JP7067123B2 - フック位置制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、フック位置制御装置に関する。特に、本発明は、クレーン装置のフック位置を制御するための制御装置に関する。
クレーン装置には、重い吊荷を吊り上げるための主巻フックと、軽い吊荷を高速で吊り上げるための補巻フックといった複数のフックを備えた装置が有る。
例えば、特許文献1には、クレーン車における主巻ウインチと補巻ウインチとを同調・解除自在とする主・補巻ウインチの同調・解除装置が記載されている。
特開平09-323894号公報
しかしながら、特許文献1に記載の装置では、主巻フック及び補巻フックのうちの一方だけを用いてクレーン作業を行う際に、クレーン作業に使用しない他方のフックの存在が邪魔となり、作業効率が低下する。
本発明は、上述の事情に鑑みてなされたものであり、上述のような問題点を解決することを課題の一例とする。すなわち、本発明の課題の一例は、クレーン作業に使用しないフックが存在しても作業効率の低下を抑制することである。
本発明の一つの観点に係るフック位置制御装置は、伸縮ブームのブームヘッドから垂下したワイヤロープによって吊り下げられた複数のフックの位置を制御するフック位置制御装置であって、前記複数のフックのそれぞれが、クレーン作業に使用される使用フックであるか、前記クレーン作業に使用されない不使用フックであるか判断するフック判断部と、任意の位置にある前記不使用フックと前記ブームヘッドとの間において垂下した前記ワイヤロープの長さを算出するワイヤ長算出部と、前記ワイヤ長算出部により算出された前記ワイヤロープの長さが前記伸縮ブームの伸縮及び起伏に関わらず略一定となるよう、前記不使用フックに対応するウインチからの前記ワイヤロープの繰出長を制御するウインチ制御部と、を備える。
好適には、前記フック位置制御装置において、前記複数のフックのそれぞれは、作業者の操作に応じて前記フックを移動させる手動モード、前記フックと前記ブームヘッドとの間において垂下した前記ワイヤロープの長さを略一定に維持したまま前記フックを移動させる平行移動モード、又は、前記フックに掛止された吊荷の地面からの高さを略一定に維持したまま前記フックを移動させる水平移動モード、の何れかの移動モードにて移動可能なように設定可能であり、前記不使用フックが前記平行移動モードに設定され、且つ、前記不使用フックに対応する前記ウインチの操作レバーからの操作信号の入力が遮断された場合、前記ワイヤ長算出部は、前記不使用フックと前記ブームヘッドとの間において垂下した前記ワイヤロープの長さを最初に算出した値を所定値とし、前記ウインチ制御部は、前記使用フックの前記移動モードに関わらず、前記不使用フックと前記ブームヘッドとの間において垂下した前記ワイヤロープの長さが略前記所定値に維持されるよう、前記繰出長を制御する。
好適には、前記フック位置制御装置において前記不使用フックが前記平行移動モードに設定された後に前記不使用フックに対応する前記ウインチの前記操作レバーからの前記操作信号が入力された場合、設定された前記不使用フックの前記移動モードに関わらず、前記不使用フックの前記移動モードを前記手動モードに設定する。
本発明の1つの観点に係るフック位置制御装置は、クレーン作業に使用しないフックが存在しても作業効率の低下を抑制することができる。
本発明のいくつかの実施形態を、単なる例として、添付の図面を参照して以下に説明する。
本発明の実施形態に係るフック位置制御装置を備える移動式クレーンを示す図である。 移動式クレーンの機能的構成を示すブロック図である。 フックの移動モードを説明するための図を示す。 不使用フックとブームヘッドとの間において垂下した不使用ワイヤの長さが、伸縮ブームの伸縮動作に応じてどのように変化するのかを説明するための図を示す。 不使用フックとブームヘッドとの間において垂下した不使用ワイヤの長さが、伸縮ブームの起伏動作に応じてどのように変化するのかを説明するための図を示す。 フック位置制御装置にて行われる不使用フックの位置制御に係る処理の流れを示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら詳しく説明する。以下に説明される実施形態は、本発明のいくつかの例を示すものであって、本発明の内容を限定するものではない。また、各実施形態で説明される構成及び動作の全てが本発明の構成及び動作として必須であるとは限らない。
[実施形態1]
図1は、本発明の実施形態に係るフック位置制御装置70を備える移動式クレーン1の側面図である。図2は、移動式クレーン1の機能的構成を示すブロック図である。図3は、フック15の移動モードを説明するための図を示す。
なお、本実施形態では、図1に示されるように、移動式クレーン1の前進方向を「前方」とも称し、前方の反対方向を「後方」とも称する。また、本実施形態では、移動式クレーン1の車高方向を「上方」とも称し、上方の反対方向を「下方」とも称する。上下方向及び前後方向のそれぞれに直交する方向は、移動式クレーン1の車幅方向であり「幅方向」とも称する。上下方向は、鉛直方向と略平行である。
移動式クレーン1は、車輪等を備えて自走可能に構成されたクレーンである。好適には、移動式クレーン1は、図1に示されるように、ラフテレーンクレーンであってよい。
移動式クレーン1は、一般道路及び作業エリアを走行するための車体2と、クレーン作業を行うためのクレーン装置3と、作業者が車体2及びクレーン装置3を運転するスペースである運転室4とを備える。更に、移動式クレーン1は、運転室4内に設けられて車体2及びクレーン装置3を運転するために作業者によって操作される操作設定部30と、車体2及びクレーン装置3の運転状況を検知するための検知器40とを備える。更に、移動式クレーン1は、運転室4内のモニタ及びスピーカ並びに運転室4外の表示灯及びスピーカ等により構成され、車体2及びクレーン装置3の運転状況及び周囲の状況を作業者及び周囲に報知する報知機器50と、車体2及びクレーン装置3の各構成要素を制御する制御装置60とを備える。
クレーン装置3は、移動式クレーン1の上部旋回体である。クレーン装置3は、車体2に対して水平面上で旋回可能に設けられた旋回台5と、旋回台5に回動自在に支持されて起伏可能な伸縮ブーム6と、旋回台5に回動自在に支持されて伸縮ブーム6を起伏させる起伏シリンダ7とを備える。更に、クレーン装置3は、伸縮ブーム6の先端部にあるブームヘッド6aから垂下して複数のフック15をそれぞれ吊り下げる複数のワイヤロープ10と、それぞれに吊荷が掛止される複数のフック15とを備える。更に、クレーン装置3は、伸縮ブーム6の基端側の旋回台5上に設けられ、油圧モータ等によって複数のワイヤロープ10のそれぞれの巻き取り及び繰り出しを行う複数のウインチ20を備える。
伸縮ブーム6は、筒状に形成された複数のブーム部材によって構成される。複数のブーム部材は、テレスコピック機構を有し、内部に設けられた伸縮シリンダ6bによって長手方向において伸縮自在に構成される。複数のブーム部材は、伸縮ブーム6の基端側に配置されて旋回台5に支持されるブーム根元支点を有するベースブーム6cと、伸縮ブーム6の先端側に配置されてブームヘッド6aが先端部に取り付けられたトップブーム6dとを少なくとも含む。ベースブーム6cの先端部には、ウインチ20から繰り出されたワイヤロープ10が掛け渡されて、ワイヤロープ10をブームヘッド6aへ案内するシーブ6eが設けられる。
複数のワイヤロープ10と、複数のフック15と、複数のウインチ20とは、それぞれ、主巻及び補巻ワイヤロープ11及び12と、主巻及び補巻フック16及び17と、主巻及び補巻ウインチ21及び22とを含む。
主巻及び補巻ワイヤロープ11及び12の各先端部には、主巻及び補巻フック16及び17をそれぞれ含む主巻及び補巻フックブロック18及び19が掛止される。主巻及び補巻フックブロック18及び19における主巻及び補巻ワイヤロープ11及び12のそれぞれの掛数は、互いに異なってよい。
主巻及び補巻ワイヤロープ11及び12の各基端部は、主巻ウインチ21のウインチドラム21a及び補巻ウインチ22のウインチドラム22aに巻き掛けられる。ウインチドラム21a及び22aは、油圧モータ等によってそれぞれが正逆回転可能に構成され、互いに独立して回転可能に構成される。
操作設定部30は、図2に示されるように、伸縮ブーム6の伸縮動作を制御するための操作レバーであるブーム伸縮レバー31と、伸縮ブーム6の起伏動作を制御するための操作レバーであるブーム起伏レバー32とを含む。更に、操作設定部30は、主巻ウインチ21における主巻ワイヤロープ11の巻き取り動作及び繰り出し動作を制御するための操作レバーである主巻ウインチレバー33と、補巻ウインチ22における補巻ワイヤロープ12の巻き取り動作及び繰り出し動作を制御するための操作レバーである補巻ウインチレバー34とを含む。
更に、操作設定部30は、主巻及び補巻ワイヤロープ11及び12のそれぞれの掛数を入力して設定するためのスイッチであるワイヤ掛数設定スイッチ35を含む。更に、操作設定部30は、複数のフック15である主巻及び補巻フック16及び17のうちクレーン作業に使用するフック15を選択して設定するためのスイッチである使用フック設定スイッチ36を含む。更に、操作設定部30は、主巻及び補巻フック16及び17のそれぞれの移動モードを入力して設定するためのスイッチであるフックモード設定スイッチ37を含む。移動モードについては、図3を用いて後述する。
本実施形態では、複数のフック15である主巻及び補巻フック16及び17のうちクレーン作業に使用するフック15を「使用フック」とも称し、クレーン作業に使用しないフック15を「不使用フック」とも称する。本実施形態では、複数のワイヤロープ10である主巻及び補巻ワイヤロープ11及び12のうち使用フックが掛止されたワイヤロープ10を「使用ワイヤ」とも称し、不使用フックが掛止されたワイヤロープ10を「不使用ワイヤ」とも称する。本実施形態では、複数のウインチ20である主巻及び補巻ウインチ21及び22のうち使用ワイヤを巻き取るウインチ20を「使用ウインチ」とも称し、不使用ワイヤを巻き取るウインチ20を「不使用ウインチ」とも称する。本実施形態では、主巻及び補巻ウインチレバー33及び34のうち使用ウインチを操作するためのウインチレバーを「使用ウインチレバー」とも称し、不使用ウインチを操作するためのウインチレバーを「不使用ウインチレバー」とも称する。
検知器40は、伸縮ブーム6の長手方向の長さであるブーム長を検知するためのブーム長検知器41と、伸縮ブーム6の水平面に対する角度であるブーム角度を検知するためのブーム角度検知器42とを含む。更に、検知器40は、主巻ワイヤロープ11が主巻ウインチ21から繰り出された長さである主巻ワイヤ繰出長を検知するための主巻ワイヤ繰出長検知器43と、補巻ワイヤロープ12が補巻ウインチ22から繰り出された長さである補巻ワイヤ繰出長を検知するための補巻ワイヤ繰出長検知器44とを含む。
制御装置60は、プロセッサ及び記憶装置を含み、移動式クレーン1の各構成要素を統括的に制御する電子制御ユニットであってよい。制御装置60の入力側には、操作設定部30が接続され、操作レバー31~34のそれぞれの操作信号及び設定スイッチ35~37の設定信号が制御装置60へ入力される。更に、制御装置60の入力側には、検知器40が接続され、検知器40の検知結果を示す信号が制御装置60へ入力される。
制御装置60の出力側には、伸縮ブーム6の伸縮シリンダ6b及び起伏シリンダ7が接続され、伸縮シリンダ6b及び起伏シリンダ7のそれぞれの動作を制御するための制御信号が制御装置60から出力される。更に、制御装置60の出力側には、主巻及び補巻ウインチ21及び22が接続され、主巻及び補巻ウインチ21及び22のそれぞれの動作を制御するための制御信号が制御装置60から出力される。更に、制御装置60の出力側には、報知機器50が接続され、報知機器50の動作を制御するための制御信号が制御装置60から出力される。
制御装置60は、複数のフック15である主巻及び補巻フック16及び17のそれぞれの鉛直方向の位置を制御するフック位置制御装置70を含む。
フック位置制御装置70は、複数のフック15である主巻及び補巻フック16及び17のそれぞれが、クレーン作業に使用される使用フックであるか、クレーン作業に使用されない不使用フックであるか判断するフック判断部71を含む。更に、フック位置制御装置70は、揚程内の任意の位置にある不使用フックとブームヘッド6aとの間において垂下したワイヤロープ10の長さを算出するワイヤ長算出部72を含む。更に、フック位置制御装置70は、不使用フックの位置を記憶するために、ワイヤ長算出部72により算出されたワイヤロープ10の長さを記憶するワイヤ長記憶部73を含む。更に、フック位置制御装置70は、フックモード設定スイッチ37により設定されたフック15の移動モードに応じて、ワイヤロープ10の巻き取り又は繰り出しを行うウインチ20の動作を制御するウインチ制御部74を含む。
フック15の移動モードは、図3に示されるように、モード1~4を含む。モード1は、使用フック及び不使用フックのそれぞれが、手動、すなわち、作業者による主巻又は補巻ウインチレバー33又は34の操作に応じて移動するモードである。モード2は、使用フックが作業者による主巻又は補巻ウインチレバー33又は34の操作に応じて移動し、不使用フックが自動で平行移動するモードである。モード3は、使用フックが自動で水平移動し、不使用フックが自動で平行移動するモードである。モード4は、使用フックが自動で平行移動し、不使用フックが自動で平行移動するモードである。
平行移動とは、伸縮ブーム6のブームヘッド6aとフック15との間において垂下したワイヤロープ10の長さを略一定に維持したまま、伸縮ブーム6の伸縮及び起伏並びに旋回台5の旋回等によってフック15を移動させることである。水平移動とは、フック15に掛止された吊荷の地面からの高さを略一定に維持したまま、伸縮ブーム6の伸縮及び起伏並びに旋回台5の旋回等によってフック15を移動させることである。
ウインチ制御部74は、モード2~4が設定された場合、使用フックの移動モードに関わらず、不使用フックを平行移動させる。すなわち、この場合、ウインチ制御部74は、ワイヤ長算出部72により算出されたワイヤロープ10の長さが伸縮ブーム6のブーム長及びブーム角度に関わらず略一定となるよう、不使用フックに対応するウインチ20の巻き取り又は繰り出し動作を制御する。言い換えると、ウインチ制御部74は、ワイヤ長算出部72により算出されたワイヤロープ10の長さが伸縮ブーム6の伸縮及び起伏に関わらず略一定となるよう、不使用フックに対応するウインチからのワイヤロープ10の繰出長を制御する。それにより、フック位置制御装置70は、使用フックにて所望のクレーン作業が行われる際に、不使用フックの位置を任意の位置に維持することができる。
ワイヤ長算出部72により算出されるワイヤロープ10の長さは、不使用フックとブームヘッド6aとの間において垂下した不使用ワイヤの長さである。不使用フックとブームヘッド6aとの間において垂下した不使用ワイヤの長さが、伸縮ブーム6の動作に応じてどのように変化するのかについて説明する。
図4は、不使用フックとブームヘッド6aとの間において垂下した不使用ワイヤの長さが、伸縮ブーム6の伸縮動作に応じてどのように変化するのかを説明するための図を示す。図5は、不使用フックとブームヘッド6aとの間において垂下した不使用ワイヤの長さが、伸縮ブーム6の起伏動作に応じてどのように変化するのかを説明するための図を示す。
伸縮ブーム6のブーム長をLとし、伸縮ブーム6の動作前及び動作後のブーム長LをそれぞれL1及びL2とする。伸縮ブーム6のブーム角度をθとし、動作前及び動作後のブーム角度をそれぞれθ1及びθ2とする。不使用ワイヤの繰出長をSとし、動作前及び動作後の繰出長をそれぞれS1及びS2とする。不使用フックとブームヘッド6aとの間において垂下した不使用ワイヤの長さをDとし、動作前及び動作後の長さをそれぞれD1及びD2とする。不使用ワイヤの掛数をNとする。
更に、不使用ワイヤのウインチドラムからの繰り出し開始位置をPとし、伸縮ブーム6の動作前及び動作後の位置をそれぞれP1及びP2とする。不使用ワイヤのシーブ6eとの接触位置をQとし、伸縮ブーム6の動作前及び動作後の位置をそれぞれQ1及びQ2とする。不使用ウインチとシーブ6eとの間に掛け渡された不使用ワイヤの長さをAとし、伸縮ブーム6の動作前及び動作後の長さをそれぞれA1及びA2とする。シーブ6eとブームヘッド6aとの間に掛け渡された不使用ワイヤの長さをBとし、動作前及び動作後の長さをそれぞれB1及びB2とする。
不使用フックとブームヘッド6aとの間において垂下した不使用ワイヤの長さDは、不使用ウインチが動かない場合、伸縮ブーム6の伸縮動作に応じて変化する。これは、伸縮ブーム6の伸縮動作に応じてブーム長Lが変化すると、不使用ウインチとブームヘッド6aとの間に掛け渡された不使用ワイヤの長さが変化するからである。
また、不使用フックとブームヘッド6aとの間において垂下した不使用ワイヤの長さDは、不使用ウインチが動かない場合、伸縮ブーム6の起伏動作に応じて変化する。これは、伸縮ブーム6の起伏動作に応じてブーム角度θが変化すると、不使用ウインチとシーブ6eとの間に掛け渡された不使用ワイヤの長さAが主に変化するからである。なお、シーブ6eとブームヘッド6aとの間に掛け渡された不使用ワイヤの長さBは、ブーム角度θが変化しても殆ど変化しない(B1≒B2)。
不使用ウインチとシーブ6eとの間に掛け渡された不使用ワイヤは、図5に示されるように、不使用ワイヤのウインチドラムからの繰り出し開始位置Pと、不使用ワイヤのシーブ6eとの接触位置Qとを結ぶ線分に沿って位置する。この線分のベースブーム6cに対する姿勢は、伸縮ブーム6のブーム角度θの変化に応じて変化する。図5の例では、伸縮ブーム6のブーム角度θが小さいほど、この線分のベースブーム6cに対する角度が小さくなるような姿勢となり得る。また、不使用ワイヤのウインチドラムからの繰り出し開始位置Pは、伸縮ブーム6のブーム角度θの変化に応じて変化する。図5の例では、伸縮ブーム6のブーム角度θが小さいほど、繰り出し開始位置Pは前方に移動し得る。このため、不使用ウインチとシーブ6eとの間に掛け渡された不使用ワイヤの長さAは、伸縮ブーム6のブーム角度θの変化に応じて変化する。図5に示す例では、不使用ウインチとシーブ6eとの間に掛け渡された不使用ワイヤの長さAは、伸縮ブーム6のブーム角度θが小さいほど、長くなる(A1<A2)。
このようなことから、伸縮ブーム6の動作前及び動作後の不使用ワイヤの繰出長S1及びS2は、それぞれ、式(1)及び(2)のように示される。
S1=L1+(D1×N)+α1・・・(1)
S2=L2+(D2×N)+α2・・・(2)
αは、不使用ワイヤの繰出長S1及びS2のうち、ブーム角度θに依存する部分の値であり、上述のように、不使用ウインチとシーブ6eとの間に掛け渡された不使用ワイヤの長さAの変化が主要因となって変化する値である。αの値は、ブーム角度θ及びブーム長Lを用いて移動式クレーン1の機種ごとに予め算出され、予めフック位置制御装置70に記憶されている。伸縮ブーム6の動作前及び動作後のαを、α1及びα2とする。
フック位置制御装置70のワイヤ長算出部72は、式(1)及び(2)を用いて、不使用フックとブームヘッド6aとの間において垂下した不使用ワイヤの長さD1及びD2を算出することができる。
図6は、フック位置制御装置70にて行われる不使用フックの位置制御に係る処理の流れを示すフローチャートである。
ステップ601において、フック位置制御装置70は、不使用フックの位置を維持するよう設定されたか否かを判断する。具体的には、フック位置制御装置70は、使用フック設定スイッチ36からの設定信号に基づいて、主巻及び補巻フック16及び17の何れかが使用フックであり不使用フックであるのかを判断する。また、フック位置制御装置70は、フックモード設定スイッチ37からの設定信号に基づいて、フック15の移動モードがモード2~4の何れかに設定され、不使用フックが自動で平行移動するモードに設定されたのかを判断する。それらにより、フック位置制御装置70は、不使用フックの位置を維持するよう設定されたか否かを判断することができる。フック位置制御装置70は、不使用フックの位置を維持するよう設定されていない場合、ステップ618へ移行する。一方、フック位置制御装置70は、不使用フックの位置を維持するよう設定された場合、ステップ602へ移行する。
ステップ602において、フック位置制御装置70は、不使用ウインチレバーが中立に位置するか否かを判断する。不使用ウインチレバーが中立であると、不使用ウインチレバーから制御装置60への操作信号の入力は遮断され得る。フック位置制御装置70は、不使用ウインチレバーが中立に位置する場合、ステップ604へ移行する。一方、フック位置制御装置70は、不使用ウインチレバーが中立に位置しない場合、ステップ603へ移行する。
ステップ603において、フック位置制御装置70は、不使用ウインチレバーを中立の位置に操作するよう、報知機器50にて報知する。その後、フック位置制御装置70は、ステップ601へ移行する。
ステップ604において、フック位置制御装置70は、不使用フックとブームヘッド6aとの間に垂下した不使用ワイヤの長さD1が、記憶されているか否かを判断する。フック位置制御装置70は、不使用ワイヤの長さD1が記憶されている場合、ステップ608へ移行する。一方、フック位置制御装置70は、不使用ワイヤの長さD1が記憶されていない場合、ステップ605へ移行する。
ステップ605において、フック位置制御装置70は、ブーム長L1、ブーム角度θ1、不使用ワイヤの繰出長S1及び掛数Nを取得する。具体的には、フック位置制御装置70は、ブーム長検知器41及びブーム角度検知器42の各検知結果を示す信号に基づいて、伸縮ブーム6のブーム長L1及びブーム角度θ1を取得する。また、フック位置制御装置70は、主巻及び補巻ワイヤ繰出長検知器43及び44のうち不使用ワイヤに対応する検知器の検知結果を示す信号に基づいて、不使用ワイヤの繰出長S1を取得する。また、フック位置制御装置70は、ワイヤ掛数設定スイッチ35からの設定信号に基づいて、不使用ワイヤの掛数Nを取得する。
ステップ606において、フック位置制御装置70は、予め記憶された複数のαのうちから、ブーム角度θ1に応じたα1を取得する。
ステップ607において、フック位置制御装置70は、式(1)を用いて、不使用フックとブームヘッド6aとの間において垂下した不使用ワイヤの長さD1を算出し、記憶する。
ステップ608において、フック位置制御装置70は、ブーム伸縮レバー31及びブーム起伏レバー32の少なくとも1つが操作されたか否かを判断する。具体的には、フック位置制御装置70は、ブーム伸縮レバー31及びブーム起伏レバー32の少なくとも1つからの操作信号に基づいて、ブーム伸縮レバー31及びブーム起伏レバー32の少なくとも1つが操作されたか否かを判断する。フック位置制御装置70は、ブーム伸縮レバー31及びブーム起伏レバー32の何れも操作されていない場合、ステップ617へ移行する。一方、フック位置制御装置70は、ブーム伸縮レバー31及びブーム起伏レバー32の少なくとも1つが操作された場合、ステップ609へ移行する。
ステップ609において、フック位置制御装置70は、ブーム長L2及びブーム角度θ2を取得する。具体的には、フック位置制御装置70は、ブーム長検知器41及びブーム角度検知器42の各検知結果を示す信号に基づいて、伸縮ブーム6のブーム長L2及びブーム角度θ2を取得する。
ステップ610において、フック位置制御装置70は、予め記憶された複数のαの値のうちから、ブーム角度θ2に応じたα2を取得する。
ステップ611において、フック位置制御装置70は、不使用ワイヤの繰出長における目標変化量Yを算出する。目標変化量Yは、不使用フックとブームヘッド6aとの間に垂下した不使用ワイヤの長さDを伸縮ブーム6の動作前後で略一定とするために必要な、繰出長Sの変化量である。フック位置制御装置70は、式(3)を用いて、目標変化量Yを算出することができる。
Y=(L2+α2)-(L1+α1)・・・式(3)
ステップ612において、フック位置制御装置70は、不使用ワイヤの繰出長が目標変化量Yだけ変化するよう、不使用ウインチを制御する。
ステップ613において、フック位置制御装置70は、不使用ワイヤの繰出長S2を取得する。具体的には、フック位置制御装置70は、主巻及び補巻ワイヤ繰出長検知器43及び44のうち不使用ワイヤに対応する検知器の検知結果を示す信号に基づいて、不使用ワイヤの繰出長S2を取得する。
ステップ614において、フック位置制御装置70は、式(2)を用いて、不使用フックとブームヘッド6aとの間において垂下した不使用ワイヤの長さD2を算出し、記憶する。
ステップ615において、フック位置制御装置70は、不使用フックとブームヘッド6aとの間において垂下した不使用ワイヤの長さD1及びD2の差分ΔDが、許容範囲以内か否かを判断する。フック位置制御装置70は、差分ΔDが許容範囲以内である場合、ステップ617へ移行する。一方、フック位置制御装置70は、差分ΔDが許容範囲以内でない場合、ステップ616へ移行する。
ステップ616において、フック位置制御装置70は、差分ΔDに応じて目標変化量Yを修正する。その後、フック位置制御装置70は、ステップ612へ移行する。
ステップ617において、フック位置制御装置70は、不使用フックの位置を維持する設定が解除されたか否かを判断する。具体的には、フック位置制御装置70は、使用フック設定スイッチ36又はフックモード設定スイッチ37からの設定信号に基づいて、不使用フックの位置を維持する設定が解除されたか否かを判断することができる。フック位置制御装置70は、不使用フックの位置を維持する設定が解除されていない場合、本処理を終了する。一方、フック位置制御装置70は、不使用フックの位置を維持する設定が解除された場合、不使用フックの移動モードを手動モードに設定し、ステップ618へ移行する。
ステップ618において、フック位置制御装置70は、不使用ウインチレバーが操作されたか否かを判断する。具体的には、フック位置制御装置70は、不使用ウインチレバーからの操作信号に基づいて、不使用ウインチレバーが操作されたか否かを判断する。フック位置制御装置70は、不使用ウインチレバーが操作されていない場合、本処理を終了する。一方、フック位置制御装置70は、不使用ウインチレバーが操作された場合、ステップ619へ移行する。
ステップ619において、フック位置制御装置70は、不使用ウインチレバーの操作量に応じて、不使用ウインチを制御する。その後、フック位置制御装置70は、本処理を終了する。
以上のように、フック位置制御装置70は、不使用フックとブームヘッド6aとの間において垂下した不使用ワイヤの長さDが、伸縮ブーム6のブーム長L及びブーム角度θに関わらず略一定となるよう、不使用ウインチの動作を制御することができる。
具体的には、フック位置制御装置70では、不使用フックが平行移動モードに設定され、且つ、不使用ウインチレバーからの操作信号の入力が遮断された場合、ワイヤ長算出部72により、不使用フックとブームヘッド6aとの間において垂下したワイヤロープ10の長さを最初に算出した値(D1)を所定値とし、ワイヤ長記憶部73に記憶することができる。そして、フック位置制御装置70では、ウインチ制御部74により、使用フックの移動モードに関わらず、不使用フックとブームヘッド6aとの間において垂下したワイヤロープ10の長さ(D2)が略所定値に維持されるよう、不使用ワイヤの繰出長Sを制御することができる。
このため、フック位置制御装置70は、伸縮ブーム6の伸縮動作及び起伏動作が行われても、不使用フックの位置を鉛直方向において任意の位置に維持することができる。それにより、作業者は、使用フックによってクレーン作業を行う際、伸縮ブーム6の伸縮動作及び起伏動作に伴う不使用フックの位置変化を気にしなくてよく、必要な操作に集中することができる。よって、フック位置制御装置70は、クレーン装置3の操作性を向上させることができ、作業効率を向上させることができる。
この際、フック位置制御装置70は、不使用ウインチとシーブ6eとの間に掛け渡された不使用ワイヤの長さAの変化に基づいて、不使用フックとブームヘッド6aとの間において垂下した不使用ワイヤの長さDを算出することができる。このため、フック位置制御装置70は、伸縮ブーム6のブーム角度θが変化する場合に、不使用フックとブームヘッド6aとの間において垂下した不使用ワイヤの長さDを正確に算出することができる。それにより、フック位置制御装置70は、伸縮ブーム6の起伏動作が行われる場合でも、不使用フックの位置を高精度で制御することができる。よって、フック位置制御装置70は、クレーン装置3の操作性を更に向上させることができ、作業効率を更に向上させることができる。
[実施形態2]
上述の実施形態1に係るフック位置制御装置70は、不使用フックがその位置を維持する平行移動モードに設定された後、使用フック設定スイッチ36又はフックモード設定スイッチ37からの設定信号に基づいて、不使用フックの位置を維持する設定が解除されたか否かを判断していた。そして、実施形態1に係るフック位置制御装置70は、不使用フックの位置を維持する設定が解除された場合、不使用フックの移動モードを手動モードに設定し、不使用ウインチレバーが操作されると、その操作量に応じて不使用ウインチを制御していた。すなわち、実施形態1に係るフック位置制御装置70は、不使用フックが平行移動モードに設定された後に不使用ウインチレバーからの操作信号が入力された場合、不使用フックの位置を維持する設定が解除されていなければ、不使用フックの移動モードは平行移動モードのままであった。
これに対し、実施形態2に係るフック位置制御装置70では、不使用フックが平行移動モードに設定された後に不使用ウインチレバーからの操作信号が入力された場合、設定された不使用フックの移動モードに関わらず、不使用フックの移動モードを手動モードに設定してよい。それにより、実施形態2に係るフック位置制御装置70は、使用フック設定スイッチ36又はフックモード設定スイッチ37をわざわざ操作しなくても、不使用フックの移動モードを平行移動モードから手動モードに直ちに変更することができる。よって、実施形態2に係るフック位置制御装置70は、クレーン装置3の操作性を更に向上させることができ、作業効率を更に向上させることができる。
上述の実施形態は、変形例を含めて各実施形態同士で互いの技術を適用し得ることは、当業者には明らかであろう。
上述の説明は、制限ではなく単なる例示を意図している。従って、特許請求の範囲を逸脱することなく本発明の実施形態に変更を加えることができることは、当業者には明らかであろう。
本明細書及び特許請求の範囲で使用される用語は、限定的でない用語として解釈されるべきである。例えば、「含む」という用語は、「含むものとして記載されたものに限定されない」と解釈されるべきである。「備える」という用語は、「備えるものとして記載されたものに限定されない」と解釈されるべきである。「有する」という用語は、「有するものとして記載されたものに限定されない」と解釈されるべきである。
1 移動式クレーン
2 車体
3 クレーン装置
4 運転室
5 旋回台
6 伸縮ブーム
6a ブームヘッド
6b 伸縮シリンダ
6c ベースブーム
6d トップブーム
6e シーブ
7 起伏シリンダ
10 ワイヤロープ
11 主巻ワイヤロープ
12 補巻ワイヤロープ
15 フック
16 主巻フック
17 補巻フック
18 主巻フックブロック
19 補巻フックブロック
20 ウインチ
21 主巻ウインチ
21a ウインチドラム
22 補巻ウインチ
22a ウインチドラム
30 操作設定部
31 ブーム伸縮レバー
32 ブーム起伏レバー
33 主巻ウインチレバー
34 補巻ウインチレバー
35 ワイヤ掛数設定スイッチ
36 使用フック設定スイッチ
37 フックモード設定スイッチ
40 検知器
41 ブーム長検知器
42 ブーム角度検知器
43 主巻ワイヤ繰出長検知器
44 補巻ワイヤ繰出長検知器
50 報知機器
60 制御装置
70 フック位置制御装置
71 フック判断部
72 ワイヤ長算出部
73 ワイヤ長記憶部
74 ウインチ制御部

Claims (2)

  1. 伸縮ブームのブームヘッドから垂下したワイヤロープによって吊り下げられた複数のフックの位置を制御するフック位置制御装置であって、
    前記複数のフックのそれぞれが、クレーン作業に使用される使用フックであるか、前記クレーン作業に使用されない不使用フックであるか判断するフック判断部と、
    任意の位置にある前記不使用フックと前記ブームヘッドとの間において垂下した前記ワイヤロープの長さを算出するワイヤ長算出部と、
    前記ワイヤ長算出部により算出された前記ワイヤロープの長さが前記伸縮ブームの伸縮及び起伏に関わらず略一定となるよう、前記不使用フックに対応するウインチからの前記ワイヤロープの繰出長を制御するウインチ制御部と、
    を備え、
    前記複数のフックのそれぞれは、作業者の操作に応じて前記フックを移動させる手動モード、前記フックと前記ブームヘッドとの間において垂下した前記ワイヤロープの長さを略一定に維持したまま前記フックを移動させる平行移動モード、又は、前記フックに掛止された吊荷の地面からの高さを略一定に維持したまま前記フックを移動させる水平移動モード、の何れかの移動モードにて移動可能なように設定可能であり、
    前記不使用フックが前記平行移動モードに設定され、且つ、前記不使用フックに対応する前記ウインチの操作レバーからの操作信号の入力が遮断された場合、
    前記ワイヤ長算出部は、前記不使用フックと前記ブームヘッドとの間において垂下した前記ワイヤロープの長さを最初に算出した値を所定値とし、
    前記ウインチ制御部は、前記使用フックの前記移動モードに関わらず、前記不使用フックと前記ブームヘッドとの間において垂下した前記ワイヤロープの長さが略前記所定値に維持されるよう、前記繰出長を制御する、
    フック位置制御装置。
  2. 前記不使用フックが前記平行移動モードに設定された後に前記不使用フックに対応する前記ウインチの前記操作レバーからの前記操作信号が入力された場合、設定された前記不使用フックの前記移動モードに関わらず、前記不使用フックの前記移動モードを前記手動モードに設定する、
    請求項に記載のフック位置制御装置。
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