 第2実施形態に係る樹脂成形部材(インパネ)の斜視図である。 図5のVI-VI線に沿う要部拡大断面図である。 図5に示す樹脂成形部材を成形するための金型を示す断面図である。 従来の2色成形による製造方法を説明するための断面図である。 従来の2色成形による製造方法を説明するための断面図である。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して具体的に説明する。
図1(a)は、第1実施形態に係る樹脂成形部材の斜視図である。樹脂成形部材10は、自動車のインパネであり、2色成形の射出成形法によって成形される。樹脂成形部材10は、第1の部分11および第2の部分12を備える。
第1の部分11は、樹脂成形部材10の大部分を占める。第1の部分11は、第1の樹脂材料からなり、溶融された第1の樹脂材料が固化されることで形成される。第1の部分11は、開口部11aを備える。開口部11aは、助手席用のエアバッグ装置(図示なし)を樹脂成形部材10(インパネ)内部に配置するための略矩形状の開口である。
第2の部分12は、第1の部分11の開口部11aの1つの周縁部(図1(a)において下方の周縁部)に、第1の部分11と一体として形成されている。第2の部分12は、第1の樹脂材料とは異なる第2の樹脂材料からなり、溶融された第2の樹脂材料が固化されることで形成される。樹脂成形部材10は、第1の部分11と第2の部分12とが一体となっており、2色成形の射出成形法によって、1組みの金型内で成形される。
エアバッグ装置がインパネ内部に配置された後、開口部11aには、開口部11aを塞ぐ蓋20が取り付けられる。蓋20は、裏面の外縁寄りに、開口部11aの周縁部に形成された第2の部分12と係合する係合部(図示なし)が設けられており、係合部によって樹脂成形部材10(インパネ)に係止される。エアバッグ装置が作動してエアバッグが膨張したときに、係合部がはずれて蓋20が開くことで、エアバッグが開口部11aから展開される。図1(b)は、蓋20が取り付けられた状態の樹脂成形部材10を示している。また、図2は、図1(b)のII-II線に沿う要部拡大断面図である。蓋20は、第2の樹脂材料からなり、樹脂成形部材10とは別に、射出成形法によって成形される。
本実施形態では、第2の樹脂材料の色は、第1の樹脂材料の色と異なる。図1では、樹脂材料が異なることを明確にするために、第2樹脂材料からなる第2の部分12および蓋20に、点描を付している。図1(b)に示すように、樹脂成形部材10に蓋20が取り付けられた場合、第2の部分12と蓋20とが一体化されたように見え、意匠性に優れる。また、本実施形態では、第2の樹脂材料は第1の樹脂材料より強度が強い。したがって、蓋20の係合部が係合する第2の部分12の強度を、第1の部分11より強くできる。また、図2に示すように、第1の部分11と第2の部分12とが重なる部分は、より肉厚になるので、強度が増している。
次に、樹脂成形部材10を成形するための金型について、図3を参照して説明する。
図3は、樹脂成形部材10を成形するための射出成形用の金型5を示す断面図である。金型5は、固定型51、可動型52およびスライド型53を備える。固定型51は、溶融した樹脂材料を射出する射出成形装置(図示なし)に固定される金型である。固定型51は、成形面51aを備える。成形面51aは、固定型51の内側の面であり、樹脂成形部材10の意匠面(搭乗者から見える側の面)を成形する面である。可動型52は、固定型51に対して図の上下方向に移動可能に設けられる金型である。可動型52は、成形面52aおよび孔52bを備える。成形面52aは、樹脂成形部材10の裏面(意匠面の裏側の面)を成形する面である。孔52bは、成形面52aに設けられ、スライド型53を収容する。固定型51および可動型52が、本発明の「第1の金型」および「第2の金型」に相当する。
スライド型53は、2色成形のためにスライドする金型であり、可動型52の孔52bの内部にスライド移動可能に配置されている。スライド型53は、板状であり、紙面に直交する方向に延びている。スライド型53は、先端面53a、第1側面53bおよび第2側面53cを備える。先端面53aは、スライド型53の移動する方向に位置し、かつ、固定型51の成形面51aに対向する面である。第1側面53bは、可動型52の孔52bの内面に接触する面であり、図3において右下を向く面である。第2側面53cは、第1側面53bとは反対側を向く面であり、一部が可動型52の孔52bの内面に接触する。スライド型53は、孔52bの内面に接触しながら、図に示す太線矢印の方向にスライド移動する。
スライド型53は、太線矢印の右上方向に移動して、先端面53aの一部が固定型51の成形面51aに当接した状態(図3において実線で示す)のときに、固定型51の成形面51a、可動型52の成形面52a、およびスライド型53の先端面53aで囲まれた第2の空間62を形成する。当該第2の空間62に、第1の部分11となる溶融された第1の樹脂材料71が射出される。本実施形態では、スライド型53の移動方向に対して交差する方向において、固定型51の成形面51aおよびスライド型53の第2側面53cで囲まれた第1の空間61があらかじめ設けられている。当該第1の空間61には、第1の樹脂材料71が射出されない。また、スライド型53は、太線矢印の左下方向に移動して、先端面53aの全体が固定型51の成形面51aから離間した状態(図3において破線で示す)のときに、その移動により第3の空間63を形成する。当該第3の空間63とあらかじめ設けられていた第1の空間61とが連通した空間に、第2の部分12となる溶融された第2の樹脂材料72が射出される。
次に、樹脂成形部材10の製造方法について、図4を参照して説明する。図4は、樹脂成形部材10の製造方法を説明するための断面図である。
まず、図4(a)に示すように、固定型51と可動型52とを型締めし、スライド型53を太線矢印の右上方向に移動させて、スライド型53の先端面53aの一部が固定型51の成形面51aに当接した状態にする。このとき、固定型51の成形面51a、可動型52の成形面52a、およびスライド型53の先端面53aで囲まれた第2の空間62が形成される。当該第2の空間62は、樹脂成形部材10の第1の部分11を成形するための空間である。次に、第2の空間62に、溶融された第1の樹脂材料71を射出する。第1の樹脂材料71は、固定型51の第2の空間62に位置する部分に設けられたゲート(図示なし)から、第2の空間62に射出される。図4(a)は、溶融された第1の樹脂材料71が、第2の空間62の途中まで充填されている状態を示している。このとき、固定型51の成形面51aおよびスライド型53の第2側面53cで囲まれた第1の空間61も形成されているが、スライド型53の先端面53aの一部が固定型51の成形面51aに当接しているので、第2の空間62に射出された第1の樹脂材料71が、第1の空間61に流入することはない。次に、第2の空間62に充填された第1の樹脂材料71を固化させる。これにより、第1の部分11が成形される。
次に、図4(b)に示すように、スライド型53を太線矢印の方向に移動させて、スライド型53の先端面53aの全体が固定型51の成形面51aから離間した状態にする。図4(b)においては、移動前のスライド型53を破線で示している。この移動により、第3の空間63が形成される。第3の空間63は、固定型51の成形面51aおよび形成された第1の部分11とスライド型53の先端面53aとの間に位置し、かつ、可動型52の孔52bの内面および第1の空間61に接する部分と、スライド型53の第2側面53cと第1の空間61との間の部分とを有する。第1の空間61と第3の空間63とは連通して、1つの空間になる。以下では当該空間を空間64とする。空間64は、樹脂成形部材10の第2の部分12を成形するための空間である。
次に、図4(c)に示すように、空間64に、溶融された第2の樹脂材料72を射出する。第2の樹脂材料72は、固定型51の第1の空間61に位置する部分に設けられたゲート(図示なし)から、空間64に射出される。図4(c)は、溶融された第2の樹脂材料72が、空間64の途中まで充填されている状態を示している。次に、空間64に充填された第2の樹脂材料72を固化させる。これにより、第2の部分12が、第1の部分11と一体として成形される。以上により、第1の樹脂材料71からなる第1の部分11と、第2の樹脂材料72からなる第2の部分12とを一体に有する樹脂成形部材10が、1組の金型5内で成形される。
本実施形態によると、スライド型53の移動方向に対して交差する方向において、固定型51の成形面51aおよびスライド型53の第2側面53cで囲まれた第1の空間61があらかじめ設けられている。そして、第1の部分11の成形後、スライド型53の移動により第3の空間63が形成される。当該第3の空間63とあらかじめ設けられていた第1の空間61とが連通した空間64で第2の部分12が成形される。したがって、第2の部分12の、スライド型53の移動方向に交差する方向の肉厚を、第1の空間61の分、厚くできる。これにより、強度を強くすることが可能である。また、第2の部分12の厚さや形状の自由度が増し、意匠性を向上させることができる。また、金型5にあらかじめ第1の空間61を設けるだけなので、金型5の構造が複雑にならない。
なお、本実施形態においては、インパネの、エアバッグ装置を配置するための開口部11aの周縁部に第2の樹脂材料を用いる場合について説明したが、これに限られない。
図5~図7に基づき、第2実施形態に係る樹脂成形部材10について説明する。図5~図7において、第1実施形態に係る樹脂成形部材10および金型5と同一または類似の要素には同一の符号を付して、重複する説明を省略する。図5は、第2実施形態に係る樹脂成形部材(インパネ)の斜視図であり、第1実施形態に係る樹脂成形部材10の図1(a)に相当する図である。図6は、図5のVI-VI線に沿う要部拡大断面図であり、第1実施形態に係る樹脂成形部材10の図2に相当する図である。なお、図6においては、蓋20が取り付けられた状態も示すために、蓋20を破線で示している。図7は、第2実施形態に係る樹脂成形部材10を成形するための射出成形用の金型5を示す断面図であり、第1実施形態に係る金型5の図3に相当する図である。
本実施形態にかかる樹脂成形部材10も、自動車のインパネである。本実施形態において、第2の部分12は、ボックス内部の内面パネルである。ボックスには、開閉可能な蓋20が取り付けられる。蓋20は、第1の樹脂材料からなり、樹脂成形部材10とは別に、射出成形法によって成形される。本実施形態でも、第2の樹脂材料の色が第1の樹脂材料の色と異なり、図5では、第2樹脂材料からなる第2の部分12に、点描を付している。図5に示すように、ボックスの内部を周囲と異なる色にすることができる。また、樹脂成形部材10に蓋20が取り付けられた場合、蓋20の上端と第1の部分11との間の隙間から、色の異なる第2の部分12が露出し、意匠性に優れる。
また、図7に示すように、第2実施形態に係る金型5も、固定型51、可動型52およびスライド型53を備える。可動型52は、固定型51に対して図の左右方向に移動可能に設けられている。本実施形態においても、スライド型53は、図に示す太線矢印の右上方向に移動して、先端面53aの一部が固定型51の成形面51aに当接した状態(図7において実線で示す)のときに、第2の空間62を形成する。また、スライド型53の移動方向に対して交差する方向において、固定型51の成形面51aおよびスライド型53の第2側面53cで囲まれた第1の空間61があらかじめ設けられている。また、スライド型53は、太線矢印の左下方向に移動して、先端面53aの全体が固定型51の成形面51aから離間した状態(図7において破線で示す)のときに、その移動により第3の空間63を形成する。当該第3の空間63とあらかじめ設けられていた第1の空間61とが連通した空間とで、第2の部分12が成形される。
本実施形態に係る樹脂成形部材10の製造方法は、第1実施形態の製造方法と同様である。
本実施形態においても、スライド型53の移動方向に対して交差する方向において、固定型51の成形面51aおよびスライド型53の第2側面53cで囲まれた第1の空間61があらかじめ設けられている。そして、第1の部分11の成形後、スライド型53の移動により第3の空間63が形成される。当該第3の空間63とあらかじめ設けられていた第1の空間61とが連通した空間64で第2の部分12が成形される。したがって、第1の空間61におけるスライド型53の移動方向に交差する方向の寸法を大きくしておくことで、スライド型53の移動方向に交差する方向の肉厚を確保できる。つまり、ボックス内部の上面パネルの肉厚を確保できる。
上記第1および第2実施形態においては、樹脂成形部材10が自動車のインパネである場合について説明したが、これに限られない。樹脂成形部材10は、自動車のその他の樹脂成形部材であってもよいし、自動車以外の樹脂成形部材であってもよい。本発明に係る製造方法は、多色成形によるあらゆる樹脂成形部材の製造に適用することができる。
本発明に係る樹脂成形部材の製造方法は、上述した実施形態に限定されるものではない。本発明に係る樹脂成形部材の製造方法の各部の具体的な構成は、種々に設計変更自在である。
10 :樹脂成形部材
11 :第1の部分
11a :開口部
12 :第2の部分
20 :蓋
5 :金型
51 :固定型
51a :成形面
52 :可動型
52a :成形面
52b :孔
53 :スライド型
53a :先端面
53b :第1側面
53c :第2側面
61 :第1の空間
62 :第2の空間
63 :第3の空間
64 :空間
71 :第1の樹脂材料
72 :第2の樹脂材料

Claims (1)

  1. 第1の金型と第2の金型とスライド型とを使用した多色成形による樹脂成形部材の製造方法であって、
    前記スライド型の移動方向に対して交差する交差方向において、前記スライド型と前記第1の金型との間にあらかじめ第1の空間が設けられており、
    前記スライド型を前記第1の金型に当接させて、前記第1の金型と前記第2の金型と前記スライド型とで形成された第2の空間に、第1の樹脂材料を射出して第1の部分を成形する第1の工程と、
    前記スライド型を前記第1の金型から離間させて、これにより生じる第3の空間と前記第1の空間とが連通した空間に、第2の樹脂材料を射出して第2の部分を成形する第2の工程と、
    を備え
    前記スライド型の、前記第1の金型に対向し、かつ、前記第2の金型に接する面につながる先端傾斜面は、前記第1の金型に向かって凸に湾曲し、前記第1の工程において、前記第2の金型の前記第1の金型に対向する面と面一であり、
    前記第2の空間は、前記スライド型に向かって湾曲しており、
    前記第1の空間は、前記第2の工程でも、前記交差方向において、前記スライド型と前記第1の金型との間に位置している、
    ることを特徴とする、樹脂成形部材の製造方法。
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