JP5852827B2 - 回転電機およびその運転方法 - Google Patents
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Description
第1の実施形態について図1〜図5を用いて説明する。
第2の実施形態について説明する。図6は、本実施形態の回転電機の概略正面図で、第2の短絡環42が高抵抗バー32に接触した状態を示す。図7は、図6の実施形態で、第2の短絡環42が高抵抗バー32から離れた状態を示す概略正面図である。なお、本実施形態は、第1の実施形態(図1〜図5)の変形例であって、第1の実施形態と同一部分または類似部分には、同一符号を付して、重複説明を省略する。
なお、高抵抗バー32が、回転子20が回転しているときに、遠心力で第2の短絡環42との接触を保つように構成することもできる(図示せず)。そのように構成することにより、高抵抗バー32が第2の短絡環42に接しているときに、接触状態をより安定的に保つことができる。
第3の実施形態について説明する。図8は、本実施形態の回転電機の概略正面図で、第2の短絡環42が高抵抗バー32に接触した状態を示す。図9は、図8の実施形態で、第2の短絡環42が高抵抗バー32から離れた状態を示す概略正面図である。図10は、図9の回転子20の一部を示す部分斜視図である。
上記実施形態の説明は、本発明を説明するための例示であって、特許請求の範囲に記載の発明を限定するものではない。また、本発明の各部構成は上記実施形態に限らず、特許請求の範囲に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能である。
11…中空部
12…貫通長穴
20…回転子
21…回転子鉄心
22…スロット
31…低抵抗バー(第1の導体棒)
32…高抵抗バー(第2の導体棒)
35…低抵抗バー挿入部
36…高抵抗バー挿入部
41…第1の短絡環
42…第2の短絡環
42a…第2の短絡環
50…固定子
55…移動機構
57…摺動部材
59…連結部材
Claims (3)
- 所定の軸周りを回転する回転軸と、
複数の鉄板が積層されてなり、前記回転軸の一部を半径方向外側から取り囲むように形成されて前記回転軸と共に前記軸周りを回転する円筒状で、軸方向両側および半径方向外側に開口し軸方向に延びるスロットが周方向に互いに間隔をあけて複数形成された回転子鉄心と、
軸方向に延びて所定の誘電率を有する金属製で、前記スロット内の所定の半径方向位置を貫通するように配置された第1の導体棒と、
前記スロット内の半径方向位置が前記第1の導体棒がある位置と異なる位置で前記スロットを貫通するように配置されて、前記第1の導体棒よりも誘電率が低い金属製の第2の導体棒と、
前記回転子の軸方向外側に配置されて前記軸周りを前記回転子と共に回転可能に構成された導電性を有する円環状で、前記第1の導体棒の軸方向端部が固定されて互いに導通するように形成される第1の短絡環と、
前記回転軸の回転中に軸方向に移動可能で前記第2の導体棒の軸方向端部が接離可能で、前記回転子の軸方向外側に配置されて金属製の円環状で、前記第2の導体棒に接触しているときに互いに導通するように形成される第2の短絡環と、
を有し、
前記第2の短絡環は、前記軸周りを前記回転子と共に回転可能に構成されて、
前記回転軸の内部には、軸方向に延びる円筒状の中空部が形成されて、
前記回転軸の外周面には、前記中空部に貫通し軸方向に長い貫通長穴が互いに周方向間隔をあけて複数形成されて、
前記中空部内に配置されて、前記中空部を軸方向に摺動可能な摺動部材と、
前記貫通長穴を貫通するように放射状に延びて、前記摺動部材および前記第2の短絡環を連結する連結部材と、
を有し、
前記摺動部材が軸方向外側に移動するときに、前記第2の短絡環と前記第2の導体棒とが分離するように構成されていること、
を特徴とする回転電機。 - 前記第2の短絡環は、前記第2の導体棒の半径方向外側で前記第2の導体棒に接離可能で、
前記第2の導体棒は、前記回転子が回転しているときに、遠心力で変形することにより前記第2の短絡環との接触を保つように構成されていること、
を特徴とする請求項1に記載の回転電機。 - 所定の軸周りを回転する回転軸と、この回転軸の一部を半径方向外側から取り囲むように形成された回転子と、を有する回転電機を運転する方法において、
前記回転子は、
前記回転軸と共に前記軸周りを回転する円筒状で、軸方向両側および半径方向外側に開口し軸方向に延びるスロットが周方向に互いに間隔をあけて複数形成された回転子鉄心と、
軸方向に延びて所定の誘電率を有する金属製で、前記スロット内の所定の半径方向位置を貫通するように配置された第1の導体棒と、
前記スロット内の半径方向位置が前記第1の導体棒がある位置と異なる位置で前記スロットを軸方向に貫通するように配置されて、前記第1の導体棒よりも誘電率が低い金属製の第2の導体棒と、
前記回転子の軸方向外側に配置されて前記軸周りを前記回転子と共に回転可能に構成された円環状で、前記第1の導体棒の軸方向端部が固定された金属材料で、互いに導通するように形成される第1の短絡環と、
軸方向に移動可能で前記第2の導体棒の軸方向端部が接離可能で、前記回転子の軸方向外側に配置されて金属製の円環状で、前記第2の導体棒に接触しているときに互いに導通するように形成される第2の短絡環と、
有し、
前記第2の短絡環は、前記軸周りを前記回転子と共に回転可能に構成されて、
前記回転軸の内部には、軸方向に延びる円筒状の中空部が形成されて、
前記回転軸の外周面には、前記中空部に貫通し軸方向に長い貫通長穴が互いに周方向間隔をあけて複数形成されて、
前記回転電機は、
前記中空部内に配置されて、前記中空部を軸方向に摺動可能な摺動部材と、
前記貫通長穴を貫通するように放射状に延びて、前記摺動部材および前記第2の短絡環を連結する連結部材と、
を有し、
前記摺動部材が軸方向外側に移動するときに、前記第2の短絡環と前記第2の導体棒とが分離するように構成されていて、
当該回転電機運転方法は、
前記第2の導体棒および前記第2の短絡環が互いに接触した状態で、前記回転子を回転させる回転子起動工程と、
前記回転子起動工程の後に、前記回転数が所定の回転数よりも大きくなったときに、前記第2の導体棒を前記第2短絡環から切り離す分離工程と、
を有すること、を特徴とする回転電機運転方法。
Priority Applications (1)
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JP2011208373A JP5852827B2 (ja) | 2011-09-26 | 2011-09-26 | 回転電機およびその運転方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2011208373A JP5852827B2 (ja) | 2011-09-26 | 2011-09-26 | 回転電機およびその運転方法 |
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Family Applications (1)
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