JPH07101580A - 紙葉類分離機構 - Google Patents

紙葉類分離機構

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Publication number
JPH07101580A
JPH07101580A JP25030493A JP25030493A JPH07101580A JP H07101580 A JPH07101580 A JP H07101580A JP 25030493 A JP25030493 A JP 25030493A JP 25030493 A JP25030493 A JP 25030493A JP H07101580 A JPH07101580 A JP H07101580A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roller
gate
paper sheet
paper
gate roller
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP25030493A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Suematsu
孝二 末松
Tatsuma Suzuki
辰磨 鈴木
Hideo Shinoda
秀雄 篠田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Hitachi Asahi Electronics Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Asahi Electronics Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd, Hitachi Asahi Electronics Co Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP25030493A priority Critical patent/JPH07101580A/ja
Publication of JPH07101580A publication Critical patent/JPH07101580A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ゲートローラおよびフィードローラが摩耗し
ても、紙葉の先端折れおよび破れが発生しないように、
ゲートローラ摩耗に追従し、可動するガイドを設けるこ
とにより、信頼性の高い紙葉類分離機構を提供する。 【構成】 紙葉9を収容するケース1、底板2、紙葉9
をゲート部に送るピックアップローラ4に紙葉9を押し
付ける押板3、紙葉9を1枚分離するゲート部のゲート
ローラ5、フィードローラ6、ゲートローラ5をフィー
ドローラ6に押し付けるためのゲートローラ押付けバネ
7、ゲートローラ5の摩耗に追従しゲートローラ5のガ
イドからの飛び出し量を常に一定に保つ可動ガイド8に
より、紙葉類分離機構を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、単票、紙幣等の紙葉類
分離機構に関し、特にローラ摩耗による繰り出し不良を
防止するのに好適な紙葉類分離機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の紙葉類分離機構では、分離部のロ
ーラ(主にゲートローラ)が一定量以上摩耗すると、紙
葉類繰り出し不良(紙葉類先端折れ、ジャム等)が発生
するため、定期的にローラ交換を行なっていた。また、
ローラ交換時には、ローラの押圧の再調整が必要とな
る。これらを怠ると障害となり、交換・調整の管理が必
要であった。以上のローラの定期交換および再調整をな
くするため、分離部ローラが一定量以上摩耗しても、装
置寿命の間は、紙葉類繰り出不良の発生を防止する必要
がある。なお、この種の装置として関連するものには、
例えば特開平1−176769号がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、分
離部において、ゲートローラおよびフィードローラが摩
耗すると、紙葉のゲートローラ表面に対する突入角度が
大きくなり、紙葉がゲート部を通過する時に紙葉の先端
の折れおよび破れが発生し、繰り返し不良となってい
る。本発明の目的は、このような問題点を改善し、ゲー
トローラおよびフィードローラが摩耗しても紙葉のゲー
トローラ表面に対する突入角度を常に一定に保つ手段を
設けることにより、紙葉の先端折れおよび破れの発生を
防止し、より繰り出しに対する信頼性の高い紙葉類分離
機構を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の紙葉類分離機構は、ゲートローラと連動
し、ゲートローラとフィードローラが摩耗した量だけ移
動する可動自在のガイド(図1の可動ガイド8)を設
け、紙葉のゲートローラ表面に対する突入角度θを常に
一定に保つ構造とすることで、ゲートローラおよびフィ
ードローラの摩耗による紙葉の先端折れおよび破れの発
生を防止することに特徴がある。
【0005】
【作用】本発明においては、ゲートローラおよびフィー
ドローラからなる分離部を有する紙葉類分離機構におい
て、ゲートローラ表面に対し、ある一定の角度をもつ可
動ガイドを取り付け、このガイドをゲートローラに追従
して移動可能とすることにより、ゲートローラおよびフ
ィードローラが摩耗しても紙葉類のゲートローラ表面に
対する突入角度θを一定に保つ。このため、紙葉の先端
折れおよび破れを防止でき、装置の長寿命化に役立つ。
【0006】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面により説明す
る。図1は、本発明の一実施例における紙葉類分離機構
の構成図である。図1において、1は、紙葉類9の収容
部を形成するケース、2は、同様に収容部を形成する底
板、4は、紙葉類9に繰り出し力を与えるピックアップ
ローラ、3は、ピックアップローラ4に紙葉類9を常に
押し付け力を与えるための押板、5は、紙葉類9を一枚
ずつ分離し次搬送路へ送り込むためのゲートローラ、6
はフィードローラ、7は、ゲートローラ5をフィードロ
ーラ6に押し付けるゲートローラ押し付けバネ、8は、
ゲートローラ5のシャフトに取り付けられ、ゲートロー
ラ5に追従して可動し、常に紙葉類9の突入角度を一定
に保って紙葉類9をガイドする可動ガイドである。
【0007】次に、本実施例の動作について述べる。図
2は、本発明の一実施例における可動ガイドとゲートロ
ーラの相対位置を示す図である。図2において、(a)
はローラ摩耗前の相対位置を示し、(b)はローラ摩耗
後の相対位置を示す。本実施例では、収容部にセットさ
れた紙葉類9は、押板3によりピックアップローラ4に
押し付けられ、ピックアップローラ4の矢印方向の回転
により繰り出し力を与えられ、紙葉類間の摩擦係数より
紙葉類9とピックアップローラ4の摩擦係数が高いた
め、ゲート部に送られる。ゲート部に送られた紙葉9
は、フィードローラ6の繰り出し方向の回転に対し、ゲ
ートローラ5が繰り出し方向に回転しないため、また紙
葉類間の摩擦係数より、紙葉類9とフィードローラ6の
摩擦係数が高いので、1枚ずつ分離され、次の搬送路へ
送り込まれる。この場合、(a)のように、紙葉類9の
ゲートローラ表面に対する突入角度はθである。この繰
り返しの動作により、ゲートローラ5およびフィードロ
ーラ6が摩耗するため、(b)に示すように、ゲートロ
ーラ5は、初期の位置より矢印A方向に移動するが、ゲ
ートローラ5に取り付けられている可動ガイド8も一緒
に矢印A方向に移動するため、ゲートローラ5が摩耗し
ても紙葉9のゲートローラ5の表面に対する突入角度θ
゜は一定に保たれる。このため、ゲート部における紙葉
9の先端折れおよび破れが発生せず、信頼性の高い紙葉
9の分離ができる。また、ゲートローラ5が摩耗し矢印
A方向に移動した時に、紙葉類9のフィードローラ6の
表面に対する突入角度が大きくなるが、フィードローラ
6は矢印B方向に回転しているため、紙葉類9の繰り出
し時において、紙葉類9の先端折れおよび破れは発生し
ない。
【0008】
【発明の効果】本発明によれば、簡単な機構にて、極め
て安価にゲートローラおよびフィードローラの摩耗によ
る紙葉の先端折れおよび破れを防止し、繰り出し不良の
ない信頼性の高い紙葉分離機構を構成できる。また、摩
耗による分離部ローラの定期交換が不用となり、装置の
長寿命化にも役立つ。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における紙葉類分離機構の構
成図である。
【図2】本発明の一実施例における可動ガイドとゲート
ローラの相対位置を示す図である。
【符号の説明】
1 ケース 2 底板 3 押板 4 ピックアップローラ 5 ゲートローラ 6 フィードローラ 7 ゲートローラ押し付けバネ 8 移動ガイド 9 紙葉類
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 篠田 秀雄 愛知県尾張旭市晴丘町池上1番地 株式会 社日立旭エレクトロニクス内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紙葉類繰り出し口に、紙葉類を搬送路へ
    繰り出す方向に回転するフィードローラと、該フィード
    ローラに一定荷重で押しつけられ、回転固定で弾性部材
    からなるゲートローラとを備え、積み重ねた紙葉類を一
    枚ずつ分離し搬送路に供給する紙葉類分離機構におい
    て、ゲートローラに追従し、該ゲートローラをフィード
    ローラに押しつける方向に移動する可動ガイドを設けた
    ことを特徴とする紙葉類分離機構。
JP25030493A 1993-10-06 1993-10-06 紙葉類分離機構 Pending JPH07101580A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25030493A JPH07101580A (ja) 1993-10-06 1993-10-06 紙葉類分離機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25030493A JPH07101580A (ja) 1993-10-06 1993-10-06 紙葉類分離機構

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07101580A true JPH07101580A (ja) 1995-04-18

Family

ID=17205921

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25030493A Pending JPH07101580A (ja) 1993-10-06 1993-10-06 紙葉類分離機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07101580A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004022464A1 (en) * 2002-09-05 2004-03-18 Fargo Electronics, Inc. Card singularization gate
JP2017061350A (ja) * 2015-09-24 2017-03-30 セイコーエプソン株式会社 媒体給送装置、画像読取装置、記録装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004022464A1 (en) * 2002-09-05 2004-03-18 Fargo Electronics, Inc. Card singularization gate
JP2017061350A (ja) * 2015-09-24 2017-03-30 セイコーエプソン株式会社 媒体給送装置、画像読取装置、記録装置

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