JP6617423B2 - 容器及びこれを用いた処理装置、画像形成装置 - Google Patents

容器及びこれを用いた処理装置、画像形成装置 Download PDF

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Description

本発明は、容器及びこれを用いた処理装置、画像形成装置に関する。
従来、例えば画像形成装置に用いられる現像剤が収容される現像剤容器の構成としては、例えば次のものが知られている。
特許文献1には、画像形成装置の搬送時にトナー補給容器の蓋からトナーが漏れ出さないようにしたもので、容器内に螺旋羽根状の搬送部材を設け、更に、螺旋羽根の一部に遮蔽部材を形成し、搬送部材が決められた位置にあるときに、容器からトナーが排出される開口部に対して容器内から遮蔽部材にて遮蔽する構成が開示されている。
特許文献2には、画像形成装置に装着するトナー容器において、トナー排出口の上方位置に、斜めに配置された二枚のスクレーパを回転軸に対して互いに異なる方向に傾斜するように配置し、トナー容器の回転に伴ってスクレーパを回転させることで、トナーをほぐすようにした構成が開示されている。
特許第5407557号公報(発明を実施するための形態、図3) 特開2010−66404号公報(発明を実施するための最良の形態、図17)
本発明が解決しようとする技術的課題は、容器の着脱時に、容器に粉体が残留している状態であっても当該容器の排出口からの漏出を抑えることにある。
請求項1に係る発明は、処理装置本体に装着可能で、粉体が収容されて開口を有する収容部と、前記収容部の開口側に配置されて前記収容部を回転可能に保持し、前記粉体が排出される排出口を有する保持部材と、前記収容部に固定され、前記収容部の回転と共に前記保持部材の内周面に沿って非接触に回転して当該保持部材内の前記粉体が攪拌される羽根を有する攪拌部材と、前記処理装置本体側からの回転力を前記収容部に伝達する伝達部材と、を備え、前記羽根は、前記保持部材の前記処理装置本体側の内壁面に沿って前記伝達部材の回転中心から径方向に延びる部分を有し、当該径方向に延びる部分が、前記収容部の停止時に、前記排出口の重力方向上方であって前記収容部の回転軸の重力方向下方の位置のうち、前記排出口を重力方向上方に投影した空間を遮る位置に停止することを特徴とする容器である。
請求項2に係る発明は、請求項1に係る容器において、前記粉体が前記収容部に収容された状態、かつ、前記羽根の前記径方向に延びる部分が、前記収容部の停止時に、前記排出口の重力方向上方であって前記収容部の回転軸の重力方向下方の位置のうち、前記排出口を重力方向上方に投影した空間を遮る位置に停止している際に着脱可能であることを特徴とする容器である。
請求項3に係る発明は、請求項1に係る容器において、前記保持部材は、前記排出口を開閉する開閉蓋を有することを特徴とする容器である
請求項に係る発明は、請求項1に係る容器において、前記羽根は、前記収容部の停止時に、前記排出口を重力方向上方に投影した空間のうち回転方向における上流寄りの空間を遮る位置に停止することを特徴とする容器である。
請求項に係る発明は、処理装置本体に装着可能で、粉体が収容されて開口を有する収容部と、前記収容部の開口側に配置されて前記収容部を回転可能に保持し、前記粉体が排出される排出口を有する保持部材と、前記収容部に固定され、前記収容部の回転と共に回転して前記粉体が攪拌される羽根を有する攪拌部材と、前記処理装置本体側からの回転力を前記収容部に伝達する伝達部材と、を備え、前記羽根は、前記収容部の停止時に、前記排出口の重力方向上方であって前記収容部の回転軸の重力方向下方の位置に停止するものであり、更に、前記羽根は、前記保持部材の前記処理装置本体側の内壁面に沿って前記伝達部材の回転中心から径方向に延びる部分と、前記保持部材の周面側の内壁に沿って前記伝達部材の回転軸方向に延びる部分と、を有する略L字状の形状を有していることを特徴とする容器である。
請求項に係る発明は、請求項1に係る容器において、前記処理装置本体に装着される前の前記羽根の停止位置が前記排出口の重力方向上方であって前記収容部の回転軸の重力方向下方の位置に位置決めされる位置決め部を備えることを特徴とする容器である。
請求項に係る発明は、請求項に係る容器と、前記容器が着脱可能な処理装置本体と、前記処理装置本体側からの回転力を前記容器の前記収容部に伝達する伝達部材を回転駆動する駆動部材と、前記粉体による処理を実施する処理部と、前記容器から排出された前記粉体を前記処理部に向けて搬送する搬送部と、前記容器が前記処理装置本体に装着される際に前記位置決め部を解除する解除部と、前記容器の前記収容部の停止時に、前記排出口の重力方向上方であって前記収容部の回転軸の重力方向下方の位置に前記羽根を位置させるように前記駆動部材を制御する回転制御部と、を備えることを特徴とする処理装置である。
請求項に係る発明は、請求項に係る処理装置において、前記回転制御部は、前記駆動部材の回転をモータの回転制御によって行うことを特徴とする処理装置である。
請求項に係る発明は、静電潜像を保持可能な像保持体と、前記像保持体の静電潜像を前記粉体としての現像剤にて現像する請求項又はに係る処理装置と、を備えることを特徴とする画像形成装置である。
請求項1に係る発明によれば、容器の着脱時に、容器に粉体が残留している状態であっても当該容器の排出口からの漏出を抑えることができる。特に、収容部に対して処理装置本体側からの回転力を伝達することができ、更に、羽根が排出口を重力方向上方に投影した空間を遮らない態様に比べて、容器の着脱時に、容器に粉体が残留している状態であっても当該容器の排出口からの漏出を一層抑えることができる。
請求項2に係る発明によれば、容器に粉体が残留している状態であっても、容器の排出口からの漏出を抑えた状態で容器を着脱することができる。
請求項3に係る発明によれば、収容部内の粉体の排出を安全に実施することができる
請求項に係る発明によれば、羽根が排出口を重力方向上方に投影した空間のうち回転方向における下流寄りに停止する態様に比べて、排出口からの粉体の漏出を一層抑えることができる。
請求項に係る発明によれば、簡単な構成で羽根の回転時の負荷を軽減することができる。
請求項に係る発明によれば、容器の装着時における羽根の位置を予め決められた位置に設定することができる。
請求項に係る発明によれば、容器の着脱時に、容器に粉体が残留している状態であっても当該容器の排出口からの漏出を抑えることが可能な処理装置を提供することができる。
請求項に係る発明によれば、羽根の停止位置を簡単な構成で制御することができる。
請求項に係る発明によれば、容器の着脱時に、容器に粉体としての現像剤が残留している状態であっても当該容器の排出口からの漏出を抑えることが可能な画像形成装置を提供することができる。
(a)は本発明が適用された処理装置の実施の形態の概要を示す説明図、(b)は(a)の容器の部分拡大断面図である。 本発明に係る実施の形態1の画像形成装置の構成を示す説明図である。 現像装置並びにトナー供給装置の構成を示す説明図である。 四つのトナー供給装置を含む全体構成を示す斜視図である。 四つのトナー供給装置を含む全体構成を示す斜視図である。 一つのトナー供給装置の要部を示す説明図である。 伝達部材の構成を示す斜視図である。 (a)は伝達部材とカップリングギアとの関係を示す斜視図であり、(b)は(a)の一部の要素を示す説明図である。 (a)はトナー容器の組み立て分解図であり、(b)は組み立て後の様子を示す断面図である。 (a)は攪拌部材の攪拌羽根と排出口との位置関係を示す説明図、(b)及び(c)は、攪拌羽根の停止前後でのトナーの様子を示す説明図である。 攪拌羽根の枚数と、モータ(ステッピングモータ)のステップ数の関係を示した表である。 (a)及び(b)は実施の形態1の変形例としての排出口に対する攪拌羽根の停止位置を示す説明図である。 伝達部材の変形例を示す説明図である。 実施の形態2に係るトナー容器の部分断面を示す説明図である。 実施の形態2に係るトナー容器の部分断面を示す説明図である。 実施の形態2でのトナー容器の組み立て分解図である。 (a)(b)は位置決め部の態様を示す説明図である。 実施の形態3に係る位置決め部の断面構成を示す説明図である。 実施の形態3でのトナー容器が被装着部へ装着される際の様子を示す説明図であり、(a)が装着途中、(b)が装着後を示している。 実施の形態4に係る位置決め部の断面構成を示す説明図であり、(a)はトナー容器単体、(b)はトナー容器が被装着部に装着された段階を示す。 実施の形態5に係る位置決め部の断面構成を示す説明図である。
◎実施の形態の概要
図1(a)は本発明が適用された処理装置の実施の形態の概要を示す説明図、(b)は(a)の容器の部分拡大断面図を示す。
同図において、処理装置10は、粉体が収容される容器1と、容器1が着脱可能に装着される被装着部12を有する処理装置本体11と、を備えている。
ここで、容器は、処理装置本体11に装着可能で、粉体が収容されて開口を有する収容部2と、収容部2の開口側に配置されて収容部2を回転可能に保持し、粉体が排出される排出口4を有する保持部材3と、収容部2に固定され、収容部2の回転と共に回転して粉体が撹拌される羽根8を有する撹拌部材7と、を備え、羽根8は、収容部2の停止時に、排出口4の重力方向上方であって収容部2の回転軸の重力方向下方の位置に停止するものである。
このような技術的手段において、粉体としては特に限定されないが、代表的には画像形成装置に用いられる現像剤が挙げられる。また、保持部材3の排出口4は、容器1が被装着部12に装着された際は下方に向かうようにセットされ、保持部材3は被装着部12に装着されると非回転となっている。更に、保持部材3としては、収容部2を回転可能に保持するものであればよいが、排出口4からの粉体の無駄な排出を良好に保つという観点からすれば、排出口4を開閉する開閉蓋5を有する態様が好ましい。更にまた、収容部2を回転させるには、処理装置本体11側からの回転力を収容部に伝達する伝達部材6を有するようにすればよい。
また、攪拌部材7は伝達部材6と一体で構成されてもよいし、伝達部材6と連動して回転する構成であれば、別部材であってもよい。更にまた、収容部2には予め定められた方向に回転することで粉体を排出口4側に搬送する機能部を設けるようにすればよく、例えば収容部2の内壁面に螺旋状に形成された溝又は突起からなる螺旋部2aを設ける態様が挙げられる。この場合、螺旋部2aの向きは収容部2の回転によって収容部2内の粉体が排出口4側へ向かう方向であることは言うまでもない。尚、収容部2内に、粉体を搬送する部材を他に備えるようにしても差し支えない。
図1(b)は、収容部2の停止時における羽根8の位置を示すもので、二枚の羽根8の一方が排出口4の範囲内、つまり、排出口4を重力方向上方に投影した空間の範囲内に停止している様子を示している。ここで、図では攪拌部材7が二枚の羽根8を有する態様を示しているが、攪拌部材7が有する羽根8の枚数は特に限定されず、一枚以上あればよい。また、羽根8はその回転中心から先端まで一様に延びる板状でもよいが、粉体を攪拌する際の負荷を軽減する観点からは、先端部分(保持部材3の内周面に近い側)にのみ設ける構成がよい。更に、羽根8の回転方向に沿う断面形状は、回転中心より直線状に延びる形状でもよいし、例えば弧状に延びる形状であってもよい。
ここで、収容部2停止時における羽根8の停止位置について説明すると、羽根8は、排出口4の重力方向上方であって収容部2の回転軸の重力方向下方の位置に停止すればよい。
このような位置に羽根8が停止すると、この羽根8は排出口4に面した粉体内に存在し、排出口4から処理装置本体11側へ粉体が押し込まれ、羽根8付近での粉体の溜まりが抑えられるという作用を奏する。
特に、羽根8の停止位置としては「排出口4を重力方向上方に投影した空間を遮る位置」であることが好ましい。この場合、羽根8の一部が排出口4の投影空間に掛かっていればよいが、好適には図に示すように、羽根8の全体が排出口4の投影空間範囲内に停止する方がよい。
次に、本例における代表的態様又は好ましい態様について更に説明する。
攪拌部材7が停止した際、保持部材3の排出口4からの粉体の漏出をより抑える観点からは、攪拌部材7の羽根8は、収容部2の停止時には、前述した排出口4の投影空間のうち、攪拌部材7の回転方向における上流寄りに停止する方がよい。このように羽根8が回転方向の上流寄りに停止することで、羽根8の回転方向下流側では、排出口4に向けて粉体が押し込まれるものの、羽根8の回転方向上流側では、収容部2内で搬送されてくる粉体が攪拌されて排出口4に向かう箇所にて羽根8が排出口4へ粉体が流れるのをせき止める作用を奏する点で好ましい。
また、攪拌部材7の製造を容易にし、かつ、回転時の粉体に対する負荷を軽減する観点からは、攪拌部材7の羽根8は、保持部材3の被装着部12側の内壁面に沿って伝達部材6の回転中心から径方向に延びる部分と、保持部材3の周面側の内壁に沿って伝達部材6の回転軸方向に延びる部分と、を有する略L字状の形状を有していることが好ましい。ここで、羽根8の枚数は特に限定されないが、攪拌部材7を製造する容易さからすれば、羽根8は攪拌部材7の回転中心から互いに反対方向に直線状に延びる二枚とする構成が好ましい。
更に、容器1を被装着部12に装着したときの排出口4からの粉体の漏出を防ぐ観点からすれば、被装着部12に装着される前の羽根8の停止位置が排出口4の重力方向上方であって収容部2の回転軸の重力方向下方の位置に位置決めされる位置決め部9を備えることが好ましい。このような位置決め部9としては、保持部材3と収容部2との間に跨って設けるようにしてもよいし、保持部材3と伝達部材6の間に設けるようにしてもよく、要は、保持部材3と伝達部材6との位置関係が固定されるものであればよい。このような例としては、例えば単にテープを貼付したり、キャップを用いて位置決めした容器1に対し、被装着部12に装着する際にこれらを取り除く態様であってもよいし、爪機構等を用いて装着時に装着動作と共に爪が解除される態様の他、公知の方式を採用してもよい。
そして、上述した容器1を用いる処理装置10としては、次のようにすればよい。すなわち、上述の位置決め部9によって位置決めされた容器1と、容器1が着脱可能な処理装置本体11と、容器1の伝達部材6を回転駆動する駆動部材13と、粉体による処理を実施する処理部14と、容器1から排出された粉体を処理部14に向けて搬送する搬送部15と、容器1が被装着部12に装着される際に位置決め部9を解除する解除部16と、容器1の収容部2の停止時に、排出口4の重力方向上方であって収容部2の回転軸の重力方向下方の位置に攪拌部材7の羽根8を位置させるように駆動部材13を制御する回転制御部17と、を備えるようにすればよい。
ここで、「粉体による処理」には、粉体そのものを処理対象として供給したり、排出するという処理のほか、粉体を用いた処理(現像など)を含む。また、解除部16は、位置決め部9が解除される方式であれば特に限定されず、例えば使用者の手による解除、容器1の装着動作による解除等が挙げられる。更に、回転制御部17は、容器1を被装着部12に装着した時点においても、羽根8の位置を排出口4の重力方向上方であって収容部2の回転軸の重力方向下方の位置に位置させる必要があり、装着時の駆動部材13の姿勢もこれに対応する形となることは言うまでもない。
また、羽根8の停止位置を簡単に制御する観点からすれば、回転制御部17は、駆動部材13の回転をモータの回転制御によって行うことが好ましい。このようなモータの代表的な態様としてはステッピングモータやサーボモータが挙げられるが、本態様における必要な回転性能面及び価格面等からは、ステッピングモータが好適である。
また、このような処理装置10を画像形成装置として適用するには、次のようにすればよい。すなわち、静電潜像を保持可能な像保持体と、像保持体の静電潜像を粉体としての現像剤にて現像するために上述の処理装置10と、を備えるようにすればよい。
以下、添付図面に示す実施の形態に基づいて本発明を更に詳細に説明する。
◎実施の形態1
<画像形成装置の全体構成>
図2は、本発明に係る実施の形態1の画像形成装置の構成を示す説明図である。同図において、本実施の形態の画像形成装置は、トナー及びキャリアを含む四色の二成分現像剤を使用するカラープリンタの構成であり、各色の画像形成部20(20a〜20d)を略水平方向に沿って一列に配列し、画像形成部20の鉛直下方には、三つの張架ロール41〜43に掛け渡された無端状の中間転写ベルト40を設けた構成となっている。画像形成部20の上方には各色の画像形成部20に粉体としてのトナーを供給(補給)する処理を行う粉体処理装置としてのトナー供給装置50(50a〜50d)が配置されている。
各色の画像形成部20は略同様の構成のため、ここでは、一つの画像形成部20(具体的には20a)について説明する。画像形成部20は静電潜像が保持可能な感光層を有する感光体21を有し、感光体21の周囲には感光体21上に画像としてトナー像を形成するための各種部材が配置されている。感光体21を帯電する帯電部材22、帯電部材22を清掃する清掃ロール23、帯電された感光体21上に静電潜像を形成するための露光装置24、形成された静電潜像を現像剤にて現像する現像装置30、感光体21と中間転写ベルト40を挟んで対向する位置に設けられ、感光体21上のトナー像を中間転写ベルト40上に転写するための一次転写器25、転写後の感光体21を清掃する清掃装置26等が設けられている。
中間転写ベルト40は、例えば張架ロール41を駆動ロールとして図中矢印方向に循環回転するようになっている。また、張架ロール43と中間転写ベルト40を挟んで対向する位置には、中間転写ベルト40上で各色の画像形成部20a〜20dにて形成された各色トナー像が転写され、中間転写ベルト40上で多重化されたトナー像を図示外の記録材供給装置から供給された記録材P上に一括転写するための二次転写器44が張架ロール43をバックアップロールとして配置されている。この二次転写部位を通過した記録材Pは、定着装置45にて定着された後、装置外へ排出されるようになっている。
更に、各色のトナー供給装置50(50a〜50d)と各色の画像形成部20の現像装置30との間には、トナー供給装置50から供給(補給)されるトナーを現像装置30側に供給するための供給路39(39a〜39d)が設けられている。
<現像装置の構成>
図3は、本実施の形態における現像装置30並びにトナー供給装置50の構成を示す説明図である。
現像装置30は、感光体21に対向する位置に開口31aが配置された現像筐体31を有し、現像筐体31内の開口31aに対向する位置には、二成分現像剤を保持して、感光体21上の静電潜像を現像剤中のトナーにて現像する現像ロール32が配置されている。
現像ロール32は、内部に複数の磁極を有する磁石体32aを固定的に設けると共に、磁石体32aの周りには回転可能に構成される現像スリーブ32bを有している。磁石体32aの磁極は、本例では、感光体21との対向部位に磁極MP1が配置され、他は、現像スリーブ32bの回転方向に沿って、各磁極MP2〜MP5が適宜配置されている。
現像筐体31内には、現像ロール32に対し感光体21とは離れる側に、現像ロール32の軸方向に沿って延びるように設けられ、現像筐体31の一部で構成される仕切り壁31bによって分けられた現像剤が搬送される二つの現像剤搬送路33、34を有している。現像剤搬送路33、34は、現像ロール32に近い側の現像剤搬送路33を主として現像ロール32に現像剤を供給する供給搬送路とし、遠い側の現像剤搬送路34を主として現像剤を攪拌する攪拌搬送路としている。これらの現像剤搬送路33、34には、現像剤搬送路33、34の延びる方向に沿って、現像剤搬送路33、34中の現像剤を攪拌しながら搬送する攪拌搬送部材35、36が設けられている。二つの現像剤搬送路33、34の間では、仕切り壁31bのうち、現像剤搬送路33、34の延びる方向の両端側に互いの間を連通するための連通口が設けられ、二つの現像剤搬送路33、34の間で現像剤が循環できるようになっている。
一方の現像剤搬送路34には、後述するトナー供給装置50からのトナーが供給される開口部34aが形成され、供給路39に繋がるようになっている。また、この現像剤搬送路34には、現像剤中のトナー濃度を検知する濃度検知器38が設けられている。更に、現像筐体31内にて、現像ロール32の磁極MP4に略対向する位置には、現像ロール32上の現像剤の層厚を規制する層厚規制部材37が設けられている。更にまた、本実施の形態では、現像装置30及びトナー供給装置50を制御する制御装置90を有しており、この制御装置90に濃度検知器38によって検知されたトナー濃度も情報として伝達されるようになっている。
<トナー供給装置の構成>
図3に示すように、トナー供給装置50は、装置本体51内に、粉体としてのトナーが収容されるトナー容器60と、トナー容器60を支持する支持台80と、トナー容器60内のトナーを供給路39経由で現像装置30へ供給するために粉体搬送部としての攪拌搬送部81と、トナー容器60の一部を回転させるための図示外の駆動系等を備えている。また、トナー容器60内に収容されたトナーは、攪拌搬送部81を経由して供給路39へ搬送されるようになっている。
図4、5は、四つのトナー供給装置50(50a〜50d)を含む全体構成を示す斜視図であり、図6は、一つのトナー供給装置50の要部を示す説明図である。
これらの図において、夫々のトナー供給装置50(50a〜50d)は略同様の構成のため、ここでは一つのトナー供給装置50(具体的には50a)について説明する。トナー供給装置50の装置本体51内には、トナー容器60が装着されるための被装着部52が形成されており、この被装着部52に対して装着可能なトナー容器60を選択することで、夫々のトナー供給装置50a〜50d(図2参照)に適用されるトナー容器60の区別がなされるようになっている。
トナー容器60は、装置本体51側に取り付けられた支持台80上を、被装着部52に向けて摺動させながら装着させるようになる。支持台80には、トナー容器60の排出口71に合った位置に開口80aが施されており、トナー容器60が被装着部52に装着された際には、この開口80aの上方にトナー容器60の排出口71が位置するようになっている。また、支持台80の下方には、粉体搬送部としての攪拌搬送部81が設けられており、内部にはトナーを攪拌しながら搬送する攪拌搬送部材82を有している。この攪拌搬送部材82は、両端側の回転支持部83、84にて回転支持され、予め決められた方向に回転するようになっている。
更に、支持台80の開口80aに対応する攪拌搬送部81の位置には、攪拌搬送部81自体に第1の孔部85が開設されており、また、回転支持部84側には、攪拌搬送部81から下方に向けて開設された第2の孔部86を備えている。そして、この第2の孔部86には、供給路39が接続されている。更にまた、被装着部52側には、トナー容器60が被装着部52に装着された際に、トナー容器60の一部を回転させるための駆動部材54(図中二点鎖線で示す)や、この駆動部材54を回転させるモータ53等を備えている。尚、図6では、トナー容器60が被装着部52に装着されているにも関わらず、排出口71を開閉する開閉蓋72が閉じた様子を示しているが、実際は、この状態では開閉蓋72が開放されていることは言うまでもない。
そして、供給路39の先端には、現像装置30側に取り付けられる装着体391(391a〜391d)を備えており、これらの装着体391が各現像装置30側に取り付けられることで、供給路39が現像装置30の開口部34aに繋がるようになっている。本実施の形態の供給路39a〜39dは、レイアウト上トナーが搬送される距離が異なっているため、供給路39a〜39d毎に必要な長さを確保するため、各供給路39(39a〜39d)には、螺旋羽根を有する攪拌搬送部材や、他の搬送部材を適宜備えている。尚、本実施の形態では、トナー供給装置50を色毎に設ける態様を示したが、一つのトナー供給装置50としてまとめても差し支えない。また、図6の符号100は後述する位置決め部であり、符号101は位置決め部100の一例として示すテープである。
(トナー容器の構成)
本実施の形態のトナー容器60は、図6に示すように、容器内のトナーを排出口71から攪拌搬送部81側に排出することで、トナーの供給(補給)を行うものとなっている。トナー容器60は支持台80に対して略水平に装着され、このとき、トナー容器60の排出口71が鉛直下方側に向かうようになっている。
本例のトナー容器60は、長尺な略円筒状の一端側が閉塞された筒体として形成され、当該筒体の内周面には前記筒体の一端側から他端側にかけて螺旋状の突起が形成された螺旋部62を有し、前記筒体を予め決められた方向に回転させることによって前記筒体内に収容されたトナーを螺旋部62にて搬送可能とする容器本体(収容部に相当)61と、被装着部52に着脱可能で且つ収容部容器本体61の開放側を覆うように構成され、容器本体61内のトナーを排出する排出口71及び排出口71を開閉する開閉蓋72を有すると共に、容器本体61を回転可能に保持する保持部材70と、容器本体61に固定され且つ被装着部52からの回転力を容器本体61に伝達する伝達部材65と、保持部材70の内周面に沿って伝達部材65と連動して回転しながら保持部材70内のトナーを攪拌する二枚の攪拌羽根69を有し、容器本体61の停止時には排出口71の範囲内に少なくとも一つの攪拌羽根69が停止する攪拌部材68と、を備えている。
また、本例の容器本体61には、その閉塞される側に、使用者が被装着部52に対してトナー容器60を着脱し易いように、把持し易い形の把持部61aを有している。容器本体61は、代表的にはポリエチレンやポリエステル樹脂を用いたブロー成形で作製され、把持部61aも容器本体61に繋がる空洞となっている。螺旋部62は、被装着部52にトナー容器60が装着された際に、容器本体61の回転によって内部のトナーが排出される方向の螺旋となっていることは言うまでもない。
保持部材70は、例えばABSやHIPS(High Impact Polystyrene)樹脂の射出成形で作製され、被装着部52に装着されたときに被装着部52との間で互いに嵌合できる形状となっている。また、トナー容器60が被装着部52に装着されると、開閉蓋72は被装着部52によって装着方向と抗する方向に押されて、排出口71が開放されるようになっている。これにより、トナー容器60の排出口71が攪拌搬送部81側に繋がる。尚、符号66は後述するカップリングギアである。
また、伝達部材65は、図7に示すように、例えばポリプロピレンやポリエチレン樹脂の射出成形で作製され、円筒状の外筒部65aと、外筒部65aの中心軸に沿って設けられ且つ被装着部52側の駆動部材54(図6参照)からの回転動作が伝達される伝達部65bと、伝達部65bと外筒部65aとの間に設けられ且つ外筒部65aを支持する支持部65cと、支持部65cより保持部材70の排出口71側に設けられ且つ当該部位に位置するトナーを攪拌する略L字状の攪拌羽根69(本例では二枚の攪拌羽根69a、69bを用いている)を有する攪拌部材68と、を備えている。本例では、外筒部65a、伝達部65b、支持部65c及び攪拌部材68が一体的に設けられているが、攪拌部材68が伝達部65bと連動して回転できる構成であればよい。
本実施の形態の支持部65cは、伝達部65bから外筒部65a側に一直線状に延びる形状を示しているが、これに限られず、複数本設けるようにしても差し支えないが、容器本体61側からのトナーの流れに対する阻害を減らし且つ外筒部65aを支持するには、支持部65cは少ない構成の方がよい。また、攪拌羽根69は、本実施の形態では略L字状に設けているが、これに限られず、支持部65cのような板状であってもよいし、外筒部65aの延びる方向に沿ってのみ設ける形状であっても差し支えないが、トナーの攪拌時に伝達部材65の回転に対する負荷やトナーに対する負荷を軽減し、かつ、攪拌羽根69の強度を持たせる観点からは、図のような略L字状が好ましい。
更に、伝達部材65には、伝達部65bの略回転中心位置に凹部65eが形成されており、この凹部65eの内壁には中心軸に沿って延びる複数の突起65e1が設けられている。そして、このような凹部65eに対して、伝達部材65と協働して働くカップリングギア66が挿入されるようになる。
図8(a)は、伝達部材65とカップリングギア66との関係を示す斜視図であり、(b)は(a)の一部の要素を示す説明図である。同図において、カップリングギア66は、例えばPOM樹脂の射出成形で作製され、その伝達部材65側には、伝達部材65の凹部65eに対して挿入されるギア部66aを設ける一方、被装着部52側には、本例では二か所の突起66bを設けた構成となっている。この突起66bは、カップリングギア66の表面66cから略三角形状に突出するもので、カップリングギア66の回転方向に沿って急峻面66b1(本例では表面66cに対し略直角な面)と弛緩面66b2が形成されている。
伝達部材65とカップリングギア66とは、伝達部材65の伝達部65bの突起65e1と、カップリングギア66のギア部66aの凹部66a1とが嵌め合うように構成されているため、カップリングギア66が回転することで、伝達部材65が回転するようになっている。
次に、このようなトナー容器60の組み立て方式の一例について説明する。図9(a)はトナー容器60の組み立て分解図であり、(b)は組み立て後の様子を示す断面図である。同図において、先ず、容器本体61の開放側(把持部61aとは異なる側)を伝達部材65の外筒部65aに嵌合させる。この嵌合方法は本例ではねじ込み方式を記しているが、これに限られず、接着方式や圧着方式等公知の方式を適用すればよい。そして、容器本体61と伝達部材65が一体となった状態の伝達部材65側を環状のシール部材74を介して保持部材70に挿入する。このとき、保持部材70の引っ掛け爪70aが伝達部材65の外周溝65a1に嵌ることで保持部材70と伝達部材65との間の、トナー容器60の装着方向における位置決めがなされる。尚、伝達部材65の回転に対しては引っ掛け爪70aが支障を及ぼすことはない。
その後、保持部材70の被装着部52側から、伝達部材65の凹部65eに向けて、シール部材75を介してカップリングギア66を挿入する。これにより、カップリングギア66のギア部66aの凹部66a1と伝達部材65の突起65e1が噛み合う。そして、カップリングギア66の回転は、カップリングギア66の突起66bのうち、急峻面66b1側を弛緩面66b2側に押すような回転力を、被装着部52側の駆動部材54によって与えればよい。また、図中符号72aは、開閉蓋72に取り付けられたシールであり、符号73は、排出口71に対応する開口を有するシールフィルムである。
そして、本実施の形態の組み立てを終えたトナー容器60においては、一つの攪拌羽根69が排出口71の重力方向上方であって攪拌部材68の回転軸よりも下方の位置に停止した状態で維持される必要がある。特に、本例では、攪拌羽根69は、排出口71の範囲内、つまり、排出口71を重力方向上方に投影した空間を遮る位置に停止するようになっており、しかも、停止位置としては、排出口71の投影空間のうち攪拌羽根69の回転方向における上流寄りに設定されている。そのため、本実施の形態では、攪拌部材68の一方の攪拌羽根69aを、保持部材70の排出口71の範囲内(上流寄り)に位置決めする位置決め部100が設けられている。
本実施の形態の位置決め部100は、図6に示すように、テープ101を容器本体61と保持部材70との間に貼付することで行っている。そのため、トナー容器60単体では一方の攪拌羽根69が排出口71の範囲内に位置決めされた状態となっている。そして、トナー容器60を被装着部52に装着する際には、テープ101を剥がして装着することで、その後の伝達部材65の回転がなされる。つまり、本実施の形態では、テープ101を剥がすことが解除部に相当する。
図10(a)は、本実施の形態における攪拌部材68の攪拌羽根69と排出口71との位置関係を示すもので、被装着部52側から見た図となっている。矢印方向に回転する攪拌部材68の攪拌羽根69(69a、69b)のうち、一方の攪拌羽根69aが排出口71の範囲のうち回転方向における上流寄りに停止するように位置決めされている。
<制御系>
また、本実施の形態の制御装置90(図3参照)は、トナー容器60の容器本体61の停止時に攪拌部材68の二枚の攪拌羽根69のうち、いずれか一方を排出口71の範囲内に位置させるように駆動部材54を制御するようになっている。そのため、制御装置90は、いずれか一方の攪拌羽根69を排出口71の範囲内に位置決めするため、モータ53の回転角度を調整するようになっている。
本実施の形態では、このような回転角度の調整に対して次のように行っている。先ず、被装着部52にフォトセンサを設けると共に、トナー容器60が被装着部52に装着されたときのフォトセンサの位置に対応する保持部材70の一部に検知用開口を設ける。そして、容器本体61には保持部材70の検知用開口に合わせた位置に、光を反射する反射部材を貼付する。また、容器本体61と保持部材70の位置決めは、容器本体61が回転し、容器本体61に貼付された反射部材が保持部材70の検知用開口に位置するときに、攪拌羽根69の一方が排出口71の範囲内に位置するように構成する。これにより、フォトセンサによって反射部材が検知されると、予め決められた一方の攪拌羽根69が排出口71の範囲内にあることが認識され、制御装置90ではこの情報を基にモータ53による回転を制御し、攪拌羽根69を排出口71の範囲内に停止させるようにしている。
<現像装置の作動>
以上のような構成における現像装置30の作動について、図3を基に説明する。
本実施の形態の現像装置30は、現像ロール32の磁石体32aに配置された磁極MP1〜MP5と、現像スリーブ32bの回転によって、現像剤(二成分現像剤)が現像ロール32上に保持されて搬送される。一方、現像剤搬送路33中の現像剤は、攪拌搬送部材35の働きと現像ロール32側の磁極MP3の作用によって、現像ロール32上に供給される。現像ロール32上に供給された現像剤は、層厚規制部材37と磁極MP4の作用によって層厚規制され、層厚規制部材37を通過した後の現像ロール32上には、層厚が規制された現像剤層が形成され、この状態を保ったまま現像ロール32と感光体21とが対向する現像領域に搬送される。現像領域では、現像ロール32と感光体21との間に作用する現像バイアス及び磁極MP1の作用によって、現像剤中のトナーが感光体21側に飛翔して、感光体21上の静電潜像を顕像化してトナー像を形成する。
また、現像領域を通過した後の現像ロール32上の現像剤は、二つの磁極MP2、MP3の作用によって現像ロール32から剥離される。剥離された現像剤は、現像剤搬送路33に回収されて再度現像剤搬送路33、34を循環するようになる。現像後のトナーが消費された現像剤は、トナー濃度が低下するため、開口部34aから現像剤搬送路34内にトナー供給装置50からトナーが供給される。供給されたトナーは、攪拌搬送部材36によって攪拌された後、濃度検知器38にて濃度が検知されるようになる。
<トナー供給装置の作動>
本実施の形態のトナー供給装置50は、制御装置90によって制御されている。例えば濃度検知器38によって検知される現像剤搬送路34中のトナー濃度が、予め決められた値より低いと判断された場合、トナー供給装置50の攪拌搬送部81の攪拌搬送部材82を回転させて、トナー供給装置50側から現像装置30側へトナーの供給がなされる。このとき、制御装置90は、トナー供給装置50の被装着部52側のモータ53も回転させて、トナー容器60から攪拌搬送部81側へ向けてトナーの排出を行う。更に、本実施の形態では、トナー容器60の回転を停止する際には、攪拌部材68の一方の攪拌羽根69が排出口71の範囲内に停止するように制御している。
このような攪拌羽根69の停止位置を制御するため、本例では、モータ53のステップ数に合わせた制御を行っている。
図11は、攪拌羽根69の枚数と、モータ(ステッピングモータ)53のステップ数の関係を示した表で、攪拌羽根69の枚数とカップリングギア66の突起66bの数量を夫々2〜4とした場合に、最小限必要な回転角度と、それに要するステップ数との関係を示したものである。本例では攪拌羽根69が二枚で、カップリングギア66の突起66bが二個のため、攪拌羽根69の一方を排出口71の範囲内に停止させるためには、最小限必要な回転角度は180°であり、そのため、モータ53のステップ数は24ステップとなる。つまり、攪拌羽根69の一方が排出口71の範囲内にあるときの位置(フォトセンサによって検出される位置)を基準に、24ステップの整数倍の回転をモータ53に行わせることで、攪拌羽根69の一方を排出口71の範囲内に位置決めできるようになる。
(トナー容器での作動)
このように制御されるモータ53の回転により被装着部52側に設けられた駆動部材54が回転することで、容器本体61が回転する。つまり、被装着部52に装着されたトナー容器60に対して、駆動部材54の回転がトナー容器60側のカップリングギア66の突起66bを回転させるように働くため、カップリングギア66が回転する。このカップリングギア66の回転に合わせて伝達部材65及び容器本体61が回転するようになる。これにより、容器本体61内に収容されているトナーは、螺旋部62によって伝達部材65側へ送り出される。伝達部材65側へ送り出されたトナーは、攪拌羽根69にて攪拌されながら、排出口71から攪拌搬送部81側へ送り出される。
そして、トナーの送り出しが終了すると、トナー容器60は回転を停止する。この停止時の攪拌羽根69は、図10(a)のようになっている。ここで、攪拌羽根69の停止位置とトナーとの関係について説明する。
図10(b)及び(c)は、攪拌羽根69が停止する前後の様子を示す模式図であり、(a)は停止前、(b)は停止後を示している。攪拌羽根69が停止する直前には、攪拌羽根69(具体的には一方の攪拌羽根69a)の回転方向に対する下流側のトナーT(図中αで示す部分)は、攪拌羽根69aによって排出口71側へ押し込まれる作用を受ける。一方、攪拌羽根69aの上流側のトナーT(図中βで示す部分)は攪拌羽根69aの回転と共に移動する。次に、(b)に示すように、攪拌羽根69aが排出口71の範囲内、特に、本例では排出口71の範囲内のうち上流寄りに停止すると、攪拌羽根69aの下流側のトナーTは、攪拌羽根69aによってほぼ全量が排出口71へ押し込まれる。これにより、攪拌羽根69aの上流側には、トナーの密度が低い状態となる。一方、攪拌羽根69aの上流側のトナーT(図中βで示す部分)は、攪拌羽根69aの作用並びにトナーT自体の凝集力も手伝って、攪拌羽根69aの上流側の部位でそのまま維持される。したがって、排出口71の付近では、トナーの密度が低い状態が維持される。
このような状態のトナー容器60では、排出口71付近のトナーが排出された状態となることから、内部にトナーが残された状態のトナー容器60を被装着部52に対して着脱しても、開閉蓋72の開閉動作に対して、トナー容器60外へのトナーの漏出が抑えられる。また、攪拌羽根69を排出口71の範囲内に停止させることで、この付近でのトナーの存在容積が低減され、トナーの密度が低減することで、攪拌搬送部81の第1の孔部85(図6参照)付近でのトナーの凝集が抑えられる。
次に、図10を基に、攪拌部材68の攪拌羽根69の回転方向に沿う長さ(羽根厚W)と排出口71の攪拌部材68の回転方向に沿う長さ(排出口長さL)の関係について説明する。排出口長さLに対して羽根厚Wを大きくすれば、排出口71付近でのトナーの密度を一層低く抑えることができ、また、攪拌羽根69の停止位置の自由度も増える。しかしながら、羽根厚Wを大きくし過ぎると、攪拌羽根69が停止したときの排出口71付近では、攪拌搬送部81に排出されたトナーが滞留していることがあり、この部位では却って攪拌羽根69に押された状態が継続するようになる。そのため、トナーの凝集力を却って高める作用を奏する。したがって、羽根厚Wと排出口長さLの関係は、実験等によって最適条件を求める方がよい。
本実施の形態では、攪拌部材68の攪拌羽根69の停止位置を排出口71の範囲内のうち上流寄りとする態様を示したが、図12(a)及び(b)に示す変形例のようにしてもよい。(a)では一方の攪拌羽根69aが排出口71の範囲内の略中央に停止し、(b)では一方の攪拌羽根69aが排出口71の範囲内の下流寄りに停止している。
いずれの態様にあっても、攪拌羽根69が排出口71の範囲内にない態様に比べて、攪拌部材68が停止するまでに攪拌羽根69によって排出口71側へトナーが押し込まれ、攪拌部材68が停止したときの排出口71付近でのトナーの密度は減少する。そのため、トナー容器60を被装着部52に対して着脱する際のトナーの漏出が抑えられる。また、攪拌搬送部81の第1の孔部85付近でのトナーの凝集が抑えられる。更に、保持部材70内で排出口71側へ向かうトナーは攪拌羽根69(具体的には69a)によって抑えられるため、トナー容器60の着脱の際の開閉蓋72からのトナーの漏出も抑えられる。
また、本実施の形態では、攪拌羽根69の枚数を二枚とした態様を示したが、攪拌羽根69を三枚有する態様であってもよいし、三枚以外の枚数を有する態様であっても差し支えない。図13は、伝達部材65の変形例を示しもので、伝達部材65には三方向に延びる支持部65cを設け、これらの支持部65cと伝達部65bとの間に三枚の攪拌羽根69を有する攪拌部材68が設けられている。このような構成であっても、図11に示したような回転角度の制御を行うことで、上述の実施の形態と同様の効果を奏する。尚、図では伝達部材65の外筒部65aが示されていないが、外筒部65aを有することは言うまでもない。
更に、本実施の形態では、トナー供給装置50を現像装置30とは別に設ける態様を示したが、トナー供給装置50を含む現像装置30として捉えることも可能であり、この場合、この現像装置30が粉体処理装置となる。
◎実施の形態2
図14、15は、実施の形態2に係るトナー容器60の部分断面を示す説明図であり、図16はその組み立て分解図となっている。本実施の形態の画像形成装置は、実施の形態1と略同様のため、ここではトナー容器60について説明する。本実施の形態のトナー容器60は、実施の形態1のトナー容器60と略同様に構成されるが、伝達部材65とカップリングギア66の構成が実施の形態1と異なる。尚、実施の形態1と同様の構成要素には同様の符号を付し、ここではその詳細な説明は省略する。
本例の伝達部材65は、実施の形態1の外筒部(例えば図7に示す符号65aの部分)を有しておらず、容器本体61の開口の内周面との間に嵌め込まれるように構成されている。このように、容器本体61と伝達部材65との間は固定される態様であれば、どのような構成を用いるようにしてもよく、要は、伝達部材65の回転によって容器本体61が回転できる構成であればよい。
また、本例のカップリングギア66は、実施の形態1のように二つの突起66bを有するものではなく、四つの突起66bを備えている。そのため、伝達部材65の凹部65eにもそれに合った形状が施されており、カップリングギア66と伝達部材65との嵌め合いがなされるようになっている。
このようなトナー容器60を組み立てるには、先ず、容器本体61の開放側(把持部61aとは異なる側)の内壁に向けて伝達部材65を差し込んで、両者を固定する。この固定方法は、ねじ込み方式や接着方式等公知の方式を適用すればよい。そして、容器本体61と伝達部材65が一体となった状態の伝達部材65側を環状のシール部材74を介して保持部材70に挿入する。このときの保持部材70と伝達部材65、具体的には攪拌羽根69の位置が排出口71(図示せず)の範囲内に位置するように位置決めされる。
その後、保持部材70の被装着部52側から、伝達部材65の凹部65eに向けて、シール部材75を介してカップリングギア66を挿入する。これにより、カップリングギア66と伝達部材65の凹部65eが噛み合う。尚、カップリングギア66の回転は、カップリングギア66の突起66bのうち、急峻面66b1側を弛緩面66b2側に押すような回転力を、被装着部52側の駆動部材によって与えればよい。
更に、本例では、保持部材70と伝達部材65とが位置決めされた状態を維持するための位置決め部100として、図17(a)に示すように、テープ102をカップリングギア66から保持部材70の表面を経由して容器本体61に至る領域に貼付している。このようにテープ102が貼付されたトナー容器60を被装着部52に装着する際は、テープ102を剥がしてから装着すればよい。このテープ102を剥がすことが本例の解除部に相当する。
更に、位置決め部100としては、図17(b)のようにしてもよい。同図において、位置決め部100は、保持部材70の被装着部52側を覆うように設けられたキャップ103を用いる態様となっている。このキャップ103は、その中心部がカップリングギア66と嵌合するようになっており、カップリングギア66の回転を阻止する構成が採用されている。そのため、カップリングギア66と保持部材70との間が位置決めされており、結果的に伝達部材65の回転がなされないようになっている。そして、この場合にも、解除部としては、トナー容器60を被装着部52への装着する前に、キャップ103を外すことが相当する。
◎実施の形態3
図18は、実施の形態3に係る位置決め部100の断面構成を示す説明図である。本実施の形態では、位置決め部100の他は実施の形態1と略同様の構成のため、ここでは位置決め部100について説明する。尚、実施の形態1と同様の構成要素には同様の符号を付し、ここではその詳細な説明は省略する。
本実施の形態の位置決め部100は、保持部材70に回転可能な回転軸104を設け、この回転軸104によって両端部に±z方向に突出する爪部105a、105bを有する引っ掛け爪105を揺動可能に支持させている。また、この引っ掛け爪105のうち、爪部105a側が保持部材70に設けられた弾性部材106によってz方向への付勢力が与えられており、更に、もう一方の爪部105bが伝達部材65の外筒部65aの外周溝65a1に嵌め込まれるようになっている。そのため、トナー容器60単体では、保持部材70と伝達部材65の位置決めがなされた状態で維持されるようになる。このとき、排出口71の範囲内に攪拌羽根69が位置した状態のトナー容器60が実現される。
一方、被装着部52側には、被装着部52(図示せず)の一部で構成される突き当て部材52bが設けられており、トナー容器60が被装着部52への装着時に−x方向に移動すると、トナー容器60側の引っ掛け爪105の爪部105aが突き当て部材52bの押え面52b1に接触するようになっている。すなわち、本例の解除部は、突き当て部材52bに引っ掛け爪105が接触することによってなされる。
また、図では、トナー容器60の排出口71側の開閉蓋72の開閉動作についても示している。被装着部52側には、トナー容器60の開閉蓋72に合わせた位置に合わせ部材52aが固定的に設けられている。更に、合わせ部材52aには、排出口71から排出されるトナーが通過可能な貫通孔52a1が設けられている。そのため、トナー容器60が−x方向に移動すると、開閉蓋72は合わせ部材52aによってx方向に移動し、トナー容器60が被装着部52に装着された段階では、合わせ部材52aが排出口71の下方に位置し、排出口71の下部には、貫通孔52a1が位置するようになる。つまり、この合わせ部材52aの貫通孔52a1が、排出口71から排出されるトナーの受入口の一部に相当する。尚、図中、符号73は、シールフィルムであり、また、二点鎖線は開閉蓋72が開放された状態を示している。
そして。このような開閉蓋72の開閉動作は、実施の形態1にても用いられていることは言うまでもない。
図19は、本実施の形態におけるトナー容器60の被装着部52(図示せず)への装着時の様子を示す説明図であり、(a)が装着途中の段階、(b)が装着後の段階を示している。
(a)では、トナー容器60が位置決め部100にて位置決めされているため、この段階では、伝達部材65の回転はなく、つまり、一方の攪拌羽根69aが排出口71の範囲内に位置決めされた状態を保っている。また、トナー容器60が装着された後の(b)では、引っ掛け爪105の爪部105aが突き当て部材52bの押え面52b1に接触することで、引っ掛け爪105は弾性部材106を押しつけながら回転軸104を中心に回転する。これにより、爪部105bが伝達部材65の孔部65a1から外れて、保持部材70と伝達部材65との間の固定が解除される。このことにより、これ以降、伝達部材65の回転が可能な状態となり、必要に応じて攪拌羽根69が回転できるようになる。
◎実施の形態4
図20は、実施の形態4に係る位置決め部100の断面構成を示す説明図であり、(a)はトナー容器60単体、(b)はトナー容器60が被装着部52(図示せず)に装着された段階を示している。尚、本実施の形態では、位置決め部100の他は実施の形態1と略同様の構成のため、ここでは位置決め部100について説明する。また、実施の形態1と同様の構成要素には同様の符号を付し、ここではその詳細な説明は省略する。
図20(a)において、本実施の形態の位置決め部100は、保持部材70に回転可能な回転軸108を設けると共に、この回転軸108によって回転可能な停止片107を設け、この停止片107の一端側が伝達部材65の外筒部65aに開いた孔部65a2に嵌め込まれる。このとき、停止片107には図示外の付勢部材が設けられており、停止片107に対しては回転軸108を中心に図中反時計回りの付勢力が付与されている。また、保持部材70には、スリーブ状の管部材109が取り付けられており、この管部材109の内部には、移動可能な突き当て棒110と、この突き当て棒110を−x方向に付勢するばね部材111が設けられ、その一端側が管部材109に固定された状態となっている。そして、突き当て棒110の一端側が停止片107に接触する位置になるように各種部材配置がなされている。そのため、トナー容器60単体での位置決めがなされ、排出口71の範囲内に攪拌羽根69が位置決めされている。
また、トナー容器60が被装着部52に装着されると、(b)に示すように、被装着部52の一部で構成されるブラケット52cに対して、突き当て棒108が接触して、x方向に押される。突き当て棒110がx方向に押されることで、停止片107が回転軸108を中心に回転する。このことにより、停止片107の一端側が伝達部材65の外筒部65aに開いた孔部65a2から外れるようになる。これにより、トナー容器60の伝達部材65の回転が可能になる。すなわち、本例の解除部は、突き当て棒110がブラケット52cに接触することでなされる。
◎実施の形態5
図21は、実施の形態5に係る位置決め部100の断面構成を示す説明図である。本実施の形態では、位置決め部100の他は実施の形態1と略同様の構成のため、ここでは位置決め部100について説明する。尚、実施の形態1と同様の構成要素には同様の符号を付し、ここではその詳細な説明は省略する。
本実施の形態の位置決め部100は、実施の形態3の位置決め部100(図18参照)と略同様に構成されるが、トナー容器60のうち、伝達部材65の外筒部65aの一部に対し周面に沿って凹凸形状が連なる凹凸部112が形成されている点が実施の形態3と異なる。尚、実施の形態3と同様の構成には同様の符号を付し、ここではその詳細な説明は省略する。また、図では凹凸部112を分かり易くするために、断面表記ではなく、外観を示している。
本実施の形態では、凹凸部112の凹部に対して引っ掛け爪105の一方の爪部105bが噛み合うことで、位置決めがなされている。本実施の形態では、伝達部材65の外筒部65aに凹凸部112を形成することで、周方向における位置決め位置を多数設定することが可能になり、例えば攪拌羽根69の枚数が多い場合には、凹凸部112の適宜位置を選択し易くなる。
そして、このような態様のトナー容器60を被装着部52(図示せず)に装着すると、実施の形態2と同様に、引っ掛け爪105の爪部105bが凹凸部112から外れることで、伝達部材65が回転できるようなる。すなわち、本例の解除部は、実施の形態3と同様である。
1…容器,2…収容部,2a…螺旋部,3…保持部材,4…排出口,5…開閉蓋,6…伝達部材,7…攪拌部材,8…羽根,9…位置決め部,10…処理装置,11…処理装置本体,12…被装着部,13…駆動部材,14…処理部,15…搬送部,16…解除部,17…回転制御部

Claims (9)

  1. 処理装置本体に装着可能で、粉体が収容されて開口を有する収容部と、
    前記収容部の開口側に配置されて前記収容部を回転可能に保持し、前記粉体が排出される排出口を有する保持部材と、
    前記収容部に固定され、前記収容部の回転と共に前記保持部材の内周面に沿って非接触に回転して当該保持部材内の前記粉体が攪拌される羽根を有する攪拌部材と、
    前記処理装置本体側からの回転力を前記収容部に伝達する伝達部材と、
    を備え、
    前記羽根は、前記保持部材の前記処理装置本体側の内壁面に沿って前記伝達部材の回転中心から径方向に延びる部分を有し、当該径方向に延びる部分が、前記収容部の停止時に、前記排出口の重力方向上方であって前記収容部の回転軸の重力方向下方の位置のうち、前記排出口を重力方向上方に投影した空間を遮る位置に停止することを特徴とする容器。
  2. 請求項1に記載の容器において、
    前記粉体が前記収容部に収容された状態、かつ、前記羽根の前記径方向に延びる部分が、前記収容部の停止時に、前記排出口の重力方向上方であって前記収容部の回転軸の重力方向下方の位置のうち、前記排出口を重力方向上方に投影した空間を遮る位置に停止している際に着脱可能であることを特徴とする容器。
  3. 請求項1に記載の容器において、
    前記保持部材は、前記排出口を開閉する開閉蓋を有することを特徴とする容器。
  4. 請求項1に記載の容器において、
    前記羽根は、前記収容部の停止時に、前記排出口を重力方向上方に投影した空間のうち回転方向における上流寄りの空間を遮る位置に停止することを特徴とする容器。
  5. 処理装置本体に装着可能で、粉体が収容されて開口を有する収容部と、
    前記収容部の開口側に配置されて前記収容部を回転可能に保持し、前記粉体が排出される排出口を有する保持部材と、
    前記収容部に固定され、前記収容部の回転と共に回転して前記粉体が攪拌される羽根を有する攪拌部材と、
    前記処理装置本体側からの回転力を前記収容部に伝達する伝達部材と、を備え、
    前記羽根は、前記収容部の停止時に、前記排出口の重力方向上方であって前記収容部の回転軸の重力方向下方の位置に停止するものであり、
    更に、前記羽根は、前記保持部材の前記処理装置本体側の内壁面に沿って前記伝達部材の回転中心から径方向に延びる部分と、前記保持部材の周面側の内壁に沿って前記伝達部材の回転軸方向に延びる部分と、を有する略L字状の形状を有していることを特徴とする容器。
  6. 請求項1に記載の容器において、
    前記処理装置本体に装着される前の前記羽根の停止位置が前記排出口の重力方向上方であって前記収容部の回転軸の重力方向下方の位置に位置決めされる位置決め部を備えることを特徴とする容器。
  7. 請求項に記載の容器と、
    前記容器が着脱可能な処理装置本体と、
    前記処理装置本体側からの回転力を前記容器の前記収容部に伝達する伝達部材を回転駆動する駆動部材と、
    前記粉体による処理を実施する処理部と、
    前記容器から排出された前記粉体を前記処理部に向けて搬送する搬送部と、
    前記容器が前記処理装置本体に装着される際に前記位置決め部を解除する解除部と、
    前記容器の前記収容部の停止時に、前記排出口の重力方向上方であって前記収容部の回転軸の重力方向下方の位置に前記羽根を位置させるように前記駆動部材を制御する回転制御部と、
    を備えることを特徴とする処理装置。
  8. 請求項に記載の処理装置において、
    前記回転制御部は、前記駆動部材の回転をモータの回転制御によって行うことを特徴とする処理装置。
  9. 静電潜像を保持可能な像保持体と、
    前記像保持体の静電潜像を前記粉体としての現像剤にて現像する請求項又はに記載の処理装置と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
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