JP6606880B2 - タイヤ測定用パターン形成方法、タイヤ測定方法 - Google Patents

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Description

本発明は、タイヤ測定用パターン形成方法、タイヤ測定方法に関する。
タイヤの表面に貼付した模様パターンを撮影し、模様パターンを含む画像を解析してタイヤの三次元形状を測定する方法がある。特許文献1には、タイヤの表面に格子模様のパターンを貼付し、異なる場所からそれぞれ撮影して得た画像を解析して格子面の各点の位置を求め、タイヤの形状を測定する技術が開示されている。
特開平10−38533号公報
特許文献1では、タイヤ表面に格子シートを直接貼り付けている。格子模様のパターンを有するシートを貼付する場合、格子模様が崩れたり、格子シートが破れたりすることがある。例えば、接地状態のタイヤの形状を測定する際、接地に伴って変形する部分の格子模様が崩れる場合がある。また、接地状態のタイヤを回転させると、格子シートが破れる場合がある。そのような場合、良好な解析結果が得られない。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、その目的は高速回転時やコーナリング時等のシビアな条件において良好な測定結果を得ることのできるタイヤ測定用パターン形成方法、タイヤ測定方法を提供することである。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の一態様によるタイヤ測定用パターン形成方法は、タイヤをセットするステップと、前記タイヤの表面に、孔を複数形成し、前記タイヤの形状測定用の模様パターンを形成するステップと、前記形成された複数の孔に、前記孔の周囲の色と識別可能な色を有する色部材を注入するステップとを含み、前記タイヤの形状測定用の模様パターンは、前記色部材が注入された前記複数の孔である。このように形成されたタイヤ測定用パターンを用いることにより、シビアな条件において良好な測定結果を得ることができる。また、孔に色部材を注入することにより、孔とそれ以外の部分との視認性を高めることができる。
また、前記孔を複数形成するステップは、前記タイヤの表面にレーザ光を照射して、前記孔を形成することが好ましい。レーザ光を照射して孔を形成することにより、複数の孔の大きさを均一にすることができ、孔同士の間隔を均一にすることができる。
複数形成された孔の形は正方形であり、前記正方形の1辺は0.25mm以上1mm以下であり、隣接する孔同士の間隔は0.25mm以上1mm以下であり、前記孔の深さは0.0mmより大きくかつ前記孔が形成された範囲内におけるゴム部材の最小ゲージ以下であることが好ましい。このように孔を形成することにより、タイヤ測定に用いて好適なタイヤ測定用パターンを形成することができる。
前記色部材には、下記式を満足する三原色RGBの物質を用いることが好ましい。
0.299×R + 0.587×G + 0.114×B ≧ T + 10
ただし、上記式において、Rは、注入物質を構成する三原色RGBのうちの赤の輝度、Gは、注入物質を構成する三原色RGBのうちの緑の輝度、Bは、注入物質を構成する三原色RGBのうちの青の輝度、Tは、モノクロ画像におけるタイヤ表面の輝度、である。このような色部材を用いることにより、孔とそれ以外の部分との視認性を高めることができる。
本発明の一態様によるタイヤ測定方法は、上記のタイヤ測定用パターン形成方法によってタイヤ表面に形成された模様パターンを撮影するステップと、撮影した前記模様パターンを含む画像に基づいて前記タイヤを解析するステップとを含む。このタイヤ測定方法によれば、シビアな条件において良好な測定結果を得ることができる。
タイヤ測定用パターン形成方法、タイヤ測定方法は、態様の1つにおいて、シビアな条件において良好な測定結果を得ることができる。
図1は、本発明の第1の実施形態にかかるタイヤ測定用パターン形成方法を示すフローチャートである。 図2Aは、複数の孔による模様パターンを形成したタイヤを示す図である。 図2Bは、図2Aの一部の領域を拡大して示す図である。 図3は、複数形成された孔の大きさ及び孔同士の間隔を説明する図である。 図4Aは、孔を形成するためのレーザ光の照射位置の走査例を示す図である。 図4Bは、孔を形成するためのレーザ光の照射位置の走査例を示す図である。 図4Cは、孔を形成するためのレーザ光の照射位置の走査例を示す図である。 図4Dは、孔を形成するためのレーザ光の照射位置の走査例を示す図である。 図4Eは、孔を形成するためのレーザ光の照射位置の走査例を示す図である。 図4Fは、孔を形成するためのレーザ光の照射位置の走査例を示す図である。 図5は、孔を形成する方法の例を示すフローチャートである。 図6は、複数の孔の例を示す図である。 図7は、本発明の第2の実施形態にかかるタイヤ測定用パターン形成方法を示すフローチャートである。 図8は、複数の孔5に色部材を注入した状態の例を示す図である。 図9は、孔の形成及び色部材の注入の方法を示すフローチャートである。 図10は、タイヤ測定方法の例を示すフローチャートである。 図11は、タイヤ測定用パターン形成方法によって形成された模様パターンを用いてタイヤの三次元形状を測定するタイヤ測定方法を採用したタイヤ解析システムの例を示す図である。 図12は、図11に示したタイヤ解析システムのタイヤ測定装置の機能を示すブロック図である。 図13は、他のタイヤ測定方法を採用したタイヤ解析システムの構成図である。 図14Aは、格子パターンを着色した後、変形後の格子パターンを被記録媒体に転写し、その媒体を解析して歪を算出するタイヤ測定方法の例を示す図である。 図14Bは、格子パターンを着色した後、変形後の格子パターンを被記録媒体に転写し、その媒体を解析して歪を算出するタイヤ測定方法の例を示す図である。 図14Cは、格子パターンを着色した後、変形後の格子パターンを被記録媒体に転写し、その媒体を解析して歪を算出するタイヤ測定方法の例を示す図である。 図14Dは、格子パターンを着色した後、変形後の格子パターンを被記録媒体に転写し、その媒体を解析して歪を算出するタイヤ測定方法の例を示す図である。 図15は、タイヤの溝底表面歪みを測定するタイヤ測定方法を採用したタイヤ解析システムの例を示す図である。
以下、本発明について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。また、この実施の形態の構成要素には、発明の同一性を維持しつつ置換可能かつ置換自明なものが含まれる。また、この実施の形態に記載された複数の変形例は、当業者に自明の範囲内にて任意に組み合わせが可能である。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態にかかるタイヤ測定用パターン形成方法を示すフローチャートである。図1に示すように、第1の実施形態にかかるタイヤ測定用パターン形成方法は、最初に、所定の位置にタイヤをセットする(ステップS1)。次に、タイヤの表面に、孔を複数形成する(ステップS2)。このように形成された複数の孔をタイヤの形状測定用の模様パターンとする。
(孔の形状)
図2Aは、複数の孔による模様パターンを形成したタイヤを示す図である。図2Bは、図2Aの一部の領域を拡大して示す図である。
図2Aは、孔を形成するために、所定の位置にセットされたタイヤ10を示す。タイヤ10は、トレッド面にレーザ光を照射可能な位置に載置される。図2Aに示すように、タイヤ10のトレッド面には、マスキングテープMT1及びMT2が貼付されている。本実施形態では、マスキングテープMT1及びMT2の貼付位置を端部とする領域Aに複数の孔を形成する。タイヤ10の表面の領域Aは、孔を形成した領域である。本実施形態では、領域Aに形成された複数の孔をタイヤ10の形状測定用の模様パターンとする。
図2Bは、図2Aの一部の領域Bを拡大して示す。図2Bに示すように、領域Bには、孔5が複数形成されている。図2Bに示すように、複数形成された孔5の形は正方形である。複数形成された孔5は、格子模様のパターンを構成する。以下は、模様パターンが格子パターンである場合について説明する。
図3は、複数形成された孔の大きさ及び孔同士の間隔を説明する図である。図3に示すように、複数形成された孔5の形は正方形であり、正方形の1辺の長さd1は、例えば、0.25mm以上1mm以下である。また、隣接する孔5同士、例えば孔5aと孔5bとの間隔d2は、例えば、0.25mm以上1mm以下である。
各孔5の深さは、例えば、0.0mmより大きく、かつ、孔5が形成された範囲内におけるゴム部材の最小ゲージ以下である。ここで、ゴム部材とは、トレッドゴム(アンダートレッド、ウイングチップを含む)、サイドゴム、インナーライナー、クッションゴムを指す。
なお、孔5は、孔5によって構成される模様パターンを用いた解析が必要な部分に設ければよい。形成する孔5の数が少ないと十分な解析を行うことができない。格子パターンの場合、孔5を、少なくとも、1個設ければ、それらの孔5によって構成される模様パターンを用いて解析を行うことができる。孔5が1個である場合、孔5を形成する領域において、完全な形の正方形の孔であり、かつ、孔5を形成する領域の水平方向及び垂直方向の長さが共に(d1+d2)の2倍以上であれば、サンプリングモアレ法を用いてタイヤの形状を解析できる。完全な形の孔と不完全な形の孔(例えば正方形を2分割した長方形の孔など)とが混在する模様パターンを用いても、サンプリングモアレ法を用いてタイヤの形状を解析できる。また、孔5が1個である場合、孔5を形成する領域において、完全な形の正方形の孔であり、かつ、孔5を形成する領域の水平方向及び垂直方向の長さが共に(d1+d2)以上であれば、フーリエ変換法を用いてタイヤの形状を解析できる。
(孔の形成)
孔5は、例えば、レーザ光を照射することによって形成することができる。形成する孔5の大きさよりも径の小さなレーザ光を照射する。レーザ光の照射位置を走査することによって正方形の孔を形成する。つまり、孔5が正方形の形状になるように、レーザ光の照射位置を移動させる。
図4Aから図4Fは、孔5を形成するためのレーザ光の照射位置の走査例を示す図である。図4Aに示すように、本例では、孔5を形成すべき部分の左下の位置にレーザ光50を照射し、照射位置を矢印YAの方向に移動させる。つまり、孔5を形成すべき部分の右下の位置に向かって、矢印YAの方向に、レーザ光50の照射位置を走査する。
矢印YAの方向に走査し、図4Bに示すように、孔5を形成する部分の右下の位置までレーザ光50の照射位置を移動させると、図4Bに実線で示す孔が形成される。次に、照射位置を矢印YBの方向に少し移動させる。つまり、孔5を形成すべき部分の右上の位置に向かって、矢印YBの方向に、レーザ光50の照射位置を少し移動させる。矢印YBの方向へ移動させる距離は、例えば、レーザ光50の径以下の距離とする。
レーザ光50の照射位置を矢印YBの方向へ少し移動させたら、次に、図4Cに示すように、照射位置を矢印YCの方向に移動させる。つまり、孔5を形成すべき部分の左端の辺の位置に向かって、矢印YCの方向に、レーザ光50の照射位置を走査する。
矢印YCの方向に走査し、図4Dに示すように、孔5を形成する部分の左端の辺の位置までレーザ光50の照射位置を移動させると、図4Dに実線で示す孔が形成される。次に、照射位置を矢印YDの方向に少し移動させる。つまり、孔5を形成すべき部分の左上の位置に向かって、矢印YDの方向に、レーザ光50の照射位置を少し移動させる。矢印YDの方向へ移動させる距離は、例えば、レーザ光50の径以下の距離とする。
図4Eに示すように、レーザ光50の照射位置を矢印YDの方向へ少し移動させたら、次に、照射位置を矢印YEの方向に移動させる。つまり、孔5を形成すべき部分の右端の辺の位置に向かって、矢印YEの方向に、レーザ光50の照射位置を走査する。
以下同様に、レーザ光50の照射位置を左端の辺、右端の辺に向かって往復するように走査する。そして、図4Fに示すように、孔5を形成すべき部分の右上の位置までレーザ光50の照射位置を移動させることによって、孔5の形成が完了する。
ところで、レーザ光の断面が円形である場合、図4Aから図4Fに示すように正方形の形状に走査しても、孔5の右上、右下、左上、左下の各角部は直角にならず、曲線状になる。このため、孔5の平面形状は、厳密には正方形ではない。もっとも、孔5の角部に生じる曲線は、タイヤの材質及び加工の都合上生じるものであり、孔5は、実質的には正方形の孔とみなすことができる。
レーザ光の照射によって孔5を形成することにより、複数の孔5の大きさを均一にすることができ、孔5同士の間隔を均一にすることができる。なお、レーザ光の照射による孔5の形成は、例えば、キーエンス(登録商標)社製のCO2レーザマーカ 3−Axisを用いて行う。また、キーエンス(登録商標)社製のYVO4レーザマーカ 3−Axisを用いて行ってもよい。
(孔の形成方法)
図5は、孔5を形成する方法の例を示すフローチャートである。図5において、最初に、孔5を形成すべきタイヤ10を所定の位置にセットする(ステップS101)。このステップは、図1のステップS1に相当する。
次に、タイヤ10の表面の、孔5を形成すべき位置にレーザ光を照射する(ステップS102)。必要な形状及び大きさの孔5が得られるように、レーザ光の照射位置を走査する(ステップS103)。
レーザ光の照射位置の走査が完了したか否かを判定する(ステップS104)。レーザ光の照射位置の走査が完了した場合(ステップS104においてYes)、形成すべき次の孔があるか否かを判定する(ステップS105)。形成すべき次の孔がない場合(ステップS105においてNo)、処理は終了となる。
ステップS104において、走査が完了していない場合(ステップS104においてNo)ステップS103に戻り、レーザ光の照射位置の走査を継続する。また、ステップS105において、形成すべき次の孔がある場合(ステップS105においてYes)、ステップS102に戻り、次の孔の形成のための処理に移行する。この場合、次の孔を形成すべき位置にレーザ光を照射し(ステップS102)、孔の形成処理が継続して行われる。
なお、レーザ光を用いない方法で、孔5を形成してもよい。例えば、金型を用いて孔を形成してもよい。すなわち、孔5の形状及び大きさに対応する形状及び大きさの突起を内面に設けた金型を用意し、この金型を用いて孔を形成してもよい。この場合、加硫前のグリーンタイヤを金型にセットする。
(形成した孔の例)
図6は、上記のように形成された複数の孔の例を示す図である。図6に示すように、本例では、タイヤ10の表面に、正方形の孔5が複数形成されている。正方形の孔5がタイヤ10の表面に複数並んでいることにより、タイヤの形状測定用の模様パターンをタイヤ10の表面に貼付した状態と同様の外観が得られる。
このように形成されたタイヤ測定用の模様パターンを撮影することにより、タイヤを解析することができる。例えば、タイヤのトレッド面にタイヤ測定用の模様パターンを形成することにより、タイヤの接地に伴うトレッド面の変形を解析することができる。トレッド面の溝底に模様パターンを形成することにより、溝底表面歪みを測定することができる。また、タイヤのサイドウォールにタイヤ測定用の模様パターンを形成した場合、サイドウォールの表面ひずみを解析することができる。
ここで、トレッド部に貼り付けた格子シートは、接地回転時に破れやすい。このため、タイヤ表面のブロックの動き等をシビアな条件で測定する場合に格子シートを用いることは困難であると考えられる。例えば、高速回転時における路面接地状態の測定、コーナリング時における路面接地状態の測定、である。
上記のタイヤ測定用パターン形成方法によって形成したタイヤ測定用パターンは、このようなシビアな条件でタイヤ表面のブロックの動き等を測定する場合においても、タイヤを回転させて路面に接地させた場合でも貼付した格子シートのように破れることはない。このため、良好な測定結果が得られる。
(第2の実施形態)
図6に示す複数の孔5の視認性を高めるために、複数の孔に色部材を注入してもよい。図7は、本発明の第2の実施形態にかかるタイヤ測定用パターン形成方法を示すフローチャートである。図7に示すように、第2の実施形態にかかるタイヤ測定用パターン形成方法は、最初に、所定の位置にタイヤをセットする(ステップS1)。次に、タイヤの表面に、孔を複数形成する(ステップS2)。以上のステップは、第1の実施形態と同様である。さらに、第2の実施形態では、上記のように形成された複数の孔に、孔の周囲の色と識別可能な色を有する色部材を注入する(ステップS3)。このように形成され、かつ、色部材が注入された複数の孔を、タイヤの形状測定用の模様パターンとする。
図8は、複数の孔5に色部材を注入した状態の例を示す図である。図8に示すように、本例では、タイヤ10の表面に複数形成された正方形の孔5それぞれに、白色の色部材が注入されている。白色の色部材は、孔5の周囲の色である黒色と識別可能な色である。このため、白色の色部材を注入した場合は、色部材を注入しない場合に比べて、孔5の視認性が高い。このため、第2の実施形態によれば、より良好な測定結果が得られる。
(色部材)
複数の孔5に注入する色部材は、白色のものに限定されない。タイヤ10の表面の色である黒色と輝度差がある色の色部材を用いればよい。例えば、グレーの色部材を用いてもよい。
注入する色部材の色は、孔5の周囲の色と識別できる色であればよい。例えば、孔5の周囲の色とは色相、明度及び彩度の少なくとも1つが異なり、孔5の周囲の色と識別できる色の注入物質を色部材として用いればよい。
例えば、色部材は、下記式を満足する三原色RGBの物質を用いる。
0.299×R + 0.587×G + 0.114×B ≧ T + 10
ただし、上記式において、Rは注入物質を構成する三原色RGBのうちの赤の輝度、Gは注入物質を構成する三原色RGBのうちの緑の輝度、Bは注入物質を構成する三原色RGBのうちの青の輝度、Tはモノクロ画像におけるタイヤ表面の輝度、である。
なお、色部材は、孔に注入できれば液体に限定されず、粉状、粒状などの固体であってもよい。
(孔の形成及び色部材の注入の方法)
次に、形成した孔5に色部材を注入する方法について説明する。図9は、孔5の形成及び色部材の注入の方法を示すフローチャートである。
図9において、ステップS101からステップS105までは、図5を参照して説明した孔の形成方法と同様である。ステップS105において、形成すべき次の孔がない場合(ステップS105においてNo)、タイヤ10への孔の形成は完了である。
次に、タイヤ10の、孔5を含む領域に、色部材を塗布する(ステップS106)。色部材の塗布は、例えば、スプレーによって塗料をタイヤ10の表面に塗布することによって行う。
タイヤ10の、孔5の内部以外の部分に塗布された色部材を除去する(ステップS107)。色部材の除去には、例えば、うすめ液を用いる。例えば、うすめ液を浸み込ませた布で、タイヤ10の表面の孔以外の部分に塗布された色部材を拭き取ることによって行う。孔5の内部以外の部分に塗布された色部材を除去することにより、孔5の内部に色部材が注入された状態になる。
なお、塗料を塗布するためのスプレーには、例えば、株式会社アサヒペン(登録商標)のアスペン(登録商標)ラッカースプレーを用いる。
以上の方法により、セットしたタイヤ10に、孔5を設けて非接触形状測定用の模様パターンを形成することができる。
(タイヤ測定方法)
上記の方法によって形成したタイヤの形状測定用の模様パターンを用いることによって、非接触により、タイヤの三次元形状を測定することができる。図10は、タイヤ測定方法の例を示すフローチャートである。図10に示すように、本例のタイヤ測定方法では、まず、上記のタイヤ測定用パターン形成方法によってタイヤ表面に形成された模様パターンを撮影する(ステップS201)。次に、撮影した模様パターンを含む画像に基づいてタイヤを解析する(ステップS202)。
(測定方法の例1)
以上のように形成した模様パターンを用いた、非接触による三次元形状の測定方法のより具体的な例について説明する。図11は、タイヤ測定用パターン形成方法によって形成された模様パターンを用いてタイヤの三次元形状を測定するタイヤ測定方法を採用したタイヤ解析システムの例を示す図である。図12は、図11に示したタイヤ解析システムのタイヤ測定装置の機能を示すブロック図である。これらの図において、図11は、タイヤ解析システムの全体構成を模式的に示し、図12は、タイヤ測定装置の主たる機能を示している。
本実施形態にかかるタイヤ解析システム1は、所定条件を入力したときのタイヤ形状の変化又はタイヤの表面の歪みの変化を測定することにより、タイヤの挙動解析(タイヤの応答性評価)を行うシステムに適用される。タイヤ解析システム1は、タイヤ試験機2と、撮影装置3と、タイヤ形状解析装置4とを備える(図11参照)。
タイヤ試験機2は、試験タイヤ10に試験条件を付与する装置である。図11の構成では、タイヤ試験機2は、支持装置21と、駆動装置22とを有する。支持装置21は、試験タイヤ10を回転可能に支持する装置であり、試験タイヤ10を装着するリム211を有する。駆動装置22は、試験タイヤ10に駆動力を付与する装置であり、試験タイヤ10を駆動するモータ222と、モータ222を駆動制御するモータ制御装置223とから構成される。なお、以下の説明では、試験タイヤ10を単に「タイヤ10」と呼ぶことがある。
このタイヤ試験機2では、支持装置21が、試験タイヤ10をリム211に装着して支持し、試験タイヤ10を駆動装置22の透明板221の一主面である上面221Uに押圧して試験タイヤ10に荷重を付与する。また、支持装置21が、リム211を変位させて試験タイヤ10と透明板221との位置関係を調整することにより、試験タイヤ10にスリップ角又はアングル角を付与する。また、駆動装置22は、モータ制御装置223によりモータ222を駆動してリム211を所定角度回転させることができる。これにより、車両走行時におけるタイヤの転動状態が、透明板221の表面を路面として再現される。また、支持装置21及び駆動装置22が、荷重、回転速度、スリップ角、アングル角などを調整することにより、試験条件を変更できる。
透明板221は、光を透過する性質を有する光透過板である。透明板221は光を100%透過しなくてもよく、透明板221を介してタイヤの表面を撮影することができる光透過率を有していればよい。透明板221は、例えば、アクリル樹脂製の平面板又はガラス製の平面板である。タイヤ10と平面板との接触状態を撮影して画像解析するので、より現実に近いタイヤの接地状態を解析することができる。
撮影装置3は、一対のカメラ31a及び31bと、光源である照明用ランプ32を有する。カメラ31a及び31bは、タイヤ10を撮影する撮影部であり、例えば、CCD(Charge Coupled Device)カメラにより構成される。カメラ31aおよび31bは、透明板221を介してタイヤ10を撮影する。カメラ31a及び31bは、透明板221の他主面である下面221Dから、透明板221を介して試験タイヤ10を撮影する。また、一対のカメラ31a及び31bは、試験タイヤ10を相互に異なる方向から撮影できる位置に配置される。これらのカメラ31a及び31bは、試験タイヤ10を左右方向から同時に撮影して、タイヤ画像(試験タイヤ10のデジタル画像データ)を生成する。カメラ31aの撮影方向である視線311aと、カメラ31bの撮影方向である視線311bとがなす角度θは、例えば28.6度以上68.2度以下である。複数のカメラの撮影方向同士がなす角度θをこの範囲に設定することにより、精度の高い三次元形状を得ることができる。照明用ランプ32は、カメラ31a及び31bの撮影範囲を照らすランプであり、例えば、ハロゲンランプにより構成される。これらの照明用ランプ32は、常時点灯タイプであってもよいし、フラッシュ点灯タイプであってもよい。
タイヤ形状解析装置4は、例えば、所定の解析プログラムをインストールしたPC(Personal Computer)であり、撮影装置3から入力されるタイヤ10の画像を処理してタイヤ10の三次元形状を解析する処理を行う(図12参照)。タイヤ10の三次元形状を解析する処理は、タイヤ10の画像に基づき、タイヤ10の三次元形状を算出する処理を含む。撮影装置3によって撮影した画像は格子パターンM1を含んでおり、その画像に基づいてタイヤ形状解析装置4はタイヤを解析する。格子パターンM1は、第1の実施形態又は第2の実施形態によるタイヤ測定用パターン形成方法によって形成されたものである。
図12に示すように、本実施形態にかかるタイヤ形状解析装置4は、解析部41と、角度算出部42とを有している。解析部41は、撮影装置3によって撮影した画像について解析処理を行って三次元形状を得ることができる。解析部41は、画像平滑部411と、輝度分布取得部412と、間引き処理部413と、モアレ縞作成部414と、位相分布算出部415と、アンラッピング処理部416と、三次元形状算出部417とを備えている。角度算出部42は、透明板221の傾斜角度を算出する。
画像平滑部411は、撮影装置3によって撮影した画像を平滑化する。画像平滑部411は、縦方向及び横方向にそれぞれ平滑化処理する。
輝度分布取得部412は、画像平滑部411が平滑化した画像から、輝度分布を示す画像を得る。間引き処理部413は、輝度分布を示す画像について一定画素数で間引き処理を行う。モアレ縞作成部414は、間引かれていない画素の輝度情報を用いて、間引かれている画素の輝度について線形補間を行ってモアレ縞を作成する。位相分布算出部415は、モアレ縞に基づいて第1の模様パターンの位相分布を算出する。アンラッピング処理部416は、アンラッピング処理した位相分布を作成する。三次元形状算出部417は、各カメラによる撮影画像の位相分布と各カメラの視線(撮影方向)とに基づいて、タイヤ10の第1の模様パターンが形成された部分の三次元形状を算出する。三次元形状算出部417は、カメラの視線、つまりカメラ31aとカメラ31bとタイヤ10(透明板221)との相対位置に基づいてカメラ31a、31bのそれぞれで取得した撮影画像の位相分布を視線データとして利用することで三次元形状を得る。
解析部41は、格子パターンM1を撮影した画像から、三次元形状の測定結果を得るために、解析処理を行う。本実施形態にかかる解析部41では、撮影した画像に基づいて測定を行う非接触形状測定手法として、サンプリングモアレ法を用いる。サンプリングモアレ法は、二次元格子を形成した物体の撮影画像を所定画素おき(X画素おき)にサンプリングし、形状を測定する手法である。本実施形態では、サンプリングモアレ法のうち、間引き選択型サンプリングモアレ法を用いる場合について説明する。間引き選択型サンプリングモアレ法は、サンプリングモアレ法において、撮影画像の画素ごとに、解析に最適な間引き数の位相分布を参照する方法である。
サンプリングモアレ法では、例えば、撮影した画像について、一定方向(例えば、垂直方向)に平滑化し、平滑化した画像の間引き処理及び線形補間処理を行ってモアレ縞画像を得て、位相分布を利用して2つのカメラ間の画面内の対応する点を探索する。
フーリエ変換法を用いてタイヤのトレッドの接地形状を得てもよい。その場合、格子パターンM1の画像についてフーリエ変換を行う。
デジタル画像相関法を用いてタイヤのトレッドの接地形状を得てもよい。その場合、格子パターンM1をランダムパターンとする。ランダムパターンは、規則性を有しない模様からなるパターンである。
上記のように孔5による格子パターンM1をタイヤ10に形成すれば、非接触でタイヤ10の形状を解析することができる。
(測定方法の例2)
図13は他のタイヤ測定方法を採用したタイヤ解析システムの構成図である。図13に示すように、タイヤ解析システム1は、回転ドラム12、モータ222、モータ制御装置223、照明用ランプ32、一対のカメラ31a及び31b、トリガセンサ224、所定の解析プログラムをインストールしたPCなどによるタイヤ形状解析装置4などを含んで構成されている。タイヤ10のトレッド部2aの外周面202には、複数の孔5による格子パターンM1、M2を形成する。
回転ドラム12は測定対象となるタイヤ10を回転させるためのものである。回転ドラム12は、円筒状の外周面12aを有する筒状を呈し、その中心軸を中心に不図示の軸受け機構により回転可能に支持されており、モータ222の駆動力によって中心軸を中心にして回転される。
測定対象となるタイヤ10は、その中心軸を回転ドラム12の中心軸と平行させた状態で不図示の軸受け機構により回転可能に支持されており、タイヤ10のトレッド部2aが接地する外周面202が回転ドラム12の外周面12aに当接された状態で回転ドラム12が回転されることにより、タイヤ10が回転ドラム12の回転に追従して回転されるように構成されている。
モータ制御装置223は、モータ222の回転速度を調整するものである。照明用ランプ32は、タイヤ10のトレッド部2aに対して撮影用の光を照射するものである。
カメラ31a、31bは、タイヤ形状解析装置4の制御により、タイヤ10のトレッド部2aの外周面202に設けられた格子パターンM1、M2を撮影すると共に、撮影した画像データをタイヤ形状解析装置4に供給するものである。
カメラ31a、31bは互いに異なる位置に設けられている。これらカメラ31a、31bとしては、CCDカメラなどのさまざまな撮像装置が採用可能である。
トリガセンサ224は、格子パターンM1、M2の回転位置がカメラ31a、31bによって撮影可能な箇所に到達したことをタイヤ形状解析装置4に知らせるためのものである。
トリガセンサ224は、予めタイヤ10のリム部2bに形成されたマーク40を検出することで生成したトリガ信号をカメラ31a、31bに供給することでトレッド部2aの回転位置をカメラ31a、31bを介してタイヤ形状解析装置4に知らせる。
上記のように孔5による格子パターンM1、M2をタイヤ10に形成すれば、非接触でタイヤ10の形状を解析することができる。
(測定方法の例3)
図14Aから図14Dは、格子パターンを着色した後、変形後の格子パターンを被記録媒体に転写し、その媒体を解析して歪を算出するタイヤ測定方法の例を示す図である。本例では、タイヤ10のサイドウォール10swにおける表面ひずみを測定する。まず、図14Aに示すように、複数の孔5による格子パターンM1をタイヤ10のサイドウォール10swに形成する。このとき、タイヤ10内には空気が充填されていない状態(大気圧とタイヤ内圧とが略等しい状態)であり、この状態を初期状態とする。
表面ひずみの測定前に、朱肉やインク等の着色材により、タイヤ10のサイドウォール10swに形成された格子パターンM1を着色する。そして、図14Bに示すように、格子パターンM1の着色を紙や透明なシート等の被記録媒体5へ転写して、サイドウォール10swの変形前における格子パターン1i(図14D)を得る。
ここで、格子パターンM1は凸線又は凹線で形成されているので、例えば粘土のような塑性材料に凸線又は凹線で形成されている格子を転写してもよい。このようにすれば、格子を着色する必要がないので、それだけ表面ひずみ測定の手間を軽減することができる。
次に、図14Cに示すように、タイヤ10へ荷重Pを作用させてサイドウォール10sw表面を変形させる。サイドウォール10swの変形とともに、サイドウォール10swに形成された格子パターンM1も変形するので、サイドウォール10sw表面における変形は、格子パターンM1の変形として現れる。この変形した格子パターンM1を、被記録媒体5へ転写して、サイドウォール10swの変形後における格子パターン1i(図14D)を得る。このようにして、サイドウォール10swの変形前後における格子パターン1i及び1iを取得する(図14D)。
サイドウォール10swの変形前後における格子パターン1i及び1iを取得したら、格子を読み取って各格子点の座標を求める。次に、この座標のファイルを作成し、作成した座標ファイルに基づいて測定対象の表面ひずみを計算する。上記のように孔5による格子パターンを形成すれば、格子パターンを着色してサイドウォール10swの表面ひずみを計算することができる。
(測定方法の例4)
図15は、タイヤ10の溝底表面歪みを測定するタイヤ測定方法を採用したタイヤ解析システムの例を示す図である。本例では、タイヤ10の溝底に上記の孔5による格子パターンを形成する。格子パターンをレーザ光を照射して形成する場合、タイヤ10の溝底に対するレーザ光の照射角度を適宜変更することによって、タイヤ10の溝底に孔5を複数形成することができる。
図15に示すように、タイヤ解析システム1は、撮影装置3と、タイヤ形状解析装置4とを備える。
タイヤ10は、溝部MZ1〜MZ4を備えている。溝部MZ1〜MZ4は、タイヤ10の表面から凹んでいる部分である。本実施形態では4本の溝部MZ1〜MZ4を含む領域に、格子パターンが形成されている。本実施形態では、4本の溝部MZ1、MZ2、MZ3、MZ4に、それぞれ、格子パターンM1、M2、M3、M4が形成されている。
撮影装置3は、一対のカメラ31aおよび31bと、一対の照明用ランプ32aおよび32bとを有する。カメラ31aおよび31bは、タイヤ10を撮影する撮影部であり、例えば、CCDカメラにより構成される。カメラ31aおよび31bは、より厳密には、タイヤ10の表面から凹んでいる部分である、溝部MZ1〜MZ4に形成された格子パターンM1、M2、M3、M4を含む領域を撮影する。
また、撮影装置3は、カメラ固定棒33を有している。一対のカメラ31aおよび31bは、カメラ固定棒33に固定される。一対のカメラ31aおよび31bは、タイヤ10を相互に異なる方向から撮影できるように、カメラ固定棒33の異なる位置に固定される。これらのカメラ31aおよび31bは、タイヤ10を左右方向から同時に撮影して、タイヤ画像(タイヤ10のデジタル画像データ)を生成する。
照明用ランプ32aおよび32bは、カメラ31aおよび31bの撮影範囲を照らすランプであり、例えば、ハロゲンランプにより構成される。これらの照明用ランプ32aおよび32bは、常時点灯タイプであっても良いし、フラッシュ点灯タイプであっても良い。
タイヤ形状解析装置4は、例えば、所定の解析プログラムをインストールしたPCであり、撮影装置3によって撮影されたタイヤ10の画像について画像処理を行ってタイヤ解析処理を行う。上記のように溝部MZ1〜MZ4に孔5による格子パターンを形成することにより、溝部MZ1〜MZ4を含む部分の形状を解析することができる。
1 タイヤ解析システム
2 タイヤ試験機
3 撮影装置
4 タイヤ形状解析装置
5、5a、5b 孔
10 タイヤ
21 支持装置
22 駆動装置
31a、31b カメラ
32、32a、32b 照明用ランプ
33 カメラ固定棒
41 解析部
42 角度算出部
50 レーザ光
412 輝度分布取得部
413 間引き処理部
414 モアレ縞作成部
415 位相分布算出部
416 アンラッピング処理部
417 三次元形状算出部
M1 格子パターン

Claims (5)

  1. タイヤをセットするステップと、
    前記タイヤの表面に、孔を複数形成し、前記タイヤの形状測定用の模様パターンを形成するステップと、
    前記形成された複数の孔に、前記孔の周囲の色と識別可能な色を有する色部材を注入するステップと
    を含み、
    前記タイヤの形状測定用の模様パターンは、前記色部材が注入された前記複数の孔である
    タイヤ測定用パターン形成方法。
  2. 前記孔を複数形成するステップは、前記タイヤの表面にレーザ光を照射して、前記孔を形成する請求項1に記載のタイヤ測定用パターン形成方法。
  3. 複数形成された孔の形は正方形であり、前記正方形の1辺は0.25mm以上1mm以下であり、隣接する孔同士の間隔は0.25mm以上1mm以下であり、前記孔の深さは0.0mmより大きくかつ前記孔が形成された範囲内におけるゴム部材の最小ゲージ以下である請求項1または請求項2に記載のタイヤ測定用パターン形成方法。
  4. 前記色部材には、
    下記式を満足する三原色RGBの物質を用いる請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のタイヤ測定用パターン形成方法。
    0.299×R + 0.587×G + 0.114×B ≧ T + 10
    ただし、上記式において、
    Rは、注入物質を構成する三原色RGBのうちの赤の輝度、
    Gは、注入物質を構成する三原色RGBのうちの緑の輝度、
    Bは、注入物質を構成する三原色RGBのうちの青の輝度、
    Tは、モノクロ画像におけるタイヤ表面の輝度、
    である。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか1つに記載のタイヤ測定用パターン形成方法によってタイヤ表面に形成された模様パターンを撮影するステップと、撮影した前記模様パターンを含む画像に基づいて前記タイヤを解析するステップとを含むタイヤ測定方法。
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