JP7149088B2 - 粗利等表示装置、粗利等表示方法および粗利等表示プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、粗利算出装置、粗利算出方法および粗利算出プログラムに関する。
特許文献1には、商品又はサービスを供給する複数の商品等供給業者における商品等の販売又は販売支援を行う商品等販売業者に対し、商品等販売業者が顧客に提供する広告媒体の制作を支援する広告媒体制作支援システムが開示され(特許文献1の段落0001参照)、また、商品毎の商品個数等が表示される商品分析データにおいて、商品個数とは、注文コードに対応する数で、例えば同一商品について複数の色別サイズ別アイテムが存在する場合には、そのアイテム数が商品個数となることが開示されている(特許文献1の段落0038参照)。
特開2002-132910号公報
ここで、例えば、フィルム業界等においては、顧客から注文を受けたサイズを有する商品がない場合には、代わりのサイズを有する商品を売り上げることがある。
この場合、従来においては、売上の粗利計算は、前記注文を受けたサイズを有する商品についての原価単価を元にして行っていた。すなわち、前記代わりのサイズを有する商品についての原価単価を元にした粗利計算を自動的に行うことはできなかったため、前記代わりのサイズを有する商品を売り上げた際には、正確な粗利の算出ができないという問題があった。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、代わりのサイズを有する商品を売り上げる場合においても、当該代わりのサイズを有する商品についての原価単価を用いることにより、正確な粗利を算出することができる粗利算出装置、粗利算出方法および粗利算出プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る粗利算出装置は、制御部および記憶部を備え、顧客から注文を受けたサイズである注文サイズを有する商品がない場合において、代わりのサイズである代サイズを有する商品を、前記注文サイズを有する商品の注文数量分売り上げる場合における粗利を算出する粗利算出装置であって、前記記憶部には、前記サイズと前記商品の原価単価とを含む在庫データが格納されており、前記制御部は、前記在庫データから、入力された代サイズと紐付く前記原価単価を取得する取得手段と、前記注文サイズを基に算出される売上金額から前記取得手段で取得した前記原価単価に前記注文数量を乗じて算出した原価金額を差し引くことにより、前記粗利を算出する算出手段と、を備えること、を特徴とする。
また、本発明に係る粗利算出装置は、前記在庫データは、前記商品の在庫数を更に含み、前記制御部は、前記在庫データから、前記入力された代サイズと紐付く在庫数を取得し、当該取得した在庫数から前記注文数量を差し引くことにより、前記入力された代サイズを有する商品についての在庫数を更新する在庫数更新手段を更に備えること、を特徴とする。
また、本発明に係る粗利算出装置は、前記制御部が、前記注文サイズおよび前記代サイズを同一画面からの指示を受けて入力する入力手段を更に備えること、を特徴とする。
また、本発明に係る粗利算出装置は、前記商品が、フィルムまたは製紙であり、前記注文サイズを有する商品と前記代サイズを有する商品とが、同一の厚みおよび同一の長さを有し、かつ、異なる幅を有すること、を特徴とする。
また、本発明に係る粗利算出方法は、制御部および記憶部を備える情報処理装置で実行される、顧客から注文を受けたサイズである注文サイズを有する商品がない場合において、代わりのサイズである代サイズを有する商品を、前記注文サイズを有する商品の注文数量分売り上げる場合における粗利を算出する粗利算出方法であって、前記記憶部には、前記サイズと前記商品の原価単価とを含む在庫データが格納されており、前記制御部で実行される、前記在庫データから、入力された代サイズと紐付く前記原価単価を取得する取得ステップと、前記注文サイズを基に算出される売上金額から前記取得ステップで取得した前記原価単価に前記注文数量を乗じて算出した原価金額を差し引くことにより、前記粗利を算出する算出ステップと、を含むこと、を特徴とする。
また、本発明に係る粗利算出プログラムは、制御部および記憶部を備える情報処理装置に実行させるための、顧客から注文を受けたサイズである注文サイズを有する商品がない場合において、代わりのサイズである代サイズを有する商品を、前記注文サイズを有する商品の注文数量分売り上げる場合における粗利を算出する粗利算出プログラムであって、前記記憶部には、前記サイズと前記商品の原価単価とを含む在庫データが格納されており、前記制御部に実行させるための、前記在庫データから、入力された代サイズと紐付く前記原価単価を取得する取得ステップと、前記注文サイズを基に算出される売上金額から前記取得ステップで取得した前記原価単価に前記注文数量を乗じて算出した原価金額を差し引くことにより、前記粗利を算出する算出ステップと、を含むこと、を特徴とする。
本発明によれば、代わりのサイズを有する商品を売り上げる場合においても、当該代わりのサイズを有する商品についての原価単価を用いることにより、正確な粗利を算出することができるという効果を奏する。
図1は、粗利算出装置の構成の一例を示すブロック図である。 図2は、従来と本願それぞれにおける、連数の算出の仕方および在庫の受払の仕方の一例を示す図である。 図3は、在庫データ、受注明細データおよび売上明細データにおける具体的内容の一例を示す図である。 図4は、受注明細入力画面の一例を示す図である。
以下に、粗利算出装置、粗利算出方法および粗利算出プログラムの実施形態を、図面に基づいて詳細に説明する。なお、本実施形態により本発明が限定されるものではない。
[1.概要]
フィルム業界や製紙業界等においては、例えば、伝票上の在庫としての売買は○本といった単位で商取引がある。ただし、売買の単位である単価数量としては、「連数」とよばれる、商品のサイズ(例えば、商品の厚み、幅および長さ等)を考慮した数量を用いる。
ここで、商取引において、顧客から注文を受けた幅を有する商品が在庫としてない時には、売上都合で、代わりの幅(いわゆる代幅)を有する商品を売上するケースがある。この際に、前記連数の計算は、注文される幅を有する商品ベースで行う。一方で、在庫の受払(在庫の更新)は、実際に売上をした代幅を有する商品ベースで行えるようにすることが従来から求められていたものの、実現できていなかった。そして、実際に売り上げた商品(代幅を有する商品)についての原価単価を取得することにより正確な収支管理を行えるようにしたいという要望が従来からあったものの、これも実現できていなかった。
言い換えると、従来においては、顧客から注文を受けた幅を有する商品ベースでの連数を求めた場合には、実際には代幅を有する商品を出荷するとしても、在庫更新および原価取得も顧客から注文を受けた幅を有する商品ベースで行っていたため、正確な在庫管理および収支管理ができていないという問題があった。
図2を用いて前段落の内容を具体的に説明する。例えば、得意先のA社から、幅1,000の商品の注文を受けたが、在庫を確認すると、前記幅1,000の商品の在庫がなかったために、代わりの幅(代幅)である幅1,020の商品を売上計上したというケースを想定する。この場合、従来においては、受注入力の際に「幅1,000」を入力すると、売上入力の際に、伝票上の連数は幅1,000を有する商品を基に計算され、在庫の受払も幅1,000を有する商品を基に起きてしまう(実際には、代幅1,020を有する商品を出荷したとしてもである)という問題があった。
そこで、本実施形態においては、例えば、顧客から注文を受けた幅とは異なる幅である代幅で売上をした際に、前記連数の計算は注文される幅を有する商品ベースで行い、一方で、在庫の受払は実際に売上をした代幅を有する商品ベースで行えるようにすることで、顧客との正確な取引(連数計算)および在庫管理をできるようにした。また、本実施形態においては、例えば、実際に売上をした代幅を有する商品ベースで在庫更新を行えるようにすることにより、実際に売り上げた前記代幅を有する商品の原価取得をできるようになり、これにより、正確な収支管理(正確な粗利計算)ができるようになった。
図2を用いて前段落の内容を具体的に説明する。前々段落で説明した前記ケースの場合、本実施形態においては、例えば、受注入力の際に「幅1,000」および「代幅1,020」を入力すると、売上入力の際に、伝票上の連数は幅1,000を有する商品を基に計算され、一方で、在庫の受払いは代幅1,020を有する商品を基に起こすことができる。以下、具体的な構成および動作について説明する。
[2.構成]
本実施形態に係る粗利算出装置100の構成の一例について、図1を参照して説明する。図1は、粗利算出装置100の構成の一例を示すブロック図である。
粗利算出装置100は、市販のデスクトップ型パーソナルコンピュータである。なお、粗利算出装置100は、デスクトップ型パーソナルコンピュータのような据置型情報処理装置に限らず、市販されているノート型パーソナルコンピュータ、PDA(Personal Digital Assistants)、スマートフォン、タブレット型パーソナルコンピュータなどの携帯型情報処理装置であってもよい。
粗利算出装置100は、制御部102と通信インターフェース部104と記憶部106と入出力インターフェース部108と、を備えている。粗利算出装置100が備えている各部は、任意の通信路を介して通信可能に接続されている。
通信インターフェース部104は、ルータ等の通信装置および専用線等の有線または無線の通信回線を介して、粗利算出装置100をネットワーク300に通信可能に接続する。通信インターフェース部104は、他の装置と通信回線を介してデータを通信する機能を有する。ここで、ネットワーク300は、粗利算出装置100とサーバ200とを相互に通信可能に接続する機能を有し、例えばインターネットやLAN(Local Area Network)等である。なお、後述する各種マスタ等のデータは、例えばサーバ200に格納されてもよい。
入出力インターフェース部108には、入力装置112および出力装置114が接続されている。出力装置114には、モニタ(家庭用テレビを含む)の他、スピーカやプリンタを用いることができる。入力装置112には、キーボード、マウス、及びマイクの他、マウスと協働してポインティングデバイス機能を実現するモニタを用いることができる。なお、以下では、出力装置114をモニタ114とし、入力装置112をキーボード112またはマウス112として記載する場合がある。
記憶部106には、各種のデータベース、テーブルおよびファイルなどが格納される。記憶部106には、OS(Operating System)と協働してCPU(Central Processing Unit)に命令を与えて各種処理を行うためのコンピュータプログラムが記録される。記憶部106として、例えば、RAM(Random Access Memory)・ROM(Read Only Memory)等のメモリ装置、ハードディスクのような固定ディスク装置、フレキシブルディスク、および光ディスク等を用いることができる。
記憶部106は、例えば、在庫データ106aと、受注明細データ106bと、売上明細データ106cと、を備えている。
ここで、本実施形態に係る粗利算出装置100によれば、顧客から注文を受けたサイズである注文サイズを有する商品がない場合において、代わりのサイズである代サイズを有する商品を、前記注文サイズを有する商品の注文数量分売り上げる場合における粗利を算出することができる。
前記商品は、サイズを有する商品であればいかなるものであってもよいが、例えば、フィルムまたは製紙等である。
前記サイズは、例えば、前記商品の厚み、幅および長さ等によって定義される。前記注文サイズを有する商品と前記代サイズを有する商品とは、例えば、同一の厚みおよび同一の長さを有し、かつ、異なる幅を有していてもよい。この場合に、前記代サイズを有する商品の幅のことを、「代幅」という。
以下においては、注文幅を有する商品(品種:101、厚み:30、幅:1000および長さ:2000)を有する商品がない場合に、代幅を有する商品(品種:101、厚み:30、幅:1020および長さ:2000)を売り上げるという場面を想定して、説明を進める。
在庫データ106aは、前記注文サイズを有する商品および前記代サイズを有する商品を含め、前記商品の在庫情報を管理するためのデータである。在庫データ106aは、前記商品を識別するための商品識別データ(図3の商品コード)、前記商品のサイズ(例えば、前記商品の厚み、幅および長さ等)、前記商品の在庫数ならびに前記商品の原価単価等を含む。
受注明細データ106bは、図3に示すように、例えば、受注番号、受注明細単位の番号を識別するための受注行番号、前記注文サイズを有する商品および前記代サイズを有する商品の品種、前記注文サイズ(厚み:30、幅:1000および長さ2000)、前記代サイズ(厚み:30、代幅:1020および長さ2000)、前記代サイズを有する商品の前記商品識別データ(商品コード)、前記注文サイズを基に算出される数値(連数)、前記注文数量(数量)、前記品種毎の売上単価(売上単価)、前記注文サイズを基に算出される売上金額(売上金額)、前記代サイズを有する商品の原価単価(原価単価)、前記代サイズを有する商品の原価金額(原価金額)ならびに前記粗利(粗利金額)等を含む。
前記連数について説明する。前記連数は、例えば、フィルム業界等における商品の売買単位である。前記連数は、例えば、「連数=(注文幅÷1000)×厚み係数×長さ係数×前記注文数量」という計算式により算出可能である。当該計算式を用いて、前記注文幅を有する商品(品種:101、厚み:30、幅:1000および長さ:2000)についての連数を計算すると、以下のとおりとなる。すなわち、前記注文幅は、1000である。前記厚み係数は、例えば、前記注文サイズの厚みである30を20で割って、1.5と算出することができ、前記長さ係数は、例えば、前記注文サイズの長さである2000を500で割って、4と算出することができる。前記注文数量は、10であるとする。これらの情報を前記計算式に代入すると、連数=(1000÷1000)×1.5×4×10=60と算出することができる。当該算出した連数60は、図4のMA2に示すように、受注明細入力画面に表示される。
前記売上金額について説明する。前記売上金額は、前記売上単価に前記連数を乗じることにより算出可能である。例えば、品種101の商品についての売上単価が2,600円であり、連数が60である場合には、売上金額=2,600円×60=156,000円と算出することができる。
売上明細データ106cは、図3に示すように、例えば、前記受注番号、前記受注行番号、売上番号、売上明細単位の番号を識別するための売上行番号、前記代サイズを有する商品の前記商品識別データ(商品コード)、前記注文サイズを基に算出される数値(連数)、前記注文数量(数量)、前記品種毎の売上単価(売上単価)、前記注文サイズを基に算出される売上金額(売上金額)、前記代サイズを有する商品の原価単価(原価単価)、前記代サイズを有する商品の原価金額(原価金額)ならびに前記粗利(粗利金額)等を含む。
制御部102は、粗利算出装置100を統括的に制御するCPU等である。制御部102は、OS等の制御プログラム・各種の処理手順等を規定したプログラム・所要データなどを格納するための内部メモリを有し、格納されているこれらのプログラムに基づいて種々の情報処理を実行する。
制御部102は、機能概念的に、例えば、(1)前記注文サイズおよび前記代サイズを同一画面からの指示を受けて入力する入力手段としての入力部102aと、(2)前記在庫データから、前記入力された代サイズと紐付く在庫数を取得し、当該取得した在庫数から前記注文数量を差し引くことにより、前記入力された代サイズを有する商品についての在庫数を更新する在庫数更新手段としての在庫数更新部102bと、(3)前記在庫データから、入力された代サイズと紐付く前記原価単価を取得する取得手段としての取得部102cと、(4)前記注文サイズを基に算出される売上金額から前記取得手段で取得した前記原価単価に前記注文数量を乗じて算出した原価金額を差し引くことにより、前記粗利を算出する算出手段としての算出部102dと、を備えている。なお、各部が実行する処理の詳細については、以下の[3.処理の具体例]で説明する。
[3.処理の具体例]
以下、本実施形態に係る処理の具体例について、図3および図4を用いて詳細に説明する。本項目においては、まず、受注明細入力画面における情報入力について説明し、次に、在庫更新について説明し、最後に、粗利の算出について説明する。
(前提条件)
なお、前提条件として、在庫データ106aには、代幅を有する商品について、品種101とサイズ「厚み:30、代幅:1020および長さ:2000」と原価単価10,000円と在庫数50とが含まれているとする。また、品種101の商品についての売上単価は、2,600円であるとする。
[3-1.受注明細入力画面における情報入力]
入力部102aは、注文サイズおよび代サイズを同一画面からの指示を受けて入力する。なお、本項目[3-1]における処理は、受注入力時に行われる。
具体的には、図4の受注明細入力画面に示すように、入力部102aが、オペレータにより設定された「品種:101、厚み:30、注文幅:1000、代幅:1020、長さ:2000および注文数量:10」を入力することにより、以下の[3-2]で説明する在庫更新および[3-3]で説明する粗利の算出が実行される。
このように、本実施形態に係る粗利算出装置100によれば、例えば、入力部102aにより、同一画面から注文幅だけではなく代幅も入力することができる。これにより、以下の[3-3]で算出する売上金額、原価金額および粗利金額等の金額情報が、図4のMA3に示すように受注明細入力画面に表示されるため、オペレータは、代幅を有する商品を売り上げる場合における前記金額情報を容易かつ迅速に把握することができる。
[3-2.在庫更新]
在庫数更新部102bは、在庫データ106aから、入力された代サイズと紐付く在庫数を取得し、当該取得した在庫数から注文数量を差し引くことにより、前記入力された代サイズを有する商品についての在庫数を更新する。言い換えると、図4のMA1に示すように、代幅が設定されると、以下のようにして、売上時の在庫更新は、代幅を有する商品について行われる。なお、本項目[3-2]における処理は、売上入力時に行われる。
具体的には、入力された代サイズは、[3-1]で説明したように、「厚み:30、代幅:1020および長さ:2000」である。当該代サイズは、前記(前提条件)を参照すると、在庫数50と紐付いている。一方で、前記注文数量は、[3-1]で説明したように、10である。以上より、在庫数更新部102bは、前記入力された代サイズを有する商品についての在庫数を、50個-10個=40個と算出し、在庫データ106aを更新する。更新後の在庫データ106aを、図3の右下に「売上入力後の現在庫データ」として示す。
このように、本実施形態に係る粗利算出装置100によれば、例えば、注文サイズを有する商品ベースでの在庫更新ではなく、代サイズを有する商品ベースでの在庫更新(すなわち、正確な在庫更新)を行うことができる。
[3-3.粗利の算出]
粗利の算出にあたり、まず、取得部102cは、在庫データ106aから、入力された代サイズと紐付く原価単価を取得する。なお、本項目[3-3]における処理は、売上入力時に行われる。
具体的には、入力された代サイズは、[3-1]で説明したように、「厚み:30、代幅:1020および長さ:2000」である。当該代サイズは、前記(前提条件)を参照すると、原価単価10,000円と紐付いている。以上より、取得部102cは、代サイズを有する商品の原価単価として、10,000円を取得する。
次に、算出部102dは、注文サイズを基に算出される売上金額から取得部102cで取得した原価単価に注文サイズを有する商品の注文数量を乗じて算出した原価金額を差し引くことにより、粗利を算出する。
前記売上金額の算出について説明する。前記売上金額は、[2.構成]で説明したように、品種101の商品についての売上単価に連数を乗じることにより算出可能である。品種101の商品についての売上単価は、前記(前提条件)で説明したように、2,600円である。前記連数は、[2.構成]で説明した連数の計算式に前記[3-1]でオペレータにより設定された情報を代入することにより、連数=(注文幅÷1000)×厚み係数×長さ係数×前記注文数量=(1000÷1000)×1.5×4×10=60と算出可能である。以上より、算出部102dは、前記売上金額を、2,600円×60=156,000円と算出する。
前記原価金額の算出について説明する。算出部102dは、前記原価金額を、取得部102cで取得した原価単価10,000円×注文数量10=100,000円と算出する。
以上より、算出部102dは、売上金額から原価金額を差し引くことにより、156,000円-100,000円=56,000円という粗利金額を最終的に算出する。
[3-4.まとめ]
以上、[3-1]~[3-3]で説明したように、本実施形態に係る粗利算出装置100によれば、代わりのサイズを有する商品を売り上げる場合においても、当該代わりのサイズを有する商品についての原価単価を用いることにより、正確な粗利を算出することができる。
[4.他の実施形態]
本発明は、上述した実施形態以外にも、特許請求の範囲に記載した技術的思想の範囲内において種々の異なる実施形態にて実施されてよいものである。
例えば、実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。
また、本明細書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各処理の登録データや検索条件等のパラメータを含む情報、画面例、データベース構成については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
また、粗利算出装置100に関して、図示の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。
例えば、粗利算出装置100が備える処理機能、特に制御部にて行われる各処理機能については、その全部または任意の一部を、CPUおよび当該CPUにて解釈実行されるプログラムにて実現してもよく、また、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現してもよい。尚、プログラムは、本実施形態で説明した処理を情報処理装置に実行させるためのプログラム化された命令を含む一時的でないコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されており、必要に応じて粗利算出装置100に機械的に読み取られる。すなわち、ROMまたはHDD(Hard Disk Drive)などの記憶部などには、OSと協働してCPUに命令を与え、各種処理を行うためのコンピュータプログラムが記録されている。このコンピュータプログラムは、RAMにロードされることによって実行され、CPUと協働して制御部を構成する。
また、このコンピュータプログラムは、粗利算出装置100に対して任意のネットワークを介して接続されたアプリケーションプログラムサーバに記憶されていてもよく、必要に応じてその全部または一部をダウンロードすることも可能である。
また、本実施形態で説明した処理を実行するためのプログラムを、一時的でないコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納してもよく、また、プログラム製品として構成することもできる。ここで、この「記録媒体」とは、メモリーカード、USB(Universal Serial Bus)メモリ、SD(Secure Digital)カード、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(登録商標)(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)、CD-ROM(Compact Disk Read Only Memory)、MO(Magneto-Optical disk)、DVD(Digital Versatile Disk)、および、Blu-ray(登録商標) Disc等の任意の「可搬用の物理媒体」を含むものとする。
また、「プログラム」とは、任意の言語または記述方法にて記述されたデータ処理方法であり、ソースコードまたはバイナリコード等の形式を問わない。なお、「プログラム」は必ずしも単一的に構成されるものに限られず、複数のモジュールやライブラリとして分散構成されるものや、OSに代表される別個のプログラムと協働してその機能を達成するものをも含む。なお、実施形態に示した各装置において記録媒体を読み取るための具体的な構成および読み取り手順ならびに読み取り後のインストール手順等については、周知の構成や手順を用いることができる。
記憶部に格納される各種のデータベース等は、RAM、ROM等のメモリ装置、ハードディスク等の固定ディスク装置、フレキシブルディスク、および、光ディスク等のストレージ手段であり、各種処理やウェブサイト提供に用いる各種のプログラム、テーブル、データベース、および、ウェブページ用ファイル等を格納する。
また、粗利算出装置100は、既知のパーソナルコンピュータまたはワークステーション等の情報処理装置として構成してもよく、また、任意の周辺装置が接続された当該情報処理装置として構成してもよい。また、粗利算出装置100は、当該装置に本実施形態で説明した処理を実現させるソフトウェア(プログラムまたはデータ等を含む)を実装することにより実現してもよい。
更に、装置の分散・統合の具体的形態は図示するものに限られず、その全部または一部を、各種の付加等に応じてまたは機能負荷に応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。すなわち、上述した実施形態を任意に組み合わせて実施してもよく、実施形態を選択的に実施してもよい。
本発明は、例えば、サイズを有する商品を扱う業界等において有用であるが、特に、フィルム業界および製紙業界等において極めて有用である。
100 粗利算出装置
102 制御部
102a 入力部
102b 在庫数更新部
102c 取得部
102d 算出部
104 通信インターフェース部
106 記憶部
106a 在庫データ
106b 受注明細データ
106c 売上明細データ
108 入出力インターフェース部
112 入力装置
114 出力装置
200 サーバ
300 ネットワーク

Claims (5)

  1. 制御部および記憶部を備え、顧客から注文を受けたサイズである注文サイズを有する商品がない場合において、代わりのサイズである代サイズを有する商品を、前記注文サイズを有する商品の注文数量分売り上げる場合における粗利を算出して表示する粗利等表示装置であって、
    前記記憶部には、
    前記サイズと前記商品の原価単価とを含む在庫データ
    が格納されており、
    前記制御部は、
    前記在庫データから、受注入力画面に入力された代サイズと紐付く前記原価単価を取得する取得手段と、
    前記受注入力画面に入力された注文サイズを基に算出される前記注文サイズを有する商品ベースでの売上金額と、前記取得手段で取得した前記原価単価に前記受注入力画面に入力された注文数量を乗じて算出される前記代サイズを有する商品ベースでの原価金額と、当該売上金額から当該原価金額を差し引くことにより算出される前記粗利と、を前記受注入力画面に表示する表示手段と、
    を備えること、
    を特徴とする粗利等表示装置。
  2. 前記在庫データは、前記商品の在庫数を更に含み、
    前記制御部は、
    前記在庫データから、前記入力された代サイズと紐付く在庫数を取得し、当該取得した在庫数から前記注文数量を差し引くことにより、前記入力された代サイズを有する商品についての在庫数を更新する在庫数更新手段
    を更に備えること、
    を特徴とする請求項1に記載の粗利等表示装置。
  3. 前記商品が、フィルムまたは製紙であり、
    前記注文サイズを有する商品と前記代サイズを有する商品とが、同一の厚みおよび同一の長さを有し、かつ、異なる幅を有すること、
    を特徴とする請求項1または2に記載の粗利等表示装置。
  4. 制御部および記憶部を備える情報処理装置で実行される、顧客から注文を受けたサイズである注文サイズを有する商品がない場合において、代わりのサイズである代サイズを有する商品を、前記注文サイズを有する商品の注文数量分売り上げる場合における粗利を算出して表示する粗利等表示方法であって、
    前記記憶部には、
    前記サイズと前記商品の原価単価とを含む在庫データ
    が格納されており、
    前記制御部で実行される、
    前記在庫データから、受注入力画面に入力された代サイズと紐付く前記原価単価を取得する取得ステップと、
    前記受注入力画面に入力された注文サイズを基に算出される前記注文サイズを有する商品ベースでの売上金額と、前記取得ステップで取得した前記原価単価に前記受注入力画面に入力された注文数量を乗じて算出される前記代サイズを有する商品ベースでの原価金額と、当該売上金額から当該原価金額を差し引くことにより算出される前記粗利と、を前記受注入力画面に表示する表示ステップと、
    を含むこと、
    を特徴とする粗利等表示方法。
  5. 制御部および記憶部を備える情報処理装置に実行させるための、顧客から注文を受けたサイズである注文サイズを有する商品がない場合において、代わりのサイズである代サイズを有する商品を、前記注文サイズを有する商品の注文数量分売り上げる場合における粗利を算出して表示する粗利等表示プログラムであって、
    前記記憶部には、
    前記サイズと前記商品の原価単価とを含む在庫データ
    が格納されており、
    前記制御部に実行させるための、
    前記在庫データから、受注入力画面に入力された代サイズと紐付く前記原価単価を取得する取得ステップと、
    前記受注入力画面に入力された注文サイズを基に算出される前記注文サイズを有する商品ベースでの売上金額と、前記取得ステップで取得した前記原価単価に前記受注入力画面に入力された注文数量を乗じて算出される前記代サイズを有する商品ベースでの原価金額と、当該売上金額から当該原価金額を差し引くことにより算出される前記粗利と、を前記受注入力画面に表示する表示ステップと、
    を含むこと、
    を特徴とする粗利等表示プログラム。
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