JP6611675B2 - 皮膚用化粧料 - Google Patents

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Description

本発明は、皮膚用化粧料に関する。更に詳しくは、ピーリング効果とゴマージュ効果の双方を発揮する皮膚用化粧料に関する。
ゴマージュと称される化粧料は、肌に塗布した後に指先や手の平、或いは器具などを用いて擦ることにより、消しゴムかすの様な凝集物(屑)を発生させ、この凝集物(屑)に古くなった角質や肌の汚れを吸着させて取り除く、所謂、ゴマージュ効果を発揮させることを目的としたものである。
このようなゴマージュ効果を発揮させる化粧料としては、皮膜を形成する水溶性高分子を用いた試みが提案されている。具体的には、例えば、皮膜形成高分子と、結晶セルロースと、多価アルコールとを含むゴマージュ化粧料(特許文献1を参照)、皮膜形成性水溶性高分子と、無水ケイ酸とを含むゴマージュ化粧料(特許文献2を参照)、皮膜形成性水溶性高分子と、吸水性樹脂粒子と、一価の低級アルコールと、水とを含むゴマージュ化粧料(特許文献3を参照)、カルボキシビニルポリマーと、多価アルコールと、水不溶性粉体とを含むゴマージュ化粧料(特許文献4を参照)などが提案されている。
一方、ピーリングと称される化粧料は、古くなった角質の柔軟性を高めて、毛穴等に詰まった皮脂等の汚れとともに角質を取り除く、所謂、ピーリング効果を発揮させることを目的としたものである。
このようなピーリング効果を発揮させる化粧料としては、α−ヒドロキシ酸などの角質柔軟効果を有する成分を配合した試みが提案されている。具体的には、例えば、特定量のα−ヒドロキシ酸と、ジェランガムとを含み、pHが0.1〜3.5である皮膚外用剤(特許文献5を参照)、特定量のα−ヒドロキシ酸と、アルキレンオキシド誘導体とを含む皮膚外用剤(特許文献6を参照)などが提案されている。
上記従来技術を鑑みると、皮膚用化粧料において、効率良くゴマージュ効果を発揮させるためにはピーリング効果も併せて発揮させることが望ましいと考えられる。しかしながら、上記したα−ヒドロキシ酸などの角質柔軟効果を奏する成分の多くは酸性物質であり、酸性領域でその特性を最大限発揮させることができることから、従来のアルカリ剤で中和する水溶性高分子を用いた中性〜アルカリ性領域のゴマージュ化粧料に配合したとしても十分なピーリング効果が得られないといった課題がある。
近年では、上記課題を解決すべく、α−ヒドロキシ酸を含有したpHが3.5〜5.0の第一ピーリング化粧料と、水性ゲル形成高分子を含有した第二ピーリング化粧料とからなる2剤式のピーリング化粧料(特許文献7)なども提案されている。しかしながら、このような2剤式のピーリング化粧料は、簡便性に劣り、使い勝手が悪いという課題がある。そのため、優れたピーリング効果と、優れたゴマージュ効果の双方を同時に満足する皮膚用化粧料を得ることは非常に困難であった。
特開2000−219618号公報 特開2003−104868号公報 特開2007−217299号公報 特開2011−207827号公報 特開2005−281133号公報 特開2005−281135号公報 特開2009−149538号公報
本発明の目的は、従来の技術では困難であった優れたピーリング効果と、優れたゴマージュ効果の双方を同時に満足させることのできる皮膚用化粧料を提供することにある。
即ち、本発明は、下記成分(A)、成分(B)、成分(C)、並びに成分(D)を含有し、pHが5以下であることを特徴とする皮膚用化粧料を提供する。
成分(A):α−ヒドロキシ酸および/又はβ−ヒドロキシ酸
成分(B):繊維状セルロース
成分(C):合成増粘性高分子
成分(D):トリメチルグリシン
上記成分(A)が、乳酸および/又はサリチル酸であることが好ましい。
上記成分(C)が、アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体および/又はアクリル酸アルキルコポリマーであることが好ましい。
上記成分(C)の中和剤であるアルカリ剤を実質的に含まないことが好ましい。
上記成分(A)に対する上記成分(C)の質量割合((C)/(A))が、5〜1,000であることが好ましい。
上記成分(C)に対する前記成分(D)の質量割合((D)/(C))が、1〜500であることが好ましい。
更に、上記皮膚用化粧料は、(E)脂肪酸エステル型非イオン性界面活性剤を含有することが好ましい。
本発明の皮膚用化粧料は、剤のpHが酸性領域であることから、ピーリング効果を十分に発揮させることができる。また、本発明の皮膚用化粧料は、剤のpHが酸性領域であるにもかかわらず最適な粘度に導くことができ、剤中に繊維状セルロースを均一に分散させ、その分散状態を安定に維持させることができることから、塗布後の繊維状セルロースの凝集物によるゴマージュ効果を十分に発揮させることができる。即ち、本発明の皮膚用化粧料は、優れたピーリング効果と、優れたゴマージュ効果の双方を同時に満足させることができるという効果を奏する。
本発明の皮膚用化粧料は、(A)α−ヒドロキシ酸および/又はβ−ヒドロキシ酸、(B)繊維状セルロース、(C)合成増粘性高分子、並びに(D)トリメチルグリシンを含有し、pHが5以下であることを特徴とする。
以下、本発明の皮膚用化粧料について詳細に説明する。
本発明の皮膚用化粧料のpHは5以下である。pHを酸性領域とすることにより、優れたピーリング効果を発揮させることができる。本発明において、より優れたピーリング効果を発揮させる観点から、pHを2〜5の範囲内で調製することが好ましく、安全性と効果性の双方を満足させる観点から、pHを3〜4.5の範囲内で調製することがより好ましい。
[成分(A):α−ヒドロキシ酸および/又はβ−ヒドロキシ酸]
上記成分(A)は、α−ヒドロキシ酸および/又はβ−ヒドロキシ酸である。本発明では、成分(A)を用いることにより、ピーリング効果を発揮させることができる。成分(A)は、1種を単独で用いても良く、2種以上を適宜組み合わせて用いても良い。なお、本明細書においては、上記「α−ヒドロキシ酸」を「成分(a1)」;上記「β−ヒドロキシ酸」を「成分(a2)」と称する場合がある。
上記成分(a1)としては、例えば、乳酸、リンゴ酸、グリコール酸、クエン酸、酒石酸などが挙げられる。また、上記成分(a2)としては、例えば、サリチル酸などが挙げられる。成分(a1)および成分(a2)は、それぞれ、1種を単独で用いても良く、2種以上を適宜組み合わせて用いても良い。
上記成分(A)の中でも、優れたピーリング効果を発揮する観点から、乳酸、グリコール酸、サリチル酸を用いることが好ましく、乳酸、サリチル酸を用いることがより好ましい。
なお、上記成分(A)は、市販品を用いることができる。乳酸の市販品としては、例えば、商品名「食添90%乳酸」(昭和化工社製)などが挙げられる。サリチル酸の市販品としては、例えば、商品名「サリチル酸」(エーピーアイ コーポレーション社製)などが挙げられる。
本発明の皮膚用化粧料中の成分(A)の含有量は、所望の効果が十分に発揮されるのであれば特に限定されないが、優れたピーリング効果を発揮させる観点から、皮膚用化粧料100質量%中、0.001質量%以上であることが好ましく、0.01質量%以上であることがより好ましい。また、皮膚刺激の観点から、皮膚用化粧料100質量%中、2質量%以下であることが好ましく、1質量%以下であることがより好ましい。なお、上記成分(A)の含有量は、本発明の皮膚用化粧料中に配合される全ての成分(A)の含有量の合計量である。
[成分(B):繊維状セルロース]
上記成分(B)は、繊維状セルロースである。本明細書において、繊維状セルロースとは、上記皮膚用化粧料中に単繊維の状態で存在する繊維状のセルロースを意味し、セルロースの分子鎖が緻密かつ規則的に存在する結晶セルロース粉末、若しくは、凝集した非繊維状のセルロース粒子(セルロース粉体)とは相違するものである。
本発明では、上記成分(B)を用いることにより、化粧料中において均一分散させることが容易になるだけでなく、肌に塗布後に擦ることで成分(B)の凝集物が形成され、上古くなった角質や肌の汚れを巻き込みながら取り除くことでき、優れたゴマージュ効果を発揮させることができる。
上記成分(B)の平均繊維長(μm)は、優れたゴマージュ効果を十分に発揮できるのであれば特に限定されないが、分散性の観点、並びに古くなった角質や肌の汚れを巻き込みながら容易に凝集物を形成する観点から、30〜500μmであることが好ましく、200〜400μmであることがより好ましい。
上記成分(B)の平均繊維径(μm)は、優れたゴマージュ効果を十分に発揮できるのであれば特に限定されないが、分散性の観点、並びに古くなった角質や肌の汚れを巻き込みながら容易に凝集物を形成する観点から、5〜40μmであることが好ましく、10〜30μmであることがより好ましい。
上記成分(B)の平均繊維密度(mg/mL)は、優れたゴマージュ効果を十分に発揮できるのであれば特に限定されないが、分散性の観点、並びに古くなった角質や肌の汚れを巻き込みながら容易に凝集物を形成する観点から、70〜100mg/mLであることが好ましく、80〜90mg/mLであることがより好ましい。
上記成分(B)は、1種を単独で用いても良く、平均繊維長、平均繊維径、平均繊維密度の異なる2種以上を適宜組み合わせて用いても良い。
なお、上記成分(B)は、市販品を用いることができる。成分(B)の市販品としては、例えば、商品名「VITACEL CS300FC」(レッテンマイヤー社製)などが挙げられる。
本発明の皮膚用化粧料中の成分(B)の含有量は、所望の効果が十分に発揮されるのであれば特に限定されないが、ゴマージュ効果を十分に発揮させる観点から、皮膚用化粧料100質量%中、0.5質量%以上であることが好ましく、1質量%以上であることがより好ましい。また、均一分散性の観点から、皮膚用化粧料100質量%中、15質量%以下であることが好ましく、10質量%以下であることがより好ましい。なお、上記成分(B)の含有量は、本発明の皮膚用化粧料中に配合される全ての成分(B)の含有量の合計量である。
[成分(C):合成増粘性高分子]
上記成分(C)は、合成増粘性高分子である。本発明では、成分(C)を用いることにより、上記成分(B)である繊維状セルロースを上記皮膚用化粧料中に均一分散させ、安定に維持させることができる。
上記成分(C)としては、例えば、ポリアクリル酸、カルボキシビニルポリマー、アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体、アクリル酸アルキルコポリマー、(アクリレーツ/イタコン酸ステアレス−20)コポリマー、(アクリレーツ/メタクリル酸ステアレス−20)クロスポリマー、(アクリレーツ/メタクリル酸ベヘネス−25)コポリマー、(アクリレーツ/アクリル酸ヒドロキシアルキル)コポリマー、(アクリレーツ/ネオデカン酸ビニル)クロスポリマーなどが挙げられる。成分(C)は、1種を単独で用いても良く、2種以上を適宜組み合わせて用いても良い。
上記成分(C)の中でも、上記成分(B)の分散安定性に優れる観点から、アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体、アクリル酸アルキルコポリマーを用いることが好ましい。
上記アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体とは、INCI名(International Cosmetic Ingredient Dictionary and Handbook,第15版,第1巻,Personal Care Products Council,2014年,p.63−64):「ACRYLATES/C10−30 ALKYL ACRYLATE CROSSPOLYMER」と称される化合物であり、(アルキル)変性カルボキシビニルポリマー、(アルキル)変性カーボポール、(アルキル)変性カルボマー、(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10−30))クロスポリマーなどとも言う。
上記アクリル酸アルキルコポリマーとは、INCI名(International Cosmetic Ingredient Dictionary and Handbook,第15版,第1巻,Personal Care Products Council,2014年,p.65−66):「ACRYLATES COPOLYMER」と称される化合物である。
なお、上記成分(C)は、市販品を用いることができる。アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体の市販品としては、例えば、商品名「Carbopol ETD2020 polymer」,商品名「PEMULEN TR−1」,商品名「PEMULEN TR−2」(何れもLubrizol Advanced Materials社製)などが挙げられる。アクリル酸アルキルコポリマーの市販品としては、例えば、商品名「Aculyn(TM)33A」(Rohm and Haas社製)などが挙げられる。
本発明の皮膚用化粧料中の成分(C)の含有量は、所望の効果が十分に発揮されるのであれば特に限定されないが、上記成分(B)を均一分散させ、安定に維持する観点から、皮膚用化粧料100質量%中、0.1質量%以上であることが好ましく、0.15質量%以上であることがより好ましい。また、ゴマージュ効果を十分に発揮させる観点から、皮膚用化粧料100質量%中、10質量%以下であることが好ましく、8質量%以下であることがより好ましい。なお、上記成分(C)の含有量は、本発明の皮膚用化粧料中に配合される全ての成分(C)の含有量の合計量である。
上記成分(C)は、通常、トリエタノールアミン、モノエタノールアミンなどのアルカノールアミン;アンモニア、水酸化ナトリウム、水酸化カリウムなどの無機塩基;アルギニンなどの塩基性アミノ酸などのアルカリ剤で中和することにより膨潤して増粘作用を発揮する。しかしながら、アルカリ剤を用いることで上記皮膚用化粧料のpHが中性〜アルカリ性領域となることから、上記成分(A)のピーリング効果を十分に発揮させることができなくなる。したがって、本発明の皮膚用化粧料では、上記成分(A)のピーリング効果を最大限発揮させるため、化粧料のpHを酸性領域で維持する必要があることから、上記成分(C)は上記アルカリ剤で中和しないことが好ましい。即ち、本発明の皮膚用化粧料では、上記成分(C)の中和剤である上記アルカリ剤を実質的に含まないことが好ましい。なお、本発明において「アルカリ剤を実質的に含まない」とは、「別途、アルカリ剤を中和剤として配合させることはしない」という意味であり、各配合成分中に含まれる微量のアルカリ剤までを除外するものではない。
本発明の皮膚用化粧料では、上記成分(A)による製剤の不安定化を抑制して最適な粘度を維持し、上記成分(B)の均一分散性を高める観点から、上記成分(A)の含有量と上記成分(C)の含有量とを、成分(A)に対する成分(C)の質量割合((C)/(A))として、5〜1,000の範囲となるように調製することが好ましく、5〜800の範囲であることがより好ましく、5〜600の範囲であることがさらに好ましい。
[成分(D):トリメチルグリシン]
上記成分(D)は、トリメチルグリシンであり、グリシンベタイン又は単にベタインと称される成分である。本発明では、成分(D)を用いることにより、上記皮膚用化粧料のpHを酸性領域で維持したまま、上記成分(C)を膨潤して増粘作用を発揮させることができるようになる。即ち、pHが酸性領域であっても上記成分(C)の増粘特性が得られ、上記成分(B)を上記皮膚用化粧料中に安定、かつ均一に分散することができ、優れたゴマージュ効果を発揮させることができる。これにより、優れたピーリング効果と、優れたゴマージュ効果の双方を同時に満足する皮膚用化粧料を得ることができる。
なお、上記成分(D)は、市販品を用いることができる。成分(D)の市販品としては、例えば、商品名「アミノコート」(旭化成ケミカルズ社製)などが挙げられる。また、本発明においては、トリメチルグリシンを含む混合原料を用いても良く、その市販品としては、例えば、商品名「プロデュウ400」(味の素社製)などが挙げられる。
本発明の皮膚用化粧料中の成分(D)の含有量は、所望の効果が十分に発揮されるのであれば特に限定されないが、上記成分(C)を膨潤して増粘作用を発揮させる観点、さらには優れたピーリング効果と、優れたゴマージュ効果の双方を同時に満足する皮膚用化粧料を得る観点から、皮膚用化粧料100質量%中、0.1質量%以上であることが好ましく、0.4質量%以上であることがより好ましい。また、べたつきによる使用感の悪化を抑制する観点から、皮膚用化粧料100質量%中、50質量%以下であることが好ましく、45質量%以下であることがより好ましい。
本発明の皮膚用化粧料では、上記成分(C)の膨潤効果を高めて優れた増粘性を発揮させ、上記成分(B)の均一分散性を高める観点から、上記成分(C)の含有量と上記成分(D)の含有量とを、成分(C)に対する成分(D)の質量割合((D)/(C))として、1〜500の範囲となるように調製することが好ましく、2〜300の範囲であることがより好ましく、4〜100の範囲であることがさらに好ましい。
[成分(E):脂肪酸エステル型非イオン性界面活性剤]
本発明の皮膚用化粧料には、洗浄実感を付与する観点から、成分(E)として脂肪酸エステル型非イオン性界面活性剤を含有させることが好ましい。本発明では、成分(E)を用いることにより、洗浄効果が得られ、洗浄後の肌に「すっきり感」、「さっぱり感」といった良好な洗浄実感を付与することが可能となる。本発明における脂肪酸エステル型非イオン性界面活性剤とは、脂肪酸エステルである非イオン性界面活性剤である。
上記成分(E)としては、洗浄効果が得られ、十分な洗浄実感を与えることができる成分であれば特に限定されないが、例えば、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル(ポリオキシエチレン脂肪酸グリセリル)、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル(ポリオキシエチレン脂肪酸ソルビタン)、ショ糖脂肪酸エステルなどが挙げられる。成分(E)は、1種を単独で用いても良く、2種以上を適宜組み合わせて用いても良い。
上記成分(E)の中でも、皮脂などの汚れ除去能に優れる観点から、ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル(ポリオキシエチレン脂肪酸グリセリル)を用いることが好ましい。ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステルにおけるエチレンオキシドの平均付加モル数は、特に限定されないが、汚れ除去能の観点から、2〜50であることが好ましく、5〜25であることがより好ましい。また、ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステルにおける脂肪酸としては、特に限定されないが、例えば、オレイン酸、ミリスチン酸、ラウリン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、イソステアリン酸、カプリル酸、カプリン酸、ヤシ油脂肪酸、パーム核油脂肪酸などが挙げられる。
本発明においては、洗浄実感を付与すべく、上記成分(E)の含有量を高くすると、肌上において滑り性が高まり、上記成分(B)の凝集物の発生が遅延して望むゴマージュ効果が発揮できない恐れがある。そのため、優れたゴマージュ効果を発揮させるには、上記成分(E)の含有量をできるだけ少なくすることが好ましい。成分(E)の含有量を低減させつつ、十分な洗浄実感を発揮させるには、上記ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル(ポリオキシエチレン脂肪酸グリセリル)の中でも、ポリオキシエチレン直鎖脂肪酸グリセリル、ポリオキシエチレン分岐鎖脂肪酸グリセリルを用いることが好ましい。なお、本明細書においては、上記「ポリオキシエチレン直鎖脂肪酸グリセリル」を「成分(e1)」;上記「ポリオキシエチレン分岐鎖脂肪酸グリセリル」を「成分(e2)」と称する場合がある。成分(e1)および成分(e2)は、それぞれ、1種を単独で用いても良く、2種以上を適宜組み合わせて用いても良い。
上記成分(e1)であるポリオキシエチレン直鎖脂肪酸グリセリルは、構成する脂肪酸が、直鎖脂肪酸であるポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステルである。上記直鎖脂肪酸としては、ラウリン酸、オレイン酸、パルミチン酸、ミリスチン酸、ステアリン酸、カプリル酸(オクタン酸)、カプリン酸(デカン酸)、ヤシ油脂肪酸などが挙げられる。成分(e1)としては、皮脂などの汚れ除去能に優れ、十分な洗浄実感を付与する観点から、モノオレイン酸ポリオキシエチレングリセリル、モノミリスチン酸ポリオキシエチレングリセリル、モノステアリン酸ポリオキシエチレングリセリル、ポリオキシエチレン(カプリル/カプリン酸)グリセリル、ポリオキシエチレンヤシ油脂肪酸グリセリルを用いることが好ましく、ポリオキシエチレン(カプリル/カプリン酸)グリセリル、ポリオキシエチレンヤシ油脂肪酸グリセリルを用いることがより好ましい。
上記成分(e2)であるポリオキシエチレン分岐鎖脂肪酸グリセリルは、構成する脂肪酸が、分岐鎖脂肪酸であるポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステルである。上記分岐鎖脂肪酸としては、イソステアリン酸などが挙げられる。なお、成分(e2)は、モノエステル、ジエステル、トリエステルなどのいずれであってもよい。成分(e2)としては、皮脂などの汚れ除去能に優れ、十分な洗浄実感を付与する観点から、モノイソステアリン酸ポリオキシエチレングリセリル、ジイソステアリン酸ポリオキシエチレングリセリル、トリイソステアリン酸ポリオキシエチレングリセリルを用いることが好ましい。
なお、上記成分(E)は、市販品を用いることができる。ポリオキシエチレン(カプリル/カプリン酸)グリセリルの市販品としては、例えば、商品名「ソフチゲン767」(サソール社製,エチレンオキシドの平均付加モル数:6)、商品名「GYSEROX767」(クローダジャパン社製,エチレンオキシドの平均付加モル数:6)、商品名「ハイバーオイルCC−6」(交洋ファインケミカル社製,エチレンオキシドの平均付加モル数:6);商品名「CETIOL HE810」(BASFジャパン社製,エチレンオキシドの平均付加モル数:7);商品名「L.A.S.」(ガデフォッセ社製,エチレンオキシドの平均付加モル数:8)、商品名「MファインオイルMCG−8M」(ミヨシ油脂社製,エチレンオキシドの平均付加モル数:8)、商品名「ユニグリMC−208」(日油社製,エチレンオキシドの平均付加モル数:8)などが挙げられる。
ポリオキシエチレンヤシ油脂肪酸グリセリルの市販品としては、例えば、商品名「MファインオイルCOG−7M」(ミヨシ油脂社製,エチレンオキシドの平均付加モル数:7)、商品名「NIKKOL TMGCO−7」(日光ケミカルズ社製,エチレンオキシドの平均付加モル数:7)、商品名「ハイバーオイルHE」(交洋ファインケミカル社製,エチレンオキシドの平均付加モル数:7)、商品名「ユニグリMK−207」(日油社製,エチレンオキシドの平均付加モル数:7)、商品名「GYSEROX HE」(クローダジャパン社製,エチレンオキシドの平均付加モル数:7)などが挙げられる。
モノイソステアリン酸ポリオキシエチレングリセリルの市販品としては、例えば、商品名「EMALEX GWIS−115」、「EMALEX GWIS−115EX」(何れも日本エマルジョン社製,エチレンオキシドの平均付加モル数:15);商品名「EMALEX GWIS−120」、「EMALEX GWIS−120EX」(何れも日本エマルジョン社製,エチレンオキシドの平均付加モル数:20);商品名「EMALEX GWIS−125」(日本エマルジョン社製,エチレンオキシドの平均付加モル数:25)などが挙げられる。
ジイソステアリン酸ポリオキシエチレングリセリルの市販品としては、例えば、商品名「EMALEX GWIS−220EX」(日本エマルジョン社製,エチレンオキシドの平均付加モル数:20)などが挙げられる。
トリイソステアリン酸ポリオキシエチレングリセリルの市販品としては、例えば、商品名「EMALEX GWIS−320」、「EMALEX GWIS−320EX」(何れも日本エマルジョン社製,エチレンオキシドの平均付加モル数:20)などが挙げられる。
本発明の皮膚用化粧料中の成分(E)の含有量は、ゴマージュ効果を阻害することなく、所望の効果が十分に発揮されるのであれば特に限定されないが、皮脂などの汚れ除去効果を高め、洗浄実感を付与する観点から、皮膚用化粧料100質量%中、0.1質量%以上であることが好ましく、0.5質量%以上であることがより好ましい。また、ゴマージュ効果を十分に発揮させる観点から、皮膚用化粧料100質量%中、3質量%以下であることが好ましく、2質量%以下であることがより好ましい。なお、上記成分(E)の含有量は、本発明の皮膚用化粧料中に配合される全ての成分(E)の含有量の合計量である。
[その他成分]
本発明の皮膚用化粧料には、本発明の効果をより一層高める観点から、上記した成分の他に通常化粧料に用いられる成分を配合することができる。他成分としては、例えば、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、ポリエチレングリコール、1,3−ブチレングリコール、グリセリン、濃グリセリン、ジグリセリン、1,2−ペンタンジオール、1,2−ヘキサンジオール、1,2−オクタンジオールなどの多価アルコール;ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンアルキルエーテルなどの上記成分(E)以外の非イオン性界面活性剤;アクリルアミド・アクリル酸・塩化ジメチルジアリルアンモニウム共重合体、塩化ジメチルジアリルアンモニウム・アクリル酸共重合体、塩化ジメチルジアリルアンモニウム・アクリルアミド共重合体などのカチオン性ポリマー;エタノールなどの低級アルコール;グルコース、ソルビトール、マルチトールなどの保湿剤;メントール、メンチルグリセリルエーテルなどの清涼剤;パラオキシ安息香酸エステル、フェノキシエタノールなどの防腐・殺菌剤;香料などが挙げられる。上記他成分は、適宜、その用途、目的に応じて配合することができる。他成分は、1種を単独で用いても良く、2種以上を適宜組み合わせて用いても良い。
本発明の皮膚用化粧料の残部には水が用いられる。水は、化粧品原料として使用できるものであれば特に限定されないが、通常、精製水が用いられる。本発明の皮膚用化粧料中の水の含有量は、良好なゴマージュ効果を発揮させる観点から、皮膚用化粧料100質量%中、50質量%以上95質量%以下であることが好ましく、60質量%以上90質量%以下であることがより好ましい。
本発明の皮膚用化粧料の製造方法は、公知の製造方法であれば特に限定されないが、例えば、上記必須構成成分を混合し、ディスパーミキサー、ホモミキサー、ディスパーミルなどを用いて攪拌する方法が挙げられる。また、本発明の皮膚用化粧料は、容易に取り出すことが可能な容器、例えば、チューブ容器、広口ジャー容器、ボトル容器などに充填されることが好ましい。
本発明の皮膚用化粧料は、優れたピーリング効果により古くなった角質の柔軟性を高めて、毛穴に詰まった汚れとともに該角質を繊維状セルロースの凝集物に吸着させ易くし、効率良くゴマージュ効果を発揮させることができ、かつ、洗浄実感が得られることから、スキンケア剤、洗顔剤、メイクアップ除去剤(クレンジング剤)、ボディ洗浄剤などの形態で好適に用いることができる。
以下、本発明を実施例に基づいて更に詳細に説明するが、本発明はこれら実施例にのみ限定されるものではない。尚、配合量は特記しない限り「質量%」を表し、配合成分は全て純分に換算した。また、評価はすべて23℃、湿度60%の恒温恒湿の一定条件下で実施した。
実施例および比較例では、下記成分を用いた。
[成分(A)]
乳酸:商品名「食添90%乳酸」(昭和化工社製)
サリチル酸:商品名「サリチル酸」(エーピーアイ コーポレーション社製)
[成分(B)]
繊維状セルロース:商品名「VITACEL CS300FC」(レッテンマイヤー社製)
[成分(C)]
アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体:商品名「PEMULEN TR−1」(Lubrizol Advanced Materials社製)
アクリル酸アルキルコポリマー:商品名「Aculyn(TM)33A」(Rohm and Haas社製)
[成分(D)]
トリメチルグリシン:商品名「アミノコート」(旭化成ケミカルズ社製)
[成分(E)]
ポリオキシエチレンヤシ油脂肪酸グリセリル:商品名「ハイバーオイルHE」(交洋ファインケミカル社製,エチレンオキシドの平均付加モル数:7)
ジイソステアリン酸ポリオキシエチレングリセリル:商品名「EMALEX GWIS−220EX」(日本エマルジョン社製,エチレンオキシドの平均付加モル数:20)
(各試料の調製)
表1〜表2に記した組成に従い、実施例1〜6および比較例1〜4の皮膚用化粧料を調製後、50g容量の透明チューブ容器に夫々充填し、下記評価試験に供した。結果をそれぞれ表1〜表2に併記する。
(試験例1:pH測定)
実施例および比較例で得られた各試料のpHの測定は、pH計(F−70/DS−70型,堀場製作所社製)を用いて行い、得られたpH値を下記評価基準に従って判定した。
<pH値の評価基準>
○(良好):pHが5以下の値
×(不良):pHが5を超える値
(試験例2:分散安定性の評価)
実施例および比較例で得られた各試料を、50℃の恒温槽内で1ヶ月間保管した。1ヶ月後の繊維状セルロースの分散状態について、下記評価基準に従って目視評価した。なお、繊維状セルロースを含有しない試料については、分散安定性の評価を行っていない。
<分散安定性の評価基準>
◎(非常に良好):調製直後と全く変化がなく均一に分散している
○(良好):ごく僅かな凝集物が認められるが分散している
△(不十分):明らかな凝集物が認められ、一部沈降している
×(不良):沈降しており全く分散していない
(試験例3:凝集物(屑)形成の評価)
専門パネル10名により、実施例および比較例で得られた各試料0.5gを前腕内側部に塗布し、指先で当該試料を擦ってもらい、凝集物(屑)が形成される速さを評価した。なお、上記試験例2の評価において結果が「×」の試料については、凝集物(屑)形成の評価を行っていない。
なお、評価は、約10cm幅で擦り、何往復以内に凝集物が形成されたのかについての試験を行い、上記評価パネルの試験結果の平均値を各試料の評価結果とした。
<凝集物(屑)形成の評価基準>
◎(非常に良好):15往復以内に凝集物が形成される
○(良好):16〜30往復以内に凝集物が形成される
△(不十分):31〜45往復以内に凝集物が形成される
×(不良):46往復以上で凝集物が形成される
(試験例4:使用感の評価)
男性官能評価パネル10名により、実施例および比較例で得られた各試料を用いて洗顔剤の形態で下記使用試験を行い、使用感の評価を行った。
乾いた手の平に試料3.0gを取り、乾いた顔全体に塗布後、手の平で顔全体を擦りながら1分間洗顔を行い、洗顔時の「ゴマージュ効果」について評価し、以下の評価基準に従って官能評価した。
「ゴマージュ効果」の評価は、洗顔時の繊維状セルロースの凝集性が良好であり、形成された凝集物により、古い角質や皮脂汚れなどが取り除かれている感触に優れているものを「ゴマージュ効果」が良好であるとした。
<ゴマージュ効果の評価基準>
◎(非常に良好):10名中9名以上が、ゴマージュ効果を十分に感じることができると回答
○(良好):10名中6〜8名が、ゴマージュ効果を十分に感じることができると回答
△(不十分):10名中3〜5名が、ゴマージュ効果を十分に感じることができると回答
×(不良):10名中2名以下が、ゴマージュ効果を十分に感じることができると回答
Figure 0006611675
Figure 0006611675
表1〜表2の結果から、各実施例の皮膚用化粧料は、各比較例のものと対比して、剤のpHが5以下の酸性領域であることから、十分なピーリング効果が得られ、かつ、酸性領域であるにもかかわらず、剤中に繊維状セルロースを均一に分散させ、その分散状態を安定に維持させることができることから、塗布後の繊維状セルロースの凝集物によるゴマージュ効果を十分に発揮させることができていることが分かる。
これに対し、本発明の必須成分を充足しない比較例1〜3の皮膚用化粧料では、本発明の効果を十分に発揮し得ないものであることが分かる。また、本発明の必須構成成分である成分(C)を中和剤である水酸化カリウムで中和させて増粘した比較例4の皮膚用化粧料では、剤のpHが中性になり優れたピーリング効果が得られないため、実施例の皮膚用化粧料と比較してゴマージュ効果に劣るものであった。
以下に本発明の皮膚用化粧料の処方例を示す。なお、配合量は「質量%」を表す。
(処方例1)
サリチル酸 0.1
繊維状セルロース 3.0
アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体 1.0
トリメチルグリシン 10.0
ジイソステアリン酸ポリオキシエチレングリセリル(E.O.20) 1.0
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(E.O.100) 0.3
ジプロピレングリコール 8.0
エタノール 3.0
パラフィンワックス 2.0
香料 0.03
精製水 残 部
合計 100.0
(処方例2)
乳酸 0.1
繊維状セルロース 3.0
アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体 1.0
トリメチルグリシン 10.0
ジイソステアリン酸ポリオキシエチレングリセリル(E.O.20) 1.0
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(E.O.100) 0.5
ジプロピレングリコール 8.0
エタノール 3.0
香料 0.03
イソプロピルメチルフェノール 0.1
精製水 残 部
合計 100.0
(処方例3)
乳酸 0.1
繊維状セルロース 3.0
アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体 5.0
トリメチルグリシン 20.0
ジイソステアリン酸ポリオキシエチレングリセリル(E.O.20) 1.0
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(E.O.100) 0.5
ジプロピレングリコール 8.0
エタノール 3.0
香料 0.03
精製水 残 部
合計 100.0
(処方例4)
乳酸 0.001
繊維状セルロース 3.0
アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体 0.1
トリメチルグリシン 25.0
ジイソステアリン酸ポリオキシエチレングリセリル(E.O.20) 1.0
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(E.O.100) 0.5
ジプロピレングリコール 8.0
エタノール 3.0
香料 0.03
精製水 残 部
合計 100.0

Claims (7)

  1. 下記成分(A)、成分(B)、成分(C)、並びに成分(D)を含有し、pHが5以下であることを特徴とする皮膚用化粧料であり、
    成分(A)の含有量が、0.001〜2質量%であり、
    成分(B)の含有量が、0.5〜15質量%であり、
    成分(C)の含有量が、0.1〜10質量%であり、
    成分(D)の含有量が、0.1〜50質量%であるゴマージュ洗浄剤用組成物
    成分(A):α−ヒドロキシ酸および/又はβ−ヒドロキシ酸
    成分(B):繊維状セルロース
    成分(C):合成増粘性高分子
    成分(D):トリメチルグリシン
  2. 前記成分(A)が、乳酸および/又はサリチル酸である請求項1に記載の皮膚用化粧料。
  3. 前記成分(C)が、アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体および/又はアクリル酸アルキルコポリマーである請求項1又は2に記載の皮膚用化粧料。
  4. 前記成分(C)の中和剤であるアルカリ剤を実質的に含まないことを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の皮膚用化粧料。
  5. 前記成分(A)に対する前記成分(C)の質量割合((C)/(A))が、5〜1,000である請求項1〜4の何れか一項に記載の皮膚用化粧料。
  6. 前記成分(C)に対する前記成分(D)の質量割合((D)/(C))が、1〜500である請求項1〜5の何れか一項に記載の皮膚用化粧料。
  7. 更に、(E)脂肪酸エステル型非イオン性界面活性剤を含有することを特徴とする請求項1〜6の何れか一項に記載の皮膚用化粧料。
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