JP6107872B2 - アプリケーションプログラム、登録端末及び情報配信システム - Google Patents

アプリケーションプログラム、登録端末及び情報配信システム Download PDF

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Description

本発明は、アプリケーションプログラム登録端末及び情報配信システムに関する。
従来、広告物にICタグを付着しておき、携帯無線通信端末がICタグからURLを読み取って、接続したサーバ装置から広告内容の詳細情報の配信を受ける情報提供システムが提案されている(例えば、特許文献1)。
特開2004−309836号公報
特許文献1に記載の情報提供システムは、広告物の表示内容に関連する詳細情報を提供するサーバ装置のURLを、広告物に付着するICタグに予め記憶させておくものであった。よって、ICタグを付着する広告物を予め特定する必要があったので、ICタグ等の記憶媒体の管理が煩雑であった。
そこで、本発明は、記憶媒体の管理を容易にしたアプリケーションプログラム登録端末及び情報配信システムを提供することを目的とする。
本発明は、以下のような解決手段により、前記課題を解決する。
第1の発明は、管理サーバに対して通信可能に接続された登録端末で実行するアプリケ ーションプログラムであって、前記登録端末を、登録元情報を受け付ける受付手段と、前 記管理サーバに接続するための管理サーバ接続情報を取得する取得手段と、前記取得手段 により取得した前記管理サーバ接続情報に基づいて前記管理サーバに接続して、前記管理 サーバに対して前記登録元情報を送信する送信手段と、して機能させるためのアプリケー ションプログラムである。
第2の発明は、第1の発明のアプリケーションプログラムにおいて、前記登録端末を、 位置情報を取得する位置取得手段として機能させ、前記受付手段を、前記位置取得手段が 取得した前記登録端末の位置情報を含む前記登録元情報を受け付けるように機能させるこ と、を特徴とするアプリケーションプログラムである。
第3の発明は、第1の発明又は第2の発明のアプリケーションプログラムにおいて、前記取得手段、記憶媒体に記憶された前記管理サーバ接続情報を読み取ることで取得するように機能させること、を特徴とするアプリケーションプログラムである。
第4の発明は、第3の発明のアプリケーションプログラムにおいて、記憶媒体は、ICタグであり、前記登録端末を、前記記憶媒体に記憶された前記管理サーバ接続情報が読取可能か否かを判断する読取可否判断手段と、前記読取可否判断手段により読取が不可能であると判断されたことに応じて、エラーを通知するエラー通知手段と、して機能させ、前記取得手段を、前記読取可否判断手段により読取が可能であると判断されたことに応じて、前記管理サーバ接続情報を読み取ることで取得するように機能させること、を特徴とするアプリケーションプログラムである。
第5の発明は、第1の発明から第4の発明までのいずれかのアプリケーションプログラ ムにおいて、前記送信手段を、前記取得手段により取得した前記管理サーバ接続情報に基 づいて前記管理サーバに接続して、前記配信先情報と前記登録元情報とを対応付けて記憶 する配信先情報テーブル及び前記管理サーバ接続情報を記憶する管理サーバ接続情報テー ブルを備えており、前記配信先情報テーブルのレコードと前記管理サーバ接続情報テーブ ルのレコードとを前記管理サーバ接続情報及び前記登録元情報をもとに関連付ける前記管 理サーバに対して、前記登録元情報を送信するように機能させること、を特徴とするアプ リケーションプログラムである。
第6の発明は、第1の発明から第5の発明までのいずれかのアプリケーションプログラムを記憶する記憶部と、前記記憶部に記憶された前記アプリケーションプログラムに従って処理を実行する制御部と、を備える登録端末である。
第7の発明は、登録端末と、管理サーバとを備える情報配信システムであって、前記登 録端末は、前記管理サーバに接続するための情報であり、識別情報を含む管理サーバ接続 情報を取得する取得部と、入力部と、を有し、前記取得部により取得した前記管理サーバ 接続情報に基づいて前記管理サーバに接続して前記入力部から入力された登録元情報を送 信し、前記管理サーバは、受信した前記登録元情報と前記管理サーバ接続情報とに基づい て、情報配信サーバに接続するための配信先情報と前記管理サーバ接続情報とを関連付け ること、を特徴とする情報配信システムである。
本発明によれば、記憶媒体の管理を容易にしたアプリケーションプログラム登録端末 及び情報配信システムを提供することができる。
第1実施形態に係る情報配信システムの全体構成及び機能構成を示す図である。 第1実施形態に係る情報配信システムでの2つのテーブルを関連付けるまでの流れを説明するためのフローチャートである。 第1実施形態に係るタグURIテーブル及び配信先情報テーブルの例を示す図である。 第1実施形態に係る情報配信システムでのアクティベート処理のフローチャートである。 第1実施形態に係る情報配信システムでの利用者端末による利用に関する処理のフローチャートである。 第2実施形態に係る情報配信システムの管理サーバ及び登録端末の機能構成を示す図である。 第2実施形態に係る配信先情報テーブルの例を示す図である。 第2実施形態に係る情報配信システムでのアクティベート処理のフローチャートである。 第3実施形態に係る情報配信システムの管理サーバ及び登録端末の機能構成を示す図である。 第3実施形態に係る情報配信システムでのアクティベート処理のフローチャートである。 第3実施形態に係るアクティベート処理の説明のための図である。
以下、本発明を実施するための形態について、図を参照しながら説明する。なお、これは、あくまでも一例であって、本発明の技術的範囲はこれに限られるものではない。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態に係る情報配信システム100の全体構成及び機能構成を示す図である。
情報配信システム100は、管理サーバ1と、情報配信サーバ3と、PC(パーソナルコンピュータ)4(更新端末)と、登録端末5と、利用者端末7と、IC(Integrated Circuit)タグ9とを備えている。管理サーバ1は、情報配信サーバ3と、PC4と、登録端末5と、利用者端末7とに対して通信ネットワークNを介して通信可能に接続されている。
情報配信システム100は、ポスター8に貼付されたICタグ9に利用者端末7をかざすことで、利用者端末7が読み取ったICタグ9の情報により管理サーバ1に接続した上で、関連付けがされた所定の情報配信サーバ3にアクセスして、ポスター8に関連する情報を利用者端末7に表示するものである。情報配信システム100は、登録端末5を用いて、上述の処理を実現するための設定を行う。
管理サーバ1は、情報の配信先である情報配信サーバ3のURI(Uniform Resource Identifier)と、管理サーバ1を指定したURI(管理サーバ接続情報)(以下、タグURIともいう。)との関連付けを行うサーバである。また、管理サーバ1は、関連付けがされた後に利用者端末7からタグURIを受信することで、情報配信サーバ3のURIを返信するWebサーバの機能を備える。
管理サーバ1は、制御部10と、記憶部20とを備える。
制御部10は、管理サーバ1の全体を制御するCPU(中央処理装置)である。制御部10は、記憶部20に記憶されているオペレーティングシステム(OS)やアプリケーションプログラムを適宜読み出して実行することにより、上述したハードウェアと協働し、本発明に係る各種機能を実現している。
制御部10は、受信部13と、関連付け部14と、配信情報返信部15と、ログ生成記憶部16と、分析データ作成部17と、配信情報更新部18とを備える。
受信部13は、登録端末5から関連付けデータを受信する。関連付けデータは、タグURIと、登録端末5に関する登録元データ(登録元情報)とを含む。登録端末5に関する登録元データとは、例えば、登録端末5の利用者により入力された店舗名等のデータをいう。
また、受信部13は、利用者端末7からタグURIを受信する。
さらに、受信部13は、PC4から後述する配信先情報テーブル24を更新するための更新データを受信する。
関連付け部14は、受信部13が受信したタグURIと、登録元データとを媒介にして、配信先情報テーブル24と、タグURIテーブル22(管理サーバ接続情報テーブル)とを関連付ける。
配信情報返信部15は、利用者端末7からタグURIを受信した場合に、関連付け部14により関連付けられたタグURIに対応する配信先情報テーブル24の配信先情報を抽出して、利用者端末7に対して返信する。
ログ生成記憶部16は、配信情報返信部15の処理に関するログを生成して、ログ記憶部26に記憶させる。
分析データ作成部17は、ログ記憶部26に記憶されたログを、例えば、時間帯や曜日等の様々な情報から集計することで、分析データを作成する。
配信情報更新部18は、配信先情報テーブル24に記憶された配信先情報を更新するための更新データをPC4から受信することで、更新データに基づいて配信先情報を更新する。配信情報更新部18による更新は、例えば、ある商品のキャンペーンの終了時である。
記憶部20は、制御部10を実行するために必要なプログラム、データ等を記憶するためのハードディスク、半導体メモリ素子等の記憶領域である。
記憶部20は、タグURIテーブル22と、配信先情報テーブル24と、ログ記憶部26とを記憶している。
タグURIテーブル22は、タグURIを記憶したテーブルである。タグURIは、この管理サーバ1をあて先に指定したものである。また、タグURIは、ICタグ9に個々に付与された識別情報であるタグID(IDentifier)を含む特定のURIである。
配信先情報テーブル24は、配信先情報として、情報配信サーバ3のURIを記憶したテーブルである。配信先情報テーブル24は、利用者端末7からアクセスされる曜日や時間帯によって、異なるURIに遷移させるために、曜日や時間帯に応じた複数のURIを有していてもよい。
ログ記憶部26は、ログ生成記憶部16により生成されたログを記憶する記憶領域である。
情報配信サーバ3は、管理サーバ1に対して通信ネットワークNを介して接続され、ICタグ9を介して利用者端末7に情報を配信するサーバである。情報配信サーバ3は、例えば、情報配信サーバ3により情報を提供する複数の店舗事業者がそれぞれ有している。この情報配信サーバ3の管理は、各店舗事業者が担う。よって、情報配信サーバ3から配信されるWebページ等の情報は、情報配信サーバ3の管理者がメンテナンス等の管理を行う。なお、情報配信サーバ3は、通信ネットワークNにより接続された複数のサーバが該当する。
PC4は、店舗事業者が用いるものであり、管理サーバ1の配信先情報テーブル24のメンテナンスを行う。PC4は、例えば、管理サーバ1に対してログインすることで、配信先情報テーブル24のその店舗事業者のレコードに対してのみアクセスを許容する。各店舗事業者は、アクセスを許容するレコードをメンテナンスすることで、例えば、キャンペーン期間が終了する際に、キャンペーンに関するURIからキャンペーンではない通常の商品のURIに変更することで、提供する情報を変更できる。そのようにすることで、利用者端末7は、アクセスした時期に応じた適切なWebページに遷移できる。
登録端末5は、管理サーバ1に対してアクティベート(関連付け)の要求を送信する端末である。この登録端末5から要求を受信した管理サーバ1は、タグURIテーブル22と、配信先情報テーブル24とを関連付ける。登録端末5は、例えば、スマートフォン等に代表される携帯通信端末である。
登録端末5は、制御部50と、記憶部60と、タッチパネル61と、ICチップ65とを備える。
制御部50は、登録端末5の全体を制御するCPUである。制御部50は、記憶部60に記憶されているOSやアプリケーションプログラムを適宜読み出して実行することにより、上述したハードウェアと協働し、本発明に係る各種機能を実現している。
登録端末5の制御部50は、読取可否判断部51と、エラー通知部52と、読取部53と、送信部54とを備える。
読取可否判断部51は、登録端末5のICチップ65がICタグ9を読み取れるか否かを判断する。
エラー通知部52は、登録端末5のICチップ65がICタグ9を読み取れなかった場合に、エラーを通知する。
読取部53は、読取可否判断部51により登録端末5がICタグ9を読み取れると判断された場合に、ICチップ65を介してICタグ9に記憶されたタグURIを読み取る。
送信部54は、読取部53が読み取ったタグURIに基づいて管理サーバ1に対して接続し、登録元データを送信する。
記憶部60は、制御部50を実行するために必要なプログラム、データ等を記憶するための半導体メモリ素子等の記憶領域である。記憶部60は、プログラム62を記憶する。
プログラム62は、アクティベートを行う際に登録端末5にて起動するアプリケーションプログラムである。また、プログラム62は、各店舗の担当者に登録元データの入力を促して、必要なデータを取得する。さらに、プログラム62は、管理サーバ1に対して通信し、関連付けデータを送信する。
タッチパネル61は、液晶パネル等で構成される表示部としての機能と、各種操作入力を行う入力部としての機能とを有する。
ICチップ65は、NFC(Near Field Communication)の仕様により作成された集積回路を備える。NFC規格では、十数cmの至近距離でデータ通信を行う近距離無線通信が可能である。ICチップ65は、NFC通信を利用してICタグ9のタグURIを読み取る。
利用者端末7は、登録端末5と同様に、例えば、スマートフォン等に代表される携帯通信端末である。利用者端末7は、制御部70と、タッチパネル71と、記憶部72と、ICチップ75とを備える。
制御部70は、利用者端末7の全体を制御するCPUである。制御部70は、記憶部72に記憶されているOSやアプリケーションプログラムを適宜読み出して実行することにより、上述したハードウェアと協働し、本発明に係る各種機能を実現している。
タッチパネル71は、液晶パネル等で構成される表示部としての機能と、各種操作入力を行う入力部としての機能とを有する。
記憶部72は、制御部70を実行するために必要なプログラム、データ等を記憶するためのハードディスク、半導体メモリ素子等の記憶領域である。
ICチップ75は、NFCの仕様により作成された集積回路であり、NFC通信を利用してICタグ9と通信をする。
利用者端末7は、ICチップ75を介してICタグ9のタグURIを読み取ることで、管理サーバ1に対して通信を行う。そして、管理サーバ1がICタグ9のタグURIに対応した情報配信サーバ3のURIを返信することで、利用者端末7においてリダイレクトされ、利用者端末7は、情報配信サーバ3に対して通信を行い、情報配信サーバ3から配信された所望の情報を受信して表示する。
ICタグ9は、NFCの仕様により作成されたタグである。ICタグ9は、例えば、ICタグ9を発行するタグ発行事業者の工場から、タグURIが記憶された状態で出荷される。ICタグ9は、例えば、駅の構内や店舗等に掲示されるポスター8に貼付して使用される。
通信ネットワークNは、インターネット回線によるものであってよい。通信ネットワークNは、その一部が無線通信をするものであってもよい。
次に、本発明の前提となる事前準備作業の流れについて説明する。図2は、第1実施形態に係る情報配信システム100での2つのテーブルを関連付けるまでの流れを説明するためのフローチャートである。図3は、第1実施形態に係るタグURIテーブル22及び配信先情報テーブル24の例を示す図である。
ここでは、管理サーバ1を運営する運営事業者に対して、店舗事業者A(店舗a,b,cを有する)と、店舗事業者X(店舗x,y,zを有する)との2社から情報配信システム100の利用の依頼があった場合を説明する。
まず、ステップS1において、運営事業者は、店舗等のポスター8による情報提供を行いたい店舗事業者Aと、店舗事業者Xとから、依頼内容を入稿データとして受け付ける。入稿データは、ポスター8の設置場所に関する情報(例えば、店舗a,b,c、店舗x,y,z)と、利用者端末7に対して出力させたい情報配信サーバ3のURIと、そのスケジュールの情報とである。
ステップS2において、運営事業者は、受け付けた入稿データに基づいて、管理サーバ1の配信先情報テーブル24を作成する。
配信先情報テーブル24は、図3(1)(a)に示すように、店舗と、スケジュールと、URI番号との項目を有する。管理サーバ1は、受け付けた入稿データより、店舗と、スケジュールとの項目の情報を格納する。この時点において、URI番号の項目は、ブランクである。
ステップS3において、タグ発行事業者は、ICタグ9を発行する。また、タグ発行事業者は、タグURIを生成して、発行したICタグ9に記憶させる。タグURIをICタグ9に記憶させた後は、タグ発行事業者は、他のデータの書き込みを禁止する設定をICタグ9に対して行う。ここで、タグURIは、上述したように管理サーバ1をあて先に指定したURIで、ICタグ9のタグIDを含むが、スクランブルをかけることによって、タグIDがそのURIからは分からないようにしたものである。また、タグURIは、ICタグ9の記憶容量を極力使わないように、短縮URIにしたものである。タグURIは、例えば、「http://○△□.jp/001」のようなURIにスクランブルをかけ、短縮化したものである。ここで、「http://○△□.jp」は、管理サーバ1を指定したURIであり、「/001」は、「/」の後にタグIDを指定したものである。タグURIを短縮URIにすることで、ICタグ9は、記憶容量が少ない安価なものであっても利用できる。
そして、運営事業者は、発行済のICタグ9に記憶させたタグURIを、タグ発行事業者から受け付けて、管理サーバ1に入力する。運営事業者は、入力されたタグURIを、管理サーバ1のタグURIテーブル22に記憶させる。
タグURIテーブル22は、図3(1)(b)に示すように、番号と、タグURIとの項目を有する。番号は、1から順番に番号を付与したものである。タグURIは、上述した管理サーバ1をあて先に指定するURIであって、スクランブル済の短縮URIである。図3(1)(b)の例では、分かりやすいようにスクランブルをかける前の状態でタグURIを示している。また、この例では、番号とタグIDとが同じものになっているが、タグIDは、重複しないランダムな英数字等であってよい。
図2に戻り、ステップS4において、ポスター製作業者は、店舗事業者からの依頼に基づいてポスター8を製作する。ポスター8は、例えば、紙やプラスチックの素材からなる。
ステップS5において、店舗事業者は、発行されたICタグ9と、製作されたポスターとを受領して、ポスター8にICタグ9を貼付する。
ステップS6において、店舗事業者は、各店舗に対して、ICタグ9が貼付されたポスター8を配布する。
ステップS7において、各店舗の担当者は、配布を受けたポスター8を、客の目に付きやすい所定の位置に設置する。そして、登録端末5を用いてポスター8に貼付されたICタグ9を読み取ることで、登録端末5は、管理サーバ1に対してアクセスし、管理サーバ1は、後述するアクティベート処理を行う。アクティベート処理により、タグURIテーブル22と配信先情報テーブル24とが関連付けられるので、以後、利用者による利用者端末7を用いたICタグ9の読取によって、情報配信システム100は、利用者端末7に対して所望の情報提供を行うことができる。
なお、ステップS1〜ステップS2と、ステップS3〜ステップS6とは、並行して行ってもよい。また、ステップS3と、ステップS4とは、並行して行ってもよい。さらに、ステップS5は、ステップS6でICタグ9もあわせて配布して、ステップS6の後に各店舗で行ってもよい。
また、運営事業者と、タグ発行事業者と、ポスター製作業者とは、異なる業者であるように説明したが、同一の業者であってもよい。
次に、アクティベート処理について説明する。図4は、第1実施形態に係る情報配信システム100でのアクティベート処理のフローチャートである。
上述の店舗bにおいて、アクティベート処理を行う場合について説明する。
ステップS11において、各店舗の担当者は、登録端末5を操作して、アクティベート専用のプログラム62を起動させる。
ステップS12において、登録端末5の制御部50は、プログラム62の指示にしたがって店舗名の入力を指示する。そして、登録端末5の制御部50は、各店舗の担当者による店舗名(b)の入力を受け付ける。
ステップS13において、各店舗の担当者がプログラム62の指示にしたがって登録端末5をICタグ9に近づける(かざす)ことで、登録端末5の読取部53は、ICチップ65を介してICタグ9に記憶されたタグURIを読み取る。具体的には、登録端末5の読取可否判断部51は、ICタグ9を読み取れるか否かを判断し、ICタグ9を読取可能と判断した場合に、読取部53がタグURIを読み取る。
なお、読取可否判断部51がICタグ9を読取可能ではないと判断した場合には、エラー通知部52は、エラーを通知する。そして、登録端末5は、本処理を終了する。
ステップS14において、登録端末5の送信部54は、読み取ったタグURIに対して接続をすることで、管理サーバ1に対して接続する。その際、登録端末5の送信部54は、受け付けた店舗名(b)のデータである登録元データを管理サーバ1に対して送信する。
ステップS21において、管理サーバ1の受信部13は、タグURIと、店舗名(b)のデータとを受信する(図3(2)(#1))。
ステップS22において、管理サーバ1の関連付け部14は、タグURIテーブル22を参照して、受信したタグURIに対応するタグURIのレコードを特定し、その番号(例えば、3)を特定する(図3(2)(#2))。
ステップS23において、管理サーバ1の関連付け部14は、配信先情報テーブル24を参照して、受信した店舗名(b)に対応する店舗(b)のレコードを特定する(図3(2)(#3))。
ステップS24において、管理サーバ1の関連付け部14は、ステップS23で特定した店舗のレコードに対応する配信先情報テーブル24のURI番号に、タグURIテーブル22を参照して特定した番号(3)を記憶させる(図3(2)(#4))ことで、タグURIテーブル22と配信先情報テーブル24とを関連付ける。
ステップS25において、管理サーバ1の制御部10は、アクティベートが正常に行われたことを示す完了報告を登録端末5に対して送信する。
ステップS15において、登録端末5の制御部50は、アクティベートの完了報告を受信する。このことで、登録端末5は、アクティベートが完了したことを、操作者である各店舗の担当者に分かるように表示できる。
以上の処理によって、店舗bに設置されたポスター8に貼付されたICタグ9と、情報提供先である情報配信サーバ3のURIとが関連付けられる。
次に、利用者によるICタグ9の利用について説明する。図5は、第1実施形態に係る情報配信システム100での利用者端末7による利用に関する処理のフローチャートである。
ここでは、店舗bでの処理を例に説明する。まず、利用者端末7の利用者が、利用者端末7を、ポスター8に貼付され既にアクティベートがされたICタグ9に近づける(かざす)ことで、ステップS31において、ICタグ9は、そのICタグ9に記憶されているタグURIを利用者端末7に送信する。
ステップS32において、利用者端末7の制御部70は、ICチップ75を介してICタグ9に記憶されたタグURIを読み取る。
こうして、ICタグ9からタグURIが利用者端末7によって読み取られると、ステップS33において、利用者端末7の制御部70は、記憶部72に記憶されているブラウザ(図示せず)を起動させ、タッチパネル71に画面76を表示する。このような画面76の表示態様において、利用者端末7の利用者が、読み取ったタグURIに対して接続をする指示として、「はい」を選択してその部分をタッチすることで、ステップS34において、利用者端末7の制御部70は、タグURIに基づき通信ネットワークNを介して管理サーバ1にアクセス(接続)する。
当該アクセスにより利用者端末7と管理サーバ1との間でセッションが確立された後、ステップS35において、管理サーバ1の配信情報返信部15は、タグURIテーブル22を参照して、受け付けたタグURIに対応する番号(例えば、3)を特定する。そして、管理サーバ1の配信情報返信部15は、URI番号がタグURIテーブル22の番号(3)に一致する配信先情報テーブル24のレコードを特定することで、タグURIに対応する情報配信サーバ3のURIを取得する。
ステップS36において、管理サーバ1の配信情報返信部15は、特定した情報配信サーバ3のURI(この例では、http://a○bxxx.co.jp)を利用者端末7に返信する。
ステップS37において、管理サーバ1のログ生成記憶部16は、ログとして、利用者端末7がアクセスしてきた日時を示す日時情報と、タグURIとを対応付けて、ログ記憶部26に記憶させる。
なお、ログ記憶部26に記憶されたログは、管理サーバ1の分析データ作成部17が適宜分析データを作成するのに用いられる。そして、作成された分析データは、アクセスレポートとして店舗事業者に提供される。
他方、情報配信サーバ3のURIが利用者端末7に受信されると、利用者端末7の制御部70は、リダイレクト処理(ステップS38)により、ステップS39において、情報配信サーバ3のURIに基づき通信ネットワークNを介して情報配信サーバ3に対してアクセス(接続)する。リダイレクトとは、あるWebページに訪問した利用者を別のWebページに移動させることをいう。
そして、当該アクセスにより利用者端末7と情報配信サーバ3との間でセッションが確立された後、ステップS40において、情報配信サーバ3は、そのURIにより提供する情報を取得し、通信ネットワークNを介して利用者端末7に提供(返信)する。
こうして、ステップS41において、情報配信サーバ3から提供された情報が利用者端末7により受信されると、その情報(この例では、クーポン)は、画面77に表示されることになる。
なお、アクティベート処理がされていない状態で、利用者端末7によるICタグ9の読取がされた場合には、タグURIテーブル22と、配信先情報テーブル24とが関連付けられていないので、ステップS36において、管理サーバ1の制御部10は、エラー画面(図示せず)を返信する。
次に、店舗事業者による配信先情報テーブル24のメンテナンスについて説明する。
まず、店舗事業者がPC4を用いて管理サーバ1に対してログインすることで、管理サーバ1と、PC4とは、通信可能に接続される。
そして、PC4は、管理サーバ1の配信先情報テーブル24にアクセスして、配信先情報テーブル24の内容を受信することで、配信先情報テーブル24の内容を表示する。なお、PC4においてログイン等の認証を行うことで、管理サーバ1では、ログイン情報に対応した店舗事業者のレコードのみのアクセスを許容するように設定してある。
そして、店舗事業者が、PC4を用いて配信先情報テーブル24のURIを更新するための更新データを送信することで、管理サーバ1の受信部13は、更新データを受信する。そして、管理サーバ1の配信情報更新部18は、受信した更新データに基づいて、該当のURIを更新する。なお、更新する内容としては、URIのみならず、スケジュールの更新でもよい。
このようにすることで、情報配信システム100は、容易に配信先情報テーブル24のメンテナンスを行うことができる。
このように、第1実施形態によれば、以下のような効果がある。
(1)管理サーバ1は、登録元データである店舗名と、タグURIとを受信したことで、店舗名とタグURIとを媒介にして配信先情報テーブル24に記憶された情報配信サーバ3のURIと、タグURIテーブル22のタグURIとを関連付ける。そして、管理サーバ1は、関連付けの後に利用者端末7からタグURIを受信した場合には、そのタグURIに関連付けられた配信先情報テーブル24に記憶された情報配信サーバ3のURIを抽出して返信するので、利用者端末7に情報配信サーバ3の配信情報を出力させることができる。
利用者端末7によるICタグ9の読み取り後の接続では、必ず管理サーバ1を経由し、タグURIに関連付けられた情報配信サーバ3のURIを返信するので、管理サーバ1で情報配信サーバ3のURIの変更を誘導できる。
(2)タグURIを、タグIDを含むユニークなURIにして、そのURIにスクランブルを行うことで、悪意のある第三者にタグURIを覗き見された場合であっても、覗き見したタグURIから悪意のある第三者がタグURIテーブル22に一致するURIを作成できる可能性が低い。よって、管理サーバ1の管理者の意図しない接続がされるリスクを低減できる。
(3)管理サーバ1は、この管理サーバ1に接続するためのタグURIを記憶したICタグ9を発行した後に、発行済のタグURIを用いてタグURIテーブル22を作成するので、タグURIテーブル22に記憶されているものを、ICタグ9に既に記憶された発行済みのタグURIに限定できる。
情報配信システム100は、ICタグ9の発行時にはICタグ9に配信先のURIを登録せず、ICタグ9の発行後に、登録端末5からタグURIと店舗名とを受信することで、店舗名とタグURIとに基づいてタグURIと配信先情報との関連付けをする。よって、事前にICタグ9に配信先のURIを登録する場合には、ICタグ9の発行の際や、ICタグ9の輸送の際に、個人又は事業者への配送ミスを防ぐため管理を行う必要があるが、発行後に関連付けを行うことで、その管理の手間を軽減することができる。
(4)タグURIを記憶するICタグ9は書換え不可であるので、悪意のある第三者による書き換えが不可能にできる。よって、ICタグ9は、フィッシング防止となり、セキュリティが確保できる。
(5)管理サーバ1は、PC4から受信した更新データに基づいて配信先情報を更新できるので、ICタグ9を用いて利用者端末7に表示させる配信先情報を、後から更新できる。
(6)管理サーバ1は、タグURIに対するアクセスを、ログを生成して記憶することができる。よって、そのアクセスをログに基づいて分析して、分析データを作成できる。その分析データにより、例えば、管理者がICタグ9のアクセス回数やアクセスの時間帯等を把握でき、収集したデータを用いて、新たなICタグ9の設置の際や、提供する情報の内容の参考にできる。
(7)登録端末5は、ICタグ9からタグIDを含むタグURIを読み取って、管理サーバ1に対してタグURIを送信できる。よって、管理サーバ1では、受信した店舗名と、タグURIとから、配信先情報テーブル24と、タグURIテーブル22との関連付けの処理を行うことができる。この管理サーバ1での関連付けのタイミングを、登録端末5でのアクティベート時にすることができるので、例えば、期間限定のキャンペーン等の場合に、利用者端末7がICタグ9を期間前に読み取って、情報提供を受ける等のリスクを低減できる。
(8)登録端末5では、ICタグ9が読取可能か否かを判断することで、ICタグ9が読み取れるか否かのチェックを行うことができる。その結果として、登録端末5の利用者がICタグ9の有効性を判別できる。ICタグ9が読取可能ではない場合に、登録端末5に対してその旨を出力するので、登録端末5の利用者は、例えば、別のICタグ9を用いる等の対応をすることができる。また、ICタグ9が有効である場合には、登録端末5は、タグURIを読み取るので、管理サーバ1に対して接続でき、管理サーバ1では、関連付けを行うことができる。
(9)管理サーバ1がWebアプリケーションプログラムを実行することで、利用者端末7に特別なアプリケーションソフトをインストールすることなく、汎用のWebアプリケーションプログラムを利用してタグURIを利用者端末7で簡単に取得し、さらに情報配信サーバ3のURIに利用者端末7で簡単に接続できる。
(第2実施形態)
第2実施形態は、登録元データとして位置情報を含む場合について説明する。なお、以降の説明において、上述した第1実施形態と同様の機能を果たす部分には、同一の符号又は末尾に同一の符号を付して、重複する説明を適宜省略する。
図6は、第2実施形態に係る情報配信システム200の管理サーバ201及び登録端末205の機能構成を示す図である。図7は、第2実施形態に係る配信先情報テーブル224の例を示す図である。
管理サーバ201は、制御部210と、記憶部220とを備える。
制御部210は、関連付け部214を備える。
関連付け部214は、登録元データに含む現在位置のデータ(位置情報)を、配信先情報テーブル224の配信先情報に関連付けて登録する。
記憶部220は、配信先情報テーブル224を備える。
配信先情報テーブル224は、図7に示すように、配信先情報に対応する位置データの項目を有する。
登録端末205は、制御部250と、記憶部260とを備える。
制御部250は、GPS(Global Positioning System)の機能(図示せず)を用いて現在位置(緯度、経度)を取得する。
記憶部260は、プログラム262を有する。プログラム262は、登録端末205に搭載されているGPS機能を利用して、位置データを取得する。
次に、アクティベート処理について説明する。図8は、第2実施形態に係る情報配信システム200でのアクティベート処理のフローチャートである。
ステップS211は、図4のステップS11と同様である。
ステップS212において、登録端末205の制御部250は、プログラム262の指示にしたがって店舗名の入力を指示する。そして、登録端末205の制御部250は、各店舗の担当者による店舗名の入力を受け付ける。また、登録端末205の制御部250は、GPSの機能を用いて現在位置を取得する。この処理で取得した店舗名と、現在位置とのデータが登録元データである。
ステップS213からステップS224までは、図4のステップS13からステップS24までと同様である。
ステップS225において、管理サーバ201の関連付け部214は、登録元データとして受信した現在位置のデータを、配信先情報テーブル224の当該特定したレコードに対して更新入力する。
以降、ステップS226及びステップS215は、図4のステップS25及びステップS15と同様である。
このように、第2実施形態によれば、以下のような効果がある。
登録端末205は、ICタグ9からタグURIを読み出して、その登録端末205の店舗名と現在位置のデータとを管理サーバ201に送信できる。そして、管理サーバ201は、タグURIと配信先情報との関連付けの後に、現在位置のデータを配信先情報テーブル224の配信先情報に関連付けることができる。よって、ICタグ9が読み出された位置と、配信先情報とを関連付けることができる。
これにより、例えば、どの位置でICタグ9が読まれやすいかを把握し、マーケティング情報として活用することができる。
(第3実施形態)
第3実施形態は、管理サーバにアクティベート専用のプログラムを備える場合について説明する。
図9は、第3実施形態に係る情報配信システム300の管理サーバ301及び登録端末305の機能構成を示す図である。
管理サーバ301は、制御部310と、記憶部320とを備える。
記憶部320は、プログラム328を備える。プログラム328は、アクティベートを行う際に管理サーバ301で実行されるWebアプリケーションプログラムである。
登録端末305は、制御部350と、記憶部360とを備える。
記憶部360は、ブラウザ363を備える。
次に、アクティベート処理について説明する。図10は、第3実施形態に係る情報配信システム300でのアクティベート処理のフローチャートである。図11は、第3実施形態に係るアクティベート処理の説明のための図である。
ステップS321において、管理サーバ301は、予めアクティベート専用のプログラム328を起動しておく。
ステップS311において、登録端末305は、その電源を投入して、スタンバイ状態にしておく。
ステップS312において、登録端末305をICタグ9に近づける(かざす)ことで、登録端末305の読取部53は、ICチップ65を介してICタグ9に記憶されたタグURIを読み取る。具体的には、登録端末305の読取可否判断部51は、ICタグ9が読み取れるか否かを判断し、ICタグ9が読取可能と判断した場合に、読取部53がタグURIを読み取る。図11の(#11)は、読み取ったタグURIの例である。
ステップS313において、登録端末305の送信部54は、読み取ったタグURIに対して接続をすることで、管理サーバ301に対して接続する。
ステップS322において、管理サーバ301の受信部13は、タグURIを受信する。管理サーバ301は、受信したタグURIによって、図11の(#12)に示すようにタグURIテーブル22のレコードを特定できる。
ステップS323において、管理サーバ301の制御部310は、登録画面を出力させる。
ステップS314において、登録端末305の制御部350は、管理サーバ301が出力した登録画面を、ブラウザ363を介してタッチパネル61に表示する(図11の(#13)参照)。
ステップS315において、登録端末305は、店舗名の入力を受け付けて管理サーバ301に対して送信する。
ステップS324において、管理サーバ301の受信部13は、店舗名(b)のデータを受信する。そして、管理サーバ301の関連付け部14は、配信先情報テーブル24を参照して、受信した店舗名(b)に対応する店舗(b)のレコードを特定する(図11(#14)参照)。
ステップS325において、管理サーバ301の関連付け部14は、ステップS324で特定した店舗のレコードに対応する配信先情報テーブル24のURI番号に、タグURIテーブル22を参照して特定した番号(3)を記憶させる(図11(#15)参照)。本処理によって、管理サーバ301は、タグURIテーブル22と配信先情報テーブル24とを関連付けることができる。
なお、以降のステップS326及びステップS316は、図4のステップS25及びステップS15の処理と同様である。
このように、第3実施形態によれば、以下のような効果がある。
アクティベートのためのアプリケーションプログラムであるプログラム328を管理サーバ301に有することで、管理サーバ301では、Webアプリケーションプログラムとして実行できる。よって、登録端末305に、特別なアプリケーションをインストールすることなく、ブラウザ363を有するだけで、汎用のWebアプリケーションプログラムを利用して管理サーバ301でアクティベートできる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではない。また、実施形態に記載した効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、実施形態に記載したものに限定されない。なお、上述した実施形態及び後述する変形形態は、適宜組み合わせて用いることもできるが、詳細な説明は省略する。
(変形形態)
(1)各実施形態では、タグIDを含む管理サーバを指定したURIであるタグURIがICタグに記憶されているものとして説明した。しかし、ICタグには、管理サーバを指定したURIと、タグIDとを記憶するようにしてもよい。そして、管理サーバは、タグURIテーブルにタグIDを記憶するようにしてもよい。そのようにすることで、管理サーバは、管理サーバを指定したURIにより登録端末と接続して、登録元情報とタグIDとを受信し、それらのデータを媒介にして配信先情報テーブルの配信先情報と、タグIDとを関連付けることができる。
また、URIは、URL(Uniform Resource Locator)であってもよい。
(2)第2実施形態では、店舗名とGPSにより取得した位置データを配信先情報テーブルに記憶していた。しかし、位置データをさらに限定するような店舗内のフロアの階数であったり、商品が並べられた棚に関する棚番号であったりしてもよい。そのようにすることで、より細かい情報提供の設定が可能になり、商品の説明をより詳細に行うことができる。そして、商品の入れ替え時には、例えば、新たなICタグを用いることで、情報提供の設定が簡易に実現できる。
(3)各実施形態では、ICタグを用いて非接触式の通信を行うものとして説明したが、それに限定されず、ICカードで実現できるようにしてもよい。例えば、QRコード(登録商標)のような二次元コードであってもよく、タグIDとURIとを記憶できる記憶媒体であればどのようなものであってもよい。ただし、その場合には、登録端末及び利用者端末は、それらのコードを読取可能なソフトウェアがインストールされている必要がある。
(4)各実施形態では、店舗名等の登録元データの入力に関して、各店舗の担当者からのタッチパネルでの入力をするものとして説明したが、登録元データを記憶した別のICタグを用いて、登録元データを入力してもよい。
(5)各実施形態では、1つのタグURIに対して1つの配信先情報テーブルのURIを関連付けるものとして説明した。しかし、1つの配信先情報テーブルのURIに対して、複数のタグURIが関連付けられていてもよい。
(6)各実施形態では、ICタグをポスターに貼付するものとして説明した。しかし、ICタグは、商品等の物品に貼付してもよい。
1,201,301 管理サーバ
3 情報配信サーバ
4 PC
5,205,305 登録端末
7 利用者端末
8 ポスター
9 ICタグ
10,50,70,210,250,310,350 制御部
13 受信部
14,214 関連付け部
15 配信情報返信部
16 ログ生成記憶部
17 分析データ作成部
18 配信情報更新部
20,60,72,220,260,320,360 記憶部
22 タグURIテーブル
24,224 配信先情報テーブル
26 ログ記憶部
51 読取可否判断部
52 エラー通知部
53 読取部
54 送信部
61,71 タッチパネル
62,262,328 プログラム
65,75 ICチップ
100,200,300 情報配信システム
N 通信ネットワーク

Claims (8)

  1. 情報配信サーバに接続するための複数の配信先情報を記憶した配信先情報テーブルを備える管理サーバに対して通信可能に接続された登録端末で実行するアプリケーションプログラムであって、
    前記登録端末を、
    前記配信先情報テーブルの前記配信先情報を特定するための登録元情報を受け付ける受付手段と、
    前記管理サーバに接続するための管理サーバ接続情報を、外部との通信を利用して外部から取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得した前記管理サーバ接続情報に基づいて前記管理サーバに接続して、前記管理サーバに対して前記登録元情報を送信する送信手段と、
    して機能させるためのアプリケーションプログラム。
  2. 情報配信サーバに接続するための複数の配信先情報を記憶した配信先情報テーブルを備える管理サーバに対して通信可能に接続された登録端末で実行するアプリケーションプログラムであって、
    前記登録端末を、
    前記配信先情報テーブルの前記配信先情報を特定するための登録元情報を受け付ける受付手段と、
    前記管理サーバに接続するための管理サーバ接続情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得した前記管理サーバ接続情報に基づいて前記管理サーバに接続して、前記登録元情報に基づいて前記配信先情報と前記管理サーバ接続情報とを関連付ける前記管理サーバに対して前記登録元情報を送信する送信手段と、
    して機能させるためのアプリケーションプログラム。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のアプリケーションプログラムにおいて、
    前記登録端末を、位置情報を取得する位置取得手段として機能させ、
    前記受付手段を、前記位置取得手段が取得した前記登録端末の位置情報を含む前記登録元情報を受け付けるように機能させること、
    を特徴とするアプリケーションプログラム。
  4. 請求項1から請求項3までのいずれかに記載のアプリケーションプログラムにおいて、
    前記取得手段を、前記管理サーバ接続情報が記憶された記憶媒体を読み取ることで、前記記憶媒体から前記管理サーバ接続情報を取得するように機能させること、
    を特徴とするアプリケーションプログラム。
  5. 請求項4に記載のアプリケーションプログラムにおいて、
    記憶媒体は、ICタグであり、
    前記登録端末を、
    前記記憶媒体に記憶された前記管理サーバ接続情報が読取可能か否かを判断する読取可否判断手段と、
    前記読取可否判断手段により読取が不可能であると判断されたことに応じて、エラーを通知するエラー通知手段と、
    して機能させ、
    前記取得手段を、前記読取可否判断手段により読取が可能であると判断されたことに応じて、前記管理サーバ接続情報を読み取ることで取得するように機能させること、
    を特徴とするアプリケーションプログラム。
  6. 請求項1から請求項5までのいずれかに記載のアプリケーションプログラムにおいて、
    前記送信手段を、前記取得手段により取得した前記管理サーバ接続情報に基づいて前記管理サーバに接続して、前記配信先情報と前記登録元情報とを対応付けて記憶する前記配信先情報テーブル及び前記管理サーバ接続情報を記憶する管理サーバ接続情報テーブルを備えており、前記配信先情報テーブルのレコードと前記管理サーバ接続情報テーブルのレコードとを前記管理サーバ接続情報及び前記登録元情報をもとに関連付ける前記管理サーバに対して、前記登録元情報を送信するように機能させること、
    を特徴とするアプリケーションプログラム。
  7. 請求項1から請求項6までのいずれかに記載のアプリケーションプログラムを記憶する記憶部と、
    前記記憶部に記憶された前記アプリケーションプログラムに従って処理を実行する制御部と、
    を備える登録端末。
  8. 登録端末と、情報配信サーバに接続するための複数の配信先情報を記憶した配信先情報テーブルを有する管理サーバとを備える情報配信システムであって、
    前記登録端末は、
    前記管理サーバに接続するための情報であり、識別情報を含む管理サーバ接続情報を取得する取得部と、
    入力部と、
    を有し、
    前記取得部により取得した前記管理サーバ接続情報に基づいて前記管理サーバに接続して前記入力部から入力された前記配信先情報テーブルの前記配信先情報を特定するための登録元情報を送信し、
    前記管理サーバは、
    受信した前記登録元情報と前記管理サーバ接続情報とに基づいて、前記登録元情報により特定した前記配信先情報と前記管理サーバ接続情報とを関連付けること、
    を特徴とする情報配信システム。
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