JP6604798B2 - 紙管及び当該紙管を使用したロール状シート - Google Patents

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本発明は、紙管及び当該紙管を使用したロール状シートに関する。
従来、トイレットペーパーが紙管に巻回されたトイレットロールにおいて、紙管に香料を付与したものが知られている。
例えば、紙管を構成する内側中空円筒と外側中空円筒との間に香料を介在させると共に、内側中空円筒、或いは、外側中空円筒に複数の穿孔を設けることにより、常時均一な揮発効果を得られる香り付きトイレットロールが開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特許第4159061号公報
しかしながら、特許文献1に記載されたようなトイレットロールでは、紙管に付与できる香料の量には限りがあり、所謂、芳香剤の代わりになる程度の芳香性能を実現することは難しいといった問題点があった。
本発明の課題は、芳香剤の代わりとして使用可能な芳香性能を実現できる紙管及び当該紙管を使用したロール状シートを提供することにある。
前記課題を解決するために、請求項1記載の発明は、
ロール状シートの芯となる紙管において、
紙管原紙により構成された中空円筒の紙管層と、
前記紙管層の内周面若しくは外周面に固定され、香料と水を吸収してゲル化した高吸収性ポリマーと、
前記高吸収性ポリマーを被膜する通気性フィルムを備えることを特徴とする。
請求項記載の発明は、請求項に記載の紙管において、
幅100〜115mm、直径35〜50mmであり、前記高吸収性ポリマーに前記香料を240μL以上含有させることを特徴とする。
請求項記載の発明は、ロール状シートにおいて、
請求項1又は2に記載の紙管と、
前記紙管を芯として巻回されたシートと、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、高吸収性ポリマーに多量の香料を含有させることができるので、芳香剤の代わりとして使用可能な芳香性能を実現できる。
本発明のロール状トイレットペーパーの斜視図である。 本発明の紙管の側面図(a)及びX−X部断面図(b)である。 本発明の紙管の紙管形成前の平面図(a)及びフィルムの詳細図(b)である。 本発明の紙管の形成方法を示す説明図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施形態である紙管及び当該紙管を使用したロール状シートを詳細に説明する。但し、発明の範囲は、図示例に限定されない。
(実施形態)
本実施の形態では、シートとしてトイレットペーパーを例示して、ロール状シートとしてロール状トイレットペーパーを例示して、説明することとする。
<ロール状トイレットペーパー>
ロール状トイレットペーパー100は、例えば、図1に示すように、紙管1と、紙管1を芯として巻回されたトイレットペーパー2と、などを備えて構成され、紙管1内にペーパーホルダーの支持部を挿入した状態で、トイレットペーパー2を引き出して使用するのが一般的である。
ロール状トイレットペーパー100の大きさは特に限定されないが、直径100〜120mm、幅100〜115mm、紙管径35〜50mmのものが一般的であり、本発明においても好適である。
トイレットペーパー2を構成する原紙は、原料パルプを主原料とする薄葉紙用抄紙原料により製造できる。その原料パルプは、特に限定されるものではなく、トイレットペーパー2の具体的な用途に応じて適宜の原料パルプを選択し、また適宜配合して使用することができる。
また、トイレットペーパー2のプライ数及び坪量は、その用途によって適宜調整することができるが、プライ数が1プライから3プライ、全体での紙厚100〜270μm、1プライあたりの坪量は10〜30g/mの範囲内にあるものを使用するのが望ましい。坪量が10g/m未満では、柔らかさの向上の観点からは好ましいものの、使用に耐えうる十分な強度を適正に確保することが困難となる。逆に、坪量が30g/mを超えると紙全体が硬くなると共に、ゴワ付き感が生じてしまい肌触りが悪くなる。なお、坪量の測定方法は、JIS P 8124(1998)による。
また、紙厚の測定方法は、試験片をJIS P 8111(1998)の条件下で十分に調湿した後、同条件下でダイヤルシックネスゲージ(厚み測定器)「PEACOCKG型」(尾崎製作所製)を用いて測定するものとする。具体的には、プランジャーと測定台の間にゴミ、チリ等がないことを確認してプランジャーを測定台の上に下ろし、前記ダイヤルシックネスゲージのメモリを移動させてゼロ点を合わせ、次いで、プランジャーを上げて試料を試験台の上におき、プランジャーをゆっくりと下ろしその時のゲージを読み取る。この時、プランジャーをのせるだけとする。プランジャーの端子は金属製で直径10mmの円形の平面が紙平面に対し垂直に当たるようにし、この紙厚測定時の荷重は、約70gfである。なお、紙厚は、1プライの場合は1プライで測定し、複数プライの場合は複数プライで測定する。測定値は、測定を10回行って得られる平均値とする。
<紙管>
紙管1は、例えば、図1に示すように、略中空円筒形状をなしている。
図2は、紙管1の側面図及びX−X部断面図であって、図2(a)の側面図に示すように、紙管1は、内側紙管原紙11(内側のため図面には付番せず。)及び外側紙管原紙12が共に螺旋状に巻かれて接着剤で貼り合わされた二層積層構造のスパイラル紙管である。
好ましくは、坪量120〜220g/m、紙厚150〜500μmの内側紙管原紙11及び外側紙管原紙12を螺旋状に巻いて二層積層構造にしたスパイラル紙管が紙管1の強度を確保しやすい。
例えば、図2(a)中のJT21、JT22及びJT23に示す実線は、外側紙管原紙12を螺旋状に巻いて構成される外層OL21の図面前面側に形成される外側紙管原紙12の継ぎ目部分であり、また、JT24及びJT25に示す破線は、外側紙管原紙12を螺旋状に巻いて構成される外層OL21の図面裏面側に形成される外側紙管原紙12の継ぎ目部分である。
なお、図2(a)中の付番していない他の破線は、内側紙管原紙11を螺旋状に巻いて構成される内層IL21に形成される内側紙管原紙11の継ぎ目部分である。
また、内層IL21及び外層OL21は紙管層LY21を構成している。
また、図2(b)のX−X部断面図に示すように、紙管1は、内側紙管原紙11及び外側紙管原紙12を螺旋状に巻いた中空円筒からなる紙管層LY21と、紙管層LY21の内周面に設けられ、接着剤により固定された香料と水を付与してゲル化した高吸収性ポリマーPL21と、高吸収性ポリマーPL21を被膜するフィルムFL21と、を有している。
高吸収性ポリマーPL21は、自重の数百倍から約千倍までの水を吸収し保持することができ、例えば、ポリアクリル酸ナトリウムを顆粒状にしたものは、紙おむつ、生理用品、蓄冷剤、ドリップ吸収材、結露防止剤、芳香剤、携帯簡易トイレ、洗剤原料、顔料分散剤、繊維処理剤、水処理剤、製油助剤、パッキン、食品添加物等に使用されている。また、高吸収性ポリマーPL21としては、ポリアクリル酸ナトリウムの他には、ポリアクリル酸、ポリビニルアルコール系、ポリスルホン酸塩系等がある。
高吸収性ポリマーPL21は、顆粒状であって、接着剤によって内側紙管原紙11の表面に固定される。例えば、高吸収性ポリマーPL21の粒径としては0.5mm〜3.0mm程度である。
また、高吸収性ポリマーPL21には、水に溶かした香料が塗布されて、香料と共に水分を吸収してゲル化することにより、多量の香料を包含する。
フィルムFL21は、高吸収性ポリマーPL21を保護するものであって、芳香の妨げにならない、香料から揮発する気体を透過させる通気性のフィルムであり、例えば、ポリエチレンのフィルムや多孔質フィルム等が用いられる。また、フィルムFL21は、通気性であれば厚みは基本的に任意である。
或いは、フィルムFL21は、上層は通気性がなく、下層は通気性がある2種類のフィルムにより、二層の構造を形成し、使用時に上層のフィルムを剥がして使用するものでもよい。この場合、上層のフィルムを剥がすまで、香料の揮発を防ぐことができるので、使用時まで芳香性能を維持することができる。
また、フィルムFL21により高吸収性ポリマーPL21を挟持等して固定する場合は、高吸収性ポリマーPL21を接着剤により紙管層LY21に直接固定する必要はない。
また、高吸収性ポリマーPL21に吸収含有させる香料は、特に限定されるものではないが、例えば、リュウゼン香、安息香、海狸香、霊猫香、丁字油、ガルバナム、ジャスミンアブソリュート、ラブタナム、マテ茶、メリロット、ミモザ、ムスクトンキン、ミルラ、オークモス又はモスドシェーヌ、乳香、ビャクシ香、オリス、バチュリ、ローズマリー油、白檀油、ベチバー油、バイオレットリーフアブソリュートなどの天然香料、高級アルコール、アルデヒド、ベンズアルデヒド、安息香酸、ケイ皮酸、ケイ皮アルデヒド、ケイ皮アルコール、クマリン、エステル、インドール、ケトン、サリチル酸と関連化合物、テルペノイド、バニリンなどの各種の合成香料、或いはこれらの2つ以上の混合物を上げることができる。
ちなみに、図2(b)においては、各層(内層、外層)の構成を見やすくするため、フィルムFL21の厚さを誇張して表現しているが、実際には、内側紙管原紙11及び外側紙管原紙12と比較して、フィルムFL21の厚さは薄く、内側紙管原紙11の内周面に塗布された酢酸ビニル系等の接着剤によって、貼り合わされることになる。
ここで、紙管1の形成方法について図3及び図4を用いて説明する。図3は、本発明の紙管1の紙管形成前の平面図(a)及びフィルムFL21の詳細図(b)であり、図4は、本発明の紙管1の形成方法を示す説明図(斜視図)である。
図3(a)に示すように、内側紙管原紙11の表面に塗布された接着剤上に顆粒状の高吸収性ポリマーPL21が均等に撒かれて固定され、その後、水に溶かした香料が高吸収性ポリマーPL21の上から塗布される。
なお、高吸収性ポリマーPL21の量は1ロール当り1.8g程度まで固定することができる。それ以上の量の高吸収性ポリマーPL21を固定すると嵩張ってしまい上層の高吸収性ポリマーPL21を固定することができない。
その後、高吸収性ポリマーPL21は、水分と共に塗布された香料を徐々に吸収して肥大化してゲル化し、直径が5.0mm〜10.0mm程度に肥大化する。
このように高吸収性ポリマーPL21が肥大化する前に、図3(b)に示す空気孔AP31を有する通気性のフィルムFL21で高吸収性ポリマーPL21を被膜し、図3(a)のフィルム接着部BD31に塗布された酢酸ビニル系等の接着剤によってフィルムFL21を接着する。
すなわち、高吸収性ポリマーPL21が肥大化し過ぎると紙管1の形状を維持できなくなるためである。
また、通常の紙管に包含可能な香料は120μL程度であり、これ以上香料を包含させると、紙管は香料を保持できず、紙管から香料が漏れてしまう。これに対して、高吸収性ポリマーPL21には、1200μL程度の多量の香料を包含させることが可能である。
そして、図4に示すように、図3においてこれらの内側紙管原紙11等を、螺旋状に巻いて行くことにより、長尺の中空円筒が構成され、構成された長尺の中空円筒を所定の長さに適宜切断することにより、紙管1が形成される。
このように形成された紙管1を使用したロール状シート100は、紙管層LY21の内周面に固定された高吸収性ポリマーPL21に多量の香料を含有しているので、芳香剤の代わりとして使用可能な芳香性能を実現できる。
ここで、表1は、下記に示す条件において、実施例1〜3及び比較例1〜2をポリエチレンフィルムに密閉した上で、保管期間内の製品劣化を想定して、室温50度、湿度50%の条件で、0時間静置後、12時間静置後、24時間静置後における芳香の強さの関係を示す試験結果である。
実施例1:紙管に固定された高吸収性ポリマーに香料1200μL
+水2400μLを包含させる。
高吸収性ポリマー:ポリアクリル酸系高吸収性樹脂
香料:小川香料 BR24891
実施例2:紙管に固定された高吸収性ポリマーに香料240μL
+水480μLを包含させる。
高吸収性ポリマー:ポリアクリル酸系高吸収性樹脂
香料:小川香料 BR24891
実施例3:紙管に固定された高吸収性ポリマーに香料600μL
+水1200μLを包含させる。
高吸収性ポリマー:ポリアクリル酸系高吸収性樹脂
香料:小川香料 BR24891
比較例1:ロールの芯際に、ペーパーと芯の隙間にマイクロピペットを用い
て香料120μL付与する。(無香タイプのエリエールシャワー
トイレットを使用)
比較例2:ロールの芯際に、ペーパーと芯の隙間にマイクロピペットを用い
て香料160μL付与する。(無香タイプのエリエールシャワー
トイレットを使用)
(実施例1〜3の作成手順)
(1)114mmの芯を128mm×114mmの長方形平面に展開し、長方形の対角線と垂直に50mm、対角線と並行に100mmの50mm×100mm長方形範囲内に、紙管糊1.22gを均一に塗布する。
(2)50mm×100mm長方形範囲内の40mm×80mmの長方形範囲内に、それぞれ、
実施例1:0.23g
実施例2:0.046g
実施例3:0.115g
の高吸収性ポリマーを均一に付与する。
(3)フィルムはポリエチレンフィルムで、直径1mm程度の空気孔を複数有し(全体で15%程度を占める)、厚み25μm、大きさ50mm×100mmの長方形フィルムを使用して被膜する。
Figure 0006604798
表1において、検証者は12人で、5段階で評価し、12人の検証者の平均値を記載している(評価基準…5:ロールからしっかり香りを感じた。4:香りを感じた。3:やや香りを感じた。2:わずかだが香りを感じた。1:全く香りを感じなかった)。
表1から明らかなように、比較例1では、室温50度、湿度50%の条件で、12時間静置後程度で、平均値が2.7となっているのに対して、実施例1では、室温50度、湿度50%の条件で、12時間静置後であっても、平均値が5.0であり、24時間静置後(倉庫保管期間1〜2カ月に相当)であっても、平均値が4.5であり、比較例1と比べて芳香剤の代わりとして使用可能な芳香性能を有していることがわかる。
比較例2では、高吸収性ポリマーを使用しないため、紙管内側にまで香料が多量に浸透し、紙管糊を溶かすことによる接着不良が多く、また、紙管に香料を保持できず、紙管から香料が漏れてしまう。このため、高吸収性ポリマーを使用せずに香料160μL以上を付与することは困難である。
また、実施例2では、高吸収性ポリマーを使用するため香料を240μL含有させることができると共に、表1から明らかなように、「香りを感じた」人、「やや香りを感じた」人が半々程度である。このため、高吸収性ポリマーに、少なくとも香料を240μL以上含有させることにより、比較例1と比べて芳香剤の代わりとして使用可能な芳香性能を有することがわかる。
また、表2は、下記に示す香料の含有量の条件において、実施例4をポリエチレンフィルムに密閉した上で、保管期間内の製品劣化を想定して、室温50度、湿度50%の条件で、24時間静置後における芳香の強さの関係を示す試験結果である。
実施例4:紙管に固定された高吸収性ポリマーに表2に記載の条件の香料と
水を包含させる。
高吸収性ポリマー:ポリアクリル酸系高吸収性樹脂
香料:小川香料 BR24891
Figure 0006604798
表2においても表1と同様に、検証者は12人で、5段階で評価し、12人の検証者の平均値を記載している(評価基準…5:ロールからしっかり香りを感じた。4:香りを感じた。3:やや香りを感じた。2:わずかだが香りを感じた。1:全く香りを感じなかった)。
表2から明らかなように、香料が240μLの場合は平均値が3.4であり、表1における比較例1の平均値2.3と比べても芳香剤の代わりとして使用可能な芳香性能を有していることがわかる。すなわち、少なくとも香料が240μL以上であれば、芳香剤の代わりとして使用可能な芳香性能を実現することができる。
以上のように、本発明の実施形態では、ロール状シートの芯となる紙管1において、紙管原紙により構成された中空円筒の紙管層LY21と、紙管層LY21の内周面に接着剤により固定された香料と水を付与してゲル化した高吸収性ポリマーPL21とを備えることにより、高吸収性ポリマーPL21に、紙管に付与できる香料の量を超えた多量の香料を含有することができるので、芳香剤の代わりとして使用可能な芳香性能を実現できる。
なお、本発明の実施形態では、内側紙管原紙11及び外側紙管原紙12が共に螺旋状に巻かれて接着剤で貼り合わされた紙管層LY21から成る二層積層構造のスパイラル紙管が例示されているが、勿論、長方形の内側紙管原紙11及び外側紙管原紙12を軸に対して垂直方向に一層だけ巻きつける二層積層構造の平巻き紙管であってもよい。
また、本発明の実施形態では、内側紙管原紙11及び外側紙管原紙12が共に螺旋状に巻かれて接着剤で貼り合わされた紙管層LY21から成る二層積層構造のスパイラル紙管が例示されているが、勿論、一枚の紙管原紙から構成される一層構造の紙管であってもよい。
また、本発明の実施形態では、紙管層LY21の内周面に高吸収性ポリマーPL21が固定されているが、紙管層LY21の外周面に高吸収性ポリマーPL21を固定するものであってもよい。
1 紙管
2 トイレットペーパー(シート)
11 内側紙管原紙
12 外側紙管原紙
100 ロール状トイレットペーパー(ロール状シート)
IL21 内層
OL21 外層
LY21 紙管層
PL21 高吸収性ポリマー
FL21 フィルム

Claims (3)

  1. ロール状シートの芯となる紙管において、
    紙管原紙により構成された中空円筒の紙管層と、
    前記紙管層の内周面若しくは外周面に固定され、香料と水を吸収してゲル化した高吸収性ポリマーと、
    前記高吸収性ポリマーを被膜する通気性フィルムを備えることを特徴とする紙管。
  2. 幅100〜115mm、直径35〜50mmであり、前記高吸収性ポリマーに前記香料を240μL以上含有させることを特徴とする請求項に記載の紙管。
  3. 請求項1又は2に記載の紙管と、
    前記紙管を芯として巻回されたシートと、を備えることを特徴とするロール状シート。
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