JP6612953B1 - 部材、磁気テープ装置及び調整方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ガイドローラ部材の基体に対する傾きの調整が可能な部材等の提供。【解決手段】部材は、基体と、該基体に固定され所定のテープの進行方向を決めるガイドローラ部材とを備え、前記ガイドローラ部材は、基部と、前記基部に固定された回転軸とを備え、前記基部は、前記基体を貫通する複数のねじ穴に挿通された複数のねじの先端部と前記基部に接続又は接触された突部に、前記基体に関し前記回転軸と同じ側で同時に接触する。【選択図】 図8

Description

本発明は、テープを誘導するガイドローラに関する。
磁気テープ装置は、一般的に、カセットに収容された磁気テープを、磁気テープ装置が備えるリールに巻き取り、あるいは、リールに巻き取った磁気テープをカセットに巻き取る機構を備える。そして、磁気テープ装置は、磁気テープをカセットからリールへ、又は、リールからカセットへ巻き取る際に、磁気テープを所定の位置を通過させるガイドローラ部材を備える。
図1は、一般的な磁気テープ装置の例である磁気テープ装置100の構成を表す概念図である。磁気テープ装置100は、図示しないカセットからリール261へ磁気テープを巻取り、あるいは、リール261に巻き取った磁気テープをカセットに巻き取る際にテープをガイドするガイドローラ部材106a乃至106dを備える。
ここで、特許文献1は、磁気テープを引き出す移動台と、移動台を回転ドラムの外周に案内し、基準面上において停止させるガイドと、移動台をガイドに沿って移動させるローディングリングとを備えるテープローディング装置を開示する。
また、特許文献2は、コリメータレンズと、コリメータレンズを組み付けるときの基準となる組立て基準と、前記コリメータレンズの光軸の傾きを調整する傾き調整手段と、を有する光源装置を開示する。
実開昭63−065145号公報 特開2006−088569号公報
ここで、磁気テープの巻取り動作を良好に行わせるためには、ガイドローラ部材の設置面への設置角度を精度良く調整することが重要である。ガイドローラ部材は、一般的に、ガイドローラの回転軸の底面部材に対する傾きのばらつきを有している。そのため、磁気テープ装置100に一律に設置した場合には、磁気テープの巻取り動作に不良が生じる可能性があるためである。
本発明は、ガイドローラ部材の基体に対する傾きの調整が可能な部材等の提供を目的とする。
本発明の部材は、基体と、該基体に固定され所定のテープの進行方向を決めるガイドローラ部材とを備え、前記ガイドローラ部材は、基部と、前記基部に固定された回転軸とを備え、前記基部は、前記基体を貫通する複数のねじ穴に挿通された複数のねじの先端部と前記基部に接続又は接触された突部に、前記基体に関し前記回転軸と同じ側で同時に接触する。
本発明の部材等は、ガイドローラ部材の基体に対する傾きの調整が可能である。
一般的な磁気テープ装置の構成例を表す概念図である。 第一実施形態のガイドローラ部材及びデッキベースの構成例を表す斜視概念図である。 図2に表すガイドローラ部材及びデッキベースの上面概念図である。 図2に表すガイドローラ部材及びデッキベースの断面概念図(その1)である。 図2に表すガイドローラ部材及びデッキベースの断面概念図(その2)である。 図2に表すガイドローラ部材及びデッキベースの分解斜視概念図である。 治具を用いて組み立てることを想定したガイドローラ部材及びデッキベースを表す分解斜視図である。 第一実施形態のガイドローラ部材のデッキベースへの設置手順を表す図(その1)である。 第一実施形態のガイドローラ部材のデッキベースへの設置手順を表す図(その2)である。 第一実施形態のガイドローラ部材のデッキベースへの設置手順を表す図(その3)である。 第一実施形態のガイドローラ部材のデッキベースへの設置手順を表す図(その4)である。 第一実施形態のガイドローラ部材のデッキベースへの設置手順を表す図(その5)である。 第一実施形態のガイドローラ部材のデッキベースへの設置手順を表す図(その6)である。 第二実施形態のガイドローラ部材及びデッキベースの構成例を表す斜視概念図である。 第二実施形態のガイドローラ部材及びデッキベースの上面概念図である。 第二実施形態のガイドローラ部材及びデッキベースの断面概念図(その1)である。 第二実施形態のガイドローラ部材及びデッキベースの断面概念図(その2)である。 第二実施形態のガイドローラ部材のデッキベースへの設置手順を表す図(その1)である。 第二実施形態のガイドローラ部材のデッキベースへの設置手順を表す図(その2)である。 第二実施形態のガイドローラ部材のデッキベースへの設置手順を表す図(その3)である。 実施形態の磁気テープ装置の最小限の構成を表すブロック図である。
<第一実施形態>
第一実施形態は、回転軸のデッキベースとなす角度を調整可能な磁気テープの部分構造に関する実施形態である。
[構成と動作]
図2は、本実施形態のガイドローラ部材及びデッキベースの例であるガイドローラ部材106及びデッキベース201の構成例を表す斜視概念図である。
図2に表すガイドローラ部材106及びデッキベース201は、図1に表す磁気テープ装置100のガイドローラ部材106a乃至106d及びデッキベース201として適用可能なものである。
なお、デッキベース201は、図1に表す磁気テープ装置100の、ガイドローラ部材106a乃至106dを設置するための共通の部材である。図2に表すデッキベース201は、図1に表すデッキベース201の一部である。
ガイドローラ部材106は、台座221と、回転軸211と、ガイドローラ200とを備える。
回転軸211は、台座221の面に対して略垂直な方向に固定されている。
ガイドローラ200の面271はガイドされる磁気テープが接する面である。面271には、磁気テープの滑りを押さえる滑り止めが形成されている。ガイドローラ200は、図示しないベアリング部材を介して、回転軸211に接続されている。当該接続により、ガイドローラ200は回転軸211の周りを回転し得る。
台座221は、デッキベース201に固定されている。台座221の底面とデッキベース201の上面とのなす角度は、以下に説明する機構により調整が可能である。
図3は、図2に表すガイドローラ部材106及びデッキベース201の上面図である。図4は、ガイドローラ部材106及びデッキベース201を、図3に表す線998aで切断した場合を想定した断面図である。図5は、ガイドローラ部材106及びデッキベース201を、図3に表す線998b又は998cで切断した場合を想定した断面図である。なお、図3乃至図4には、図2に表す滑り止め272は図示を省略してある。
ガイドローラ部材106は、台座221と、ガイドローラ200と、ベアリング部材236a及び236bとを備える。
回転軸211は、図4及び図5に表すように、台座221の上面に、当該上面に対してだいたい垂直になるように固定されている。
ガイドローラ200は、ベアリング部材236aを介して、回転軸211に接続されている。ガイドローラ200は、ベアリング部材236aが備えるベアリング216の回転により、回転軸211の周囲を回転し得る。
図4に表すように、デッキベース201には、突部226が形成されている。
また、デッキベース201には、側面に所定のねじ溝が形成されているねじ穴251b及び251cが形成されている。ねじ穴251b及び251cにはねじ231b及び231cが挿入されている。ねじ231b及び231cの各々の側面には、前記ねじ溝と螺合し得るねじ山が形成されている。
図5に表すように、ねじ231b及び231cは、デッキベース201の上面である面901aから、各々、高さhb又はhcだけ上方へ突出している。
台座221は、その下面である面901bが、突部226並びにねじ231b及び231cの各々の上端に接触した状態で、デッキベース201に固定されている。この固定は、台座221に形成されたねじ穴253に、ねじ穴253に螺合し得るねじ306の軸307が挿入され、ワッシャー311を介してねじ306により締め付けられることにより行われている。
デッキベース201の面901aに対する回転軸211の長手方向のなす角度は、高さha、hb及びhcにより調整され得る。ここで、高さhaは、図4に表す突部226の高さである。また、高さhbは、ねじ231bが面901aから突出している高さである。また、高さhcは、ねじ231cが面901aから突出している高さである。
[ガイドローラ部材のデッキベースへの設置方法]
図6は、図2に表すガイドローラ部材106の分解斜視概念図である。
図6に表す各構成を組み上げて図2に表す状態にするためには、まず、デッキベース201に形成されたねじ穴251bにねじ231bを、ねじ穴251cにねじ231cを、各々挿入して、粗調整を行う。当該粗調整は、ねじ231b及び231cの各々の上端をデッキベース201の上面から、適量、突出させるものである。
この粗調整を、ねじ231b及び231cの各々の上端のデッキベース201上面からの突出長さが所定の値になるように行うことが重要である。その理由は、前記突出長さが所定の量にならないと、その後に行う微調整を精度良く行うことが困難なためである。
この点を解決し得る方法として、次に説明するように、治具を用いる方法がある。
図7は、治具301を用いて組み立てることを想定したガイドローラ部材106を表す分解斜視図である。
図7に表すガイドローラ部材106においては、デッキベース201の前面近傍に治具301が取り付けられている。治具301上面である面901dのデッキベース201の上面である面901aからの高さは、突部226の上端の面901aからの高さよりやや低くなっている。回転軸211の調整の自由度を増やすためである。
本実施形態におけるガイドローラ部材106の組立ては、以下に説明する手順で行われる。
図8乃至図13は、本実施形態のガイドローラ部材106のデッキベース201への設置手順を表す図である。また、図8、図10及び図11の各々における(a)、(b)及び(c)の各々は、ガイドローラ部材106を図3に表す線998a、998b及び998cの各々に沿って切断した場合を想定した断面図である。なお、図8乃至図14においては、図4乃至図6に表すガイドローラ部材106の構成のうち、ガイドローラ200、ベアリング部材236a及び236b、並びに、回転軸211のうちの上方の部分は、図示を省略してある。
まず、図8(a)に表すようにデッキベース201の面901aに治具301を設置し、その上に、図8(a)乃至(c)に表すように、ねじ穴253の中心軸が穴256の中心軸と一致するように、台座221を載せる。これにより、ガイドローラ部材106は、支えなしに、治具301及び突部226上に載置される。
図9は、図8に表す状態に対応する斜視図である。
図9に表す状態で、デッキベース201のねじ穴にねじ231b及び231cが挿入される。
図10(a)乃至(c)は、デッキベース201のねじ穴251b及び251cの各々にねじ231b及び231cの各々が挿入された様子を表す図である。
この状態で、ねじ231b及び231cの各々の上端とデッキベース201の上面である面901aとの距離である高さhb及びhcは、治具301の上面である面901cと面901aとの距離である高さhjよりわずかに高くされている。そのため、面901cの上方には微小な隙間である隙間911が生じている。
図10(a)乃至(c)においては、ガイドローラ部材106は、突部226、ねじ231bの上端及びねじ231cの上端の上に載置されている。
図10に表す状態から、図11(a)乃至(c)の断面図及び図12の斜視図に表すように、治具301をデッキベース201と台座221の間から引き抜く。
その後、ねじ231b及び231cの各々の、ねじ穴251b及び251cの各々への挿入量を微調整することにより、回転軸211のデッキベース上面に対する角度を決める。当該微調整の具体的な方法は、本実施形態と関係しないので、その説明は省略される。
その後、図13に表すように、ねじ306の軸が、穴256を通り、ねじ穴253に挿入されることにより、台座221はデッキベース201に固定され、台座221に固定されている回転軸211のデッキベース上面に対する、微調整された角度は維持される。
なお、以上の説明では突部がデッキベースに形成されている場合について説明したが、突部は台座に形成されていても構わない。
[効果]
本実施形態のガイドローラ部材の台座は、その下面が、デッキベースに形成された突部と、デッキベースに形成された二つの穴の各々に挿入された二つのねじの各々の先端部に接した状態で、デッキベースに固定される。そのため、ガイドローラ部材の回転軸のデッキベースに対する角度は、二つのねじの各々のデッキベースからの突出長さにより調整され得る。そのため、本実施形態のガイドローラ部材とデッキベースの組合せは、ガイドローラ部材のデッキベースに対する傾きの調整が可能である。
<第二実施形態>
本実施形態は、第一実施形態のガイドローラ部材のデッキベースへの設置を容易にする構成に関する実施形態である。
[構成と動作]
図14は、第二実施形態のガイドローラ部材及びデッキベースの例であるガイドローラ部材106及びデッキベース201の構成を表す斜視概念図である。また、図15は、図14に表すガイドローラ部材106及びデッキベース201の上面概念図である。また、図16は、ガイドローラ部材106及びデッキベース201を図16に表す線998aに沿って切断した場合を想定した断面概念図である。また、図17は、ガイドローラ部材106及びデッキベース201を図16に表す線998b又は998cに沿って切断した場合を想定した断面概念図である。
図14乃至図17の説明は、台座221とデッキベース201との間にスペーサ部246が設けられている点を除き、図2乃至図5に表すガイドローラ部材106及びデッキベース201の説明と同じである。
スペーサ部246は、デッキベース201に形成されている。スペーサ部246の上面のデッキベース上面である面901aからの高さである高さhsは、突部226の上面の面901aからの高さである高さhaに近いが、高さhaよりやや低い。
[ガイドローラ部材のデッキベースへの設置方法]
図18乃至図20は、本実施形態のガイドローラ部材106のデッキベース201への設置手順を表す図である。図18乃至図20の各々における(a)、(b)及び(c)の各々は、ガイドローラ部材106を図15に表す線998a、998b及び998cの各々に沿って切断した場合を想定した断面図である。なお、図18乃至図20においては、図15乃至図17に表すガイドローラ部材106の構成のうち、ガイドローラ200、ベアリング部材236a及び236b、並びに、回転軸211のうちの上方の部分は図示を省略してある。
まず、図18(a)に表すようにデッキベース201の上に、図8(a)乃至(c)に表すように、ねじ穴253の中心軸が穴256の中心軸と一致するように、台座221を載せる。これにより、台座221、台座221に固定された回転軸211及び回転軸211に接続された図示しないベアリング部材やガイドローラは、支えなしに、スペーサ部246及び突部226上に載置される。
図18に表す状態で、デッキベース201のねじ穴にねじ231b及び231cが挿入される。
図19(a)乃至(c)は、デッキベース201のねじ穴251b及び251cの各々にねじ231b及び231cの各々が挿入された様子を表す図である。
この状態で、ねじ231b及び231cの各々の上端とデッキベース201の上面である面901aとの距離である高さhb及びhcは、スペーサ部246の上面である面901sと面901aとの距離である高さhsよりわずかに高くされている。そのため、面901sの上方には微小な隙間である隙間912が生じている。
図19(a)乃至(c)においては、ガイドローラ部材106は、突部226、ねじ231bの上端及びねじ231cの上端の上に載置されている。
その後、ねじ231b及び231cの各々の、ねじ穴251b及び251cの各々への挿入量を微調整することにより、回転軸211のデッキベース上面に対する角度を決める。当該微調整の具体的な方法は、本実施形態と関係しないので、その説明は省略される。
その後、図20に表すように、ねじ306の軸が、穴256を通り、ねじ穴253に挿入されることにより、台座221はデッキベース201に固定され、台座221に固定されている回転軸211のデッキベース上面に対する、微調整された角度は維持される。
この状態において、スペーサ部246は、第二実施形態の治具301のようには除去されず、維持されている。また、この状態において、スペーサ部246の上方の隙間912も維持されている。
図20(a)におけるスペーサ部246の左端は、台座221の左端の、下方に重なるようにある。そのため、図20の状態においてはスペーサ部246が磁気テープ装置の他の構成の位置と干渉することはほとんどあり得ない。このことは、スペーサ部246の左端が、台座221の左端の、右下にある場合も同様である。
なお、本実施形態の以上の説明では、スペーサ部はデッキベースに固定されている場合について説明したが、スペーサ部はデッキベースではなく台座に固定されていても構わない。
[効果]
本実施形態のガイドローラ部材及びデッキベース(ガイドローラ部材等)は、ガイドローラ部材のデッキベースに対する傾きの粗調整を行うためのスペーサをデッキベース又は台座が備える。そのため、本実施形態のガイドローラ部材等は、第一実施形態のガイドローラ部材等のように、前記粗調整に第一実施形態で説明した治具301のようなものを用いる必要がない。そのため、第二実施形態のガイドローラ部材等は、前記粗調整に要する手間を少なくすることができる。
図21は、実施形態の部材の最小限の構成である部材202xの構成を表すブロック図である。
部材202xは、基体201xとガイドローラ部材106xとを備える。
ガイドローラ部材106xは、基体201xに固定され所定のテープの進行方向を決めるためのものである。ガイドローラ部材106xは、図示しない、基部と、前記基部に固定された回転軸とを備える。前記基部は、基体201xを貫通する複数のねじ穴に挿通された複数のねじの先端部と前記基部に接続又は接触された突部に、基体201xに関し前記回転軸と同じ側で同時に接触する。
そのため、前記回転軸の基体201xに対する角度は、二つのねじの各々の前記基体からの突出長さにより調整され得る。そのため、部材202xは、ガイドローラ部材の基体に対する傾きの調整が可能である。
そのため、部材202xは、前記構成により、[発明の効果]の項に記載した効果を奏する。
なお、図21に表す部材202xは、例えば、図2乃至図20に表す、ガイドローラ部材106とデッキベース201との組合せである。また、基体201xは、例えば、図2乃至図20に表す、デッキベース201である。また、ガイドローラ部材106xは、例えば、図2乃至図20に表す、ガイドローラ部材106である。また、前記回転軸は、例えば、図2乃至図20に表す、回転軸211である。また、前記突部は、例えば、図3、図4、図6乃至図8、図10、図11、図13、図15、図16、図18及び図19に表す突部226である。また、前記複数のねじ穴は、例えば、図5乃至図8、図10、図11、図13及び図17乃至図20に表すねじ穴251b及び251cである。また、前記複数のねじは、例えば、図3、図5乃至図11、図13、図15、及び図17乃至図20に表すねじ231b及び231cである。
以上、本発明の各実施形態を説明したが、本発明は、前記した実施形態に限定されるものではなく、本発明の基本的技術的思想を逸脱しない範囲で更なる変形、置換、調整を加えることができる。例えば、各図面に示した要素の構成は、本発明の理解を助けるための一例であり、これらの図面に示した構成に限定されるものではない。
また、前記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記述され得るが、以下には限られない。
(付記1)
基体と、該基体に固定され所定のテープの進行方向を決めるガイドローラ部材とを備え、
前記ガイドローラ部材は、基部と、前記基部に固定された回転軸とを備え、
前記基部は、前記基体を貫通する複数のねじ穴に挿通された複数のねじの先端部と前記基部に接続又は接触された突部に、前記基体に関し前記回転軸と同じ側で同時に接触する、
部材。
(付記2)
前記基体と前記基部との間にスペーサが設けられている、付記1に記載された部材。
(付記3)
前記スペーサは前記複数のねじのうちの一つと他の一つとの間に設けられている、付記2に記載された部材。
(付記4)
前記スペーサは、前記基体と前記基部とのうちのいずれか一方に接続されている、付記2又は付記3に記載された部材。
(付記5)
前記スペーサの厚みは、前記突部の前記基体からの高さよりも薄い、付記2乃至付記4のうちのいずれか一に記載された部材。
(付記6)
前記ガイドローラ部材は、前記固定の前に、前記基体の上の前記突部と前記スペーサとの上に載置され得る、付記2乃至付記5のうちのいずれか一に記載された部材。
(付記7)
前記固定は、前記基部に形成された第三ねじ穴に、前記基体に形成された穴を介して、第三ねじが挿入されることにより行われる、付記2乃至付記6のうちのいずれか一に記載された部材。
(付記8)
前記回転軸と前記テープに接触するガイドローラとは、ベアリング部材を介して接続されている、付記2乃至付記7のうちのいずれか一に記載された部材。
(付記9)
前記テープが磁気テープである付記1乃至付記8のうちのいずれか一に記載された部材。
(付記10)
磁気テープ装置に用い得るものである、付記9に記載された部材。
(付記11)
前記基体が前記磁気テープ装置のデッキベースである、付記10に記載された部材。
(付記12)
付記1乃至付記8のうちのいずれか一に記載された部材を備え、前記テープが磁気テープである磁気テープ装置。
(付記13)
基体と、テープを所定の位置に導くための、前記基体に固定されたガイドローラ部材とからなり、
前記ガイドローラ部材は、基部と、前記基部に固定された回転軸と、前記回転軸の周囲を回転し得るガイドローラを備え、
前記基部は、前記基体に形成された第一ねじ穴に挿入された第一ねじの先端部と、前記基体に形成された第二ねじ穴に挿入された第二ねじの先端部と、前記基部に接続又は接触された突部と、の上に設置された上で固定されている、
部材、
における、前記回転軸と前記基体とのなす角度を調整する方法であって、
前記基体の上のスペーサ及び前記突部の上に前記ガイドローラ部材を載置し、
前記第一ねじの先端部及び前記第二ねじの先端部の各々の前記基体からの高さを調整し、
その後に前記固定を行う、
調整方法。
(付記14)
前記スペーサは、前記基体及び前記基部のうちのいずれかに接続されている、付記13に記載された調整方法。
(付記15)
前記スペーサは、前記基体及び前記基部のうちのいずれにも接続されておらず、前記調整の後に除去される、付記13に記載された調整方法。
(付記16)
前記テープが磁気テープである付記13乃至付記15のうちのいずれか一に記載された調整方法。
(付記17)
前記部材が磁気テープ装置に用い得るものである、付記13乃至付記15のうちのいずれか一に記載された調整方法。
(付記18)
前記基体が前記磁気テープ装置のデッキベースである、付記17に記載された調整方法。
100 磁気テープ装置
106、106a、106b、106c、106d ガイドローラ部材
200 ガイドローラ
201 デッキベース
211 回転軸
216 ベアリング
221 台座
226 突部
231b、231c ねじ
236a、236b ベアリング部材
246 スペーサ部
251b、251c、253 ねじ穴
256 穴
261 リール
271 面
272 滑り止め
301 治具
306 ねじ
307 軸
311 ワッシャー
901a、901b、901c、901d 面
912 隙間
998a、998b、998c 線

Claims (6)

  1. 基体と、該基体に固定され所定のテープの進行方向を決めるガイドローラ部材とを備え、
    前記ガイドローラ部材は、基部と、前記基部に固定された回転軸とを備え、
    前記基部は、前記基体を貫通する複数のねじ穴に挿通された複数のねじの先端部と前記基部に接続又は接触された突部に、前記基体に対して前記回転軸が位置する側で同時に接触
    前記突部は前記基体及び前記基部のうちのいずれかに接続されており、
    前記基体と前記基部との間に前記基体及び前記基部のうちのいずれにも接続されていないスペーサが設けられており、
    前記スペーサの厚みは、前記突部の前記基体からの高さよりも薄い、
    部材。
  2. 前記スペーサは前記複数のねじのうちの一つと他の一つとの間に設けられている、請求項に記載された部材。
  3. 前記スペーサは、前記基体と前記基部とのうちのいずれか一方に接続されている、請求項1又は請求項2に記載された部材。
  4. 前記ガイドローラ部材は、前記固定の前に、前記基体の上の前記突部と前記スペーサとの上に載置され得る、請求項1乃至請求項3のうちのいずれか一に記載された部材。
  5. 請求項1乃至請求項のうちのいずれか一に記載された部材を備え、前記テープが磁気テープである磁気テープ装置。
  6. 基体と、テープを所定の位置に導くための、前記基体に固定されたガイドローラ部材とからなり、
    前記ガイドローラ部材は、基部と、前記基部に固定された回転軸と、前記回転軸の周囲を回転し得るガイドローラを備え、
    前記基部は、前記基体に形成された第一ねじ穴に挿入された第一ねじの先端部と、前記基体に形成された第二ねじ穴に挿入された第二ねじの先端部と、前記基部に接続又は接触された突部と、の上に設置された上で固定されている、
    部材、
    における、前記回転軸と前記基体とのなす角度を調整する方法であって、
    前記基体の上のスペーサ及び前記突部の上に前記ガイドローラ部材を載置し、
    前記第一ねじの先端部及び前記第二ねじの先端部の各々の前記基体からの高さを調整し、
    その後に前記固定を行
    前記突部は前記基体及び前記基部のうちのいずれかに接続されており、
    前記スペーサは、前記基体及び前記基部のうちのいずれにも接続されておらず、前記調整の後に除去される、
    調整方法。
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