JP6617423B2 - 容器及びこれを用いた処理装置、画像形成装置 - Google Patents
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Description
特許文献1には、画像形成装置の搬送時にトナー補給容器の蓋からトナーが漏れ出さないようにしたもので、容器内に螺旋羽根状の搬送部材を設け、更に、螺旋羽根の一部に遮蔽部材を形成し、搬送部材が決められた位置にあるときに、容器からトナーが排出される開口部に対して容器内から遮蔽部材にて遮蔽する構成が開示されている。
特許文献2には、画像形成装置に装着するトナー容器において、トナー排出口の上方位置に、斜めに配置された二枚のスクレーパを回転軸に対して互いに異なる方向に傾斜するように配置し、トナー容器の回転に伴ってスクレーパを回転させることで、トナーをほぐすようにした構成が開示されている。
請求項2に係る発明は、請求項1に係る容器において、前記粉体が前記収容部に収容された状態、かつ、前記羽根の前記径方向に延びる部分が、前記収容部の停止時に、前記排出口の重力方向上方であって前記収容部の回転軸の重力方向下方の位置のうち、前記排出口を重力方向上方に投影した空間を遮る位置に停止している際に着脱可能であることを特徴とする容器である。
請求項3に係る発明は、請求項1に係る容器において、前記保持部材は、前記排出口を開閉する開閉蓋を有することを特徴とする容器である。
請求項4に係る発明は、請求項1に係る容器において、前記羽根は、前記収容部の停止時に、前記排出口を重力方向上方に投影した空間のうち回転方向における上流寄りの空間を遮る位置に停止することを特徴とする容器である。
請求項5に係る発明は、処理装置本体に装着可能で、粉体が収容されて開口を有する収容部と、前記収容部の開口側に配置されて前記収容部を回転可能に保持し、前記粉体が排出される排出口を有する保持部材と、前記収容部に固定され、前記収容部の回転と共に回転して前記粉体が攪拌される羽根を有する攪拌部材と、前記処理装置本体側からの回転力を前記収容部に伝達する伝達部材と、を備え、前記羽根は、前記収容部の停止時に、前記排出口の重力方向上方であって前記収容部の回転軸の重力方向下方の位置に停止するものであり、更に、前記羽根は、前記保持部材の前記処理装置本体側の内壁面に沿って前記伝達部材の回転中心から径方向に延びる部分と、前記保持部材の周面側の内壁に沿って前記伝達部材の回転軸方向に延びる部分と、を有する略L字状の形状を有していることを特徴とする容器である。
請求項6に係る発明は、請求項1に係る容器において、前記処理装置本体に装着される前の前記羽根の停止位置が前記排出口の重力方向上方であって前記収容部の回転軸の重力方向下方の位置に位置決めされる位置決め部を備えることを特徴とする容器である。
請求項7に係る発明は、請求項6に係る容器と、前記容器が着脱可能な処理装置本体と、前記処理装置本体側からの回転力を前記容器の前記収容部に伝達する伝達部材を回転駆動する駆動部材と、前記粉体による処理を実施する処理部と、前記容器から排出された前記粉体を前記処理部に向けて搬送する搬送部と、前記容器が前記処理装置本体に装着される際に前記位置決め部を解除する解除部と、前記容器の前記収容部の停止時に、前記排出口の重力方向上方であって前記収容部の回転軸の重力方向下方の位置に前記羽根を位置させるように前記駆動部材を制御する回転制御部と、を備えることを特徴とする処理装置である。
請求項8に係る発明は、請求項7に係る処理装置において、前記回転制御部は、前記駆動部材の回転をモータの回転制御によって行うことを特徴とする処理装置である。
請求項9に係る発明は、静電潜像を保持可能な像保持体と、前記像保持体の静電潜像を前記粉体としての現像剤にて現像する請求項7又は8に係る処理装置と、を備えることを特徴とする画像形成装置である。
請求項2に係る発明によれば、容器に粉体が残留している状態であっても、容器の排出口からの漏出を抑えた状態で容器を着脱することができる。
請求項3に係る発明によれば、収容部内の粉体の排出を安全に実施することができる。
請求項4に係る発明によれば、羽根が排出口を重力方向上方に投影した空間のうち回転方向における下流寄りに停止する態様に比べて、排出口からの粉体の漏出を一層抑えることができる。
請求項5に係る発明によれば、簡単な構成で羽根の回転時の負荷を軽減することができる。
請求項6に係る発明によれば、容器の装着時における羽根の位置を予め決められた位置に設定することができる。
請求項7に係る発明によれば、容器の着脱時に、容器に粉体が残留している状態であっても当該容器の排出口からの漏出を抑えることが可能な処理装置を提供することができる。
請求項8に係る発明によれば、羽根の停止位置を簡単な構成で制御することができる。
請求項9に係る発明によれば、容器の着脱時に、容器に粉体としての現像剤が残留している状態であっても当該容器の排出口からの漏出を抑えることが可能な画像形成装置を提供することができる。
図1(a)は本発明が適用された処理装置の実施の形態の概要を示す説明図、(b)は(a)の容器の部分拡大断面図を示す。
同図において、処理装置10は、粉体が収容される容器1と、容器1が着脱可能に装着される被装着部12を有する処理装置本体11と、を備えている。
ここで、容器は、処理装置本体11に装着可能で、粉体が収容されて開口を有する収容部2と、収容部2の開口側に配置されて収容部2を回転可能に保持し、粉体が排出される排出口4を有する保持部材3と、収容部2に固定され、収容部2の回転と共に回転して粉体が撹拌される羽根8を有する撹拌部材7と、を備え、羽根8は、収容部2の停止時に、排出口4の重力方向上方であって収容部2の回転軸の重力方向下方の位置に停止するものである。
ここで、収容部2停止時における羽根8の停止位置について説明すると、羽根8は、排出口4の重力方向上方であって収容部2の回転軸の重力方向下方の位置に停止すればよい。
このような位置に羽根8が停止すると、この羽根8は排出口4に面した粉体内に存在し、排出口4から処理装置本体11側へ粉体が押し込まれ、羽根8付近での粉体の溜まりが抑えられるという作用を奏する。
特に、羽根8の停止位置としては「排出口4を重力方向上方に投影した空間を遮る位置」であることが好ましい。この場合、羽根8の一部が排出口4の投影空間に掛かっていればよいが、好適には図に示すように、羽根8の全体が排出口4の投影空間範囲内に停止する方がよい。
攪拌部材7が停止した際、保持部材3の排出口4からの粉体の漏出をより抑える観点からは、攪拌部材7の羽根8は、収容部2の停止時には、前述した排出口4の投影空間のうち、攪拌部材7の回転方向における上流寄りに停止する方がよい。このように羽根8が回転方向の上流寄りに停止することで、羽根8の回転方向下流側では、排出口4に向けて粉体が押し込まれるものの、羽根8の回転方向上流側では、収容部2内で搬送されてくる粉体が攪拌されて排出口4に向かう箇所にて羽根8が排出口4へ粉体が流れるのをせき止める作用を奏する点で好ましい。
◎実施の形態1
<画像形成装置の全体構成>
図2は、本発明に係る実施の形態1の画像形成装置の構成を示す説明図である。同図において、本実施の形態の画像形成装置は、トナー及びキャリアを含む四色の二成分現像剤を使用するカラープリンタの構成であり、各色の画像形成部20(20a〜20d)を略水平方向に沿って一列に配列し、画像形成部20の鉛直下方には、三つの張架ロール41〜43に掛け渡された無端状の中間転写ベルト40を設けた構成となっている。画像形成部20の上方には各色の画像形成部20に粉体としてのトナーを供給(補給)する処理を行う粉体処理装置としてのトナー供給装置50(50a〜50d)が配置されている。
図3は、本実施の形態における現像装置30並びにトナー供給装置50の構成を示す説明図である。
現像装置30は、感光体21に対向する位置に開口31aが配置された現像筐体31を有し、現像筐体31内の開口31aに対向する位置には、二成分現像剤を保持して、感光体21上の静電潜像を現像剤中のトナーにて現像する現像ロール32が配置されている。
現像ロール32は、内部に複数の磁極を有する磁石体32aを固定的に設けると共に、磁石体32aの周りには回転可能に構成される現像スリーブ32bを有している。磁石体32aの磁極は、本例では、感光体21との対向部位に磁極MP1が配置され、他は、現像スリーブ32bの回転方向に沿って、各磁極MP2〜MP5が適宜配置されている。
図3に示すように、トナー供給装置50は、装置本体51内に、粉体としてのトナーが収容されるトナー容器60と、トナー容器60を支持する支持台80と、トナー容器60内のトナーを供給路39経由で現像装置30へ供給するために粉体搬送部としての攪拌搬送部81と、トナー容器60の一部を回転させるための図示外の駆動系等を備えている。また、トナー容器60内に収容されたトナーは、攪拌搬送部81を経由して供給路39へ搬送されるようになっている。
これらの図において、夫々のトナー供給装置50(50a〜50d)は略同様の構成のため、ここでは一つのトナー供給装置50(具体的には50a)について説明する。トナー供給装置50の装置本体51内には、トナー容器60が装着されるための被装着部52が形成されており、この被装着部52に対して装着可能なトナー容器60を選択することで、夫々のトナー供給装置50a〜50d(図2参照)に適用されるトナー容器60の区別がなされるようになっている。
本実施の形態のトナー容器60は、図6に示すように、容器内のトナーを排出口71から攪拌搬送部81側に排出することで、トナーの供給(補給)を行うものとなっている。トナー容器60は支持台80に対して略水平に装着され、このとき、トナー容器60の排出口71が鉛直下方側に向かうようになっている。
また、本実施の形態の制御装置90(図3参照)は、トナー容器60の容器本体61の停止時に攪拌部材68の二枚の攪拌羽根69のうち、いずれか一方を排出口71の範囲内に位置させるように駆動部材54を制御するようになっている。そのため、制御装置90は、いずれか一方の攪拌羽根69を排出口71の範囲内に位置決めするため、モータ53の回転角度を調整するようになっている。
以上のような構成における現像装置30の作動について、図3を基に説明する。
本実施の形態の現像装置30は、現像ロール32の磁石体32aに配置された磁極MP1〜MP5と、現像スリーブ32bの回転によって、現像剤(二成分現像剤)が現像ロール32上に保持されて搬送される。一方、現像剤搬送路33中の現像剤は、攪拌搬送部材35の働きと現像ロール32側の磁極MP3の作用によって、現像ロール32上に供給される。現像ロール32上に供給された現像剤は、層厚規制部材37と磁極MP4の作用によって層厚規制され、層厚規制部材37を通過した後の現像ロール32上には、層厚が規制された現像剤層が形成され、この状態を保ったまま現像ロール32と感光体21とが対向する現像領域に搬送される。現像領域では、現像ロール32と感光体21との間に作用する現像バイアス及び磁極MP1の作用によって、現像剤中のトナーが感光体21側に飛翔して、感光体21上の静電潜像を顕像化してトナー像を形成する。
本実施の形態のトナー供給装置50は、制御装置90によって制御されている。例えば濃度検知器38によって検知される現像剤搬送路34中のトナー濃度が、予め決められた値より低いと判断された場合、トナー供給装置50の攪拌搬送部81の攪拌搬送部材82を回転させて、トナー供給装置50側から現像装置30側へトナーの供給がなされる。このとき、制御装置90は、トナー供給装置50の被装着部52側のモータ53も回転させて、トナー容器60から攪拌搬送部81側へ向けてトナーの排出を行う。更に、本実施の形態では、トナー容器60の回転を停止する際には、攪拌部材68の一方の攪拌羽根69が排出口71の範囲内に停止するように制御している。
図11は、攪拌羽根69の枚数と、モータ(ステッピングモータ)53のステップ数の関係を示した表で、攪拌羽根69の枚数とカップリングギア66の突起66bの数量を夫々2〜4とした場合に、最小限必要な回転角度と、それに要するステップ数との関係を示したものである。本例では攪拌羽根69が二枚で、カップリングギア66の突起66bが二個のため、攪拌羽根69の一方を排出口71の範囲内に停止させるためには、最小限必要な回転角度は180°であり、そのため、モータ53のステップ数は24ステップとなる。つまり、攪拌羽根69の一方が排出口71の範囲内にあるときの位置(フォトセンサによって検出される位置)を基準に、24ステップの整数倍の回転をモータ53に行わせることで、攪拌羽根69の一方を排出口71の範囲内に位置決めできるようになる。
このように制御されるモータ53の回転により被装着部52側に設けられた駆動部材54が回転することで、容器本体61が回転する。つまり、被装着部52に装着されたトナー容器60に対して、駆動部材54の回転がトナー容器60側のカップリングギア66の突起66bを回転させるように働くため、カップリングギア66が回転する。このカップリングギア66の回転に合わせて伝達部材65及び容器本体61が回転するようになる。これにより、容器本体61内に収容されているトナーは、螺旋部62によって伝達部材65側へ送り出される。伝達部材65側へ送り出されたトナーは、攪拌羽根69にて攪拌されながら、排出口71から攪拌搬送部81側へ送り出される。
図10(b)及び(c)は、攪拌羽根69が停止する前後の様子を示す模式図であり、(a)は停止前、(b)は停止後を示している。攪拌羽根69が停止する直前には、攪拌羽根69(具体的には一方の攪拌羽根69a)の回転方向に対する下流側のトナーT(図中αで示す部分)は、攪拌羽根69aによって排出口71側へ押し込まれる作用を受ける。一方、攪拌羽根69aの上流側のトナーT(図中βで示す部分)は攪拌羽根69aの回転と共に移動する。次に、(b)に示すように、攪拌羽根69aが排出口71の範囲内、特に、本例では排出口71の範囲内のうち上流寄りに停止すると、攪拌羽根69aの下流側のトナーTは、攪拌羽根69aによってほぼ全量が排出口71へ押し込まれる。これにより、攪拌羽根69aの上流側には、トナーの密度が低い状態となる。一方、攪拌羽根69aの上流側のトナーT(図中βで示す部分)は、攪拌羽根69aの作用並びにトナーT自体の凝集力も手伝って、攪拌羽根69aの上流側の部位でそのまま維持される。したがって、排出口71の付近では、トナーの密度が低い状態が維持される。
いずれの態様にあっても、攪拌羽根69が排出口71の範囲内にない態様に比べて、攪拌部材68が停止するまでに攪拌羽根69によって排出口71側へトナーが押し込まれ、攪拌部材68が停止したときの排出口71付近でのトナーの密度は減少する。そのため、トナー容器60を被装着部52に対して着脱する際のトナーの漏出が抑えられる。また、攪拌搬送部81の第1の孔部85付近でのトナーの凝集が抑えられる。更に、保持部材70内で排出口71側へ向かうトナーは攪拌羽根69(具体的には69a)によって抑えられるため、トナー容器60の着脱の際の開閉蓋72からのトナーの漏出も抑えられる。
図14、15は、実施の形態2に係るトナー容器60の部分断面を示す説明図であり、図16はその組み立て分解図となっている。本実施の形態の画像形成装置は、実施の形態1と略同様のため、ここではトナー容器60について説明する。本実施の形態のトナー容器60は、実施の形態1のトナー容器60と略同様に構成されるが、伝達部材65とカップリングギア66の構成が実施の形態1と異なる。尚、実施の形態1と同様の構成要素には同様の符号を付し、ここではその詳細な説明は省略する。
また、本例のカップリングギア66は、実施の形態1のように二つの突起66bを有するものではなく、四つの突起66bを備えている。そのため、伝達部材65の凹部65eにもそれに合った形状が施されており、カップリングギア66と伝達部材65との嵌め合いがなされるようになっている。
図18は、実施の形態3に係る位置決め部100の断面構成を示す説明図である。本実施の形態では、位置決め部100の他は実施の形態1と略同様の構成のため、ここでは位置決め部100について説明する。尚、実施の形態1と同様の構成要素には同様の符号を付し、ここではその詳細な説明は省略する。
そして。このような開閉蓋72の開閉動作は、実施の形態1にても用いられていることは言うまでもない。
(a)では、トナー容器60が位置決め部100にて位置決めされているため、この段階では、伝達部材65の回転はなく、つまり、一方の攪拌羽根69aが排出口71の範囲内に位置決めされた状態を保っている。また、トナー容器60が装着された後の(b)では、引っ掛け爪105の爪部105aが突き当て部材52bの押え面52b1に接触することで、引っ掛け爪105は弾性部材106を押しつけながら回転軸104を中心に回転する。これにより、爪部105bが伝達部材65の孔部65a1から外れて、保持部材70と伝達部材65との間の固定が解除される。このことにより、これ以降、伝達部材65の回転が可能な状態となり、必要に応じて攪拌羽根69が回転できるようになる。
図20は、実施の形態4に係る位置決め部100の断面構成を示す説明図であり、(a)はトナー容器60単体、(b)はトナー容器60が被装着部52(図示せず)に装着された段階を示している。尚、本実施の形態では、位置決め部100の他は実施の形態1と略同様の構成のため、ここでは位置決め部100について説明する。また、実施の形態1と同様の構成要素には同様の符号を付し、ここではその詳細な説明は省略する。
図21は、実施の形態5に係る位置決め部100の断面構成を示す説明図である。本実施の形態では、位置決め部100の他は実施の形態1と略同様の構成のため、ここでは位置決め部100について説明する。尚、実施の形態1と同様の構成要素には同様の符号を付し、ここではその詳細な説明は省略する。
そして、このような態様のトナー容器60を被装着部52(図示せず)に装着すると、実施の形態2と同様に、引っ掛け爪105の爪部105bが凹凸部112から外れることで、伝達部材65が回転できるようなる。すなわち、本例の解除部は、実施の形態3と同様である。
Claims (9)
- 処理装置本体に装着可能で、粉体が収容されて開口を有する収容部と、
前記収容部の開口側に配置されて前記収容部を回転可能に保持し、前記粉体が排出される排出口を有する保持部材と、
前記収容部に固定され、前記収容部の回転と共に前記保持部材の内周面に沿って非接触に回転して当該保持部材内の前記粉体が攪拌される羽根を有する攪拌部材と、
前記処理装置本体側からの回転力を前記収容部に伝達する伝達部材と、
を備え、
前記羽根は、前記保持部材の前記処理装置本体側の内壁面に沿って前記伝達部材の回転中心から径方向に延びる部分を有し、当該径方向に延びる部分が、前記収容部の停止時に、前記排出口の重力方向上方であって前記収容部の回転軸の重力方向下方の位置のうち、前記排出口を重力方向上方に投影した空間を遮る位置に停止することを特徴とする容器。 - 請求項1に記載の容器において、
前記粉体が前記収容部に収容された状態、かつ、前記羽根の前記径方向に延びる部分が、前記収容部の停止時に、前記排出口の重力方向上方であって前記収容部の回転軸の重力方向下方の位置のうち、前記排出口を重力方向上方に投影した空間を遮る位置に停止している際に着脱可能であることを特徴とする容器。 - 請求項1に記載の容器において、
前記保持部材は、前記排出口を開閉する開閉蓋を有することを特徴とする容器。 - 請求項1に記載の容器において、
前記羽根は、前記収容部の停止時に、前記排出口を重力方向上方に投影した空間のうち回転方向における上流寄りの空間を遮る位置に停止することを特徴とする容器。 - 処理装置本体に装着可能で、粉体が収容されて開口を有する収容部と、
前記収容部の開口側に配置されて前記収容部を回転可能に保持し、前記粉体が排出される排出口を有する保持部材と、
前記収容部に固定され、前記収容部の回転と共に回転して前記粉体が攪拌される羽根を有する攪拌部材と、
前記処理装置本体側からの回転力を前記収容部に伝達する伝達部材と、を備え、
前記羽根は、前記収容部の停止時に、前記排出口の重力方向上方であって前記収容部の回転軸の重力方向下方の位置に停止するものであり、
更に、前記羽根は、前記保持部材の前記処理装置本体側の内壁面に沿って前記伝達部材の回転中心から径方向に延びる部分と、前記保持部材の周面側の内壁に沿って前記伝達部材の回転軸方向に延びる部分と、を有する略L字状の形状を有していることを特徴とする容器。 - 請求項1に記載の容器において、
前記処理装置本体に装着される前の前記羽根の停止位置が前記排出口の重力方向上方であって前記収容部の回転軸の重力方向下方の位置に位置決めされる位置決め部を備えることを特徴とする容器。 - 請求項6に記載の容器と、
前記容器が着脱可能な処理装置本体と、
前記処理装置本体側からの回転力を前記容器の前記収容部に伝達する伝達部材を回転駆動する駆動部材と、
前記粉体による処理を実施する処理部と、
前記容器から排出された前記粉体を前記処理部に向けて搬送する搬送部と、
前記容器が前記処理装置本体に装着される際に前記位置決め部を解除する解除部と、
前記容器の前記収容部の停止時に、前記排出口の重力方向上方であって前記収容部の回転軸の重力方向下方の位置に前記羽根を位置させるように前記駆動部材を制御する回転制御部と、
を備えることを特徴とする処理装置。 - 請求項7に記載の処理装置において、
前記回転制御部は、前記駆動部材の回転をモータの回転制御によって行うことを特徴とする処理装置。 - 静電潜像を保持可能な像保持体と、
前記像保持体の静電潜像を前記粉体としての現像剤にて現像する請求項7又は8に記載の処理装置と、
を備えることを特徴とする画像形成装置。
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