以下、添付図面を参照して本発明に係る実施の形態を詳細に説明する。なお、本発明は、図示例に限定されるものではない。
図1〜図3を参照して、本実施の形態の装置構成を説明する。先ず、図1を参照して、本実施の形態のタスク管理システム1を説明する。図1は、本実施の形態のタスク管理システム1を示すブロック図である。
タスク管理システム1は、作業管理装置としてのサーバ10と、表示手段としての端末装置20と、を備える。サーバ10は、クラウド上のサーバであり、端末装置20のユーザが実施する作業項目としてのタスクに関する情報を管理する。サーバ10は、通信ネットワークNに接続されている。通信ネットワークNは、インターネットであるものとするが、LAN(Local Area Network)等、他のネットワークとしてもよい。
端末装置20は、個人商店店主等のユーザが所持する携帯端末装置である。ここでは、端末装置20がタブレットPC(Personal Computer)であるものとして説明するが、これに限定されるものではなく、端末装置20が、スマートフォン、携帯電話機、PDA(Personal Digital Assistant)、ノートPC等、他の携帯端末装置や、デスクトップPC等、他の端末装置であるとしてもよい。また、端末装置20は、ユーザの操作入力を受け付けてサーバ10に送信し、サーバ10から受信した情報を表示する。また、端末装置20は、通信ネットワークN上の基地局、アクセスポイント(いずれも図示略)等を介して、通信ネットワークNに接続されている。
なお、タスク管理システム1は、1台の端末装置20のユーザのタスクに関する情報をサーバ10が管理する構成とするが、これに限定されるものではない。タスク管理システム1は、複数台の端末装置20を備え、複数台の端末装置20の各ユーザのタスクに関する情報をサーバ10が一元的に管理する構成としてもよい。
次いで、図2を参照して、サーバ10の内部の機能構成を説明する。図2は、サーバ10の機能構成を示すブロック図である。
図2に示すように、サーバ10は、判別手段、登録制御手段、生成手段、表示制御手段としてのCPU(Central Processing Unit)11と、操作部12と、RAM(Random Access Memory)13と、表示部14と、記憶部15と、通信部16と、計時部17と、を備える。サーバ10の各部は、バス18を介して接続されている。
CPU11は、サーバ10の各部を制御する。CPU11は、記憶部15に記憶されているシステムプログラム及びアプリケーションプログラムのうち、指定されたプログラムを読み出してRAM13に展開し、当該プログラムとの協働で、各種処理を実行する。
操作部12は、キーボード等のキー入力部と、マウス等のポインティングデバイスとを有し、キー入力及び位置入力を受け付け、その操作情報をCPU11に出力する。
RAM13は、揮発性のメモリであり、各種のデータやプログラムを一時的に格納するワークエリアを形成する。表示部14は、LCD(Liquid Crystal Display)、EL(ElectroLuminescent)ディスプレイ等で構成され、CPU11から指示された表示情報に従い各種表示を行う。
記憶部15は、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)等により構成され、データ及びプログラムを書き込み及び読み出し可能な記憶部である。特に、記憶部15は、ToDoタスクリスト生成プログラム151、ToDoタスクリスト送信プログラム152、タスク結果登録プログラム153と、後述するタスクマスタ30、サブタスクマスタ40、サブタスク生成パターンテーブル50、類似タスクキーワード60、ToDoタスクリスト70と、を記憶している。
通信部16は、ネットワークカード等により構成され、通信ネットワークNに通信接続されて、通信ネットワークN上の機器との通信を行う。CPU11は、通信部16を介して、通信ネットワークN上の端末装置20と通信が可能である。
計時部17は、リアルタイムクロックであり、現在日時を計時し、その現在日時情報をCPU11に出力する。
次いで、図3を参照して、端末装置20の機能構成を説明する。図3は、端末装置20の機能構成を示すブロック図である。
端末装置20は、CPU21と、操作部22と、RAM23と、表示部24と、記憶部25と、無線通信部26と、を備える。端末装置20の各部は、バス27を介して接続されている。
CPU21、RAM23、表示部24は、サーバ10のCPU11、RAM13、表示部14と同様であるため、重複する説明を省略し、異なる部分を主として説明する。
CPU21は、端末装置20の各部を制御する。操作部22は、表示部24の表示画面上に設けられたタッチパネルを有し、ユーザからのタッチ入力を受け付け、その操作情報をCPU21に出力する。
記憶部25は、フラッシュメモリ、EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)等により構成され、データ及びプログラムを書き込み及び読み出し可能な記憶部である。特に、記憶部25には、ToDoタスクリスト表示プログラム251、リコメンドサブタスク表示プログラム252、ToDoタスク結果登録要求プログラム253が記憶されている。
無線通信部26は、アンテナ、変復調回路、信号処理回路等により構成され、通信ネットワークN上の基地局、アクセスポイント等と無線電波により情報の送受信を行う。このため、CPU21は、無線通信部26により、通信ネットワークN上の基地局、アクセスポイント等を介して、サーバ10と通信を行うことができる。
次に、図4、図5を参照して、サーバ10の記憶部15に記憶されるタスクマスタ30、サブタスクマスタ40、サブタスク生成パターンテーブル50、類似タスクキーワード60、ToDoタスクリスト70を説明する。図4(a)は、タスクマスタ30の構成を示す図である。図4(b)は、サブタスクマスタ40の構成を示す図である。図5(a)は、サブタスク生成パターンテーブル50の構成を示す図である。図5(b)は、類似タスクキーワード60の構成を示す図である。図5(c)は、ToDoタスクリスト70の構成を示す図である。
図4(a)に示すように、タスクマスタ30は、登録されたタスクの情報を有するマスタテーブルである。タスクマスタ30は、タスクコード31と、タスク名32と、重要度33と、サイクル34と、指定日35と、の項目を有する。
タスクコード31は、ユーザが実施するタスクの識別情報である。タスク名32は、タスクコード31のタスクの名称であり、タスクの内容を示す情報である。重要度33は、タスクコード31のタスクの実施の重要度を示す情報である。重要度33は、実施の重要度の度合いが高い順に、A、B、C…で表されるものとする。
サイクル34は、タスクコード31のタスクの実施のサイクルを示す情報である。サイクル34は、例えば、毎日、毎週、半期(6か月)…となる。指定日35は、タスクコード31のタスクを実施する指定日付である。
図4(b)に示すように、サブタスクマスタ40は、タスクに対応して実施すべきサブタスクの情報を有するマスタテーブルである。サブタスクマスタ40は、タスクコード41と、サブタスクコード42と、上位サブタスクコード43と、サブタスク名44と、の項目を有するテーブルである。
タスクコード41は、サブタスクの上位のタスク(メインのタスク)の識別情報である。サブタスクは、あるタスク(メインのタスク)の実施に伴い実施すべきタスクであり、ここでは、サブタスクがメインタスクの下位のタスクであるとして階層表現する。また、サブタスクは、あるサブタスクの下位のサブタスクともなりうる。
サブタスクコード42は、タスクコード41のタスクの下位のサブタスクの識別情報である。上位サブタスクコード43は、サブタスクコード42のサブタスクの上位のサブタスクの識別情報である。サブタスク名44は、サブタスクコード42のサブタスクの名称であり、サブタスクの内容を示す情報である。
図5(a)に示すように、サブタスク生成パターンテーブル50は、サブタスク生成のための条件のパターンの情報を有するテーブルである。サブタスク生成パターンテーブル50は、パターンコード51と、パターン52と、の項目を有する
パターンコード51は、タスクの下位のサブタスク生成の条件としての文字列のパターンの識別情報である。パターン52は、パターンコード51の文字列のパターンの内容である。
図5(b)に示すように、類似タスクキーワード60は、タスクに類似するタスクの条件のパターンの情報を有するテーブルである。類似タスクキーワード60は、パターンコード61と、パターン62と、の項目を有する。
パターンコード61は、タスクとこれに類似するタスクとで共通の文字列のパターンの識別情報である。パターン62は、パターンコード61の文字列のパターンの内容である。
図5(c)に示すように、ToDoタスクリスト70は、次月に実施すべきタスク、サブタスク(ToDoタスク)に関する情報を有するテーブルである。ToDoタスクリスト70は、日付71と、重要度72と、タスクコード73と、サブタスクコード74と、類似タスクフラグ75と、タスク名76と、ステータス77と、タスク結果コメント78と、の項目を有する。
日付71は、タスクコード73のタスク又はサブタスクコード74のサブタスクの実施すべき日付を示す情報である。重要度72は、タスクコード73のタスク又はサブタスクコード74のサブタスクの実施の重要度を示す情報である。タスクコード73は、次月に実施すべきメインのタスクの識別情報である。サブタスクコード74は、タスクコード73のタスクの下位のサブタスクの識別情報である。類似タスクフラグ75は、サブタスクコード74のサブタスクがタスクコード73のタスクに類似するタスクとともに実施すべきサブタスクである(=1)か否か(=無し)を示すフラグである。
タスク名76は、タスクコード73のタスク又はサブタスクコード74のサブタスクの名称であり、その内容を示す情報である。ステータス77は、タスクコード73のタスク又はサブタスクコード74のサブタスクの実施の状態を示す情報である。ステータス77は、例えば、未着手、完了、保留、中止…となる。タスク結果コメント78は、タスクコード73のタスク又はサブタスクコード74のサブタスクの実施後に入力された実施結果に関するコメントである。
次に、図6〜図15を参照して、タスク管理システム1の動作を説明する。図6は、ToDoタスクリスト生成処理を示すフローチャートである。図7は、ToDoタスクリスト生成処理のサブタスク処理を示すフローチャートである。図8は、ToDoタスクリスト生成処理の類似タスク処理を示すフローチャートである。図9は、ToDoタスクリスト表示処理を示すフローチャートである。図10は、ToDoタスクリスト送信処理を示すフローチャートである。図11は、リコメンドサブタスク表示処理を示すフローチャートである。図12は、タスク結果登録要求処理を示すフローチャートである。図13は、タスク結果登録処理を示すフローチャートである。
図6〜図8を参照して、サーバ10で実行されるToDoタスクリスト生成処理を説明する。ToDoタスクリスト生成処理は、月に一度、翌月分の実施すべきタスク、サブタスク(ToDoタスク)のリストを生成する処理である。予め、端末装置20において、CPU21は、操作部22を介してタスクの情報(実施の日付、タスク名、重要度、サイクル、指定日)の入力を受け付け、無線通信部26を介して、入力されたタスクの情報をサーバ10へ送信する。サーバ10において、CPU11は、通信部16を介してタスクの情報を端末装置20から受信し、受信したタスクの情報に基づくタスクマスタ30を生成し記憶部15に記憶しているものとする。サブタスクマスタ40は、後述するToDoタスク結果登録処理により適宜生成されて記憶部15に記憶されている。
サーバ10において、例えば、翌月の開始直前等、ToDoタスクリスト生成の所定のタイミングになったことをトリガとして、CPU11は、記憶部15から読み出して適宜RAM13に展開したToDoタスクリスト生成プログラム151との協働で、ToDoタスクリスト生成処理を実行する。
図6に示すように、先ず、CPU11は、記憶部15からタスクマスタ30を読み出し、タスクマスタ30の先頭レコードから未選択の1つのレコードを選択する(ステップS11)。そして、CPU11は、ステップS11で未選択レコードがなく選択されていないか否かを判別する(ステップS12)。未選択レコードがない場合(ステップS12;YES)、ToDoタスクリスト生成処理が終了する。
未選択レコードが選択された場合(ステップS12;NO)、CPU11は、ステップS11で選択中のレコードのサイクル34、指定日35から、選択中のレコードのタスクが翌月実施対象か否かを判別する(ステップS13)。翌月実施対象でない場合(ステップS13;NO)、ステップS11に移行される。
翌月実施対象である場合(ステップS13;YES)、CPU11は、ステップS11で選択中のレコードのタスクの情報をメインのタスクの情報としてToDoタスクリスト70のレコードに追加して格納する(ステップS14)。ステップS14において、CPU11は、選択中のレコードの翌月の指定日35、重要度33、タスクコード31、タスク名32を、ToDoタスクリスト70の日付71、重要度72、タスクコード73、タスク名76として追加し、ステータス77に未着手を設定する。
そして、CPU11は、サブタスク処理を行い(ステップS15)、類似タスク処理を行い(ステップS16)、ステップS11に移行する。
図7を参照して、図6のステップS15のサブタスク処理を説明する。先ず、CPU11は、記憶部15からサブタスクマスタ40を読み出し、サブタスクマスタ40の先頭レコードから未選択の1つのレコードを選択する(ステップS21)。そして、CPU11は、ステップS21で未選択レコードがなく選択されていないか否かを判別する(ステップS22)。未選択レコードがない場合(ステップS22;YES)、サブタスク処理が終了する。
未選択レコードが選択された場合(ステップS22;NO)、CPU11は、ステップS11で選択中のレコードのタスクのタスクコード31と、ステップS21で選択中のレコードのサブタスクのタスクコード41と、が合致するか否かを判別する(ステップS23)。タスクコードが合致しない場合(ステップS23;NO)、ステップS21に移行される。
タスクコードが合致する場合(ステップS23;YES)、CPU11は、ステップS21で選択中のレコードのサブタスクの情報をToDoタスクリスト70のレコードに追加して格納し(ステップS24)、サブタスク処理を終了する。ステップS24において、CPU11は、ステップS21で選択中のレコードのサブタスクの上位タスクの日付(翌月の指定日35)、重要度(重要度33)、当該サブタスクのタスクコード41、サブタスクコード42、サブタスク名44を、ToDoタスクリスト70の日付71、重要度72、タスクコード73、サブタスクコード74、タスク名76として追加し、ステータス77に未着手を設定する。なお、サブタスクとメインのタスクとの重要度を異に設定可能な構成としてもよい。
図8を参照して、図6のステップS16の類似タスク処理を説明する。先ず、CPU11は、記憶部15から類似タスクキーワード60を読み出し、類似タスクキーワード60の先頭レコードから未選択の1つのレコードを選択する(ステップS31)。そして、CPU11は、ステップS31で未選択レコードがなく選択されていないか否かを判別する(ステップS32)。未選択レコードがない場合(ステップS32;YES)、類似タスク処理が終了する。
未選択レコードが選択された場合(ステップS32;NO)、CPU11は、ステップS11で選択中のレコードのタスクのタスク名32に、ステップS31で選択中のレコードのパターン62の文字列があるか否かを判別する(ステップS33)。文字列がない場合(ステップS33;NO)、ステップS31に移行される。文字列がある場合(ステップS33;YES)、CPU11は、記憶部15からタスクマスタ30を読み出し、タスクマスタ30の先頭レコードから未選択の1つのレコードを選択する(ステップS34)。そして、CPU11は、ステップS34で未選択レコードがなく選択されていないか否かを判別する(ステップS35)。未選択レコードがない場合(ステップS35;YES)、ステップS31に移行される。
未選択レコードが選択された場合(ステップS35;NO)、CPU11は、ステップS34で選択中のレコードの類似候補のタスクのタスク名32に、ステップS31で選択中のレコードのパターン62の文字列があるか否かを判別する(ステップS36)。文字列がない場合(ステップS36;NO)、ステップS34に移行される。
文字列がある場合(ステップS36;YES)、CPU11は、記憶部15からサブタスクマスタ40を読み出し、サブタスクマスタ40の先頭レコードから未選択の1つのレコードを選択する(ステップS37)。そして、CPU11は、ステップS37で未選択レコードがなく選択されていないか否かを判別する(ステップS38)。未選択レコードがない場合(ステップS38;YES)、ステップS34に移行される。
未選択レコードが選択された場合(ステップS38;NO)、CPU11は、ステップS34で選択中のレコードの類似のタスクのタスクコード31と、ステップS37で選択中のレコードのサブタスクのタスクコード41と、が合致するか否かを判別する(ステップS39)。タスクコードが合致しない場合(ステップS39;NO)、ステップS37に移行される。
タスクコードが合致した場合(ステップS39;YES)、CPU11は、ステップS34で選択中のレコードの類似のタスクのサブタスクの情報(ステップS37で選択中のレコードのサブタスクの情報)をToDoタスクリスト70のレコードに追加し、類似タスクフラグ75に1を設定して格納し(ステップS40)、類似タスク処理を終了する。ステップS40において、CPU11は、ステップS37で選択中のレコードのサブタスクの上位タスクの日付(翌月の指定日35)、重要度(重要度33)、当該サブタスクのタスクコード41、サブタスクコード42、サブタスク名44を、ToDoタスクリスト70の日付71、重要度72、タスクコード73、サブタスクコード74、タスク名76として追加し、類似タスクフラグ75に1を設定し、ステータス77に未着手を設定する。
次いで、図9を参照して、端末装置20で実行されるToDoタスクリスト表示処理を説明する。ToDoタスクリスト表示処理は、ToDoタスク生成処理で生成されたToDoタスクリスト70の情報のうち、本日分の情報を一覧表示する処理である。
端末装置20において、例えば、操作部22を介してユーザからToDoタスクリスト表示処理の実行指示が入力されたことをトリガとして、CPU21は、記憶部25から読み出して適宜RAM23に展開したToDoタスクリスト表示プログラム251との協働で、ToDoタスクリスト表示処理を実行する。
図9に示すように、先ず、CPU21は、無線通信部26を介して、ToDoタスクリストの要求をサーバ10に送信する(ステップS51)。そして、CPU21は、無線通信部26を介して、ToDoタスクリストの情報をサーバ10から受信して、記憶部25に記憶された、ToDoタスクリスト70と同様なテーブルとしてのToDoタスクリストテーブル(図示略)に追加して格納する(ステップS52)。
そして、CPU21は、ステップS52のToDoタスクリストの情報の受信を終了したか否かを判別する(ステップS53)。受信を終了していない場合(ステップS53;NO)、ステップS52に移行される。受信を終了した場合(ステップS53;YES)、CPU21は、記憶部25に記憶されたToDoタスクリストテーブルに基づいて、ToDoタスクの情報のリストを表示部24に表示し(ステップS54)、ToDoタスクリスト表示処理を終了する。
次いで、図10を参照して、サーバ10で実行されるToDoタスクリスト送信処理を説明する。ToDoタスクリスト送信処理は、ToDoタスクリスト表示処理で表示されるToDoタスクの情報を端末装置20に送信する処理である。
サーバ10において、通信部16を介して、図9のToDoタスクリスト表示処理のステップS51で送信されたToDoタスクリストの要求を端末装置20から受信したことをトリガとして、CPU11は、記憶部15から読み出して適宜RAM13に展開したToDoタスクリスト送信プログラム152との協働で、ToDoタスクリスト送信処理を実行する。
先ず、CPU11は、記憶部15からToDoタスクリスト70を読み出し、ToDoタスクリスト70の先頭レコードから未選択の1つのレコードを選択する(ステップS61)。そして、CPU11は、ステップS61で未選択レコードがなく選択されていないか否かを判別する(ステップS62)。未選択レコードがない場合(ステップS62;YES)、ToDoタスクリスト送信処理が終了する。
未選択レコードが選択された場合(ステップS62;NO)、CPU11は、計時部17から現在日時情報を取得し、ステップS61で選択中のレコードの日付71が取得した現在日時情報の本日であるToDoタスクであるか否かを判別する(ステップS63)。
本日のToDoタスクでない場合(ステップS63;NO)、ステップS61に移行される。本日のToDoタスクである場合(ステップS63;YES)、CPU11は、図9のステップS52に対応して、ステップS61で選択中のレコードのToDoタスクの情報をサーバ10に送信し(ステップS64)、ステップS61に移行する。ステップS64では、例えば、本日分のToDoタスクの日付71、重要度72、タスクコード73、サブタスクコード74、類似タスクフラグ75、タスク名76、ステータス77、タスク結果コメント78の情報が送信される。
次いで、図11を参照して、端末装置20で実行されるリコメンドサブタスク表示処理を説明する。リコメンドサブタスク表示処理は、表示中のToDoタスクリストのタスクに類似するタスクの下位のサブタスクを表示し、その実施を勧める処理である。
予め、端末装置20でToDoタスクリスト表示処理が実行され、ToDoタスクリストの情報が表示されているものとする。端末装置20において、例えば、操作部22を介してユーザにより表示中のToDoタスクリストから1つのレコードのToDoタスクが選択入力開始されたことをトリガとして、CPU21は、記憶部25から読み出して適宜RAM23に展開したリコメンドサブタスク表示プログラム252との協働で、リコメンドサブタスク表示処理を実行する。
図11に示すように、先ず、CPU21は、操作部22を介してユーザにより表示中のToDoタスクリストから1つのレコードのToDoタスクの選択入力を完了する(ステップS71)。そして、CPU21は、記憶部25に記憶されたToDoタスクリストテーブルの先頭レコードから未選択の1つのレコードを選択する(ステップS72)。そして、CPU21は、ステップS72で未選択レコードがなく選択されていないか否かを判別する(ステップS73)。未選択レコードがない場合(ステップS73;YES)、リコメンドサブタスク表示処理が終了する。
未選択レコードが選択された場合(ステップS73;NO)、CPU21は、ステップS71で選択されたToDoタスクのタスクコードと、ステップS72で選択中のレコードのToDoタスクのタスクコードと、が合致し、且つステップS72で選択中のレコードのToDoタスクの類似コードが1であるか否かを判別する(ステップS74)。タスクコードが合致且つ類似コードが1でない場合(ステップS74;NO)、ステップS72に移行される。
タスクコードが合致且つ類似コードが1である場合(ステップS74;YES)、ToDoタスクがサブタスクであり、CPU21は、ステップS72で選択中のレコードのサブタスクのタスク名を表示部24に表示し(ステップS75)、ステップS72に移行する。
次いで、図12を参照して、端末装置20で実行されるタスク結果登録要求処理を説明する。タスク結果登録要求処理は、表示中のToDoタスクリストのタスクがユーザにより実施された場合に、そのタスク実施の結果及びコメントをサーバ10に送信して登録させる処理である。
予め、端末装置20でToDoタスクリスト表示処理が実行され、ToDoタスクリストの情報が表示されているものとする。端末装置20において、例えば、操作部22を介してユーザによりToDoタスクリストから実施されて未登録のレコードのToDoタスク(メインのタスク又はサブタスク)が選択入力されたことをトリガとして、CPU21は、記憶部25から読み出して適宜RAM23に展開したタスク結果登録要求プログラム253との協働で、タスク結果登録要求処理を実行する。
図12に示すように、CPU21は、操作部22を介してユーザによりToDoタスクリストから実施されて未登録のレコードの選択されたToDoタスクの実施の結果及びコメントの入力を受け付ける(ステップS81)。ToDoタスクの実施の結果とは、ToDoタスクの実施の完了、保留、中止等である。ToDoタスクの実施のコメントとは、ToDoタスクの実施に関するコメントであり、例えば、ToDoタスクAの実施時にタスクBを実施すると実施効率等が良い場合に、「タスクBをすべき」のコメントが入力される。
そして、CPU21は、無線通信部26を介して、選択されたToDoタスクのタスクコード、サブタスクコードに対応付けて、ステップS81で入力されたToDoタスクの実施の結果及びコメントをサーバ10に送信し(ステップS82)、タスク結果登録要求処理を終了する。
次いで、図13を参照して、サーバ10で実行されるToDoタスク結果登録処理を説明する。ToDoタスク結果登録処理は、ToDoタスク結果登録要求処理で端末装置20により送信されたToDoタスクの実施の結果及びコメントを登録する処理である。
サーバ10において、通信部16を介して、図12のToDoタスク結果登録要求処理のステップS82で送信されたタスクコード又はサブタスクコードに対応付けられたToDoタスクの実施の結果及びコメントを端末装置20から受信したことをトリガとして、CPU11は、記憶部15から読み出して適宜RAM13に展開したToDoタスク結果登録プログラム153との協働で、ToDoタスク結果登録処理を実行する。
先ず、CPU11は、通信部16を介して、ステップS82で送信されたToDoタスクの実施の結果及びコメントを端末装置20から受信完了し、受信したToDoタスクの実施の結果及びコメントをRAM13に記憶する(ステップS91)。そして、CPU11は、RAM13からToDoタスクの実施の結果及びコメントを読み出し、読み出したToDoタスクの実施の結果及びコメントの先頭から未選択の1タスク分の情報を選択する(ステップS92)。そして、CPU11は、ステップS92で未選択の1タスク分の情報がなく選択されていないか否かを判別する(ステップS93)。未選択の情報がない場合(ステップS93;YES)、ToDoタスク結果登録処理が終了する。
未選択の情報が選択された場合(ステップS93;NO)、CPU11は、ステップS92で選択中の1タスク分の情報のToDoタスクの実施の結果及びコメントで、ToDoタスクリスト70を更新する(ステップS94)。ステップS94において、選択中の1タスク分の情報のToDoタスクのタスクコード、サブタスクコードをキーとして、結果、コメントが、ToDoタスクリスト70のタスクコード73、サブタスクコード74のレコードのステータス77、タスク結果コメント78に格納される。
そして、CPU11は、記憶部15からサブタスク生成パターンテーブル50を読み出し、ステップS92で選択中の1タスク分の情報のToDoタスクの実施のコメントの少なくとも一部の文字列が、サブタスク生成パターンテーブル50のパターン52の文字列に該当するかの文字列の比較を行う(ステップS95)。
そして、CPU11は、ステップS95の文字列の比較結果に基づき、ステップS92で選択中の1タスク分の情報のToDoタスクの実施のコメントの少なくとも一部の文字列がパターン52の文字列に該当するか否かを判別する(ステップS96)。該当しない場合(ステップS96;NO)、ステップS92に移行される。
該当する場合(ステップS96;YES)、CPU11は、ステップS92で選択中の1タスク分の情報のToDoタスクの実施のコメントをサブタスクマスタ40に登録し(ステップS97)、ステップS92に移行する。ステップS97において、選択中の1タスク分の情報のToDoタスクのタスクコード、1つインクリメントしたサブタスクコード、コメントが、サブタスクマスタ40のタスクコード41、サブタスクコード42、サブタスク名44に追加され、ステップS92で選択中の1タスク分の情報のToDoタスクがサブタスクである場合に、当該サブタスクを上位とした上位サブタスクコードが設定される。
次いで、図14及び図15を参照して、タスク管理システム1の各処理における表示例を説明する。図14(a)は、ToDoタスクリスト表示情報300を示す図である。図14(b)は、ToDoタスクリスト表示情報400を示す図である。図15は、ToDoタスクリスト表示情報500及びリコメンドサブタスク表示情報600を示す図である。
先ず、タスクマスタ30のタスクコード31が「1001」のタスクに対応して、サブタスクマスタ40においてサブタスクが設定されていないものとする。例えば、5月末日に、サーバ10でのToDoタスクリスト生成処理が実行されて6月分のToDoタスクリストが生成され、次いで、6月1日に、端末装置20でのToDoタスクリスト表示処理とサーバ10でのToDoタスクリスト送信処理が実行されたものとする。すると、ToDoタスクリスト表示処理により端末装置20の表示部24には、図14(a)に示すToDoタスクリスト表示情報300が表示される。ToDoタスクリスト表示情報300において、タスクコード「1001」のToDoタスク「テーブルの紙ナプキン(半年分)を購入」にはサブタスクが表示されていない。
そして、タスクコード「1001」のToDoタスクが6月1日にユーザにより実施されたものとする。そして、端末装置20でのタスク結果登録要求処理、サーバ10でのタスク結果登録処理が実行される。このとき、タスク結果登録要求処理のステップS81でタスクコード「1001」のToDoタスクのコメント「あらかじめサイトからクーポンを取得すべき」がユーザにより入力され、タスク結果登録処理のステップS97でタスクコード「1001」、サブタスクコード「01」、サブタスク名「あらかじめサイトからクーポンを取得すべき」のサブタスクのレコードがサブタスクマスタ40に登録される。
そして、例えば、11月末日に、サーバ10でのToDoタスクリスト生成処理が実行されて12月分のToDoタスクリストが生成され、次いで、12月1日に、端末装置20でのToDoタスクリスト表示処理とサーバ10でのToDoタスクリスト送信処理が実行されたものとする。すると、ToDoタスクリスト表示処理により端末装置20の表示部24には、図14(b)に示すToDoタスクリスト表示情報400が表示される。ToDoタスクリスト表示情報400において、タスクコード「1001」のToDoタスクの下位の位置に、サブタスクコード「01」の「あらかじめサイトからクーポンを取得すべき」のサブタスクの情報が表示される。
また、例えば、6月末日に、サーバ10でのToDoタスクリスト生成処理が実行されて7月分のToDoタスクリストが生成され、次いで、7月1日に、端末装置20でのToDoタスクリスト表示処理とサーバ10でのToDoタスクリスト送信処理が実行されたものとする。すると、ToDoタスクリスト表示処理により端末装置20の表示部24には、図15に示すToDoタスクリスト表示情報500が表示される。
そして、端末装置20でリコメンドサブタスク表示処理が実行され、ステップS71で操作部22を介してToDoタスクリスト表示情報500のうちの「展示用の什器を購入する」のToDoタスクがユーザにより選択入力されたものとする。すると、ステップS75で図15に示すリコメンドサブタスク表示情報600が表示される。リコメンドサブタスク表示情報600において、「展示用の什器を購入する」のToDoタスクと同様に「購入」の文字列を有する類似のタスクの下位のサブタスク「あらかじめサイトからクーポンを取得すべき」等のサブタスクが表示され、その実施を薦めている。
以上、本実施の形態によれば、サーバ10は、タスクマスタ30に登録されたタスクが実施された際に、当該タスクに対応付けて端末装置20で入力されたコメントに予め定められた文字列が含まれているか否かを判別し、文字列が含まれていると判別された場合に、実施されたタスクに対応付けて入力されたコメントを、タスクを次回に実施する場合のサブタスクとしてサブタスクマスタ40に登録させる。
このため、タスクの実施に対応して実施すべきサブタスクを自動的に登録でき、サブタスクの登録漏れ及びその実施漏れを防ぐことができる。
また、サーバ10は、コメントの少なくとも一部の文字列が、予め定められたサブタスク生成パターンテーブル50に格納された文字列のパターン52に該当するか否かにより、コメントに所定の文字列が含まれているか否かを判別する。このため、コメントに所定の文字列が含まれているか否かを容易に判別できる。
また、サーバ10は、登録されたタスク及びサブタスクから、所定時間として次月に実施すべきToDoタスクリスト70を生成する。このため、ToDoタスクリスト70を端末装置20に表示することで、ユーザがタスク及びサブタスクを目視により確実に認識できる。
また、サーバ10は、登録されたタスクに類似する類似タスクに対応付けてサブタスクが登録されている場合に、当該タスクに対応して、実施を勧める当該サブタスクを端末装置20に表示させる。このため、タスクについて、類似タスクと同様にサブタスクの実施をユーザに勧めることができ、ユーザの利便性を高めることができる。
また、サーバ10は、登録されたタスクから、第1のタスクに含まれる予め定められた類似タスクキーワード60の文字列のパターン62が含まれる第2のタスクを取得し、取得された第2のタスクを第1のタスクの類似タスクとする。このため、適切な類似タスクを容易に取得できる。
また、サーバ10は、登録された第1のサブタスクが実施された際に、第1のサブタスクに対応付けて入力されたコメントに予め定められた文字列のパターン52が含まれているか否かを判別し、文字列が含まれていると判別された場合に、第1のサブタスクに対応付けて前記コメントを、第1のサブタスクを次回に実施する場合の第2のサブタスクとして登録する。このため、第1のサブタスクの実施に対応して実施すべき第2のサブタスクを自動的に登録でき、サブタスクの登録漏れ及びその実施漏れを防ぐことができる。
以上の説明では、本発明に係るプログラムのコンピュータ読み取り可能な媒体として記憶部15のHDD、SSDを使用した例を開示したが、この例に限定されない。その他のコンピュータ読み取り可能な媒体として、フラッシュメモリや、CD−ROM等の可搬型記録媒体を適用することが可能である。また、本発明に係るプログラムのデータを通信回線を介して提供する媒体として、キャリアウエーブ(搬送波)も本発明に適用される。
なお、上記実施の形態における記述は、本発明に係る作業管理装置及びプログラムの一例であり、これに限定されるものではない。
例えば、上記実施の形態では、ToDoタスク結果登録処理において、実施したタスクのコメントを、ユーザに確認することなく自動的にサブタスクマスタ40に登録する構成としたが、これに限定されるものではない。例えば、ToDoタスク結果登録処理において、実施したタスクのコメントがサブタスクとして登録できる場合に、端末装置20において、CPU21は、コメントをサブタスクへ登録することの確認情報を表示部24に表示し、操作部22を介して登録OKの旨が入力された場合に、サーバ10において、実施したタスクのコメントがサブタスクマスタ40に登録される構成としてもよい。
また、上記実施の形態では、メインのタスクに対応するサブタスクが、当該メインのタスクの実施とともに実施される構成としたが、これに限定されるものではない。サブタスクの実施のタイミングを、メインのタスクの実施のタイミングと同じ、前又は後のタイミングに設定可能とする構成としてもよい。例えば、コメントの種類や、コメントに含まれる所定のキーワード、実施タイミング指定情報等に応じて、メインのタスクの実施のタイミングを基準として、当該コメントのサブタスクの実施のタイミングを、同じ、前、後、及び基準時からの期間を自動的に設定して、当該設定した情報をサブタスクマスタ40の当該サブタスクのレコードに登録する構成としてもよい。
また、上記実施の形態では、タスクが実施された際に、その実施の結果及びコメントを入力し、そのコメントに応じてサブタスクをサブタスクマスタ40に登録する構成としたが、これに限定されるものではない。例えば、タスクを実施する前や、タスクを実施しその実施の結果を登録した後に、端末装置20で当該タスクに対応してユーザにより「○○をすべき」等のコメントが入力され、サーバ10が、入力されたコメントを端末装置20から受信し、ToDoタスク結果登録処理と同様にして、コメントに応じて前記タスクに対応付けたサブタスクをサブタスクマスタ40に登録する構成としてもよい。
また、上記実施の形態では、作業管理装置としてのサーバ10が、ToDoタスクリスト生成処理、ToDoタスクリスト送信処理、タスク結果登録処理を行う構成としたが、これに限定されるものではない。例えば、タスクマスタ30等の各テーブルをサーバ10に記憶し、作業管理装置としての端末装置20が、サーバ10に記憶された各テーブルを通信により取得して用いて、ToDoタスクリスト生成処理、ToDoタスクリスト送信処理、タスク結果登録処理と同様の処理を行う構成としてもよい。さらに、タスクマスタ30等の各テーブルが端末装置20に記憶される構成としてもよい。
また、上記実施の形態におけるタスク管理システム1の各構成要素の細部構成及び細部動作に関しては、本発明の趣旨を逸脱することのない範囲で適宜変更可能であることは勿論である。
本発明の実施の形態を説明したが、本発明の範囲は、上述の実施の形態に限定するものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲とその均等の範囲を含む。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
〔付記〕
<請求項1>
登録された作業項目が実施された際に、当該作業項目に対応付けて入力されたコメントに予め定められた語句が含まれているか否かを判別する判別手段と、
前記語句が含まれていると判別された場合に、前記実施された作業項目に対応付けて入力されたコメントを、前記作業項目を次回に実施する場合の補助作業項目として登録させる登録制御手段と、
を備える作業管理装置。
<請求項2>
前記判別手段は、前記コメントの一部の文字列が、予め定められた語句パターンテーブルに格納された語句に該当するか否かにより、前記コメントに前記語句が含まれているか否かを判別する請求項1に記載の作業管理装置。
<請求項3>
前記登録された作業項目及び補助作業項目から、所定時間に実施すべき作業項目のリストを生成する生成手段を備える請求項1又は2に記載の作業管理装置。
<請求項4>
前記登録された作業項目に類似する類似作業項目に対応付けて補助作業項目が登録されている場合に、当該作業項目に対応して、実施を勧める当該補助作業項目を表示手段に表示させる表示制御手段を有する請求項1から3のいずれか一項に記載の作業管理装置。
<請求項5>
前記表示制御手段は、前記登録された作業項目から、第1の作業項目に含まれる予め定められたキーワードが含まれる第2の作業項目を取得し、当該取得された第2の作業項目を前記第1の作業項目に類似する類似作業項目とする請求項4に記載の作業管理装置。
<請求項6>
前記判別手段は、登録された第1の補助作業項目が実施された際に、当該第1の補助作業項目に対応付けて入力されたコメントに予め定められた語句が含まれているか否かを判別し、
前記登録制御手段は、前記語句が含まれていると判別された場合に、前記第1の補助作業項目に対応付けて前記コメントを、前記第1の補助作業項目を次回に実施する場合の第2の補助作業項目として登録する請求項4又は5に記載の作業管理装置。
<請求項7>
コンピュータを、
登録された作業項目が実施された際に、当該作業項目に対応付けて入力されたコメントに予め定められた語句が含まれているか否かを判別する判別手段、
前記語句が含まれていると判別された場合に、前記実施された作業項目に対応付けて入力されたコメントを、前記作業項目を次回に実施する場合の補助作業項目として登録させる登録制御手段、
として機能させるためのプログラム。