JP3272408B2 - 循環式自動原稿搬送装置 - Google Patents

循環式自動原稿搬送装置

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JP3272408B2
JP3272408B2 JP23398992A JP23398992A JP3272408B2 JP 3272408 B2 JP3272408 B2 JP 3272408B2 JP 23398992 A JP23398992 A JP 23398992A JP 23398992 A JP23398992 A JP 23398992A JP 3272408 B2 JP3272408 B2 JP 3272408B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、循環式自動原稿搬送装
置に関し、詳しくはカール原稿等を循環する際の原稿の
破損の防止を図ったものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、原稿テーブル上に載置された原稿
束の最下の原稿を複写機上の所定の原稿セット位置に給
紙し、複写機による露光動作の終了後、その原稿を原稿
テーブル上に返送する循環式自動原稿搬送装置が知られ
ている。この種の循環式自動原稿搬送装置としては、例
えば実開平2−127681号公報に記載されているよ
うなエアー分離方式のものがあり、この装置では、原稿
テーブル上に画像面を下側に載置された原稿束の先端に
圧縮空気をノズルから吹き付けるとともに、原稿束の最
下の原稿を吸引タンクにより吸引して給紙ベルト側に分
離するようになっている。また、処理済み原稿が返送さ
れる返送口には、未処理原稿束を押えるようにして返送
された処理済み原稿と未処理原稿とを判別できるように
仕切る仕切り板が備えられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の循環式自動原稿搬送装置にあっては、課題説
明図9、10に示すように、大きくカールした原稿の原稿
束3が原稿テーブル2上に載置されたとき、処理済み原
稿が返送コロ5によって図中矢印A方向に返送される
際、カール原稿により押し上げられた仕切り板4が返送
原稿の進路を妨害してその原稿を破損させてしまうとい
う問題があった。
【0004】また、仕切り板4がカール原稿の原稿束3
によって押し上げられ過ぎると、仕切り板4の機能が失
われ、未処理原稿3側に処理済み原稿6が侵入してしま
い、未処理原稿3と処理済み原稿6の判別が付かなくな
ってしまう。そのため、未処理原稿束3の最終原稿が分
からなくなり正確な原稿搬送ができなくなるという問題
があった。
【0005】なお、図9、10において、1はノズル、7
は吸引タンク、8は給紙ベルトである。そこで、本発明
は、原稿テーブルに載置された未処理原稿の仕切り板付
近の高さが所定高さ以上になったとき、処理済み原稿の
原稿テーブル上への返送を停止することにより原稿の破
損を未然に防止して信頼性の高い循環式自動原稿搬送装
置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、請
求項1記載の発明は、原稿テーブル上に載置された原稿
束の先端に空気を吹き付けるノズルと、前記原稿束の最
下の原稿を吸引する吸引タンクと、該吸引タンクによっ
て吸引された最下の原稿を給紙する給紙手段と、該給紙
手段により給紙された原稿を所定の原稿セット位置に搬
送した後、前記原稿テーブル上に返送する搬送手段と、
前記給紙手段および搬送手段を制御する制御手段と、前
記原稿テーブル上で前記給紙手段により給紙される前の
未処理原稿束上に位置し該未処理原稿と前記搬送手段に
より返送された処理済み原稿とを仕切る仕切り板と、を
備えた循環式自動原稿搬送装置において、前記原稿テー
ブル上に積載された原稿束の前記仕切り板付近の高さを
検知する原稿高さ検知手段と、原稿を前記原稿セット位
置に搬送する循環回数を設定入力する循環回数設定入力
手段と、再循環させない処理済み原稿を排紙する排紙ト
レイと、前記排紙トレイへの搬送経路に原稿の搬送経路
を切り換える搬送経路切換え手段と、を設け、該原稿高
さ検知手段により仕切り板付近の原稿束の高さが所定高
さ以上と検知されたとき、前記循環回数設定入力手段に
設定された前記循環回数が複数の場合は、前記制御手段
が前記給紙手段および搬送手段の動作のうち少なくとも
前記返送動作を停止させ、前記循環回数設定入力手段に
設定された前記循環回数が1回の場合は、前記制御手段
が前記搬送経路切換え手段を制御して前記排紙トレイへ
の搬送経路に原稿の搬送経路を切り換えるとともに、前
記給紙手段および搬送手段を制御して処理済み原稿を前
記原稿テーブルに返送することなく前記排紙トレイに排
紙することを特徴とするものである。
【0007】
【0008】
【作用】請求項1記載の発明では、検知手段が仕切り板
付近の原稿束の高さを所定高さ以上と検知したとき、
環回数設定入力手段に設定された循環回数が複数の場合
は、制御手段によって給紙手段および搬送手段の動作の
うち少なくとも返送動作が停止される。したがって、カ
ール原稿等が返送されることによって処理済み原稿が破
損するという問題が未然に防止される。さらに、仕切り
板が過大に押し上げられることで未処理原稿と処理済み
原稿との判別がつかなくなるということが未然に防止さ
れる。
【0009】また、検知手段が原稿束の高さを所定高さ
以上と検知したとき、循環回数設定入力手段に設定され
た循環回数が1回の場合は、制御手段が搬送切換え手段
を制御して排紙トレイへの搬送経路に原稿の搬送経路を
切り換えるとともに、給紙手段および搬送手段を制御し
て処理済み原稿を原稿テーブルに返送することなく排紙
トレイに排紙する。したがって、原稿束の高さが所定高
さ以上のときでもこれらの原稿を1回だけ迅速に処理す
ることができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明を図面に基づいて説明する。図
1〜図8は、本発明に係る循環式自動原稿搬送装置の一
実施例を示す図である。まず、構成を説明する。図1は
循環式自動原稿搬送装置の全体構成を示す正面断面図で
ある。
【0011】同図において、10は公知の複写機上に載置
された循環式自動原稿搬送装置(以下、RDHともい
う)であり、このRDH10は、原稿画像が下向きの原稿
束11が載置される原稿テーブル12と、その原稿束11の先
端に圧縮された空気を吹き付けるノズル13と、原稿束11
の最下の原稿を吸引する吸引タンク14と、吸引タンク14
によって吸引された最下の原稿を原稿束11から分離して
給紙する給紙手段15と、給紙手段15により給紙された原
稿を所定の原稿セット位置、例えば複写機のコンタクト
ガラス20上でこの複写機本体に具備されている図外の露
光手段により露光される位置(以下、露光位置ともい
う)に搬送した後、その原稿を原稿テーブル12上に返送
するかRDH10の図1中左側に設けられた図示しない排
紙トレイに排紙する搬送手段16と、給紙手段15により給
紙される前の未処理原稿束11と搬送手段16により返送さ
れた露光済み原稿とを区別する仕切り板17と、を具備し
ている。このRDH10は、複写機本体側で1回複写され
た原稿を原稿テーブル12上に返送する動作を設定された
部数だけ循環するようになっている。なお、前記複写機
にはRDH10の1循環毎にその複写紙を綴じるフィニッ
シャー(図示しない後処理装置)が付設されている。
【0012】ノズル13および吸引タンク14は公知のもの
で、ノズル13が原稿束11の先端に空気を吹き付けて原稿
を1枚づつ捌くとともに、吸引タンク14が原稿束11の最
下の原稿を吸引するようになっている。給紙手段15は、
給紙ベルト21と、給紙ローラ22と、給紙コロ23と、から
構成されており、ノズル13および吸引タンク14により1
枚づつ捌かれ、吸引された原稿が給紙ベルト21に吸着さ
れる。そして、給紙ローラ22が給紙ベルト21を回転さ
せ、その原稿を原稿束11から分離して給紙コロ23に送
り、給紙コロ23が複数のローラを有する中間経路24を介
して搬送手段16に給紙するようになっている。
【0013】搬送手段16は、搬送ベルト31と、搬送コロ
32と、返送部33と、返送/排紙切換え爪37と、から構成
されており、中間経路24を介して給紙された原稿を搬送
コロ32により搬送ベルト31に受渡し、搬送ベルト31がそ
の原稿を前記露光位置に搬送し停止させる。そして、前
記露光手段によって原稿画像が露光された後、搬送ベル
ト31がその原稿を返送部33に搬送する。返送部33では、
片面コピーの場合、図示しない原稿後端検出センサがそ
の原稿の後端を検出するまで反転経路35にその原稿を搬
入し、原稿後端検出センサが原稿の後端を検出した後、
その搬入ローラ群を逆転して原稿の上下面を保ったまま
その原稿を返送ローラ34に搬送する。なお、両面コピー
の場合、露光済み原稿は返送路35を通し画像面(上下
面)を反転され、返送ローラ34へ送られる。返送ローラ
34は、返送路35または返送路36からの原稿を図中矢印A
方向へ送り出して原稿テーブル12上に返送するようにな
っている。
【0014】また、この搬送手段16は後述する制御手段
から前記排紙トレイへの排紙信号を受けたとき、返送/
排紙切換え爪37を図中上方に回動させて返送部33への通
路を閉じ、前記排紙トレイへの通路(図1中矢印B方向
への通路)を用いて搬送ベルト31により前記排紙トレイ
に排紙するようになっている。なお、41は原稿テーブル
12上の原稿の有無を検知する原稿セットセンサ、42は原
稿エンドセンサであり、原稿エンドセンサ42は原稿テー
ブル12上に載置された全ての原稿が給紙手段15により給
紙されたとき、下降してきた仕切り板17を検知し原稿エ
ンドを検知するセンサである。
【0015】仕切り板17は、給紙ベルト31により給紙さ
れる前の原稿テーブル12上の原稿束11の上方に位置して
おり、未処理の原稿束11の最上の原稿上面に当接して未
処理原稿と露光済み原稿とを区別するようになってい
る。図2、図3は仕切り板17の動作機構図である。この
動作機構では、ソレノイド51がONされ、仕切りアーム
52が図2の反時計回りに回動されるとき、仕切り板17が
図中矢印C方向に移動しながら、その突板17aおよび持
ち上げピン17bをガイド53に設けられた板レール53aお
よびピンレール53bに沿って移動させる。そして、仕切
り板17の持ち上げ板17cがガイド53に設けられたマグネ
ット53cに吸引されることで、仕切り板17は図3中の左
方向の実線に示すように先端17dが持ち上げられた状態
となる。ソレノイド51がOFFされると、仕切りアーム
52がスプリング54によって時計回りに回動するととも
に、仕切り板17がスプリング55により図3中の2点鎖線
の位置に移動して、原稿テーブル12上に載置された原稿
束11上に仕切り板17の先端17dが当接するようになって
いる。また、原稿テーブル12上に載置された全ての原稿
が給紙手段15により給紙され仕切り板17の先端17dが図
3中の破線位置まで下降したとき原稿エンドセンサ42に
検知されるようになっている。
【0016】図4、5において、61は仕切り板17に近接
して設けられた原稿高さセンサである。この原稿高さセ
ンサ61は、所定の高さまで上方に回動した仕切り板17の
持ち上げ板17cを感知する感知部61aを有し、感知部61
aのON/OFFから原稿テーブル12上に載置された原
稿束11の仕切り板17付近の高さが所定高さ以上になって
いるか否かを検知するようになっている。例えば、仕切
り板17が図5中の破線位置より下方では仕切り板17は正
常な動作範囲で原稿高さセンサ61はOFFとなるが、破
線位置より上方では仕切り板17が原稿の返送を妨害して
その原稿を破損してしまう虞があるため原稿高さセンサ
61がONとなる。すなわち、原稿高さセンサ61は原稿テ
ーブル12上の原稿束11の仕切り板17付近の高さを検知す
る原稿高さ検知手段であり、この原稿高さセンサ61の検
知情報(ON/OFF)は後述する制御系のRDH制御
板101に取り込まれる。
【0017】図6は本実施例の制御系のブロック図であ
る。同図において、101はRDH制御板、102はRDH入
力部、および103はRDH駆動部であり、RDH制御板1
01はCPU、メモリ及びI/O回路等から構成されてお
り、RDH入力部102およびRDH駆動部103に互いの信
号を送受信できるよう所定のケーブルで接続されてい
る。RDH入力部102はRDH10に設けられている原稿
セットセンサ41、原稿エンドセンサ42および原稿高さセ
ンサ61等から構成されており、これら各種センサ情報を
RDH制御板101に送信する。RDH駆動部103はノズル
13への圧縮空気を供給する供給手段、吸引タンク14に空
気を吸引させる吸引手段、給紙手段15および搬送手段16
の駆動系等から構成され、RDH制御板101からの制御
信号を受信してこれらRDH10の駆動系を制御するよう
になっている。すなわち、RDH制御板101は給紙手段1
5および搬送手段16を制御する制御手段を構成してお
り、このRDH制御板101は、原稿テーブル12上の原稿
束11上に当接した仕切り板17の持ち上げ板17cが原稿高
さセンサ61の感知部61aを遮蔽し、原稿高さセンサ61が
ONしたとき、少なくとも原稿テーブル12上へのに露光
済み原稿の返送を停止するようにRDH駆動部103の給
紙手段15および搬送手段16を制御する。例えば、給紙手
段15および搬送手段16の動作を完全に停止させるととも
に、原稿セットの不良状態を情報表示手段206により表
示することができる。本実施例では、原稿高さセンサ61
がONでも設定入力手段205により設定入力された循環
回数が1回のときには、RDH制御板101により給紙手
段15および搬送手段16を作動させるとともに返送/排紙
切換え爪37を上方に回動させ、露光済み原稿を原稿テー
ブル12上に返送しないで前記排紙トレイに排紙させるよ
うになっている。循環回数が複数回のときには、給紙手
段15および搬送手段16を停止させる。
【0018】201は複写機本体側のメイン制御板、202は
複写機本体入力部、203は複写機本体駆動部、および204
は複写機本体側に設けられた操作部制御板であり、メイ
ン制御板201はCPU、メモリ及びI/O回路等から構
成されており、RDH制御板101、複写機本体入力部20
2、複写機本体駆動部203および操作部制御板204に互い
の信号を送受信できるように所定のケーブルで接続され
ている。また、操作部制御板204は設定入力手段205およ
び情報表示手段206に接続されており、設定入力手段205
では循環回数等を設定入力することができるようになっ
ており、また情報表示手段206では処理終了およびエラ
ー発生等の情報を表示するようになっている。複写機本
体入力部202は、複写機本体側に設けられている図示し
ないセンサ群から構成されており、これら各種センサ情
報をメイン制御板201に送信する。複写機本体駆動部203
は複写機本体側の各駆動系から構成されており、メイン
制御板201からの制御信号を受信してこれら複写機本体
の駆動系を制御する。操作部制御板204は設定入力手段2
05から入力された入力情報を受信してメイン制御板201
に送信し、またメイン制御板201から送信される情報を
受信して情報表示手段206に送信するようになってい
る。
【0019】次に、作用を説明する。図7、8はRDH
制御板101の処理手順を示すフローチャートである。両
図において、電源がONされると以下のステップに従っ
て順次処理される。ステップP11では、RDH入力部10
2の各種センサ情報(エラー等の情報)のチェックを行
なう。ステップP12では、原稿テーブル12上に原稿が載
置されているか否かの原稿セットセンサ41からの信号を
確認し、原稿の載置が確認されないときにはステップP
11に戻り、原稿の載置が確認されたときにはステップP
13へ進む。
【0020】ステップP13では、RDH駆動部103に信
号を送信しソレノイド51を動作させて仕切り板17の先端
17dを原稿束11に当接させる。ステップP14では、原稿
高さセンサ61のON/OFFを確認し、OFF(N)の
ときはステップP15へ進み、ON(Y)のときにはステ
ップP16へ進む。ステップP15では、メイン制御板201
へ複写準備完了信号を送信する。なお、複写準備完了信
号を受信したメイン制御板201はRDH制御板101へスタ
ート信号受付OK信号をRDH制御板101へ送信してス
テップP18へ進む。
【0021】ステップP16では、メイン制御板201に露
光済み原稿の原稿テーブル12上への返送禁止信号を送信
してステップP17へ進む。返送禁止信号を受信したメイ
ン制御板201は、設定された循環回数が1回のときには
RDH制御板101へスタート信号受付OK信号をRDH
制御板101へ送信し、循環回数が2回以上のときにはR
DH制御板101へスタート信号受付禁止信号を送信して
その情報を情報表示手段に表示する。
【0022】ステップP17では、露光済み原稿を排前記
紙トレイに排紙するよう制御信号をRDH駆動部103に
送信してステップP18に進む。ステップP18では、スタ
ートキーが押下されメイン制御板201からスタート信号
が送信されているか確認し、送信されていないときには
ステップP11に戻り、送信されているときにはステップ
P19に進む。
【0023】ステップP19では、RDH駆動部103に制
御信号を送信し、原稿束11の最下の原稿を複写機本体の
露光位置に搬送・停止させる。複写機本体側ではその原
稿の原稿画像の複写処理を行い、RDH制御板101に露
光済み原稿の露光位置からの搬出信号を送信する。ステ
ップP20では、前記搬出信号が送信されているか否か確
認し、送信されていないときはステップP19に戻り、送
信されているときはステップP21へ進む。
【0024】ステップP21では、露光済み原稿を前記排
紙トレイに排紙する排紙信号が送信されているか確認
し、送信されているときはステップP23へ進み、送信さ
れていないときはステップP22へ進む。そして、ステッ
プP22では、露光済み原稿を原稿テーブル12上に返送す
るようRDH駆動部103に制御信号を送信し、一方、ス
テップP23では、露光済み原稿を前記排紙トレイに排紙
するようRDH駆動部103に制御信号を送信する。
【0025】次いで、ステップP24では、原稿エンドセ
ンサ42が仕切り板17の先端17bを検知しているか確認
し、検知していないときはステップP19に戻り、検知し
ているときは図7中のAに戻る。このように、原稿高さ
センサ61の感知部61aが遮蔽されたとき、RDH制御板
101により露光済み原稿の原稿テーブル12上への返送禁
止信号が送信され、循環回数が1回のときにはそのまま
複写処理が実行され露光済み原稿が前記排紙トレイに返
送され、循環回数が2回以上のときにはその複写処理が
中止される。したがって、カール原稿等が原稿テーブル
12上に載置されることにより仕切り板17が所定高さ以上
に持ち上げられたとしても露光済み原稿が原稿テーブル
12上に返送されることがなく、その露光済み原稿が破損
してしまうこともない。さらに、原稿のカール等によっ
て原稿束11に当接した仕切り板17が過度に持ち上げられ
てしまっても、返送されないから未処理原稿と処理済み
原稿が区別できなくなるという問題が生じないし、1回
だけの複写であれば迅速に複写処理を実施することがで
きる。
【0026】なお、本実施例では、原稿高さセンサ61の
感知部61aが遮蔽された状態で、かつ、循環回数が1回
のときにのみ原稿の給紙および搬送を実施するようにな
っているが、前記循環回数が複数回設定されているとき
に複数回のうち1回の処理を行ない前記排紙トレイに排
紙するようにしてもよい。
【0027】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、検知手段
が仕切り板付近の原稿束の高さを所定高さ以上と検知し
たとき、循環回数設定入力手段に設定された循環回数が
複数の場合は、制御手段が給紙手段および搬送手段の動
作のうち少なくとも返送動作を停止するので、カール原
稿が返送されることによって処理済み原稿が破損すると
いう問題を未然に防止することができる。その結果、信
頼性の高い循環式自動原稿搬送装置を提供することがで
きる。
【0028】また、検知手段が原稿束の高さを所定高さ
以上と検知したとき、循環回数設定入力手段に設定され
た循環回数が1回の場合は、制御手段が搬送切換え手段
を制御して排紙トレイへの搬送経路に原稿の搬送経路を
切り換えるとともに、給紙手段および搬送手段を制御し
て処理済み原稿を原稿テーブルに返送することなく排紙
トレイに排紙するようにしているので原稿束の高さが所
定高さ以上のときでも1回の処理を迅速に処理すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る循環式自動原稿搬送装置の一実施
例の全体構成を示す正面断面図である。
【図2】その仕切り板の動作機構の斜視図である。
【図3】その仕切り板の回動状態の説明図である。
【図4】その原稿高さセンサの設置状態図である。
【図5】その原稿高さセンサのON/OFF動作説明図
である。
【図6】複写機側を含む本実施例の制御系のブロック図
である。
【図7】そのRDH制御板の処理手順を示すフローチャ
ートである。
【図8】図7に示す処理に続くそのフローチャートであ
る。
【図9】従来例の課題説明図である。
【図10】従来例の仕切り不能状態を示す課題説明図であ
る。
【符号の説明】
10 循環式自動原稿搬送装置 11 原稿束 12 原稿テーブル 13 ノズル 14 吸引タンク 15 給紙手段 16 搬送手段 17 仕切り板 61 原稿高さセンサ(原稿高さ検知手段) 101 RDH制御板(制御手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65H 85/00 B65H 1/26 B65H 29/60 B65H 7/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿テーブル上に載置された原稿束の先端
    に空気を吹き付けるノズルと、前記原稿束の最下の原稿
    を吸引する吸引タンクと、該吸引タンクによって吸引さ
    れた最下の原稿を給紙する給紙手段と、該給紙手段によ
    り給紙された原稿を所定の原稿セット位置に搬送した
    後、前記原稿テーブル上に返送する搬送手段と、前記給
    紙手段および搬送手段を制御する制御手段と、前記原稿
    テーブル上で前記給紙手段により給紙される前の未処理
    原稿束上に位置し該未処理原稿と前記搬送手段により返
    送された処理済み原稿とを仕切る仕切り板と、を備えた
    循環式自動原稿搬送装置において、 前記原稿テーブル上に積載された原稿束の前記仕切り板
    付近の高さを検知する原稿高さ検知手段と、原稿を前記
    原稿セット位置に搬送する循環回数を設定入力する循環
    回数設定入力手段と、再循環させない処理済み原稿を排
    紙する排紙トレイと、前記排紙トレイへの搬送経路に原
    稿の搬送経路を切り換える搬送経路切換え手段と、を設
    け、 該原稿高さ検知手段により仕切り板付近の原稿束の高さ
    が所定高さ以上と検知されたとき、前記循環回数設定入
    力手段に設定された前記循環回数が複数の場合は、前記
    制御手段が前記給紙手段および搬送手段の動作のうち少
    なくとも前記返送動作を停止させ、前記循環回数設定入
    力手段に設定された前記循環回数が1回の場合は、前記
    制御手段が前記搬送経路切換え手段を制御して前記排紙
    トレイへの搬送経路に原稿の搬送経路を切り換えるとと
    もに、前記給紙手段および搬送手段を制御して処理済み
    原稿を前記原稿テーブルに返送することなく前記排紙ト
    レイに排紙することを特徴とする循環式自動原稿搬送装
    置。
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