JP7332752B2 - 手配工程管理装置、手配工程管理方法、および、手配工程管理プログラム - Google Patents

手配工程管理装置、手配工程管理方法、および、手配工程管理プログラム Download PDF

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Description

本発明は、手配工程管理装置、手配工程管理方法、および、手配工程管理プログラムに関する。
特許文献1には、BOM(Bill Of Materials)に基づいて、部品手配を行い、部品手配の進捗管理を行う構成が開示されている。
特開2001-331535号公報
しかしながら、上記特許文献1においては、BOMを前提とする管理方法であるため、材料(錆ぐあい、および/または、熱処理等)および加工業者等により順番が都度変わり、且つ、機械製造業務のような部品表という概念がない加工業務に適用することができないという課題があった。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、受注に応じてかける材料手配、移動手配および加工手配の各手配工程を管理することで、それぞれの手配工程の進捗管理を行う手配工程管理装置、手配工程管理方法、および、手配工程管理プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る手配工程管理装置は、記憶部と制御部とを備えた手配工程管理装置であって、前記記憶部は、製品の受注番号を含む受注データを記憶する受注データ記憶手段、を備え、前記制御部は、前記受注データに基づいて、前記受注番号に紐付けた材料手配データを入力させるように制御し、ユーザにより入力された前記材料手配データを取得する材料手配取得手段と、前記受注データに基づいて、前記受注番号に紐付けた加工手配データを入力させるように制御し、前記ユーザにより入力された前記加工手配データを取得する加工手配取得手段と、前記受注データに基づいて、前記受注番号に紐付けた移動手配データを入力させるように制御し、前記ユーザにより入力された前記移動手配データを取得する移動手配取得手段と、前記ユーザに材料手配、加工手配および移動手配の進捗確認を入力させるように制御し、前記製品の手配工程の進捗管理を行う進捗管理手段と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明に係る手配工程管理装置は、前記材料手配データは、更に、入荷完了区分および仕入完了区分を含み、前記進捗管理手段は、前記ユーザに前記材料手配、前記加工手配および前記移動手配の前記進捗確認を入力させるように制御し、前記ユーザにより前記入荷完了区分および/または前記仕入完了区分が未完了から完了に変更された場合、前記材料手配データを更新することで前記材料手配の前記手配工程の進捗管理を行うことを特徴とする。
また、本発明に係る手配工程管理装置は、前記加工手配データは、更に、加工完了区分を含み、前記進捗管理手段は、前記ユーザに前記材料手配、前記加工手配および前記移動手配の前記進捗確認を入力させるように制御し、前記ユーザにより前記加工完了区分が未完了から完了に変更された場合、前記加工手配データを更新することで前記加工手配の前記手配工程の進捗管理を行うことを特徴とする。
また、本発明に係る手配工程管理装置は、前記移動手配データは、更に、移動手配完了区分を含み、前記進捗管理手段は、前記ユーザに前記材料手配、前記加工手配および前記移動手配の前記進捗確認を入力させるように制御し、前記ユーザにより前記移動手配完了区分が未完了から完了に変更された場合、前記移動手配データを更新することで前記移動手配の前記手配工程の進捗管理を行うことを特徴とする。
また、本発明に係る手配工程管理装置は、前記受注番号は、前記材料手配データに含まれる材料手配番号、前記加工手配データに含まれる加工手配番号、および、前記移動手配データに含まれる移動手配番号と紐づけられていることを特徴とする。
また、本発明に係る手配工程管理装置は、前記受注データは、前記製品の受注数量を含み、前記制御部は、前記製品の受注数量に対して必要な各材料の材料資産受払数量を算出し、前記材料資産受払数量と前記各材料の材料原価金額と前記材料のロット番号とを含む加工払出明細データを取得する加工払出明細取得手段と、前記製品への前記材料原価金額の按分比率を取得し、前記製品の加工資産受払数量と、前記材料原価金額の合計金額に当該按分比率を乗じた按分材料原価金額と、前記加工手配番号と、前記ロット番号とを含む加工受入明細データを取得する加工受入明細取得手段と、を更に備えたことを特徴とする。
また、本発明に係る手配工程管理装置は、前記制御部は、前記材料手配データ、前記加工手配データ、および/または、前記移動手配データを表示させる手配データ表示手段、を更に備えたことを特徴とする。
また、本発明に係る手配工程管理方法は、記憶部と制御部とを備えた手配工程管理装置に実行させるための手配工程管理方法であって、前記記憶部は、製品の受注番号を含む受注データを記憶する受注データ記憶手段、を備え、前記制御部で実行させる、前記受注データに基づいて、前記受注番号に紐付けた材料手配データを入力させるように制御し、ユーザにより入力された前記材料手配データを取得する材料手配取得ステップと、前記受注データに基づいて、前記受注番号に紐付けた加工手配データを入力させるように制御し、前記ユーザにより入力された前記加工手配データを取得する加工手配取得ステップと、前記受注データに基づいて、前記受注番号に紐付けた移動手配データを入力させるように制御し、前記ユーザにより入力された前記移動手配データを取得する移動手配取得ステップと、前記ユーザに材料手配、加工手配および移動手配の進捗確認を入力させるように制御し、前記製品の手配工程の進捗管理を行う進捗管理ステップと、を含むことを特徴とする。
また、本発明に係る手配工程管理プログラムは、記憶部と制御部とを備えた手配工程管理装置に実行させるための手配工程管理プログラムであって、前記記憶部は、製品の受注番号を含む受注データを記憶する受注データ記憶手段、を備え、前記制御部において、前記受注データに基づいて、前記受注番号に紐付けた材料手配データを入力させるように制御し、ユーザにより入力された前記材料手配データを取得する材料手配取得ステップと、前記受注データに基づいて、前記受注番号に紐付けた加工手配データを入力させるように制御し、前記ユーザにより入力された前記加工手配データを取得する加工手配取得ステップと、前記受注データに基づいて、前記受注番号に紐付けた移動手配データを入力させるように制御し、前記ユーザにより入力された前記移動手配データを取得する移動手配取得ステップと、前記ユーザに材料手配、加工手配および移動手配の進捗確認を入力させるように制御し、前記製品の手配工程の進捗管理を行う進捗管理ステップと、を実行させることを特徴とする。
本発明によれば、受注より手配をかける材料手配(対外的に発注、または、社内的に移動もしくは無償支給等)、加工手配(対外的に加工依頼、または、社内的に加工指示等)、および、移動手配(各会社間、または、自社倉庫間等)の工程を管理することで、各手配工程の進捗管理をすることができるという効果を奏する。また、本発明によれば、加工業務において受注より紐付けされた材料を指定することができるため、個別発注した材料を加工業務で明示的に指定し原価積算することで、個別原価管理ができるという効果を奏する。すなわち、本発明によれば、個別手配の番号で紐づく管理のため、個別原価管理が可能となる。また、本発明によれば、製品を組み立てする為の工程管理ではなく、発注、移動および加工を作業に絡めた工程管理を行うことができるという効果を奏する。
図1は、本実施形態における加工工程の一例を示すイメージ図である。 図2は、本実施形態における加工工程管理の一例を示す図である。 図3は、手配工程管理装置の構成の一例を示すブロック図である。 図4は、本実施形態における手配工程管理装置の処理の一例を示すフローチャートである。 図5は、本実施形態における受注データの一例を示す図である。 図6は、本実施形態における手配データの一例を示す図である。 図7は、本実施形態における手配工程管理の一例を示す図である。 図8は、本実施形態における手配工程管理の一例を示す図である。 図9は、本実施形態における表示画面の一例を示す図である。 図10は、本実施形態における表示画面の一例を示す図である。 図11は、本実施形態における表示画面の一例を示す図である。 図12は、本実施形態における表示画面の一例を示す図である。
本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、本発明は本実施形態により限定されるものではない。
[1.概要]
まず、図1および図2を参照して、本発明の概要を説明する。
従来から、鉄鋼業界におけるプレイヤーとしては、高炉メーカー、1次店、2次店および加工業専業が存在するが、特に1次店および2次店の業務としては、鋼材問屋としての業務、加工業務、または、メーカー紐づけによる加工業務等の多岐に渡るだけでなく、加工の各工程を自社内または社外で渡り加工を行い、社外から客先へ納入する場合もある。
このように、従来、鉄鋼業界等では、自社の保有する設備に加工内容が依存するため、保有しない設備での加工が必要となった場合、外注加工を依頼するため、渡り加工を行うケースが多く、その際、複数工程を渡り歩くケースも多かった。また、従来、ターゲットである2次店に関しては、切断工程を自社で行い、それ以外の工程を外注するケースが多くあり、そのまま自社倉庫を経由する事なく受注先に納入するケースも多くあった。
ここで、従来の一般的な生産管理システムでは、材料費(材料原価金額)を製造番号(受注番号)へ投入していく仕組み(経理的側面だけ管理)であるため、投入することで加工をしたとみなす管理手法となっており、機械業のような部品を投入し大きな1点もの(船または重機等)を製造する場合、利用可能であるが、鉄鋼業等のように材料(母材)から残材が残るような場合、残材の管理ができず、また、材料等が外注先へ渡る場合、進捗が不透明であった。
また、従来の一般的な生産管理システムにおいては、BOMありきのシステムであったため、鋼材系の加工業務および個別取引においてBOMを都度マスタ化する必要があった。
そこで、本実施形態においては、材料発注、材料移動、および、加工の物流上の手配工程を絡めた工程管理を行うことを可能としている。
ここで、図1および図2を参照して、本実施形態における手配工程の一例について説明する。図1は、本実施形態における加工工程の一例を示すイメージ図である。図2は、本実施形態における加工工程管理の一例を示す図である。
図1には、母材から製品A、製品Bおよび製品Cへの加工手配がされ、製品Aから製品Dへの加工手配がされる鉄鋼の加工工程が示してある。そして、図2に示すように、本実施形態においては、図1に示す加工工程の管理として、初工程における母材の払出の進捗管理ならびに製品A、製品Bおよび製品Cの出来上がりの進捗管理を行い、最終工程における製品Aの払出の進捗管理および製品Dの出来上がりの進捗管理を行ってもよい。ここで、本実施形態においては、母材の仕入先への発注または母材の他拠点倉庫からの手配等の材料手配の手配工程の進捗管理を行ってもよい。また、本実施形態においては、母材、製品A、製品Bまたは製品Cの内部の倉庫間移動または外注先間の移動等の移動手配の手配工程の進捗管理を行ってもよい。
[2.構成]
本実施形態に係る手配工程管理装置100の構成の一例について、図3を参照して説明する。図3は、手配工程管理装置100の構成の一例を示すブロック図である。
手配工程管理装置100は、市販のデスクトップ型パーソナルコンピュータである。なお、手配工程管理装置100は、デスクトップ型パーソナルコンピュータのような据置型情報処理装置に限らず、市販されているノート型パーソナルコンピュータ、PDA(Personal Digital Assistants)、スマートフォン、タブレット型パーソナルコンピュータなどの携帯型情報処理装置であってもよい。
手配工程管理装置100は、制御部102と通信インターフェース部104と記憶部106と入出力インターフェース部108と、を備えている。手配工程管理装置100が備えている各部は、任意の通信路を介して通信可能に接続されている。
通信インターフェース部104は、ルータ等の通信装置および専用線等の有線または無線の通信回線を介して、手配工程管理装置100をネットワーク300に通信可能に接続する。通信インターフェース部104は、他の装置と通信回線を介してデータを通信する機能を有する。ここで、ネットワーク300は、手配工程管理装置100とサーバ200とを相互に通信可能に接続する機能を有し、例えばインターネットやLAN(Local Area Network)等である。
記憶部106には、各種のデータベース、テーブル、およびファイルなどが格納される。記憶部106には、OS(Operating System)と協働してCPU(Central Processing Unit)に命令を与えて各種処理を行うためのコンピュータプログラムが記録される。記憶部106として、例えば、RAM(Random Access Memory)・ROM(Read Only Memory)等のメモリ装置、ハードディスクのような固定ディスク装置、フレキシブルディスク、および光ディスク等を用いることができる。記憶部106は、受注データファイル106aと、手配データファイル106bとを備えている。
受注データファイル106aは、製品の受注番号を含む受注データを記憶する。ここで、受注データは、製品の受注数量を含んでいてもよい。また、受注データは、受注番号、ユーザ取引区分、事業所コード、部門コード、担当者コード、受注日時(受注日)、会計日時(会計年月)、出荷日時、納品日時、得意先コード、得意先名、請求先コード、請求先名、納入先コード、納入先名、出荷指示完了区分、出荷完了区分および/または売上完了区分等を含む受注ヘッダデータを含んでいてもよい。また、受注データは、受注番号、受注行番号、ユーザ取引区分、商品コード、商品名、規格、商品変動特性数値、受注数量(受注数)、単位コード、資産受注数量(資産受注数)、資産単位コード、単価単位区分、売上単価、売上金額および/または売上消費税額等を含む受注明細データを含んでいてもよい。また、受注データは、受注番号、受注行番号、受注行詳細番号、商品コード、商品変動特性数値、ロット番号、チャージNO、受注数量(受注数)、単位コード、資産受注数量(資産受注数)、資産単位コード、原価単価および/または原価金額等を含む受注明細データを含んでいてもよい。
手配データファイル106bは、受注番号に紐付けた手配データ、受注番号に紐付けた材料手配データ、受注番号に紐付けた加工手配データ、および/または、受注番号に紐付けた移動手配データを記憶する。ここで、手配データは、手配番号、事業所コード、部門コード、担当者コード、手配入力日時(手配入力日)、会計日時(会計年月)、手配処理番号、受注番号、受注行番号および/または受注詳細番号等を含む手配明細データを含んでいてもよい。また、手配データは、手配番号、手配工程番号、ユーザ取引区分および/または手配先伝票番号等を含む手配詳細データを含んでいてもよい。
また、材料手配データは、手配番号、手配工程番号、材料手配番号(発注番号)、ユーザ取引区分、事業所コード、部門コード、担当者コード、材料手配日時(発注日)、会計日時(会計年月)、入荷予定日時(入荷予定日)、仕入先コード、仕入先名、支払先コード、支払先名、入荷完了区分、仕入完了区分、倉庫コードおよび/または倉庫名等を含む材料手配ヘッダデータ(発注ヘッダデータ)を含んでいてもよい。また、材料手配データは、材料手配番号(発注番号)、材料手配行番号(発注行番号)、ユーザ取引区分、商品コード、商品名、規格、商品変動特性数値、材料手配数量(発注数)、単位コード、資産手配数量(資産発注数)、資産単位コード、単価単位区分、仕入単価、仕入金額および/または仕入消費税額等を含む材料手配明細データ(発注明細データ)を含んでいてもよい。また、材料手配データは、材料手配番号(発注番号)、材料手配行番号(発注行番号)、材料手配行詳細番号(発注行詳細番号)、商品コード、商品変動特性数値、ロット番号、チャージNO、材料手配数量(発注数)、単位コード、資産手配数量(資産発注数)、資産単位コード、原価単価および/または原価金額等を含む材料手配詳細データ(発注詳細データ)を含んでいてもよい。
また、加工手配データは、手配番号、手配工程番号、加工手配番号(加工依頼番号)、ユーザ取引区分、事業所コード、部門コード、担当者コード、加工手配日時(加工依頼日)、会計日時(会計年月)、加工納期、払出倉庫コード、払出倉庫名、入庫倉庫コード、入庫倉庫名および/または加工完了区分等を含む加工手配ヘッダデータ(加工依頼ヘッダデータ)を含んでいてもよい。また、加工手配データは、加工手配番号(加工依頼番号)、加工手配行番号(加工依頼行番号)、ユーザ取引区分、商品コード、商品名、規格、商品変動特性数値、加工手配数量(加工依頼数)、単位コード、資産加工手配数量(資産加工依頼数)、資産単位コード、原価単価および/または原価金額等を含む加工手配明細データ(加工依頼明細データ)を含んでいてもよい。また、加工手配データは、加工手配番号(加工依頼番号)、加工手配行番号(加工依頼行番号)、加工手配行詳細番号(加工依頼行詳細番号)、商品コード、商品変動特性数値、ロット番号、チャージNO、加工手配数量(加工依頼数)、単位コード、資産加工手配数量(資産加工依頼数)、資産単位コード、原価単価および/または原価金額等を含む加工手配詳細データ(加工依頼詳細データ)を含んでいてもよい。
また、移動手配データは、手配番号、手配工程番号、移動手配番号(移動依頼番号)、ユーザ取引区分、事業所コード、部門コード、担当者コード、移動依頼日時(移動依頼日)、会計日時(会計年月)、出荷予定日時(出荷予定日)、入荷予定日時(入荷予定日)、払出倉庫コード、払出倉庫名、入庫倉庫コード、入庫倉庫名および/または移動手配完了区分(移動依頼完了区分)等を含む移動手配ヘッダデータ(移動依頼ヘッダデータ)を含んでいてもよい。また、移動手配データは、移動手配番号(移動依頼番号)、移動手配行番号(移動依頼行番号)、ユーザ取引区分、商品コード、商品名、規格、商品変動特性数値、移動手配数量(移動依頼数)、単位コード、資産移動手配数量(資産移動依頼数)、資産単位コード、原価単価および/または原価金額等を含む移動手配明細データ(移動依頼明細データ)を含んでいてもよい。また、移動手配データは、移動手配番号(移動依頼番号)、移動手配行番号(移動依頼行番号)、移動手配行詳細番号(移動依頼行詳細番号)、商品コード、商品変動特性数値、ロット番号、チャージNO、移動手配数量(移動依頼数)、単位コード、資産移動手配数量(資産移動依頼数)、資産単位コード、原価単価および/または原価金額等を含む移動手配詳細データ(移動依頼詳細データ)を含んでいてもよい。
入出力インターフェース部108には、入力装置112および出力装置114が接続されている。出力装置114には、モニタ(タッチパネルを含む)の他、スピーカやプリンタを用いることができる。入力装置112には、キーボード、マウス、およびマイクの他、マウスと協働してポインティングデバイス機能を実現するモニタを用いることができる。なお、以下では、出力装置114をモニタ114またはプリンタ114とし、入力装置112をキーボード112またはマウス112として記載する場合がある。
制御部102は、手配工程管理装置100を統括的に制御するCPU等である。制御部102は、OS等の制御プログラム・各種の処理手順等を規定したプログラム・所要データなどを格納するための内部メモリを有し、格納されているこれらのプログラムに基づいて種々の情報処理を実行する。制御部102は、機能概念的に、受注データ取得部102aと、材料手配取得部102bと、加工手配取得部102cと、移動手配取得部102dと、進捗管理部102eと、加工払出明細取得部102fと、加工受入明細取得部102gと、手配データ表示部102hとを備えている。
受注データ取得部102aは、製品の受注番号および/または受注数量を含む受注データを取得する。ここで、受注データ取得部102aは、受注データを受注データファイル106aに格納してもよい。また、受注データ取得部102aは、受注データに基づいて、受注番号に紐付けた手配データを取得(作成)してもよい。また、受注データ取得部102aは、手配データを手配データファイル106bに格納してもよい。
材料手配取得部102bは、受注データに基づいて、受注番号に紐付けた材料手配データを入力させるように制御し、ユーザにより入力された材料手配データを取得する。ここで、受注番号は、材料手配データに含まれる材料手配番号と紐づけられていてもよい。
加工手配取得部102cは、受注データに基づいて、受注番号に紐付けた加工手配データを入力させるように制御し、ユーザにより入力された加工手配データを取得する。ここで、受注番号は、加工手配データに含まれる加工手配番号と紐づけられていてもよい。
移動手配取得部102dは、受注データに基づいて、受注番号に紐付けた移動手配データを入力させるように制御し、ユーザにより入力された移動手配データを取得する。ここで、受注番号は、移動手配データに含まれる移動手配番号と紐づけられていてもよい。
進捗管理部102eは、ユーザに材料手配、加工手配および移動手配の進捗確認を入力させるように制御し、製品の手配工程の進捗管理を行う。ここで、進捗管理部102eは、ユーザに材料手配、加工手配および移動手配の進捗確認を入力させるように制御し、ユーザにより入荷完了区分および/または仕入完了区分が未完了から完了に変更された場合、材料手配データを更新することで材料手配の手配工程の進捗管理を行ってもよい。また、進捗管理部102eは、ユーザに材料手配、加工手配および移動手配の進捗確認を入力させるように制御し、ユーザにより加工完了区分が未完了から完了に変更された場合、加工手配データを更新することで加工手配の手配工程の進捗管理を行ってもよい。また、進捗管理部102eは、ユーザに材料手配、加工手配および移動手配の進捗確認を入力させるように制御し、ユーザにより移動手配完了区分が未完了から完了に変更された場合、移動手配データを更新することで移動手配の手配工程の進捗管理を行ってもよい。
加工払出明細取得部102fは、製品の受注数量に対して必要な各材料の材料資産受払数量を算出し、材料資産受払数量と各材料の材料原価金額(材料費)と材料のロット番号とを含む加工払出明細データを取得する。ここで、加工払出明細取得部102fは、製品の受注数量に対して必要な各材料の材料資産受払数量を算出し、材料資産受払数量と各材料の材料原価金額と材料のロット番号とを含む加工払出明細データを取得してもよい。ここで、加工払出明細取得部102fは、更に、製品の受注数量に対して必要な労務費を算出し、労務費の労務費金額を含む加工払出明細データを取得してもよい。また、加工払出明細取得部102fは、更に、製品の受注数量に対して必要な経費を算出し、経費の経費金額を含む加工払出明細データを取得してもよい。なお、加工払出明細データは、加工番号、加工行番号、ユーザ取引区分、商品コード、商品名、規格、長さ、受入数、単位コード、材料資産受払数量(資産受払数等)、資産単位コード、原価単価、原価金額(材料原価金額、労務費金額および/または経費金額等)、加工完了区分、ロット番号、および/または、チャージNO等を含んでいてもよい。
加工受入明細取得部102gは、製品への材料原価金額の按分比率を取得し、製品の加工資産受払数量と、材料原価金額の合計金額に当該按分比率を乗じた按分材料原価金額と、加工手配番号と、ロット番号とを含む加工受入明細データを取得する。ここで、加工受入明細取得部102gは、製品ならびに当該製品の副産物および/もしくは連産品への材料原価金額の按分比率を取得し、製品ならびに副産物および/もしくは連産品の加工資産受払数量と、材料原価金額の合計金額に当該按分比率を乗じた按分材料原価金額と、加工手配番号と、ロット番号とを含む加工受入明細データを取得してもよい。ここで、加工受入明細取得部102gは、材料から残材が生じる場合、製品ならびに副産物および/または連産品への材料原価金額の按分比率を取得し、製品、副産物および/もしくは連産品ならびに残材の加工資産受払数量と、合計金額に残材の比率を乗じた残材原価金額と、材料原価金額から残材原価金額を引いた差分金額に当該按分比率を乗じた按分材料原価金額と、加工手配番号と、ロット番号とを含む加工受入明細データを取得してもよい。
ここで、按分比率は、製品、副産物または連産品の加工資産受払数量を、製品、副産物および連産品の加工資産受払数量の合計数量で、割った値であってもよい。また、按分比率は、製品、副産物または連産品の加工資産受払数量を歩留で割った値である按分基準値を、製品、副産物および連産品の加工資産受払数量の合計数量を歩留で割った値であってもよい。ここで、加工受入明細データは、按分基準値を含んでもよい。また、按分比率または按分基準値は、ユーザにより(入力装置112を介して)任意に設定された値であってもよい。
また、加工受入明細取得部102gは、更に、製品ならびに当該製品の副産物および/もしくは連産品への労務費金額の按分比率を取得し、労務費金額に当該按分比率を乗じた按分労務費金額を含む加工受入明細データを取得してもよい。また、加工受入明細取得部102gは、更に、製品ならびに当該製品の副産物および/もしくは連産品への経費金額の按分比率を取得し、経費金額に当該按分比率を乗じた按分経費金額を含む加工受入明細データを取得してもよい。なお、加工受入明細データは、加工番号、加工行番号、ユーザ取引区分、商品コード、商品名、規格、長さ、受入数、単位コード、加工資産受払数量(資産受払数等)、資産単位コード、按分比率、按分基準値、原価単価、原価金額(按分材料原価金額等)、加工完了区分、製品区分、加工数、加工単価、加工金額(按分労務費金額および/または按分経費金額等)、製造原価(製品原価等)、加工手配番号、加工手配行番号、ロット番号、および/または、チャージNO等を含んでいてもよい。
手配データ表示部102hは、材料手配データ、加工手配データ、および/または、移動手配データを(出力装置114に)表示させる。ここで、手配データ表示部102hは、更に、加工ヘッダデータ、加工払出明細データ、加工受入明細データ、受注データ(受注ヘッダデータ、受注明細データおよび/または受注詳細データ)、仕入データ(仕入ヘッダデータ、仕入明細データおよび/または仕入詳細データ)、および/または、売上データ(売上ヘッダデータ、売上明細データおよび/または売上詳細データ)を(出力装置114に)表示させてもよい。
なお、制御部102は、更に、受注データに基づいて、仕入データ、および/または、売上データ等を取得(作成)する手段を備えていてもよい。
[3.具体例]
本実施形態の具体例について、図4から図12を参照して説明する。
[手配工程管理処理]
ここで、図4を参照して、本実施形態における手配工程管理処理の一例について説明する。図4は、本実施形態における手配工程管理装置100の処理の一例を示すフローチャートである。
図4に示すように、受注データ取得部102aは、得意先から提示された製品の受注番号および受注数量、ならびに、当該得意先の得意先データ等を含む受注データを取得し、当該受注データに基づいて、受注番号に紐付けた手配明細データおよび手配詳細データを含む手配データを作成する(ステップSA-1)。
そして、材料手配取得部102bは、受注データに基づいて、受注番号に紐付けた材料手配データを入力させるように出力装置114を表示制御し、ユーザにより入力装置112を介して入力された発注番号、入荷完了区分および仕入完了区分を含む材料手配データを取得する(ステップSA-2)。
そして、加工手配取得部102cは、受注データおよび材料手配データに基づいて、受注番号に紐付けた加工手配データを入力させるように出力装置114を表示制御し、ユーザにより入力装置112を介して入力された加工依頼番号および加工完了区分を含む加工手配データを取得する(ステップSA-3)。
そして、移動手配取得部102dは、受注データ、残量手配データおよび加工手配データに基づいて、受注番号に紐付けた移動手配データを入力させるように出力装置114を表示制御し、ユーザにより入力装置112を介して入力された移動依頼番号および移動依頼完了区分を含む移動手配データを取得する(ステップSA-4)。
そして、進捗管理部102eは、ユーザに材料手配、加工手配および移動手配の進捗確認を入力させるように出力装置114を表示制御し、ユーザにより入力装置112を介して入荷完了区分および/または仕入完了区分が未完了から完了に変更された場合、材料手配データを更新し、ユーザにより入力装置112を介して加工完了区分が未完了から完了に変更された場合、加工手配データを更新し、ユーザにより入力装置112を介して移動手配完了区分が未完了から完了に変更された場合、移動手配データを更新することで手配工程(手配明細データ)の進捗管理を行い(ステップSA-5)、全ての手配工程が完了した場合、処理を終了する。
ここで、図5から図12を参照して、本実施形態における手配工程管理処理の詳細について説明する。
まず、図5から図8を参照して、本実施形態における手配工程管理処理の一例について説明する。図5は、本実施形態における受注データの一例を示す図である。図6は、本実施形態における手配データの一例を示す図である。図7および図8は、本実施形態における手配工程管理の一例を示す図である。
本実施形態においては、製品受注の、担当事業所が東京営業所(コード:10)、担当部門が東京営業1課(101)、担当者が営業担当(101001)、得意先がA得意先(100)、請求先がA請求先(100)、納入先がA納入先場所(10001)、仕入先がB仕入先(200)、且つ、支払先がB支払先(200)である場合、図5に示すように、受注番号を含む受注ヘッダデータ、受注番号および受注数を含む受注明細データ、ならびに、受注番号および受注数を含む受注詳細データを含む受注データが取得され、図6に示すように、受注番号および手配番号を含む手配明細データ、ならびに、受注番号に紐付けられた手配番号および手配先伝票番号(発注番号、加工依頼番号および移動依頼番号)を含む手配詳細データを含む手配データが作成される。
そして、図7に示すように、本実施形態においては、受注番号に紐付けられた発注番号、仕入先名、支払先名、入荷完了区分および仕入完了区分を含む発注ヘッダデータ、受注番号に紐付けられた発注番号を含む発注明細データ、ならびに、受注番号に紐付けられた発注番号を含む発注詳細データを含む材料手配データが取得され、受注番号に紐付けられた加工依頼番号および加工完了区分を含む加工依頼ヘッダデータ、受注番号に紐付けられた加工依頼番号を含む加工依頼明細データ、ならびに、受注番号に紐付けられた加工依頼番号を含む加工依頼詳細データを含む加工手配データが取得され、受注番号に紐付けられた移動依頼番号および移動依頼完了区分を含む移動依頼ヘッダデータ、受注番号に紐付けられた移動依頼番号を含む移動依頼明細データ、ならびに、受注番号に紐付けられた移動依頼番号を含む移動依頼詳細データを含む移動手配データが取得される。
また、図8に示すように、本実施形態においては、材料手配データに含まれる発注番号が仕入データ(仕入ヘッダデータ、仕入明細データ、および、ロット番号を含む仕入詳細データ)に含まれ、加工手配データに含まれる加工依頼番号が内作(加工実績)データ(ロット番号を含む加工受入明細データ)に含まれ、ロット番号が売上データ(売上詳細データ)に含まれるように作成することで、材料手配から加工手配および移動手配まで発注番号およびロット番号等で紐付けされるため、各手配工程の進捗管理と伴に原価把握が可能となる。
また、図9から図12を参照して、本実施形態における表示画面の一例について説明する。図9から図12は、本実施形態における表示画面の一例を示す図である。
図9に示すように、本実施形態においては、製品の加工受入明細データを表示する受入欄、製品の加工払出明細データを表示する払出欄、および、残材の加工払出明細データを表示する残材欄、ならびに、加工依頼明細データを含む加工手配データの表示を展開させるための加工依頼展開ボタン、および、受注明細データを含む受注データの表示を展開させるための受注明細展開ボタン等を含む加工入力画面を出力装置114に表示させてもよい。
また、図10に示すように、本実施形態においては、発注から加工依頼および移動依頼まで、受入側および払出側の全ての工程をロットトレースで紐づけしていくためのロット番号を、ユーザに入力装置112を介して入力させるためのテキストボックスを含む加工内訳入力画面を出力装置114に表示させてもよい。
また、図11に示すように、本実施形態においては、ユーザに材料手配工程、加工手配工程および移動手配工程の進捗を確認させるための手配工程進捗照会画面を出力装置114に表示させてもよい。また、図12に示すように、本実施形態においては、材料手配明細データ、加工手配明細データおよび移動手配明細データを入力または修正するための手配明細入力画面を出力装置114に表示させてもよい。
[4.他の実施形態]
本発明は、上述した実施形態以外にも、特許請求の範囲に記載した技術的思想の範囲内において種々の異なる実施形態にて実施されてよいものである。
例えば、実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。
また、本明細書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各処理の登録データや検索条件等のパラメータを含む情報、画面例、データベース構成については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
また、手配工程管理装置100に関して、図示の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。
例えば、手配工程管理装置100が備える処理機能、特に制御部102にて行われる各処理機能については、その全部または任意の一部を、CPUおよび当該CPUにて解釈実行されるプログラムにて実現してもよく、また、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現してもよい。尚、プログラムは、本実施形態で説明した処理を情報処理装置に実行させるためのプログラム化された命令を含む一時的でないコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されており、必要に応じて手配工程管理装置100に機械的に読み取られる。すなわち、ROMまたはHDD(Hard Disk Drive)などの記憶部などには、OSと協働してCPUに命令を与え、各種処理を行うためのコンピュータプログラムが記録されている。このコンピュータプログラムは、RAMにロードされることによって実行され、CPUと協働して制御部を構成する。
また、このコンピュータプログラムは、手配工程管理装置100に対して任意のネットワークを介して接続されたアプリケーションプログラムサーバに記憶されていてもよく、必要に応じてその全部または一部をダウンロードすることも可能である。
また、本実施形態で説明した処理を実行するためのプログラムを、一時的でないコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納してもよく、また、プログラム製品として構成することもできる。ここで、この「記録媒体」とは、メモリーカード、USB(Universal Serial Bus)メモリ、SD(Secure Digital)カード、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(登録商標)(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)、CD-ROM(Compact Disk Read Only Memory)、MO(Magneto-Optical disk)、DVD(Digital Versatile Disk)、および、Blu-ray(登録商標) Disc等の任意の「可搬用の物理媒体」を含むものとする。
また、「プログラム」とは、任意の言語または記述方法にて記述されたデータ処理方法であり、ソースコードまたはバイナリコード等の形式を問わない。なお、「プログラム」は必ずしも単一的に構成されるものに限られず、複数のモジュールやライブラリとして分散構成されるものや、OSに代表される別個のプログラムと協働してその機能を達成するものをも含む。なお、本実施形態に示した各装置において記録媒体を読み取るための具体的な構成および読み取り手順ならびに読み取り後のインストール手順等については、周知の構成や手順を用いることができる。
記憶部106に格納される各種のデータベース等は、RAM、ROM等のメモリ装置、ハードディスク等の固定ディスク装置、フレキシブルディスク、および、光ディスク等のストレージ手段であり、各種処理やウェブサイト提供に用いる各種のプログラム、テーブル、データベース、および、ウェブページ用ファイル等を格納する。
また、手配工程管理装置100は、既知のパーソナルコンピュータまたはワークステーション等の情報処理装置として構成してもよく、また、任意の周辺装置が接続された当該情報処理装置として構成してもよい。また、手配工程管理装置100は、当該装置に本実施形態で説明した処理を実現させるソフトウェア(プログラムまたはデータ等を含む)を実装することにより実現してもよい。
更に、装置の分散・統合の具体的形態は図示するものに限られず、その全部または一部を、各種の付加等に応じてまたは機能負荷に応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。すなわち、上述した実施形態を任意に組み合わせて実施してもよく、実施形態を選択的に実施してもよい。
本発明は、鉄鋼業界等の個別受注による材料手配等を行う業界において有用である。
100 手配工程管理装置
102 制御部
102a 受注データ取得部
102b 材料手配取得部
102c 加工手配取得部
102d 移動手配取得部
102e 進捗管理部
102f 加工払出明細取得部
102g 加工受入明細取得部
102h 手配データ表示部
104 通信インターフェース部
106 記憶部
106a 受注データファイル
106b 手配データファイル
108 入出力インターフェース部
112 入力装置
114 出力装置
200 サーバ
300 ネットワーク

Claims (5)

  1. 記憶部と制御部とを備えた手配工程管理装置であって、
    前記記憶部は、
    製品の受注数量、および、受注番号を含む受注データを記憶する受注データ記憶手段と、
    手配番号、前記受注番号、および、原価金額、手配完了を識別する完了区分を紐付けて設定した、材料手配データならびに加工手配データを記憶する手配データ記憶手段と、
    を備え、
    前記制御部は、
    前記受注データに基づいて、前記受注番号に紐付けた材料手配を入力させるように制御し、ユーザにより入力された前記手配番号、材料の前記原価金額である材料原価金額および未完了の前記完了区分を含む前記材料手配データを取得し、当該材料手配データを前記手配データ記憶手段に登録する材料手配取得手段と、
    前記受注データに基づいて、前記受注番号に紐付けた加工手配を入力させるように制御し、前記ユーザにより入力された前記手配番号および未完了の前記完了区分を含む前記加工手配データを取得し、当該加工手配データを前記手配データ記憶手段に登録する加工手配取得手段と、
    前記ユーザに前記材料手配および前記加工手配の進捗確認を入力させるように制御し、前記ユーザにより前記完了区分が前記未完了から完了に変更された場合、前記手配データ記憶手段に記憶された前記材料手配データおよび/または前記加工手配データに含まれる前記完了区分を前記未完了から前記完了に更新することで前記製品の手配工程の進捗管理を行う進捗管理手段と、
    前記製品の受注数量に対して必要な前記各材料の材料資産受払数量を算出し、前記手配データ記憶手段に記憶された前記材料手配データに基づいて、前記材料資産受払数量と前記各材料の前記材料原価金額と前記材料のロット番号とを含む加工払出明細データを取得する加工払出明細取得手段と、
    前記ユーザにより入力された前記製品の加工資産受払数量を取得し、前記製品への前記材料原価金額の按分比率を取得し、前記加工資産受払数量と、前記材料原価金額の合計金額に当該按分比率を乗じた按分材料原価金額と、前記加工手配の前記手配番号である加工手配番号と、前記ロット番号とを含む加工受入明細データを取得する加工受入明細取得手段と、
    を備え、
    前記按分比率は、
    前記製品の前記加工資産受払数量を、前記製品の前記加工資産受払数量の合計数量で割った値、または、前記製品の前記加工資産受払数量を歩留で割った値である按分基準値を、前記製品の加工資産受払数量の合計数量を前記歩留で割った値であることを特徴とする手配工程管理装置。
  2. 前記受注データ、前記材料手配データ、前記加工手配データ、前記加工払出明細データ、および、前記加工受入明細データは、
    ロット番号を含むことを特徴とする請求項1に記載の手配工程管理装置。
  3. 前記制御部は、
    前記受注データに基づいて、前記受注番号に紐付けた移動手配を入力させるように制御し、前記ユーザにより入力された前記手配番号、前記ロット番号および未完了の前記完了区分を含む移動手配データを取得し、当該移動手配データを前記手配データ記憶手段に登録する移動手配取得手段、
    を更に備え、
    前記進捗管理手段は、
    更に、前記ユーザに前記移動手配の進捗確認を入力させるように制御し、前記ユーザにより前記完了区分が前記未完了から完了に変更された場合、前記手配データ記憶手段に記憶された前記移動手配データに含まれる前記完了区分を前記未完了から前記完了に更新することで前記移動手配の前記手配工程の進捗管理を行うことを特徴とする請求項2に記載の手配工程管理装置。
  4. 記憶部と制御部とを備えた手配工程管理装置に実行させるための手配工程管理方法であって、
    前記記憶部は、
    製品の受注数量、および、受注番号を含む受注データを記憶する受注データ記憶手段と、
    手配番号、前記受注番号、および、原価金額、手配完了を識別する完了区分を紐付けて設定した、材料手配データならびに加工手配データを記憶する手配データ記憶手段と、
    を備え、
    前記制御部で実行させる、
    前記受注データに基づいて、前記受注番号に紐付けた材料手配を入力させるように制御し、ユーザにより入力された前記手配番号、材料の前記原価金額である材料原価金額および未完了の前記完了区分を含む前記材料手配データを取得し、当該材料手配データを前記手配データ記憶手段に登録する材料手配取得ステップと、
    前記受注データに基づいて、前記受注番号に紐付けた加工手配を入力させるように制御し、前記ユーザにより入力された前記手配番号および未完了の前記完了区分を含む前記加工手配データを取得し、当該加工手配データを前記手配データ記憶手段に登録する加工手配取得ステップと、
    前記ユーザに前記材料手配および前記加工手配の進捗確認を入力させるように制御し、前記ユーザにより前記完了区分が前記未完了から完了に変更された場合、前記手配データ記憶手段に記憶された前記材料手配データおよび/または前記加工手配データに含まれる前記完了区分を前記未完了から前記完了に更新することで前記製品の手配工程の進捗管理を行う進捗管理ステップと、
    前記製品の受注数量に対して必要な前記各材料の材料資産受払数量を算出し、前記手配データ記憶手段に記憶された前記材料手配データに基づいて、前記材料資産受払数量と前記各材料の前記材料原価金額と前記材料のロット番号とを含む加工払出明細データを取得する加工払出明細取得ステップと、
    前記ユーザにより入力された前記製品の加工資産受払数量を取得し、前記製品への前記材料原価金額の按分比率を取得し、前記加工資産受払数量と、前記材料原価金額の合計金額に当該按分比率を乗じた按分材料原価金額と、前記加工手配の前記手配番号である加工手配番号と、前記ロット番号とを含む加工受入明細データを取得する加工受入明細取得ステップと、
    を含み、
    前記按分比率は、
    前記製品の前記加工資産受払数量を、前記製品の前記加工資産受払数量の合計数量で割った値、または、前記製品の前記加工資産受払数量を歩留で割った値である按分基準値を、前記製品の加工資産受払数量の合計数量を前記歩留で割った値であることを特徴とする手配工程管理方法。
  5. 記憶部と制御部とを備えた手配工程管理装置に実行させるための手配工程管理プログラムであって、
    前記記憶部は、
    製品の受注数量、および、受注番号を含む受注データを記憶する受注データ記憶手段と、
    手配番号、前記受注番号、および、原価金額、手配完了を識別する完了区分を紐付けて設定した、材料手配データならびに加工手配データを記憶する手配データ記憶手段と、
    を備え、
    前記制御部において、
    前記受注データに基づいて、前記受注番号に紐付けた材料手配を入力させるように制御し、ユーザにより入力された前記手配番号、材料の前記原価金額である材料原価金額および未完了の前記完了区分を含む前記材料手配データを取得し、当該材料手配データを前記手配データ記憶手段に登録する材料手配取得ステップと、
    前記受注データに基づいて、前記受注番号に紐付けた加工手配を入力させるように制御し、前記ユーザにより入力された前記手配番号および未完了の前記完了区分を含む前記加工手配データを取得し、当該加工手配データを前記手配データ記憶手段に登録する加工手配取得ステップと、
    前記ユーザに前記材料手配および前記加工手配の進捗確認を入力させるように制御し、前記ユーザにより前記完了区分が前記未完了から完了に変更された場合、前記手配データ記憶手段に記憶された前記材料手配データおよび/または前記加工手配データに含まれる前記完了区分を前記未完了から前記完了に更新することで前記製品の手配工程の進捗管理を行う進捗管理ステップと、
    前記製品の受注数量に対して必要な前記各材料の材料資産受払数量を算出し、前記手配データ記憶手段に記憶された前記材料手配データに基づいて、前記材料資産受払数量と前記各材料の前記材料原価金額と前記材料のロット番号とを含む加工払出明細データを取得する加工払出明細取得ステップと、
    前記ユーザにより入力された前記製品の加工資産受払数量を取得し、前記製品への前記材料原価金額の按分比率を取得し、前記加工資産受払数量と、前記材料原価金額の合計金額に当該按分比率を乗じた按分材料原価金額と、前記加工手配の前記手配番号である加工手配番号と、前記ロット番号とを含む加工受入明細データを取得する加工受入明細取得ステップと、
    を実行させるための、
    前記按分比率は、
    前記製品の前記加工資産受払数量を、前記製品の前記加工資産受払数量の合計数量で割った値、または、前記製品の前記加工資産受払数量を歩留で割った値である按分基準値を、前記製品の加工資産受払数量の合計数量を前記歩留で割った値である手配工程管理プログラム。
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