JP6617871B2 - 媒体給送装置、画像読取装置、記録装置 - Google Patents

媒体給送装置、画像読取装置、記録装置 Download PDF

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Description

本発明は、媒体を給送する媒体給送装置、並びにこれを備えた画像読取装置および記録装置に関する。
以下、画像読取装置の一例であるスキャナーを例に説明する。スキャナーには、媒体の一例である原稿を自動送りする給送装置(ADF(Auto Document Feeder)とも呼ばれる)が設けられ、複数枚の原稿の自動送りと読み込みとを行える様に構成される場合がある。
その様な給送装置の構成としては、特許文献1に示される様に、原稿を載置するトレイ(特許文献1では「シュータ14」)と、当該トレイにセットされた原稿の面に接触して回転することにより、前記原稿を送り出す給送ローラー(特許文献1では「セットローラ2」)と、当該給送ローラーに接して原稿を分離する分離ローラー(特許文献1では「分離ローラ12」)と、を備えたものがある。
特許文献1記載の給送ローラーは、トレイに積載された複数枚の原稿(用紙束)のうち、下側の用紙、すなわちトレイの載置面側の用紙から順に送るように構成されている。そして上側の用紙、すなわち分離されるべき用紙は、その先端が分離ローラーに当接して下流側への進行が妨げられる様になっている。
特許4820314号公報
原稿には厚紙、薄紙など、種々の種類が存在し、即ち媒体の種類によって分離し易いものと、分離し難いものとがある。また、湿度等の環境条件によっても、分離し易い条件と分離し難い条件とがある。
一方、分離ローラーと給送ローラーとにより原稿を分離する際の分離性能は、両ローラーの材質、硬さ、表面状態や、給送ローラーに対する分離ローラーの押圧荷重など、種々の条件で調整することができる。他方、或る原稿に対して適切な分離条件を設定すると、その他の種類の原稿に対しては分離性能が劣ってしまう場合がある。即ち、種々の原稿の全てに対して適切な分離条件を設定することは非常に困難であり、給送する原稿によっては重送や不送が生じてしまう場合があった。
そこで本発明はこの様な状況に鑑みなされたものであり、その目的は、より多種類の媒体を適切に分離することのできる媒体給送装置、並びにこれを備えた画像読取装置及び記録装置を提供することにある。
上記課題を解決する為の、本発明の第1の態様に係る媒体給送装置は、媒体を載置する媒体載置部と、前記媒体載置部から媒体を送り出す給送ローラーと、前記給送ローラーとの間で媒体をニップすることにより媒体を分離する分離ローラーと、を備え、前記分離ローラーは、前記給送ローラーと接する位置を調整可能に構成されていることを特徴とする。
本態様によれば、給送ローラーと分離ローラーとを備えた媒体給送装置は、分離ローラーが給送ローラーと接する位置を調整可能に構成されているので、分離ローラー或いは給送ローラー等の装置構成部材を交換することなく、分離性能を調整することができる。これにより、より多種類の媒体を適切に分離することができる。
本発明の第2の態様は、第1の態様において、前記分離ローラーは、前記給送ローラーの回転軸中心まわりに揺動することにより前記位置を調整可能に構成されていることを特徴とする。
本態様によれば、前記分離ローラーが前記給送ローラーの回転軸中心まわりに揺動することにより前記位置を調整可能に構成されているので、前記分離ローラーと前記給送ローラーとの間の距離を維持することができる。その結果得られる作用効果は、後にその一例を説明する。
本発明の第3の態様は、第1のまたは第2の態様において、前記分離ローラーは、当該分離ローラーの周辺を構成する、媒体を給送する給送経路を形成する経路形成部材とともに変位可能に構成されていることを特徴とする。
本態様によれば、前記分離ローラーは、当該分離ローラーの周辺を構成する、媒体を給送する給送経路を形成する経路形成部材とともに変位可能に構成されているので、前記分離ローラーを変位させるためのスペースを前記経路形成部材に確保する必要がなく、前記経路形成部材を適切に構成することで媒体を適切に案内することができる。
本発明の第4の態様は、第1から第3の態様のいずれかにおいて、前記分離ローラーを変位させる駆動源と、前記駆動源を制御する制御手段と、を備えることを特徴とする。
本態様によれば、前記分離ローラーを変位させる駆動源と、前記駆動源を制御する制御手段と、を備えるので、前記分離ローラーの位置調整を自動で行うことができ、ユーザービリティが向上する。
本発明の第5の態様は、第4の態様において、前記媒体載置部に載置された媒体の積層高さを検出する高さ検出手段を備え、前記制御手段が、前記高さ検出手段の検出結果に応じて前記分離ローラーを変位させることを特徴とする。
媒体の積層高さが高い場合(媒体のセット枚数が多い場合)と低い場合(媒体のセット枚数が少ない場合)とでは、媒体の分離性が異なる。本態様によれば、前記媒体載置部に載置された媒体の積層高さを検出する高さ検出手段を備え、前記制御手段が、前記高さ検出手段の検出結果に応じて前記分離ローラーを変位させるので、媒体の積層高さに応じた適切な分離を行うことができる。
本発明の第6の態様は、第4のまたは第5の態様において、前記制御手段は、ユーザーにより入力された媒体に関する情報に応じて前記分離ローラーを変位させることを特徴とする。
本態様によれば、前記制御手段は、ユーザーにより入力された媒体に関する情報に応じて前記分離ローラーを変位させるので、媒体の種類に応じて前記分離ローラーの位置を調整することで、媒体の種類に応じて適切な分離を行うことができる。
本発明の第7の態様は、第4から第6の態様のいずれかにおいて、湿度を検出する湿度検出手段を備え、前記制御手段は、前記湿度検出手段の検出結果に応じて前記分離ローラーを変位させることを特徴とする。
湿度が高い場合と低い場合とでは、媒体の分離性が異なる。本態様によれば、湿度を検出する湿度検出手段を備え、前記制御手段は、前記湿度検出手段の検出結果に応じて前記分離ローラーを変位させるので、湿度に応じた適切な分離を行うことができる。
本発明の第8の態様は、第4から第7の態様のいずれかにおいて、前記給送ローラーの下流側に、媒体の重送を検出する重送検出手段を備え、前記制御手段は、前記重送検出手段の検出結果に応じ、前記分離ローラーを変位させることを特徴とする。
本態様によれば、媒体の重送を検出する重送検出手段を備え、前記制御手段は、前記重送検出手段の検出結果に応じ、前記分離ローラーを変位させるので、重送の発生状態に応じて前記分離ローラーを変位させることで分離性能を適切に維持することができる。
本発明の第9の態様は、第4から第7の態様のいずれかにおいて、前記給送ローラーの下流側に、媒体の不送を検出する不送検出手段を備え、前記制御手段は、前記不送検出手段の検出結果に応じ、前記分離ローラーを変位させることを特徴とする。
本態様によれば、媒体の重送を検出する不送検出手段を備え、前記制御手段は、前記不送検出手段の検出結果に応じ、前記分離ローラーを変位させるので、不送の発生状態に応じて前記分離ローラーを変位させることで分離性能を適切に維持することができる。
本発明の第10の態様に係る画像読取装置は、媒体を読み取る読み取り手段と、前記読み取り手段の側へ媒体を給送する、第1から第9の態様のいずれかに係る媒体給送装置と、を備えたことを特徴とする。
本発明の第11の態様に係る記録装置は、媒体に記録を行う記録手段と、前記記録手段の側へ媒体を給送する、第1から第9の態様のいずれかに係る媒体給送装置と、を備えたことを特徴とする。
上記第10の態様によれば、画像読取装置において、また上記第11の態様によれば、記録装置において、それぞれ上述した第1から第9の態様のいずれかと同様な作用効果を得ることができる。
本発明に係る画像読取装置の外観を示す斜視図。 本発明に係る画像読取装置のカバー部を開いた状態の外観を示す斜視図。 本発明に係る画像読取装置の用紙搬送経路を示す側断面図。 図3における原稿給送部の拡大図。 分離ローラーを変位させる機構の正面図(一部ブロック図)。 制御部が行う制御の一例を示すフローチャート。 分離ローラーを変位させる機構の他の実施形態を示す正面図(一部ブロック図)。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明するが、本発明は、以下説明する実施形態に限定されることなく、特許請求の範囲に記載した発明の範囲内で種々の変形が可能であり、それらも本発明の範囲内に含まれるものであることを前提として、以下本発明の一実施形態を説明するものとする。
図1は本発明の一実施形態に係る画像読取装置1の外観を示す斜視図、図2はカバー部6を開いた状態の画像読取装置1の外観を示す斜視図、図3は画像読取装置1の用紙搬送経路を示す側断面図、図4は図3における原稿給送部の拡大図である。また、図5は分離ローラー11を変位させる機構の正面図(一部ブロック図)、図6は制御部31が行う制御の一例を示すフローチャートである。また、図7は分離ローラー11を変位させる機構の他の実施形態を示す正面図(一部ブロック図)である。
尚、各図において示すX−Y−Z座標系はX方向が装置幅方向であるとともに原稿幅方向、Y方向が画像読取装置の奥行き方向及び原稿排出方向、Z方向が原稿排出方向と直交する方向を示している。尚、各図において+Y方向側を装置前面側とし、−Y方向側を装置背面側とする。
以下、本発明に係る画像読取装置1の全体構成について説明する。
画像読取装置1は、読み取りを行う原稿の表面及び裏面の少なくとも一面を読み取り可能なドキュメントスキャナーとして構成されている。画像読取装置1は、本発明に係る「媒体給送装置」の一実施形態である原稿給送装置3(図3)を備えている。また、画像読取装置1の本体は、下部ユニット4と、上部ユニット5と、カバー部6と、排出トレイ7とを備えている。
上部ユニット5は下部ユニット4に対して用紙搬送方向下流側に設けられた不図示の回動軸を回動支点として回動可能に設けられている。上部ユニット5は、回動することにより下部ユニット4との間で原稿搬送経路を構成する閉状態(図1〜図5)と、原稿搬送経路を開放する開状態(不図示)とを取り得る。
下部ユニット4の背面側の上部にはカバー部6が設けられている。カバー部6は、下部ユニット4に対して回動可能に取り付けられている。カバー部6は、回動することにより図1に示すように上部ユニット5の上部を覆う閉状態と、図2に示すように上部ユニット5の上部を開放する開状態と、を切り換える。カバー部6は、開状態において、セットさする原稿を載置する原稿載置部(媒体載置部)の一部を構成する。
次に、装置前面側には読み取った原稿を排出する原稿排出口8が設けられている。また、下部ユニット4は、原稿排出口8から装置前方側に向けて引き出し可能な排出トレイ7を備えている。排出トレイ7は、下部ユニット4の底部に収納された状態(図1参照)と、装置前面側に引き出された状態(図2参照)とを取り得る。本実施例において排出トレイ7は複数のトレイ部材を連結して構成されている。
次いで、図3を参照して、画像読取装置1及びにおける用紙搬送経路について説明する。尚、図3以降では画像読取装置1および原稿給送装置3の主要構成要素のみを図示しており、説明に不要な構成要素は図示を省略している。また、図3では下部ユニット4及び上部ユニット5は、その筐体の外郭のみを仮想線で示している。
開いた状態のカバー部6に載置された原稿は、最も下に載置された原稿が、不図示の駆動源であるモーターにより回転駆動される給送ローラー10により給送方向下流側に給送される。給送ローラー10の外周面は、高摩擦材料(例えば、ゴム)により構成されている。符号10aは、給送ローラー10の回転軸である。
尚、図3において符号Gは、載置された原稿束を示している。原稿束Gは、その先端が不図示のシャッターにより給送待機位置(図3の位置)に保持され、給送ローラー10と後述する分離ローラー11との間への原稿束の入り込みが規制されている。前記シャッターは、給送が開始されると退避し、原稿束Gの先端は分離ローラー11に当接する。
給送ローラー10と対向する位置には分離ローラー11が設けられている。本実施形態において、分離ローラー11は不図示の付勢手段によって給送ローラー10に対して付勢された状態に設けられている。分離ローラー11の外周面は、給送ローラー10と同様に高摩擦材料(例えば、ゴム)により構成されている。符号11aは、分離ローラー11の回転軸である。
また、分離ローラー11は、トルクリミッタ9を備えており、更にこのトルクリミッタ9を介して、不図示のトルク付与手段或いはモーター等の駆動源から原稿を下流側に送る回転方向(図3において時計回り方向)とは反対方向(図3において反時計回り方向)の駆動トルクを受ける様に構成されている。
以上の構成において分離ローラー11は、給送ローラー10と直接接触している状態では、給送ローラー10から受ける回転トルクがトルクリミッタ9のリミットトルクを超える為、給送ローラー10に従動して回転する(図3において時計回り方向)。
そして原稿の給送が開始され、給送ローラー10と分離ローラー11との間に複数枚の原稿が入り込むと、分離ローラー11は給送ローラー10から回転トルクを受けなくなり、給送ローラー10に従動した回転が止まる。これにより給送されるべき最下位の原稿を除く上位の原稿(重送を防止すべき原稿)は、下流側へ進む為の搬送力を受けず、その先端が分離ローラー11に当接した状態のまま下流側に進むことができない。これにより、原稿の重送が防止される。
尚、給送されるべき最下位の原稿は、給送ローラー10と直接接触している為、給送ローラー10から受ける搬送力によって下流側に進む。
図3において符号Eで示す破線は、搬送される原稿の搬送軌跡を示している。
尚、本実施形態において給送ローラー10と分離ローラー11とは、図示は省略するが原稿幅方向(X方向)において原稿の中央領域に設けられている。また本実施形態において原稿幅方向(X方向)の給送基準位置は中央であり、以上により給送される原稿は、そのサイズに拘わらず原稿幅方向の中央部分が給送ローラー10と分離ローラー11とに接触する。
続いて、給送ローラー10および分離ローラー11の下流側には、送りローラー12、13を備えて成る原稿搬送手段が設けられている。給送ローラー10によって送り出された最下位の原稿は、送りローラー12、13から送り力を受け、更に下流側へと搬送される。
送りローラー12、13の下流側には、原稿読み取り手段としての読取センサー16、17が上下に対向配置されている。本実施形態において読取センサー16、17は、一例として密着型イメージセンサーモジュール(CISM)として構成されている。
原稿は、読取センサー16、17によって表面及び裏面の少なくとも一方の面を読み取られた後、各センサーの搬送方向下流側に位置する送りローラー14、15を備えて成る原稿排出手段によって、原稿排出口8から排出される。
以上が画像読取装置1の大略構成であり、以下、図4以降を参照しつつ原稿給送装置3の構成について詳説する。以下では先ず、図4に示す各種の線について説明する。
直線L1は、給送ローラー10の回転軸10aの軸中心C1と、分離ローラー11の回転軸11aの軸中心C2とを結ぶ直線である。
直線M1は、給送されるべき最下位の原稿の幅方向(X方向)中央部(給送ローラー10と分離ローラー11との間に入り込む部分)の、給送ローラー10への進入経路(進入角度)を示している。尚、直線M1は、給送ローラー10の外周に接する接線でもある。
直線M2は、給送されるべき最下位の原稿の幅方向(X方向)中央部以外の部分の通過経路を示している(詳細は後述)。
直線M3は、重送を防止すべき原稿の分離ローラー11への突入経路(一例)を示している。
直線L2は、直線M1が給送ローラー10と接する位置における、直線M1と直交する線である。
尚、符号20、21は、給送ローラー10及び分離ローラー11に対しX方向両側に設けられたガイド部材である。このガイド部材20、21により、給送されるべき最下位の原稿の幅方向(X方向)中央部は、給送ローラー10と分離ローラー11との間にガイドされ、また、両ローラーの間から下流側に向けてガイドされる。従って直線M1は、ガイド部材20、21の形状や突出量によって変化する。
そして給送されるべき最下位の原稿の幅方向(X方向)中央部以外(例えば両端部)は、ガイド部材20、21よりも低い位置にあるガイド部材(不図示)にガイドされる為、一例として示した直線M2のような経路を辿る。従って直線M2も、ガイド部材20、21の形状や突出量によって変化する。
更に、図4において符号αは直線L1と直線L2とのなす角度を示している。
角度αを増やすほど、直線M3は分離ローラー11に対して急角度で突入する。従って角度αを増やすほど、重送抑制効果が増加する。
また、角度αを増やすほど、直線M1も分離ローラー11に対して急角度で突入する。従って角度αを増やすほど、給送されるべき最下位の原稿が分離ローラー11に対して急角度で突入する為、不送が発生し易くなる。
また、角度αを増やすほど、給送されるべき最下位の原稿は、後端側が給送ローラー10に押し付けられるようになる。
尚、角度αを減らすと、上記と逆の現象が生じることとなる。角度αは、例えば20度未満の範囲で設定することができる。
ところで、原稿には厚紙、薄紙など、種々の種類が存在し、即ち原稿の種類によって分離し易いものと、分離し難いものとがある。また、湿度等の環境条件によっても、分離し易い条件と分離し難い条件とがある。一方、分離ローラー11と給送ローラー10とにより原稿を分離する際の分離性能は、上述の通り角度αを変化させることで調整することができる。
本実施形態に係る原稿給送装置3は、角度αを調整可能に構成されている。以下、この調整機構について図5を参照しつつ説明する。
図5において符号27は、給送ローラー10の回転軸10aの両端部に設けられた歯車である。尚、回転軸10aは、想定される最大サイズの原稿幅よりも長く形成されており、歯車27はそのような回転軸10aの両端部に設けられている。但し、回転軸10aに対して歯車27は相対的に回転可能に設けられている。
また符号26は、歯車27と一体的に設けられる支持アームであり、この支持アーム26が、分離ローラー11の回転軸11aを支持している。但し、回転軸11aは支持アーム26において自由回転可能に支持されている。また、回転軸10aも支持アーム26に対して自由回転可能となっている。
以上の構成により、回転軸10aを中心にして支持アーム26が揺動すると、分離ローラー11が給送ローラー10の周囲を遊星運動するように移動する。
一方、歯車27には、歯車28が噛合している。符号28は、原稿幅方向に延設された回転軸28aの両端部に設けられている。そして2つの歯車28のうち一方側に、モーター30が配設され、このモーター30が、ピニオン歯車29を介して歯車28に動力を伝達する。即ちモーター30の駆動力により、分離ローラー11が給送ローラー10の周囲を変位する。
尚、モーター30は制御部31により制御される。制御部31は、画像読取装置1における原稿の搬送及び画像読取動作を制御する制御手段でもある。
制御部31には、ユーザーからの操作入力を受け付けるユーザー入力手段32からの情報が入力される。ユーザー入力手段32は、例えば画像読取装置1に接続されたコンピューター等の端末の入力デバイス(キーボードやマウスなど)が挙げられる。
また、制御部31には高さ検出手段18からの情報が入力される。高さ検出手段18は、図3に示す様に給送ローラー10の上流側近傍に設けられており、セットされた原稿Gの積層高さを検出する検出手段である。高さ検出手段18は、例えば公知の超音波式センサーで構成することができる。
また制御部31には、原稿検出手段19からの情報が入力される。原稿検出手段19は、図3に示す様に給送ローラー10の下流側近傍に設けられており、原稿先端或いは後端が通過したか否かの検出と、原稿が1枚のみ給送されているか重送されているかの検出と、を行う検出手段である。即ち原稿検出手段19は、原稿の不送を検出する不送検出手段と、原稿の重送を検出する重送検出手段とを兼ねている。原稿検出手段19は、例えば公知の超音波式センサーで構成することができる。
更に制御部31には、湿度を検出する湿度検出手段33からの情報が入力される。この湿度検出手段33は、図3では図示を省略するが本実施形態では高さ検出手段18の近傍に設けられている。
尚、本発明において上記ユーザー入力手段32、高さ検出手段18、原稿検出手段19、湿度検出手段33、のこれらは任意の構成要素であり、全てを備えていなくとも構わないし、これらのうち任意の一つ或いは二つの組み合わせで備えていても良い。
更に、支持アーム26の姿勢を検出する検出手段を設けても良い。この姿勢検出手段により、分離ローラー11の現在位置(ひいては図4の角度α)を検出することができる。
以上の構成を備えた原稿給送装置3において制御部31が行う制御について図6を参照しつつ説明する。給送動作を開始すると(ステップS101)、制御部31は、調整フラグが”0”であるかを判断する(ステップS102)。この調整フラグは、分離ローラー11の位置調整を行うか否かを示すものであり、”0”の場合には(ステップS102においてYes)、ステップS105に進む。調整フラグが”0”でない場合、即ち”1”または”2”の場合には(ステップS102においてNo)、モーター30を制御し、分離ローラー11の位置調整を行う(ステップS103)。その後、調整フラグを”0”にリセットする(ステップS104)。
次いで、給送ローラー10を所定量回転させた時点で原稿検出手段19が原稿を検出したか否かを検出する(ステップS105、S106)。原稿を検出した場合(ステップS106においてYes)、その検出内容が原稿1枚のみであるか、或いは2枚以上即ち重送であるか否かを検出する(ステップS107)。重送を検出しない場合(ステップS107においてNo)、給送処理を終了し、引き続き原稿の搬送動作と読取動作とを行う(これらについての説明は省略)。
一方、ステップS106において原稿を検出しなかった場合、即ち不送と判断できる場合には(ステップS106においてNo)、調整フラグを”1”にセットする(ステップS110)。また、ステップS107において重送を検出した場合は(ステップS107においてYes)、調整フラグを”2”にセットする(ステップS108)。そして、不送或いは重送に応じたアラートを発する(ステップS109)。このアラートは、例えば画像読取装置1に接続された不図示のコンピューター等の端末のディスプレイに表示させても良いし、或いは画像読取装置1が備える不図示の警告ランプ等を点灯或いは点滅させても良い。
以上のようにして設定された調整フラグは、既に説明したように原稿の給送を開始した後、ステップS103において利用される。以下、ステップS103で行う分離ローラー11の位置調整について更に説明する。
調整フラグが”1”の場合、前回の原稿給送で不送が生じたことを示している。従ってこの場合、制御部31は、図4の角度αが小さくなる方向に分離ローラー11を移動させる。このときの分離ローラー11の移動量は、例えば予め設定しておくことができる。
以上の様な分離ローラー11の位置調整により、原稿先端の分離ローラー11に対する突入角度が小さくなり、不送が抑制される。
一方、調整フラグが”2”の場合、前回の原稿給送で重送が生じたことを示している。従ってこの場合、制御部31は、図4の角度αが大きくなる方向に分離ローラー11を移動させる。このときの分離ローラー11の移動量は、例えば予め設定しておくことができる。
以上の様な分離ローラー11の位置調整により、原稿先端の分離ローラー11に対する突入角度が大きくなり、重送が抑制される。
以上のように構成された画像読取装置1の特徴について纏めると以下の様になる。先ず、画像読取装置1が備える原稿給送装置3は、媒体の一例である原稿を載置する載置部としてのカバー部6と、カバー部6から原稿を送り出す給送ローラー10と、給送ローラー10との間で原稿をニップすることにより原稿を分離する分離ローラー11と、を備えている。そして分離ローラー11が給送ローラー10と接する位置を調整可能に構成されている。
従って、分離ローラー11或いは給送ローラー10等の装置構成部材を交換することなく、原稿の分離性能を調整することができる。これにより、より多種類の原稿を適切に分離することができる。
加えて、分離部における最適、最小の負荷設定が可能になるため、分離ローラー11或いは給送ローラー10の耐久性が向上し、部品交換の頻度を減らすこともできる。
また本実施形態では、分離ローラー11が給送ローラー10の回転軸中心(図4のC1)まわりに揺動することにより、前記位置を調整可能に構成されている。図4において弧線Nは、中心C1まわりの、中心C2の移動軌跡を示している。従って分離ローラー11と給送ローラー10との間の距離を維持することができる。これにより、例えば分離ローラー11を給送ローラー10に向けて付勢する付勢力を一定に維持し易くなる。
但し本発明はこれに限られるものでなく、適宜の方向に分離ローラー11を移動させることで、分離ローラー11が給送ローラー10と接する位置を調整しても良い。
尚、分離ローラー11は、当該分離ローラー11の周辺を構成する、原稿を給送する原稿給送経路を形成する経路形成部材(例えば図3のガイド部材23、24)とともに変位可能に構成しても良い。この様に構成することで、分離ローラー11を変位させるためのスペースを前記経路形成部材に確保する必要がなく、前記経路形成部材を適切に構成することで原稿を適切に案内することができる。
加えて、分離ローラー11を含むユニットごと変位させるようにすることで、例えば分離ローラー11に逆転方向の回転トルクを与える機構を設ける場合には、当該機構を含むユニットごと変位させることで機構の複雑化を避けることができる。
また原稿給送装置3は、分離ローラー11を変位させる駆動源であるモーター30と、モーター30を制御する制御手段としての制御部31を備える。これにより、分離ローラー11の位置調整を自動で行うことができ、ユーザービリティが向上する。
また以上説明した実施形態では、前回給送の際の重送、不送の結果に応じて分離ローラー11の位置調整を行ったが、セットされた原稿束の積層高さを検出する高さ検出手段18の検出結果に応じて分離ローラー11の位置調整を行っても良い。
具体的には、原稿の積層高さが高い場合(原稿のセット枚数が多い場合)は、低い場合(原稿のセット枚数が少ない場合)に比して重送の虞が高い。これは、給送されるべき最下位の原稿と、その上の原稿との間に生じる摩擦力が、セット枚数が多いほどその重さによって増加する為である。そこで、セットされた原稿束の積層高さが高い場合は、制御部31は、図4の角度αが大きくなる方向に分離ローラー11を移動させる。そして積層高さが低くなるに従い、図4の角度が小さくなる方向に分離ローラー11を移動させる。この様にすることで、原稿の積層高さに応じた適切な分離を行うことができる。
また、制御部31は、ユーザーにより入力された原稿に関する情報に応じて分離ローラー11を変位させても良い。例えば、原稿が厚手の専用紙の場合、図4の角度αが大きいと、不送の虞が高くなるので、この場合は図4の角度αを小さくする方向に調整する。この様に原稿の種類に応じて分離ローラー11の位置を調整することで、原稿の種類に応じて適切な分離を行うことができる。尚、原稿の種類には、上述の様な紙質、紙厚のほか、サイズも含まれる。
また、制御部31は、湿度検出手段33の検出結果に応じて分離ローラー11を変位させても良い。具体的には、湿度が高い場合と低い場合とでは、前者のほうが原稿同士の貼り付きが顕著となり、重送が発生し易いので、この場合は図4の角度αを大きくする方向に調整する。この様にすることで、湿度に応じた適切な原稿分離を行うことができる。
また制御部31は、図6を参照しつつ説明したように、前回給送時の給送結果すなわち原稿の重送或いは不送に応じて、分離ローラー11を変位させる。従って重送或いは不送の発生状態に応じて分離ローラー11を変位させることで分離性能を適切に維持することができる。
尚、以上説明した実施形態において、例えばカバー部6による原稿載置角度を調整可能とし、これによって図4の直線M1、M2、M3の角度を変化させるように構成すれば、原稿分離性能を更に細かく調整することができる。
また、分離ローラー11を変位させる機構として図7に示す構成を採用することもできる。図7に示す構成では、分離ローラー11を変位させる機構に、分離ローラー11を給送ローラー10に向けて付勢する付勢手段を組み込んだ例である。図7において符号26a、26bは、図5を示しつつ説明した支持アーム26を分割したものであり、以降符号26aを第1支持アーム、符号26bを第2支持アームと呼ぶ。
第1支持アーム26aにはロッド34、34が固定されており、このロッド34、34が、第2支持アーム26bに形成された長孔26c、26cに遊挿された状態となっている。これにより第2支持アーム26bは、第1支持アーム26aに対して進退する方向にスライド可能となっている。以上により第1支持アーム26a、第2支持アーム26b、ロッド34、34、のこれらが一体となって、図5に示した支持アーム26を構成した状態となっている。
そして第1支持アーム26aと第2支持アーム26bとの間には引っ張りばね35が設けられており、この引っ張りばね35によって第1支持アーム26aが第2支持アーム26bの側に付勢されている。これにより、分離ローラー11が給送ローラー10に対して付勢された状態となる。
尚、図5及び図7を参照しつつ説明した分離ローラー11の変位機構は、下部ユニット4に設けることとなるが、分離ローラー11の変位機構を全て上部ユニット5に設けることも好適である。これにより、上部ユニット5を開けば、分離ローラー11と給送ローラー10とのニップが解除され、原稿のジャムが生じた際の原稿除去作業が容易となる。
また、以上の実施形態では本発明に係る媒体搬送装置を画像読取装置1に適用した例について説明したが、これに限らず、被記録媒体(例えば、印刷用紙)に対して記録を行う記録手段を備えた記録装置に適用することもできる。記録手段の一例としては、インクジェット記録ヘッドがあり、記録装置の一例としては、ファクシミリやプリンター等が挙げられる。記録装置の構成の一例としては、例えば図3の読取センサー17に代えてインクジェット記録ヘッドを設け、図3の読取センサー16に代えて用紙を支持するプラテンを設ける例が挙げられる。
また、本発明は上記実施例に限定されることなく、特許請求の範囲に記載した発明の範囲内で、種々の変形が可能であり、それらも本発明の範囲内に含まれるものであることは言うまでもない。
1 画像読取装置、3 原稿給送装置、4 下部ユニット、5 上部ユニット、6 カバー部、7 排出トレイ、8 原稿排出口、9 トルクリミッタ、10 給送ローラー、10a 回転軸、11 分離ローラー、11a 回転軸、12〜15 送りローラー、16、17 読取センサー、18 高さ検出手段、19 原稿検出手段、20〜23 ガイド部材、26 支持アーム、27 歯車、28 歯車、28a 回転軸、29 ピニオン歯車、30 モーター、31 制御部、32 ユーザー入力手段、33 湿度検出手段、G、E 原稿

Claims (8)

  1. 媒体を載置する媒体載置部と、
    前記媒体載置部から媒体を送り出す給送ローラーと、
    前記給送ローラーとの間で媒体をニップすることにより媒体を分離する分離ローラーと、を備え、
    前記分離ローラーは、前記給送ローラーの回転軸に対し揺動可能に設けられた支持アームに支持され、前記支持アームが前記給送ローラーの回転軸を中心に揺動することにより、前記分離ローラーが前記給送ローラーの周囲を変位して、前記分離ローラーが前記給送ローラーと接する位置が変化し、
    前記支持アームを揺動させる駆動源と、
    前記給送ローラーの下流に位置し、媒体の重送及び不送を検出する媒体検出手段と、
    前記媒体検出手段の検出情報に基づき前記駆動源を制御する制御手段と、を備え、
    前記制御手段は、前記媒体検出手段の検出情報に応じ、前記駆動源を制御する、
    ことを特徴とする媒体給送装置。
  2. 請求項に記載の媒体給送装置において、前記分離ローラーは、当該分離ローラーの周辺を構成する、媒体を給送する給送経路を形成する経路形成部材とともに変位可能に構成されている、
    ことを特徴とする媒体給送装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の媒体給送装置において、前記媒体載置部に載置された媒体の積層高さを検出する高さ検出手段を備え、
    前記制御手段が、前記高さ検出手段の検出結果に応じて前記分離ローラーを変位させる、
    ことを特徴とする媒体給送装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の媒体給送装置において、前記制御手段は、ユーザーにより入力された媒体に関する情報に応じて前記分離ローラーを変位させる、
    ことを特徴とする媒体給送装置。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の媒体給送装置において、湿度を検出する湿度検出手段を備え、
    前記制御手段は、前記湿度検出手段の検出結果に応じて前記分離ローラーを変位させる、
    ことを特徴とする媒体給送装置。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の媒体給送装置において、前記支持アームは、前記給送ローラーの回転軸に対し揺動可能な第1支持アームと、
    前記分離ローラーを支持するとともに前記第1支持アームに対し進退する方向にスライド可能な第2支持アームと、を備えて構成され、
    前記第1支持アームと前記第2支持アームとの間には、前記第1支持アームを前記第2支持アームに向けて付勢する引っ張りばねが設けられ、
    前記第1支持アーム、前記第2支持アーム、及び前記引っ張りばねが、一体となって前記給送ローラーの回転軸を中心に揺動する、
    ことを特徴とする媒体給送装置。
  7. 媒体を読み取る読み取り手段と、
    前記読み取り手段の側へ媒体を給送する、請求項1から請求項のいずれか一項に記載の媒体給送装置と、
    を備えた画像読取装置。
  8. 媒体に記録を行う記録手段と、
    前記記録手段の側へ媒体を給送する、請求項1から請求項のいずれか一項に記載の媒体給送装置と、
    を備えた記録装置。
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