JP6604152B2 - クレーン装置 - Google Patents
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Description
図1を参照して、本実施形態に係るオールテレーンクレーン100を説明する。本実施形態に係るオールテレーンクレーン100は、図1に示されるように、走行体10と、クレーン装置20とを主に備える。オールテレーンクレーン100は、クレーン装置の一例である。但し、クレーン装置の具体例はオールテレーンクレーン100に限定されず、例えば、ラフテレーンクレーン、カーゴクレーン等であってもよい。また、クレーン装置は、走行体10を備えていなくてもよい。
走行体10は、図1に示されるように、複数のタイヤ11と、走行キャビン12と、アウトリガ13とを主に備える。走行体10は、エンジン(図示省略)の動力によってタイヤ11が回転されることによって、走行する。但し、走行体10は、タイヤ11に代えてキャタピラによって走行するものであってもよい。
クレーン装置20は、図1に示されるように、旋回体(ベースの一例)21と、ブーム22と、クレーンキャビン23とを主に備える。クレーン装置20は、旋回体21に搭載されたエンジン(図示省略)の動力が油圧システム(図示省略)を通じて伝達されることによって動作する。また、ブーム22の先端には、後述するラフィングジブ(ジブの一例)24を着脱することができる。
ラフィングジブ24は、ブーム22の先端に着脱可能に構成されている。ブーム22の先端に装着されたラフィングジブ24は、ブーム22に対して起伏可能に支持されている。ラフィングジブ24は、複数のジブを長手方向に連結することによって構成される。すなわち、ラフィングジブ24の長さは、ジブの数を変更することによって可変となる。
クレーン装置20は、第1フック25と、第2フック26とを備える。第1フック25は、図1に示されるように、ロープ27によってラフィングジブ24の先端に吊下可能であり、図2に示されるように、ロープ27によってブーム22の先端に吊下可能である。一方、第2フック26は、図1及び図2に示されるように、ロープ28によってブーム22の先端にのみ吊下可能である。第1フック25は、第1ウインチ34(図3参照)がロープ27を巻き取り或いは繰り出すことによって昇降する。第2フック26は、第2ウインチ35(図3参照)がロープ28を巻き取り或いは繰り出すことによって昇降する。
オールテレーンクレーン100は、図3に示されるように、制御部50を備える。制御部50は、オールテレーンクレーン100の動作を制御する。制御部50は、記憶部51に記憶されたプログラムを実行するCPU(Central Processing Unit)によって実現されてもよいし、ハードウェア回路によって実現されてもよいし、これらの組み合わせであってもよい。記憶部51は、CPUによって実行されるプログラム、及びプログラムの実行中に一時記憶される各種情報を記憶する。
第1過巻センサ45は、第1フック25の吊下長さに応じた信号(以下、「過巻信号」と表記する。)を出力する。第2過巻センサ46は、第2フック26の吊下長さに応じた過巻信号を出力する。なお、「吊下長さ」とは、フック25、26と、ブーム22の先端或いはラフィングジブ24の先端との距離を指す。第1過巻センサ45は、図2に示されるように、スイッチ45Aと、ウエイト45Bと、ワイヤー45Cとで構成される。同様に、第2過巻センサ46は、スイッチ46Aと、ウエイト46Bと、ワイヤー46Cとで構成される。
次に、図4を参照して、ラフィングジブ24をブーム22の先端に装着する手順を説明する。なお、ラフィングジブ24をブーム22の先端から取り外す手順は、下記の手順の逆順である。制御部50は、選択部48から選択信号が出力されたことに応じて、図4に示されるモード切替処理を実行する。
次に、図5を参照して、クレーン装置20の動作を制御する制御部50の処理を説明する。制御部50は、例えば、クレーン装置20を動作させる操作を操作部47を通じて受け付けた(すなわち、操作部47から操作信号が出力された)ことに応じて、図5に示されるクレーン制御処理を実行する。
上記の実施形態によれば、ラフィングジブ24の着脱完了後に第1過巻センサ45から実際に過巻信号が出力されたことに応じて、クレーン作業の規制が解除される。換言すれば、クレーン作業をするためには、第1過巻センサ45が装着されていることが必要となる。これにより、第1過巻センサ45を取り付けないままでのクレーン作業を規制できる。また、クレーン作業の規制中に第1ウインチ34によるロープ27の巻き取りを報知することによって、第1ウインチ34にロープ27を巻き取らせる操作を作業者に促すことができる。その結果、ラフィングジブ24の着脱後にクレーン作業の規制をスムーズに解除することができる。
20・・・クレーン装置
22・・・ブーム
24・・・ラフィングジブ
25・・・第1フック
26・・・第2フック
32・・・起伏シリンダ
33・・・伸縮シリンダ
34・・・第1ウインチ
35・・・第2ウインチ
45・・・第1過巻センサ
46・・・第2過巻センサ
47・・・操作部
48・・・選択部
50・・・制御部
51・・・記憶部
100・・・オールテレーンクレーン
Claims (1)
- クレーン装置であって、
ベースと、
伸縮及び起伏可能に上記ベースに支持されたブームと、
上記ブームの先端に着脱可能なジブと、
上記ブームの先端或いは上記ジブの先端に吊下されて昇降するフックと、
上記ブームの先端或いは上記ジブの先端に着脱可能であり、上記フックの吊下長さが閾値を下回ったことに応じて過巻信号を出力する過巻センサと、
該クレーン装置の動作を指示する操作に対応する操作信号を出力する操作部と、
該クレーン装置のモードを選択する操作に対応する選択信号を出力する選択部と、
制御部とを備えるクレーン装置であって、
上記制御部は、
上記ブームに上記フックを吊下したブーム作業モード、或いは上記ジブに上記フックを吊下したジブ作業モードに対応する上記選択信号が上記選択部から出力されたことに応じて、上記フックの上昇を許可し、上記ブームの伸縮及び起伏を規制する規制処理と、
上記規制処理後に上記過巻センサから上記過巻信号が出力されたことに応じて、上記ブームの伸縮及び起伏の規制を解除する解除処理とを実行するクレーン装置。
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Family Applications (1)
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