JP6604359B2 - 車載用アンテナ、それを備えた車載用レーダー装置、及び車載用アンテナの製造方法 - Google Patents

車載用アンテナ、それを備えた車載用レーダー装置、及び車載用アンテナの製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、車載用アンテナ、それを備えた車載用レーダー装置、及び車載用アンテナの製造方法に関する。
自動車等の車両には、電波式の様々な通信装置や、レーダー装置等が搭載され、これらの装置は夫々送信用及び/又は受信用のアンテナを備えている。車両において送信又は受信を行う電波としては、GPS、V2X、ETC、VICS、ラジオ等の電波がある。また、レーダー装置用には、ミリ波を射出すると共に、その反射波を検出するためのアンテナが使用されることが多い。このように、車両に搭載される送受信用のアンテナやレーダー装置用のアンテナは、送受信システムの増加や、車両への運転支援機能又は自動運転機能の搭載に伴い、今後益々増加することが予想される。
特開2011−507373号公報(特許文献1)には、アンテナが記載されている。このアンテナは、固定式自動車天窓の窓ガラスの内側表面に、インクジェット印刷等で銀インクラインを形成し、この銀インクラインをポールアンテナとして機能させている。銀インクラインは、天窓の前端縁近傍に設けられたアンテナ接続ポイントを介して同軸ケーブルと接続され、ダッシュボード等に配置された受信デバイスに電気的に接続される。
特開2011−507373号公報
特許文献1記載の発明では、アンテナが天窓の窓ガラスに設けられるため、使用者の目につき、車両のデザイン性を損ねてしまう虞があると共に、天窓のない車両には搭載できないという問題がある。このように、車両に搭載されるアンテナは、車両のデザイン性を損なうことがないよう、車両のバンパーや、フロントグリルの内部など、外から見えない部分に搭載されることも多い。しかしながら、アンテナを車両のバンパー等の内部に配置すると、バンパー等の壁面により電波の一部が乱反射されてしまい、アンテナを露出させて使用した場合に比べ、性能が低下するという問題がある。この問題を回避するために、専用のレドームを設けることが考えられるが、専用レドームを設けるとコストが嵩むという問題が生じる。
さらに、車両のバンパー等の内部にアンテナを配置する場合、配置スペースが限られてしまうので、車両に多くのアンテナを搭載するには、各アンテナを小型化する必要に迫られる。しかしながら、アンテナの性能は送受信部の面積に強く依存するので、アンテナを小型化することにより、性能が低下するという問題が生じる。
従って、本発明は、車両のデザイン性を損なうことなく、多数のアンテナを容易にレイアウトすることができる車載用アンテナ、それを備えた車載用レーダー装置、及び車載用アンテナの製造方法を提供することを目的としている。
上述した課題を解決するために、本発明は、車載用の誘電体アンテナであって、板状部分を備えた、車両の外殻を構成する誘電体である樹脂製の部材である車両用部材と、この車両用部材の板状部分の外側の表面に形成されたアンテナパターンと、車両用部材の板状部分の内側の、アンテナパターンの裏側の表面に形成された接地導体層と、車両用部材の背面に設けられ、アンテナパターンへの給電及び/又はアンテナパターンからの信号の取得を行うための送受信ユニットと、アンテナパターンを覆うように、車両用部材の外側の表面に塗布された塗装によって形成された被覆層と、を有することを特徴としている。
このように構成された本発明においては、誘電体製の車両用部材の板状部分の内部又は表面にアンテナパターンが形成され、車両用部材の板状部分の背面に接地導体層が形成され、これらのアンテナパターン、誘電体(車両用部材の板状部分)、及び接地導体層は、誘電体アンテナとして機能する。このように構成された本発明によれば、車両用部材の板状部分が誘電体アンテナの誘電体として機能し、車両用部材上に誘電体アンテナが構成されるので、車両用部材の内部に誘電体アンテナを配置した場合のように、アンテナの性能が低下することがない。また、車両用部材の表面又は表面付近にアンテナパターンが形成されるので、車両用部材の内側に誘電体アンテナを配置した場合に比して、アンテナパターンを配置可能な面積を広く確保することができ、アンテナのレイアウト性を向上させることができる。
このように構成された本発明によれば、アンテナパターンが車両用部材の表面に形成されているので、車両用部材が完成した後でアンテナパターンを形成することができる。また、アンテナパターンを覆うように、塗装により被覆層が形成されているので、アンテナパターンを保護することができると共に、被覆層が薄い塗膜であるため、アンテナの性能が大きく低下することがない。
このように構成された本発明によれば、車両の外殻を構成する樹脂製の車両用部材にアンテナが形成されるので、車両外部との通信を行うアンテナや、車両外部の対象物を検出するレーダー装置のアンテナを容易に形成することができる。また、車両の外殻には、多くの樹脂製の部品が配置されているので、車両外部の広い面積をアンテナとして活用することが可能になる。
また、本発明は、車載用の誘電体アンテナであって、板状部分を備えた、車両の外殻を構成する誘電体である樹脂製の部材である車両用部材と、この車両用部材の板状部分の外側の表面近傍に埋め込まれたアンテナパターンと、車両用部材の板状部分の内側の、アンテナパターンの裏側の表面に形成された接地導体層と、車両用部材の背面に設けられ、アンテナパターンへの給電及び/又はアンテナパターンからの信号の取得を行うための送受信ユニットと、を有することを特徴としている。
本発明において、好ましくは、車両用部材は、車両のバンパー、フロントグリル、エンブレム、サイドミラーカバー、スポイラー、アンダーカバー、リアフェンダー又はインストルメントパネルである。
このように構成された本発明によれば、通常の車両に備えられている部品に、容易にアンテナを設けることができる。また、バンパーや、フロントグリル等、車両の側面に取り付けられている車両用部材に設けたアンテナは、レーダー装置用のアンテナとして好適である。
本発明において、好ましくは、送受信ユニットは、電磁界結合により、アンテナパターンへの給電及び/又はアンテナパターンからの信号の取得を行う。
このように構成された本発明によれば、アンテナパターンへの給電及び/又はアンテナパターンからの信号の取得が電磁界結合により行われるので、車両用部材の板状部分に孔を開けることなく、背面側の送受信ユニットからアンテナパターンへ給電等を行うことができる。このため、アンテナを設けることにより車両用部材の本来の機能が損なわれる虞がない。
本発明において、好ましくは、アンテナパターンは送信用及び受信用に使用され、送信用のパターン及び受信用のパターンが交互に配列されている。
このように構成された本発明によれば、アンテナを送信用及び受信用に使用することができ、電波の射出及び反射波の検出を行うレーダー装置用のアンテナとしても使用することができる。
本発明において、好ましくは、アンテナパターンは送信用及び受信用に使用され、アンテナパターンのうちの少なくとも一部のパターンは、送信用及び受信用に兼用に使用される。
このように構成された本発明によれば、アンテナパターンのうちの少なくとも一部のパターンが送信用及び受信用に兼用に使用されるので、パターンの総数を増加させることなく、送信用及び受信用に多くのパターンを割り当てることができ、アンテナの感度を向上させることができる。
本発明において、好ましくは、アンテナパターンは送信用及び受信用に使用され、アンテナパターンのうちの少なくとも一部のパターンは、使用モードに応じて、送信用又は受信用に切り替えて使用される。
このように構成された本発明によれば、アンテナパターンのうちの少なくとも一部のパターンは送信用又は受信用に切り替えて使用されるので、パターンの総数を増加させることなく、送信用及び受信用に多くのパターンを割り当てることができ、アンテナの感度を向上させることができる。
本発明において、好ましくは、アンテナパターンは、ミリ波帯の電波を受信可能である。
このように構成された本発明によれば、アンテナパターンがミリ波帯の電波を受信可能に構成されているので、車両周辺の対象物の検知を行うレーダー装置用のアンテナとして好適に使用することができる。
また、本発明は車載用レーダー装置であって、本発明の車載用の誘電体アンテナと、この車載用の誘電体アンテナを制御する制御装置と、を有し、車両用部材は車両のアンダーカバーであり、制御装置は、車両の発進時において車両の下側に障害物を検出すると、車両に搭載された運転支援装置に信号を送り、運転者に対し警報を発するように構成されている。
このように構成された本発明によれば、車両の下側に障害物が検出されると運転者に対し警報が発せられるので、発進前から車両の下側に潜んでいた対象物を誤って轢いてしまうのを防止することができる。
さらに、本発明は車載用の誘電体アンテナの製造方法であって、車両の外殻を構成する誘電体である樹脂製の部材である車両用部材を準備するステップと、準備した車両用部材の板状部分に車載用の誘電体アンテナを形成する車載用の誘電体アンテナ形成ステップと、を有し、この車載用の誘電体アンテナ形成ステップは、車両用部材の板状部分の外側の表面にアンテナパターンを形成する工程、車両用部材の板状部分の内側の、アンテナパターンの裏側の表面に接地導体層を形成する工程、車両用部材の外側の表面に塗料を塗布することよってアンテナパターンを覆うように被覆層を形成する工程、及び車両用部材の背面に、アンテナパターンへの給電及び/又はアンテナパターンからの信号の取得を行うための送受信ユニットを取り付ける工程、を含むことを特徴としている。
本発明の車載用アンテナ、それを備えた車載用レーダー装置、及び車載用アンテナの製造方法によれば、車両のデザイン性を損なうことなく、多数のアンテナを容易にレイアウトすることができる。
本発明の第1実施形態による車載用アンテナを搭載した車両の外観を示す斜視図である。 本発明の第1実施形態による車載用アンテナを使用した運転支援システムの一例を示すブロック図である。 フロントバンパー上に形成された車載用アンテナを拡大して示す平面図である。 フロントバンパー上に形成された車載用アンテナの断面図である。 本発明の第1実施形態による車載用アンテナの製造方法の手順を示すフローである。 本発明の第1実施形態による車載用アンテナの製造方法における工程を示す図である。 本発明の第1実施形態による車載用アンテナの製造方法における工程を示す図である。 本発明の第1実施形態による車載用アンテナの製造方法における工程を示す図である。 本発明の第1実施形態による車載用アンテナの製造方法における工程を示す図である。 本発明の第2実施形態による車載用アンテナの断面図である。 本発明の第3実施形態による車載用アンテナを搭載した車両の側面図である。
次に、添付図面を参照して、本発明の好ましい実施形態を説明する。
図1は、本発明の第1実施形態による車載用アンテナを搭載した車両の外観を示す斜視図である。図2は、本発明の第1実施形態による車載用アンテナを使用した運転支援システムの一例を示すブロック図である。
図1に示すように、本発明の第1実施形態の車載用アンテナ1は、車両2の、車両用部材であるフロントバンパー4の部分に、フロントバンパー4と一体に設けられている。本実施形態においては、このように、フロントバンパー4の表面部分に車載用アンテナ1を配置しているので、アンテナ用に大面積を容易に確保することができ、車載用アンテナ1のレイアウト性を向上させることができる。また、本実施形態においては、車載用アンテナ1は、ミリ波帯の電波を射出すると共に、その反射波を検出して、車両2の周辺の対象物を検知するレーダー装置用のアンテナとして利用されている。なお、変形例として、本発明の車載用アンテナは、車両のフロントグリル、エンブレム、サイドミラーカバー、スポイラー、アンダーカバー、リアフェンダー等、車両の外殻を構成する誘電体である樹脂製の車両用部材と一体的に構成することができる。或いは、本発明の車載用アンテナを車室の内装を構成する樹脂製の部品と一体的に構成することもでき、この場合には、本発明の車載用アンテナを、車室内の乗員の検知や、バーグラアラーム用の検出器、車室内における通信用のアンテナとして使用することができる。
図2に示すように、本実施形態の車載用アンテナ1は、フロントバンパー4に組み込まれており、車両2に搭載された制御装置であるコントローラ6に接続されている。本実施形態においては、コントローラ6からの給電により、車載用アンテナ1からミリ波帯の電波が射出されると共に、その反射波が車載用アンテナ1により検出される。車載用アンテナ1により検出された検出信号は、コントローラ6において解析され、車両2の周辺に存在する対象物が検知される。従って、車載用アンテナ1及びコントローラ6は、車載用レーダー装置8として機能する。
車載用アンテナ1は、アンテナパターン10と、このアンテナパターン10への給電及びアンテナパターン10からの信号の取得を行う送受信ユニットであるRF回路12と、を有する。
アンテナパターン10は、複数の送信用のパターン10aと、複数の受信用のパターン10bから構成されている。
RF(Radio Frequency)回路12は、コントローラ6からの指令信号に基づいて、送信用のパターン10aに給電を行い、送信用のパターン10aからミリ波帯の電波を射出させるように構成された回路である。また、RF回路12は、受信用のパターン10bによって受信された電波を電気信号として取得し、中間周波数信号に変換した上でコントローラ6に送るように構成されている。具体的には、RF回路12は、1又は複数の無線通信用のLSI(図示せず)等から構成することができる。
なお、車載用アンテナ1の具体的構成等については後述する。
コントローラ6には、RF回路12から送られた電気信号をディジタル信号に変換するA/D変換器6aと、A/D変換器6aにより変換されたディジタル信号を処理するCPU6bと、A/D変換器6a、CPU6b、車載用アンテナ1等に電力を供給する電源回路6cを有する。コントローラ6は、車載用レーダー装置8によって車両2の周辺に障害物等が検知されると、車両2に搭載された運転支援装置14に信号を送り、運転者に対して視覚的又は聴覚的に警報を発したり、ブレーキアクチュエータ等の車両制御ユニットを作動させて車両2を停止させたりするように構成されている。
次に、図3及び図4を参照して、車載用アンテナ1の具体的構造を説明する。
図3は、フロントバンパー4上に形成された車載用アンテナ1を拡大して示す平面図であり、アンテナパターン10上に塗布された塗装を取り除いた状態を示している。図4は、フロントバンパー4上に形成された車載用アンテナ1の断面図である。
図3及び図4に示すように、車載用アンテナ1は、車両用部材であるフロントバンパー4の板状部分に構成されており、この板状部分の表面に形成されたアンテナパターン10と、板状部分の背面に形成された接地導体層16と、アンテナパターン10を覆うように形成された被覆層20と、板状部分の背面に設けられたRF回路12と、を有する。
本実施形態においては、フロントバンパー4の、厚さ約2mmの部分を「板状部分」として車載用アンテナ1が形成されている。ここで、「板状部分」とは、フロントバンパー4等の車両用部材の板状に薄く形成された部分を意味する。好ましくは、車両用部材の厚さ一定の平板状に形成された部分を「板状部分」として、そこに車載用アンテナ1を形成する。しかしながら、車両用部材の厚さが変化している部分や、湾曲している面を「板状部分」として車載用アンテナ1を形成することもできる。
アンテナパターン10は、図3に示すように、フロントバンパー4の板状部分の上に、格子状に配列された多数の正方形の金属導体箔のパターンから構成されている。これらの金属導体箔のパターンのうちの一群は送信用のパターン10aとして設けられ、他の一群は受信用のパターン10bとして設けられている。なお、金属導体箔のパターンは、車載用アンテナ1が送信又は受信する電波の波長に応じて適切な寸法に形成する。各パターンの寸法、形状や、パターンの配置間隔を一定とせず、異ならせても良い。また、本実施形態においては、格子状に配列されたパターンが、一列ごとに金属導体箔で形成された線路パターン18によって互いに電気的に接続され、接続された各列のパターンが、送信用のパターン10a又は受信用のパターン10bとして機能している。また、本実施形態においては、送信用のパターン10aの列と受信用のパターン10bの列が交互に配列されている。
また、変形例として、アンテナパターン10のうちの少なくとも一部のパターンが、送信用及び受信用の兼用に使用されるように、本発明を構成することもできる。例えば、兼用にされるパターンに給電が為されると所定の電波の射出又は送信が実行され、兼用にされるパターンから信号を取得することにより、反射波の検出又は受信が実行されるように車載用アンテナ1を構成することができる。或いは、他の変形例として、アンテナパターン10のうちの少なくとも一部のパターンが、使用モードに応じて送信用又は受信用に切り替えて使用されるように、本発明を構成することもできる。例えば、車載用アンテナ1が送信モードに設定された時はアンテナパターン10が送信用のパターンとして使用され、受信モードに設定された時はアンテナパターン10が受信用のパターンとして使用されるように本発明を構成することもできる。
なお、本実施形態においては、アンテナパターン10は、フロントバンパー4の表面に金属体印刷を施すことにより厚さ数μmの金属箔を形成し、これをアンテナパターン10としている。変形例として、フロントバンパー4の所定の部分に金属を蒸着させることによりアンテナパターン10を形成することもできる。
接地導体層16は、図4に示すように、フロントバンパー4の板状部分の背面上に形成された金属導体層である。この接地導体層16は、フロントバンパー4のアンテナパターン10が形成された領域の裏側を広い範囲で覆うように形成された導体層であり、アース電位に接続される所謂「ベタアース」である。
なお、本実施形態においては、フロントバンパー4裏面の所定部分に金属体印刷を施すことにより厚さ数μmの金属箔を形成し、これを接地導体層16としている。変形例として、フロントバンパー4の所定の部分に金属を蒸着させることにより接地導体層16を形成することもできる。
このように、本実施形態においては、ポリプロピレン製のフロントバンパー4の板状部分を誘電体として、その表側に形成されたアンテナパターン10、及び裏側に形成された接地導体層16により、誘電体アンテナが構成されている。換言すれば、本実施形態の車載用アンテナ1は、フロントバンパー4の板状部分を誘電体として利用した誘電体アンテナであり、車両用部材であるフロントバンパー4と一体的に構成されている。この構成により、本実施形態の車載用アンテナ1を、周波数30GHz〜300GHzのミリ波帯の電波を送受信可能に構成することができる。また、周波数3GHz〜30GHzのマイクロ波帯の電波や、他の周波数の電波を送受信するアンテナにも本発明を適用することができる。
被覆層20は、アンテナパターン10を覆うようにフロントバンパー4の表面に形成された層であり、アンテナパターン10を機械的損傷から保護している。本実施形態においては、フロントバンパー4の表面に施された塗装の塗膜により被覆層20が形成されている。この被覆層20である塗膜はアンテナパターン10よりも厚く形成されている。このため、塗装されたフロントバンパー4の表面は、アンテナパターン10が形成された部分においても概ね平坦になり、アンテナパターン10が形成されていることが、フロントバンパー4の外観から認識できないようになっている。また、被覆層20は導電性のない塗料によって比較的薄く形成されているので、被覆層20を設けることにより、車載用アンテナ1の性能に実質的に影響を与えることはない。
変形例として、フロントバンパー4等の車両用部材の表面に、レーザー加工等により数μmオーダーの非常に浅い窪み(図示せず)を設けておき、この窪みに合わせてアンテナパターン10を形成することもできる。これにより、形成されたアンテナパターン10が車両用部材表面の窪み(図示せず)を埋めて、アンテナパターン10が形成された後の車両用部材表面が平坦になり、塗装後の車両用部材の表面を、より平滑にすることができる。
RF回路12は、フロントバンパー4の背面に設けられた回路であり、アンテナパターン10への給電、及びアンテナパターン10からの信号の取得を行うように構成されている。アンテナパターン10から取得された信号は、RF回路12により中間周波数信号に変換され、変換された信号はワイヤーハーネス(図示せず)を介してコントローラ6に送られる。また、図4に示すように、RF回路12は、フロントバンパー4の背面に形成された接地導体層16に設けられた切欠部16aの内側に、即ち、フロントバンパー4背面の接地導体層16が設けられていない部分に配置されている。なお、RF回路12が複数の電子部品からなり、これらを相互に電気的に接続する場合には、フロントバンパー4の背面に、金属体印刷により回路パターン(図示せず)を形成しておき、この回路パターンに各電子部品を接続することによりRF回路12を構成することができる。
ここで、フロントバンパー4の表面に形成されたアンテナパターン10に対する給電及び信号の取得は、RF回路12とフロントバンパー4の表面に形成された各線路パターン18との間の電磁界結合(非接触給電)により行われる。即ち、本実施形態においては、フロントバンパー4の表面のアンテナパターン10と背面のRF回路12との間には導電体による物理的な接続は設けられておらず、非接触で電力又は電気信号の授受が行われる。このため、フロントバンパー4等の車両用部材に貫通孔を設けることなく、車載用アンテナ1を構成することができる。また、フロントバンパー4等の車両用部材を貫通して延びる導電体(図示せず)により、各線路パターン18とRF回路12の間の給電及び信号の取得を行うように本発明を構成することもできる。
次に、図5及び図6を参照して、本発明の第1実施形態による車載用アンテナ1の製造方法を説明する。
図5は、本発明の第1実施形態による車載用アンテナ1の製造方法の手順を示すフローである。図6A乃至図6Dは、製造方法における各工程を示す図である。
図5に示すように、本実施形態の車載用アンテナ1の製造方法は、フロントバンパー4等の誘電体製の車両用部材を準備するステップS1と、準備された車両用部材の板状部分に車載用アンテナ1を形成する車載用アンテナ形成ステップS2と、を有する。
さらに、車載用アンテナ形成ステップS2には、工程1乃至工程6が含まれている。
工程1においては、図6Aに示すように、車両用部材(図6の例ではフロントバンパー4)の背面の所定位置に、金属体印刷により接地導体層16が形成される。なお、車両用部材の背面に回路パターン(図示せず)を形成する場合には、接地導体層16と同時に回路パターンを形成しても良い。
工程2においては、車両用部材の接地導体層16を形成した面とは反対側の面(表面)に、アンテナパターン10を形成するためのマスキングを施す。即ち、アンテナパターン10を構成するための導電体を付着させない部分にマスキングを施す。
工程3においては、工程2において施されたマスキングの上から、アンテナパターン10を形成するための金属体を塗装する。
工程4においては、工程2において施されたマスキングを除去する。これにより、マスキングを施していない部分のみに金属体が残り、図6Bに示すように、所定のアンテナパターン10が車両用部材の表面に形成される。
工程5においては、図6Cに示すように、工程4において形成されたアンテナパターン10を覆うように車両用部材の表面に塗装を施し、塗膜により被覆層20を形成する。
工程6においては、図6Dに示すように、工程1において形成された接地導体層16の切欠部16aにRF回路12を取り付ける。
これにより、車両用部材上に車載用アンテナ1が形成される。なお、車載用アンテナ形成ステップS2に含まれる各工程を行う順序は適宜変更することができる。例えば、工程2〜4を実行した後、工程1、工程6を実行し、最後に工程5を実行しても良い。
このように、本発明の第1実施形態の車載用アンテナ1によれば、車両用部材であるフロントバンパー4の板状部分が誘電体アンテナの誘電体として機能し、フロントバンパー4上に誘電体アンテナが構成されるので、フロントバンパー4の内部に誘電体アンテナを配置した場合のように、アンテナの性能が低下することがない。また、フロントバンパー4の表面にアンテナパターン10が形成されるので、フロントバンパー4の内部に誘電体アンテナを配置した場合に比して、アンテナパターン10を配置可能な面積を広く確保することができ、アンテナのレイアウト性を向上させることができる。
また、本実施形態の車載用アンテナ1によれば、アンテナパターン10がフロントバンパー4の表面に形成されているので、フロントバンパー4が完成した後でアンテナパターン10を形成することができる。また、アンテナパターン10を覆うように、塗装により被覆層20が形成されているので、アンテナパターン10を保護することができると共に、被覆層20が薄い塗膜であるため、アンテナの性能が大きく低下することがない。
さらに、本実施形態の車載用アンテナ1によれば、車両の外殻を構成する樹脂製の部品であるフロントバンパー4にアンテナが形成されるので、車両外部との通信を行うアンテナや、車両外部の対象物を検出するレーダー装置のアンテナを容易に形成することができる。また、車両の外殻には、多くの樹脂製の部品が配置されているので、車両外部の広い面積をアンテナとして活用することが可能になる。また、バンパーや、フロントグリル等、車両2の側面に取り付けられている車両用部材に設けたアンテナは、車載用レーダー装置8のアンテナとして好適である。
また、本実施形態の車載用アンテナ1によれば、アンテナパターン10への給電及び/又はアンテナパターン10からの信号の取得が電磁界結合により行われるので、フロントバンパー4の板状部分に孔を開けることなく、背面側の送受信ユニットであるRF回路12からアンテナパターン10へ給電等を行うことができる。このため、アンテナを設けることによりフロントバンパー4の本来の機能が損なわれる虞がない。
次に、図7を参照して、本発明の第2実施形態による車載用アンテナを説明する。
本実施形態の車載用アンテナは、アンテナパターンが設けられている位置が、上述した第1実施形態とは異なっている。従って、ここでは、本実施形態の第1実施形態とは異なる部分のみについて説明し、同様の部分については説明を省略する。
図7は、本発明の第2実施形態による車載用アンテナの断面図である。
図7に示すように、本発明の第2実施形態による車載用アンテナ100は、車両用部材であるフロントバンパー104に設けられている。上述した第1実施形態においては、完成した車両用部材の表面に車載用アンテナを構成するアンテナパターンが形成されていたが、本実施形態においては、樹脂製の車両用部材の内部にアンテナパターン110が埋め込まれている。
本実施形態においては、フロントバンパー104は、ポリプロピレン樹脂の射出成形により形成されている。フロントバンパー104を成形する際、アンテナパターン110を構成する金属導体箔、又は金属導体の薄板を、射出成形に使用する金型内部の所定位置に予め配置しておく。次に、この金型の中に溶融した樹脂を射出することにより、アンテナパターン110が埋め込まれたフロントバンパー104を形成することができる。或いは、樹脂製のシート(図示せず)上にアンテナパターン110を形成しておき、このシートを金型内部の所定位置に配置した状態で射出成形を行って、アンテナパターン110が埋め込まれたフロントバンパー104を形成することもできる。
また、第1実施形態と同様に、アンテナパターン110のうちの一部を送信用のパターン110a、残りを受信用のパターン110bとして使用することができる。なお、図7に示すように、アンテナパターン110は、フロントバンパー104の表面近傍に位置するように配置するのが良い。これにより、アンテナパターン110の表面側を覆う樹脂により、車載用アンテナ100の性能が低下するのを抑制することができる。
アンテナパターン110を埋め込んだフロントバンパー104を形成した後、フロントバンパー104の背面に接地導体層116を形成し、接地導体層116に設けた切欠部116aの内側にRF回路112を配置する。最後に、フロントバンパー104の表面に塗装を施して被覆層120を形成する。なお、フロントバンパー104に塗装が不要な場合には、被覆層120を省略することもできる。また、アンテナパターン110は、パターンの導体が存在する部分と存在しない部分を反転させたスロットアンテナとすることもできる。
次に、図8を参照して、本発明の第3実施形態による車載用アンテナを説明する。
本実施形態の車載用アンテナは、アンダーカバーに設けられている点が、上述した第1実施形態とは異なっている。従って、ここでは、本実施形態の第1実施形態とは異なる部分のみについて説明し、同様の部分については説明を省略する。
図8は、本発明の第3実施形態による車載用アンテナを搭載した車両の側面図である。
図8に示すように、本実施形態においては、車載用アンテナ200が、車両2の車両用部材であるアンダーカバー204に一体的に設けられている。この車載用アンテナ200は、車両2の下側に存在する障害物等を検出するための車載用レーダー装置208のアンテナとして使用されている。車載用アンテナ200は、車両2の下方に向けて電波を射出すると共に、路面からの反射波を検出するように構成されている。車両2の発進時において、制御装置であるコントローラ206は車両2の下側に障害物(対象物)を検知すると、運転支援装置14に信号を送り、障害物があることを運転者に報知し、又は警報を発する。これにより、例えば、停車中の車両2の床下に猫が潜んでいる場合等、発進時に運転者に注意を促すことができる。また、車両2の下側の対象物を検知することで、路面にある溝や、大きな石を運転者に報知することができ、安全性を高めることができる。本実施形態によれば、車両2のアンダーカバー204に車載用アンテナ200を一体的に設けることができるので、車両2の下側の対象物を検知するレーダー装置208を容易に搭載することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態を説明したが、上述した実施形態に種々の変更を加えることができる。特に、上述した実施形態においては、本発明の車載用アンテナをレーダー装置用のアンテナとして使用していたが、本発明の車載用アンテナをGPS、V2X、ETC、VICS、ラジオ等の通信用のアンテナとして利用することもできる。
1 車載用アンテナ
2 車両
4 フロントバンパー(車両用部材)
6 コントローラ(制御装置)
6a A/D変換器
6b CPU
6c 電源回路
8 車載用レーダー装置
10 アンテナパターン
10a 送信用のパターン
10b 受信用のパターン
12 RF回路(送受信ユニット)
14 運転支援装置
16 接地導体層
16a 切欠部
18 線路パターン
20 被覆層
100 車載用アンテナ
104 フロントバンパー(車両用部材)
110 アンテナパターン
110a 送信用のパターン
110b 受信用のパターン
112 RF回路(送受信ユニット)
116 接地導体層
116a 切欠部
120 被覆層
200 車載用アンテナ
204 アンダーカバー
206 コントローラ
208 車載用レーダー装置

Claims (10)

  1. 車載用の誘電体アンテナであって、
    板状部分を備えた、車両の外殻を構成する誘電体である樹脂製の部材である車両用部材と、
    この車両用部材の上記板状部分の外側の表面に形成されたアンテナパターンと、
    上記車両用部材の上記板状部分の内側の、上記アンテナパターンの裏側の表面に形成された接地導体層と、
    上記車両用部材の背面に設けられ、上記アンテナパターンへの給電及び/又は上記アンテナパターンからの信号の取得を行うための送受信ユニットと、
    上記アンテナパターンを覆うように、上記車両用部材の外側の表面に塗布された塗装によって形成された被覆層と、
    を有することを特徴とする車載用の誘電体アンテナ。
  2. 車載用の誘電体アンテナであって、
    板状部分を備えた、車両の外殻を構成する誘電体である樹脂製の部材である車両用部材と、
    この車両用部材の上記板状部分の外側の表面近傍に埋め込まれたアンテナパターンと、
    上記車両用部材の上記板状部分の内側の、上記アンテナパターンの裏側の表面に形成された接地導体層と、
    上記車両用部材の背面に設けられ、上記アンテナパターンへの給電及び/又は上記アンテナパターンからの信号の取得を行うための送受信ユニットと、
    を有することを特徴とする車載用の誘電体アンテナ。
  3. 上記車両用部材は、車両のバンパー、フロントグリル、エンブレム、サイドミラーカバー、スポイラー、アンダーカバー、リアフェンダー又はインストルメントパネルである請求項1又は2に記載の車載用の誘電体アンテナ。
  4. 上記送受信ユニットは、電磁界結合により、上記アンテナパターンへの給電及び/又は上記アンテナパターンからの信号の取得を行う請求項1乃至3の何れか1項に記載の車載用の誘電体アンテナ。
  5. 上記アンテナパターンは送信用及び受信用に使用され、送信用のパターン及び受信用のパターンが交互に配列されている請求項1乃至4の何れか1項に記載の車載用の誘電体アンテナ。
  6. 上記アンテナパターンは送信用及び受信用に使用され、上記アンテナパターンのうちの少なくとも一部のパターンは、送信用及び受信用に兼用に使用される請求項1乃至4の何れか1項に記載の車載用の誘電体アンテナ。
  7. 上記アンテナパターンは送信用及び受信用に使用され、上記アンテナパターンのうちの少なくとも一部のパターンは、使用モードに応じて、送信用又は受信用に切り替えて使用される請求項1乃至4の何れか1項に記載の車載用の誘電体アンテナ。
  8. 上記アンテナパターンは、ミリ波帯の電波を受信可能である請求項1乃至7の何れか1項に記載の車載用の誘電体アンテナ。
  9. 車載用レーダー装置であって、
    請求項1乃至8の何れか1項に記載の車載用の誘電体アンテナと、
    この車載用の誘電体アンテナを制御する制御装置と、を有し、
    上記車両用部材は車両のアンダーカバーであり、上記制御装置は、車両の発進時において車両の下側に障害物を検出すると、車両に搭載された運転支援装置に信号を送り、運転者に対し警報を発するように構成されていることを特徴とする車載用レーダー装置。
  10. 車載用の誘電体アンテナの製造方法であって、
    車両の外殻を構成する誘電体である樹脂製の部材である車両用部材を準備するステップと、
    準備した上記車両用部材の板状部分に車載用の誘電体アンテナを形成する車載用の誘電体アンテナ形成ステップと、を有し、
    この車載用の誘電体アンテナ形成ステップは、上記車両用部材の上記板状部分の外側の表面にアンテナパターンを形成する工程、上記車両用部材の上記板状部分の内側の、上記アンテナパターンの裏側の表面に接地導体層を形成する工程、上記車両用部材の外側の表面に塗料を塗布することよって上記アンテナパターンを覆うように被覆層を形成する工程、及び上記車両用部材の背面に、上記アンテナパターンへの給電及び/又は上記アンテナパターンからの信号の取得を行うための送受信ユニットを取り付ける工程、を含むことを特徴とする車載用の誘電体アンテナの製造方法。
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