JP2011175332A - 訂正管理サーバ、訂正管理システム、訂正管理方法、原稿制作支援システム、及びプログラム - Google Patents

訂正管理サーバ、訂正管理システム、訂正管理方法、原稿制作支援システム、及びプログラム Download PDF

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Tomokazu Abe
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Abstract

【課題】 複数の校閲者による複数回に渡る原稿データ訂正を円滑かつ正確に原稿作成者に対して伝達できる訂正管理サーバ、訂正管理システム、訂正管理方法、原稿制作支援システム、及びプログラムを提供する。
【解決手段】 訂正管理サーバ3は、校閲者端末5に対して原稿データ内の各商品データに対応した訂正入力フォーム58aを提供し、訂正依頼の入力を受け付ける。訂正管理サーバ3では、校正期間内に1または複数の訂正依頼の登録を受け付け、記憶する。また訂正管理サーバ3は、管理者端末6からの操作に応じて、原稿に対応付けられて記憶されている訂正依頼を取得し、訂正依頼リストとして提示し、更に訂正依頼リストの中から採用する訂正依頼の選択を受け付ける。訂正管理サーバ3は、選択された訂正依頼に基づいて訂正指示データを作成し、DTP作業装置7に対して出力する。
【選択図】図3

Description

本発明は、チラシ類の原稿に対する訂正を管理するための訂正管理サーバ、訂正管理システム、訂正管理方法、原稿制作支援システム、及びプログラムに関する。
従来より、スーパーマーケットや百貨店等の商品流通業が頒布するチラシは、日々の特売情報、イベント情報等が掲載されており、顧客の購買意欲を促進する効果がある。現在、このようなチラシ類の原稿は、DTP(Desk Top Publishig)の技術を利用して作成されるのが一般的である。
例えば特許文献1には、複数の担当者による作業を円滑に行なうため、同一の作業対象について1つのアプリケーションプログラムの実行によって作成された作業データを別のアプリケーションプログラムの実行にも利用できるように相互に関連付ける手法について記載されている。
また、特許文献2には、カタログ等に掲載する商品の商品情報が蓄積されたデータベースを適切に保守するために、データベース内の商品マスタテーブル(商品のスペック等)に対する訂正指示を1レコードずつ記録するようにし、訂正指示を行う者と指示に従ったデータベースの内容の訂正(データベースの保守)とを円滑に行わせる手法について記載されている。
ところで、チラシ類は、適切な時期に適切な商品や最新の価格を掲載する必要がある。また、掲載価格が校正期間内にも幾度も変更されるような価格競争の激しい商品もある。そのため、制作スケジュールは概ね緊密なものとなっており、チラシ制作に適した業務フローが必要とされている。そして、その業務フローでは、商品価格や商品スペックが正確に取り扱われ、複数の作業者による制作作業を円滑に行なうための工夫が必要とされている。
特許第3908567号公報 特許第4334699号公報
しかしながら、上述の特許文献1のチラシ・カタログ類の作成システムでは、複数の担当者がチラシ作成(DTP作業)を円滑に連携できるようにアプリケーションの割り当てが行われるが、出稿された原稿に対する訂正が、どのように取り扱われるのかについては触れられていない。また、チラシ類は、商品カタログとは異なり、商品の定価とは異なる特別価格が掲載されるため、チラシ掲載価格の変更と、特許文献2に示すような商品マスタテーブル内の情報の変更とは必ずしも一致するものではなく、これらを同一に取り扱うことは不都合であった。
また、同一対象に対して複数回の訂正が複数の校閲者によって行われる場合、チラシ原稿が逐一DTP作業者によって修正されるわけではなく、実際の業務フローでは、DTP作業はある程度の校正期間後にまとめて行なわれる。そのため、訂正指示の混乱が生じやすかった。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたもので、複数の校閲者による複数回に渡る原稿データ訂正を円滑かつ正確に原稿作成者に対して伝達できる訂正管理サーバ、訂正管理システム、訂正管理方法、原稿制作支援システム、及びプログラムを提供することを目的とする。
前述した課題を解決するため第1の発明は、原稿データに対する訂正の管理を行う訂正管理サーバであって、校閲対象とする原稿データに対する1つまたは複数の訂正依頼を所定の校正期間毎に受け付け、該原稿データに対応付けて記憶する訂正依頼記憶手段と、前記訂正依頼記憶手段に記憶された訂正依頼の中から、採用すべき1つまたは複数の訂正依頼の選択を受け付ける選択受付手段と、前記選択受付手段によって選択された訂正依頼に基づいて訂正指示データを作成し、出力する訂正指示出力手段と、を備えることを特徴とする訂正管理サーバである。
第1の発明の訂正管理サーバは、原稿データに対して校正期間内に訂正依頼を受け付けて記憶し、それらの訂正依頼の中から採用すべき訂正依頼を決定し、訂正指示データとして出力する。従って、校正期間内に訂正依頼が複数あっても、それぞれ別の訂正依頼として記憶しておき、最終的に採用すべき訂正依頼を任意のタイミングで決定できるため、訂正の管理が容易となる。特に同じ対象に対して複数の訂正が繰り返された場合や、複数の校閲者から個別に訂正依頼がある場合でも、それぞれを元の原稿データに対応付けて記憶するため混乱が生じにくく、訂正の意図を正確に把握できるようになる。そのため、訂正指示を的確に原稿作成者に伝達できるようなる。
また、第1の発明の訂正管理サーバは、前記原稿データに対応する訂正入力フォームを生成し、該訂正入力フォームに対する訂正の入力を受け付ける訂正入力手段を更に備えることが望ましい。
これにより、原稿データに対応した訂正入力フォームを提供できるので、校閲者はこの訂正入力フォームを利用して訂正の内容を簡単かつ正確に登録することが可能となり、訂正依頼の入力を有効に支援できる。
また、前記訂正依頼記憶手段は、原稿データの構成部品単位に前記訂正依頼を受け付け、記憶することが望ましい。
これにより、原稿データの構成部品単位に訂正依頼を受け付けるため、訂正箇所を明確化でき、訂正依頼を正確に管理者及び原稿作成者に伝達できる。
原稿データがチラシ類である場合は、訂正依頼の単位とする構成部品は、商品とすることが望ましい。
また、前記訂正依頼記憶手段は、前記訂正依頼が登録された日時情報及び登録者情報とともに前記訂正依頼を記憶することが望ましい。
これにより、訂正依頼の登録日時や登録者が記録されるため、訂正依頼者及び訂正履歴を容易に管理できるようになり、訂正ミスを削減できる。
また、前記選択受付手段は、原稿データの指定を前記校正期間単位に受け付ける原稿指定受付手段と、原稿指定受付手段により指定された原稿データに対応付けられた訂正依頼を、前記訂正依頼記憶手段から読み出し、訂正依頼リストとして出力する訂正依頼リスト出力手段と、を更に備えることが望ましい。
これにより、原稿データを校正期間単位に指定して、その原稿の訂正依頼をリスト表示できるため、多数の訂正依頼を容易に確認できるようになり、管理者による原稿の訂正管理作業を有効に支援できる。
第2の発明は、訂正管理サーバ、校閲者端末、及び管理者端末が互いに通信接続された訂正管理システムであって、前記訂正管理サーバは、前記校閲者端末から、校閲対象とする原稿データに対する1つまたは複数の訂正依頼の登録を所定の校正期間毎に受け付ける訂正依頼受付手段と、前記訂正依頼受付手段によって登録された訂正依頼を該原稿データに対応付けて記憶する訂正依頼記憶手段と、前記管理者端末から、前記訂正依頼記憶手段に記憶された訂正依頼の中から、採用すべき1つまたは複数の訂正依頼の選択を受け付ける選択受付手段と、前記選択受付手段によって選択された訂正依頼に基づいて訂正指示データを作成し、訂正指示データとして出力する訂正指示出力手段と、を備えることを特徴とする訂正管理システムである。
第3の発明は、訂正管理サーバ、校閲者端末、及び管理者端末が互いに通信接続された訂正管理システムにおける訂正管理方法であって、前記訂正管理サーバは、前記校閲者端末から、校閲対象とする原稿データに対する1つまたは複数の訂正依頼の登録を所定の校正期間毎に受け付ける処理を実行するステップと、登録された訂正依頼を該原稿データに対応付けて訂正依頼記憶手段に記憶する処理を実行するステップと、前記管理者端末から、前記訂正依頼記憶手段に記憶された訂正依頼の中から、採用すべき1つまたは複数の訂正依頼の選択を受け付ける処理を実行するステップと、選択された訂正依頼に基づいて訂正指示データを作成し、訂正指示データとして出力する処理を実行するステップと、を含むことを特徴とする訂正管理方法である。
第2及び第3の発明によれば、訂正管理サーバは、校閲者端末からの原稿データに対する訂正依頼を校正期間内に受け付けて訂正依頼記憶手段に記憶し、また、管理者端末からの訂正依頼の選択を受け付け、選択された訂正依頼を訂正指示データとして出力する。従って、校閲者端末から複数の訂正依頼があっても、それぞれ別の訂正依頼として記憶しておき、最終的に採用すべき訂正依頼を管理者端末からの選択指示に従って決定できるため、訂正の管理が容易となる。特に同じ対象に対して複数の訂正が繰り返された場合や、複数の校閲者から個別に訂正依頼がある場合でも、それぞれを元の原稿データに対応付けて記憶するため混乱が生じにくく、訂正の意図を正確に把握できるようになる。そのため、的確な訂正指示を原稿作成者に伝達できるようなる。
第4の発明は、原稿データを作成するDTP作業装置、DTP作業装置により作成された原稿データを蓄積・管理する原稿データ管理サーバ、前記原稿データに対する訂正依頼の管理を行う訂正管理サーバ、校閲者端末、及び管理者端末が互いに通信接続された原稿制作支援システムであって、前記訂正管理サーバは、前記校閲者端末との間で、校閲対象とする原稿データに対する1つまたは複数の訂正依頼の登録を所定の校正期間毎に受け付けるための処理を実行する登録処理手段と、前記管理者端末との間で前記訂正依頼の中から採用すべき1つまたは複数の訂正依頼の選択を受け付けるための処理を実行する選択受付処理手段と、前記選択受付処理手段によって選択された訂正依頼に基づいて訂正指示データを作成し、訂正指示データとして前記DTP作業装置に通知する訂正指示通知手段と、前記DTP作業装置により作成された訂正原稿データを前記原稿管理サーバに登録するための処理を実行する原稿管理処理手段と、を備えることを特徴とする原稿制作支援システムである。
第4の発明によれば、DTP作業装置、原稿データ管理サーバ、訂正管理サーバ、校閲者端末、及び管理者端末が互いに通信接続された原稿制作支援システムにおいて、訂正管理サーバが、校閲者端末との間で校閲対象とする原稿データに対する1つまたは複数の訂正依頼の登録を所定の校正期間毎に受け付けるための処理を実行したり、管理者端末との間で訂正依頼の中から採用すべき1つまたは複数の訂正依頼の選択を受け付けるための処理を実行したり、選択された訂正依頼を訂正指示データとしてDTP作業装置に通知したり、DTP作業装置により作成された訂正原稿データを原稿管理サーバに登録するための処理を実行したりするので、複数の担当者が作業を分担して原稿を制作する原稿制作支援システムにおいて、原稿の訂正作業を円滑かつ正確に行えるようになる。
第5の発明は、第1の発明の訂正管理サーバとしてコンピュータを機能させるためのプログラムである。
第5の発明によれば、汎用のコンピュータを第1の発明の訂正管理サーバとして利用できるため、実用的である。
本発明により、複数の校閲者による複数回に渡る原稿データ訂正を円滑かつ正確に原稿作成者に対して伝達できる訂正管理サーバ、訂正管理システム、訂正管理方法、原稿制作支援システム、及びプログラムを提供できる。
本発明に係る訂正管理システム1を利用した原稿制作支援システム100の概略構成図 コンピュータのハードウエア構成を示すブロック図 原稿制作支援システム100における訂正管理システム1の機能ブロック図 本発明における訂正依頼情報のデータ構造について説明する図 本発明の訂正依頼情報の一例 訂正管理システム1において実行される訂正管理処理の流れを説明するフローチャート 校閲者用操作画面50(訂正入力フォーム58a)の一例を示す図 管理者用操作画面60(訂正依頼確認画面)の一例を示す図 管理画面70の一例を示す図
以下、図面に基づいて本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。
図1は、本発明に係る訂正管理システム1を適用した原稿制作支援システム100の概要を示す図である。
なお、本実施の形態では、原稿制作支援システム100の取り扱う原稿は、チラシ類の原稿とするが、チラシ類に限らず、カタログ、その他の各種原稿を対象としてもよい。
図1に示すように、原稿制作支援システム100は、原稿管理サーバ2、訂正管理サーバ3、校閲者端末5、管理者端末6、及びDTP作業装置7が、必要に応じてネットワーク9を介して通信接続されて構成される。また、訂正管理サーバ3、校閲者端末5、及び管理者端末6をネットワーク9を介して通信接続したシステムを、訂正管理システム1と呼ぶものとする。
原稿管理サーバ2は、DTP作業装置7にて制作された原稿データや原稿データに掲載される画像等を管理するコンピュータである。原稿管理サーバ2は、原稿データや画像等を蓄積して格納するデータベース29を備えるとともに、データベース29に格納されている原稿データのリスト(以下、原稿リスト21という)、原稿に掲載する商品のスペック情報等を格納した商品マスタテーブル22、データベース29に格納されている商品画像を管理する画像管理テーブル23を記憶している。
訂正管理サーバ3は、原稿の訂正依頼を管理するコンピュータである。すなわち、訂正管理サーバ3は、校閲者端末5からの訂正依頼を原稿の校正期間毎に受け付け、その訂正依頼を元の原稿データに対応付けて記憶部の訂正依頼格納エリアに登録する機能、管理者端末6から訂正依頼の確認要求に応じて記憶部に登録されている訂正依頼情報を記憶部から読み出し、管理者端末6へ送信する機能、及び、管理者端末6からの訂正依頼の選択を受け付け、その選択指示に基づいて訂正指示を作成し、出力する機能を備える。また、訂正管理サーバ3は、原稿管理サーバ2にアクセスして原稿データを取得したり、原稿管理情報の閲覧、登録、変更、削除を行ったりする機能を有する。また、訂正管理サーバ3は、DTP作業装置7に対して訂正指示を通知する機能、DTP作業装置7からの訂正終了通知を受け付ける機能を有する。これらの各機能は、訂正管理処理プログラム(図6参照)として訂正管理サーバ3の記憶部に格納されており、この訂正管理処理プログラムが訂正管理サーバ3の制御部によって読み出され、実行される。
本実施の形態において、訂正依頼は、原稿データの構成部品(例えば商品)毎に登録される。また、訂正依頼の確認要求は、原稿の工程区分(初校、再校、三校、・・・、校了)単位に行うことを可能とする。
なお、訂正依頼は、本実施の形態では、校閲者端末5にて入力され、訂正管理サーバ3に対してネットワーク9を介して送信されるものとするが、例えば、校閲者から管理者に対して、電話やFAX等を用いて口頭または書面で通知された訂正依頼を管理者が訂正管理サーバ3に直接入力したり、管理者端末6に入力したりしてもよい。
訂正管理サーバ3は、後述する訂正管理処理(図6参照)を実行する。
校閲者端末5は、原稿の校閲者が利用するコンピュータである。校閲者端末5は、ウェブブラウザ、または原稿閲覧アプリケーションがインストールされている。また、校閲者端末5は、訂正管理サーバ3へログインすると、校閲者用操作画面50(図7参照)を受信し、表示部に表示する。校閲者端末5及び訂正管理サーバ3は、この校閲者用操作画面50を利用して、原稿管理サーバ2からの原稿データの検索及び取得、原稿データについての訂正依頼入力、訂正管理サーバ3への訂正依頼の登録等に関する種々の処理を実行する。
管理者端末6は、原稿訂正に関する管理者が利用するコンピュータである。管理者端末6は、ウェブブラウザ、または原稿閲覧アプリケーションがインストールされている。また、管理者端末6は、訂正管理サーバ3へログインすると、管理者用操作画面60(図8参照)を受信し、表示部に表示する。管理者端末6及び訂正管理サーバ3は、管理者用操作画面60を利用して、原稿管理サーバ2からの原稿データの検索及び取得、訂正依頼リストの確認、訂正依頼の選択(採用/不採用フラグの付与)、訂正済みフラグの付与等に関する種々の処理を実行する。
なお、校閲者端末5及び管理者端末6は、汎用的なコンピュータに代えて、デジタルテレビ、携帯電話、モバイル端末、通信機能搭載のゲーム機などで実現することもできる。
DTP作業装置7は、チラシ類の原稿を制作するコンピュータである。DTP作業装置7は、DTPアプリケーションプログラム等がインストールされ、原稿制作処理を行う。
図2は、コンピュータ(原稿管理サーバ2、訂正管理サーバ3、校閲者端末5、管理者端末6、DTP作業装置7等)のハードウエア構成図である。なお、図2のハードウエア構成は一例であり、用途、目的に応じて様々な構成を採ることが可能である。
図2に示すように、コンピュータは、制御部11、記憶部12、メディア入出力部13、通信制御部14、入力部15、表示部16、周辺機器I/F部17等が、バス18を介して接続される。
制御部11は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等で構成される。CPUは、記憶部12、ROM、記録媒体等に格納されるプログラムをRAM上のワークメモリ領域に呼び出して実行し、バス18を介して接続された各装置を駆動制御し、コンピュータが行う処理を実現する。
ROMは、不揮発性メモリであり、コンピュータのブートプログラムやBIOS等のプログラム、データ等を恒久的に保持している。
RAMは、揮発性メモリであり、記憶部12、ROM、記録媒体等からロードしたプログラム、データ等を一時的に保持するとともに、制御部11が各種処理を行う為に使用するワークエリアを備える。
記憶部12は、HDD(ハードディスクドライブ)であり、制御部11が実行するプログラム、プログラム実行に必要なデータ、OS(オペレーティングシステム)等が格納される。プログラムに関しては、OS(オペレーティングシステム)に相当する制御プログラムや、後述する処理をコンピュータに実行させるためのアプリケーションプログラムが格納されている。
メディア入出力部13(ドライブ装置)は、データの入出力を行い、例えば、CDドライブ(−ROM、−R、−RW等)、DVDドライブ(−ROM、−R、−RW等)、MOドライブ等のメディア入出力装置を有する。
通信制御部14は、通信制御装置、通信ポート等を有し、コンピュータとネットワーク9間の通信を媒介する通信インタフェースであり、ネットワーク9を介して、他のコンピュータ間との通信制御を行う。
入力部15は、データの入力を行い、例えば、キーボード、マウス等のポインティングデバイス、テンキー等の入力装置を有する。入力部15を介して、コンピュータに対して、操作指示、動作指示、データ入力等を行うことができる。
表示部16は、液晶パネル等のディスプレイ装置、ディスプレイ装置と連携してコンピュータのビデオ機能を実現するための論理回路等(ビデオアダプタ等)を有する。
周辺機器I/F(インタフェース)部17は、コンピュータに周辺機器を接続させるためのポートであり、周辺機器I/F部17を介してコンピュータは周辺機器とのデータの送受信を行う。周辺機器I/F部17は、USBやIEEE1394やRS−232C等で構成されており、通常複数の周辺機器I/Fを有する。周辺機器との接続形態は有線、無線を問わない。
バス18は、各装置間の制御信号、データ信号等の授受を媒介する経路である。
次に、図3〜図5を参照して、原稿制作支援システム100における訂正管理システム1を利用した訂正管理機能について説明する。
図3は原稿制作支援システム100における訂正管理機能の概要を説明するブロック図、図4は、訂正管理サーバ3が管理する訂正依頼情報のデータ構造を示す図、図5は、訂正依頼情報の内容の一例を示す図である。
図3に示すように、訂正管理サーバ3は、(1)原稿の参照、(2)訂正依頼登録、(3)訂正依頼確認、(4)訂正依頼の選択、(5)訂正指示データの出力、(6)原稿の取得(訂正報告)、(7)訂正済みフラグの更新、及び(8)原稿マスタの更新に関する処理を実行する。
(1)原稿の参照
校閲者端末5にて原稿を参照する際、校閲者端末5は訂正管理サーバ3にアクセスし、原稿の参照要求を送信する。訂正管理サーバ3は、原稿管理サーバ2にアクセスし、校閲者端末5から要求された原稿データを取得し、その複製データを生成し、要求元の校閲者端末5へ送信する。原稿管理サーバ2では、原稿データが初校、再校、三校、・・・、校了のように、各校正期間を1区分とする工程区分毎に管理されるものとする。すなわち、原稿Aについては、初校の原稿データA−1、再校の原稿データA−2、・・・、校了(原稿データA−N)のように、複数の原稿データが作成され、その都度、原稿データのマスタがデータベース29に登録される。校閲者端末5は、工程区分を指定して原稿データを参照できる。
(2)原稿の訂正依頼登録
校閲者端末5において原稿データが確認され、訂正がある場合、校閲者端末5は訂正依頼の内容を示した訂正依頼情報を訂正管理サーバ3に登録する。校閲者端末5は訂正依頼を作成する際、訂正管理サーバ3から訂正入力フォーム(図7の58a参照)を受信し、訂正入力フォーム58aの内容を適宜訂正し、訂正管理サーバ3へ送信する。訂正依頼情報は、各工程区分の原稿データ内の構成部品(ここでは、商品)毎に作成される。訂正管理サーバ3は、訂正依頼情報を受信すると、訂正依頼の登録日時及び訂正登録者(ユーザID)の情報とともに記憶部の訂正依頼格納エリアに格納する。
本発明では、同一工程区分の原稿データに対して、複数の訂正依頼情報の登録を受け付け可能とする。これにより、同一工程区分(校正期間)内に複数の校閲者から訂正依頼が複数登録されても、元のデータが明確となるため混乱が生じにくい。
具体的には、図4に示すように、訂正管理サーバ3には、複数の商品について、それぞれ1つまたは複数の訂正依頼情報が原稿データの複製データとともに登録される。なお、訂正依頼情報は、訂正がない旨の情報も含むものとする。
例えば、初校に対しては、6つの訂正依頼情報T1〜T6が登録されており、訂正依頼情報T1は商品Aについて2009年9月1日にユーザID:aaから登録されたもの、訂正依頼情報T2は商品Aについて2009年9月1日にユーザID:bbから登録されたもの、訂正依頼情報T3は商品Aについて2009年9月5日にユーザID:aaから登録されたもの、訂正依頼情報T4は商品Aについて2009年9月10日にユーザID:ccから登録されたものである。また、訂正依頼情報T5は商品Dについて2009年9月5日にユーザID:aaから登録されたもの、訂正依頼情報T6は商品Dについて2009年9月10日にユーザID:ccから登録されたものである。
また、訂正依頼情報は、商品に対して訂正された内容を時系列に更新するのではなく、訂正の依頼毎に保持される。例えば、図5に示すように、「キャベツ150円」という内容に対して二人の校閲者からそれぞれ「キャベツ150円→キャベツ270円」という訂正依頼と、「キャベツ150円→ニンジン150円」という訂正依頼とが登録された場合は、それぞれ個別の訂正依頼情報T1、T2として保持される。
(3)訂正依頼確認
管理者端末6から、訂正管理サーバ3に対して訂正依頼確認要求が送信されると、訂正管理サーバ3は、登録されている訂正依頼情報のリスト(図8の訂正依頼リスト67)を管理者端末6に送信する。管理者端末6は、受信した訂正依頼リストを表示するとともに、そのリストに含まれる訂正依頼の詳細な内容を取得し、表示する(図8参照)。訂正依頼の確認は、原稿の工程区分(校正期間)を指定して行うことが可能である。
(4)訂正選択
管理者端末6において、訂正依頼情報リストの中から採用する1つまたは複数の訂正依頼情報が選択されると、訂正管理サーバ3は、選択された訂正依頼情報の内容に基づいて訂正指示データを生成する。訂正指示データは、例えば価格については訂正依頼情報T2を採用し、キャッチコピーについては訂正依頼情報T3を採用するというように、複数の訂正依頼情報を組み合わせて作成されてもよい。管理者端末6では、例えば、各訂正依頼情報に、訂正の採用・不採用を記録するフラグを設定する(図8の訂正採用チェックボックス68bへのチェック)ことにより、選択操作を受け付ける。
(5)訂正指示データの出力
訂正管理サーバ3は、採用された訂正依頼情報を訂正指示としてDTP作業装置7に通知する。
(6)訂正後原稿データ取得(訂正報告)、(7)訂正済みフラグ更新、(8)原稿登録
DTP作業装置7によって原稿データが訂正され、訂正報告を取得すると、訂正管理サーバ3は、原稿管理サーバ2に訂正後原稿データを登録する(マスタ更新)。管理者端末6及び訂正管理サーバ3は、管理画面(図9参照)を利用して、原稿マスタ更新、原稿の登録、原稿の工程区分の更新等の処理を実行する。
次に、図6〜図9を参照して、訂正管理処理における処理の流れと操作画面例について説明する。
訂正管理システム1において、訂正管理サーバ3は、校閲者端末5及び管理者端末6に対してログイン画面を提供する。ログイン画面にてユーザID、パスワード等のログイン情報が入力されると、訂正管理サーバ3はユーザID及びパスワードを用いた認証処理を実行する(ステップS1)。認証処理では、ユーザの種別が判定される。ここでは、校閲者であるか管理者であるかの判定が行われるものとする。
校閲者端末5からのログインである場合は、訂正管理サーバ3は校閲者端末5に対して校閲者用操作画面50を送信する。校閲者端末5は校閲者操作画面50を表示する。
図7に示すように、校閲者用操作画面50は、メニュー切替タブ51、原稿選択エリア52、商品検索エリア53、商品追加ボタン54、絞込検索実行ボタン55、キャンセルボタン56、該当商品リストエリア57、商品詳細エリア58(訂正入力フォーム58a、商品削除チェックボックス58b、登録ボタン58c、キャンセルボタン58d等)を備える。
メニュー切替タブ51は、訂正依頼作成メニューと管理メニューとを切り替えるタブである。図7は訂正依頼作成メニューが選択されている状態を示している。
原稿選択エリア52には、データベース29に登録されている原稿が選択可能に一覧表示される。ここでは、制作中の原稿と制作完了した原稿とを大別してツリー表示した例を示す。例えば、作業中チラシ原稿として、チラシ配布期間10/1〜10/7の原稿の三校データ、チラシ配布期間10/8〜10/14の原稿の再校データ、チラシ配布期間10/15〜10/21の初校データが一覧表示される。制作完了チラシには、校了した原稿データが一覧表示される。原稿選択エリア52で原稿データが選択されると、該当商品リストエリア57に該当原稿に掲載される商品のリストが表示される。
商品検索エリア53には、該当商品リストエリア57に表示する商品の絞り込み検索を行なうため、検索条件の入力欄が設けられている。検索条件は、例えば、原稿のブロック名、商品名、JANコード、アイテムNo.エリア(都道府県名、都市名、地域名等)等が含まれる。また、原稿に商品を追加する訂正を行なう際に操作される商品追加ボタン54、検索を開始する際に操作される絞込検索実行ボタン55、指定条件キャンセルボタン56が設けられる。商品追加ボタン54がクリック操作されると、新規商品の入力フォーム(不図示)が表示される。
該当商品リストエリア57には、原稿選択エリア52で選択された原稿データに掲載される商品について商品レコードがリスト表示される。更に、商品検索エリア53にて検索条件が指定されている場合は、検索条件に合致した商品についてのみ、リスト表示される。該当商品リストエリア57の各商品レコードには、商品の撮影番号、商品名、ライン、アイテムNo.個数、産地等の情報が表示される。商品レコードの情報は、原稿データ内の各商品に紐付けられている情報である。
また、既に商品に訂正依頼情報が入力されている場合は、該当商品リストエリア57に訂正登録日時が表示される。更に、同一の商品に対して複数の訂正依頼情報が既に登録されている場合には、登録日順或いは登録ユーザ順にソート表示してもよい。
商品詳細エリア58には、該当商品リストエリア57で選択した商品レコードの詳細が訂正入力フォーム58a内に表示される。また、商品レコードに対して訂正を入力する場合は、訂正入力フォーム58a内に表示される内容を訂正する。ただし、訂正はオリジナルデータ(訂正のない状態の原稿データ)に対してのみ入力可能とし、既に入力されている訂正依頼情報は編集できないように保護されることが望ましい。同一の商品(オリジナルデータ)に対して、複数回訂正依頼を作成することは許可される。原稿データから商品レコードを削除する場合は、商品削除チェックボックス58bにチェックを入れる。
入力された訂正内容及び商品の削除指示は、登録ボタン58cの操作によって、訂正依頼情報として登録される。訂正依頼情報は訂正管理サーバ3に送信される。訂正入力フォーム58aに入力された内容を訂正前の状態に戻す場合には、キャンセルボタン58dを操作する。
校閲者操作画面50において、校閲者によって原稿が指定され、また、商品検索エリア53に対する検索条件が入力され、これらの情報が校閲者端末5から商品リスト要求とともに送信されると(ステップS11)、訂正管理サーバ3は、原稿管理サーバ2から該当する原稿データを読出し、この原稿データを複製して記憶部の訂正依頼格納エリアに保持する。また、指定された原稿データの中から、検索条件に該当する商品を検索し(ステップS12)、その商品リストを校閲者端末5へ送信する(ステップS13)。校閲者端末5は、受信した商品リストを該当商品リストエリア57に表示する。校閲者端末5において、商品リストの中から商品レコードが選択されると、訂正管理サーバ3は、商品レコードの詳細を校閲者端末5に送信する(ステップS14)。また校閲者端末5は、選択された商品レコードの詳細を商品詳細エリア58の訂正入力フォーム58aに表示する。所望の訂正内容が訂正入力フォーム58a内に入力され、登録ボタン58cが押下されると、校閲者端末5は、入力された訂正内容を訂正依頼情報として訂正管理サーバ3へ送信する。訂正依頼情報とともに、原稿データの識別情報、訂正登録日時、訂正ユーザIDが訂正管理サーバ3に送信される(ステップS15)。訂正管理サーバ3は、受信した訂正依頼情報を記憶部の訂正依頼格納エリアに登録する(ステップS16)。
ステップS2のユーザ種別の判定において、管理者端末6からのログインである場合、訂正管理サーバ3は、管理者端末6に対して管理者用操作画面60を送信する。管理者端末6は、管理者操作画面60を表示する。
図8に示すように、管理者操作画面60は、メニュー切替タブ61、原稿選択エリア62、商品検索エリア63、検索条件入力枠64、絞込検索実行ボタン65、キャンセルボタン66、該当訂正依頼リストエリア67、訂正依頼詳細エリア68、訂正採用チェックボックス68b、決定ボタン69等を備える。
メニュー切替タブ61は、訂正依頼確認メニューと管理メニューとを切り替えるタブである。図8は訂正依頼確認メニューが選択された状態を示している。
原稿選択エリア62は、校閲者操作画面50の原稿選択エリア52と同様である。原稿選択エリア62で原稿データが選択されると、該当訂正依頼リストエリア67に該当原稿に対応付けて記憶されている訂正依頼情報がリスト表示される。
訂正依頼検索エリア63は、該当訂正依頼リストエリア67に表示する訂正依頼情報の絞り込み検索を行なうため、検索条件の入力欄64が設けられている。検索条件は、工程区分(初校、再校、三校、四校、五校、校了、その他)、訂正区分(「全て」、「未訂正」、「訂正済み」)等が含まれる。商品検索エリア63には、検索を開始する際に操作される絞り込み検索実行ボタン65、指定条件キャンセルボタン66が設けられる。
該当訂正依頼リストエリア67は、原稿選択エリア62で選択された原稿データについて登録されている訂正依頼情報がリスト表示される。更に、訂正依頼検索エリア63にて検索条件が指定されている場合は、検索条件に合致した訂正依頼情報のみがリスト表示される。該当訂正依頼リストエリア67には、商品の撮影番号、商品名、ライン、アイテムNo.、個数、産地が表示される。また、訂正依頼の登録日時、訂正の採用/不採用(「採用」)が表示される。更に、同一の商品に対して訂正依頼情報が複数ある場合には、登録日順或いは登録ユーザ順にソート表示してもよい。
訂正依頼詳細エリア68には、該当訂正依頼リストエリア67で選択した訂正依頼情報の詳細が表示される。なお、訂正依頼詳細エリア68内の情報は編集されないように保護されることが望ましい。これは、訂正の依頼が重ねて書き換えられることによる訂正意図の混乱を避けるためである。同一の商品に対して訂正を加える場合には、別の訂正依頼として新たに登録すればよい。また、訂正依頼詳細エリア68では、訂正された項目の文字色を赤色で表示する等、訂正された部分を識別表示したり、削除された項目については項目削除マークを表示したりして、管理者が訂正箇所を容易に把握できるようにすることが望ましい。
図8の例では、訂正依頼リストエリア67の「キャベツ(群馬産)」についての訂正依頼情報が訂正依頼詳細エリア68に表示されている。この訂正依頼情報には、チラシ掲載名を「キャベツ」から「ニンジン」に訂正することが記載されている。
訂正採用チェックボックス68bは、訂正を採用(DTPデータ(原稿)に反映)する際にチェックが入力される。訂正採用チェックボックス68bにチェックが付与されると、採用フラグがONにセットされる。訂正採用チェックボックス68bにチェックが付与されない訂正依頼情報は、採用フラグがOFF(不採用)にセットされる。採用フラグがONにセットされた訂正依頼情報が訂正指示データとして決定される。
決定ボタン69は、訂正指示データの作成を指示する際に操作されるボタンである。
管理者用操作画面60の訂正依頼確認メニューにて、原稿選択エリア62及び訂正依頼検索エリア63が操作されて原稿が指定され、管理者端末6から原稿の指定とともに訂正依頼確認要求が送信されると(ステップS21)、訂正管理サーバ3は、指定された原稿に対応付けられた訂正依頼情報を記憶部の訂正依頼格納エリアから取得し、取得した訂正依頼情報の中から検索条件に合致する訂正依頼情報を検索する(ステップS22)。そして、検索結果である訂正依頼リストを管理者端末6へ送信する(ステップS23)。管理者端末6は、受信した訂正依頼リストを該当訂正依頼リストエリア67に表示する。管理者端末6において、訂正依頼リストの中から訂正依頼情報が選択されると、訂正管理サーバ3は、選択された訂正依頼情報の詳細(訂正入力フォーム58aの内容)を管理者端末6に送信する(ステップS24)。管理者端末6は、訂正依頼情報の詳細を訂正依頼詳細エリア68に表示し、訂正依頼情報の採用または不採用の選択を受け付ける。
訂正依頼情報を採用する指示が入力されると(訂正採用チェックボックス68bにチェックが入力され、決定ボタン69が押下された場合;ステップS25)、訂正管理サーバ3は、選択された訂正依頼情報に基づいて訂正指示データを作成し、DTP作業装置7へ通知する(ステップS26)。訂正指示データは、例えば、訂正依頼内容を記載した電子メールや帳票等の形態で出力される。
管理者用操作画面60において、管理メニューが選択された場合は、訂正管理サーバ3は、管理画面70を管理者端末6へ送信する。
図9に示すように、管理画面70には、管理機能選択エリア71、原稿検索エリア72、原稿管理情報リストエリア73、詳細表示エリア74が設けられる。
管理機能選択エリア71では、ユーザ管理機能または原稿管理機能が選択可能に表示される。図9は原稿管理機能が選択されている例を示している。
原稿検索エリア72は原稿の検索条件を入力するための入力枠と、絞り込み検索実行ボタン、キャンセルボタン等が設けられる。
原稿管理情報リストエリア73には、検索条件に該当する原稿についての原稿管理情報がリスト表示される。原稿管理情報には、原稿名、配布期間、工程区分、前回取得日時等が表示される。詳細表示エリア74には、原稿管理情報リストエリア73に表示された原稿管理情報のうち、選択された原稿についての原稿管理情報の詳細(校閲履歴を含む)が表示される。
管理者端末6において、図9に示す管理メニューの原稿管理機能が選択され、原稿が選択されると、訂正管理サーバ3は、原稿管理サーバ2の原稿リスト21を参照し、選択された原稿データについての原稿管理情報を取得する(ステップS31)。また、絞り込み検索条件が検索エリア72に入力されている場合は、検索条件に合致する原稿の原稿管理情報を検索し、検索結果である原稿管理情報リストを管理者端末6へ送信する。管理者端末6は、受信した原稿管理情報リストを原稿管理情報リストエリア73に表示する。
管理者端末6において、原稿管理情報リストの中から任意のレコードが選択されると、訂正管理サーバ3は、選択されたレコードの原稿管理情報の詳細を管理者端末6に送信する。管理者端末6は、原稿管理情報の詳細を詳細エリア74に表示する。また、管理者端末6は、原稿管理情報の登録、変更、削除等の操作を受け付け、その指示内容を訂正管理サーバ3へ送信する。訂正管理サーバ3は、管理者端末6からの指示に従って、原稿管理サーバ2の原稿リスト21に格納されている原稿管理情報を更新する(ステップS32)。例えば、訂正後原稿がDTP作業装置7から登録された場合(訂正済み報告が通知された場合)は、管理者は、訂正管理サーバ3の管理メニューにて、訂正済みフラグのセット、原稿の登録、マスタ更新、原稿の工程区分の変更等の各種設定を行う。訂正管理サーバ3は設定操作に応じて原稿管理サーバ2内の原稿管理情報を更新する。
以上説明したように、本実施の形態の原稿制作支援システム100において、訂正管理システム1の訂正管理サーバ3は、校閲者端末5及び管理者端末6と連携して、訂正管理に関する処理を実行する。具体的には、訂正管理サーバ3は、校閲者端末5に対して原稿データ内の各商品に対応した訂正入力フォーム58aを提供し、この訂正入力フォーム58aに対して訂正の内容が入力されると訂正依頼として訂正管理サーバ3へ送信する。訂正管理サーバ3では、校正期間内に1つまたは複数の訂正依頼を校閲者端末5から受け付け、入力された訂正依頼を記憶する。また、訂正管理サーバ3は、管理者端末6からの操作に応じて、原稿に対応付けられて記憶されている訂正依頼を取得し、訂正依頼リストとして提示する。更に訂正依頼リストの中から採用する訂正依頼の選択を受け付ける。また、訂正管理サーバ3は、選択された訂正依頼に基づいて訂正指示データを作成し、DTP作業装置7に対して出力(通知)する。
従って、校正期間内に複数の訂正依頼があっても、それぞれを別の訂正依頼として記憶しておき、最終的に採用すべき訂正依頼を任意のタイミングで決定できる。そのため、複数の訂正依頼を集約でき、管理が容易となる。特に同じ対象に対して複数の訂正が繰り返された場合や、複数の校閲者から個別に訂正依頼がある場合でも、それぞれを元の原稿データに対応付けて記憶するため混乱が生じにくく、訂正の意図を正確に把握できるようになる。そのため、訂正指示を的確に原稿作成者に伝達できるようなる。
また、原稿データに対応した訂正入力フォームを提供するので、校閲者は訂正入力フォームを利用して訂正の内容を簡単かつ正確に登録することが可能となる。また、訂正依頼は、原稿データの構成部品(例えば商品)単位に作成され、登録されるので、訂正箇所を明確化でき、訂正依頼を正確に管理者及び原稿作成者に伝達できる。また、訂正依頼には、訂正の登録日時や登録者が記録されるため、訂正依頼者及び訂正履歴を容易に管理できるようになり、訂正ミスを削減できる。また、原稿の訂正依頼をリスト表示できるため、多数の訂正依頼を容易に確認できるようになり、管理者による原稿の訂正管理作業を有効に支援できる。また、このような訂正管理システム1を利用した原稿制作支援システム100により、複数の担当者が作業を分担して原稿を制作する場合であっても、原稿の訂正作業を円滑かつ正確に行えるようになる。
以上、添付図面を参照して、本発明に係る訂正管理システム等の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されない。例えば、上述の例では、原稿データはチラシ原稿としているため、訂正依頼情報は商品単位に作成されるものとするが、商品以外の構成部品(たとえば、タイトル、キャッチコピー、店舗案内、告知情報等)に対して訂正依頼情報が作成されるものとしてもよい。また、校閲者用操作画面50、管理者用操作画面60、管理画面70等の画面構成等は一例であり、その表示内容等は適宜変更可能である。その他、当業者であれば、本願で開示した技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
1・・・・・・訂正管理システム
2・・・・・・原稿管理サーバ
21・・・・・原稿リスト
22・・・・・商品マスタテーブル
23・・・・・画像管理テーブル
29・・・・・データベース
3・・・・・・訂正管理サーバ
5・・・・・・校閲者端末
6・・・・・・管理者端末
7・・・・・・DTP作業装置
9・・・・・・ネットワーク
50・・・・・・校閲者用操作画面(訂正依頼作成メニュー)
60・・・・・・管理者用操作画面(訂正依頼確認メニュー)
70・・・・・・管理画面
100・・・・・・原稿制作支援システム

Claims (9)

  1. 原稿データに対する訂正の管理を行う訂正管理サーバであって、
    校閲対象とする原稿データに対する1つまたは複数の訂正依頼を所定の校正期間毎に受け付け、該原稿データに対応付けて記憶する訂正依頼記憶手段と、
    前記訂正依頼記憶手段に記憶された訂正依頼の中から、採用すべき1つまたは複数の訂正依頼の選択を受け付ける選択受付手段と、
    前記選択受付手段によって選択された訂正依頼に基づいて訂正指示データを作成し、訂正指示データとして出力する訂正指示出力手段と、
    を備えることを特徴とする訂正管理サーバ。
  2. 前記原稿データに対応する訂正入力フォームを生成し、該訂正入力フォームに対する訂正の入力を受け付ける訂正入力手段を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の訂正管理サーバ。
  3. 前記訂正依頼記憶手段は、原稿データの構成部品単位に前記訂正依頼を受け付け、記憶することを特徴とする請求項1に記載の訂正管理サーバ。
  4. 前記訂正依頼記憶手段は、前記訂正依頼が登録された日時情報及び登録者情報とともに前記訂正依頼を記憶することを特徴とする請求項1に記載の訂正管理サーバ。
  5. 前記選択受付手段は、
    原稿データの指定を前記校正期間単位に受け付ける原稿指定受付手段と、
    原稿指定受付手段により指定された原稿データに対応付けられた訂正依頼を、前記訂正依頼記憶手段から読み出し、訂正依頼リストとして出力する訂正依頼リスト出力手段と、
    を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の訂正管理サーバ。
  6. 訂正管理サーバ、校閲者端末、及び管理者端末が互いに通信接続された訂正管理システムであって、
    前記訂正管理サーバは、
    前記校閲者端末から、校閲対象とする原稿データに対する1つまたは複数の訂正依頼の登録を所定の校正期間毎に受け付ける訂正依頼受付手段と、
    前記訂正依頼受付手段によって登録された訂正依頼を該原稿データに対応付けて記憶する訂正依頼記憶手段と、
    前記管理者端末から、前記訂正依頼記憶手段に記憶された訂正依頼の中から、採用すべき1つまたは複数の訂正依頼の選択を受け付ける選択受付手段と、
    前記選択受付手段によって選択された訂正依頼に基づいて訂正指示データを作成し、訂正指示データとして出力する訂正指示出力手段と、
    を備えることを特徴とする訂正管理システム。
  7. 訂正管理サーバ、校閲者端末、及び管理者端末が互いに通信接続された訂正管理システムにおける訂正管理方法であって、
    前記訂正管理サーバは、
    前記校閲者端末から、校閲対象とする原稿データに対する1つまたは複数の訂正依頼の登録を所定の校正期間毎に受け付ける処理を実行するステップと、
    登録された訂正依頼を該原稿データに対応付けて訂正依頼記憶手段に記憶する処理を実行するステップと、
    前記管理者端末から、前記訂正依頼記憶手段に記憶された訂正依頼の中から、採用すべき1つまたは複数の訂正依頼の選択を受け付ける処理を実行するステップと、
    選択された訂正依頼に基づいて訂正指示データを作成し、訂正指示データとして出力する処理を実行するステップと、
    を含むことを特徴とする訂正管理方法。
  8. 原稿データを作成するDTP作業装置、DTP作業装置により作成された原稿データを蓄積・管理する原稿データ管理サーバ、前記原稿データに対する訂正依頼の管理を行う訂正管理サーバ、校閲者端末、及び管理者端末が互いに通信接続された原稿制作支援システムであって、
    前記訂正管理サーバは、
    前記校閲者端末との間で、校閲対象とする原稿データに対する1つまたは複数の訂正依頼の登録を所定の校正期間毎に受け付けるための処理を実行する登録処理手段と、
    前記管理者端末との間で前記訂正依頼の中から採用すべき1つまたは複数の訂正依頼の選択を受け付けるための処理を実行する選択受付処理手段と、
    前記選択受付処理手段によって選択された訂正依頼に基づいて訂正指示データを作成し、訂正指示データとして前記DTP作業装置に通知する訂正指示通知手段と、
    前記DTP作業装置により作成された訂正原稿データを前記原稿管理サーバに登録するための処理を実行する原稿管理処理手段と、
    を備えることを特徴とする原稿制作支援システム。
  9. 請求項1に記載の訂正管理サーバとしてコンピュータを機能させるためのプログラム。
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