JP3876969B2 - レーザ装置 - Google Patents
レーザ装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3876969B2 JP3876969B2 JP2001243632A JP2001243632A JP3876969B2 JP 3876969 B2 JP3876969 B2 JP 3876969B2 JP 2001243632 A JP2001243632 A JP 2001243632A JP 2001243632 A JP2001243632 A JP 2001243632A JP 3876969 B2 JP3876969 B2 JP 3876969B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- collimator lens
- laser
- base
- col
- laser device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Laser Beam Printer (AREA)
- Semiconductor Lasers (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、レーザ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
レーザ装置は、複写機やレーザビームプリンタ等の電子写真装置の光源として主に用いられている。中でも、図2に示すように、レーザダイオード3と、LD(レーザダイオード)ベース1と、コリメータレンズ4と、COL(コリメータレンズ)ベース2を備えたものが一般的に知られている。従来のコリメータレンズを固定し位置を調整する方法は、COLベース2の内周にコリメータレンズ4を挿入し、調整スプリング6とアジャストスクリュー5で光軸方向15に調整後、接着剤8で固定するのが一般的である。しかし、接着剤の硬化時に微少な収縮が起こり、コリメータレンズ4が微小変動し、ビーム径が変動してしまうという課題が発生することがあった。
【0003】
また、図3のように接着剤ではなく、緩衝材9を介して上から抑えスプリング8で抑える構成もあげられる。しかし調整スプリング8の径時劣化、アジャストスクリューネジ5のがたにより、コリメータレンズ4が微小変動してしまう。この変動をレーザ装置を光軸方向から見た図4のように、COLベース2内周とコリメータレンズ4外周のギャップにより、上下、回転変動が発生し、光軸がLずれることにより、ビーム径が変動してしまうという課題がある。
【0004】
また、図5のような抑えスプリング10で固定する方法もあるが、斜め側面から不均一な荷重が加わり、微小な変動を起こすとともに、それぞれの部品のバラツキにより、光軸がずれやすく、多ビームなど高精度な位置決めには向かない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来のコリメータレンズの固定、調整方法では微小な変動を引き起こし、ビーム径が変化してしまうとい課題があった。本発明は、コリメータレンズが挿入されるCOLベースの内周に溝を設け、上から弾性部材である抑えスプリングで抑えつけ、溝の接触部2点に上部1点から均一に荷重がかかることにより、コリメータレンズが安定に固定され、ビーム径変動を防止することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明のコリメータレンズ固定、調整においては、コリメータレンズが挿入されるCOLベースクミの内周に溝を設け、上から弾性部材である抑えスプリングで抑えつけ、溝の接触部2点に上部の1点から均一に荷重がかかることにより、コリメータレンズが安定に固定され、ビーム径変動をなくすことができる。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、図を参照して本発明を説明する。
【0008】
コリメータレンズの固定、調整方法を実施した例を図1に示す。図1(a)は光軸15方向から見たレーザ装置の正面図、図1(b)はレーザ装置の側面の断面図である。なお、従来のレーザ装置と同一の部品については省略する。コリメータレンズ14が挿入されるCOLベース11の内周下部にU字型をした溝を設け、上から弾性部材である抑えスプリング12で抑えつけ、U溝部の接触部2点に上部の1点から均一に荷重がかけている。
【0009】
また、従来の技術で、出射口に設けられていたNDフィルタ13をコリメータレンズ14と別部品にしていたものをコリメータレンズ14と一体化して出射口面を同一面とすることにより、従来用いられてきたアジャストスクリュー等の部品点数を削減することができ、更に設置の省スペース化ができる。
【0010】
【発明の効果】
レーザ装置において、コリメータレンズの精密な位置決め固定ができ、微小変動を引き起こさず、ビーム径変動を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例であるレーザ装置の模式図である。
【図2】 従来のレーザ装置の模式図である。
【図3】 従来のレーザ装置の模式図である。
【図4】 従来のレーザ装置の模式図である。
【図5】 従来のレーザ装置の模式図である。
【符号の説明】
3…レーザダイオード、11…COLベース、12…抑えスプリング、13…NDフィルタ、14…コリメータレンズ。
Claims (2)
- レーザダイオード(3)と、前記レーザダイオード(3)を支持するLDベース(1)と、コリメータレンズ(14)と、前記コリメータレンズ(14)を支持するCOLベース(11)とからなるレーザ装置において、
前記コリメータレンズ(14)が挿入される前記COLベース(11)の内周下部にU字型をした溝を設け、前記COLベースの内周上部を弾性部材(12)で抑えつけたことを特徴とするレーザ装置。 - レーザの出射口にNDフィルタ(13)を設け、前記NDフィルタ(13)と前記コリメータレンズ(14)とを一体化して出射口面を同一面としたことを特徴とする請求項1記載のレーザ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001243632A JP3876969B2 (ja) | 2001-08-10 | 2001-08-10 | レーザ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001243632A JP3876969B2 (ja) | 2001-08-10 | 2001-08-10 | レーザ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003060277A JP2003060277A (ja) | 2003-02-28 |
JP3876969B2 true JP3876969B2 (ja) | 2007-02-07 |
Family
ID=19073698
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001243632A Expired - Fee Related JP3876969B2 (ja) | 2001-08-10 | 2001-08-10 | レーザ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3876969B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013109304A (ja) | 2011-01-13 | 2013-06-06 | Toshiba Corp | レンズ保持構造、光走査装置、画像形成装置、及びレンズ保持方法 |
-
2001
- 2001-08-10 JP JP2001243632A patent/JP3876969B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2003060277A (ja) | 2003-02-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH10206714A (ja) | レンズ移動装置 | |
JP3876969B2 (ja) | レーザ装置 | |
JPH10293238A (ja) | 衝撃吸収機構を備えたレンズ鏡筒 | |
JPH08220480A (ja) | 可調整レンズアセンブリ | |
JPH0289662A (ja) | 光学装置 | |
JPH09288245A (ja) | 光走査装置 | |
JPS6252513A (ja) | レ−ザ−光学装置 | |
US20110065051A1 (en) | Supporting device, optical apparatus, exposure apparatus, and device manufacturing method | |
JP2880768B2 (ja) | レンズキャリッジ | |
JPH0745048Y2 (ja) | 画像形成装置の光学調整装置 | |
JP2855018B2 (ja) | イメージスキャナ | |
US20230408789A1 (en) | Lens barrel | |
JP2009038051A (ja) | 光源装置及びそれを備えた光学走査装置 | |
JP3434097B2 (ja) | 微動機構 | |
JP2516612Y2 (ja) | レ−ザユニツト | |
JP2539356B2 (ja) | 光走査装置 | |
JPH0522890Y2 (ja) | ||
JPS58192004A (ja) | 撮影光学系の前後群の倒れ調整機構 | |
JPS59188631A (ja) | 画像形成装置の露光像調整方法 | |
JPH098394A (ja) | 光源装置 | |
KR860001386Y1 (ko) | 레이저 디스크 플레이어의 갈바노미러 | |
JPH01172814A (ja) | レーザーユニット | |
JP2000193868A (ja) | 光軸調整機構 | |
JPS6344811Y2 (ja) | ||
JPH10213769A (ja) | レンズ保持装置及び光ビーム走査光学装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060623 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060628 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060811 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20061011 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20061024 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091110 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091110 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |