JP6612136B2 - 通気・目隠し装置 - Google Patents

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Description

本発明は、引き違い窓のサッシに取り付けて外部から室内が見えないように覆い隠す目隠し装置に関するものであり、更に詳しくは、目隠し機能の他に通気機能も兼ね備えた通気・目隠し装置に関するものである。
引き違い窓のサッシに取り付けて外部から室内が見えないように覆い隠す目隠し装置として、例えば特許文献1に開示されたものが知られている。
この公知の目隠し装置は、引き違い障子及び網戸が取り付けられたサッシ(窓枠)における前記網戸より室外側の位置に、不透明のルーバ又はパネルからなる障子状をした二つの目隠し部材を、引き違い式にスライド自在なるように取り付けたもので、窓の目隠しをするときは、前記二つの目隠し部材を、窓の一半部側と他半部側とに位置するようにスライドさせることにより、該窓を閉鎖し、通気をするときは、前記二つの目隠し部材を、互いに重なり合う位置にスライドさせることにより、該窓を開放する。
しかしながら、前記従来の目隠し装置は、障子状をした二つの目隠し部材で形成されているため、構造が複雑であり、また、二つの目隠し部材を引き違い式にスライドさせることにより、窓を閉鎖して目隠し状態にしたり、窓を開放して通気状態にしたりしなければならないため、操作が煩雑で使い勝手が悪いという欠点がある。しかも、前記目隠し部材は、通常の引き違い障子と同様に、レール上にスライド自在に取り付けられているため、外部から簡単に取り外すことができ、防犯上の問題も有している。
特開2010−144491号公報
本発明の技術的課題は、窓に嵌め殺し状態に取り付けておくだけで、一々開閉操作しなくとも、目隠し機能と通気機能とを常時発揮することができる、構造が簡単で機能的設計構造を備えた通気・目隠し装置を提供することにある。
前記課題を解決するため、本発明によれば、引き違い窓の矩形のサッシに落とし込み式且つ嵌め殺し状態に取り付ける通気・目隠し装置であって、該通気・目隠し装置は、上下の横枠杆及び左右の縦枠杆からなる矩形の装置枠と、該装置枠の内部を目隠し部と通気部とに区画する仕切框と、前記装置枠を前記サッシに固定する固定装置とを有し、前記装置枠における上下の横枠杆のうち上方の横枠杆に、前記サッシの上枠辺に形成された上部レールが嵌合、係止する上部係止溝が形成されると共に、下方の横枠杆に、前記サッシの下枠辺に形成された下部レールが嵌合、係止する下部係止溝が形成され、前記上部係止溝の深さは下部係止溝の深さより深く、前記目隠し部には、光透過性を有する不透明の透光パネルが取り付けられ、前記通気部には、複数の通気孔を有する不透明の穿孔パネルが取り付けられ、前記固定装置は、前記装置枠の左右の縦枠杆のうち少なくとも一方の縦枠杆に、該縦枠杆に沿って上下方向にスライド自在に取り付けられた固定金具と、該固定金具を前記縦枠杆に固定する固定螺子とを有し、前記固定金具には前記サッシの上部レールに当接する当接部が形成されていて、該当接部を前記上部レールに当接させた状態で前記固定金具を前記縦枠杆に固定螺子で固定することにより、前記装置枠が前記サッシに固定されるように構成されたことを特徴とする通気・目隠し装置が提供される。
本発明において、前記上部係止溝及び下部係止溝と前記固定金具及び固定螺子とは、前記装置枠における前記透光パネル及び穿孔パネルより室内側の位置に設けられていることが望ましい。
より望ましくは、前記固定金具が取り付けられた縦枠杆の内側面の前記透光パネル及び穿孔パネルより室内側の位置に、金具取付溝が上下方向に形成され、該金具取付溝に前記固定金具がスライド自在に取り付けられていることである。
また、本発明の具体的な構成態様によれば、前記仕切框の室内外方向幅は、前記装置枠の室内外方向幅より小さく、該仕切框が前記装置枠に取り付けられている位置は、該装置枠の室内外方向幅の中央より室外端寄りの位置であり、また、該装置枠の内周面の室外端寄りの位置には、前記仕切と同等の室内外方向幅を有するパネル取付部材が取り付けられ、該パネル取付部材を介して前記透光パネル及び穿孔パネルが前記目隠し部及び通気部にそれぞれ取り付けられている。
更に、本発明の通気・目隠し装置は、前記装置枠の縦径及び横径を、前記サッシの開口部の縦径及び横径に対して同等以上とすることにより、該サッシの開口部全体を覆った状態で該サッシに嵌め殺し状態に取付可能であり、また、前記通気部の面積が前記目隠し部の面積より小さい。
本発明の通気・目隠し装置は、サッシに単に嵌め殺し状態に取り付けておくだけで、目隠し部によって目隠し機能を発揮すると同時に、通気部によって通気機能も発揮することができる。このため、二つの目隠し部材を有する従来の目隠し装置に比べ、前記目隠し部及び通気部を一々開閉操作する必要がないため、使い勝手が非常に良く、その構造も至って簡単である。
本発明の第1実施形態に係る通気・目隠し装置を引き違い窓のサッシに取り付けた状態を示す縦断面図である。 図1の横断面図である。 図1の上端部分を拡大して示す要部拡大断面図である。 図2の右端部分を拡大して示す要部拡大断面図である。 図1の上端部分を室内側から斜め右上方に向けて見上げた場合の要部斜視図である。 本発明に係る通気・目隠し装置を室外側から斜め下向きに見た場合の斜視図である。 図6の縦断面図である。 図7の上端部分を拡大して示す要部拡大斜視図である。 図7の下端部分を拡大して示す要部拡大斜視図である。 本発明に係る通気・目隠し装置の第2実施形態を示す斜視図である。 本発明に係る通気・目隠し装置の第3実施形態を示す斜視図である。
図1−図5は、本発明の第1実施形態に係る通気・目隠し装置1を引き違い窓のサッシ2に取り付けた状態を示すものである。図中の符号3は建物の躯体を示している。
なお、以下の説明において、「左」及び「右」とは、前記通気・目隠し装置1及びサッシ2を室内側から見た場合の向きである。
前記サッシ2は、アルミニウム合金製の上枠辺2a及び下枠辺2bと、アルミニウム合金製の左枠辺2c及び右枠辺2dとにより、矩形枠状に形成されたものである。前記上枠辺2a及び下枠辺2bには、それぞれ2本の障子用レール5a,5b及び6a,6bが、室内側と室外側との位置に互いに平行をなすように形成され、該障子用レール5a,5b及び6a,6bに、二つのガラス障子7a,7bが、引き違い式に開閉自在なるように取り付けられている。即ち、室内側に位置する上方の障子用レール5aと下方の障子用レール6aとに、一方のガラス障子7aがスライド自在に取り付けられ、室外側に位置する上方の障子用レール5bと下方の障子用レール6bとに、他方のガラス障子7bがスライド自在に取り付けられている。
また、前記サッシ2の上枠辺2a及び下枠辺2bにおける室外側の端部の上下相対する位置には、前記ガラス障子7a,7bより室外側の位置に、前記通気・目隠し装置1を落とし込み式に取り付けるための上部レール8a及び下部レール8bが、前記上枠辺2a及び下枠辺2bの長手方向に延在すると共に前記障子用レール5a,5b及び6a,6bと平行をなすように形成されている。
一方、前記通気・目隠し装置1は、図6−図9からも明らかなように、アルミニウム合金製の上下の横枠杆10a,10b及び左右の縦枠杆10c,10dからなる矩形の装置枠10と、該装置枠10の内部を目隠し部12と通気部13とに区画するアルミニウム合金製の仕切框11と、前記装置枠10を前記サッシ2に固定するための固定装置14(図1−図5参照)とを有していて、前記目隠し部12には、光透過性を有する不透明の透光パネル15が固定的に取り付けられ、前記通気部13には、複数の微小な通気孔16aを有する不透明の穿孔パネル16が固定的に取り付けられている。
前記通気・目隠し装置1は、その縦径M及び横径Nを、前記サッシ2の開口部の縦径及び横径と同等か又はそれより若干大きく形成することにより、該サッシ2の開口部全体を覆った状態で該サッシ2に嵌め殺し状態に取り付けるものである。
前記通気・目隠し装置1の構成について更に詳細に説明する。
前記装置枠10の内部には、左方の縦枠杆10cと右方の縦枠杆10dとの間に前記仕切框11が水平に架設され、それによって該装置枠10の内部が、前記仕切框11の下側の前記目隠し部12と、前記仕切框11の上側の前記通気部13とに区画されている。
前記目隠し部12及び通気部13において、前記装置枠10の内周面、即ち、上下の横枠杆10a,10b及び左右の縦枠杆10c,10dの内側面には、アルミニウム合金製のパネル取付部材20a−20dがそれぞれ取り付けられ、該パネル取付部材20a−20dの内側面と前記仕切框11の上下面とには、それぞれパネル取付溝21が形成され、該パネル取付溝21内に前記透光パネル15及び穿孔パネル16の端部を嵌合させることにより、該透光パネル15及び穿孔パネル16が、前記目隠し部12及び通気部13にそれぞれ取り付けられている。
前記仕切框11とパネル取付部材20a−20dとの室内外方向幅W2は、互いにほぼ同等であって、その幅W2は、前記装置枠10の室内外方向幅W1、即ち、前記上下の横枠杆10a,10b及び左右の縦枠杆10c,10dの室内外方向幅W1より小さく、該幅W1の約半分程度である。また、前記仕切框11及びパネル取付部材20a−20dが前記上下の横枠杆10a,10b及び左右の縦枠杆10c,10dに取り付けられている位置は、該横枠杆10a,10b及び縦枠杆10c,10dの室内外方向幅W1の中央より室外端寄りの位置である。
更に、前記仕切框11が前記装置枠10に取り付けられている位置は、該装置枠10の高さ方向の中央より上方の位置である。従って、前記通気部13の上下方向幅W4及び面積は、前記目隠し部12の上下方向幅W3及び面積より小さい。
このように、前記通気部13の面積を前記目隠し部12の面積をより小さくすることにより、該通気部13がパンチングメタルのような光不透過性の部材で形成されている場合でも、それによって受ける閉塞感をできるだけ抑えることができる。
前記通気部13は、前記装置枠10の下端部、即ち前記目隠し部12の下側に形成しても良い。
前記透光パネル15は、着色や艶消し等の方法により、光は透過するが不透明であるように加工された合成樹脂製のパネルによって形成され、該透光パネル15の端部が、合成樹脂製の溝形ホルダ22を介して前記パネル取付溝21内に取り付けられている。
一方、前記穿孔パネル16は、鉄やステンレスあるいはアルミニウム合金等の金属板に多数の前記通気孔16aを開けたパンチングメタルにより形成されたもので、該穿孔パネル16の上下両端部に、前記パネル取付溝21内に丁度嵌合するような幅(厚さ)を有する立体形状の折曲部16bがそれぞれ形成されると共に、該穿孔パネル16の中間部に、水平方向に延びる補強用のリブ16cが、該穿孔パネル16を折曲することにより形成されている。しかし、この穿孔パネル16は、前記透光パネル15と同様の不透明加工を施した合成樹脂製のパネルに多数の通気孔を開けたものによって形成することもできる。
また、前記装置枠10における上下の横枠杆10a,10bのうち、上方の横枠杆10aにおける室内側の端部には、前記サッシ2の上部レール8aが嵌合、係止する上部係止溝24が、上向きに開口するように形成され、下方の横枠杆10bにおける室内側の端部には、前記サッシ2の下部レール8bが嵌合、係止する下部係止溝25が、下向きに開口するように形成されている。前記上部係止溝24の深さH1は、前記下部係止溝25の深さH2より深い。
前記上部係止溝24は、上方の横枠杆10aに取り付けられて該横枠杆10aの一部をなす溝部材26で形成されている。即ち、前記横枠杆10aの室内側端の下面には、ナット収容溝27を備えたレール状の取付部28が形成され、該取付部28に、断面凹形をした前記溝部材26が、前記ナット収容溝27内のナット29に螺着した螺子30により固定され、該溝部材26の後端部から上方に立ち上がった後端壁24aと前記取付部28との間に、前記上部係止溝24が形成されている。
このように構成された前記上部レール8a及び下部レール8bと前記上部係止溝24及び下部係止溝25とによって前記通気・目隠し装置1は、前記サッシ2に落とし込み式に取り付けることができる。その取り付けは、前記サッシ2の室外側から行い、その手順は次の通りである。
即ち、図1において、先ず、前記通気・目隠し装置1の上端側を室内側に向けてやや傾けた状態にし、前記上部係止溝24内にサッシ2の上部レール8aを嵌合させる。
次に、前記通気・目隠し装置1を、前記上部レール8aの下端が上部係止溝24の溝底に当接する位置まで持ち上げ、その状態で該通気・目隠し装置1の姿勢を垂直に向けることにより、前記下部係止溝25をサッシ2の下部レール8bの真上に位置させる。
続いて、そのままの姿勢で前記通気・目隠し装置1を下降させることにより、前記下部係止溝25内に下部レール8bを嵌合させる。そうすると、前記上部係止溝24の深さH1は下部係止溝25の深さH2より深いため、前記上部レール8aが、前記上部係止溝24内に嵌合した状態を維持することによって該上部係止溝24の後端壁24aに係止したまま、前記下部レール8bが、前記下部係止溝25内に嵌合して該下部係止溝25の後端壁25aに係止する。
そして最後に、前記通気・目隠し装置1を、前記固定装置14で、持ち上げることができないよう前記サッシ2に固定する。
前記固定装置14は、前記装置枠10における左右の縦枠杆10c,10dの内側面の金具取付溝32にスライド自在に取り付けられた固定金具33と、該固定金具33を前記縦枠杆10c,10dに固定するための固定螺子34とを有している。
前記金具取付溝32は、前記左右の縦枠杆10c,10dの前記パネル取付部材20a−20dより室内側の位置に、該縦枠杆10c,10dの長さ方向である上下方向に延在するように形成され、その断面形状は、溝開口部幅が溝内部幅より狭い形をしている。
前記金具取付溝32の内部には、ナット部材35が非回転状態で移動自在なるように収容されていて、該ナット部材35に前記固定螺子34の先端が螺着されており、これにより、該固定螺子34を締め込むことで、前記固定金具33を必要な位置に固定することができるようになっている。前記固定螺子34の締め込み操作、即ち回動操作は、前記透光パネル15及び穿孔パネル16の室内側から行われる。
また、前記固定金具33は、前記サッシ2に形成された前記上部レール8aの下端部に当接する当接部33aを有している。この当接部33aは、前記固定金具33の室内側の端部から室内側方向に向けて突出すると共に、上端部が固定金具33の上方に向けて突出するもので、該当接部33aは、その先端側の半部が、装置枠10の内側に向けて断面くの字状に折り曲げられている。
前記固定金具33により前記通気・目隠し装置1は、次のようにして前記サッシ2に固定される。即ち、前記固定金具33は、前記通気・目隠し装置1を前述したようにサッシ2に落とし込み式に取り付けるときは、図3に実線で示す下降位置に前記固定螺子34で仮止めした状態にしておき、前記通気・目隠し装置1をサッシ2に落とし込み式に取り付けたあと、前記固定螺子34を緩め、その状態で前記固定金具33を、縦枠杆10c,10dに沿って図3に鎖線で示す位置、即ち、図1及び図5からも明らかなように、前記当接部33aの上端が前記サッシ2の上部レール8aの下端に当接する位置まで上昇させ、その位置で、前記固定螺子34を締め込んで該固定金具33を前記縦枠杆10c,10dに固定する。そうすると、前記通気・目隠し装置1は、前記固定金具33が前記上部レール8aに当接、係止することによって持ち上げることができなくなるため、前記サッシ2から取り外すことができなくなり、該サッシ2に嵌め殺し状態に固定されることになる。
このようにしてサッシ2に取り付けられた前記通気・目隠し装置1は、それを単に嵌め殺し状態に取り付けておくだけで、前記目隠し部12によって目隠し機能を発揮すると同時に、前記通気部13によって通気機能も発揮する。
従って、前記通気・目隠し装置1は、二つの目隠し部材を有する従来の目隠し装置とは異なり、前記目隠し部12及び通気部13を一々開閉操作する必要がないため、使い勝手が非常に良く、その構造も至って簡単である。
前記通気・目隠し装置1をメンテナンスや交換等のため前記サッシ2から取り外すときは、室内側から前記固定螺子34を緩めて固定金具33を図3の実線位置まで下降させ、そこに仮止めしたあと、室外側から前記通気・目隠し装置1を、取り付けるときとは逆の手順に従って取り外せば良い。
なお、図示した実施形態においては、前記固定装置14の固定金具33が、左右の縦枠杆10c,10dの両方に取り付けられているが、該固定金具33は、左右何れか一方の縦枠杆だけに取り付けても良い。
図10は本発明に係る通気・目隠し装置の第2実施形態を示すもので、この第2実施形態の通気・目隠し装置1Aが図6に示す第1実施形態の通気・目隠し装置1と相違する点は、通気部13が装置の上端部と下端部との二箇所に設けられている点である。即ち、装置枠10の高さ方向の中央よりも上方位置と下方位置との二箇所に、仕切框11がそれぞれ横向きに取り付けられていて、上方の仕切框11の上側と下方の仕切框11の下側とにそれぞれ前記通気部13が形成され、上下の仕切框11,11の間に目隠し部12が形成されている。この場合にも、二つの前記通気部13の面積の合計は、前記目隠し部12の面積をより小さくされている。
前記第2実施形態の通気・目隠し装置1Aのこれ以外の構成は、実質的に前記第1実施形態の通気・目隠し装置1と同じであるから、その具体的説明は省略する。
図11は本発明に係る通気・目隠し装置の第3実施形態を示すもので、この第3実施形態の通気・目隠し装置1Bが前記第2実施形態の通気・目隠し装置1Aと相違する点は、通気部13が装置の左端部と右端部との二箇所に縦長に設けられている点である。即ち、装置枠10の間口方向(横幅方向)の中央より左方位置と右方位置との二箇所に仕切框11がそれぞれ縦向きに取り付けられていて、左方の仕切框11の左側と右方の仕切框11の右側とにそれぞれ前記通気部13が形成され、左右の仕切框11,11の間に目隠し部12が形成されている。
前記第3実施形態の通気・目隠し装置1Bのこれ以外の構成は、実質的に前記第2実施形態の通気・目隠し装置1Aと同じである。
なお、前記第3実施形態の通気・目隠し装置1Bにおいても、第1実施形態の通気・目隠し装置1と同様に、前記通気部13を、装置の左端部か又は右端部の一箇所だけに形成することもできる。
あるいは、前記通気部13を装置枠10内の中間位置に横長又は縦長状態に配置し、該通気部13の上下両側又は左右両側に前記目隠し部12を配置することもできる。
1,1A,1B 通気・目隠し装置
2 サッシ
2a 上枠辺
2b 下枠辺
8a 上部レール
8b 下部レール
10 装置枠
10a 上方の横枠杆
10b 下方の横枠杆
10c 左方の縦枠杆
10d 右方の縦枠杆
11 仕切框
12 目隠し部
13 通気部
14 固定装置
15 透光パネル
16 穿孔パネル
16a 通気孔
20a−20d パネル取付部材
24 上部係止溝
25 下部係止溝
32 金具取付溝
33 固定金具
33a 当接部
34 固定螺子
H1 上部係止溝の深さ
H2 下部係止溝の深さ
W1 装置枠の室内外方向幅
W2 仕切框の室内外方向幅
M 装置枠の縦径
N 装置枠の横径

Claims (6)

  1. 引き違い窓の矩形のサッシに落とし込み式且つ嵌め殺し状態に取り付ける通気・目隠し装置であって、該通気・目隠し装置は、上下の横枠杆及び左右の縦枠杆からなる矩形の装置枠と、該装置枠の内部を目隠し部と通気部とに区画する仕切框と、前記装置枠を前記サッシに固定する固定装置とを有し、
    前記装置枠における上下の横枠杆のうち上方の横枠杆に、前記サッシの上枠辺に形成された上部レールが嵌合、係止する上部係止溝が形成されると共に、下方の横枠杆に、前記サッシの下枠辺に形成された下部レールが嵌合、係止する下部係止溝が形成され、前記上部係止溝の深さは下部係止溝の深さより深く、
    前記目隠し部には、光透過性を有する不透明の透光パネルが取り付けられ、
    前記通気部には、複数の通気孔を有する不透明の穿孔パネルが取り付けられ、
    前記固定装置は、前記装置枠の左右の縦枠杆のうち少なくとも一方の縦枠杆に、該縦枠杆に沿って上下方向にスライド自在に取り付けられた固定金具と、該固定金具を前記縦枠杆に固定する固定螺子とを有し、前記固定金具には前記サッシの上部レールに当接する当接部が形成されていて、該当接部を前記上部レールに当接させた状態で前記固定金具を前記縦枠杆に固定螺子で固定することにより、前記装置枠が前記サッシに固定されるように構成された、
    ことを特徴とする通気・目隠し装置。
  2. 前記上部係止溝及び下部係止溝と前記固定金具及び固定螺子とは、前記装置枠における前記透光パネル及び穿孔パネルより室内側の位置に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の通気・目隠し装置。
  3. 前記固定金具が取り付けられた縦枠杆の内側面には、前記透光パネル及び穿孔パネルより室内側の位置に、金具取付溝が上下方向に形成され、該金具取付溝に前記固定金具がスライド自在に取り付けられていることを特徴とする請求項2に記載の通気・目隠し装置。
  4. 前記仕切框の室内外方向幅は、前記装置枠の室内外方向幅より小さく、該仕切框が前記装置枠に取り付けられている位置は、該装置枠の室内外方向幅の中央より室外端寄りの位置であり、また、前記装置枠の内周面の室外端寄りの位置には、前記仕切と同等の室内外方向幅を有するパネル取付部材が取り付けられ、該パネル取付部材を介して前記透光パネル及び穿孔パネルが前記目隠し部及び通気部にそれぞれ取り付けられていることを特徴とする請求項1から3の何れかに記載の通気・目隠し装置。
  5. 前記装置枠の縦径及び横径を、前記サッシの開口部の縦径及び横径に対して同等以上とすることにより、該サッシの開口部全体を覆った状態で該サッシに取付可能であることを特徴とする請求項1から4の何れかに記載の通気・目隠し装置。
  6. 前記通気部の面積は前記目隠し部の面積より小さいことを特徴とする請求項1から5の何れかに記載の通気・目隠し装置。
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