JP6610217B2 - 画像形成装置および画像形成システム - Google Patents

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本発明は、画像形成装置および画像形成システムに関する。
一般に、電子写真プロセス技術を利用した画像形成装置(プリンター、複写機、ファクシミリ等)は、帯電した感光体ドラム(像担持体)に対して、画像データに基づくレーザー光を照射(露光)することにより静電潜像を形成する。そして、静電潜像が形成された感光体ドラムへ現像装置よりトナーを供給することにより静電潜像を可視化してトナー像を形成する。さらに、このトナー像を直接または間接的に用紙に転写させた後、定着ニップで加熱、加圧して定着させることにより用紙にトナー像を形成する。
このような画像形成装置と、当該画像形成装置によりトナー像が形成されたラベル紙(記録媒体)にラミネート処理(接着処理)を施すためのラミネート処理部とを、備えた画像形成システムの実用化が進められている。ラベル紙は、主に表面層、接着層および剥離層の3層からなり、表面層上へトナー像を形成した後、後工程において、接着層を有するラミネート部(表面部材)とともに加圧・加熱後に裁断され、ラミネート加工ラベルシールとして、対象商品に貼り付けられて用いられる。また、ラミネート加工ラベルシールは、広告、工業製品、食品、飲料、医薬品等に用いられ、ラベル紙にラミネート加工をすることで耐久性、耐水性、視認性等を向上させている。
また、このような画像形成装置に用いられるトナーには、定着部の構成部材(例えば定着ベルト)に対する分離性を確保するためにワックスや離型剤が含まれている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載されているトナーは、少なくとも樹脂、着色剤、離型剤を含有している。
特開2013−242448号公報
しかしながら、画像形成の際に、定着工程における熱の影響でワックスや離型剤がトナーから染み出す場合がある。ラベル紙の表面層に形成されたトナー像からワックスや離型剤が染み出すと、ラベル紙の表面層におけるトナー像がラミネート部の接着層に対して離型しやすくなるので、ラベル紙の表面層とラミネート部の接着層との接着力が低下する。ラベル紙の表面層に形成されるトナー像のカバレッジが大きくなるほど、ラベル紙の表面層とラミネート部の接着層との接着面積が減り、接着力が低下する。
そのため、特許文献1に記載されているように離型剤を含有しているトナーを用いてラミネート加工用のラベル紙の表面層にトナー像を形成した場合、ラベル紙からラベルシールになる部分を裁断した際に、ラベル紙からラミネート部が剥がれるおそれがあるという問題があった。
本発明の目的は、表面部材を記録媒体の表面に接着処理を行った際に、表面部材が記録媒体から剥がれるのを抑制することが可能な画像形成装置および画像形成システムを提供することである。
本発明に係る画像形成装置は、
表面部材を接着処理される記録媒体にトナー像を形成するための画像形成装置であって、
離型剤からなる第1樹脂と、前記第1樹脂より融点が低く、かつ、前記第1樹脂よりも離型性が小さい2樹脂とを有するトナーを用いてトナー像を記録媒体に形成するトナー像形成部と、
前記記録媒体上に形成された前記トナー像を前記記録媒体に熱定着させる定着部と、
前記定着部を通過後の前記記録媒体を加熱する加熱部と、
前記定着部により前記トナー像が前記記録媒体に定着され、かつ、前記第1樹脂が凝固した後、前記記録媒体が排紙されるまで、前記記録媒体を加熱することによって前記記録媒体の温度が前記第1樹脂の融点以下で、かつ、前記第2樹脂の融点以上になるように前記加熱部を制御する制御部と、
を備える。
本発明に係る画像形成システムは、
上述した画像形成装置と、
トナー像が形成された前記記録媒体に表面部材を接着処理する接着処理装置と、
を備える。
本発明によれば、表面部材を記録媒体の表面に接着処理を行った際に、表面部材が記録媒体から剥がれるのを抑制することができる。
本実施の形態1に係る画像形成装置の全体構成を概略的に示す図である。 本実施の形態1に係る画像形成装置の制御系の主要部を示す図である。 本実施の形態1に係るラミネート加工装置の全体構成を概略的に示す図である。 ラミネート部を加工処理されたラベル紙の断面図である。 裁断処理されたラベル紙を示す図である。 定着前のラベル紙上のトナーを示す図である。 定着中のラベル紙上のトナーを示す図である。 定着後において、第1樹脂が結晶化したときのラベル紙を示す図である。 定着後において、第2樹脂を硬化させたときのラベル紙を示す図である。 ラミネート部が加工処理されたラベル紙の断面図であって、第1樹脂がトナーの表面に染み出したときを示す図である。 ラミネート部が加工処理されたラベル紙の断面図であって、第2樹脂を硬化させたときを示す図である。 本実施の形態2に係る画像形成装置の全体構成を概略的に示す図である。 本実施の形態1に係る画像形成装置およびラミネート加工装置を含む画像形成システムの全体構成を概略的に示す図である。
以下、本実施の形態1を図面に基づいて詳細に説明する。図1は、本実施の形態1に係る画像形成装置1の全体構成を概略的に示す図である。図2は、本実施の形態1に係る画像形成装置1の制御系の主要部を示す図である。
画像形成装置1は、図1において太線で示す連続紙や長尺紙等のラベル紙Pまたは用紙S(非ラベル紙)を使用し、ラベル紙Pまたは用紙S上に画像を形成する装置である。ラベル紙Pは、表面層、接着層および剥離層の3層からなり、例えば、画像形成装置1とは別に構成された給紙装置2から画像形成装置1内に給紙される。ラベル紙Pは、本発明の「記録媒体」に対応する。
図1,2に示す画像形成装置1は、電子写真プロセス技術を利用した中間転写方式のカラー画像形成装置である。すなわち、画像形成装置1は、感光体ドラム413上に形成されたY(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、K(ブラック)の各色トナー像を中間転写ベルト421に一次転写し、中間転写ベルト421上で4色のトナー像を重ね合わせた後、ラベル紙Pまたは用紙Sに二次転写することにより、画像を形成する。
また、画像形成装置1には、YMCKの4色に対応する感光体ドラム413を中間転写ベルト421の走行方向に直列配置し、中間転写ベルト421に一回の手順で各色トナー像を順次転写させるタンデム方式が採用されている。
図2に示すように、画像形成装置1は、画像読取部10、操作表示部20、画像処理部30、画像形成部40、用紙搬送部50、定着部60、紫外線照射部90および制御部101を備える。
制御部101は、CPU(Central Processing Unit)102、ROM(Read Only Memory)103、RAM(Random Access Memory)104等を備える。CPU102は、ROM103から処理内容に応じたプログラムを読み出してRAM104に展開し、展開したプログラムと協働して画像形成装置1の各ブロックの動作を集中制御する。このとき、記憶部72に格納されている各種データが参照される。記憶部72は、例えば不揮発性の半導体メモリ(いわゆるフラッシュメモリ)やハードディスクドライブで構成される。
制御部101は、通信部71を介して、LAN(Local Area Network)、WAN(WideArea Network)等の通信ネットワークに接続された外部の装置(例えばパーソナルコンピューター)との間で各種データの送受信を行う。制御部101は、例えば、外部の装置から送信された画像データ(入力画像データ)を受信し、この画像データに基づいてラベル紙Pまたは用紙Sに画像を形成させる。通信部71は、例えばLANカード等の通信制御カードで構成される。
図1に示すように、画像読取部10は、ADF(Auto Document Feeder)と称される自動原稿給紙装置11および原稿画像走査装置12(スキャナー)等を備えて構成される。
自動原稿給紙装置11は、原稿トレイに載置された原稿Dを搬送機構により搬送して原稿画像走査装置12へ送り出す。自動原稿給紙装置11により、原稿トレイに載置された多数枚の原稿Dの画像(両面を含む)を連続して一挙に読み取ることが可能となる。
原稿画像走査装置12は、自動原稿給紙装置11からコンタクトガラス上に搬送された原稿またはコンタクトガラス上に載置された原稿を光学的に走査し、原稿からの反射光をCCD(Charge Coupled Device)センサー12aの受光面上に結像させ、原稿画像を読み取る。画像読取部10は、原稿画像走査装置12による読取結果に基づいて入力画像データを生成する。この入力画像データには、画像処理部30において所定の画像処理が施される。
図2に示すように、操作表示部20は、例えばタッチパネル付の液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)で構成され、表示部21および操作部22として機能する。表示部21は、制御部101から入力される表示制御信号に従って、各種操作画面、画像の状態、各機能の動作状況等の表示を行う。操作部22は、テンキー、スタートキー等の各種操作キーを備え、ユーザーによる各種入力操作を受け付けて、操作信号を制御部101に出力する。
画像処理部30は、入力画像データに対して、初期設定またはユーザー設定に応じたデジタル画像処理を行う回路等を備える。例えば、画像処理部30は、制御部101の制御下で、階調補正データ(階調補正テーブル)に基づいて階調補正を行う。また、画像処理部30は、入力画像データに対して、階調補正の他、色補正、シェーディング補正等の各種補正処理や、圧縮処理等を施す。これらの処理が施された画像データに基づいて、画像形成部40が制御される。
図1に示すように、画像形成部40は、入力画像データに基づいて、Y成分、M成分、C成分、K成分の各有色トナーによる画像を形成するための画像形成ユニット41Y、41M、41C、41K、中間転写ユニット42等を備える。画像形成部40は、本発明の「トナー像形成部」に対応する。
Y成分、M成分、C成分、K成分用の画像形成ユニット41Y、41M、41C、41Kは、同様の構成を有する。図示および説明の便宜上、共通する構成要素は同一の符号で示し、それぞれを区別する場合には符号にY、M、CまたはKを添えて示すこととする。図1では、Y成分用の画像形成ユニット41Yの構成要素についてのみ符号が付され、その他の画像形成ユニット41M、41C、41Kの構成要素については符号が省略されている。
画像形成ユニット41は、露光装置411、現像装置412、感光体ドラム413、帯電装置414およびドラムクリーニング装置415等を備える。
感光体ドラム413は、例えばドラム状の金属基体の外周面に、有機光導電体を含有させた樹脂よりなる感光層が形成された有機感光体よりなる。
制御部101は、感光体ドラム413を回転させる駆動モーター(図示略)に供給される駆動電流を制御することにより、感光体ドラム413を一定の周速度で回転させる。
帯電装置414は、例えば帯電チャージャーであり、コロナ放電を発生させることにより、光導電性を有する感光体ドラム413の表面を一様に負極性に帯電させる。
露光装置411は、例えば半導体レーザーで構成され、感光体ドラム413に対して各色成分の画像に対応するレーザー光を照射する。その結果、感光体ドラム413の表面のうちレーザー光が照射された画像領域には、背景領域との電位差により各色成分の静電潜像が形成される。
現像装置412は、二成分逆転方式の現像装置であり、感光体ドラム413の表面に各色成分の現像剤を付着させることにより静電潜像を可視化してトナー像を形成する。
現像装置412には、例えば帯電装置414の帯電極性と同極性の直流現像バイアス、または交流電圧に帯電装置414の帯電極性と同極性の直流電圧が重畳された現像バイアスが印加される。その結果、露光装置411によって形成された静電潜像にトナーを付着させる反転現像が行われる。
ドラムクリーニング装置415は、感光体ドラム413の表面に当接され、弾性体よりなる平板状のドラムクリーニングブレード415A等を有し、中間転写ベルト421に転写されずに感光体ドラム413の表面に残留するトナーを除去する。
中間転写ユニット42は、中間転写ベルト421、一次転写ローラー422、複数の支持ローラー423、二次転写ローラー424およびベルトクリーニング装置426等を備える。
中間転写ユニット42は、無端状ベルトで構成され、複数の支持ローラー423にループ状に張架される。複数の支持ローラー423のうちの少なくとも一つは駆動ローラーで構成され、その他は従動ローラーで構成される。例えば、K成分用の一次転写ローラー422よりもベルト走行方向の下流側に配置されるローラー423Aが駆動ローラーであることが好ましい。これにより、一次転写ニップにおけるベルトの走行速度を一定に保持しやすくなる。駆動ローラー423Aが回転することにより、中間転写ベルト421は矢印A方向に一定速度で走行する。
中間転写ベルト421は、導電性および弾性を有するベルトであり、表面に体積抵抗率が8〜11[logΩ・cm]である高抵抗層を有する。中間転写ベルト421は、制御部101からの制御信号によって回転駆動される。なお、中間転写ベルト421については、導電性および弾性を有するものであれば、材質、厚さおよび硬度を限定しない。
一次転写ローラー422は、各色成分の感光体ドラム413に対向して、中間転写ベルト421の内周面側に配置される。中間転写ベルト421を挟んで、一次転写ローラー422が感光体ドラム413に圧接されることにより、感光体ドラム413から中間転写ベルト421へトナー像を転写するための一次転写ニップが形成される。
二次転写ローラー424は、駆動ローラー423Aのベルト走行方向下流側に配置されるバックアップローラー423Bに対向して、中間転写ベルト421の外周面側に配置される。中間転写ベルト421を挟んで、二次転写ローラー424がバックアップローラー423Bに圧接されることにより、中間転写ベルト421からラベル紙Pまたは用紙Sへトナー像を転写するための二次転写ニップが形成される。
一次転写ニップを中間転写ベルト421が通過する際、感光体ドラム413上のトナー像が中間転写ベルト421に順次重ねて一次転写される。具体的には、一次転写ローラー422に一次転写バイアスを印加し、中間転写ベルト421の裏面側、つまり、一次転写ローラー422と当接する側にトナーと逆極性の電荷を付与することにより、トナー像は中間転写ベルト421に静電的に転写される。
その後、ラベル紙Pまたは用紙Sが二次転写ニップを通過する際、中間転写ベルト421上のトナー像がラベル紙Pまたは用紙Sに二次転写される。具体的には、バックアップローラー423Bに二次転写バイアスを印加し、ラベル紙Pまたは用紙Sの表面側、つまり、中間転写ベルト421と当接する側にトナーと同極性の電荷を付与することにより、トナー像はラベル紙Pまたは用紙Sに静電的に転写され、当該ラベル紙Pまたは用紙Sは定着部60に向けて搬送される。
ベルトクリーニング装置426は、二次転写後に中間転写ベルト421の表面に残留する転写残トナーを除去する。なお、二次転写ローラー424に代えて、二次転写ローラーを含む複数の支持ローラーに、二次転写ベルトがループ状に張架された構成いわゆるベルト方式の二次転写ユニットを採用しても良い。
定着部60は、ラベル紙Pまたは用紙Sの定着面、つまりトナー像が形成されている面側に配置される定着面側部材を有する上側定着部60A、ラベル紙Pまたは用紙Sの裏面つまり定着面の反対の面側に配置される裏面側支持部材を有する下側定着部60B、および加熱源60C等を備える。定着面側部材に裏面側支持部材が圧接されることにより、ラベル紙Pまたは用紙Sを挟持して搬送する定着ニップが形成される。
定着部60は、トナー像が二次転写され、搬送されてきたラベル紙Pまたは用紙Sを定着ニップで加熱、加圧することにより、ラベル紙Pまたは用紙Sにトナー像を定着させる。定着部60は、定着器F内にユニットとして配置される。また、定着器Fには、エアを吹き付けることにより、定着面側部材または裏面側支持部材からラベル紙Pまたは用紙Sを分離させるエア分離ユニットが配置されていても良い。
紫外線照射部90は、例えばUVランプであり、用紙搬送方向における定着部60と後述する排紙部52との間に配置されている。紫外線照射部90は、制御部101の制御の下、定着ニップを通過したラベル紙Pに紫外線を照射する。
用紙搬送部50は、給紙部51、排紙部52および搬送経路部53等を備える。給紙部51を構成する3つの給紙トレイユニット51a〜51cには、坪量やサイズ等に基づいて識別された用紙S(規格用紙、特殊用紙)が予め設定された種類毎に収容される。搬送経路部53は、レジストローラー対53a等の複数の搬送ローラーを有する。
給紙トレイユニット51a〜51cに収容されている用紙Sは、最上部から一枚ずつ送出され、搬送経路部53により画像形成部40に搬送される。このとき、レジストローラー対53aが配設されたレジストローラー部により、給紙された用紙Sの傾きが補正されるとともに搬送タイミングが調整される。そして、画像形成部40において、中間転写ベルト421のトナー像が用紙Sの一方の面に一括して二次転写され、定着部60において定着工程が施される。
また、給紙装置2から画像形成装置1へ給紙されたラベル紙Pは、搬送経路部53により画像形成部40に搬送される。そして、画像形成部40において、中間転写ベルト421のトナー像がラベル紙Pの一方の面に一括して二次転写され、定着部60において定着工程が施される。画像形成された用紙Sまたはラベル紙Pは、排紙ローラー52aを備えた排紙部52により機外に排紙される。
機外に排紙されたラベル紙Pは、例えば巻き取り装置等によりロール状に巻き取られた後、ラミネート加工が施される場合、ラミネート加工装置3に収容される。図3は、本実施の形態1に係るラミネート加工装置3の全体構成を概略的に示す図である。図4は、ラミネート部Lを加工処理されたラベル紙Pの断面図である。
図3に示すように、ラミネート加工装置3は、ラミネート搬送部4と、ラミネート処理部5と、ダイカット処理部6とを備えている。ラミネート処理部5は、本発明の「接着処理装置」に対応し、ダイカット処理部6は、本発明の「裁断処理装置」に対応する。
ラミネート搬送部4は、ラミネート部Lをロール状に巻いた第1ロール部4Aと、トナー像が形成されたラベル紙Pをロール状に巻いた第2ロール部4Bとが収容されており、ラミネート部Lおよびラベル紙Pをそれぞれラミネート処理部5に向けて搬送する。なお、第2ロール部4Bは、ユーザーによってラミネート搬送部4内に配置される。
図4に示すように、ラミネート部Lは、加熱処理されることで、ラベル紙Pの上に張られる透明なフィルムシートであり、表層L1と、接着層L2とを有している。表層L1は、ポリエステル、ポリエチレンおよびポリプロピレン等の材料からなる。ラミネート部Lは、本発明の「表面部材」に対応する。
ラベル紙Pは、トナー像が形成される表面層P01と、接着層P02と、剥離層P03とを有している。表面層P01および剥離層P03は、接着層P02により接着されており、表面層P01には、ラミネート部Lの接着層L2がのせられる。
図3に示すように、ラミネート部Lおよびラベル紙Pは、符号を省略して示す搬送ローラー等により搬送されて、ラベル紙Pのトナー像が形成された側の面にラミネート部Lが重ね合わされた状態で、ラミネート処理部5に向けて搬送される。
ラミネート処理部5は、加熱ローラー5Aと、加圧ローラー5Bとを備えている。ラミネート処理部5は、加熱ローラー5Aと加圧ローラー5Bのニップ位置をラミネート部Lおよびラベル紙Pが通過することにより、ラベル紙Pにラミネート部Lを熱定着することでラミネート加工を施す。
ダイカット処理部6は、ダイカットローラー6Aと、対向ローラー6Bとを備えている。ダイカットローラー6Aの表面には、円形や四角形等のシールの形状に合わせてラミネート部Lおよびラベル紙Pを裁断可能なダイカット刃6Cが設けられている。ダイカット刃6Cは、ダイカットローラー6Aの周方向および軸方向に複数並んでいる。なお、図3では、便宜上ダイカットローラー6Aの周方向においてダイカット刃6Cを1つだけ図示している。
ダイカットローラー6Aおよび対向ローラー6Bが回転することで、ダイカットローラー6Aと対向ローラー6Bとのニップ位置に移動したダイカット刃6Cにより、ラミネート部Lおよびラベル紙Pが裁断される。
例えば、ダイカット刃6Cが円形の場合、図5に示すように、円形の裁断線C内のトナー像領域である第1部分P1と、それ以外の部分である第2部分P2とでラベル紙Pが分離される。
図4に示すように、ダイカット刃6Cは、剥離層P03以外の部分、つまり、ラミネート部L、ラベル紙Pの表面層P01およびラベル紙Pの接着層P02までを裁断する。
図3および図4に示すように、ダイカット処理部6を通過したラベル紙Pは、図示しない巻き取り装置により巻き取られる。より詳細には、ラベル紙Pは、ダイカット処理部6を通過後、剥離層P03から第2部分P2が剥がされた上で、ラベル紙Pの剥離層P03に貼り付いたままの第1部分P1と、剥離層P03から剥がされた第2部分P2とが別々に巻き取られる。
つまり、剥離層P03を、ラベル紙Pの接着層P02から剥がすことで、ラベルシールとなる部分である第1部分P1を剥離層P03に残したまま、第1部分P1と第2部分P2を分離できるので、ラベル紙Pにおける第1部分P1のみを回収することが可能となる。そして、第1部分P1における剥離層P03以外の部分が検品され、良品が商品等に貼られる。
次に、本実施の形態1におけるトナー像の形成に用いられるトナーTについて説明する。図6は、定着前のラベル紙P上のトナーTを示す図である。
図6に示すように、トナーTは、Y成分、M成分、C成分またはK成分用の有色トナーであり、各成分に対応した画像形成ユニット41の現像装置412に収容されている。トナーTは、第1樹脂T1および第2樹脂T2を含有している。トナーTの融点は、第1樹脂T1の融点より高く、例えば130℃〜180℃である。
第1樹脂T1は、融点が例えば120℃〜160℃であるワックス等の離型剤であり、内添剤または外添剤としてトナーTに含有されている。この第1樹脂T1がトナーTに含有されることで、例えばラベル紙P上のトナーTが、ラベル紙Pが定着ニップを通過する際に、定着ベルトに対する分離性が確保されて、定着ベルト等にオフセットが発生するのを抑制することが可能となる。
第2樹脂T2は、例えば、2−ヒドロキシエチルメタクリレート等の紫外線硬化樹脂であり、制御部101の制御の下、紫外線照射部90により紫外線を照射されることで凝固する。第2樹脂T2は、常温(例えば、25℃)よりも融点が高く、第1樹脂T1の融点よりも融点が低くなっている。第2樹脂T2のガラス転移温度は、例えば86℃である。
この第1樹脂T1および第2樹脂T2を含有したトナーTは、図7に示すように、ラベル紙P上にのせられた状態で、定着ニップを通過すると、定着ニップにおいて加熱、加圧されることにより、ラベル紙P上で潰された状態となる。
また、定着温度は、トナーT、第1樹脂T1および第2樹脂T2の各融点よりも高くなっており、トナーT、第1樹脂T1および第2樹脂T2は、定着ニップを通過の際、それぞれ軟化した状態となっている。
トナーTが潰れると、トナーTに含有された第1樹脂T1および第2樹脂T2が、トナーTから押し出され、定着部60の熱により軟化した第1樹脂T1および第2樹脂T2の混合物T3がラベル紙P上のトナーTを覆った状態となる。
このような状態となったラベル紙Pが定着ニップを通過すると、ラベル紙Pに定着されたトナーT周辺の温度が徐々に下がっていき、図8に示すように、トナーT、第1樹脂T1および第2樹脂T2のうち、最も融点の高いトナーTが凝固する。
さらにトナーT周辺の温度が下がっていくと、トナーTの次に融点の高い第1樹脂T1が結晶化する。この第1樹脂T1が結晶化することで、軟化した第2樹脂T2が第1樹脂T1の周囲に押し出されてトナーTおよび第1樹脂T1を覆った状態となる。
そして、図9に示すように、本実施の形態1では、制御部101が、定着部60の下流側に位置する紫外線照射部90を制御することにより、ラベル紙Pに紫外線が照射され、第2樹脂T2が速やかに凝固する。つまり、定着部60によりトナー像がラベル紙Pに定着された後、第1樹脂T1、第2樹脂T2の順番で凝固する。そして、ラベル紙P上におけるトナーTの領域が、第2樹脂T2により覆われた状態となる。つまり、第2樹脂T2が、第1樹脂T1およびトナーTの保護層となる。
ここで、図10に示すように、例えばトナーTが第1樹脂T1のみを含有している場合、トナーTの上に第1樹脂T1が染み出た状態であるので、ラベル紙Pをラミネート加工した際に、ラミネート部Lの接着層L2が第1樹脂T1の影響でラベル紙Pの表面層P01に対して滑りやすくなり、ラミネート部Lの接着層L2とラベル紙Pの表面層P01との接着力が低下する。そのため、ラベルシールとなる部分の検品時に裁断線Cの部分でラミネート部Lがラベル紙Pの表面層P01から剥がれるおそれがあった。
しかし、図11に示すように、本実施の形態1では、第1樹脂T1よりも離型性の低い第2樹脂T2がトナーTの領域を覆っているので、ラベル紙Pをラミネート加工した際に、第1樹脂T1と比較して、ラミネート部Lの接着層L2がラベル紙Pの表面層P01に対して滑りにくくなる。そのため、ラミネート部Lがラベル紙Pの表面層P01から剥がれるのを抑制することができる。
次に、本実施の形態2について説明する。図12は、本実施の形態2に係る画像形成装置1の全体構成を概略的に示す図である。なお、以下の説明では、上述した実施の形態1と同様の構成については、同じ符号を付して説明を省略する。
図12に示すように、画像形成装置1は、上述した実施の形態1における紫外線照射部90に代えて、加熱部91を備えている。加熱部91は、本発明の「温調部」に対応する。なお、本実施の形態2における制御系の主要部は、図2における紫外線照射部90を加熱部91に置き換えたものとなる。
加熱部91は、定着部60の用紙Sの搬送方向の下流側に配置され、制御部101の制御の下、ラベル紙Pまたは用紙Sを加熱することで、ラベル紙Pまたは用紙Sの温度を調節する。
また、図6に示すように、本実施の形態2におけるトナーTは、上記した実施の形態1と同様に、第1樹脂T1および第2樹脂T2を含有しているが、第2樹脂T2は、上記した実施の形態1における第2樹脂T2とは異なる材料のものとなっている。
第2樹脂T2は、例えば、結晶性ポリエステルからなる樹脂であり、第1樹脂T1より融点が低く、かつ、第1樹脂T1よりも離型性が小さい。第2樹脂T2は、軟化点が100℃〜120℃であり、制御部101の制御の下、加熱部91に加熱されることで硬度が制御される。なお、第2樹脂T2の融点は、常温以上であるのが望ましい。
このような本実施の形態2では、上記実施の形態1と同様に、ラベル紙Pが定着ニップを通過後、図8のような状態となったとき、制御部101が、ラベル紙Pの温度が第1樹脂T1の融点以下で、かつ、第2樹脂T2の融点以上になるように加熱部91を制御する。
このようにすることで、定着部60を通過した後、機外に排紙されるまで、ラベル紙P上の第2樹脂T2は、軟化した状態に維持されて、結晶化した第1樹脂T1上を覆うような状態となる。そして、機外に排紙された後、ラベル紙Pの温度が下がることにより、凝固してラベル紙P上のトナーTおよび第1樹脂T1の保護層となる。これにより、上記実施の形態1と同様に、ラミネート部Lがラベル紙Pの表面層P01から剥がれるのを抑制することができる。
なお、ファン等の冷却部材により冷却することによって、速やかにラベル紙Pの温度を下げて、第2樹脂T2を硬化させても良い。
また、上記実施の形態では、画像形成装置1とラミネート加工装置3とを有した画像形成システム100に適用することができる。図13は、本実施の形態1に係る画像形成装置1およびラミネート加工装置3を含む画像形成システム100の全体構成を概略的に示す図である。
図13に示すように、画像形成システム100は、図1における画像形成装置1および給紙装置2と、図3におけるラミネート加工装置3とを備えている。ラミネート加工装置3におけるラミネート搬送部4には、第2ロール部4Bが設けられておらず、排紙部52から排紙されたラベル紙Pがラミネート搬送部4を通過して直接ラミネート処理部5に向けて搬送されるようになっている。
このような構成であっても、上記実施の形態と同様に透明トナーによりラミネートの剥がれを抑制することができる。また、この画像形成システム100では、ラミネート加工装置3が、ダイカット処理部6を有していたが、例えばラミネート処理するだけでよい場合、ダイカット処理部6を有していなくても良い。
また、上記実施の形態では、裁断処理装置としてダイカット処理部6を例示したが、本発明はこれに限定されず、例えばレーザーによりラベル紙を裁断するような装置を用いても良い。
その他、上記実施の形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の一例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその要旨、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
最後に、本実施の形態に係る画像形成装置1における評価実験について説明する。
本実験では、図1または図12に示す画像形成装置1および図3に示すラミネート加工装置3を用いてトナー像が形成されたラベル紙Pにラミネート加工処理を行った際に、ラミネート剥がれが発生するかについて確認した。具体的には、ラベル紙Pを、図5に示すように、ラミネート加工処理により、円形に裁断した後、ラベル紙P上に規定の粘着テープを貼り付け、粘着テープを剥離したときにラミネート剥がれが発生するかについて確認した。
実験の条件としては、実施例1は、上述した実施の形態1と同様の条件とし、実施例2は、上述した実施の形態2と同様の条件とした。また、比較例は、トナーを第1樹脂のみを含有したものとした。また、トナー像の濃度としては、25%、50%、100%としたものについて実験を行った。
表1に評価結果を示す。
Figure 0006610217
なお、評価結果における「○」は、ラミネート剥がれが発生しないことを示し、「×」は、ラミネート剥がれが発生したことを示し、「△」は、一部ラミネート剥がれが発生しているが、実用上問題ないレベルであることを示している。
上記結果から、比較例については、トナー像の濃度25%のときは、「△」であるものの、全ての条件においてラミネート剥がれが発生したのに対し、実施例1,2については、全ての条件においてラミネート剥がれが発生しなかったことを確認できた。
1 画像形成装置
40 画像形成部
90 紫外線照射部
101 制御部
T トナー
T1 第1樹脂
T2 第2樹脂

Claims (4)

  1. 表面部材を接着処理される記録媒体にトナー像を形成するための画像形成装置であって、
    離型剤からなる第1樹脂と、前記第1樹脂より融点が低く、かつ、前記第1樹脂よりも離型性が小さい第2樹脂とを有するトナーを用いてトナー像を記録媒体に形成するトナー像形成部と、
    前記記録媒体上に形成された前記トナー像を前記記録媒体に熱定着させる定着部と、
    前記定着部を通過後の前記記録媒体を加熱する加熱部と、
    前記定着部により前記トナー像が前記記録媒体に定着され、かつ、前記第1樹脂が凝固した後、前記記録媒体が排紙されるまで、前記記録媒体を加熱することによって前記記録媒体の温度が前記第1樹脂の融点以下で、かつ、前記第2樹脂の融点以上になるように前記加熱部を制御する制御部と、
    を備える画像形成装置。
  2. 前記制御部は、前記第2樹脂を軟化させることで、前記第2樹脂が、前記第1樹脂および前記トナーを前記記録媒体上で覆うように前記加熱部を制御する、
    請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 請求項1または2に記載の画像形成装置と、
    トナー像が形成された前記記録媒体に表面部材を接着処理する接着処理装置と、
    を備える画像形成システム。
  4. 前記接着処理装置により前記表面部材が接着処理された前記記録媒体を所定のサイズに裁断する裁断処理装置を備える、
    請求項3に記載の画像形成システム。
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