JP2022118681A - 経営支援装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】経営施策ツリーと業務フローとの関係を提示することが可能な経営支援装置及びプログラムを提供する。【解決手段】経営的な目標と当該目標を実現するための方策とが段階的に設定されたツリー構造状の経営施策ツリーと、前記経営施策ツリーの末尾の方策に当該方策に係る業務上の処理の手順が設定された業務フローと、を関連付けて記憶装置に記憶する記憶制御手段と、前記記憶装置に記憶された前記経営施策ツリーの表示が指示されると、表示対象の前記経営施策ツリーと、当該経営施策ツリーに関連付けられた前記業務フローとを対応付けた画面を表示可能に提供する提供手段と、を備える。【選択図】図14

Description

本発明の実施形態は、経営支援装置及びプログラムに関する。
従来、店舗を運営する企業等では、経営視点での目標と、当該目標を達成するための方策との関係を可視化するため、目標と方策との関係をツリー構造で表した経営施策ツリーを作成することが行われている。例えば、KPI(Key Performance Indicator)等の手法を用いることで経営施策ツリーを作成することが行われている。
一方、店舗等の現場では、現場視点での目的達成のために様々な業務上の処理が行われている。このような業務上の処理の手順(以下、業務フローともいう)を記述するため、BPMN(Business Process Model and Notation)等の手法が用いられている。例えば、従来、隣接する業務の間の入出力関係が連続するように自動的に業務フローを作成することが可能な技術が提案されている。
しかしながら、経営視点の経営施策ツリーと、現場視点の業務フローとは別々に作成し管理されるため、両者の関係を容易に把握することができないという問題がある。これにより、例えば、会社全体の活動の中で、目標達成に効果的な方策を現場レベルから導出することができない可能性がある。
本発明が解決しようとする課題は、経営施策ツリーと業務フローとの関係を提示することが可能な経営支援装置及びプログラムを提供することである。
実施形態の経営支援装置は、記憶制御手段と、提供手段とを備える。記憶制御手段は、経営的な目標と当該目標を実現するための方策とが段階的に設定されたツリー構造状の経営施策ツリーと、前記経営施策ツリーの末尾の方策に当該方策に係る業務上の処理の手順が設定された業務フローと、を関連付けて記憶装置に記憶する。提供手段は、前記記憶装置に記憶された前記経営施策ツリーの表示が指示されると、表示対象の前記経営施策ツリーと、当該経営施策ツリーに関連付けられた前記業務フローとを対応付けた画面を表示可能に提供する。
図1は、実施形態にかかる経営支援システムの構成の一例を示す図である。 図2は、実施形態に係る端末装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 図3は、実施形態に係るサーバ装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 図4は、実施形態に係る経営施策ツリーDBのデータ構成の一例を示す図である。 図5は、実施形態に係る経営施策ツリーを可視化した状態の一例を示す図である。 図6は、実施形態に係る経営施策ツリーのデータファイルの一例を示す図である。 図7は、実施形態に係る業務フローDBのデータ構成の一例を示す図である。 図8は、実施形態に係る業務フローを可視化した状態の一例を示す図である。 図9は、実施形態に係る業務フローのデータファイルの一例を示す図である。 図10は、実施形態に係る端末装置及びサーバ装置の機能構成の一例を示す図である。 図11は、実施形態に係る作成支援画面の一例を示す図である。 図12は、実施形態に係る作成支援画面の一例を示す図である。 図13は、実施形態に係る作成支援画面の他の例を示す図である。 図14は、実施形態に係る概要画面の一例を示す図である。 図15は、実施形態に係る概要画面の他の例を示す図である。 図16は、実施形態に係る概要画面の他の例を示す図である。 図17は、実施形態に係る概要画面の他の例を示す図である。 図18は、実施形態のサーバ装置が実行する第1支援処理の一例を示す図である。 図19は、実施形態のサーバ装置が実行する第2支援処理の一例を示す図である。 図20は、実施形態の変形例3に係る作成支援画面の一例を示す図である。 図21は、実施形態の変形例3に係る作成支援画面の他の例を示す図である。 図22は、実施形態の変形例3に係る作成支援画面の他の例を示す図である。
以下、図面を参照して、実施形態について詳細に説明する。なお、以下に説明する実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
図1は、実施形態に係る経営支援システムの構成例を示す図である。経営支援システムは、例えば、一又は複数の店舗を運営する企業等に導入される。
図1に示すように、経営支援システム1は、端末装置10と、サーバ装置20とを有する。端末装置10とサーバ装置20とは、LAN(Local Area network)等のネットワークNを介して通信可能に接続される。
端末装置10は、経営支援システム1のユーザが使用する端末装置である。端末装置10は、ユーザ操作に応じて各種の処理を実行する。例えば、端末装置10は、サーバ装置20と協働することで、後述する経営施策ツリーや業務フローの作成を支援したり、作成された経営施策ツリー及び業務フローを表示したりする。端末装置10は、例えば、PC(Personal Computer)等の据置型の情報処理装置や、ノートPCやタブレット端末、スマートフォン等の携帯型の情報処理装置によって実現することができる。
サーバ装置20は、経営支援装置の一例である。サーバ装置20は、後述する経営施策ツリー及び業務フローの作成や閲覧を支援するためのGUI(Graphical User Interfac)で操作支援画面を端末装置10に提供する。また、サーバ装置20は、作成された経営施策ツリー及び業務フローを記憶し管理する。
なお、本実施形態では、サーバ装置20が単体の装置によって実現される例を説明するが、これに限らず、例えばクラウド・コンピューティング等の技術により、複数台の装置によって実現されてもよい。
次に、経営支援システム1が有する装置の構成について説明する。
図2は、端末装置10のハードウェア構成の一例を示す図である。図2に示すように、端末装置10は、CPU(Central Processing Unit)11、ROM(Read Only Memory)12、及びRAM(Random Access Memory)13等のコンピュータ構成を備える。
CPU11は、プロセッサの一例であり、端末装置10の各部を統括的に制御する。ROM12は、各種プログラムを記憶する。RAM13は、プログラムや各種データを展開するワークスペースである。
また、端末装置10は、表示部14と、操作部15と、記憶部16と、通信部17とを備える。
表示部14は、LCD(Liquid Crystal Display)等の表示デバイスで構成される。表示部14は、CPU11の制御の下、各種の情報を表示する。操作部15は、キーボード、ポインティングデバイス等を有する。操作部15は、ユーザから受け付けた操作内容をCPU11に出力する。なお、操作部15は、表示部14の表示画面に設けられるタッチパネルであってもよい。
記憶部16は、HDD(Hard Disk Drive)やフラッシュメモリ等の記憶媒体で構成されており、電源を遮断しても記憶内容を維持する。記憶部16は、CPU11が実行することが可能なプログラムや各種の設定情報を記憶する。例えば、記憶部16は、サーバ装置20にアクセスし、サーバ装置20から提供される各種操作支援画面を表示し操作することが可能なウェブブラウザ等のアプリケーションンプログラムを記憶する。
CPU11は、ROM12や記憶部16に記憶されRAM13に展開されたプログラムに従って動作することによって、各種の処理を実行する。
通信部17は、ネットワークNに接続可能な通信インタフェースである。通信部17は、ネットワークNを介してサーバ装置20等の外部装置と通信を行う。
図3は、サーバ装置20のハードウェア構成の一例を示す図である。図3に示すように、サーバ装置20は、CPU21、ROM22、及びRAM23等のコンピュータ構成を備える。
CPU21は、プロセッサの一例であり、サーバ装置20の各部を統括的に制御する。ROM22は、各種プログラムを記憶する。RAM23は、プログラムや各種データを展開するワークスペースである。
また、サーバ装置20は、表示部24と、操作部25と、記憶部26と、通信部27とを備える。
表示部24は、LCD等の表示デバイスで構成される。表示部24は、CPU21の制御の下、各種の情報を表示する。操作部25は、キーボード、ポインティングデバイス等を有する。操作部25は、ユーザから受け付けた操作内容をCPU11に出力する。なお、操作部25は、表示部24の表示画面に設けられるタッチパネルであってもよい。
記憶部26は、記憶装置の一例である。記憶部26は、HDDやフラッシュメモリ等の記憶媒体で構成されており、電源を遮断しても記憶内容を維持する。記憶部26は、CPU21が実行することが可能なプログラムや各種の設定情報を記憶する。例えば、記憶部26は、ウェブアプリケーションプログラム等を記憶する。CPU21は、ROM22や記憶部26に記憶されRAM23に展開されたプログラムに従って動作することによって、各種の処理を実行する。
また、記憶部26は、経営施策ツリーDB261と、業務フローDB262とを記憶する。
経営施策ツリーDB261は、ユーザ等によって作成された経営施策ツリーを記憶し管理するためのデータベースである。ここで、経営施策ツリーは、組織や企業の目標(後述する最終目標)と、その目標を実現するための方策(後述する中間目標、要因、解決方法、サービス等)とをツリー構造で段階的に表したものである。
図4は、経営施策ツリーDB261のデータ構成の一例を示す図である。図4に示すように、経営施策ツリーDB261は、IDに関連付けて、施策名称、ツリー名称、及びデータファイル等を記憶する。ここで、IDは、経営施策ツリーの各々を一意に識別するために割り振られた識別子である。
施策名称には、経営施策ツリーによって設定された実現対象又は改善対象を示す文字列が設定される。例えば、施策名称には「店舗売上」等の文字列が設定される。ツリー名称には、経営施策ツリーを識別する名称が格納される。データファイルには、経営施策ツリーの実データ(以下、データファイルともいう)又はデータファイルの格納先を示すアドレスが格納される。
なお、経営施策ツリーDB261では、異なるIDに関連付けて、共通する施策名称が設定されてもよい。また、図4では、経営施策ツリーDB261は、施設名称とツリー名称との両方の項目を有する構成としたが、何れか一方を備える構成としてもよい。
上記した経営施策ツリーは、例えばKPI(Key Performance Indicator:重要業績評価指標)等の手法を用いて作成され、図5に示すように可視化した状態で表すことができる。
図5は、経営施策ツリーを可視化した状態の一例を示す図である。図5に示すように、経営施策ツリーは、ツリー構造状に接続された複数のノードで構成される。ここで、ルートノードである最終目標ノードAは、達成目標を設定するためのノードである。最終目標ノードAは、例えばKGI(Key Goal Indicator)に対応するものである。例えば、店舗の売上向上を最終目標とする場合、最終目標ノードAには「店舗売上」等が設定される。
最終目標ノードAには、1又は複数の中間目標ノードBが接続される。また、中間目標ノードBにも、1又は複数の中間目標ノードBを接続することが可能となっている。中間目標ノードBには、直上のノードに設定された目標(最終目標又は中間目標)を達成するための中間目標が設定される。中間目標ノードBは、例えばKPI(Key Performance Indicators)に対応するものである。
図5の例では、最終目標ノードAの下位に、中間目標として、客単価の向上(客単価)が設定された中間目標ノードBaと、商品を購入する客数の向上(購入客数)が設定された中間目標ノードBbとを配置した例を示している。また、中間目標ノードBbの下位に、購入率の向上(購入率)が設定された中間目標ノードBcと、来店客数の増加(来店客数)が設定された中間目標ノードBdとを配置した例を示している。
また、経営施策ツリーでは、中間目標ノードBの下位に、中間目標ノードBに設定された中間目標を実現するための要因を表すファクターノードCを配置することが可能となっている。ファクターノードCは、例えばKSF(Key Success Factor)に対応するものである。図5の例では、中間目標ノードBaの下位に、客単価を向上させる要因として、平均買上点数の増加(平均買上点数)が設定されたファクターノードCaと、平均商品価格の増加(平均商品価格)が設定されたファクターノードCbとを配置した例を示している。
また、経営施策ツリーでは、中間目標ノードB又はファクターノードCの下位に、直上のノードで設定された中間目的又は要因を実現(解決)する解決方法を表すソリューションノードDを配置することが可能となっている。図5の例では、ファクターノードCaの下位に、平均買上点数の増加を実現する方策として、商品の品出し強化(品出強化)が設定されたソリューションノードDを配置した例を示している。
また、経営施策ツリーでは、ファクターノードC又はソリューションノードDの下位に、直上のノードで設定された要因又は解決方法を実現する具体的なサービスを表すサービスノードEを配置することが可能となっている。図5の例では、ソリューションノードDの下位に、平品出し強化を実現するサービスとして、欠品の通知(欠品通知)が設定されたサービスノードEを配置した例を示している。
ここで、サービスノードEは、経営施策ツリーの末端のノードに対応する。また、サービスノードEは、当該サービスノードEに設定されたサービスに係る業務フローと関連付けられる。
なお、経営施策ツリーを構成する各ノードは、そのノードの種別毎に、背景色や模様を変えることで、識別可能に表すことが好ましい。図5では、ノード内のハッチング種別を変えることで、各ノードの種別を識別可能に表している。
上述した経営施策ツリーは、例えば図6に示すようにXML(Extensible Markup Language)等のデータ形式で保存される。
図6は、経営施策ツリーのデータファイルの一例を示す図である。図6では、図5の経営施策ツリーをXML形式で表した例を示している。
図6に示すように、経営施策ツリーのデータファイルは、タグ形式で記述される。ここで、タグTGaのタグ情報は、経営施策ツリー自体に対応するものである。具体的には、タグTGaは、経営施策ツリーを識別する識別子(Tree id=“T01”)と、経営施策ツリーのツリー名称を示す文字列(name=“店舗売上”)とを保持する。
タグTGbのタグ情報は、図5の最終目標ノードAに対応するものである。具体的には、タグTGbのタグ情報は、各ノードを識別可能なノード識別子(Node id=“1”)と、ノードの種別を示す種別情報(kind=“KGI”)と、最終目標ノードAに設定された文字列(name=“店舗売上”)とを保持する。
タグTGc、タグTGdのタグ情報は、図5の中間目標ノードBa、Bbの各々に対応するものである。タグTGc、タグTGdのタグ情報は、各ノードを識別可能なノード識別子(Node id=“2”、“3”)と、ノードの種別を示す種別情報(kind=“KPI”)と、ノードに設定された文字列(name=“客単価”、“購入客数”)とをそれぞれ保持する。
また、タグTGeのタグ情報は、図5のサービスノードEに対応するものである。タグTGdのタグ情報は、ノード識別子(Node id=“100”)と、種別情報(kind=“Service”)と、ノードに設定された文字列(name=“欠品通知”)とを保持する。また、タグTGeのタグ情報は、サービスノードEに関連付けられた、後述する業務フローのID(BPMNID=“F01”)を保持する。
なお、図6では、上述したノード以外の他のノードについては図示を省略しているが、タグTGb等と同様の形態で記述されるものとする。また、図6では、経営施策ツリーをXML形式で表したが、これに限らず、JSON(JavaScript Object Notation)形式等の他の構造化形式で表してもよい。
一方、業務フローDB262は、業務施設ツリーのサービスノードEに設定されたサービスに係る業務フローを記憶し管理するためのデータベースである。ここで、業務フローは、サービスノードEに設定されたサービスを、店舗等の現場(実務部門)で実行する際の処理のプロセスを記述したものである。
図7は、業務フローDB262のデータ構成の一例を示す図である。図7に示すように、業務フローDB262は、IDに関連付けて、フロー名称、及びデータファイル等を記憶する。ここで、IDは、業務フローの各々を一意に識別するために割り振られた識別子である。
フロー名称には、業務フローを識別する名称が格納される。データファイルには、業務フローのデータファイル又はデータファイルの格納先を示すアドレスが格納される。
上記した業務フローは、例えばフローチャートや、BPMN(ビジネスプロセスモデリング表記法)等の手法を用いて作成され、図8に示すように可視化した状態で表すことができる。
図8は、業務フローを可視化した状態の一例を示す図である。なお、図8は、図5のサービスノードEに設定された「欠品通知」に係る業務フローの一例を表したものとなっている。
業務フローでは、開始イベントSTと、終了イベントENとの間に実行する処理の内容が記述される。図8の業務フローでは、まず、プールPaにおいてプロセスQaの処理を実行することが記述されている。具体的には、監視カメラにより、商品が置かれた棚を撮影する処理を実行することが記述されている。
図8の業務フローでは、プールPaの処理結果を受けて、プールPbでプロセスQb~Qeの処理を実行することが記述されている。具体的には、棚の監視を行う棚監視システムにおいて、監視カメラで撮影された画像を解析し、解析の結果、商品の欠品を認識した場合に、欠品発生を通知する処理を実行することが記述されている。
上述した業務フローは、例えば図9に示すようにXML等のデータ形式で保存される。
図9は、業務フローのデータファイルの一例を示す図である。図9では、図8の業務フローをXML形式で表した例を示している。
ここで、タグTGfは、業務フロー自体に対応するものである。具体的には、タグTGfは、業務フローを識別する識別子(bpmn id=“F01”)と、業務フローのフロー名称を示す文字列(name=“欠品通知”)とを保持する。
なお、図9では、業務フローに含まれる各要素については図示を省略しているが、各要素を示す識別子や種別、各要素に設定された文字列等が、XML等のデータ形式で記述されるものとする。また、図9では、業務フローをXML形式で表したが、これに限らず、JSON形式等の他の構造化形式で表してもよい。
図3に戻り、通信部27は、ネットワークNに接続可能な通信インタフェースである。通信部27は、ネットワークNを介して端末装置10等の外部装置と通信を行う。
次に、図10を参照して、端末装置10及びサーバ装置20の機能構成について説明する。図10は、端末装置10及びサーバ装置20の機能構成の一例を示す図である。
図10に示すように、端末装置10は、表示制御部111と、操作受付部112とを機能部として備える。
端末装置10が備える機能部の一部又は全ては、端末装置10のプロセッサ(例えばCPU11)とメモリ(例えばROM12、記憶部16)に記憶されたプログラムとの協働により実現されるソフトウェア構成であってもよい。また、端末装置10が備える機能部の一部又は全ては、端末装置10に搭載された専用回路等で実現されるハードウェア構成であってもよい。
端末装置10の表示制御部111は、表示部14を制御して、当該表示部14に各種の画面を表示させる。例えば、表示制御部111は、サーバ装置20から提供される、経営施策ツリー及び業務フローの操作に係る各種の操作支援画面を表示部14に表示させる。
端末装置10の操作受付部112は、操作部15を介してユーザ操作を受け付ける。例えば、操作受付部112は、表示部14に表示された操作支援画面に対する操作を受け付けると、その操作内容をサーバ装置20に通知する。
一方、サーバ装置20は、図10に示すように、GUI提供部211と、作成支援部212と、データ管理部213と、選択支援部214と、表示制御部215と、操作受付部216とを機能部として備える。
サーバ装置20が備える機能部の一部又は全ては、サーバ装置20のプロセッサ(例えばCPU21)とメモリ(例えばROM22、記憶部26)に記憶されたプログラムとの協働により実現されるソフトウェア構成であってもよい。また、サーバ装置20が備える機能部の一部又は全ては、サーバ装置20に搭載された専用回路等で実現されるハードウェア構成であってもよい。
なお、GUI提供部211、作成支援部212、及び選択支援部214は、提供手段の一例である。また、データ管理部213は、記憶制御手段の一例である。また、作成支援部212は、第1支援手段及び第2支援手段の一例である。
サーバ装置20のGUI提供部211は、経営施策ツリー及び業務フローの操作に係る各種の操作支援画面を表示可能に提供する。ここで、操作支援画面は、操作支援画面を表す画像データであってもよいし、提供先に操作支援画面を表示させるための各種コンテンツデータであってもよい。
例えば、GUI提供部211は、サーバ装置20にアクセスした端末装置10に対し、経営施策ツリー及び業務フローの作成や閲覧に係る操作支援画面を提供する。また、例えば、サーバ装置20は、自装置において経営施策ツリー及び業務フローの作成及や閲覧が行われる場合には、表示制御部215に対し各種の操作支援画面を提供する。なお、本実施形態では、サーバ装置20は、端末装置10に各種の操作支援画面を提供する形態について説明する。
サーバ装置20の作成支援部212は、GUI提供部211と協働することで、経営施策ツリー及び業務フローの作成(又は編集)や閲覧を支援するための操作支援画面(以下、作成支援画面ともいう)を提供する。
例えば、作成支援部212は、KPI手法やBPMNの表記規則に対応する作図パーツ等を配置した作成支援画面を提供する。また、作成支援部212は、作成支援画面を介して経営施策ツリーや業務フローを作成する操作を受け付けると、その操作内容に応じて、経営施策ツリーや業務フローを表すデータファイルを作成(生成)する。また、作成支援部212は、経営施策ツリーのツリー構造や業務フローのフロー図を可視化して表示させる。
ここで、図11は、作成支援画面の一例を示す図である。図11に示すように、作成支援画面30は、タブによって表示する内容を切り替えることが可能となっている。
ここで、先頭のタブTAは、経営施策ツリーの作成又は閲覧用のタブである。端末装置10のユーザは、タブTAを選択することで表示される画面の上で、経営施策ツリーを作成したり、作成した経営施策ツリーを閲覧したりすることができる。図11では、タブTAの画面上に、経営施策ツリーを表示した例を示している。なお、タブTAには、タブの識別性向上のため、例えば経営施策ツリーの施策名称やツリー名称等が表示される(店舗売上)。
また、作成支援画面30では、タブTAの画面に表示される経営施策ツリーにサービスノードEが含まれる場合、サービスノードEに対応するタブが設けられる。図11では、タブTAの画面に表示された経営施策ツリーに3つのサービスノードE(Ea、Eb、Ec)が含まれるため、サービスノードEの各々に対応するタブTEa~タブTEcが設けられる。なお、タブTEa~TEcには、タブの識別性向上のため、例えばサービスノードEのノード名称や、サービスノードEに関連付けられた業務フローのフロー名称等が表示される。
また、作成支援画面30では、タブTEa~タブTEcの何れか一つが選択されると、選択されたタブの画面に切り替えられる。例えば、タブTEaが選択されると、図12に示すように、タブTEaに対応するサービスノードEaに係る画面が表示される。
図12は、図11と同様の作成支援画面の一例を示す図である。ここで、タブTEaの画面では、サービスノードEaに関連付ける業務フローの作成や、サービスノードEaに関連付けられた業務フローを閲覧することができる。図12では、タブTEaの画面にサービスノードEaに関連付ける(又は関連付けられた)業務フローを表示した例を示している。なお、タブTEa~タブTEcの切り替え操作は上記例に限らず、サービスノードEの選択操作により切り替える構成としてもよい。
上述したように、作成支援画面30では、経営施策ツリー及び業務フローの作成や閲覧を行うことが可能となっている。また、作成支援画面30では、経営施策ツリーに含まれるサービスノードEと、当該サービスノードEに係る業務フローとが関連付けて表示されるようになっている。これにより、作成支援画面を享受する端末装置10のユーザは、経営施策ツリーに含まれるサービスノードEと、サービスノードEに設定されたサービスの実現に係る業務フローとの関係性を容易に確認することができる。
なお、作成支援画面は図11及び図12に示した作成支援画面30に限らないものとする。例えば、図13に示す作成支援画面31のように、経営施策ツリーと業務フローとを同一の画面内に表示する形態としてもよい。
図13は、作成支援画面の他の例を示す図である。図13に示すように、この作成支援画面31は、上段エリアUAと下段エリアLAとを有している。
ここで、上段エリアUAは、経営施策ツリーの作成又は閲覧を行うためのエリアである。また、下段エリアLAは、業務フローの作成又は閲覧を行うためのエリアである。具体的には、上段エリアUAに表示された経営施策ツリーに含まれるサービスノードEの一つが選択されると、選択されたサービスノードEに関連付ける(又は関連付けられた)業務フローが下段エリアLAに表示される。なお、図13では、上段エリアUAのサービスノードEaが選択された状態を示しており、選択されたサービスノードEaが強調表示されている。
このように、作成支援画面31では、作成支援画面30と同様に、経営施策ツリーに含まれるサービスノードEと、サービスノードEに設定されたサービスの実現に係る業務フローとの関係性を容易に確認することができる。
図10に戻り、サーバ装置20のデータ管理部213は、記憶制御手段の一例である。データ管理部213は、作成支援部212の支援により作成された経営施策ツリーを経営施策ツリーDB261に記憶する。また、データ管理部213は、作成支援部212の支援により作成された業務フローを、当該業務フローに関係する経営施策ツリーに関連付けて業務フローDB262に記憶する。
具体的には、データ管理部213は、経営施策ツリーに含まれるサービスノードEのタグ情報に、当該サービスノードEのサービスに対応する業務フローのIDを設定することで、経営施策ツリーと業務フローとを関連付けて記憶する。
サーバ装置20の選択支援部214は、GUI提供部211と協働することで、作成や閲覧等、表示の対象となる経営施策ツリーの選定を支援するための操作支援画面(以下、概要画面ともいう)を提供する。
例えば、選択支援部214は、経営施策ツリーDB261から経営施策ツリーの各々を読み出すとともに、当該経営施策ツリーのサービスノードEに関連付けられた業務フローを業務フローDB262から読み出す。
また、例えば、選択支援部214は、所望の経営施策ツリーを検索するための検索画面を提供し、入力された検索条件に該当する経営施策ツリーを経営施策ツリーDB261から検索する。
具体的には、選択支援部214は、端末装置10のユーザ等から経営施策ツリーを検索するための検索条件が入力されると、入力された検索条件に該当する経営施策ツリーを経営施策ツリーDB261から検索する。ここで、検索条件は特に問わず、例えば、施設名称やツリー名称、ノードに設定された文字列の一部等であってもよい。
この場合、選択支援部214は、検索条件に該当する経営施策ツリーを経営施策ツリーDB261から読み出すと、その経営施策ツリーに含まれるサービスノードEを参照し、当該サービスノードEに関連付けられた業務フローを業務フローDB262から読み出す。より詳細には、選択支援部214は、サービスノードEのタグ情報に設定されたフローIDに対応する業務フローを業務フローDB262から読み出す。また、選択支援部214は、検索条件に該当する経営施策ツリーが複数存在した場合、経営施策ツリー毎に当該経営施策ツリーに関係する業務フローを読み出す。
なお、上記の例では、検索条件には経営施策ツリーを検索するための文字列が入力されるものとしたが、これに限らず、業務フローを検索するための文字列が入力されてもよい。この場合、選択支援部214は、検索条件に該当する業務フローを業務フローDB262から読み出すとともに、当該業務フローが関連付けられた経営施策ツリーを経営施策ツリーDB261から読み出す。より詳細には、選択支援部214は、経営施策ツリーDB261に登録された経営施策ツリーの各々について、経営施策ツリーに含まれるサービスノードEのタグ情報に設定されたフローIDと、検索した業務フローのフローIDとを比較する。そして、選択支援部214は、フローIDが一致した経営施策ツリーを経営施策ツリーDB261から読み出す。
また、選択支援部214は、GUI提供部211と協働することで、読み出した経営施策ツリーと業務フローとの関係を視認可能に表した概要画面を端末装置10に提供する。以下、選択支援部214が提供する概要画面の例について説明する。
図14は、概要画面の一例を示す図である。図14に示すように、概要画面40は、ツリー表示領域410とフロー表示領域420とを有する。なお、図14では、施策名称又はツリー名称が“店舗売上”の経営施策ツリーを表示する例を示している。
ツリー表示領域410には、経営施策ツリーのツリー構造の概要を可視化したサムネイル画像等の概要画像が表示される。また、ツリー表示領域410には、表示の対象となった経営施策ツリーのツリー名称411等が表示される。
フロー表示領域420には、ツリー表示領域410に表示された経営施策ツリーに関係する業務フローのフロー図の概要を可視化したサムネイル画像等の概要画像が表示される。また、フロー表示領域420には、表示の対象となった業務フローのフロー名称421等が表示される。なお、フロー表示領域420には、業務フローに関係するサービスノードEに設定された文字列等を表示させてもよい。
ここで、フロー表示領域420の背景色や模様は、ツリー表示領域410に表示された経営施策ツリーに含まれるサービスノードEのうち、フロー表示領域420に表示される業務フローに関連するサービスノードEの表示色や模様と同じものとなっている。つまり、サービスノードEと業務フローとの関係が識別可能に表示されている。
これにより、端末装置10のユーザは、概要画面40を見ることで、経営施策ツリー及び業務フローの概要を確認することができるとともに、経営施策ツリーに含まれるサービスノードEと業務フローとの関係を容易に把握することができる。
また、図15及び図16は、概要画面の他の例を示す図である。図15及び図16では、経営施策ツリーに複数のサービスノードE(Ea、Eb)が含まれる場合の表示例を示している。
経営施策ツリーに複数のサービスノードEが含まれる場合、選択支援部214は、例えば、図15に示すように、ツリー表示領域410に対し、サービスノードEの個数分のフロー表示領域420、430を行方向に配列した概要画面41を提供する。
ここで、フロー表示領域420は、ツリー表示領域410の経営施策ツリーに含まれたサービスノードEaに関係する業務フローを表示するための領域である。フロー表示領域420には、サービスノードEaに関係する業務フローのフロー名称421等が表示される。また、フロー表示領域420の背景色や模様は、サービスノードEaの表示色又は模様と同様となっている。
また、フロー表示領域430は、ツリー表示領域410の経営施策ツリーに含まれたサービスノードEbに関係する業務フローを表示するための領域である。フロー表示領域430には、サービスノードEbに関係する業務フローのフロー名称431等が表示される。また、フロー表示領域430の背景色や模様は、サービスノードEbの表示色又は模様と同様となっている。
このような表示形態とすることで、端末装置10のユーザは、経営施策ツリー及び業務フローの概要を確認することができるとともに、経営施策ツリーに含まれるサービスノードEと業務フローとの関係を容易に把握することができる。
また、図16では、ツリー表示領域410に関連付けて、フロー表示領域420及びフロー表示領域430を列方向に配置した概要画面42を示している。より具体的には、ツリー表示領域410に表示される経営施策ツリーのツリー構造の終端方向側(図中右方向)に、フロー表示領域420及びフロー表示領域430を配置している。また、ツリー表示領域410に表示される経営施策ツリーのツリー構造に応じた順序で、フロー表示領域420及びフロー表示領域430を列方向に配置している。つまり、図16の概要画面42では、経営施策ツリーのツリー構造に表されたサービスノードEの配置位置に応じて、当該サービスノードEに対応する業務フローの表示位置が制御されている。
これにより、端末装置10のユーザは、概要画面40を見ることで、経営施策ツリー及び業務フローの概要を確認することができるとともに、経営施策ツリーに含まれるサービスノードEと業務フローとの位置関係を容易に把握することができる。
また、例えば、同一の施設名称を有する経営施策ツリーが複数存在するような場合には、選択支援部214は、図17に示すように、経営施策ツリー毎にツリー表示領域410、450を配置した概要画面43を提供する。
ここで、ツリー表示領域410、450は、共に経営施策ツリーの概要画像を表示するためのものであり、互いに異なる経営施策ツリーの概要画像が表示される。また、ツリー表示領域410、450の各々には、表示の対象となった経営施策ツリーのツリー名称411、451等が表示される。
また、経営施策ツリーにサービスノードEが含まれる場合には、上記と同様に、ツリー表示領域410、450の各々に対応付けて、フロー表示領域420、460が設けられる。
ここで、フロー表示領域420は、ツリー表示領域410に対応するものであり、ツリー表示領域410の経営施策ツリーに含まれるサービスノードEaに関係する業務フローを表示する。フロー表示領域460は、ツリー表示領域450に対応するものであり、ツリー表示領域450の経営施策ツリーに含まれるサービスノードEbに関係する業務フローを表示する。また、フロー表示領域420、460の各々には、表示の対象となった業務フローのフロー名称421、461等が表示される。
上述した概要画面40~43から一の経営施策ツリーが選択されると、GUI提供部211は、選択された経営施策ツリーと当該経営施策ツリーに関係する業務フローを経営施策ツリーDB261及び業務風フロー262から読み出す。そして、GUI提供部211は、作成支援部212と協働することで、読み出した経営施策ツリー及び業務フローの作成及び閲覧を行うことが可能な作成支援画面を提供する。
図10に戻り、サーバ装置20の表示制御部215は、表示部24を制御して、当該表示部24に各種の画面を表示させる。例えば、表示制御部215は、GUI提供部211から提供される、経営施策ツリー及び業務フローの操作に係る各種の操作支援画面を表示部24に表示させる。
サーバ装置20の操作受付部216は、操作部25を介してユーザ操作を受け付ける。例えば、操作受付部216は、表示部24に表示された操作支援画面に対する操作を受け付けると、その操作内容をCPU21に出力する。
以下、経営支援システム1の動作例について説明する。
図18は、サーバ装置20が実行する第1支援処理の一例を示すフローチャートである。
まず、作成支援部212は、自装置にアクセスしたサーバ装置20に対し、経営施策ツリーの作成支援画面を提供することで、当該作成支援画面をサーバ装置20の表示部24に表示させる(ステップS11)。次いで、作成支援部212は、ユーザ操作により作成された経営施策ツリーを可視化した状態で表示する(ステップS12)。
続いて、作成支援部212は、サービスノードEを選択する操作がなされたか否かを判定する(ステップS13)。ここで、サービスノードEが選択されない場合(ステップS13;No)、ステップS17に移行する。
また、作成支援部212は、上述したサービスノードEに対応するタブの操作や、可視化されたサービスノードEに対する操作を受け付けると、サービスノードEを選択する操作がなされたと判定し(ステップS13;Yes)、ステップS14の処理に移行する。
ステップS14では、作成支援部212は、選択されたサービスノードEに係る業務フローの作成支援画面をサーバ装置20に提供することで、当該作成支援画面をサーバ装置20の表示部24に表示させる(ステップS14)。次いで、作成支援部212は、ユーザ操作により作成される業務フローを可視化した状態で表示する(ステップS15)。
続いて、作成支援部212は、業務フローの作成を完了(又は中断)する操作がなされたか否かを判定する(ステップS16)。ここで、業務フローの作成完了を指示する操作が行われない場合には(ステップS16;No)、ステップS15に戻り、業務フローの作成支援を継続する。
また、作成支援部212は、業務フローの作成完了を指示する操作を受け付けると(ステップS16;Yes)、経営施策ツリーの作成を完了(又は中断)する操作がなされたか否かを判定する(ステップS17)。ここで、経営施策ツリーの作成完了を指示する操作が行われない場合には(ステップS17;No)、ステップS12に戻り、経営施策ツリーの作成支援を継続する。
また、作成支援部212が経営施策ツリーの作成完了を指示する操作を受け付けると(ステップS17;Yes)、データ管理部213は、作成された経営施策ツリーと業務フローとを関連付けて経営施策ツリーDB261及び業務フローDB262に記憶する(ステップS18)。より詳細には、データ管理部213は、経営施策ツリーに含まれるサービスノードEのタグ情報に、当該サービスノードEに対応する業務フローのIDを設定することで、経営施策ツリーと業務フローとを関連付けて記憶する。
これにより、サーバ装置20は、経営施策ツリーと当該経営施策ツリーに関係する業務フローとの作成を支援し、作成された経営施策ツリーと業務フローとを関連付けて記憶することができる。
図19は、サーバ装置20が実行する第2支援処理の一例を示すフローチャートである。なお、本処理では、サーバ装置20のユーザから入力される検索条件に基づいて、該当する経営施策ツリーを検索する場合の処理について説明する。
まず、選択支援部214は、検索条件が入力されるまで待機する(ステップS21;No)。ここで、検索条件が入力されると、選択支援部214は、入力された検索条件に該当する経営施策ツリーを経営施策ツリーDB261から読み出す(ステップS22)。
次いで、選択支援部214は、読み出した経営施策ツリーのツリー構造を表す概要画面を生成し、サーバ装置20に提供することで、当該概要画面をサーバ装置20の表示部24に表示させる(ステップS23)。
また、選択支援部214は、読み出した経営施策ツリーにサービスノードEが含まれるか否かを判定する(ステップS24)。ここで、サービスノードEが含まれない場合には(ステップS24;No)、本処理を終了する。
一方、読み出した経営施策ツリーにサービスノードEが含まれる場合には(ステップS24;Yes)、選択支援部214は、そのサービスノードEに関連付けられた業務フローを業務フローDB262から読み出す(ステップS25)。次いで、選択支援部214は、読み出した業務フローのフロー図を表す概略画面を生成し、サーバ装置20に提供することで、当該概要画面を対応する経営施策ツリーの概要画面に関連付けて表示させ(ステップS26)、本処理を終了する。
これにより、サーバ装置20は、経営施策ツリーと当該経営施策ツリーに関係する業務フローとを関連付けた概要画面をサーバ装置20のユーザに提供することができる。したがって、サーバ装置20のユーザは、表示された概要画面を見ることで、作成や閲覧の対象とする経営施策ツリー及び業務フローを容易に確認し選択することができる。
なお、選択支援部214は、経営施策ツリーにサービスノードEが含まれる場合であっても、当該サービスノードEに関係する業務フローが存在しない場合には、経営施策ツリーの概要画面のみを表示してもよいし、空欄の業務フローの概要画面を表示させてもよい。
以上のように、サーバ装置20は、経営的な目標と当該目標を実現するための方策とが段階的に設定されたツリー構造状の経営施策ツリーと、当該経営施策ツリーの末尾の方策(サービスノードE)に当該方策に係る業務上の処理の手順が設定された業務フローとを関連付けて、経営施策ツリーDB261及び業務フローDB262に記憶する。また、サーバ装置20は、経営施策ツリーDB261に記憶された経営施策ツリーの表示が指示されると、表示対象の経営施策ツリーと、当該経営施策ツリーに関連付けられた業務フローとを対応付けた操作支援画面(作成支援画面、概要画面)を表示可能に提供する。
このように、サーバ装置20は、経営施策ツリーと当該経営施策ツリーに関連付けられた業務フローとを対応付けた操作支援画面を表示可能に提供するため、経営施策ツリーと業務フローとの関係をユーザに提示することができる。これにより、サーバ装置20は、経営施策ツリーと業務フローとの関係をユーザに把握させることができる。また、これにより、サーバ装置20は、例えば、会社全体の活動の中で、目標達成に効果的な方策を現場レベルから導出する作業を支援することができる。
また、サーバ装置20は、経営施策ツリーのツリー構造と、当該経営施策ツリーに関連付けられた業務フローとを可視化した操作支援画面(作成支援画面、概要画面)を提供する。これにより、サーバ装置20は、経営施策ツリーのツリー構造において、業務フローが担う方策(サービスノードE)と、その業務フローに設定された処理内容とをユーザに提示することができるため、経営施策ツリーと業務フローとの関係をユーザに把握させることができる。
また、サーバ装置20は、業務フローと、当該業務フローが関連付けられた経営施策ツリーの末尾の方策(サービスノードE)とを識別可能な状態で表した操作支援画面(作成支援画面、概要画面)を提供する。これにより、サーバ装置20は、経営施策ツリーのツリー構造において、業務フローが担う方策(サービスノードE)をユーザに明示することができるため、経営施策ツリーと業務フローとの関係をユーザに把握させることができる。
また、サーバ装置20は、経営施策ツリーに設定された末尾の方策(サービスノードE)の選択操作に応じて、当該方策に関連付けられた業務フローを表示することが可能な操作支援画面(作成支援画面)を提供する。これにより、サーバ装置20は、サービスノードEの選択に応じて、関係する業務フローを切り替えて提示することができるため、経営施策ツリーと業務フローとの関係をユーザに把握させることができる。
また、サーバ装置20は、経営施策ツリー及び業務フローの作成を支援し、作成された経営施策ツリーを経営施策ツリーDB261に記憶するとともに、経営施策ツリーに設定された末尾の方策(サービスノードE)のうち、選択操作で選択された方策に関連付けて、作成された業務フローを業務フローDB262に記憶する。これにより、サーバ装置20は、経営施策ツリー及び業務フローの作成及び管理を統括して行うことができるため、経営施策ツリー及び業務フローの作成する際の作業効率の向上を図ることができる。
なお、上述した実施形態は、上述した各装置が有する構成又は機能の一部を変更することで、適宜に変形して実施することも可能である。そこで、以下では、上述した実施形態に係るいくつかの変形例を他の実施形態として説明する。なお、以下では、上述した実施形態と異なる点を主に説明することとし、既に説明した内容と共通する点については詳細な説明を省略する。また、以下で説明する変形例は、個別に実施されてもよいし、適宜組み合わせて実施されてもよい。
(変形例1)
上述の実施形態では、端末装置10とサーバ装置20とが協働することで、サーバ装置20から提供される各種の操作支援画面(作成支援画面及び概要画面)を端末装置10で表示する例を示したが、これに限らず、端末装置10が単体で表示する形態としてもよい。
この場合、端末装置10は、例えば上述したGUI提供部211、作成支援部212、データ管理部213、選択支援部214等の機能部を備えることで経営支援装置として機能し、各種の作成支援画面及び概要画面を自装置で表示する形態としてもよい。なお、端末装置10は、サーバ装置20が保持する経営施策ツリーDB261及び業務フローDB262を読み取り及び書き込み可能な状態にあるものとする。
また、この場合、端末装置10は、経営施策ツリーDB261及び業務フローDB262の何れか一方又は両方を保持する形態としてもよいし、端末装置10がアクセス可能な他の装置やクラウド上に保持される形態としてもよい。
(変形例2)
上述の実施形態では、業務施策ツリーの末尾に配置されるサービスノードEに対し、業務フローを関連付ける形態を説明したが、これに限らず、業務施策ツリーの末尾に配置されるサービスノードE以外のノードに対し、業務フローを関連付ける形態としてもよい。
この場合、上述したGUI提供部211、作成支援部212、データ管理部213、及び選択支援部214は、業務施策ツリーの末尾のノードに関連付けられた業務フローについて、上述した実施形態と同様の処理を行う。これにより、上述した実施形態と同様に、業務施策ツリーと業務フローとの関係をユーザに提示することができる。
(変形例3)
上述の実施形態では、作成支援画面の一例として、タブによって表示内容を切り替える画面構成を説明した(図11、図12参照)。本変形例では、このようなタブ形式の画面構成について、経営施策ツリー及び業務フローの表示に係る他の形態を説明する。
図20は、本変形例に係る作成支援画面の一例を示す図である。図20に示すように、作成支援画面50は、図11、図12で説明した作成支援画面と同様に、タブによって表示する内容を切り替えることが可能となっている。
ここで、作成支援画面50は、タブTBaとタブTBbとを有する。タブTBaは、経営施策ツリー「店舗売上」に係るタブであり、タブTBaを選択(アクティブ化)することで、経営施策ツリーの一例である「店舗売上」が画面表示される。また、タブTBbは、業務フローの一例である「業務フロー1」に係るタブであり、タブTBbを選択することで、タブTBbに係る「業務フロー1」が画面表示される。図20では、タブTBbがアクティブ化された状態を示している。
ここで、タブTBaに係る経営施策ツリー「店舗売上」には、上述した手法により、タブTBbの画面に表示された「業務フロー1」を少なくとも含む3つの業務フロー(業務フロー1~3)が関連付けられているものとする。つまり、図20では、タブTBaの経営施策ツリー「店舗売上」に含まれた業務フローの何れか一つが、タブTBbに表示された状態を示している。以下、タブTBaとタブTBbとを総称して、タブTBともいう。
タブTBに設けられた×印の第1操作子OPaは、当該第1操作子OPaが設けられたタブTBの削除を指示するためのものである。例えば、作成支援部212は、第1操作子OPaの操作を受け付けると、その第1操作子OPaが設けられたタブTBを作成支援画面50から削除する。
また、アクティブ化されたタブTBbには、第2操作子OPbが表示される。第2操作子OPbは、タブTBbの業務フローに関係する経営施策ツリー及び業務フローをリスト表示するための操作子である。例えば、作成支援部212は、第2操作子OPbの操作を受け付けると、図21に示すように、タブTBbの「業務フロー1」に関係する経営施策ツリーと業務フローとをリスト表示した選択画面51を表示させる。
図21は、本変形例に係る作成支援画面の他の例を示す図である。図21に示すように、作成支援部212は、第2操作子OPbの操作を受け付けると、操作先のタブTBbに関連付けて、選択画面51をプルダウン表示させる。選択画面51には、タブTBbに表示された「業務フロー1」に関係する経営施策ツリーと業務フローとがリスト表示される。より具体的には、選択画面51には、タブTBbの「業務フロー1」が属する経営施策ツリー「店舗売上」と、当該経営施策ツリーに含まれる業務フロー(業務フロー1~3)の各々とが表示される。なお、図21では、タブTBbに係る「業務フロー1」を選択画面51に含めて表示させているが、表示の対象から除外する形態としてもよい。
また、選択画面51に表示された各項目(経営施策ツリー、業務フロー)は、選択可能となっており、何れか一つの項目が選択されると、作成支援部212は、選択された項目をタブTBbの画面に表示させる。例えば、図21に示すように、選択画面51から「業務フロー2」が選択されると、作成支援部212は、図22に示すように、選択された「業務フロー2」をタブTBbの画面に表示させる。
図22は、本変形例に係る作成支援画面の他の例を示す図であり、図21の選択画面51から「業務フロー2」が選択された後のタブTBbの画面例を示している。作成支援部212は、選択画面51に対する操作により一の項目が選択されると、その選択された項目をタブTBbの画面に表示させる。また、作成支援部212は、タブTBbの画面に表示する内容の変更に伴い、タブTBbの名称も変更する。
なお、本変形例では、タブTBbに表示された第2操作子OPbを例に、選択画面51に係る動作を説明したが、タブTBaがアクティブ化された場合には、タブTBbと同様に、タブTBaに第2操作子OPbが表示されるものとする。
このように、本変形例では、タブTBに表示された経営施策ツリー又は業務フローの項目について、当該項目に関連する経営施策ツリー又は業務フローを選択可能な選択画面51を提供し、選択画面51から選択された項目をタブTBに表示する。これにより、ユーザは、業務施策ツリーと業務フローとの関係や、業務フロー間の関係を容易に把握することができるため、利便性の向上を図ることができる。
なお、本変形例では、選択画面51から選択された項目を、操作元のタブTBbの画面に表示させる形態としたが、これに限らず、新たなタブを生成し、生成したタブに選択画面51から選択された項目を表示させる形態としてもよい。
また、本変形例では、図20~図22の画面を、作成支援部212が提供する作成支援画面の一例として説明したが、これに限らず、選択支援部214が概要画面の一例として提供する形態としてもよい。
なお、上述の実施形態の各装置で実行されるプログラムは、ROMや記憶部等に予め組み込まれた状態で提供される。上述の実施形態の各装置で実行されるプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD-ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD-R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。
さらに、上述の実施形態の各装置で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成してもよい。また、上述の実施形態の各装置で実行されるプログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供又は配布するように構成してもよい。
以上、本発明の実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これらの新規な実施形態やその変形例は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 経営支援システム
10 端末装置
20 サーバ装置
111 表示制御部
112 操作受付部
211 GUI提供部
212 作成支援部
213 データ管理部
214 選択支援部
215 表示制御部
216 操作受付部
261 経営施策ツリーDB
262 業務フローDB
特開2014-235470号公報

Claims (6)

  1. 経営的な目標と当該目標を実現するための方策とが段階的に設定されたツリー構造状の経営施策ツリーと、前記経営施策ツリーの末尾の方策に当該方策に係る業務上の処理の手順が設定された業務フローと、を関連付けて記憶装置に記憶する記憶制御手段と、
    前記記憶装置に記憶された前記経営施策ツリーの表示が指示されると、表示対象の前記経営施策ツリーと、当該経営施策ツリーに関連付けられた前記業務フローとを対応付けた画面を表示可能に提供する提供手段と、
    を備える経営支援装置。
  2. 前記提供手段は、前記経営施策ツリーのツリー構造と、当該経営施策ツリーに関連付けられた前記業務フローの手順とを可視化した前記画面を提供する、請求項1に記載の経営支援装置。
  3. 前記提供手段は、前記業務フローと、当該業務フローが関連付けられた前記経営施策ツリーの末尾の方策とを識別可能な状態で表した前記画面を提供する、請求項1又は2に記載の経営支援装置。
  4. 前記提供手段は、前記経営施策ツリーに設定された末尾の方策の選択操作に応じて、当該方策に関連付けられた前記業務フローを表示することが可能な前記画面を提供する、請求項1に記載の経営支援装置。
  5. 前記経営施策ツリーの作成を支援する第1支援手段と、
    前記経営施策ツリーに設定された末尾の方策の選択操作を受け付け、当該方策に係る前記業務フローの作成を支援する第2支援手段と、
    を更に備え、
    前記記憶制御手段は、前記第1支援手段の支援により作成された前記経営施策ツリーを前記記憶装置に記憶するとともに、前記経営施策ツリーに設定された末尾の方策のうち、前記選択操作で選択された方策に関連付けて、前記第2支援手段の支援により作成された前記業務フローを前記記憶装置に記憶する、請求項1に記載の経営支援装置。
  6. 経営支援装置のコンピュータを、
    経営的な目標と当該目標を実現するための方策とが段階的に設定されたツリー構造状の経営施策ツリーと、前記経営施策ツリーの末尾の方策に当該方策に係る業務上の処理の手順が設定された業務フローと、を関連付けて記憶装置に記憶する記憶制御手段と、
    前記記憶装置に記憶された前記経営施策ツリーの表示が指示されると、表示対象の前記経営施策ツリーと、当該経営施策ツリーに関連付けられた前記業務フローとを対応付けた画面を表示可能に提供する提供手段と、
    して機能させるためのプログラム。
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