JP6606134B2 - 電動機のロータ - Google Patents

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Description

本発明は、電動機のロータに関する。
近年、電動機の高出力化への要求に応えるべく、ロータコアの軸方向長さを長尺化した電動機が開発されている。このような電動機において、該ロータコアを、軸方向に整列する複数のセグメントから構成する技術が知られている(例えば、特許文献1)。
特開2006−230189号公報
上述のような電動機において、電動機のトルクと、ロータの機械的強度を向上させることが求められている。
本開示の一態様において、電動機のロータは、軸方向に延びるシャフトと、シャフトの径方向外側に各々固定され、軸方向に整列する複数のロータセグメントであって、該複数のロータセグメントの各々は、一対の軸方向端面を有するとともにそれら軸方向端面の間で延びる貫通孔を有するコアと、貫通孔に配置される導体と、を有する、複数のロータセグメントと、第1のロータセグメントの導体と、該第1のロータセグメントと軸方向に隣接する第2のロータセグメントの導体とを、互いに導通するように連結する連結構造と、を備え、第1のロータセグメントのコアの第1の軸方向端面と第2のロータセグメントのコアの第1の軸方向端面とが互いに接触し、連結構造は、第1のロータセグメントと第2のロータセグメントとを互いに機械的に連結する。
本開示によれば、軸方向に連なる導体の軸方向長さを増大することができ、導体に生じる誘導電流を増大できるので、ロータの回転トルクを増大させることができる。これとともに、軸方向に隣接する2つのコアの間の径方向の強度を強化できるので、これらコアが径方向へ相対的にずれるのを防止することができる。
一実施形態に係るロータの側面図である。 図1に示すロータの断面図であって、理解の容易の観点から、シャフト及び短絡環を省略している。 図1に示すロータセグメントの断面図である。 図3中のIV−IVで切断した断面図である。 他の実施形態に係る連結構造の分解斜視図である。 図5に示す連結構造によって2つの導体を連結した状態を示す断面図である。 さらに他の実施形態に係る連結構造の分解斜視図である。 図7に示す連結構造によって2つの導体を連結した状態を示す断面図である。 さらに他の実施形態に係る連結構造の分解斜視図である。 図9に示す連結構造によって2つの導体を連結した状態を示す断面図である。 他の実施形態に係るロータの断面図である。 図11に示すロータセグメントの断面図である。 図11に示す連結構造を拡大した拡大断面図である。 さらに他の実施形態に係る連結構造の拡大断面図である。 さらに他の実施形態に係る連結構造の拡大断面図である。 さらに他の実施形態に係る連結構造の拡大断面図である。 さらに他の実施形態に係る連結構造の拡大断面図である。
以下、本開示の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に説明する種々の実施形態において、同様の要素には同じ符号を付し、重複する説明を省略する。また、以下の説明において、軸方向とは、ロータの回転軸線Oの方向を示し、径方向とは、該軸線Oを中心とする円の半径方向を示し、周方向とは、該円の円周方向を示す。また、便宜上、図中の矢印Aに示す方向を、軸方向前方とする。
図1を参照して、一実施形態に係る、電動機のロータ10について説明する。ロータ10は、誘導電動機のロータとして適用可能であって、ステータ(図示せず)とともに、電動機(図示せず)を構成する。
ロータ10は、シャフト12と、複数のロータセグメント14、16、18、20及び22と、一対の短絡環24及び26とを備える。シャフト12は、軸方向に延びる円柱状の部材である。複数のロータセグメント14、16、18、20及び22は、シャフト12の径方向外側に固定され、軸方向に整列する。
次に、図2〜図5を参照して、ロータセグメント14、16、18、20及び22について説明する。本実施形態においては、ロータセグメント14、16、18、20及び22は、同じ構成を有する。
図3及び図4に示すように、ロータセグメント14、16、18、20及び22の各々は、円筒状のコア28と、複数の導体30とを有する。コア28は、例えば、軸方向に積層された複数の磁性鋼板から構成される。
コア28は、中心孔32、複数の貫通孔34、軸方向前方の端面38及び軸方向後方の端面42を有する。中心孔32は、コア28の中心を軸方向に貫通する。この中心孔32に、シャフト12が挿通され、コア28は、例えば焼き嵌めによって、シャフト12の外周面に固定される。
貫通孔34は、略円形であって、中心孔32の径方向外側において周方向に略等間隔で整列するように配置され、端面38から端面42まで延在してコア28を軸方向に貫通する。これら貫通孔34には、導体30がそれぞれ配置されている。導体30は、略円形の断面形状を有し、例えばダイカストによって、貫通孔34に配置される。
各々の導体30の軸方向前端36は、コア28の軸方向前方の端面38よりも軸方向後方にずれて配置されている。これにより、貫通孔34の軸方向前端部には、空間44が形成されている。一方、各々の導体30の軸方向後端40は、コア28の軸方向後方の端面42よりも軸方向後方へ突出するように配置されている。
このように、ロータセグメント14、16、18、20及び22においては、導体30は、その軸方向前端36が、コア28の内側に引っ込むように配置され、その軸方向後端40が、コア28の外側に突出するように、貫通孔34に配置されている。
ロータセグメント14、16、18、20及び22が、図1及び図2に示すように軸方向へ整列して配置された場合、軸方向に互いに隣接する2つのロータセグメント14及び16、16及び18、18及び20、並びに、20及び22は、互いに当接している。
具体的には、1つのロータセグメント(第1のロータセグメント)14、16、18又は20の軸方向後方の端面42は、該1つのロータセグメント14、16、18又は20の軸方向後側に隣接する他のロータセグメント(第2のロータセグメント)16、18、20又は22の軸方向前方の端面38と面接触している。
そして、該1つのロータセグメント14、16、18又は20の導体30の軸方向後端40は、それぞれ、該他のロータセグメント16、18、20又は22の貫通孔34に形成された空間44に嵌入されて、該他のロータセグメント16、18、20又は22の導体30の軸方向前端36と当接する。これにより、ロータセグメント14、16、18、20及び22の導体30は、軸方向に連なって導通する。
このように、ロータ10においては、コア28から突出する導体30の軸方向後端40と空間44との嵌合によって、1つのロータセグメント14、16、18、20の導体30と、該1つのロータセグメントの軸方向後側に隣接する他のロータセグメント16、18、20、22の導体30とが、互いに導通するように連結されている。
したがって、導体30の軸方向後端40と空間44との嵌合構造は、軸方向に隣接する2つの導体を、互いに導通するように連結する連結構造45(図2)を構成する。
再度、図1を参照して、短絡環24及び26は、ロータセグメント14、16、18、20及び22を、軸方向両側から挟み込むように配置されている。具体的には、短絡環24は、円筒状の導体であって、中心孔46と、複数の凸部48とを有する。中心孔46は、短絡環24の中心を軸方向に貫通し、シャフト12を受容する。短絡環24は、例えば焼き嵌めによって、シャフト12の外周面に固定される。
複数の凸部48は、短絡環24の軸方向後方の端面50から軸方向後方へ突出するように形成され、ロータセグメント14に設けられた複数の貫通孔34に対応する位置に、それぞれ配置されている。
短絡環24は、その端面50が、ロータセグメント14のコア28の軸方向前方の端面38と面接触するように、該コア28の軸方向前側に隣接して配置されている。短絡環24の凸部48は、それぞれ、ロータセグメント14の貫通孔34の空間44に嵌入され、ロータセグメント14の導体30の軸方向前端36と導通接触する。
短絡環26は、円筒状の導体であって、中心孔52と、複数の導体受容穴54とを有する。中心孔52は、シャフト12を受容する。短絡環26は、例えば焼き嵌めによって、シャフト12の外周面に固定される。
複数の導体受容穴54は、短絡環26の軸方向前方の端面56から内方へ凹むように形成され、ロータセグメント22に設けられた複数の貫通孔34とそれぞれ連通するように、これら貫通孔34に対応する位置に配置されている。
短絡環26は、その端面56が、ロータセグメント22のコア28の軸方向後方の端面42と面接触するように、該コア28の軸方向後側に隣接して配置されている。ロータセグメント22の導体30の軸方向後端40は、それぞれ、短絡環26の導体受容穴54に受容されて該短絡環26と導通接触する。
こうして、導体30、短絡環24及び26は、互いに導通して、いわゆる籠型導体を構成し、ステータ(図示せず)が形成する回転磁界によって導体30に誘導電流を発生させて、軸線O周りの回転トルクを発生させる。これにより、ロータ10は、軸線O周りに回転する。
上述したように、本実施形態においては、連結構造45によって、1つのロータセグメント14、16、18及び20の導体30の軸方向後端40が、該1つのロータセグメントの軸方向後側に隣接する他のロータセグメント16、18、20及び22の貫通孔34の空間44に嵌入され、これにより、該1つのロータセグメント14、16、18及び20と該他のロータセグメント16、18、20及び22とが導体30を介して機械的に連結されている。
そして、該1つのロータセグメントの導体が、該他のロータセグメントの貫通孔34を画定する壁面と係合することになる。この構成によれば、該1つのロータセグメントのコア28と、該他のロータセグメントのコア28との間の径方向の強度を強化できるので、これらコア28が径方向へ相対的にずれるのを防止することができる。
また、本実施形態においては、ロータセグメント14、16、18、20及び22は、隣接する2つのコア28が互いに面接触するように、軸方向に整列しており、該隣接する2つのコア28の間には、短絡環が介挿されていない。
この構成によれば、回転トルクの発生に寄与する導体30の軸方向長さを増大させることができ、これにより、これら導体30に生じる誘導電流を増大できるので、ロータ10の回転トルクを増大させることができる。
ここで、2つの導体30を連結する連結構造45としては、種々のバリエーションがある。以下、図5〜図8を参照して、連結構造のバリエーションについて説明する。
図5及び図6は、導体60と、該導体60の軸方向後側に配置された導体70との連結構造61を示している。導体60及び70と連結構造61は、上述のロータ10に適用可能である。
図6に示すように、導体60は、その軸方向後端がコア28の軸方向後方の端面42よりも軸方向後方へ突出するように、貫通孔34に配置されている。一方、導体70は、その軸方向前端がコア28の軸方向前方の端面38よりも軸方向後方へ引っ込むように、貫通孔34に配置されている。
導体60の軸方向後端には、端面62から軸方向後方へ突出する凸部64が形成されている。凸部64は、軸方向と平行に延びる側面66と、該側面66の軸方向後端縁に接続された端面68とによって画定されている。側面66は、軸方向と直交する方向を向く平面である。端面62及び68は、軸方向と略直交する平面である。
一方、導体70には、その軸方向前方の端面72から軸方向後方へ凹む凹部74が形成されている。凹部74は、側面76と、該側面76の軸方向後端縁に接続された端面78とによって画定されている。側面76は、凸部64の側面66と平行な平面である。端面72及び78は、それぞれ、導体60の端面62及び68と平行な平面である。
図6に示すように導体60及び70を連結させた場合、導体60の軸方向後端部は、軸方向後側の貫通孔34の空間44に嵌入されるとともに、凸部64と凹部74とが嵌合する。このとき、端面62と端面72、側面66と側面76、及び、端面68と端面78が、互いに面接触する。これにより、導体60及び70は、軸方向に連なって導通する。
このように、本実施形態においては、導体60の軸方向後端部と空間44との嵌合と、凸部64と凹部74との嵌合によって、導体60と導体70とが、互いに導通するように連結されている。したがって、導体60の軸方向後端部と空間44との嵌合構造と、凸部64と凹部74との嵌合構造は、連結構造61を構成する。
そして、連結構造61は、凸部64を画定する側面66及び端面68と、凹部74を画定する側面76及び端面78とを有している。この連結構造61によって、軸方向に互いに隣接する2つのロータセグメントが、導体60及び70を介して機械的に連結されることになる。
本実施形態によれば、導体60が、軸方向後側のコア28の貫通孔34を画定する壁面と係合することによって、軸方向に隣接する2つのコア28の間の径方向の強度を強化できるので、これらコア28が径方向へ相対的にずれるのを防止することができる。
また、本実施形態においては、軸方向に延びる側面66及び76が、互いに当接している。これにより、ロータ10の稼働時に導体60と導体70とが断線するのを防止できる。この機能について、以下に説明する。
ロータ10の稼働時において、該ロータ10に発生する熱等の影響により、軸方向に隣接する2つのコア28が、互いから軸方向に引き離されるように変位する場合がある。このように2つのコア28が引き離された場合、導体60及び導体70も、互いから軸方向に引き離されるように変位することになる。
ここで、本実施形態においては、軸方向に延在する側面66及び側面76が当接している。このため、仮に導体60及び導体70が軸方向に引き離されたとしても、側面66及び側面76は、互いに接触しつつ、軸方向へ相対摺動する。したがって、導体60と導体70との導通接触を維持することができるので、導体60と導体70とが断線するのを防止できる。
また、本実施形態においては、側面66及び側面76が面接触するのに加えて、端面62と端面72、及び、端面68と端面78も、互いに面接触している。この構成によれば、導体60と導体70との間の電気抵抗を小さくできるので、より多くの誘導電流を生じさせることで、より大きな回転トルクを発生させることができる。
図7及び図8は、導体80と、該導体80の軸方向後側に配置された導体100との連結構造81を示している。導体80及び100と連結構造81は、上述のロータ10に適用可能である。
導体80の軸方向後端には、端面82から軸方向後方へ突出する凸部84が形成されている。凸部84は、四角柱状であって、側面86、88、90及び92と、端面94とによって画定されている。
側面86及び88は、互いに対向するように端面82から軸方向後方へ、軸方向と平行に延びている。側面90及び92は、側面86及び88の間で延在し、互いに対向するように端面82から軸方向後方へ、軸方向と平行に延びている。
側面86、88、90及び92は、それぞれ、軸方向と直交する方向を向く平面である。端面94は、側面86、88、90及び92の軸方向後端縁に接続され、軸方向と略直交する平面である。
一方、導体100には、その軸方向前方の端面102から軸方向後方へ凹む凹部104が形成されている。凹部104は、側面106、108、110及び112と、端面114とによって画定されている。
側面106及び108は、互いに対向するように、端面102から軸方向後方へ延びている。側面106は、凸部84の側面86と平行な平面であり、側面108は、凸部84の側面88と平行な平面である。
側面110及び112は、側面106及び108の間で延在し、互いに対向するように端面102から軸方向後方へ延びている。側面110は、凸部84の側面90と平行な平面であり、側面112は、凸部84の側面92と平行な平面である。端面114は、側面106、108、110及び112の軸方向後端縁に接続され、凸部84の端面94と平行な平面である。
図8に示すように導体80及び100を連結させた場合、導体80の軸方向後端部が、軸方向後側の貫通孔34の空間44に嵌入されるとともに、凸部84と凹部104とが嵌合する。
このとき、端面82と端面102、側面86と側面106、側面88と側面108、側面90と側面110、側面92と側面112、及び、端面94と端面114が、互いに面接触する。これにより、導体80及び100は、軸方向に連なって導通する。
このように、本実施形態においては、導体80の軸方向後端部と空間44との嵌合と、凸部84と凹部104との嵌合によって、導体80と導体100とが、互いに導通するように連結されている。したがって、導体80の軸方向後端部と空間44との嵌合構造と、凸部84と凹部104との嵌合構造は、連結構造81を構成する。
そして、連結構造81は、凸部84を画定する側面86、88、90及び92、並びに端面94と、凹部104を画定する側面106、108、110及び112、並びに端面114とを有している。この連結構造81によって、軸方向に互いに隣接する2つのロータセグメントは、導体80及び100を介して機械的に連結されることになる。
本実施形態によれば、導体80が貫通孔34を画定する壁面と係合することによって、軸方向に隣接する2つのコア28の間の径方向の強度を強化できるので、これらコア28が径方向へ相対的にずれるのを防止することができる。
また、本実施形態においては、軸方向に延びる側面86と側面106、側面88と側面108、側面90と側面110、及び、側面92と側面112が、互いに当接している。これにより、ロータ10の稼働時に、隣接する2つのコア28が軸方向に引き離されるように変位したとしても、導体80と導体100とが断線するのを防止できる。
図9及び図10は、導体120と、該導体120の軸方向後側に配置された導体130との連結構造121を示している。導体120及び130と連結構造121は、上述のロータ10に適用可能である。
導体120の軸方向後端には、端面122から軸方向後方へ突出する凸部124が形成されている。凸部124は、円柱状であって、側面126及び端面128によって画定されている。側面126は、軸方向と平行に延びる円筒面であって、軸方向と直交する方向を向く。端面128は、側面126の軸方向後端縁に接続され、軸方向と略直交する平面である。
一方、導体130には、その軸方向前方の端面132から軸方向後方へ凹む凹部134が形成されている。凹部134は、側面136及び端面138によって画定されている。側面136は、凸部124の側面126と平行な円筒面である。端面138は、側面136の軸方向後端縁に接続され、凸部124の端面128と平行な平面である。
図10に示すように導体120及び130を連結させた場合、導体120の軸方向後端部は、貫通孔34の空間44に嵌入されるとともに、凸部124と凹部134とが嵌合する。このとき、側面126と側面136、及び、端面128と端面138が、互いに面接触する。これにより、導体120及び130は、軸方向に連なって導通する。
このように、本実施形態においては、導体120の軸方向後端部と空間44との嵌合と、凸部124と凹部134との嵌合によって、導体120と導体130とが、互いに導通するように連結されている。したがって、導体120の軸方向後端部と空間44との嵌合構造と、凸部124と凹部134との嵌合構造は、連結構造121を構成する。
そして、連結構造121は、凸部124を画定する側面126及び端面128と、凹部134を画定する側面136及び端面138とを有している。この連結構造121によって、軸方向に互いに隣接する2つのロータセグメントが、導体120及び130を介して機械的に連結されることになる。
本実施形態によれば、導体120が、貫通孔34を画定する壁面と係合することによって、軸方向に隣接する2つのコア28の間の径方向の強度を強化できるので、これらコア28が径方向へ相対的にずれるのを防止することができる。
また、本実施形態においては、軸方向に延びる側面126と側面136が、互いに当接している。これにより、ロータ10の稼働時に、隣接する2つのコア28が軸方向に引き離されるように変位したとしても、導体120と導体130とが断線するのを防止できる。
次に、図11〜図13を参照して、他の実施形態に係るロータ140について説明する。図11に示すように、ロータ140は、シャフト12と、複数のロータセグメント14’、16’、18’、20’及び22’と、一対の短絡環24A及び24Bと、複数の中継導体142とを備える。ロータセグメント14’、16’、18’、20’及び22’は、シャフト12の径方向外側に固定され、軸方向に整列する。
ロータセグメント14’、16’、18’、20’及び22’は、同じ構成を有する。ロータセグメント14’、16’、18’、20’及び22’は、上述のロータセグメント14、16、18、20及び22と、導体30’において、相違する。
具体的には、図12に示すように、ロータセグメント14’、16’、18’、20’及び22’の各々の導体30’の軸方向後端40’は、コア28の軸方向後方の端面42よりも軸方向前方へ引っ込むように、配置されている。これにより、各々の貫通孔34の軸方向後端部には、空間144が形成されている。
中継導体142は、導体30’と同等、又は導体30’よりも高い伝導率を有する。図11に示すように、中継導体142は、1つのロータセグメント14’、16’、18’、及び20’の導体30’と、該1つのロータセグメント14’、16’、18’、及び20’の軸方向後方に隣接する他のロータセグメント16’、18’、20’及び22’の導体30’との間にそれぞれ配置されている。
具体的には、図13に示すように、中継導体142の軸方向前端部は、該1つのロータセグメント14’、16’、18’、20’の貫通孔34に形成された空間44に嵌入されている。そして、中継導体142の軸方向前方の端面146は、該1つのロータセグメント14’、16’、18’、20’の導体30’の軸方向後端40’と当接している。
一方、中継導体142の軸方向後端部は、該他のロータセグメント16’、18’、20’、22’の貫通孔34に形成された空間144に嵌入されている。そして、中継導体142の軸方向後方の端面148は、該他のロータセグメント16’、18’、20’、22’の導体30’の軸方向前端36と当接している。
このように、本実施形態においては、中継導体142と、該中継導体142の軸方向前端部と空間44との嵌合と、該中継導体142の軸方向後端部と空間144との嵌合とによって、1つのロータセグメント14’、16’、18’、20’の導体30’と、該1つのロータセグメントの軸方向後側に隣接する他のロータセグメント16’、18’、20’、22’の導体30’とが、互いに導通するように連結されている。
したがって、本実施形態においては、中継導体142と、該中継導体142の軸方向前端部と空間44との嵌合構造と、該中継導体142の軸方向後端部と空間144との嵌合構造とは、軸方向に隣接する2つの導体30’を互いに導通するように連結させる連結構造150を構成する。
この連結構造150によって、1つのロータセグメント14’、16’、18’、20’と、該1つのロータセグメントの軸方向後側に隣接する他のロータセグメント16’、18’、20’、22’とが、機械的に連結されることになる。
再度、図11を参照して、短絡環24A及び24Bは、上述の短絡環24と同じ構成を有し、ロータセグメント14’、16’、18’、20’及び22’を、軸方向両側から挟み込むように配置されている。
具体的には、短絡環24Aは、その軸方向後方の端面50が、ロータセグメント14’のコア28の軸方向前方の端面38と面接触するように、該コア28の軸方向前側に隣接して配置されている。短絡環24Aの凸部48は、それぞれ、ロータセグメント14’の貫通孔34の空間44に嵌入され、ロータセグメント14’の導体30の軸方向前端36と導通接触する。
一方、短絡環24Bは、その軸方向前方の端面50が、ロータセグメント22’のコア28の軸方向後方の端面42と面接触するように、該コア28の軸方向後側に隣接して配置されている。
短絡環24Bの凸部48は、それぞれ、ロータセグメント22’の貫通孔34の空間144に嵌入され、ロータセグメント14’の導体30の軸方向後端40’と導通接触する。こうして、導体30’、中継導体142、短絡環24A及び24Bは、互いに導通して、いわゆる籠型導体を構成する。
本実施形態においては、中継導体142の軸方向両端部が、貫通孔34の空間44、144に嵌入されて、該貫通孔34を画定する壁面と係合する。この構成によれば、軸方向に隣接する2つのロータセグメントのコア28の間の径方向の強度を強化できるので、これらコア28が径方向へ相対的にずれるのを防止することができる。
また、本実施形態においては、ロータセグメント14’、16’、18’、20’及び22’は、隣接する2つのコア28が互いに面接触するように、軸方向に整列しており、該隣接する2つのコア28の間には、短絡環が介挿されていない。
この構成によれば、回転トルクの発生に寄与する導体30’及び中継導体142の組立体の軸方向長さを増大させることができ、これにより、導体30’及び中継導体142に生じる誘導電流を増大できるので、ロータ140の回転トルクを増大させることができる。
ここで、軸方向に隣接する2つの導体30’を連結する連結構造150としては、種々のバリエーションがある。以下、図14及び図15を参照して、連結構造のバリエーションについて説明する。
図14は、導体152と、該導体152の軸方向後側に配置された導体154との連結構造156を示している。導体152及び154と連結構造156は、上述のロータ140に適用可能である。
本実施形態においては、中継導体158の軸方向前端部には、凸部64Aが形成されている。凸部64Aは、上述の凸部64と同じ構成を有し、中継導体158の端面160から軸方向前方へ突出するように、設けられている。
一方、中継導体158の軸方向後端部には、凸部64Bが形成されている。凸部64Bは、上述の凸部64と同じ構成を有し、端面160とは反対側の中継導体158の端面164から軸方向後方へ突出するように、設けられている。
導体152の軸方向後端部には、凹部74Aが形成されている。凹部74Aは、上述の凹部74と同じ構成を有し、導体152の軸方向後方の端面162から軸方向前方へ凹むように設けられている。
一方、導体154の軸方向前端部には、凹部74Bが形成されている。凹部74Bは、上述の凹部74と同じ構成を有し、導体154の軸方向前方の端面166から軸方向後方へ凹むように設けられている。
図14に示すように導体152及び154を連結構造156によって連結させた場合、中継導体158の軸方向前端部が、軸方向前側に位置する貫通孔34の空間144に嵌入されるとともに、凸部64Aと凹部74Aとが嵌合する。また、中継導体158の軸方向後端部が、軸方向後側に位置する貫通孔34の空間44に嵌入されるとともに、凸部64Bと凹部74Bとが嵌合する。
このとき、側面66と側面76、端面68と端面78、端面160と端面162、及び、端面164と端面166が、互いに面接触する。これにより、導体152及び154は、中継導体158を介して、互いに導通する。
このように、本実施形態においては、中継導体158と、該中継導体158の軸方向前端部と空間44との嵌合と、該中継導体158の軸方向後端部と空間144との嵌合と、凸部64Aと凹部74Aとの嵌合と、凸部64Bと凹部74Bとの嵌合とによって、軸方向に隣接する2つの導体30’が、互いに導通するように連結されている。
したがって、中継導体158と、該中継導体158の軸方向前端部と空間44との嵌合構造と、該中継導体158の軸方向後端部と空間144との嵌合構造と、凸部64Aと凹部74Aとの嵌合構造と、凸部64Bと凹部74Bとの嵌合構造とは、軸方向に隣接する2つの導体30’を互いに導通するように連結させる連結構造156を構成する。
本実施形態によれば、中継導体158が、貫通孔34を画定する壁面と係合することによって、軸方向に隣接する2つのコア28の間の径方向の強度を強化できるので、これらコア28が径方向へ相対的にずれるのを防止することができる。
また、本実施形態においては、軸方向に延びる側面66と側面76が、互いに当接している。これにより、ロータ140の稼働時に、隣接する2つのコア28が軸方向に引き離されるように変位したとしても、導体152と導体154とが断線するのを防止できる。
図15は、導体170と、該導体170の軸方向後側に配置された導体172との連結構造174を示している。導体170及び172と連結構造174は、上述のロータ140に適用可能である。
本実施形態においては、中継導体176の軸方向前端部には、凸部124Aが形成されている。凸部124Aは、上述の凸部124と同じ構成を有し、中継導体176の端面178から軸方向前方へ突出するように、設けられている。
一方、中継導体176の軸方向後端部には、凸部124Bが形成されている。凸部124Bは、上述の凸部124と同じ構成を有し、端面178とは反対側の中継導体176の端面180から軸方向後方へ突出するように、設けられている。
導体170の軸方向後端部には、凹部134Aが形成されている。凹部134Aは、上述の凹部134と同じ構成を有し、導体170の軸方向後方の端面182から軸方向前方へ凹むように設けられている。
一方、導体172の軸方向前端部には、凹部134Bが形成されている。凹部134Bは、上述の凹部134と同じ構成を有し、導体172の軸方向前方の端面184から軸方向後方へ凹むように設けられている。
図15に示すように導体170及び172を連結構造174によって連結させた場合、中継導体176の軸方向前端部が、軸方向前側に位置する貫通孔34の空間144に嵌入されるとともに、凸部124Aと凹部134Aとが嵌合する。また、中継導体176の軸方向後端部が、軸方向後側に位置する貫通孔34の空間44に嵌入されるとともに、凸部124Bと凹部134Bとが嵌合する。
このとき、側面126と側面136、端面128と端面138、端面178と端面182、及び、端面180と端面184が、互いに面接触する。これにより、導体170及び172は、中継導体176を介して、互いに導通する。
このように、本実施形態においては、中継導体176と、該中継導体176の軸方向前端部と空間144との嵌合と、該中継導体176の軸方向後端部と空間44との嵌合と、凸部124Aと凹部134Aとの嵌合と、凸部124Bと凹部134Bとの嵌合とによって、軸方向に隣接する2つの導体30’が、互いに導通するように連結されている。
したがって、中継導体176と、該中継導体176の軸方向前端部と空間144との嵌合と、該中継導体176の軸方向後端部と空間44との嵌合と、凸部124Aと凹部134Aとの嵌合と、凸部124Bと凹部134Bとの嵌合とは、軸方向に隣接する2つの導体30’を互いに導通するように連結させる連結構造174を構成する。
本実施形態によれば、中継導体176が、貫通孔34を画定する壁面と係合することによって、軸方向に隣接する2つのコア28の間の径方向の強度を強化できるので、これらコア28が径方向へ相対的にずれるのを防止することができる。
また、本実施形態に係る連結構造174においては、軸方向に延びる側面126と側面136が、互いに当接している。これにより、ロータ140の稼働時に、隣接する2つのコア28が軸方向に引き離されるように変位したとしても、導体170と導体172とが断線するのを防止できる。
なお、図15に示す実施形態において、凸部124A及び124Bに、上述の凸部84と同じ構成を有する凸部84A及び84Bをそれぞれ適用してもよい。この場合において、凹部134A及び134Bに、上述の凹部104と同じ構成を有する凹部104A及び104Bをそれぞれ適用してもよい。
また、上述の凸部64、64A、64B、84、84A,84B、124、124A,124Bの側面66、86、88、90、92、126は、軸方向に対して傾斜するテーパ面であってもよい。
このような実施形態を、図16及び図17に示す。図16は、図6に示す連結構造61の変形例である連結構造61’を示している。連結構造61’においては、導体60’の軸方向後端に形成された凸部64’を画定する側面66’が、軸方向に対して傾斜するテーパ面となっている。また、導体70’の軸方向前端に形成された凹部74’を画定する側面76’が、側面66’と平行なテーパ面となっている。
図17は、図15に示す連結構造174の変形例である連結構造174’を示している。連結構造174’においては、中継導体176’の軸方向両端に形成された凸部124A’及び124B’を画定する側面126’が、軸方向に対して傾斜するテーパ面となっている。
また、導体170’に形成された凹部134A’を画定する側面136’は、凸部124A’の側面126’と平行なテーパ面となっている。また、導体172’に形成された凹部134B’を画定する側面136’は、凸部124B’の側面126’と平行なテーパ面となっている。
図15及び図17に示すように側面をテーパ面とすることによって、凸部と凹部とを嵌合させ易くすることができるので、ロータの製造作業を容易化することができる。
なお、導体30、30’、60、60’、70、70’、80、100、120、130、152、154、170、170’、172、又は172’の断面形状は、円形に限らず、楕円形又は多角形等、如何なる形状であってもよい。この場合において、貫通孔34は、導体と一致する形状を有する。
また、図1に示す実施形態において、短絡環24の代わりに、第2の短絡環26を適用してもよい。この場合、ロータセグメント14の導体30の軸方向前端36は、該ロータセグメント14のコア28の軸方向前方の端面38から軸方向前方へ突出するように配置される。そして、これら前端36は、それぞれ、第2の短絡環26の導体受容穴54に受容されて該第2の短絡環26と導通接触する。
又は、図1に示す実施形態において、短絡環26の代わりに、第2の短絡環24を適用してもよい。この場合、ロータセグメント22の導体30の軸方向後端40は、該ロータセグメント22のコア28の軸方向後方の端面42よりも軸方向前方へ引っ込むように配置される。そして、第2の短絡環24の凸部48は、それぞれ、ロータセグメント22の貫通孔34に軸方向後側から嵌入され、導体30の後端40と導通接触する。
また、ロータ10又は140は、2〜4個、又は、6個以上のロータセグメントを備えてもよい。また、ロータ10又は140は、誘導電動機に限らず、同期電動機等、如何なるタイプの電動機のロータとして適用してもよい。
以上、実施形態を通じて本開示を説明したが、上述の実施形態は、特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。
10,140 ロータ
12 シャフト
14,14’,16,16’,18,18’,20,20’,22,22’ ロータセグメント
24,24A,26,26A 短絡環
28 コア
30,30’,60,60’,70,70’,80,100,120,130,152,154,170,170’,172,172’ 導体
45,61,61’,81,121,150,156,174,174’ 連結構造
142,158,176,176’ 中継導体

Claims (12)

  1. 電動機のロータであって、
    軸方向に延びるシャフトと、
    前記シャフトの径方向外側に各々固定され、前記軸方向に整列する複数のロータセグメントであって、該複数のロータセグメントの各々は、
    一対の軸方向端面を有するとともにそれら軸方向端面の間で延びる貫通孔を有するコアと、
    前記貫通孔に配置される導体と、を有する、複数のロータセグメントと、
    第1の前記ロータセグメントの第1の前記導体と、該第1のロータセグメントと前記軸方向に隣接する第2の前記ロータセグメントの、前記第1の導体とは別の第2の前記導体とを、互いに導通するように連結する連結構造と、を備え、
    前記第1のロータセグメントの前記コアの第1の前記軸方向端面と前記第2のロータセグメントの前記コアの第1の前記軸方向端面とが互いに接触し、
    前記連結構造は、前記第1のロータセグメントと前記第2のロータセグメントとを互いに機械的に連結する、ロータ。
  2. 電動機のロータであって、
    軸方向に延びるシャフトと、
    前記シャフトの径方向外側に各々固定され、前記軸方向に整列する複数のロータセグメントであって、該複数のロータセグメントの各々は、
    一対の軸方向端面を有するとともにそれら軸方向端面の間で延びる貫通孔を有するコアと、
    前記貫通孔に配置される導体と、を有する、複数のロータセグメントと、
    第1の前記ロータセグメントの前記導体と、該第1のロータセグメントと前記軸方向に隣接する第2の前記ロータセグメントの前記導体とを、互いに導通するように連結する連結構造と、を備え、
    前記第1のロータセグメントの前記コアの第1の前記軸方向端面と前記第2のロータセグメントの前記コアの第1の前記軸方向端面とが互いに接触し、
    前記連結構造は、前記第1のロータセグメントと前記第2のロータセグメントとを互いに機械的に連結し、
    前記第1のロータセグメントの前記導体は、前記第2のロータセグメントの前記導体に面する側において、前記第1のロータセグメントの前記コアの外側へ突出するように配置され、
    前記第2のロータセグメントの前記導体は、前記第1のロータセグメントの前記導体に面する側において、前記第2のロータセグメントの前記コアの内側へ引っ込むように配置され、
    前記連結構造は、前記第1のロータセグメントの前記導体を、前記第2のロータセグメントの前記貫通孔に嵌入して該第2のロータセグメントの前記導体に当接させる構造を有する、ロータ。
  3. 電動機のロータであって、
    軸方向に延びるシャフトと、
    前記シャフトの径方向外側に各々固定され、前記軸方向に整列する複数のロータセグメントであって、該複数のロータセグメントの各々は、
    一対の軸方向端面を有するとともにそれら軸方向端面の間で延びる貫通孔を有するコアと、
    前記貫通孔に配置される導体と、を有する、複数のロータセグメントと、
    第1の前記ロータセグメントの前記導体と、該第1のロータセグメントと前記軸方向に隣接する第2の前記ロータセグメントの前記導体とを、互いに導通するように連結する連結構造と、を備え、
    前記第1のロータセグメントの前記コアの第1の前記軸方向端面と前記第2のロータセグメントの前記コアの第1の前記軸方向端面とが互いに接触し、
    前記連結構造は、
    前記第1のロータセグメントと前記第2のロータセグメントとを互いに機械的に連結し、
    前記第1のロータセグメントの前記導体と前記第2のロータセグメントの前記導体とを互いに嵌合させる構造を有する、ロータ。
  4. 前記連結構造は、
    前記第1のロータセグメントの前記導体に設けられ、前記軸方向と交差する方向を向く側面と、
    前記第2のロータセグメントの前記導体に設けられ、前記側面と平行に配置され、該側面と当接する第2の側面と、有する、請求項3に記載のロータ。
  5. 前記連結構造は、
    前記第1のロータセグメントの前記導体に設けられ、前記軸方向を向く端面と、
    前記第2のロータセグメントの前記導体に設けられ、前記端面と当接する第2の端面と、を有する、請求項4に記載のロータ。
  6. 前記第1のロータセグメントの前記導体の前記側面は、前記軸方向と平行に延在する面であるか、又は、前記軸方向に対して傾斜するテーパ面である、請求項4又は5に記載のロータ。
  7. 電動機のロータであって、
    軸方向に延びるシャフトと、
    前記シャフトの径方向外側に各々固定され、前記軸方向に整列する複数のロータセグメントであって、該複数のロータセグメントの各々は、
    一対の軸方向端面を有するとともにそれら軸方向端面の間で延びる貫通孔を有するコアと、
    前記貫通孔に配置される導体と、を有する、複数のロータセグメントと、
    第1の前記ロータセグメントの前記導体と、該第1のロータセグメントと前記軸方向に隣接する第2の前記ロータセグメントの前記導体とを、互いに導通するように連結する連結構造と、を備え、
    前記第1のロータセグメントの前記コアの第1の前記軸方向端面と前記第2のロータセグメントの前記コアの第1の前記軸方向端面とが互いに接触し、
    前記連結構造は、
    前記第1のロータセグメントと前記第2のロータセグメントとを互いに機械的に連結し、
    前記第1のロータセグメントの前記導体と、前記第2のロータセグメントの前記導体との間に配置される中継導体を有し、
    前記第1のロータセグメントの前記導体は、前記中継導体に面する側において、前記第1のロータセグメントの前記コアの内側へ引っ込むように配置され、
    前記第2のロータセグメントの前記導体は、前記中継導体に面する側において、前記第2のロータセグメントの前記コアの内側へ引っ込むように配置され、
    前記中継導体の前記軸方向の一端は、前記第1のロータセグメントの前記貫通孔に嵌入されて該第1のロータセグメントの前記導体に当接し、
    前記中継導体の前記軸方向の他端は、前記第2のロータセグメントの前記貫通孔に嵌入されて該第2のロータセグメントの前記導体に当接するロータ。
  8. 前記中継導体の前記一端は、前記第1のロータセグメントの前記導体と嵌合するように構成されているか、又は
    前記中継導体の前記他端は、前記第2のロータセグメントの前記導体と嵌合するように構成されている、請求項7に記載のロータ。
  9. 前記中継導体は、前記一端に設けられ、前記軸方向と交差する方向を向く第1側面を有し、且つ、前記第1のロータセグメントの前記導体は、前記第1側面と平行に配置されて該第1側面と当接する第2側面を有するか、又は
    前記中継導体は、前記他端に設けられ、前記軸方向と交差する方向を向く第3側面を有し、且つ、前記第2のロータセグメントの前記導体は、前記第3側面と平行に配置されて該第3側面と当接する第4側面を有する、請求項8に記載のロータ。
  10. 前記第1側面又は前記第3側面は、前記軸方向と平行に延在する面であるか、又は、前記軸方向に対して傾斜するテーパ面である、請求項9に記載のロータ。
  11. 前記中継導体は、前記一端に設けられ、前記軸方向を向く第1端面を有し、且つ、前記第1のロータセグメントの前記導体は、前記第1端面と当接する第2端面を有するか、又は
    前記中継導体は、前記他端に設けられ、前記軸方向を向く第3端面を有し、且つ、前記第2のロータセグメントの前記導体は、前記第3端面と当接する第4端面を有する、請求項8〜10のいずれか1項に記載のロータ。
  12. 前記複数のロータセグメントを軸方向両側から挟み込み、該複数のロータセグメントの前記導体と導通する一対の短絡環をさらに備え、
    前記一対の短絡環のうちの少なくとも一方は、
    該短絡環に隣接する前記ロータセグメントの前記導体を受容する穴か、又は、
    該短絡環に隣接する前記ロータセグメントの前記貫通孔に嵌入されて該ロータセグメントの前記導体と当接する凸部を有する、請求項1〜11のいずれか1項に記載のロータ。
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