JP6331611B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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本発明は、ロール紙に画像を形成する電子写真方式の画像形成装置に関する。
一般に、電子写真プロセス技術を利用した画像形成装置(プリンター、複写機、ファクシミリ等)においては、画像データに基づくレーザー光が、一様に帯電した感光体(例えば感光ドラム)に対して照射(露光)されることにより、感光体表面に静電潜像が形成される。そして、静電潜像が形成された感光体にトナーが供給されることにより、静電潜像が可視化されてトナー像が形成される。このトナー像が、直接又は中間転写体を介して間接的に用紙に転写された後、定着装置で加熱、加圧されることにより、用紙に画像が形成される。
このような画像形成装置においては、搬送ローラー軸のわずかな傾きや、通紙経路部を構成する複数のローラー対のニップ圧(以下「搬送ニップ圧」)の違いなどによって用紙幅方向への片寄りが生じることが知られている。特に、ロール紙に画像形成が行われる場合は、用紙幅方向の片寄りが蓄積されるため、画像の位置精度が経時的に低下してしまう。従来は、ロール紙に対して用紙幅方向(用紙搬送方向に直交する方向)の両側からガイド部材を押圧することにより、ロール紙の片寄りを防止している(例えば特許文献1)。
特開2006−188352号公報
しかしながら、ガイド部材によってロール紙の片寄りを防止する手法では、ロール紙の用紙幅方向端部がガイド部材と摺接することとなるため、ロール紙が変形又は損傷する虞がある。また、タックロール紙(表面基材、粘着剤、剥離紙を有するロール紙)に画像形成が行われる場合、ロール紙の用紙幅方向端部から粘着剤が漏れ出し、ロール紙やガイド部材が汚損される虞がある。
本発明の目的は、ガイド部材を用いることなくロール紙の片寄りを補正でき、画像の位置精度を確保できる画像形成装置を提供することである。
本発明に係る画像形成装置は、
ロール紙を搬送可能な通紙経路と、
前記通紙経路に沿って通紙されているロール紙にトナー像を転写する転写部と、
前記通紙経路上のロール紙の用紙幅方向の片寄りを検出する片寄り検出部と、
前記通紙経路上のロール紙の片寄りを補正する片寄り補正部と、
複数の画像を連続してロール紙に形成する場合に、第1のトナー像の転写が完了してから次に転写される第2のトナー像の転写が開始されるまでのトナー像間の領域が前記転写部を通過している間に、前記片寄り検出部の検出結果に基づいて前記片寄り補正部を動作させる制御部と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、ロール紙の片寄りが実際の検出結果に基づいて補正されるので、ガイド部材を用いることなくロール紙の片寄りを補正でき、画像の位置精度を確保することができる。ガイド部材が不要なので、ロール紙とガイド部材が摺接することによる問題(例えばロール紙の損傷や、粘着剤の付着)も生じない。
また、ロール紙にトナー像が転写されていないトナー像間に片寄り補正が行われるので、片寄り補正によって画像品質が低下することもなく、生産性も損なわれない。
本発明の一実施の形態に係る画像形成装置を示す図である。 画像形成装置本体の全体構成を示す図である。 画像形成装置本体の制御系の主要部を示す図である。 片寄り検出センサー及び進入ローラー部の配置態様の一例を示す側面図である。 片寄り検出センサー及び進入ローラー部の配置態様の一例を示す平面図である。 進入ローラー部を上方(Z方向基端側)から見た図である。 進入ローラー部を用紙搬送方向上流側(Y方向基端側)から見た図である。 片寄り補正処理の一例を示すフローチャートである。
図1は、本発明の一実施の形態に係る画像形成装置1を示す図である。
図1に示す画像形成装置1は、給紙装置1A、画像形成装置本体1B、及び巻取装置1Cを備える。
給紙装置1Aは、ロール給紙部91を有し、画像形成装置本体1Bからの指示に従って給紙する。給紙装置1Aから給紙されたロール紙は、通紙経路93に沿って搬送される。画像形成装置本体1Bは、給紙装置1Aから給紙されたロール紙に画像を形成する。巻取装置1Cは、ロール巻取部92を有し、画像形成装置本体1Bによって画像が形成され、送出されたロール紙を巻き取る。
図2は、画像形成装置本体1Bの全体構成を示す図である。図3は、画像形成装置本体1Bの制御系の主要部を示す図である。
図2、3に示す画像形成装置本体1Bは、電子写真プロセス技術を利用した中間転写方式のカラー画像形成装置である。画像形成装置本体1Bには、CMYKの4色に対応する感光ドラム213を中間転写ベルト221の走行方向(鉛直方向)に直列配置し、中間転写ベルト221に一回の手順で各色トナー像を順次転写させる縦型タンデム方式が採用されている。
すなわち、画像形成装置本体1Bは、感光ドラム213上に形成されたY(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、K(ブラック)の各色トナー像を中間転写ベルト221に一次転写し、中間転写ベルト221上で4色のトナー像を重ね合わせた後、用紙に二次転写することにより、画像を形成する。
図2、3に示すように、画像形成装置本体1Bは、画像読取部11、操作表示部12、画像処理部13、画像形成部20、給紙部14、排紙部15、用紙搬送部16、及び制御部18を備える。
制御部18は、CPU(Central Processing Unit)181、ROM(Read Only Memory)182、RAM(Random Access Memory)183等を備える。CPU181は、ROM182又は記憶部192から処理内容に応じたプログラムを読み出してRAM183に展開し、展開したプログラムと協働して、画像形成装置本体1Bの各ブロック、給紙装置1A、及び巻取装置1Cの動作を集中制御する。
通信部191は、例えばNIC(Network Interface Card)、MODEM(MOdulator-DEModulator)、USB(Universal Serial Bus)等の各種インターフェースを有する。
記憶部192は、例えば不揮発性の半導体メモリ(いわゆるフラッシュメモリ)やハードディスクドライブで構成される。記憶部192には、例えば各ブロックの動作を制御する際に参照されるルックアップテーブルが格納される。
制御部18は、通信部191を介して、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)等の通信ネットワークに接続された外部の装置(例えばパーソナルコンピューター)との間で各種データの送受信を行う。制御部18は、例えば、外部の装置から送信されたページ記述言語(PDL:Page Description Language)による画像データ(入力画像データ)を受信し、これに基づいて用紙に画像を形成させる。
画像読取部11は、ADF(Auto Document Feeder)と称される自動原稿給紙装置111及び原稿画像走査装置112(スキャナー)等を備える。
自動原稿給紙装置111は、原稿トレイに載置された原稿を搬送機構により搬送して原稿画像走査装置112へ送り出す。自動原稿給紙装置111により、原稿トレイに載置された多数枚の原稿の画像(両面を含む)を連続して読み取ることが可能となる。
原稿画像走査装置112は、自動原稿給紙装置111からコンタクトガラス上に搬送された原稿又はコンタクトガラス上に載置された原稿を光学的に走査し、原稿からの反射光をCCD(Charge Coupled Device)センサー112aの受光面上に結像させ、原稿画像を読み取る。画像読取部11は、原稿画像走査装置112による読取結果に基づいて入力画像データを生成する。この入力画像データには、画像処理部13において所定の画像処理が施される。
操作表示部12は、例えばタッチパネル付の液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)で構成され、表示部121及び操作部122として機能する。表示部121は、制御部18から入力される表示制御信号に従って、各種操作画面、画像の状態表示、各機能の動作状況等の表示を行う。操作部122は、テンキー、スタートキー等の各種操作キーを備え、ユーザーによる各種入力操作を受け付けて、操作信号を制御部18に出力する。
ユーザーは、操作表示部12を操作して、原稿設定、画質設定、倍率設定、応用設定、出力設定、片面/両面設定、及び用紙設定などの画像形成に関する設定を行うことができる。また、操作表示部12では、ロール紙の片寄り補正を実行できない場合に、エラー報知が行われる。
画像処理部13は、入力画像データに対して、初期設定又はユーザー設定に応じたデジタル画像処理を行う回路等を備える。例えば、画像処理部13は、制御部18の制御下で、階調補正データ(階調補正テーブル)に基づいて階調補正を行う。また、画像処理部13は、入力画像データに対して、色補正、シェーディング補正等の各種補正処理や、圧縮処理等を施す。これらの処理が施された画像データに基づいて、画像形成部20が制御される。
画像形成部20は、入力画像データに基づいて、Y成分、M成分、C成分、K成分の各有色トナーによる画像を形成するための画像形成ユニット21、画像形成ユニット21により形成されたトナー像を用紙に転写する中間転写ユニット22、及び転写されたトナー像を用紙に定着する定着部23等を備える。
画像形成ユニット21は、Y成分用、M成分用、C成分用、K成分用の4つの画像形成ユニット21Y、21M、21C、21Kで構成される。画像形成ユニット21Y、21M、21C、21Kは、同様の構成を有するので、図示及び説明の便宜上、共通する構成要素は同一の符号で示し、それぞれを区別する場合には符号にY、M、C、又はKを添えて示すこととする。図2では、Y成分用の画像形成ユニット21Yの構成要素についてのみ符号が付され、その他の画像形成ユニット21M、21C、21Kの構成要素についての符号は省略されている。
画像形成ユニット21は、露光装置211、現像装置212、感光ドラム213、帯電装置214、及びドラムクリーニング装置215等を備える。
感光ドラム213は、例えばアルミニウム製の導電性円筒体(アルミ素管)の周面に、アンダーコート層(UCL:Under Coat Layer)、電荷発生層(CGL:Charge Generation Layer)、電荷輸送層(CTL:Charge Transport Layer)を順次積層した負帯電型の有機感光体(OPC:Organic Photo-conductor)である。
電荷発生層は、電荷発生材料(例えばフタロシアニン顔料)を樹脂バインダー(例えばポリカーボネイト)に分散させた有機半導体からなり、露光装置211による露光を受けて一対の正電荷と負電荷を発生する。電荷輸送層は、正孔輸送性材料(電子供与性含窒素化合物)を樹脂バインダー(例えばポリカーボネート樹脂)に分散させたものからなり、電荷発生層で発生した正電荷を電荷輸送層の表面まで輸送する。
帯電装置214は、例えばスコロトロン帯電装置やコロトロン帯電装置等のコロナ放電発生器で構成される。帯電装置214は、コロナ放電によって感光ドラム213の表面を一様に負極性に帯電させる。
露光装置211は、例えば複数の発光ダイオード(LED:Light Emitting Diode)が直線状に配列されたLEDアレイ、個々のLEDを駆動するためのLPH駆動部(ドライバーIC)、及びLEDアレイからの放射光を感光ドラム213上に結像させるレンズアレイ等を有するLEDプリントヘッドで構成される。LEDアレイの1つのLEDが、画像の1ドットに対応する。制御部18がLPH駆動部を制御することにより、LEDアレイに所定の駆動電流が流され、特定のLEDが発光する。
露光装置211は、感光ドラム213に対して各色成分の画像に対応する光を照射する。感光ドラム213の電荷発生層で発生した正電荷が電荷輸送層の表面まで輸送されることにより、感光ドラム213の表面電荷(負電荷)が中和される。これにより、感光ドラム213の表面には、周囲との電位差により各色成分の静電潜像が形成される。
現像装置212は、各色成分の現像剤(例えばトナーと磁性キャリアーとからなる二成分現像剤)を収容する。現像装置212は、感光ドラム213の表面に各色成分のトナーを付着させることにより、静電潜像を可視化してトナー像を形成する。具体的には、現像剤担持体(現像ローラー)に現像バイアス電圧が印加され、感光ドラム213と現像剤担持体との間に電界が形成される。感光ドラム213と現像剤担持体との電位差によって、現像剤担持体上の帯電トナーが感光ドラム213の表面の露光部に移動し、付着する。
ドラムクリーニング装置215は、感光ドラム213の表面に摺接されるドラムクリーニングブレード等を有し、一次転写後に感光ドラム213の表面に残存する転写残トナーを除去する。
中間転写ユニット22は、中間転写ベルト221、一次転写ローラー222、複数の支持ローラー223、二次転写ローラー224、及びベルトクリーニング装置225等を備える。
中間転写ベルト221は無端状ベルトで構成され、複数の支持ローラー223にループ状に張架される。複数の支持ローラー223のうちの少なくとも一つは駆動ローラーで構成され、その他は従動ローラーで構成される。例えば、K成分用の一次転写ローラー222よりもベルト走行方向下流側に配置される支持ローラー223が駆動ローラーであることが好ましい。駆動ローラーが回転することにより、中間転写ベルト221は矢印A方向に一定速度で走行する。
一次転写ローラー222は、各色成分の感光ドラム213に対向して、中間転写ベルト221の内周面側に配置される。中間転写ベルト221を挟んで、一次転写ローラー222が感光ドラム213に圧接されることにより、感光ドラム213から中間転写ベルト221へトナー像を転写するための一次転写ニップが形成される。
二次転写ローラー224は、複数の支持ローラー223のうちの一つに対向して、中間転写ベルト221の外周面側に配置される。中間転写ベルト221に対向して配置される支持ローラー223はバックアップローラーと呼ばれる。中間転写ベルト221を挟んで、二次転写ローラー224がバックアップローラーに圧接されることにより、中間転写ベルト221から用紙へトナー像を転写するための二次転写ニップが形成される。
一次転写ニップにおいて、感光ドラム213上のトナー像が中間転写ベルト221に順次重ねて一次転写される。具体的には、一次転写ローラー222に一次転写バイアスを印加し、中間転写ベルト221の裏面側(一次転写ローラー222と当接する側)にトナーと逆極性の電荷を付与することにより、トナー像は中間転写ベルト221に静電的に転写される。
その後、用紙が二次転写ニップを通過する際、中間転写ベルト221上のトナー像が用紙に二次転写される。具体的には、二次転写ローラー224に二次転写バイアスを印加し、用紙の裏面側(二次転写ローラー224と当接する側)にトナーと逆極性の電荷を付与することにより、トナー像は用紙に静電的に転写される。トナー像が転写された用紙は定着部23に向けて搬送される。
ベルトクリーニング装置225は、中間転写ベルト221の表面に摺接するベルトクリーニングブレード等を有し、二次転写後に中間転写ベルト221の表面に残留する転写残トナーを除去する。
なお、中間転写ユニット22において、二次転写ローラー224に代えて、二次転写ローラーを含む複数の支持ローラーに、二次転写ベルトがループ状に張架された構成(いわゆるベルト式の二次転写ユニット)を採用してもよい。
定着部23は、用紙の定着面(トナー像が形成されている面)側に配置される定着面側部材を有する上側定着部231、用紙の裏面(定着面の反対の面)側に配置される裏面側支持部材を有する下側定着部232、定着面側部材を加熱する加熱源233、及び裏面側支持部材を定着面側部材に対して圧接する圧接離間部(図示略)等を備える。
例えば、上側定着部231がローラー加熱方式である場合は定着ローラーが定着面側部材となり、ベルト加熱方式である場合は定着ベルトが定着面側部材となる。また例えば、下側定着部232がローラー加圧方式である場合は加圧ローラーが裏面側支持部材となり、ベルト加圧方式である場合は加圧ベルトが裏面側支持部材となる。定着面側部材と裏面側支持部材は、総称して「定着部材」と呼ばれることもある。
図2は、上側定着部231がローラー加熱方式で構成され、下側定着部232がローラー加圧方式で構成される場合について示している。
上側定着部231は、定着面側部材を回転させるための上側定着部用駆動部(図示略)を有する。制御部18によって上側定着部用駆動部の動作が制御されることにより、定着面側部材は所定の速度で回転(走行)する。下側定着部232は、裏面側支持部材を回転させるための下側定着部用駆動部(図示略)を有する。制御部18によって下側定着部用駆動部の動作が制御されることにより、裏面側支持部材は所定の速度で回転(走行)する。なお、定着面側部材が裏面側支持部材の回転に従動する場合は、上側定着部用駆動部は必要ない。
加熱源233は、定着面側部材の内部又は近傍に配置される。制御部18によって加熱源233の出力が制御されることにより、定着面側部材が加熱され、所定の温度(例えば定着許容温度、定着アイドリング温度)で保持される。制御部18は、定着面側部材に近接して配置される定着温度検出部(図示略)の検出結果に基づいて加熱源233の出力を制御する。
また、制御部18によって圧接離間部(図示略)の動作が制御され、定着面側部材に裏面側支持部材が圧接されることにより、用紙を狭持して搬送する定着ニップが形成される。トナー像が二次転写され、通紙経路に沿って搬送されてきた用紙は、定着ニップを通過する際に加熱、加圧される。これにより、用紙にトナー像が定着する。
定着部23は、定着面側部材又は裏面側支持部材を冷却したり、定着面側部材又は裏面側支持部材から用紙を分離したりするために、定着面側部材又は裏面側支持部材に対して送風を行う送風部を備えていてもよい。
給紙部14は、給紙トレイ部141及び手差し給紙部142を有する。給紙トレイ部141には、坪量やサイズ等に基づいて識別された枚葉紙(規格用紙、特殊用紙)が予め設定された紙種ごとに収容される。給紙装置1Aから送出されたロール紙は、手差し給紙部142を介して給紙される。
排紙部15は、排紙ローラー部151等を有し、用紙搬送部16から送出された用紙を機外に排紙する。
用紙搬送部16は、主通紙経路部161、スイッチバック経路部162、裏面印刷用経路部163、及び通紙経路切替部(図示略)等を備える。用紙搬送部16は、定着部23とともに1つのユニットに組み込まれ、用紙搬送ユニット(いわゆるADU((Auto-Duplex Unit))として画像形成装置本体1Bに着脱可能に装着される。
主通紙経路部161は、二次転写ニップの用紙搬送方向上流側に配置される進入ローラー部165を含む複数の搬送ローラー部を備える。主通紙経路部161は、給紙トレイ部141から給紙された枚葉紙又は手差し給紙部142を介して給紙装置1Aから給紙されたロール紙を搬送して画像形成部20(二次転写ニップ、定着ニップ)に通紙するとともに、画像形成部20(定着部23)から送出された用紙を排紙部15に搬送する。
スイッチバック経路部162は、定着部23から送出された用紙を一旦停止させ、搬送方向を逆転させて、排紙部15又は裏面印刷用経路部163に搬送する。
裏面印刷用経路部163は、スイッチバック経路部162でスイッチバックされて送出された用紙を主通紙経路部161に搬送する循環経路である。主通紙経路部161には、第2面(裏面)が上面となった状態で用紙が通紙されることになる。
通紙経路切替部(図示略)は、定着部23から送出された用紙をそのままの状態で排紙するか、反転させて排紙するか、又は裏面印刷用経路部163に搬送するかによって通紙経路を切り替える。具体的には、制御部18が、画像形成処理の処理内容(片面/両面印刷、フェイスアップ排紙、フェイスダウン排紙等)に基づいて、通紙経路切替部の動作を制御する。
ロール紙に画像形成が行われる場合、手差し給紙部142を介して給紙装置1Aからロール紙が給紙される。給紙されたロール紙は、主通紙経路部161によって画像形成部20に搬送される。そして、ロール紙が二次転写ニップを通過する際、中間転写ベルト221上のトナー像がロール紙に一括して二次転写され、定着部23において定着処理が施される。画像が形成されたロール紙は、排紙部15から機外に排紙され、巻取装置1Cのロール巻取部92に巻き取られる。
このように、主通紙経路部161は、画像形成装置1においてロール紙に画像形成が行われる場合の通紙経路の一部を構成する。なお、ロール紙に画像形成が行われる場合は、スイッチバック経路部162、裏面印刷用経路部163、及び通紙経路切替部(図示略)は用いられない。
さらに、画像形成装置1は、主通紙経路部161上の用紙の片寄りを検出する片寄り検出センサーS1と、片寄り検出センサーS1の検出結果に基づいて用紙の片寄り(用紙幅方向の位置)を補正する片寄り補正部とを備える。
本実施の形態では、進入ローラー部165が片寄り補正部として機能する。二次転写ニップの用紙搬送方向上流側に配置される進入ローラー部165を片寄り補正部として機能させることにより、片寄り補正が行われた用紙に対してトナー像が転写されるので、画像の位置精度が向上する。
図4は、片寄り検出センサーS1及び進入ローラー部165の配置態様の一例を示す側面図である。図5は、片寄り検出センサーS1及び進入ローラー部165の配置態様の一例を示す平面図である。
図4、5に示すように、片寄り検出センサーS1は、主通紙経路部161において、進入ローラー部165の用紙搬送方向下流側(進入ローラー部165と二次転写ニップNの間)に配置される。片寄り検出センサーS1(片寄り検出部)を、進入ローラー部165(片寄り補正部)の近傍に配置することにより、進入ローラー部165における用紙の片寄りを適切に判断できるので、精度の高い片寄り補正を実現することができる。
片寄り検出センサーS1は、例えば受像素子が1列(又は複数列)に並設されたラインセンサーで構成される。片寄り検出センサーS1は、用紙幅方向に平行に配置される。
片寄り検出センサーS1は、検出領域を用紙が通過しているときに照明(例えばLED)を点灯し、受像素子で撮影することにより、用紙の幅方向端部の位置を検出する。検出された用紙の幅方向端部の位置から、用紙の片寄り量ΔX(ずれ量)が算出される。片寄り検出センサーS1をラインセンサーで構成することにより、片寄り量ΔXを高精度で検出することができる(例えば数十μm単位)。
図6は、進入ローラー部165を上方(Z方向基端側)から見た図である。図7は、進入ローラー部165を用紙搬送方向上流側(Y方向基端側)から見た図である。
図6、7に示すように、進入ローラー部165は、駆動ローラー31と、駆動ローラー31に対向して配置される従動ローラー32とからなる一対のローラーを有する。駆動ローラー31は例えばゴムローラーで構成され、従動ローラー32は例えば金属ローラーで構成される。従動ローラー32が駆動ローラー31に圧接されることにより、用紙を狭持して搬送するニップ部(進入ニップ)が形成される。
駆動ローラー31及び従動ローラー32は、フレーム38に形成された軸受けに挿通され、回転可能に固定される。駆動ローラー31のローラー軸31bと従動ローラー32のローラー軸32bは、連結部材37によって連結される。これにより、用紙の用紙幅方向の位置を補正する際、駆動ローラー31と従動ローラー32は用紙幅方向に一緒に揺動する。
駆動ローラー31は、歯車31a、36aを含む動力伝達部を介して駆動用モーター36に接続される。歯車31aは、揺動時に駆動ローラー31が軸方向に揺動しても駆動力が伝達されるように、所定の長さを有する。駆動用モーター36の動力が、歯車36a、31aを介して駆動ローラー31に伝達されることにより、駆動ローラー31及び従動ローラー32が回転する。進入ローラー部165における用紙搬送動作(駆動用モーター36の駆動)は、制御部18によって制御される。
また、駆動ローラー31は、ラック34b及びピニオン34aからなる動力伝達部34を介して揺動用モーター33に接続される。ラック34bは、内面に軸受けを有する円筒状の部材であり、ローラー軸31bに挿通される。ローラー軸31bに固定された2つの座金(例えばEリング)でラック34bの両端を挟み込むことにより、ラック34bは歯車31aの近傍に固定される。つまり、ラック34bは、駆動ローラー31の回転を許容する一方で、軸方向には揺動不能に固定される。揺動用モーター33の動力が、動力伝達部34を介して駆動ローラー31に伝達されることにより、駆動ローラー31及び従動ローラー32が用紙幅方向に揺動する。
具体的には、制御部18は、片寄り検出センサーS1の検出結果に基づいて揺動用モーター33を駆動し、進入ローラー部165の揺動動作を制御する。このとき、制御部18は、記憶部192に格納されている揺動制御テーブルを参照して、片寄り量ΔXに対応する揺動指令値を取得し、この揺動指令値によって揺動用モーター33を駆動する。
揺動用モーター33の回転運動がピニオン34a及びラック34bによって直線運動に変換され、駆動ローラー31に伝達される。これにより、駆動ローラー31及び従動ローラー32が軸方向に所定量(揺動指令値に対応する揺動量)だけ揺動する。駆動ローラー31及び従動ローラー32が回転しながら、すなわち用紙を搬送しながら用紙幅方向に揺動することにより、用紙の幅方向の位置が調整される。
なお、進入ローラー部165は、ホームポジションを基準として所定の揺動許容範囲(例えば±5mm)で揺動する。ホームポジションとは、進入ローラー部165が用紙幅方向に揺動していない位置(揺動量が0)であり、初期状態においては、ロール紙が進入ニップの用紙幅方向中央部を通過するように設定される。
画像形成装置1において、ロール紙に画像形成が行われる場合は、複数の画像が連続してロール紙に転写されることとなる。この場合、ロール紙へのトナー像の転写中に片寄り補正動作が行われると、画像品質が低下する虞がある。本実施の形態では、図4に示すように、二次転写ベルト221上のトナー像間領域(トナー像が形成されていない領域)が二次転写ニップNを通過するとき、すなわちロール紙へのトナー像の転写が行われていないときに、片寄り検出センサーS1の検出結果(片寄り量ΔX)に基づいて片寄り補正部としての進入ローラー部165が動作する。具体的には、制御部18は、図8に示すフローチャートに従って片寄り補正処理を実行する。
図8は、片寄り補正処理の一例を示すフローチャートである。この処理は、例えば、画像形成装置1においてロール紙への画像形成処理が開始されることに伴い、CPU181がROM182に格納されている所定のプログラムを実行することにより実現される。
図8のステップS101において、制御部18は、印刷ジョブに含まれる紙種情報に基づいて、画像形成に用いられる用紙がロール紙であるか否かを判定する。画像形成に用いられる用紙がロール紙である場合(ステップS101で“YES”)、処理はステップS102に移行する。画像形成に用いられる用紙がロール紙でない場合(ステップS101で“NO”、例えば枚葉紙)、片寄り補正処理は終了となる。
ステップS102において、制御部18は、片寄り検出センサーS1の検出結果(片寄り量ΔX)を取得する。
ステップS103において、制御部18は、取得した片寄り量ΔXの大きさを判定する。ここで、第1の閾値Aは、一定の画像品質を保持しうるかを判定するための値であり、例えば0.2mmに設定される。第2の閾値Bは、ロール紙の片寄りを、通常のトナー像間で補正できるかを判定するための値であり、例えば0.5mmに設定される。第3の閾値Cは、ロール紙の通紙不良が生じているかを判定するための値であり、例えば1.0mmに設定される。
片寄り量ΔXが第1の閾値Aより小さい場合、一定の画像品質が保持される。この場合、進入ローラー部165の揺動動作は行われず、処理はステップS109に移行する。ロール紙の振動等によって微量の片寄りが検出されても、片寄り補正は行われないことになる。
片寄り量ΔXが第1の閾値A以上で、第2の閾値Bよりも小さい場合、画像品質に影響を及ぼすが、通常のトナー像間が二次転写ニップNを通過する間に補正できる程度の片寄りが生じていることになる。この場合、処理はステップS104に移行する。
片寄り量ΔXが第2の閾値B以上で、第3の閾値Cよりも小さい場合、画像品質に影響を及ぼす上、通常のトナー像間が二次転写ニップNを通過する間に補正できない程度の片寄りが生じていることになる。この場合、処理はステップS105に移行する。
片寄り量ΔXが第3の閾値C以上である場合、ロール紙の通紙不良が生じている可能性が高いことになる。この場合、処理はステップS107に移行する。
ステップS104において、制御部18は、次のトナー像間が二次転写ニップNを通過するタイミングで進入ローラー部165を揺動させて、ロール紙の片寄りを補正する。このとき、進入ローラー部165の揺動量は片寄り量ΔXに基づいて決定される。
このように、制御部18は、片寄り検出センサーS1(片寄り検出部)の検出結果が所定の閾値を超えた場合(A≦ΔX)に、進入ローラー部165(片寄り補正部)を動作させる。これにより、一定の画像品質を保持しうる程度の片寄りに対しては片寄り補正が行われないので、片寄り補正を行うための進入ローラー部165の制御が簡単になるとともに、頻繁に片寄り補正動作が行われることによる進入ローラー部165の劣化を防止することができる。
ステップS105において、制御部18は、画像形成ユニット21の動作を制御して、トナー像間を通常の画像形成時よりも拡張して、トナー像を形成させる。このとき、トナー像間の拡張量は、片寄り補正に必要な進入ローラー部165の揺動時間及び中間転写ベルト221の走行速度に基づいて設定される。
ステップS106において、制御部18は、拡張されたトナー像間が二次転写ニップを通過するときに進入ローラー部165を揺動させて、ロール紙の片寄りを補正する。このとき、進入ローラー部165の揺動量は片寄り量ΔXに基づいて決定される。
このように、制御部18は、トナー像間にロール紙の片寄りを補正できない場合(B≦ΔX)、画像形成部20によって形成されるトナー像の間隔を拡張させる。これにより、進入ローラー部165を揺動させて片寄り補正できる時間が長くなるので、トナー像が転写されていない間に確実に片寄り補正を行うことができる。
ステップS107において、制御部18は、画像形成処理を停止させる。
ステップS108において、制御部18は、通紙不良が生じている旨を操作表示部12に表示させる(エラー報知)。
このように、画像形成装置1は、利用者に情報を提示する操作表示部12(情報提示部)を備え、制御部18は、ロール紙の通紙不良が検出された場合(ΔX>C)、進入ローラー部165(片寄り補正部)を動作させることなく、操作表示部12にエラー報知を行わせる。これにより、利用者はロール紙の通紙不良を早期に知得し、適切なエラー処理を行うことができる。
ステップS109において、制御部18は、一連の画像形成処理が終了したか否かを判定する。一連の画像形成処理とは、画像形成を指示する信号(例えば印刷ジョブ)により設定された画像形成を行う処理である。一連の画像形成処理が終了した場合(ステップS109で“YES”)、片寄り補正処理は終了となる。一連の画像形成処理が終了していない場合(ステップS109で“NO”)、ステップS102以降の処理が繰り返される。なお、片寄り補正処理が終了となる場合には、進入ローラー部165はホームポジションに戻される。
また、制御部18は、進入ローラー部165の揺動量(積算量)が揺動許容範囲を超える場合(超えそうな場合を含む)、進入ローラー部165(片寄り補正部)を離間状態としてホームポジションに戻すのが好ましい。または、制御部18は、進入ローラー部165を定期的にホームポジションに戻すようにしてもよい。これにより、経時的にローラー紙の片寄りが生じる場合であっても適切に対応することができる。
このように、画像形成装置1は、ロール紙を搬送可能な主通紙経路部161(通紙経路)と、主通紙経路部161に沿って通紙されているロール紙にトナー像を転写する画像形成部20と、主通紙経路部161上のロール紙の用紙幅方向の片寄りを検出する片寄り検出センサーS1(片寄り検出部)と、主通紙経路部161上のロール紙の片寄りを補正する進入ローラー部165(片寄り補正部)と、第1のトナー像の転写が完了してから次に転写される第2のトナー像の転写が開始されるまでのトナー像間において片寄り検出センサーS1の検出結果に基づいて進入ローラー部165を動作させる制御部18と、を備える。
画像形成装置1によれば、ロール紙の片寄りが実際の検出結果(片寄り量ΔX)に基づいて補正されるので、ガイド部材を用いることなくロール紙の片寄りを補正でき、画像の位置精度を確保することができる。ガイド部材が不要なので、ロール紙とガイド部材が摺接することによる問題(例えばロール紙の損傷や、粘着剤の付着)も生じない。また、ロール紙にトナー像が転写されていないトナー像間に片寄り補正が行われるので、片寄り補正によって画像品質が低下することもなく、生産性も損なわれない。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づいて具体的に説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
例えば、用紙検出センサーS1の配置は主通紙経路部161上であればよく、例えば片寄り補正部の用紙搬送方向上流側であってもよい。また、片寄り補正部には、進入ローラー部165以外の搬送ローラー部を適用することもできる。
さらに、片寄り補正部には、ロール紙を挟持して揺動する方式の他、搬送ローラー部の軸を傾ける、いわゆるステアリング制御方式を適用できる。
また、通常のトナー像間にロール紙の片寄りを補正できない場合(図8のステップS103で“B≦ΔX<C”)、制御部18は、進入ローラー部165(片寄り補正部)を複数のトナー像間において動作させるようにしてもよい。さらには、トナー像間を拡張した上で、進入ローラー部165(片寄り補正部)を複数のトナー像間において動作させるようにしてもよい。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 画像形成装置
1A 給紙装置
1B 画像形成装置本体
1C 巻取装置
11 画像読取部
12 操作表示部
13 画像処理部
14 給紙部
15 排紙部
16 用紙搬送部
18 制御部
20 画像形成部
21 画像形成ユニット
22 中間転写ユニット
23 定着部
161 主通紙経路部
162 スイッチバック経路部
163 裏面印刷用経路部
165 進入ローラー部(片寄り補正部)
定着ニップ
二次転写ニップ
S1 片寄り検出センサー(片寄り検出部)

Claims (13)

  1. ロール紙を搬送可能な通紙経路と、
    前記通紙経路に沿って通紙されているロール紙にトナー像を転写する転写部と、
    前記通紙経路上のロール紙の用紙幅方向の片寄りを検出する片寄り検出部と、
    前記通紙経路上のロール紙の片寄りを補正する片寄り補正部と、
    複数の画像を連続してロール紙に形成する場合に、第1のトナー像の転写が完了してから次に転写される第2のトナー像の転写が開始されるまでのトナー像間の領域が前記転写部を通過している間に、前記片寄り検出部の検出結果に基づいて前記片寄り補正部を動作させる制御部と、を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御部は、前記片寄り検出部の検出結果が所定の閾値を超えた場合に、前記片寄り補正部を動作させることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記制御部は、前記トナー像間にロール紙の片寄りを補正できない場合、前記転写部によって形成されるトナー像の間隔を拡張させることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記制御部は、前記トナー像間においてロール紙の片寄りを補正できない場合、前記片寄り補正部を複数の前記トナー像間において動作させることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  5. 利用者に情報を提示する情報提示部を備え、
    前記制御部は、ロール紙の通紙不良が検出された場合、前記片寄り補正部を動作させることなく、前記情報提示部にエラー報知を行わせることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  6. 前記片寄り検出部は、前記片寄り補正部の近傍に配置されることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  7. 前記片寄り補正部は、前記転写部の用紙搬送方向上流に配置されることを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  8. 前記片寄り補正部は、ロール紙を挟持して用紙幅方向に揺動することを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  9. 前記制御部は、前記片寄り補正部の揺動量が揺動許容範囲を超える場合、前記片寄り補正部を離間状態としてホームポジションに戻すことを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
  10. 前記制御部は、印刷ジョブに含まれる紙種情報に基づいて画像形成に用いられる用紙を判定し、ロール紙である場合は前記片寄り補正部による片寄り補正処理を実行し、ロール紙でない場合は前記片寄り補正処理を実行しないことを特徴とする請求項1から9のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  11. 前記制御部は、印刷ジョブにより設定された一連の画像形成処理が終了するまでの間、前記片寄り補正部による片寄り補正処理を繰り返し、前記一連の画像形成処理が終了した場合に、前記片寄り補正処理を終了させることを特徴とする請求項1から10のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  12. ロール紙を搬送可能な通紙経路と、
    前記通紙経路に沿って通紙されているロール紙にトナー像を転写する転写部と、
    前記通紙経路上のロール紙の用紙幅方向の片寄りを検出する片寄り検出部と、
    前記通紙経路上のロール紙の片寄りを補正する片寄り補正部と、
    第1のトナー像の転写が完了してから次に転写される第2のトナー像の転写が開始されるまでのトナー像間において、前記片寄り検出部の検出結果に基づいて前記片寄り補正部を動作させる制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記トナー像間にロール紙の片寄りを補正できない場合、前記転写部によって形成されるトナー像の間隔を拡張させることを特徴とする画像形成装置。
  13. ロール紙を搬送可能な通紙経路と、
    前記通紙経路に沿って通紙されているロール紙にトナー像を転写する転写部と、
    前記通紙経路上のロール紙の用紙幅方向の片寄りを検出する片寄り検出部と、
    前記通紙経路上のロール紙の片寄りを補正する片寄り補正部と、
    第1のトナー像の転写が完了してから次に転写される第2のトナー像の転写が開始されるまでのトナー像間において、前記片寄り検出部の検出結果に基づいて前記片寄り補正部を動作させる制御部と、を備え、
    前記片寄り補正部は、ロール紙を挟持して用紙幅方向に揺動し、
    前記制御部は、前記片寄り補正部の揺動量が揺動許容範囲を超える場合、前記片寄り補正部を離間状態としてホームポジションに戻すことを特徴とする画像形成装置。
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