JP2021088420A - 情報処理装置及びプログラム - Google Patents
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Abstract
Description
複数の商品の組み合わせからなるセット商品の解体処理が行われる際、当該セット商品を構成する各商品を割り当てるロット番号の候補を一覧で表示させる表示制御手段を備え、
前記表示制御手段は、前記セット商品が作成された際に登録されるセット商品登録履歴情報に、当該セット商品を構成する各商品に割り当てられていた元のロット番号があるか否かに応じて、前記一覧を異ならせて表示させることを特徴とする。
まず、図1を参照して、本実施形態の構成を説明する。図1は、本実施形態の販売管理装置1の機能的構成を示すブロック図である。
販売管理装置(情報処理装置)1は、商品の販売管理業務を行う者が使用する端末装置である。販売管理装置1は、例えば、ノートPC(Personal Computer)、デスクトップPC、スマートフォン、タブレット型端末などである。
セット商品作成処理及びセット商品解体処理の詳細については、後に詳述する。
商品テーブル131は、商品の種類ごとに、商品コード及び商品名が対応付けられて記憶されたテーブルデータである。図2に示すように、例えば、商品名「生醤油」に対して商品コード「000025」が対応付けられて登録されている。
セット商品テーブル132は、セット商品の種類ごとに、セット商品コード及びセット商品名が対応付けられて記憶されたテーブルデータである。図3に示すように、例えば、セット商品名「お中元ギフト」に対してセット商品コード「100015」が対応付けられて登録されている。
構成商品テーブル133は、セット商品コード、当該セット商品コードに対応するセット商品を構成する商品の商品コード、及び、セット商品における当該商品の数量が対応付けられて記憶されたテーブルデータである。図4に示すように、例えば、お中元ギフト(セット商品コード:100015)は、2本の昆布醤油(商品コード:000055)と、3本の生醤油(商品コード:000025)と、10本のかつお節(商品コード:000077)との組み合わせからなることが示されている。
食品の流通販売では、同一種類の商品であっても製造日が異なるもの(したがって、消費期限が異なるもの)は、異なるロットに区分けされて別個に管理される。本実施形態においてロットとは、同一種類の商品であって製造日が同じであるものの集まりをいう。
ロット管理テーブル134では、商品の各ロットに係る情報が管理されている。具体的には、ロット管理テーブル134は、商品のロットごとに、商品コード、ロット番号、期限(消費期限)、期限状態、入荷単位及びバラ数量(在庫数量)が対応付けられて記憶されたテーブルデータである。ロット管理テーブル134に含まれるデータは、表示部15に所定のロット情報登録画面21が表示された状態でユーザが操作部14を用いて情報入力を行うことでロット管理テーブル134に追加登録される。
ロット情報登録画面21では、商品コード入力領域211、商品名入力領域212、ロット番号入力領域213及び期限入力領域214が設けられている。これらの各領域に必要な情報が入力された状態で確定ボタン215を選択する入力操作がなされると、ロット管理テーブル134に商品のロットのデータが追加登録される。取消ボタン216を選択する入力操作がなされると、上記の各領域に入力された情報がクリアされる。
セット商品ロット管理テーブル135では、セット商品の各ロットに係る情報が管理されている。具体的には、セット商品ロット管理テーブル135は、セット商品のロットごとに、セット商品コード、ロット番号、期限(消費期限)、期限状態、入荷単位及びバラ数量(在庫数量)が対応付けられて記憶されたテーブルデータである。セット商品ロット管理テーブル135に含まれるデータは、表示部15に所定のセット商品ロット管理画面24(後述)が表示された状態でユーザが操作部14を用いて情報入力を行うことでセット商品ロット管理テーブル135に追加登録される。
セット商品作成履歴テーブル136では、セット商品の作成に係る情報が履歴として記録されている。具体的には、セット商品作成履歴テーブル136は、セット商品を作成するごとに、伝票番号(作成番号)、伝票日付(作成日付)、セット商品コード、作成数量、セット商品のロット番号、当該セット商品コードに対応するセット商品を構成する各商品の商品コード、当該各商品に対応するロット番号、当該各商品に対応する引当数量が対応付けられて記憶されたテーブルデータである。セット商品作成履歴テーブル136に含まれるデータは、表示部15に所定のセット商品作成画面22(後述)が表示された状態でユーザが操作部14を用いて情報入力を行うことでセット商品作成履歴テーブル136にセット商品の作成に係る情報が記録される。
次に、販売管理装置1において実行されるセット商品作成処理について、図9〜図15を参照して説明する。
セット商品作成処理が開始されると、CPU11は、セット商品作成画面22を表示部15に表示させて、ヘッダ部において伝票番号、伝票日付、セット商品コード、セット商品名、作成数量の入力を受け付ける(ステップS1)。
セット商品作成画面22では、伝票番号入力領域221、伝票日付入力領域222、セット商品コード入力領域223、セット商品名入力領域224及び作成数量入力領域225がヘッダ部に表示されている。また、このヘッダ部の下方には、セット商品を構成する各商品(構成商品)の構成数量、及び、当該セット商品の作成数量に対応する当該各商品の使用数量を表示する明細部226、セット商品ロット管理ボタン227、作成ボタン228及び終了ボタン229が表示されている。
一方、ステップS2において、使用数量の引当を行うことができない商品がないと判定された場合(ステップS2;NO)、CPU11は、セット商品作成画面22において終了ボタン229を選択する入力操作がなされたか否かを判定する(ステップS4)。
一方、ステップS4において、終了ボタン229を選択する入力操作がなされていないと判定された場合(ステップS4;NO)、CPU11は、セット商品作成画面22の明細部226において、セット商品を構成する各商品(構成商品)に対応する「使用数量」の項目のいずれかの欄を指定する入力操作がなされたか否かを判定する(ステップS5)。
一方、ステップS5において、セット商品を構成する各商品(構成商品)に対応する「使用数量」の項目のいずれかの欄を指定する入力操作がなされていないと判定された場合(ステップS5;NO)、CPU11は、ステップS6をスキップして、処理をステップS7へ進める。
一方、ステップS7において、セット商品ロット管理ボタン227を選択する入力操作がなされていないと判定された場合(ステップS7;NO)、CPU11は、ステップS8をスキップして、処理をステップS9へ進める。
一方、ステップS9において、作成ボタン228を選択する入力操作がなされたと判定された場合(ステップS9;YES)、CPU11は、セット商品作成処理において入力された各情報に基づいてセット商品作成履歴テーブル136を更新し(ステップS10)、セット商品作成処理を終了させる。なお、後述するセット商品ロット管理処理により、作成されるセット商品のロット番号及び期限がRAM12に記憶されている場合には、このステップS10において当該ロット番号及び期限に基づいてセット商品ロット管理テーブル135に新しいロットを追加することで、作成されたセット商品のロット管理が開始されるようになっている。
引当処理が呼び出されると、CPU11は、自動引当がなされた対象商品のロット引当画面23を表示部15に表示させる(ステップS11)。
ロット引当画面23では、商品「昆布醤油」のロット一覧表231、確定ボタン232及び取消ボタン233が表示されている。ロット一覧表231の「ロット番号」、「期限」、「期限状態」、「入荷単位」、「バラ数量」の各項目では、ロット管理テーブル134の商品「昆布醤油」(商品コード「000055」)に対応する情報が表示されるようになっている。また、ロット一覧表231の「引当数量」の項目では、商品「昆布醤油」の使用数量(20本)を引当可能なロットであって、期限の近いロット(ロット番号「L003333」)から順にデフォルトで引当数量が各ロットにおいて最大限入力された状態で表示されるようになっている。ここで、ロット番号「L001111」は、期限状態が「期限切れ」の状態となっているため、当該ロット番号「L001111」に対する引当を不可として、セット商品「お中元ギフト」を作成する際に当該ロット番号「L001111」の商品「昆布醤油」を使用できないようにしている。そのため、ロット番号「L001111」に対応する「引当数量」の欄は入力不可とされ、当該欄には斜線が施されている。
一方、ステップS12において、取消ボタン233を選択する入力操作がなされていないと判定された場合(ステップS12;NO)、CPU11は、ロット引当画面23において確定ボタン232を選択する入力操作がなされたか否かを判定する(ステップS13)。
一方、ステップS13において、確定ボタン232を選択する入力操作がなされていないと判定された場合(ステップS13;NO)、CPU11は、処理をステップS12へ戻す。
なお、セット商品として「お中元ギフト」を作成する場合、当該セット商品を構成する「昆布醤油」、「生醤油」、「かつお節」のそれぞれについて引当処理が実行されることとなる。
セット商品ロット管理処理が呼び出されると、CPU11は、セット商品ロット管理画面24を表示部15に表示させ、セット商品のロット番号及び期限の入力を受け付ける(ステップS21)。
セット商品ロット管理画面24では、対象となる商品(セット商品)のロット番号入力領域241、期限入力領域242、確定ボタン243及び取消ボタン244が表示されている。ユーザは、操作部14に対する入力操作を行うことで、ロット番号入力領域241において作成するセット商品のロット番号を指定し、期限入力領域242において作成するセット商品の期限(消費期限)を指定することができる。
一方、ステップS22において、取消ボタン244を選択する入力操作がなされていないと判定された場合(ステップS22;NO)、CPU11は、セット商品ロット管理画面24において確定ボタン243を選択する入力操作がなされたか否かを判定する(ステップS23)。
一方、ステップS23において、確定ボタン243を選択する入力操作がなされていないと判定された場合(ステップS23;NO)、CPU11は、処理をステップS22へ戻す。
次に、販売管理装置1において実行されるセット商品解体処理について、図16〜図28を参照して説明する。
セット商品解体処理が開始されると、CPU11は、セット商品解体画面25を表示部15に表示させて、ヘッダ部において伝票番号、伝票日付、セット商品コード、セット商品名の入力を受け付ける(ステップS31)。
セット商品解体画面25では、伝票番号入力領域251、伝票日付入力領域252、セット商品コード入力領域253、セット商品名入力領域254、ロット番号入力領域255及び解体数量入力領域256がヘッダ部に表示されている。また、このヘッダ部の下方には、セット商品を構成する各商品(構成商品)の構成数量、及び、当該セット商品の解体数量に対応する当該各商品の使用数量を表示する明細部257、解体ボタン258及び終了ボタン259が表示されている。
一方、ステップS33において、ロット番号入力領域255を指定する入力操作がなされていないと判定された場合(ステップS33;NO)、CPU11は、ステップS34をスキップして、処理をステップS35へ進める。
一方、ステップS35において、終了ボタン259を選択する入力操作がなされていないと判定された場合(ステップS35;NO)、CPU11は、セット商品解体画面25の明細部257において、セット商品を構成する各商品(構成商品)に対応する「使用数量」の項目のいずれかの欄を指定する入力操作がなされたか否かを判定する(ステップS36)。
一方、ステップS36において、セット商品を構成する各商品(構成商品)に対応する「使用数量」の項目のいずれかの欄を指定する入力操作がなされていないと判定された場合(ステップS36;NO)、CPU11は、ステップS37をスキップして、処理をステップS38へ進める。
一方、ステップS38において、解体ボタン258を選択する入力操作がなされたと判定された場合(ステップS38;YES)、CPU11は、セット商品解体処理において入力された各情報に基づいてロット管理テーブル134及びセット商品ロット管理テーブル135を更新し(ステップS39)、セット商品解体処理を終了させる。
ロット指定処理が呼び出されると、CPU11は、ロット指定画面26を表示部15に表示させ、解体対象のセット商品(例えば、「お中元ギフト」)のロット番号の指定入力を受け付ける(ステップS41)。
ロット指定画面26では、セット商品「お中元ギフト」のロット一覧表261、確定ボタン262及び取消ボタン263が表示されている。ロット一覧表261の「ロット番号」、「期限」、「期限状態」、「入荷単位」、「バラ数量」の各項目では、ステップS31において入力されたセット商品名「お中元ギフト」(セット商品コード「100015」)に基づいて、セット商品ロット管理テーブル135のセット商品「お中元ギフト」(セット商品コード「100015」)に対応する情報が表示されるようになっている。
ユーザは、操作部14に対する入力操作を行うことで、ロット一覧表261において解体するロット番号を指定することができる。
一方、ステップS42において、取消ボタン233を選択する入力操作がなされていないと判定された場合(ステップS42;NO)、CPU11は、ロット指定画面26において確定ボタン262を選択する入力操作がなされたか否かを判定する(ステップS43)。
一方、ステップS43において、確定ボタン262を選択する入力操作がなされていないと判定された場合(ステップS43;NO)、CPU11は、処理をステップS42へ戻す。
ロット割当処理が呼び出されると、CPU11は、ロット番号入力領域255入力されたロット番号に基づきセット商品作成履歴テーブル136を参照して、解体対象のセット商品のセット商品作成履歴があるか否かを判定する(ステップS51)。
一方、ステップS51において、セット商品作成履歴がないと判定された場合(ステップS51;NO)、CPU11は、第2のロット割当処理(ステップS53)を実行し、ロット割当処理を終了させて、処理をセット商品解体処理のステップS38へ移行させる。なお、第2のロット割当処理の詳細については後述する。
第1のロット割当処理が呼び出されると、CPU11は、セット商品作成履歴テーブル136を参照して、対象商品の元のロットを割当候補としたロット割当画面27を表示部15に表示させる(ステップS61)。
ロット割当画面27では、対象商品「昆布醤油」のロット番号の割当候補一覧表271、確定ボタン272、ロット追加ボタン273及び取消ボタン274が表示されている。割当候補一覧表271の「ロット番号」、「期限」、「期限状態」、「引当数量」の各項目では、セット商品作成履歴テーブル136及びロット管理テーブル134に基づいて、解体対象となるセット商品「お中元ギフト」(伝票番号「D000001」)において構成商品となった構成商品「昆布醤油」(商品コード「000055」)の各ロット番号に対応する情報が一覧で表示されるようになっている。具体的には、図23に示すように、構成商品「昆布醤油」の各ロット番号として「L003333」、「L005001」、「L005002」に対応する情報が一覧で表示されるようになっている。また、割当候補一覧表271の「解体可能数量」の項目では、上記の「引当数量」の項目に当初表示された値が表示されるようになっている。ここで、「引当数量」の項目には、解体における使用数量(戻す数量)を満たすように、期限が近いロットから順に引き当てられた場合における初期値が入力されるようになっている。具体的には、図23に示すように、ロット番号「L003333」、「L005001」、「L005002」のそれぞれに対応する「引当数量」の項目に「10」、「5」、「5」が初期値として入力された場合、当該ロット番号「L003333」、「L005001」、「L005002」のそれぞれに対応する「解体可能数量」の項目には「10」、「5」、「5」が表示される。
ユーザは、操作部14に対する入力操作を行うことで、割当候補一覧表271の「引当数量」の項目の値を変更することができる。
一方、ステップS62において、取消ボタン274を選択する入力操作がなされていないと判定された場合(ステップS62;NO)、CPU11は、ロット割当画面27においてロット追加ボタン273を選択する入力操作がなされたか否かを判定する(ステップS63)。
一方、ステップS63において、ロット追加ボタン273を選択する入力操作がなされていないと判定された場合(ステップS63;NO)、CPU11は、ステップS64をスキップして、処理をステップS65へ進める。
一方、ステップS65において、確定ボタン272を選択する入力操作がなされていないと判定された場合(ステップS65;NO)、CPU11は、処理をステップS62へ戻す。
なお、セット商品として「お中元ギフト」を解体する場合、当該セット商品を構成する「昆布醤油」、「生醤油」、「かつお節」のそれぞれについて第1のロット割当処理が実行されることとなる。
ロット追加処理が呼び出されると、CPU11は、ロット追加画面28を表示部15に表示させ、対象商品の新規ロット番号及び期限の入力を受け付ける(ステップS71)。
ロット追加画面28では、対象となる商品のロット番号入力領域281、期限入力領域282、確定ボタン283及び取消ボタン284が表示されている。ユーザは、操作部14に対する入力操作を行うことで、ロット番号入力領域281において新規ロット番号を指定し、期限入力領域242において新規ロット番号で管理する商品の期限(消費期限)を指定することができる。
一方、ステップS72において、取消ボタン284を選択する入力操作がなされていないと判定された場合(ステップS72;NO)、CPU11は、ロット追加画面28において確定ボタン283を選択する入力操作がなされたか否かを判定する(ステップS73)。
一方、ステップS73において、確定ボタン283を選択する入力操作がなされていないと判定された場合(ステップS73;NO)、CPU11は、処理をステップS72へ戻す。
第2のロット割当処理が呼び出されると、CPU11は、セット商品コード入力領域253入力されたセット商品コード又はセット商品名入力領域254に入力された商品名に基づきロット管理テーブル134を参照して、対象商品の現存するロット番号で且つ割当可能なロット番号を割当候補としたロット割当画面29を表示部15に表示させる(ステップS81)。ここで、割当可能なロット番号とは、期限状態が期限切れの状態ではないロット番号を意味する。
ロット割当画面29では、対象商品「昆布醤油」のロット番号の割当候補一覧表291、確定ボタン292、ロット追加ボタン293及び取消ボタン294が表示されている。割当候補一覧表291の「ロット番号」、「期限」、「期限状態」、「入荷単位」、「バラ数量」の各項目では、ロット管理テーブル134に基づいて、対象商品「昆布醤油」(商品コード「000055」)に対応する情報が表示されるようになっている。また、割当候補一覧表291の「引当数量」の項目では、セット商品「お中元ギフト」を解体する際に使用する対象商品「昆布醤油」の使用数量(例えば、「20」)が番号「1」に対応する欄に仮入力された状態で表示されるようになっている。
ユーザは、操作部14に対する入力操作を行うことで、割当候補一覧表291の「引当数量」の項目の値を変更することができる。
一方、ステップS82において、取消ボタン294を選択する入力操作がなされていないと判定された場合(ステップS82;NO)、CPU11は、ロット割当画面29においてロット追加ボタン293を選択する入力操作がなされたか否かを判定する(ステップS83)。
一方、ステップS83において、ロット追加ボタン293を選択する入力操作がなされていないと判定された場合(ステップS83;NO)、CPU11は、ステップS84をスキップして、処理をステップS85へ進める。
一方、ステップS85において、確定ボタン292を選択する入力操作がなされていないと判定された場合(ステップS65;NO)、CPU11は、処理をステップS82へ戻す。
なお、セット商品として「お中元ギフト」を解体する場合、当該セット商品を構成する「昆布醤油」、「生醤油」、「かつお節」のそれぞれについて第2のロット割当処理が実行されることとなる。
したがって、販売管理装置1によれば、セット商品を構成する各商品に割り当てられていた元のロット番号があるか否かに応じて、当該セット商品を構成する各商品を割り当てるロット番号の候補を異ならせて表示させることで、状況に応じた適切なロット番号を効率良く指定することができるようになるので、当該各商品のロット番号の割り当てを簡便にすることができる。
したがって、販売管理装置1によれば、解体された各商品を元のロット番号へ戻す場合、当該各商品のロット番号の割り当てをより簡便にすることができる。
したがって、販売管理装置1によれば、状況に応じた適切なロット番号を効率良く指定することができるようになるので、当該各商品のロット番号の割り当てをより簡便にすることができる。
例えば、販売管理装置1は、種々の商品の販売管理におけるセット商品の作成・解体に適用することができる。例えば、使用期限が定められている電池や化粧品などの消耗品、及びモデルチェンジによる販売期限が定められている電化製品などの販売管理業務に販売管理装置1を適用しても良い。したがって、商品に係る期限は、消費期限に限られず、使用期限や販売期限などであっても良い。また、商品に係る期限は、日を単位としたものに限られず、週、月及び年などを単位とする期限であっても良い。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
〔付記〕
<請求項1>
複数の商品の組み合わせからなるセット商品の解体処理が行われる際、当該セット商品を構成する各商品を割り当てるロット番号の候補を一覧で表示させる表示制御手段を備え、
前記表示制御手段は、前記セット商品が作成された際に登録されるセット商品登録履歴情報に、当該セット商品を構成する各商品に割り当てられていた元のロット番号があるか否かに応じて、前記一覧を異ならせて表示させることを特徴とする情報処理装置。
<請求項2>
前記表示制御手段は、前記セット商品登録履歴情報に前記各商品に割り当てられていた元のロット番号がある場合、当該元のロット番号を前記候補として表示させることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
<請求項3>
前記表示制御手段は、前記セット商品登録履歴情報に前記各商品に割り当てられていた元のロット番号がない場合、現存するロット番号を前記候補として表示させることを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
<請求項4>
前記表示制御手段は、前記一覧に新規のロット番号を追加するためのロット追加ボタンを表示させることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の情報処理装置。
<請求項5>
前記表示制御手段は、前記ロット追加ボタンの押下操作がなされた場合、前記一覧に前記新規ロット番号を追加する入力操作を受け付けるための受付画面を表示させることを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
<請求項6>
情報処理装置のコンピュータを、
複数の商品の組み合わせからなるセット商品の解体処理が行われる際、当該セット商品を構成する各商品を割り当てるロット番号の候補を一覧で表示させる表示制御手段として機能させ、
前記表示制御手段は、前記セット商品が作成された際に登録されるセット商品登録履歴情報に、当該セット商品を構成する各商品に割り当てられていた元のロット番号があるか否かに応じて、前記一覧を異ならせて表示させることを特徴とするプログラム。
11 CPU(表示制御手段)
12 RAM
13 記憶部
14 操作部
15 表示部
16 通信部
17 バス
Claims (6)
- 複数の商品の組み合わせからなるセット商品の解体処理が行われる際、当該セット商品を構成する各商品を割り当てるロット番号の候補を一覧で表示させる表示制御手段を備え、
前記表示制御手段は、前記セット商品が作成された際に登録されるセット商品登録履歴情報に、当該セット商品を構成する各商品に割り当てられていた元のロット番号があるか否かに応じて、前記一覧を異ならせて表示させることを特徴とする情報処理装置。 - 前記表示制御手段は、前記セット商品登録履歴情報に前記各商品に割り当てられていた元のロット番号がある場合、当該元のロット番号を前記候補として表示させることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
- 前記表示制御手段は、前記セット商品登録履歴情報に前記各商品に割り当てられていた元のロット番号がない場合、現存するロット番号を前記候補として表示させることを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
- 前記表示制御手段は、前記一覧に新規のロット番号を追加するためのロット追加ボタンを表示させることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の情報処理装置。
- 前記表示制御手段は、前記ロット追加ボタンの押下操作がなされた場合、前記一覧に前記新規ロット番号を追加する入力操作を受け付けるための受付画面を表示させることを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
- 情報処理装置のコンピュータを、
複数の商品の組み合わせからなるセット商品の解体処理が行われる際、当該セット商品を構成する各商品を割り当てるロット番号の候補を一覧で表示させる表示制御手段として機能させ、
前記表示制御手段は、前記セット商品が作成された際に登録されるセット商品登録履歴情報に、当該セット商品を構成する各商品に割り当てられていた元のロット番号があるか否かに応じて、前記一覧を異ならせて表示させることを特徴とするプログラム。
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