JP6602965B2 - 携帯端末 - Google Patents

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Description

本発明は、携帯端末に関するものであり、特に、携帯端末に内蔵された識別情報の取り出しに関する。
携帯電話機やデータ通信端末等の携帯端末は、原則として、それぞれ、国際移動体装置識別番号(IMEI:International Mobile Equipment Identifier;端末識別番号)を有している。
ところで、近年、スマートフォンに代表される携帯端末の小型化、電池の内蔵化に伴い、IMEI、製造番号等の重要情報の表示エリアをとれなくなってきている。そのため、従来、例えば、特許文献1〜3に開示されているように、引き出し式のIMEI表示用トレイに、IMEI等の重要情報である識別情報を表示し、必要なときだけそれを引き出して確認する手法が行われている。
日本国公開特許公報「特開2015−027009号(2015年2月5日公開)」 日本国公開特許公報「特開2015−041230号(2015年3月2日公開)」 日本国公開特許公報「特開2015−133588号公報(2015年7月23日公開)」
しかしながら、前記従来の携帯端末では、引き出し式のIMEI表示用トレイが硬質部材からなっているので、携帯端末の厚み方向の一部にIMEI表示用トレイを同一平面上に収納する領域を確保しなければならない。このため、携帯端末の厚みを薄くするためには限界があるという問題点を有している。
本発明は、前記従来の問題点に鑑みなされたものであって、その目的は、識別情報を表示した表示トレイを有していても、厚みを薄くし得る携帯端末を提供することにある。
本発明の一態様における携帯端末は、前記の課題を解決するために、識別情報を表示した表示トレイを筐体に内蔵し、その表示トレイを筐体から引き出すことにより前記識別情報をユーザに視認させる携帯端末において、前記表示トレイは、可撓性を有する帯状のシート部材からなっていると共に、前記表示トレイを引き出し方向に沿って案内して前記筐体の外部に引き出し可能とする案内部材が設けられていることを特徴としている。
本発明の一態様によれば、識別情報を表示した表示トレイを有していても、厚みを薄くし得る携帯端末を提供するという効果を奏する。
(a)は本発明の実施形態1における携帯端末の筐体に内蔵された表示トレイの構成を示すものであって、表示トレイが収納された状態を示す斜視図であり、(b)は前記携帯端末の筐体に内蔵された表示トレイの構成を示すものであって、表示トレイが引き出された状態を示す斜視図である。 前記携帯端末の全体構成を示す分解斜視図である。 前記筐体に内蔵された表示トレイを備えた携帯端末の構成を示す要部断面図である。 (a)は前記携帯端末のサブアンテナに固定されたシート案内部材の構成を示す平面図であり、(b)は前記シート案内部材にて案内される表示トレイの構成を示す平面図である。 前記表示シートのシート案内部材への取り付け方法、並びにシート案内部材のサブアンテナへの位置決め方法を示す斜視図である。 (a)は本実施の形態の携帯端末の筐体に内蔵された表示トレイ及び案内部材の変形例の構成を示すものであって、表示トレイの収納状態を示す平面図であり、(b)は前記携帯端末の筐体に内蔵された表示トレイが引き出された状態を示す平面図である。 (a)は本実施の形態の携帯端末の筐体に内蔵され表示トレイ及び案内部材の他の変形例の構成を示すものであって、表示トレイの収納状態を示す平面図であり、(b)は前記携帯端末の筐体に内蔵された表示トレイが引き出された状態を示す平面図である。 本発明の実施形態2における携帯端末の筐体に内蔵された表示トレイ及び案内部材の構成を示すものであって、案内部材が片面テープにて筐体に固定された状態を示す平面図である。 前記携帯端末の筐体に内蔵された表示トレイ及び案内部材の変形例の構成を示すものであって、案内部材がピンにて筐体に固定された状態を示す平面図である。 本発明の実施形態3における携帯端末の筐体に内蔵された表示トレイ及び案内部材の構成を示すものであって、前記表示トレイ及び案内部材が表示パネルと回路基板との間に設けられた構成を示す携帯端末の要部断面図である。
〔実施の形態1〕
本発明の一実施形態について図1〜図7に基づいて説明すれば、以下のとおりである。
本実施の形態では、携帯端末としての例えばスマートフォン等の携帯電話機1Aについて説明する。ただし、本発明の一態様における携帯端末は、必ずしも携帯電話機に限らず、例えば、データ通信端末に適用することが可能である。
本実施の形態の携帯端末における携帯電話機1Aの全体構成について、図2及び図3に基づいて説明する。図2は、前記携帯端末の全体構成を示す分解斜視図である。図3は、前記筐体に内蔵された表示トレイを備えた携帯端末の構成を示す要部断面図である。
本実施の形態の携帯電話機1Aは、図2及び図3に示すように、例えばタッチパネルを含む表示パネルとしての液晶表示部2を収容する表面側キャビネット3と、この表面側キャビネット3の背面側を覆う背面側キャビネット6とを備えている。また、表面側キャビネット3と背面側キャビネット6との間には、上から順に回路基板としての電子回路基板4と、シールド4dと、サブアンテナ5とが収納されている。本実施の形態では、表面側キャビネット3、背面側キャビネット6及びサブアンテナ5は、本発明の一態様における筐体としての機能を有している。
前記電子回路基板4の側面には、SDカード4a及びSIMカード4bを出し入れ可能なカード用コネクタ4cが取り付けられている。
また、表面側キャビネット3の側面には、前記SDカード4a及びSIMカード4bにおけるカード用コネクタ4cへの同一平面方向への取り付けを可能とする開口部3aが設けられている。前記開口部3aは、コネクタカバー3bによって塞がれるようになっている。コネクタカバー3bは、前記SDカード4a及びSIMカード4bのカード用コネクタ4cへの取り付け時若しくは取り外し時、又は後述する表示トレイとしての表示シート20の引き出し時に、開けられるようになっている。
サブアンテナ5は、図1の(a)(b)にも示すように、NFC(Near Field Communication:近距離無線通信規格)アンテナ5a等を備えている。
一般的に、携帯電話やPHSの移動局(端末)においては、メインアンテナとサブアンテナとの2系統のアンテナを備えている。尚、本実施の形態では、メインアンテナは図示していない。
ところで、携帯電話機やデータ通信端末等の携帯端末は、原則として、それぞれ、国際移動体装置識別番号(IMEI:International Mobile Equipment Identifier;端末識別番号)を有している。
ここで、近年、スマートフォンに代表される携帯端末の小型化、電池の内蔵化に伴い、IMEI、製造番号等の重要情報の表示エリアをとれなくなってきている。そのため、従来、例えば、引き出し式の表示トレイに、IMEI等の重要情報を表示し、必要なときだけそれを引き出して確認する手法が行われている。
しかしながら、従来の携帯端末では、引き出し式の表示トレイが硬質部材からなっているので、携帯端末の厚み方向の一部に表示トレイを同一平面上に収納する領域を確保しなければならない。このため、携帯端末の厚みを薄くするためには限界があるという問題点を有している。
そこで、本実施の形態の携帯電話機1Aでは、以下のようにしてこの問題を解決している。本実施の形態の携帯電話機1Aにおける引き出し式の表示トレイについて、図4の(a)(b)に基づいて説明する。図4の(a)は、前記携帯端末のサブアンテナに固定されたシート案内部材の構成を示す平面図である。図4の(b)は、前記シート案内部材にて案内される表示トレイの構成を示す平面図である。
本実施の形態の表示トレイとしての表示シート20は、図4の(b)に示すように、可撓性を有する帯状に形成されていると共に、この表示シート20の表面に、識別情報としてのバーコード21が一次元で表示されている。そして、後述する図1の(a)(b)に示すように、この表示シート20が帯状のシート案内部材10に沿って案内されながら引き出されることによって、表面の表示されたバーコード21が見えるようになっている。本実施の形態では、バーコード21はラベルに印刷したものが表示シート20に貼られている。
このバーコード21には、例えば、国際移動体装置識別番号が表示されている。尚、本実施の形態では、識別情報は一次元のバーコード21にて表示されているが、必ずしもこれに限らず、本発明の一態様では、2次元のバーコードつまり所謂QRコード(登録商標)であってもよい。或いは、識別情報がコードではなく、文字等で記載されていてもよく、さらに、識別情報が国際移動体装置識別番号以外の携帯電話機1Aに関する何らかの機器情報等の識別情報であってもよい。
本実施の形態の表示シート20は、例えばプラスチック等の可撓性を有する材料からなっている。ただし、表示シート20は、必ずしもプラスチックに限らず、可撓性を有していれば、紙、ゴム、布、金属等であってもよい。
前記表示シート20における、図4の(b)において左側の端部である引き出し側前端部には、掴み代22が設けられていると共に、図4の(b)において右側の端部である引き出し側後端部には、後端部ガイド23が設けられている。
前記掴み代22は、表示シート20の長手方向の中央部の幅よりも少し大きい拡幅部を有している。これにより、表示シート20を図4の(a)に示す帯状に形成されているシート案内部材10に沿って進出移動させて該表示シート20をサブアンテナ5内に収納するときに、表示シート20の拡幅部からなる掴み代22がシート案内部材10におけるシートガイド部11のシートガイド部孔11aで引っ掛かってそれ以上表示シート20が奥入りしないようになっている。
また、掴み代22には、掴み代孔22aが形成されている。これによって、例えば、図示しない引っ掛け用具又はユーザの爪をこの掴み代孔22aに引っ掛けて表示シート20を図4の(b)において左側に引くことにより、表示シート20を表面側キャビネット3の側方の外側に引き出すことができるようになっている。
また、本実施の形態の表示シート20の後端部ガイド23は、遊嵌部として形成された後端部ガイド孔23aを有している。この後端部ガイド孔23aは、図4の(a)に示すように、帯状に形成されているシート案内部材10を遊嵌状態に通すために形成されている。尚、後端部ガイド孔23aがシート案内部材10を遊嵌状態に通すとは、シート案内部材10が後端部ガイド孔23aに遊びを持って緩やかに嵌められており、シート案内部材10が後端部ガイド孔23aを自由に動ける状態をいう。
したがって、後端部ガイド孔23aの幅は、シート案内部材10の長手方向に直交する幅よりも長く形成されていると共に、後端部ガイド孔23aにおける、表示シート20の長手方向の内寸長さは、シート案内部材10の厚さよりも長いものとなっている。
次に、図4の(a)に示すように、前記表示シート20を引き出し方向に案内するシート案内部材10は、本実施の形態では、帯状に形成された例えばプラスチック等の可撓性を有する材料からなっている。ただし、シート案内部材10は、必ずしもプラスチックに限らず、可撓性を有していれば、紙、ゴム、布、金属等であってもよい。
前記シート案内部材10は、表示シート20の引き出し方向の長さよりも長いものとなっている。これにより、表示シート20を収納するときに、表示シート20を収納方向に進出移動させているときに、表示シート20の後端部ガイド孔23aがシート案内部材10の後端部から外れることがないようになっている。
また、シート案内部材10は、図4の(a)において左側端部に拡幅部12を有している。この拡幅部12は、表示シート20を引き出すときに、表示シート20の後端部ガイド23の後端部ガイド孔23aがこの拡幅部12に引っ掛かるので、表示シート20がそれ以上引き出せない。これにより、表示シート20を引き出したときに、表示シート20が表面側キャビネット3から外れてしまうのを防止することができる。したがって、シート案内部材10の拡幅部12は、表示シート20を引き出すときに表示シート20がシート案内部材10のシートガイド部孔11aから抜けてシート案内部材10から離脱するのを防止する本発明の一態様における抜け防止形状としての機能を有している。
このように、前記表示シート20及びシート案内部材10の構成によって、本実施の形態の携帯電話機1Aでは、表示シート20はシート案内部材10に沿って引き出されると共に、シート案内部材10に沿って表面側キャビネット3の内部に収納されるようになっている。
詳細には、本実施の形態の表示シート20及びシート案内部材10は、図1の(a)(b)に示すように、サブアンテナ5に形成されたサブアンテナ凹部5bに収納されるようになっている。
ここで、本実施の形態の表示シート20のシート案内部材10への取り付け方法、並びにシート案内部材10のサブアンテナ5への位置決め方法及び固定方法について、図5に基づいて説明する。図5は、表示シート20のシート案内部材10への取り付け方法、及びシート案内部材10のサブアンテナ5への位置決め方法を示す斜視図である。
本実施の形態では、図5に示すように、表示シート20は、引き出した状態で、シート案内部材10がサブアンテナ5に固定されるようになっている。
この表示シート20をシート案内部材10に取り付けるためには、まず、図4の(a)(b)に示すように、表示シート20の後端部ガイド23をシート案内部材10のシートガイド部11のシートガイド部孔11aに挿入する。そして、表示シート20を図4の(b)の右側に向かって進出移動させる。ここで、表示シート20は、シート案内部材10よりも長さが短く設定されている。このため、表示シート20の掴み代22の拡幅部が、シート案内部材10のシートガイド部孔11aに引っ掛かった状態となったときには、表示シート20の後端部ガイド孔23aは、図4の(a)に示すシート案内部材10の右側端には達していない。そこで、本実施の形態では、このとき、シート案内部材10も可撓性を有しているので、シート案内部材10を撓ませて、シート案内部材10の右側端部を表示シート20の後端部ガイド孔23aに通し、その後、その撓みを解除する。これにより、表示シート20は、シート案内部材10の長手方向に沿って進退自在となった状態で該シート案内部材10に取り付けられる。
この状態で、一旦、表示シート20を左側に引き出す。これにより、やがて、表示シート20の後端部ガイド孔23aがシート案内部材10の拡幅部12に当接するので、その位置が、表示シート20の最大限の引き出し位置となる。この状態で、シート案内部材10をサブアンテナ5に固定するための位置決めを行う。
シート案内部材10のサブアンテナ5のサブアンテナ凹部5bへ位置決めにおいては、図5に示すように、位置決め用治具30を用いる。この位置決め用治具30には、予め設定された位置に2つの位置決めピン31・31が立設されている。一方、図2に示すように、サブアンテナ5のサブアンテナ凹部5bには、位置決めピン31・31の設定位置と同じ間隔でピン用サブアンテナ挿入孔5c・5cが穿設されている。また、図4の(a)に示すように、シート案内部材10にも、位置決めピン31・31の設定位置と同じ間隔でピン用シート案内部材挿入孔13・13が穿設されている。
したがって、図5に示すように、位置決め用治具30の上側にサブアンテナ5を置き、位置決めピン31・31をサブアンテナ5のピン用サブアンテナ挿入孔5c・5cを通してシート案内部材10のピン用シート案内部材挿入孔13・13に通すことにより、シート案内部材10をサブアンテナ5のサブアンテナ凹部5bにおける所望の位置決めすることができる。
そして、本実施の形態では、その位置において、図4の(a)に示すシート案内部材10の幅拡大部12における裏面、及び図4の(a)に示すシート案内部材10の右端部のテープ貼り付け部14に図示しない両面テープを貼り、シート案内部材10をサブアンテナ5のサブアンテナ凹部5bに固定する。
これにより、表示シート20をシート案内部材10の長手方向に沿って進退移動させることによって、表示シート20は引き出し及び収納が可能となる。
尚、前記の説明では、サブアンテナ5にピン用サブアンテナ挿入孔5c・5cを穿設し、かつシート案内部材10にもピン用シート案内部材挿入孔13・13を穿設して、位置決めピン31・31を有する位置決め用治具30を用いてシート案内部材10の位置決めをした後、シート案内部材10を両面テープでサブアンテナ5に固定していた。この理由は、本実施の形態では、図3に示すように、サブアンテナ5の直上にはシールド4dが存在しているので、サブアンテナ5に決めピン31・31を設けることができないためである。したがって、サブアンテナ5の直上に位置決めピンを設ける空間がある場合には、後述する実施の形態2に示すように、サブアンテナ5にピン42・42を立設させることが可能である。
前記構成の表示シート20のサブアンテナ5への収容時とサブアンテナ5からの引き出し時の状態について、図1の(a)(b)、図2及び図3に基づいて説明する。図1の(a)は、本実施の形態における携帯端末の筐体に内蔵された表示トレイの構成を示すものであって、表示トレイが収納された状態を示す斜視図である。図1の(b)は、前記携帯端末の筐体に内蔵された表示トレイの構成を示すものであって、表示トレイが引き出された状態を示す斜視図である。
図1の(a)に示すように、表示シート20がサブアンテナ5に収納されているときには、表示シート20はシート案内部材10に上側に沿って重なった状態で配置されている。このとき、図3に示すように、表示シート20の掴み代22が、表面側キャビネット3における開口部3aに位置している。また、シート案内部材10は、サブアンテナ5のサブアンテナ凹部5bに収納されており、表示シート20の位置は、開口部3aよりも低い位置となっている。この結果、表示シート20は、シート案内部材10のシートガイド部11におけるシートガイド部孔11aを通した後、上側に傾斜し、その後、横方向に延びて、掴み代22が前記開口部3aに位置している。すなわち、本実施の形態の表示シート20は可撓性を有しているので、表示シート20におけるバーコード21の収納位置が表示シート20の掴み代22の位置よりも低い位置とすることが可能となっている。換言すれば、表示トレイを湾曲可能な薄いシート部材からなる表示シート20を使用しているので、携帯電話機1Aの厚み方向において、引き出し位置と収納位置とがずれてもよい構成を取り得るようになっている。
そして、この表示シート20を、該表示シート20の収納位置から引き出すためには、表面側キャビネット3のコネクタカバー3bを開けた後、ユーザの爪等を表示シート20の掴み代22の掴み代孔22aに引っ掛けて表示シート20を引き出す。これにより、図1の(b)に示すように、表示シート20が外部に引き出されてバーコード21が露出するので、ユーザはバーコード21の表示を視認することができる。
尚、この状態から、表示シート20を収納する場合には、表示シート20の掴み代22を押して該表示シート20を進出移動させる。このとき、表示シート20は、表示シート20の後端部ガイド23によって、シート案内部材10に沿って案内されるので、表示シート20は自動的にシート案内部材10に重ね合わされた位置に導かれる。その後、掴み代22が開口部3aに位置するところまで表示シート20を進出移動させた後、コネクタカバー3bの蓋をすることにより、表示シート20が収納状態となる。
このように、本実施の形態の携帯端末としての携帯電話機1Aは、識別情報としてのバーコード21を表示した表示トレイとしての表示シート20を筐体としての表面側キャビネット3・サブアンテナ5に内蔵し、その表示シート20を表面側キャビネット3・サブアンテナ5から引き出すことによりバーコード21をユーザに視認させる。そして、表示シート20は、可撓性を有する帯状のシート部材からなっていると共に、表示シート20を引き出し方向に沿って案内して表面側キャビネット3・サブアンテナ5の外部に引き出し可能とする案内部材としてのシート案内部材10が設けられている。
前記の構成によれば、表示シート20を引き出し方向に沿って案内して表面側キャビネット3・サブアンテナ5の外部に引き出し可能とするシート案内部材10が設けられている。このため、表示シート20を引き出すときには、シート案内部材10が表示シート20を引き出し方向に沿って表面側キャビネット3・サブアンテナ5の外部に引き出すように案内する。ここで、表示シート20は、可撓性を有する帯状のシート部材からなっているので、表示シート20自体が同一平面上になくても表示シート20を引き出せると共に、薄い部材にて構成することが可能となる。
したがって、バーコード21を表示した表示トレイを有していても、厚みを薄くし得る携帯電話機1Aを提供することができる。
また、本実施の形態における携帯電話機1Aは、シート案内部材10は、可撓性を有する帯状シート部材からなっていると共に、シート案内部材10における、表示シート20の引き出し方向の前端部には、表示シート20を長手方向に通す案内部材孔部としてのシートガイド部孔11aが設けられている。
これにより、表示シート20及びシート案内部材10の両方が、可撓性を有する帯状のシート部材から構成されているので、表示シート20及びシート案内部材10の両方を薄く構成することが可能である。
また、シート案内部材10における、表示シート20の引き出し方向の前端部には、表示シート20を長手方向に通すシートガイド部孔11aが設けられている。このため、帯状のシート部材からなる表示シート20を引き出すときに、該表示シート20が、シート案内部材10のシートガイド部孔11aにて長手方向の引き出し方向に沿って確実に案内される。
また、本実施の形態における携帯電話機1Aは、表示シート20における引き出し方向の後端部には、シート案内部材10を長手方向に通す表示トレイ孔部としての後端部ガイド孔23aが設けられている。
これにより、表示シート20を収納するときに、表示シート20における引き出し方向の後端部の後端部ガイド孔23aがシート案内部材10に沿って移動する。この結果、表示シート20を収納するときに、奥の方まで、表示シート20がシート案内部材10に沿って移動するので、表示シート20が斜め方向に向くことなく、該表示シート20を表面側キャビネット3・サブアンテナ5の内部に収納することができる。
また、本実施の形態における携帯電話機1Aでは、シート案内部材10は、サブアンテナ5に固定されている。
これにより、サブアンテナ5は領域面積が大きいので、表示シート20及びシート案内部材10が大きくても容易に収納することが可能となる。
また、本実施の形態における携帯電話機1Aでは、シート案内部材10は、表示シート20における引き出し方向の少なくとも後端部にてサブアンテナ5に固定されている。
これにより、シート案内部材10の後端部にて該シート案内部材10をサブアンテナ5に固定することにより、表示シート20を収納するときに、表示シート20が斜め方向に向くことなく、該表示シート20をサブアンテナ5の内部に収納することができる。
また、シート案内部材10における、表示シート20の引き出し方向の後端部と前端部との両方でサブアンテナ5に固定した場合には、表示シート20の収納時及び引き出し時の両方において、表示シート20が斜め方向に向くことなく、該表示シート20をサブアンテナ5の内部に収納し、又は外部に引き出すことができる。
尚、本発明は、前記の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内で種々の変更が可能である。例えば、前記実施の形態では、表示シート20の長手方向の全体において、その幅つまり表示シート20の長手方向に直交する幅は、シート案内部材10の幅よりも大きいものであった。
しかしながら、特にこれに限定するものではなく、例えば、図6の(a)(b)に示すように、表示シート20Aの幅とシート案内部材10Aの幅とが同じであるとすることも可能である。ただし、この場合、シート案内部材10Aにおけるシートガイド部15のシートガイド部孔15aを表示シート20Aの幅よりも大きくする。一方、表示シート20Aにおける後端部ガイド24の後端部ガイド孔24aの内寸幅をシート案内部材10Aの幅よりも大きくする。
これにより、表示シート20Aの幅とシート案内部材10Aの幅とが同じであっても、表示シート20Aをシート案内部材10Aに沿わせて引き出させることが可能である。また、このとき、図6の(b)に示すように、表示シート20Aの引き出し時においては、表示シート20Aの後端部ガイド24が、シート案内部材10Aのシートガイド部15に当接し、シートガイド部孔15aを通り抜けることができない。このため、表示シート20Aをこれ以上引き出すことができないので、表示シート20Aが抜き取られることはない。
また、例えば、図7の(a)(b)に示すように、表示シート20Bの幅がシート案内部材10Bの幅よりも小さいとすることも可能である。この場合、図7の(a)(b)に示すように、シート案内部材10Bにおけるシートガイド部16のシートガイド部孔16aを表示シート20Bの幅よりも大きくする。一方、表示シート20Bにおける後端部ガイド25の後端部ガイド孔25aの内寸幅をシート案内部材10Bの幅よりも大きくする。
これにより、表示シート20Bの幅がシート案内部材10Bの幅よりも小さい場合であっても、表示シート20Bをシート案内部材10Bに沿わせて引き出させることが可能である。
また、この場合においても、図7の(b)に示すように、表示シート20Bの引き出し時においては、表示シート20Bの後端部ガイド25が、シート案内部材10Bのシートガイド部孔16aを通り抜けることができない。このため、表示シート20Bをこれ以上引き出すことができないので、表示シート20Bが抜き取られることはない。
このように、本実施の形態の携帯電話機1Aは、表示シート20・20A・20B又はシート案内部材10・10A・10Bの少なくとも一方には、表示シート20・20A・20Bを引き出すときに表示シート20・20A・20Bがシート案内部材10・10A・10Bのシートガイド部孔11a・15a・16aから抜けてシート案内部材10・10A・10Bから離脱するのを防止する抜け防止形状が形成されている。
これにより、表示シート20・20A・20Bを引き出すときに表示シート20・20A・20Bがシート案内部材10・10A・10Bのシートガイド部孔11a・15a・16aから抜けてシート案内部材10・10A・10Bから離脱するのを防止することができる。
ここで、抜け防止形状の一例として、例えば、シート案内部材10における、表示シート20の引き出し方向の前端部に存在するシートガイド部11の幅を拡幅部12として、表示シート20の後端部ガイド孔23aの内寸幅よりも拡幅に形成する形状がある。
また、抜け防止形状の他の一例として、例えば、表示シート20A・20Bの引き出し方向の後端部をシートガイド部孔15a・16aの内寸幅よりも拡幅に形成する形状がある。
〔実施の形態2〕
本発明の他の実施の形態について図8に基づいて説明すれば、以下のとおりである。尚、本実施の形態において説明すること以外の構成は、前記実施の形態1と同じである。また、説明の便宜上、前記の実施の形態1の図面に示した部材と同一の機能を有する部材については、同一の符号を付し、その説明を省略する。
前記実施の形態1の携帯電話機1Aでは、シート案内部材10を固定するために両面テープを使用していた。これに対して、本実施の形態の携帯電話機1Bは、シート案内部材10を固定するために両面テープに替えて片面テープを使用している点が異なっている。
本実施の形態の携帯端末としての携帯電話機1Bの構成について、図8及び図9に基づいて説明する。図8は、本実施形態における携帯電話機1Bの構成を示すものであって、サブアンテナ5に片面テープ41にて固定されたシート案内部材10及び表示シート20の構成を示す平面図である。図9は、本実施形態における携帯電話機1Bの他の構成を示すものであって、サブアンテナ5にピン42にて位置が固定されたシート案内部材10及び表示シート20の構成を示す平面図である。
本実施の形態の携帯電話機1Bは、図8に示すように、シート案内部材10がサブアンテナ5に内蔵されていると共に、このシート案内部材10は、片面テープ41・41にてサブアンテナ5に固定されている。
これにより、表示シート20を組み込んだシート案内部材10を位置決めした後、その位置にて上から片面テープ41・41をシート案内部材10の両端に貼り付ければよいので、シート案内部材10をサブアンテナ5に容易に固定することが可能である。
尚、本発明は、前記の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内で種々の変更が可能である。
すなわち、本実施の形態では、シート案内部材10をサブアンテナ5に固定するときの固定部材として両面テープ又は片面テープを用いたが、必ずしもこれに限らず、例えば、接着剤等の固定部材を使用することができる。
また、表示シート20及びシート案内部材10をサブアンテナ5に位置決めする際に、これらピン42・42の直下に部品が無く、かつピン42・42を設置するために支障のない例えば1mm程度の高さの空間が存在する場合は、サブアンテナ5にピン42・42を立設させることも可能である。
これにより、実施の形態1にて説明したように、位置決め用治具30を使用して、表示シート20を組み込んだシート案内部材10の位置決めをする必要がなくなるので、工数の削減を図ることができる。
〔実施の形態3〕
本発明のさらに他の実施の形態について図10に基づいて説明すれば、以下のとおりである。尚、本実施の形態において説明すること以外の構成は、前記実施の形態1及び実施の形態2と同じである。また、説明の便宜上、前記の実施の形態1及び実施の形態2の図面に示した部材と同一の機能を有する部材については、同一の符号を付し、その説明を省略する。
前記実施の形態1の携帯電話機1A及び実施の形態2の携帯電話機1Bでは、シート案内部材10をサブアンテナ5に固定していた。これに対して、本実施の形態の携帯電話機1Cでは、シート案内部材10をサブアンテナ5に固定していない点が異なっている。
本実施の形態の携帯端末としての携帯電話機1Cの構成について、図10に基づいて説明する。図10は、本実施形態における携帯電話機1Cの構成を示す要部断面図である。
本実施の形態の携帯電話機1Cは、図10に示すように、表示シート20及びシート案内部材10は、サブアンテナ5に固定されているのではなく、表面側キャビネット板金3cと電子回路基板4との間に設けられているとすることが可能である。すなわち、表示シート20及びシート案内部材10は、表示パネルとしての液晶表示部2と回路基板としての電子回路基板4との間に設けられているとすることができる。
この場合、図10に示すように、表示シート20及びシート案内部材10は、カード用コネクタ4cの上側に固定して設けられる。
この結果、表示シート20及びシート案内部材10が同一平面方向に延設された状態となり、そのとき、表示シート20の掴み代22は表面側キャビネット3の開口部3aに臨んでいる。
したがって、表示シート20を同一平面上に引き出すことによって、容易に表示シート20を表面側キャビネット3の外部に引き出すことができる。
また、表示シート20及びシート案内部材10を、サブアンテナ5以外の箇所に設けることが可能である。
このように、本実施の形態における携帯端末としての携帯電話機1Cは、表示シート20及びシート案内部材10、表示パネルとしての液晶表示部2と回路基板としての電子回路基板4との間に設けられている。
これにより、本実施の形態においては、表示シート20及びシート案内部材10は薄く、かつ可撓性を有するので、必ずしもサブアンテナ5でなくても、随時、液晶表示部2と電子回路基板4との間に設けることが可能である。
〔まとめ〕
本発明の態様1における携帯端末(携帯電話機1A・1B・1C)は、識別情報(バーコード21)を表示した表示トレイ(表示シート20)を筐体(表面側キャビネット3・背面側キャビネット6・サブアンテナ5)に内蔵し、その表示トレイ(表示シート20)を筐体(表面側キャビネット3・背面側キャビネット6・サブアンテナ5)から引き出すことにより前記識別情報(バーコード21)をユーザに視認させる携帯端末において、前記表示トレイ(表示シート20)は、可撓性を有する帯状のシート部材からなっていると共に、前記表示トレイ(表示シート20)を引き出し方向に沿って案内して前記筐体(表面側キャビネット3・背面側キャビネット6・サブアンテナ5)の外部に引き出し可能とする案内部材(シート案内部材10)が設けられていることを特徴としている。
前記の発明の一態様によれば、表示トレイを引き出し方向に沿って案内して筐体の外部に引き出し可能とする案内部材が設けられている。このため、表示トレイを引き出すときには、案内部材が表示トレイを引き出し方向に沿って筐体の外部に引き出すように案内する。ここで、表示トレイは、可撓性を有する帯状のシート部材からなっているので、表示トレイ自体が同一平面上になくても該表示トレイを引き出せると共に、薄い部材にて構成することが可能となる。
したがって、識別情報を表示した表示トレイを有していても、厚みを薄くし得る携帯端末を提供することができる。
本発明の態様2における携帯端末(携帯電話機1A・1B・1C)は、態様1における携帯端末において、前記案内部材(シート案内部材10・10A・10B)は、可撓性を有する帯状のシート部材からなっていると共に、前記案内部材(シート案内部材10・10A・10B)における、前記表示トレイ(表示シート20・20A・20B)の引き出し方向の前端部には、前記表示トレイ(表示シート20・20A・20B)を長手方向に通す案内部材孔部(シートガイド部孔11a・15a・16a)が設けられていることが好ましい。
これにより、表示トレイ及び案内部材の両方が、可撓性を有する帯状のシート部材から構成されているので、表示トレイ及び案内部材の両方を薄く構成することが可能である。
また、案内部材における、表示トレイの引き出し方向の前端部には、表示トレイを長手方向に通す案内部材孔部が設けられている。このため、帯状のシート部材からなる表示トレイを引き出すときに、該表示トレイが、案内部材の案内部材孔部にて長手方向の引き出し方向に沿って確実に案内される。
本発明の態様3における携帯端末(携帯電話機1A・1B・1C)は、態様2における携帯端末において、前記表示トレイ(表示シート20・20A・20B)又は案内部材(シート案内部材10・10A・10B)の少なくとも一方には、前記表示トレイ(表示シート20・20A・20B)を引き出すときに前記表示トレイ(表示シート20・20A・20B)が前記案内部材(シート案内部材10・10A・10B)の前記案内部材孔部(シートガイド部孔11a・15a・16a)から抜けて前記案内部材(シート案内部材10・10A・10B)から離脱するのを防止する抜け防止形状(拡幅部12)が形成されていることが好ましい。
これにより、表示トレイを引き出すときに表示トレイが案内部材の前記案内部材孔部から抜けて案内部材から離脱するのを防止することができる。尚、抜け防止形状は、例えば、案内部材における、表示トレイの引き出し方向の前端部の幅を、後述する表示トレイの表示トレイ孔部の内寸幅よりも拡幅に形成する形状、又は表示トレイの引き出し方向の後端部を案内部材孔部の内寸幅よりも拡幅に形成する形状がある。
本発明の態様4における携帯端末(携帯電話機1A・1B・1C)は、態様1、2又は3における携帯端末において、前記表示トレイ(表示シート20・20A・20B)における引き出し方向の後端部には、前記案内部材(シート案内部材10・10A・10B)を長手方向に通す表示トレイ孔部(後端部ガイド孔23a・24a・25a)が設けられていることが好ましい。
これにより、表示トレイを収納するときに、表示トレイにおける引き出し方向の後端部の表示トレイ孔部が案内部材に沿って移動する。この結果、表示トレイを収納するときに、奥の方まで、表示トレイが案内部材に沿って移動するので、表示トレイが斜め方向に向くことなく、該表示トレイを筐体の内部に収納することができる。
本発明の態様5における携帯端末(携帯電話機1A・1B)は、態様1〜4のいずれか1における携帯端末において、前記案内部材(シート案内部材10)は、サブアンテナ5に固定されている。
これにより、サブアンテナは領域面積が大きいので、表示トレイ及び案内部材が大きくても容易に収納することが可能となる。
本発明の態様6における携帯端末(携帯電話機1A・1B)は、態様1〜5のいずれか1における携帯端末において、前記案内部材(シート案内部材10)は、前記表示トレイ(表示シート20)における引き出し方向の少なくとも後端部にて前記筐体(サブアンテナ5)に固定されている。尚、固定方法としては、テープ、その他接着剤等を用いることができる。
これにより、案内部材の少なくとも後端部にて該案内部材を筐体に固定することにより、表示トレイを収納するときに、表示トレイが斜め方向に向くことなく、該表示トレイを筐体の内部に収納することができる。
本発明の態様7における携帯端末(携帯電話機1C)は、態様1〜4のいずれか1における携帯端末において、前記表示トレイ(表示シート20)及び案内部材(シート案内部材10)は、表示パネル(液晶表示部2)と回路基板(電子回路基板4)との間に設けられている。
これにより、本発明の一態様においては、表示トレイ及び案内部材は薄く、かつ可撓性を有するので、必ずしもサブアンテナでなくても、表示パネルと回路基板との間に設けることが可能である。
尚、本発明は、上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の一態様における技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
1A・1B・1C 携帯電話機(携帯端末)
2 液晶表示部(表示パネル)
3 表面側キャビネット(筐体)
3a 開口部
4 電子回路基板(回路基板)
4c カード用コネクタ
5 サブアンテナ(筐体)
5b サブアンテナ凹部
6 背面側キャビネット(筐体)
10・10A・10B シート案内部材(案内部材)
11・15・16 シートガイド部
11a・15a・16a シートガイド部孔(案内部材孔部)
12 拡幅部(抜け防止形状)
20・20A・20B 表示シート(表示トレイ)
21 バーコード(識別情報)
23・24・25 後端部ガイド
23a・24a・25a 後端部ガイド孔(表示トレイ孔部)
31 位置決めピン
41 片面テープ
42 ピン

Claims (7)

  1. 識別情報を表示した表示トレイを筐体に内蔵し、その表示トレイを筐体から引き出すことにより前記識別情報をユーザに視認させる携帯端末において、
    前記表示トレイは、可撓性を有する帯状のシート部材からなっていると共に、
    前記表示トレイを引き出し方向に沿って案内して前記筐体の外部に引き出し可能とする案内部材が設けられており、
    前記案内部材は、可撓性を有する帯状のシート部材からなっていると共に、
    前記案内部材における、前記表示トレイの引き出し方向の前端部には、前記表示トレイを長手方向に通す案内部材孔部が設けられていることを特徴とする携帯端末。
  2. 前記表示トレイ又は案内部材の少なくとも一方には、前記表示トレイを引き出すときに前記表示トレイが前記案内部材の前記案内部材孔部から抜けて前記案内部材から離脱するのを防止する抜け防止形状が形成されていることを特徴とする請求項記載の携帯端末。
  3. 前記表示トレイにおける引き出し方向の後端部には、前記案内部材を長手方向に通す表示トレイ孔部が設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の携帯端末。
  4. 識別情報を表示した表示トレイを筐体に内蔵し、その表示トレイを筐体から引き出すことにより前記識別情報をユーザに視認させる携帯端末において、
    前記表示トレイは、可撓性を有する帯状のシート部材からなっていると共に、
    前記表示トレイを引き出し方向に沿って案内して前記筐体の外部に引き出し可能とする案内部材が設けられており、
    前記表示トレイにおける引き出し方向の後端部には、前記案内部材を長手方向に通す表示トレイ孔部が設けられていることを特徴とする携帯端末。
  5. 前記案内部材は、サブアンテナに固定されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の携帯端末。
  6. 前記案内部材は、前記表示トレイにおける引き出し方向の少なくとも後端部にて前記筐体に固定されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の携帯端末。
  7. 前記表示トレイ及び案内部材は、表示パネルと回路基板との間に設けられていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の携帯端末。
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