JP6608489B1 - 乗客コンベア - Google Patents
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Abstract
Description
エスカレータ10の構造について、図1を参照して説明する。図1はエスカレータ10を側面から見た説明図である。図1に示すように、エスカレータ10の枠組みであるトラス12が、建屋1の上階と下階に跨がって支持アングル2,3を用いて支持されている。
次に、手摺りベルト38を走行させる手摺り駆動装置70について図1〜図3を参照して説明する。図1に示すように、手摺り駆動装置70は、上階側付近のスカートガード44で囲われたデッキの内部に設けられ、図3に示すように、トラス12に固定された基板86に設けられている。
4個の手摺り駆動ローラ72は、図3に示すように、手摺りベルト38の走行路の下方であって、水平方向に沿って1列に並んで基板86に回転自在に設けられている。
次に、手摺り従動ローラ74と押圧調整装置104について図3を参照して説明する。
次に、速度検出装置126について図3を参照して説明する。速度検出装置126は、図3に示すように最も下階側にある手摺り従動ローラ74に取り付けられている。速度検出装置126は、手摺りベルト38のベルト速度を検出する。
次に、手摺り負荷装置88について図1と図3を参照して説明する。手摺り負荷装置88は、図1に示すように、手摺り駆動装置70の下階側付近のスカートガード44内部に設けられている。
次に、エスカレータ10の電気的構成について図4のブロック図に基づいて説明する。
次に、エスカレータ10の手摺りベルト38の駆動力を確認する手摺り駆動力確認モード(以下、単に「確認モード」という)について図5のフローチャートを参照して説明する。この確認モードでは、図3に示すように、バックアップローラ98と負荷ローラ92によって手摺りベルト38を所定の押圧力で押圧し、手摺りベルト38のベルト速度がどの程度遅くなるかを検出し、そのベルト速度が規定値以上に遅くなった場合には、手摺りベルト38の駆動力が低下したと判断し、外部に警告信号を出力する。
以上により本実施形態によれば、手摺り負荷装置88によって走行する手摺りベルト38に一定の負荷を与え、ベルト速度が定格速度よりも遅くなるか否かで駆動力を判断する。そして、ベルト速度が定格速度よりも規定値(例えば30%)以上落ちていれば手摺りベルト38の駆動に異常があるとして外部に警告信号を出力する。これにより、作業員は現場に行き、エスカレータ10を保守点検を行うことができる。
上記実施形態では、手摺り負荷装置88における負荷ローラ92とバックアップローラ98は1組であったが、2組以上設け、より強い負荷を手摺りベルト38に与えてもよい。
上記実施形態では、手摺り負荷装置88における負荷調整装置100は、手摺り駆動装置70の押圧調整装置104と同じ構造であったが、これ以外の構造であってもよい。
上記実施形態では、速度検出装置126は、手摺り従動ローラ74に設けたが、これに限らず速度検出用ローラを別途設け、これに取り付けてもよい。
上記実施形態では、手摺りベルト38を駆動する手摺り駆動手段として、複数組の手摺り駆動ローラ72と手摺り従動ローラ74で挟んで走行させたが、これに代えて手摺りベルト38を1個の手摺りベルトシーブに架け渡し、手摺りベルト38を走行させてもよい。
上記実施形態では、エスカレータ10に適用して説明したが、これに代えて動く歩道に適用してもよい。
上記では本発明の一実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の主旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
Claims (8)
- トラスと、
前記トラスに配され、かつ、無端状に連結された複数の踏段と、
手摺りベルトと、
前記踏段を所定の走行速度で走行させる駆動手段と、
前記手摺りベルトを前記踏段と同期して駆動する手摺り駆動手段と、
前記手摺りベルトの走行路に配され、走行している前記手摺りベルトに一定の負荷を与える手摺り負荷手段と、
前記手摺りベルトのベルト速度を検出する速度検出手段と、
前記手摺り負荷手段によって走行中の前記手摺りベルトに一定の負荷を与えたときの前記ベルト速度を前記速度検出手段で検出し、規定値以上に前記ベルト速度が遅くなったときに警告信号を出力する手摺り駆動力確認モードを行う制御手段と、
を有し、
前記手摺り負荷手段は、前記手摺りベルトの走行路に配された負荷ローラとバックアップローラと負荷調整手段を有し、
前記負荷調整手段は、前記負荷ローラと前記バックアップローラとによって前記手摺りベルトを挟んだ状態で、前記負荷ローラが前記手摺りベルトを押圧して前記負荷を与えるものであり、前記手摺り駆動力確認モード以外では前記手摺りベルトから前記負荷ローラを離す方向に付勢するバネと、前記手摺り駆動力確認モードのみにおいて前記バネの付勢力に反して、前記手摺りベルトに前記負荷ローラを押圧して前記負荷を与えるように、前記制御手段によって励磁される電磁コイルを有する、
乗客コンベア。 - 前記手摺り駆動手段は、
前記手摺りベルトの走行路に配され、
複数組の手摺り駆動ローラと手摺り従動ローラとの間に前記手摺りベルトを挟んで走行させる、
請求項1に記載の乗客コンベア。 - 前記速度検出手段は、
前記手摺り従動ローラに設けられ、前記手摺り従動ローラの回転速度を検出する、
請求項2に記載の乗客コンベア。 - 前記手摺り駆動手段は、
前記手摺りベルトが架け渡された1個の手摺りベルトシーブである、
請求項1に記載の乗客コンベア。 - 前記制御手段は、前記手摺り駆動力確認モードを無人のときに行う、
請求項1に記載の乗客コンベア。 - 前記制御手段は、前記手摺り駆動力確認モードを前記乗客コンベアの起動時、又は一定時間毎に行う、
請求項1に記載の乗客コンベア。 - 前記規定値は、前記手摺りベルトの通常の前記ベルト速度の30%である、
請求項1に記載の乗客コンベア。 - 前記乗客コンベアは、エスカレータ、又は動く歩道である、
請求項1に記載の乗客コンベア。
Priority Applications (1)
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JP2018121948A JP6608489B1 (ja) | 2018-06-27 | 2018-06-27 | 乗客コンベア |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2018121948A JP6608489B1 (ja) | 2018-06-27 | 2018-06-27 | 乗客コンベア |
Publications (2)
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JP6608489B1 true JP6608489B1 (ja) | 2019-11-20 |
JP2020001873A JP2020001873A (ja) | 2020-01-09 |
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ID=68613378
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2018121948A Active JP6608489B1 (ja) | 2018-06-27 | 2018-06-27 | 乗客コンベア |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP6608489B1 (ja) |
-
2018
- 2018-06-27 JP JP2018121948A patent/JP6608489B1/ja active Active
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JP2020001873A (ja) | 2020-01-09 |
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