JP6613428B2 - ジアルキル[2−(ピレニル)フェニル]ホスフィン、および、パラジウム化合物とこれからなる触媒。 - Google Patents

ジアルキル[2−(ピレニル)フェニル]ホスフィン、および、パラジウム化合物とこれからなる触媒。 Download PDF

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Description

本発明は、ジアルキル[2−(ピレニル)フェニル]ホスフィン、および、パラジウム化合物とこれからなる触媒に関するものである。
有機合成反応において、パラジウム化合物が触媒として用いられるが、所望の有機合成反応の触媒作用を発現させるためには、ホスフィン配位子の選択が重要である(例えば、辻二郎著,Palladium Reagents and Catalysts,Wiley社,2004年)。例えば、これまでに炭素−窒素結合形成反応で高活性を示すことが報告されているホスフィン配位子としては、トリ(tert−ブチル)ホスフィン(例えば、特許文献1)および2−ジシクロヘキシルホスフィノ−1,1’−ビフェニル化合物(例えば、特許文献2)が知られている。
特開平10−139742号公報 米国公開特許2002/156295号公報
トリ(tert−ブチル)ホスフィン配位子は、炭素−窒素結合形成反応に有用であるが、空気中で容易に酸化され、かつ発火性を持つことから扱いづらい欠点をもっている。一方、2−ジシクロヘキシルホスフィノ−1,1’−ビフェニル化合物は、比較的酸素に安定で発火性はないものの、トリ(tert−ブチル)ホスフィンに比べ炭素−窒素結合形成反応に対して低活性である。そのため、酸素に安定で、且つ高活性なホスフィン配位子の開発が望まれている。
本発明によれば、酸素に安定で、且つ高活性なホスフィン配位子を提供することができるため、当該ホスフィン配位子を用いた工業スケールでのカップリング反応及び当該反応を用いたカップリング化合物の製造を安全かつ経済的に行うことができるようになる。
本発明者らは、上記課題を鑑み、鋭意検討を重ねた結果、下記一般式(1)で表されるジアルキル[2−(ピレニル)フェニル]ホスフィンが、酸素に安定で取り扱いが容易であり、パラジウム化合物と共に用いることにより、特にN−アリールカルバゾール製造用触媒として高活性であることを見出し、本発明を完成するに至った。すなわち本発明は、
(i)一般式(1)
Figure 0006613428
(式中、Arは、炭素数1〜4のアルキル基で置換されていてもよいピレニル基を示す。RおよびRは、各々独立に炭素数1から10のアルキル基を示す。)
で表されるジアルキル[2−(ピレニル)フェニル]ホスフィン、
(ii)Arが、炭素数1〜4のアルキル基で置換されていてもよい1−ピレニル基または炭素数1〜4のアルキル基で置換されていてもよい4−ピレニル基である(i)に記載のジアルキル[2−(ピレニル)フェニル]ホスフィン、
(iii)Arが、1−ピレニル基、4−ピレニル基または2,7−ジ−tert−ブチル−4−ピレニル基である(i)または(ii)に記載のジアルキル[2−(ピレニル)フェニル]ホスフィン、
(iv)RおよびRが、各々独立に、シクロヘキシル基、イソプロピル基、tert−ブチル基または1−アダマンチル基である(i)から(iii)のいずれかに記載のジアルキル[2−(ピレニル)フェニル]ホスフィン、
(v)RおよびRが、いずれもシクロヘキシル基である(i)から(iv)のいずれかに記載のジアルキル[2−(ピレニル)フェニル]ホスフィン、
(vi)パラジウム化合物と一般式(1)
Figure 0006613428
(式中、Arは、炭素数1〜4のアルキル基で置換されていてもよいピレニル基を示す。RおよびRは、各々独立に炭素数1から10のアルキル基を示す。)
で表されるジアルキル[2−(ピレニル)フェニル]ホスフィンからなる錯体化合物、
(vii)
(vi)に記載の錯体化合物を含むカップリング反応触媒、
に関するものである。
以下に本発明を詳細に説明する。
Arで示されるピレニル基としては、1−ピレニル基、2−ピレニル基、3−ピレニル基、4−ピレニル基および9−ピレニル基を挙げることができる。触媒活性が高く、また原料入手が容易な点で1−ピレニル基または4−ピレニル基が好ましい。
これらのピレニル基は、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基、sec−ブチル基、tert−ブチル基で示される炭素数1から4の直鎖または分岐のアルキル基で1ないし2つ置換されていてもよく、具体的には、2−メチルピレン−1−イル基、2−メチルピレン−4−イル基、1−メチルピレン−2−イル基、1−メチルピレン−4−イル基、4−メチルピレン−1−イル基、4−メチルピレン−2−イル基、2−エチルピレン−1−イルニル基、2−エチルピレン−4−イル基、1−エチルピレン−2−イル基、1−エチルピレン−4−イル基、2−プロピルピレン−1−イル基、2−プロピルピレン−4−イル基、1−プロピルピレン−2−イル基、1−プロピルピレン−4−基、2−イソプロピルピレン−1−イル基、2−イソプロピルピレン−4−イル基、1−イソプロピルピレン−2−イル基、1−イソプロピルピレン−4−イル基、2−tert−ブチルピレン−1−イル基、2−tert−ブチルピレン−4−イル基、1−tert−ブチルピレン−2−イル基、1−tert−ブチルピレン−4−イル基、2,7−ジメチルピレン−1−イル基、2,7−ジメチルピレン−4−イル基、2,7−ジエチルピレン−1−イル基、2,7−ジエチルピレン−4−イル基、2,7−ジ−tert−ブチルピレン−1−イル基、2,7−ジ−tert−ブチルピレン−4−イル基等を挙げることができる。
このようなArについては、触媒活性が高い点および原料の入手が容易な点で、1−ピレニル基、4−ピレニル基、2,7−ジメチルピレン−1−イル基、2,7−ジメチルピレン−4−イル基、または2,7−ジ−tert−ブチルピレン−4−イル基が好ましく、1−ピレニル基、または2,7−ジ−tert−ブチルピレン−4−イル基がさらに好ましい。
およびRで示される炭素数1〜10のアルキル基は、直鎖状、分岐状または環状のいずれでもよく、特に限定するものではないが、例えば、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基、sec−ブチル基、tert−ブチル基、ペンチル基、イソペンチル基、ネオペンチル基、tert−ペンチル基、1−メチルブチル基、2−メチルブチル基、1,2−ジメチルプロピル基、1−エチルプロピル基、ヘキシル基、イソヘキシル基、1−メチルペンチル基、2−メチルペンチル基、3−メチルペンチル基、1,1−ジメチルブチル基、1,2−ジメチルブチル基、2,2−ジメチルブチル基、1,3−ジメチルブチル基、2,3−ジメチルブチル基、3,3−ジメチルブチル基、1−エチルブチル基、2−エチルブチル基、1,1,2−トリメチルプロピル基、1,2,2−トリメチルプロピル基、1−エチル−1−メチルプロピル基、1−エチル−2−メチルプロピル基、ヘプチル基、オクチル基、ノニル基、デシル基、シクロプロピル基、シクロブチル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基、シクロヘプチル基、シクロオクチル基、1−アダマンチル基、および2−アダマンチル基等を挙げることができる。中でも、触媒活性が高い点で好ましく、原料入手が容易な点で、イソプロピル基、tert−ブチル基、シクロヘキシル基、またはアダマンチル基が好ましく、シクロヘキシル基がより好ましい。
本発明のジアルキル[2−(ピレニル)フェニル]ホスフィン(1)は、例えばJournal of the American Chemical Society,126巻,13028−13032ページ,2004年に記載の方法を用いて、1−ブロモ−2−ピレニルベンゼンをブチルリチウムやメチルマグネシウムブロミドなどの有機金属化合物と反応させた後、ジアルキルクロロホスフィンなどのジアルキルホスフィン化合物と反応させることで製造することができる。
本発明のジアルキル[2−(ピレニル)フェニル]ホスフィン(1)は従来公知のパラジウム化合物と錯形成を行い錯体化合物を生成することができる。パラジウム化合物と本発明のジアルキル[2−(ピレニル)フェニル]ホスフィン(1)からなる錯体化合物を含む触媒は、種々の反応、例えば、鈴木カップリング、熊田カップリング、根岸カップリング、スティレカップリング、薗頭カップリング、ヘック反応等の炭素−炭素結合を形成するクロスカップリング反応や、バックワルド−ハートウィグアミノ化等の炭素−窒素結合を形成するクロスカップリング等の触媒として用いることができる。中でも炭素−窒素結合を形成するクロスカップリングの触媒として用いることが好ましく、より具体的にはハロゲン化アリールのH−カルバゾールによるアリールアミノ化の触媒として用いることがさらに好ましい。
ハロゲン化アリールのH−カルバゾールによるアリールアミノ化の際に、用いることのできるパラジウム化合物としては、ビス(ジベンジリデンアセトン)パラジウム、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム等の0価パラジウム化合物や塩化パラジウム、臭化パラジウム、酢酸パラジウム、π−アリルパラジウムクロリドダイマー、ビス(アセチルアセトナト)パラジウム、ジクロロビス(アセトニトリル)パラジウム、ジクロロビス(ベンゾニトリル)パラジウム等の二価パラジウム化合物を例示することができる。収率が良い点で、0価パラジウム化合物が好ましい。
また、その際のジアルキル[2−(ピレニル)フェニル]ホスフィン(1)の使用量は、パラジウム化合物に対して0.2〜10モル当量用いることが好ましく、0.4〜5モル当量用いることがさらに好ましい。
次に本発明を実施例によって詳細に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
参考例−1
Figure 0006613428
アルゴン雰囲気下、反応容器に2−(2,7−ジ−tert−ブチルピレン−4−イル)−4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン 1.76g(4.0mmol)、2−ブロモヨードベンゼン 1.70g(6.0mmol)、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム 0.29g(0.25mmol)、トルエン 5mL、エタノール 4mL、及び2M炭酸ナトリウム水溶液 3.8mLを加えた。90℃に加熱し、16時間攪拌した。反応容器を室温まで冷却した後、溶媒を留去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン)を用いて精製することにより、4−(2−ブロモフェニル)−2,7−ジ−tert−ブチルピレン 1.08g(白色固体、2.3mmol,収率58%)を得た。
H−NMR(CDCl,400MHz)δ(ppm):8.22−8.18(m,3H),8.05(s,2H),7.93(s,1H),7.83−7.77(m,2H),7.55−7.47(m,2H),7.38(ddd,J=2.0Hz,7.2Hz,7.9Hz,1H),1.58(s,9H),1.44(s,9H).
実施例−1
Figure 0006613428
アルゴン雰囲気下、反応容器に4−(2−ブロモフェニル)−2,7−ジ−tert−ブチルピレン 0.94g(2.0mmol)とテトラヒドロフラン 8mLを加え、−78℃に冷却した。次いで、2.6Mのn−ブチルリチウムヘキサン溶液 0.92mL(2.4mmol)を加えて1時間30分攪拌した。次いで、クロロジシクロヘキシルホスフィン 0.70g(3.0mmol)を加えた後、室温で20時間攪拌した。次いで、飽和塩化アンモニウム水溶液 1mLを加え、撹拌後、溶媒を留去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:クロロホルム=10:0〜9:1)を用いて精製することでジシクロヘキシル[2−(2,7−ジ−tert−ブチルピレン−4−イル)フェニル]ホスフィン 0.71g(白色固体,1.2mmol,収率60%)を得た。
H−NMR(CDCl,400MHz)δ(ppm):8.16−8.12(m,3H),8.02(s,2H),7.78(s,1H),7.76(d,J=7.4Hz,1H),7.62(s,1H),7.52−7.39(m,3H),1.84−1.45(m,21H),1.38(s,9H),1.29−0.85(m,10H)。
31P−NMR(CDCl,MHz)δ−11.7(s).
参考例−2
Figure 0006613428
アルゴン雰囲気下、反応容器に1−ピレンボロン酸 2.99g(12.1mmol)、2−ブロモヨードベンゼン 3.76g(13.3mmol)、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム 0.70g(0.61mmol)、トルエン 20mL、エタノール 15mL、及び2M炭酸ナトリウム水溶液 15mLを加えた。90℃に加熱し、9時間攪拌した。反応容器を室温まで冷却した後、溶媒を留去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン)を用いて精製することにより、1−(2−ブロモフェニル)ピレン 3.20g(白色固体,9.0mmol,収率75%)を得た。
H−NMR(CDCl,400MHz)δ(ppm):8.25−8.16(m,3H),8.11(brs,2H),8.03−7.99(m,2H),7.89(d,J=7.8Hz,1H),7.80(d,J=7.8Hz,1H),7.70(d,J=9.2Hz,1H),7.48−7.47(m,2H),7.38−7.34(m,1H).
実施例−2
Figure 0006613428
アルゴン雰囲気下、反応容器に1−(2−ブロモフェニル)ピレン 1.43g(4.0mmol)とテトラヒドロフラン 20mLを加え、−78℃に冷却した。次いで、2.6Mのn−ブチルリチウムヘキサン溶液 1.6mL(4.2mmol)を加えて1時間攪拌した。次いで、クロロジシクロヘキシルホスフィン 1.10g(4.7mmol)を加えた後、室温で14時間攪拌した。次いで、飽和塩化アンモニウム水溶液 1mLを加え溶媒を留去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:クロロホルム=10:0〜9:1)を用いて精製することでジシクロヘキシル[2−(1−ピレニル)フェニル]ホスフィン 1.34g(淡黄色固体,2.8mmol,収率71%)を得た。
H−NMR(CDCl,400MHz)δ(ppm):8.17(dd,J=7.8Hz,7.8Hz,2H),8.12(d,J=7.8Hz,1H),8.09(d,J=8.9Hz,1H),8.06(d,J=8.9Hz,1H),7.97(dd,J=7.8Hz,7.8Hz,1H),7.93(d,J=9.2Hz,1H),7.85(d,J=7.8Hz,1H),7.74(d,J=6.9Hz,1H),7.65(d,J=9.2Hz,1H),7.52−7.36(m,3H),1.86−1.45(m,12H),1.27−0.88(m,10H)。
31P−NMR(CDCl,MHz)δ−12.6(s).
実施例−3
Figure 0006613428
アルゴン雰囲気下、反応容器にカルバゾール 167mg(1.0mmol)、4−ブロモビフェニル 233mg(1.0mmol)、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム 4.6mg(0.005mmol)、ナトリウムtert−ブトキシド 125mg(1.3mmol)、トルエン 2mL、および実施例−2で得たジシクロヘキシル[2−(1−ピレニル)フェニル]ホスフィン 5.9mg(0.01mmol)、を加えた。反応容器を密閉した後、120℃で12時間攪拌した。反応容器を室温まで冷却した後、混合物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=20:0〜19:1)を用いて精製することにより、9−[(1,1’−ビフェニル)−4−イル]−9H−カルバゾール 296mg(白色固体、収率93%)を得た。
H−NMR(CDCl,400MHz)δ(ppm):8.16(d,J=7.7Hz,2H),7.81(d,J=8.4Hz,2H),7.69(d,J=7.4Hz,2H),7.64(d,J=8.4Hz,2H),7.52−7.41(m,7H),7.29(dd,J=7.4Hz,7.4Hz,2H).
実施例−4
Figure 0006613428
アルゴン雰囲気下、反応容器にカルバゾール 167mg(1.0mmol)、3−ブロモキノリン 208mg(1.0mmol)、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム 13.7mg(0.015mmol)、ナトリウムtert−ブトキシド 125mg(1.3mmol)、トルエン 2mL、および実施例−2で得たジシクロヘキシル[2−(1−ピレニル)フェニル]ホスフィン 17.7mg(0.03mmol)を加えた。反応容器を密閉した後、120℃で12時間攪拌した。反応容器を室温まで冷却した後、混合物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=20:0〜17:3)を用いて精製することにより、9−(キノリン−3−イル)−9H−カルバゾール 266mg(黄色液体、収率90%)を得た。
H−NMR(CDCl,400MHz)δ(ppm):9.15(d,J=2.4Hz,1H),8.35(d,J=2.4Hz,1H),8.25(d,J=8.1Hz,1H),8.18(d,J=8.1Hz,2H),7.91(d,J=8.1Hz,1H),7.83(ddd,J=1.4Hz,7.0HZ,8.5Hz,1H),7.66(ddd,J=1.0Hz,7.0HZ,8.5Hz,1H),7.46−7.31(m,6H).
実施例−5
Figure 0006613428
アルゴン雰囲気下、反応容器にカルバゾール 167mg(1.0mmol)、2−ブロモナフタレン 207mg(1.0mmol)、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム 2.3mg(0.0025mmol)、ナトリウムtert−ブトキシド 125mg(1.3mmol)、トルエン 2mL、および実施例−2で得たジシクロヘキシル[2−(1−ピレニル)フェニル]ホスフィン 2.4mg(0.005mmol)を加えた。反応容器を密閉した後、120℃で12時間攪拌した。反応容器を室温まで冷却した後、混合物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=50:0〜49:1)を用いて精製することにより、9−(ナフタレン−2−イル)−9H−カルバゾール 278mg(白色固体、収率95%)を得た。
H−NMR(CDCl,400MHz)δ(ppm):8.17(d,J=7.7Hz,2H),8.04−7.89(m,4H),7.67(dd,J=2.0Hz,8.6Hz,1H),7.59−7.57(m,2H),7.47−7.39(m,4H),7.31(dd,J=7.4Hz,7.4Hz,2H).
実施例−6
Figure 0006613428
アルゴン雰囲気下、反応容器にカルバゾール 167mg(1.0mmol)、1−ブロモ−3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンゼン 293mg(1.0mmol)、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム 2.3mg(0.0025mmol)、ナトリウムtert−ブトキシド 125mg(1.3mmol)、トルエン 2mL、および実施例−2で得たジシクロヘキシル[2−(1−ピレニル)フェニル]ホスフィン 2.4mg(0.005mmol)を加えた。反応容器を密閉した後、120℃で12時間攪拌した。反応容器を室温まで冷却した後、混合物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=100:0〜99:1)を用いて精製することにより、9−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−9H−カルバゾール 289mg(白色固体、収率76%)を得た。
H−NMR(CDCl,400MHz)δ(ppm):8.15(d,J=7.7Hz,2H),8.08(s,2H),7.96(s,1H),7,48−7.33(m,6H).。
19F−NMR(CDCl,376MHz)δ−62.9(s,6F).
実施例−7
Figure 0006613428
アルゴン雰囲気下、反応容器にカルバゾール 167mg(1.0mmol)、1−ブロモ−4−(tert−ブチル)ベンゼン 213mg(1.0mmol)、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム 2.3mg(0.0025mmol)、ナトリウムtert−ブトキシド 125mg(1.3mmol)、トルエン 2mL、および実施例−2で得たジシクロヘキシル[2−(1−ピレニル)フェニル]ホスフィン 2.4mg(0.005mmol)、を加えた。反応容器を密閉した後、120℃で12時間攪拌した。反応容器を室温まで冷却した後、混合物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=50:0〜49:1)を用いて精製することにより、9−[4−(tert−ブチル)フェニル]−9H−カルバゾール 254mg(白色固体、収率85%)を得た。
H−NMR(CDCl,400MHz)δ(ppm):8.14(d,J=7.4Hz,2H),7.59(d,J=8.2Hz,2H),7.47(d,J=8.2Hz,2H),7.43−7.36(m,4H),7.27(dd,J=7.1Hz,7.1Hz,2H),1.42(s,9H).
実施例−8
Figure 0006613428
アルゴン雰囲気下、反応容器にカルバゾール 167mg(1.0mmol)、4−ブロモベンゾニトリル 182mg(1.0mmol)、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム 2.3mg(0.0025mmol)、ナトリウムtert−ブトキシド 125mg(1.3mmol)、トルエン 2mL、および実施例−2で得たジシクロヘキシル[2−(1−ピレニル)フェニル]ホスフィン 2.4mg(0.005mmol)を加えた。反応容器を密閉した後、120℃で12時間攪拌した。反応容器を室温まで冷却した後、混合物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=10:0〜9:1)を用いて精製することにより、4−(9H−カルバゾール−9−イル)ベンゾニトリル 198mg(白色固体、収率74%)を得た。
H−NMR(CDCl,400MHz)δ(ppm):8.13(d,J=7.7Hz,2H),7.89(d,J=8.6Hz,2H),7.73(d,J=8.6Hz,2H),7.46−7.40(m,4H),7.33(ddd,J=2.0Hz,5.6HZ,7.7Hz,2H).
実施例−9
Figure 0006613428
アルゴン雰囲気下、反応容器にカルバゾール 167mg(1.0mmol)、2−ブロモジベンゾチオフェン 263mg(1.0mmol)、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム 2.3mg(0.0025mmol)、ナトリウムtert−ブトキシド 125mg(1.3mmol)、トルエン 2mL、および実施例−2で得たジシクロヘキシル[2−(1−ピレニル)フェニル]ホスフィン 2.4mg(0.005mmol)を加えた。反応容器を密閉した後、120℃で12時間攪拌した。反応容器を室温まで冷却した後、混合物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=50:0〜49:1)を用いて精製することにより、9−(ジベンゾチオフェン−2−イル)−9H−カルバゾール 302mg(白色固体、収率86%)を得た。
H−NMR(CDCl,400MHz)δ(ppm):8.32(d,J=2.0Hz,1H),8.18(d,J=7.8Hz,2H),8.11(d,J=7.3Hz,1H),8.06(d,J=8.4Hz,1H),7.92(d,J=7.3Hz,1H),7.63(dd,J=2.0Hz,8.4Hz,1H),7.54−7.29(m,8H).
実施例−10
Figure 0006613428
アルゴン雰囲気下、反応容器にカルバゾール 167mg(1.0mmol)、3−ブロモアニソール 187mg(1.0mmol)、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム 2.3mg(0.0025mmol)、ナトリウムtert−ブトキシド 125mg(1.3mmol)、トルエン 2mL、および実施例−2で得たジシクロヘキシル[2−(1−ピレニル)フェニル]ホスフィン 2.4mg(0.005mmol)を加えた。反応容器を密閉した後、120℃で12時間攪拌した。反応容器を室温まで冷却した後、混合物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=20:0〜19:1)を用いて精製することにより、9−(3−メトキシフェニル)−9H−カルバゾール 263mg(無色液体、収率98%)を得た。
H−NMR(CDCl,400MHz)δ(ppm):8.13(d,J=7.7Hz,2H),7.44−7.30(m,6H),7.26(dd,J=7.4Hz,7.4Hz,2H),7.09(d,J=8.8Hz,2H),3.88(s,3H).
実施例−11
Figure 0006613428
アルゴン雰囲気下、反応容器にカルバゾール 167mg(1.0mmol)、4−ブロモアニソール 187mg(1.0mmol)、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム 13.8mg(0.0025mmol)、ナトリウムtert−ブトキシド 125mg(1.3mmol)、トルエン 2mL、および実施例−2で得たジシクロヘキシル[2−(1−ピレニル)フェニル]ホスフィン 14.4mg(0.03mmol)加えた。反応容器を密閉した後、120℃で12時間攪拌した。反応容器を室温まで冷却した後、ガスクロマトグラフィーにより9−(4−メトキシフェニル)−9H−カルバゾールの生成を確認した(GC収率87%)。混合物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=20:0〜19:1)を用いて精製することにより、9−(4−メトキシフェニル)−9H−カルバゾール 238mg(白色固体、収率87%)を得た。
H−NMR(CDCl,400MHz)δ(ppm):8.14(d,J=7.8Hz,2H),7.45(d,J=8.9Hz,2H),7.42−7.24(m,6H),7.11(d,J=8.9Hz,2H),3.91(s,3H).
比較例−1
ジシクロヘキシル[2−(1−ピレニル)フェニル]ホスフィン 14.4mg(0.03mmol)に替えて[(1,1’−ビフェニル)−2−イル]ジシクロヘキシルホスフィン 10.5mg(0.03mmol)を用いた以外は全て実施例−11と同じ操作を行い、ガスクロマトグラフィーにより9−(4−メトキシフェニル)−9H−カルバゾールの生成を確認した(GC収率14%)。
比較例−2
ジシクロヘキシル[2−(1−ピレニル)フェニル)ホスフィン 14.4mg(0.03mmol)に替えてジシクロヘキシル[2−(ナフタレン−1−イル)フェニル)ホスフィン 12.0mg(0.03mmol)を用いた以外は全て実施例−11と同じ操作を行い、ガスクロマトグラフィーにより9−(4−メトキシフェニル)−9H−カルバゾールの生成を確認した(GC収率26%)。
比較例−3
ジシクロヘキシル[2−(1−ピレニル)フェニル)ホスフィン 14.4mg(0.03mmol)に替えてジシクロヘキシル[2−(フェナントレン−9−イル)フェニル]ホスフィン 13.5mg(0.03mmol)を用いた以外は全て実施例−11と同じ操作を行い、ガスクロマトグラフィーにより9−(4−メトキシフェニル)−9H−カルバゾールの生成を確認した(GC収率26%)。
比較例−4
ジシクロヘキシル[2−(1−ピレニル)フェニル)ホスフィン 14.4mg(0.03mmol)に替えてトリ−tert−ブチルホスホニウムテトラフルオロボラート 8.7mg(0.03mmol)を用いた以外は全て実施例−11と同じ操作を行い、ガスクロマトグラフィーにより9−(4−メトキシフェニル)−9H−カルバゾールの生成を確認した(GC収率19%)。
比較例−5
ジシクロヘキシル[2−(1−ピレニル)フェニル)ホスフィン 14.4mg(0.03mmol)に替えてジシクロヘキシル[2’,6’−ジイソプロポキシ−(1,1’−ビフェニル)−2−イル)ホスフィン 14.0mg(0.03mmol)を用いた以外は全て実施例−11と同じ操作を行い、ガスクロマトグラフィーにより9−(4−メトキシフェニル)−9H−カルバゾールの生成を確認した(GC収率12%)。
比較例−6
ジシクロヘキシル[2−(1−ピレニル)フェニル)ホスフィン 14.4mg(0.03mmol)に替えてジシクロヘキシル[2’,4’,6’−トリイソプロピル−(1,1’−ビフェニル]−2−イル]ホスフィン 14.3mg(0.03mmol)を用いた以外は全て実施例−11と同じ操作を行い、ガスクロマトグラフィーにより9−(4−メトキシフェニル)−9H−カルバゾールの生成を確認した(GC収率44%)。
実施例−12
Figure 0006613428
アルゴン雰囲気下、反応容器にカルバゾール 167mg(1.0mmol)、4−ブロモベンゾフェノン 261mg(1.0mmol)、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム 0.9mg(0.0010mmol)、ナトリウムtert−ブトキシド 125mg(1.3mmol)、トルエン 2mL、および実施例−2で得たジシクロヘキシル[2−(1−ピレニル)フェニル]ホスフィン 1.0mg(0.002mmol)を加えた。反応容器を密閉した後、120℃で12時間攪拌した。反応容器を室温まで冷却した後、混合物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=10:0〜9:1)を用いて精製することにより、[4−(9H−カルバゾール−9−イル)フェニル](フェニル)メタノン 327mg(白色固体、収率94%)を得た。
H−NMR(CDCl,400MHz)δ(ppm):8.16(d,J=7.4Hz,2H),8.08(d,J=8.6Hz,2H),7.91(d,J=7.1Hz,2H),7.74(d,J=8.6Hz,2H),7.64(dd,J=7.4Hz,7.4Hz,1H),7.67−7.51(m,4H),7.44(dd,J=7.1Hz,7.1Hz,2H),7.33(dd,J=7.1Hz,7.1Hz,2H).

Claims (7)

  1. 一般式(1)
    Figure 0006613428
    (式中、Arは、炭素数1〜4のアルキル基で置換されていてもよいピレニル基を示す。RおよびRは、各々独立に炭素数1から10のアルキル基を示す。)
    で表されるジアルキル[2−(ピレニル)フェニル]ホスフィン。
  2. Arが、炭素数1〜4のアルキル基で置換されていてもよい1−ピレニル基または炭素数1〜4のアルキル基で置換されていてもよい4−ピレニル基である請求項1に記載のジアルキル[2−(ピレニル)フェニル]ホスフィン。
  3. Arが、1−ピレニル基、4−ピレニル基または2,7−ジ−tert−ブチル−4−ピレニル基である請求項1または2に記載のジアルキル[2−(ピレニル)フェニル]ホスフィン。
  4. およびRが、各々独立に、シクロヘキシル基、イソプロピル基、tert−ブチル基または1−アダマンチル基である請求項1から3のいずれかに記載のジアルキル[2−(ピレニル)フェニル]ホスフィン。
  5. およびRが、いずれもシクロヘキシル基である請求項1から4のいずれかに記載のジアルキル[2−(ピレニル)フェニル]ホスフィン。
  6. パラジウム化合物と一般式(1)
    Figure 0006613428
    (式中、Arは、炭素数1〜4のアルキル基で置換されていてもよいピレニル基を示す。RおよびRは、各々独立に炭素数1から10のアルキル基を示す。)
    で表されるジアルキル[2−(ピレニル)フェニル]ホスフィンからなる錯体化合物。
  7. 請求項6に記載の錯体化合物を含むカップリング反応触媒。
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