JP6946108B2 - 携帯端末 - Google Patents

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Description

本発明は、製造番号などの機器情報が記載された表示用トレイを有する携帯端末に関する。
IMEI(International Mobile Equipment Identifier)は、国際移動体装置識別番号(端末識別番号)を意味し、携帯電話機やデータ通信カードが1台ずつ持っている識別番号であり、原則として、各携帯端末はそれぞれ異なる番号を有する。この識別番号は、通常15桁の数字からなっており、装置を製造したメーカーと機種を示す番号、生産国、固体に割り振られたシリアル番号、IMEIが正しい内容であることを検証するためのチェックデジットが含まれている。このIMEI、製造番号等の重要情報は、筐体内のいずれかに設けたトレイに記載されることが知られている。
近年、スマートフォンに代表される携帯端末の小型化、電池の内蔵化に伴い、IMEI、製造番号等の重要情報の表示エリアをとれなくなってきている。そのため、引き出し式の表示用トレイを設け、該表示用トレイのラベル部に製造番号等の情報を表示し、必要なときだけそれを引き出して確認する手法が行われている(特許文献1)。
特開2015−41230号公報
特許文献1において、引き出し可能に設けられる表示用トレイは、筐体から完全に抜け出る構造にすると紛失の虞がある。そのため、表示用トレイは筐体から外れない構造にする必要がある。特許文献1では、表示用トレイに抜止め片が設けられ、表示用トレイが該抜止め片によって筐体から外れないように組み付けられる構造とされている。
しかしながら、上記構造では、表示用トレイが筐体から完全に引き出せないことから、該表示用トレイには、トレイ引き出し時に視認できない、すなわちラベル部として使用できないスペースが生じる。このように、ラベル部として使用できない領域であっても、表示用トレイを携帯端末の筐体内に収納する時には、その収納スペースを筐体内に確保する必要がある。したがって、携帯端末の筐体内において表示用トレイの収納スペースが大きくなるといった問題がある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、携帯端末の筐体に対して引き出し式の表示用トレイを設け、該表示用トレイの収納スペースを低減可能な携帯端末を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の携帯端末は、筐体と、前記筐体に対して、前記筐体からの引出方向に所定の範囲で移動可能である可動トレイと、前記可動トレイに対して前記引出方向に所定の範囲で移動可能であり、情報が記載されたラベル部を有する表示用トレイとを有しており、前記可動トレイが前記筐体に対して前記引出方向における押し込み側端部に移動し、前記表示用トレイが前記可動トレイに対して前記引出方向における押し込み側端部に移動した時に、前記表示用トレイおよび前記可動トレイが前記筐体の内部に収納され、前記可動トレイが前記筐体に対して前記引出方向における引き出し側端部に移動し、前記表示用トレイが前記可動トレイに対して前記引出方向における引き出し側端部に移動した時に、前記表示用トレイの前記ラベル部が前記筐体の外部に完全に露出することを特徴としている。
上記の構成によれば、表示用トレイと筐体との間に可動トレイを介在させることで、筐体内部における表示用トレイおよび可動トレイの収納スペースを削減することができる。すなわち、可動トレイが存在しない場合に比べ、表示用トレイが可動トレイに対して可能な相対移動距離の分だけ、表示用トレイおよび可動トレイの収納スペースを削減することができる。
また、上記携帯端末では、前記可動トレイは、2枚の主板を対向させ、両主板の間に前記可動トレイを収納可能な構成となっており、前記可動トレイは、前記両主板の前記引出方向の押し込み側および引き出し側の少なくとも一部で前記両主板が接続されており、この接続箇所に前記表示用トレイの一部を係合もしくは当接させて、前記可動トレイから前記表示用トレイが抜け落ちることを防止する構成とすることができる。
また、上記携帯端末では、前記可動トレイは、1枚のシートを折り曲げて組み立てられる構造であり。前記両主板の一方の縁部から突出して設けられ、他方の主板の上に折り返して貼り付け可能な貼り付け部を有している構成とすることができる。
上記の構成によれば、1枚のシートの折り曲げおよび貼り付けによって容易に可動トレイを成形することができる。また、シートの折り曲げ部分のみで表示用トレイの抜け落ちを防止する箇所では、その強度を向上させることができる。一方、貼り付け部の折り曲げ部分によって表示用トレイの抜け落ちを防止する箇所では、この貼り付けにおける接着力を調整すれば、過剰な外力が働いたときに貼り付け部が剥がれることで表示用トレイの破壊を防止できる。
また、上記携帯端末では、前記可動トレイは、前記筐体に設けられた係合ピンとの係合によって前記引出方向の移動範囲を制限する可動トレイガイド孔部を有しており、前記可動トレイガイド孔部は、前記両主板が貼り合わされた箇所に形成されている構成とすることができる。
上記の構成によれば、可動トレイガイド孔部の強度を向上させることができる。
また、上記携帯端末では、前記可動トレイは、1枚の主板で構成されており、前記可動トレイおよび前記表示用トレイの一方のトレイには厚み方向に突出した突起部が設けられており、該突起部を他方のトレイの一部に係合もしくは当接させて、前記可動トレイから前記表示用トレイが抜け落ちることを防止する構成とすることができる。
上記の構成によれば、可動トレイが1枚の主板で構成されるため、シートを折り曲げて可動トレイを形成する必要が無く、可動トレイの組立の手間を省くことができる。また、可動トレイにおける主板の重なりが無いため、可動トレイを薄く形成することができる。
また、上記携帯端末では、前記可動トレイは、1枚の主板で構成されており、前記可動トレイには、その内側に前記表示用トレイを通して配置させる表示用トレイ通し孔部が形成されており、前記表示用トレイには、前記表示用トレイ通し孔部と係合して前記可動トレイから前記表示用トレイが前記引出方向の押し込み側に抜け落ちることを防止する第1の抜止め片と、前記表示用トレイ通し孔部と係合して前記可動トレイから前記表示用トレイが前記引出方向の引き出し側に抜け落ちることを防止する第2の抜止め片とが形成されている構成とすることができる。
上記の構成によれば、可動トレイが1枚の主板で構成されるため、シートを折り曲げて可動トレイを形成する必要が無く、可動トレイの組立の手間を省くことができる。また、可動トレイにおける主板の重なりが無いため、可動トレイを薄く形成することができる。さらに、表示用トレイおよび可動トレイにおいて、厚み方向の突起部も形成されないため、表示用トレイおよび可動トレイの組立体をより薄く構成することができる。
本発明の携帯端末は、表示用トレイと筐体との間に可動トレイを介在させることで、可動トレイが存在しない場合に比べ、表示用トレイが可動トレイに対して可能な相対移動距離の分だけ、表示用トレイおよび可動トレイの収納スペースを削減することができるといった効果を奏する。
本発明の一実施形態に係る携帯端末の外観の一部を示す斜視図であり、(a)は携帯端末の筐体内部に表示用トレイが収納されている状態、(b)は携帯端末の筐体外部に表示用トレイが引き出されている状態を示す図である。 表示用トレイ付近の携帯端末の筐体内部を示す断面図であり、(a)は表示用トレイの収納状態、(b)は表示用トレイの引き出し途中の状態、(c)は表示用トレイが完全に引き出された状態を示す図である。 比較例の携帯端末の筐体内部を示す断面図であり、(a)は表示用トレイの収納状態、(b)は表示用トレイが完全に引き出された状態を示す図である。 (a)は実施の形態1における可動トレイを形成する前のシートの展開状態を示す平面図であり、(b)は(a)のシートを折り曲げて形成される可動トレイを示す平面図である。 実施の形態2における可動トレイを形成する前のシートの展開状態を示す平面図である。 実施の形態3における可動トレイを形成する前のシートの展開状態を示す平面図である。 実施の形態4における可動トレイを形成する前のシートの展開状態を示す平面図である。 実施の形態5における可動トレイを形成する前のシートの展開状態を示す平面図である。 実施の形態6における可動トレイおよび表示用トレイの平面図である。 実施の形態6における可動トレイおよび表示用トレイの動作を示す断面図であり、(a)は表示用トレイの収納状態、(b)は表示用トレイの引き出し途中の状態、(c)は表示用トレイが完全に引き出された状態を示す図である。 実施の形態7における可動トレイおよび表示用トレイの平面図である。 実施の形態7における可動トレイおよび表示用トレイの動作を示す断面図であり、(a)は表示用トレイの収納状態、(b)は表示用トレイの引き出し途中の状態、(c)は表示用トレイが完全に引き出された状態を示す図である。 実施の形態8における可動トレイおよび表示用トレイを示す図であり、(a)は表示用トレイの平面図、(b)は可動トレイの平面図である。 可動トレイおよび表示用トレイの動作を示す平面図であり、(a)は表示用トレイの収納状態、(b)は表示用トレイの引き出し途中の状態、(c)は表示用トレイが完全に引き出された状態を示す図である。
〔実施の形態1〕
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。図1は、本実施の形態に係る携帯端末10の外観の一部を示す斜視図であり、(a)は携帯端末10の筐体11の内部に表示用トレイ20が収納されている状態、(b)は携帯端末10の筐体11の外部に表示用トレイ20が引き出されている状態を示す図である。尚、以下の説明では、図1におけるX方向を表示用トレイ20の幅方向、Y方向を表示用トレイ20の奥行き方向、Z方向を表示用トレイ20の厚み方向とする。この場合、表示用トレイ20の引出方向は、奥行き方向に一致する。
図1(b)に示すように、表示用トレイ20は、引き出し時において筐体外部に露出する部分にラベル部21を有している。ラベル部21には携帯端末10の製造番号等の情報が記載されており、必要なときに表示用トレイ20を引き出して、ラベル部21に記載された情報を確認できるようになっている。表示用トレイ20は、携帯端末10に設けられたトレイ引出口12から引き出し可能となっており、また、表示用トレイ20の非使用時にはトレイ引出口12から押し込んで筐体内部に収納可能となっている。トレイ引出口12は、表示用トレイ20の収納時には蓋部13によって覆われるようになっている。
続いて、表示用トレイ20を携帯端末10の筐体内部に収納するための内部構成および表示用トレイ20の引き出し時の動きについて図2を参照して説明する。図2は、表示用トレイ20付近の携帯端末10の筐体内部を示す断面図(携帯端末10の正面方向から見た断面図)であり、(a)は表示用トレイ20の収納状態、(b)は表示用トレイ20の引き出し途中の状態、(c)は表示用トレイ20が完全に引き出された状態(完全引出状態)を示す図である。
本実施の形態に係る携帯端末10は、表示用トレイ20以外に、さらに可動トレイ30を有している。可動トレイ30は、筐体11に対して奥行き方向(Y方向)に所定の範囲で移動可能とされている。可動トレイ30は、2枚の主板を対向させてなる略袋状に形成されており、その内部(両主板の間)に可動トレイ30を収納できるようになっている。また、表示用トレイ20は、可動トレイ30に対して奥行き方向(Y方向)に所定の範囲で相対的に移動可能となっている。
表示用トレイ20は、略矩形平板状の部材であるが、奥行き方向のトレイ押し込み側において、幅方向の両側に突出した抜止め片22を有している。ここで、表示用トレイ20において抜止め片22が形成されていない箇所の幅寸法をD1、抜止め片22の形成箇所の幅寸法をD2とする。また、表示用トレイ20の奥行き方向のトレイ引き出し側には、表示用トレイ20の引き出し時に、爪や指を掛けて引き出すための長円形状の引出用孔部23が形成されている。
可動トレイ30は、奥行き方向のトレイ引き出し側において、開口部31が設けられ、開口部31の幅方向両側は、可動トレイ30の両主板が接続された第1抜け落ち防止部32とされている。ここで、開口部31の幅寸法はD1よりも僅かに大きく、D2よりも小さい寸法とされている。これにより、表示用トレイ20の引き出し時には、表示用トレイ20の抜止め片22が可動トレイ30の第1抜け落ち防止部32に引っ掛かり、表示用トレイ20が可動トレイ30の一端側から抜け落ちることを防止できる。また、可動トレイ30の奥行き方向のトレイ押し込み側では、可動トレイ30の両主板が接続され、第2抜け落ち防止部33が形成されている。すなわち、第2抜け落ち防止部33は、表示用トレイ20が可動トレイ30の他端側から抜け落ちることを防止できる。
また、可動トレイ30の幅方向の両側には、奥行き方向に延びる長円形状の可動トレイガイド孔部34が形成されている。可動トレイガイド孔部34内には、携帯端末10の筐体11の内部に形成される係合ピン14が配置される。
図2(a)に示す表示用トレイ20の収納状態において、可動トレイ30は、可動トレイガイド孔部34の上端(トレイ引き出し側の端部)に係合ピン14が位置するところまで筐体11の内部に押し込まれている。すなわち、可動トレイ30が筐体11に対して引出方向における押し込み側端部に移動している。また、表示用トレイ20は、その下端(トレイ押し込み側の端部)が可動トレイ30の第2抜け落ち防止部33に当接する位置まで押し込まれている。すなわち、表示用トレイ20が可動トレイ30に対して引出方向における押し込み側端部に移動している。この収納状態では、表示用トレイ20は筐体11の内部に完全に収納され外部には露出しない。
図2(a)に示す表示用トレイ20の収納状態から表示用トレイ20を筐体外部に引き出す場合、表示用トレイ20の引出用孔部23に爪や専用治具等を掛けて引き出す。この時、最初は表示用トレイ20のみが引き出され、可動トレイ30は基本的には移動しない。但し、この時の動作において可動トレイ30の移動が禁止されるものではなく、例えば、表示用トレイ20と可動トレイ30との接触面での摩擦等により、表示用トレイ20の移動につれて可動トレイ30が移動することは許容される。
図2(a)に示す収納状態から表示用トレイ20のみが移動すると、やがて、表示用トレイ20の抜止め片22が可動トレイ30の第1抜け落ち防止部32に当接した状態(図2(b)参照)となる。この状態からさらに表示用トレイ20を引き出すと、抜止め片22と第1抜け落ち防止部32との係合によって可動トレイ30が表示用トレイ20と共に移動する。図2(c)は表示用トレイ20が完全に引き出された状態(完全引出状態)を示しており、この状態では可動トレイガイド孔部34の下端(トレイ押し込み側の端部)に係合ピン14が位置することでこれ以上の引き出しが制限される。すなわち、可動トレイ30が筐体11に対して引出方向における引き出し側端部に移動しており、表示用トレイ20が可動トレイ30に対して引出方向における引き出し側端部に移動している。
表示用トレイ20の完全引出状態では、可動トレイガイド孔部34と係合ピン14との係合、および抜止め片22と第1抜け落ち防止部32との係合によって表示用トレイ20の抜け落ちが防止される。また、表示用トレイ20の完全引出状態では、表示用トレイ20のラベル部21が完全に筐体11の外部に露出し、ラベル部21に記載された情報の全てを視認可能となる。
表示用トレイ20を完全引出状態から収納状態とする場合には、表示用トレイ20を指で押し込めば良い。この時、最初は表示用トレイ20のみが押し込まれ、その後、表示用トレイ20の下端(トレイ押し込み側の端部)が可動トレイ30の第2抜け落ち防止部33に当接して可動トレイ30が表示用トレイ20と共に移動する。
本実施の形態に係る携帯端末10では、表示用トレイ20と筐体11との間に可動トレイ30を介在させることで、表示用トレイ20および可動トレイ30の収納スペースを削減することができる。これをわかりやすく説明するため、可動トレイ30を使用しない場合の比較例を図3に示す。図3は、表示用トレイ20に代えて表示用トレイ120を有する携帯端末の筐体内部を示す断面図(携帯端末10の正面方向から見た断面図)であり、(a)は表示用トレイ120の収納状態、(b)は表示用トレイ120が完全に引き出された状態(完全引出状態)を示す図である。尚、図3において、携帯端末における係合ピン14の位置、および表示用トレイ120におけるラベル部21の面積は、図2における携帯端末10および表示用トレイ20と同じである。
図3に示す比較例では、可動トレイ30が存在しないため、表示用トレイ120においてガイド孔部122が設けられ、このガイド孔部122と係合ピン14との係合によって表示用トレイ120の抜け落ちが防止される。すなわち、図3(a)に示す収納状態ではガイド孔部122の上端(トレイ引き出し側の端部)に係合ピン14が位置し、図3(b)に示す完全引出状態ではガイド孔部122の下端(トレイ押し込み側の端部)に係合ピン14が位置する。
先ず、表示用トレイ20または120の完全引出状態において、図2(c)に示される表示用トレイ20および可動トレイ30の奥行き方向寸法と、図3(b)に示す表示用トレイ120の奥行き方向寸法とは同じ寸法L1であるとする。また、表示用トレイ20の収納状態において、図2(a)に示される表示用トレイ20および可動トレイ30の奥行き方向寸法L2は、表示用トレイ20が可動トレイ30の内部に入り込むことによって、完全引出状態における奥行き方向寸法L1よりも小さくなる。一方、表示用トレイ120の収納状態において、図3(a)に示される表示用トレイ120の奥行き方向寸法は完全引出状態における奥行き方向寸法L1と同じである。したがって、本実施の形態に係る携帯端末10では、表示用トレイ20が可動トレイ30に対して可能な相対移動距離の分(L1−L2)だけ、表示用トレイ20および可動トレイ30の収納スペースを削減することができる。
本実施の形態1において、可動トレイ30は1枚のシートを折り曲げて形成することが可能である。可動トレイ30は、特に可動トレイガイド孔部34における破れや変形を防止できる程度の強度が必要とされるものであり、例えば、樹脂性のシート等を用いて形成されることが望ましい。
図4(a)は可動トレイ30を形成する前のシートの展開状態を示す平面図であり、図4(b)は図4(a)のシートを折り曲げて形成される可動トレイ30を示す平面図である。尚、図4(b)に示す可動トレイ30は、図4(a)に示すシートの上に表示用トレイ20を配置した状態から形成することが好ましい。但し、本発明はこれに限定されるものではなく、シートから可動トレイ30を組み立てた後に、表示用トレイ20を挿入できる形状であってもよい。
図4(a)に示すシートでは、2枚の主板301,302が、その上端側(トレイ引き出し側)で接続されており、この接続部分を折り返すことで2枚の主板301,302が表示用トレイ20を挟み込むようになっている。2枚の主板の一方(図4の例では主板302)には、複数の貼り付け部が縁部から突出して設けられている。具体的には、主板302の両側端縁には貼り付け部303が設けられており、下端縁(トレイ押し込み側の縁部)には貼り付け部304が設けられている。また、主板302の両側端縁には、さらにフランジ部305が設けられており、このフランジ部305において可動トレイガイド孔部34が形成されている。
図4(b)に示す可動トレイ30は、主板301と主板302との接続部を折り返した後、貼り付け部303および304を主板301の上に折り返して貼り付けることで完成する。貼り付け部303および304と主板301との貼り合わせには、接着剤や両面テープを使用することができる。
図4(b)に示す可動トレイ30では、主板301と主板302との接続部の折り曲げによって第1抜け落ち防止部32が形成されるため、第1抜け落ち防止部32に表示用トレイ20の抜止め片22が係合したときの引張強度が強くなる。また、貼り付け部304の折り曲げおよび貼り付けによって第2抜け落ち防止部33が形成されるが、この貼り付けにおける接着力を調整して第2抜け落ち防止部33に過剰な押込力が働いたときに貼り付け部304が剥がれるようにすれば、過剰な押込力による表示用トレイ20の破壊を防止できる。尚、図4(a)に示すシートでは、貼り付け部303,304およびフランジ部305が一方の主板(この例では主板302)に集中して設けられているが、本発明はこれに限定されるものではなく、貼り付け部303,304およびフランジ部305は2枚の主板301,302に分散して設けられていてもよい。
〔実施の形態2〕
本実施の形態2に係る可動トレイ30を、図5を参照して説明する。図5は可動トレイ30を形成する前のシートの展開状態を示す平面図である。
図5に示すシートでは、2枚の主板301,302が、その下端側(トレイ押し込み側)で接続されており、この接続部分を折り返すことで2枚の主板301,302が表示用トレイ20を挟み込むようになっている。2枚の主板の一方(図5の例では主板302)には、複数の貼り付け部が縁部から突出して設けられている。具体的には、主板302の両側端縁には貼り付け部303が設けられており、上端縁(トレイ引き出し側の縁部)の両側には貼り付け部306が設けられている。
本実施の形態2に係る可動トレイ30は、主板301と主板302との接続部を折り返した後、貼り付け部303および306を主板301の上に折り返して貼り付けることで完成する。
本実施の形態2に係る可動トレイ30では、主板301と主板302との接続部の折り曲げによって第2抜け落ち防止部33が形成されるため、表示用トレイ20の押し込みに対する強度が強くなる。また、貼り付け部306の折り曲げおよび貼り付けによって第1抜け落ち防止部32が形成されるが、この貼り付けにおける接着力を調整して第1抜け落ち防止部32に過剰な引張力が働いたときに貼り付け部306が剥がれるようにすれば、過剰な引張力による表示用トレイ20の破壊を防止できる。
〔実施の形態3〕
本実施の形態3に係る可動トレイ30を、図6を参照して説明する。図6は可動トレイ30を形成する前のシートの展開状態を示す平面図である。
図6に示すシートでは、2枚の主板301,302が、その一方の側端側で接続されており、この接続部分を折り返すことで2枚の主板301,302が表示用トレイ20を挟み込むようになっている。2枚の主板の一方(図6の例では主板302)には、複数の貼り付け部が縁部から突出して設けられている。具体的には、主板302の他方の側端縁には貼り付け部303が設けられており、下端縁(トレイ押し込み側の縁部)には貼り付け部304が設けられており、上端縁(トレイ引き出し側の縁部)の両側には貼り付け部306が設けられている。
本実施の形態3に係る可動トレイ30は、主板301と主板302との接続部を折り返した後、貼り付け部303,304および306を主板301の上に折り返して貼り付けることで完成する。
本実施の形態3に係る可動トレイ30では、貼り付け部306の折り曲げおよび貼り付けによって第1抜け落ち防止部32が形成され、貼り付け部304の折り曲げおよび貼り付けによって第2抜け落ち防止部33が形成されるが、これらの貼り付けにおける接着力を適切に調整すれば、過剰な引張力および押込力による表示用トレイ20の破壊を防止できる。
〔実施の形態4〕
本実施の形態4に係る可動トレイ30を、図7を参照して説明する。図7は可動トレイ30を形成する前のシートの展開状態を示す平面図である。
上記実施の形態1〜3では、2枚の主板301,302は予め接続されており、1枚のシートを折り曲げることで可動トレイ30の形成が可能とされていた。本実施の形態4に係る可動トレイ30は、図7に示すように、2枚の主板301,302が別々のシートで構成される。2枚の主板の一方(図7の例では主板302)には、複数の貼り付け部が縁部から突出して設けられている。具体的には、主板302の両側端縁には貼り付け部303が設けられており、下端縁(トレイ押し込み側の縁部)には貼り付け部304が設けられており、上端縁(トレイ引き出し側の縁部)の両側には貼り付け部306が設けられている。
本実施の形態4に係る可動トレイ30は、主板301を主板302に重ね合わせて配置した後、貼り付け部303,304および306を主板301の上に折り返して貼り付けることで完成する。
本実施の形態4に係る可動トレイ30では、貼り付け部306の折り曲げおよび貼り付けによって第1抜け落ち防止部32が形成され、貼り付け部304の折り曲げおよび貼り付けによって第2抜け落ち防止部33が形成されるが、これらの貼り付けにおける接着力を適切に調整すれば、過剰な引張力および押込力による表示用トレイ20の破壊を防止できる。
〔実施の形態5〕
本実施の形態5に係る可動トレイ30を、図8を参照して説明する。図8は可動トレイ30を形成する前のシートの展開状態を示す平面図である。
上記実施の形態1〜4では、可動トレイガイド孔部34の形成されたフランジ部305が2枚の主板の一方(主板302)に形成されていた。これに対し、図8に示すシートでは、2枚の主板301,302の両方にフランジ部305が形成されている。
本実施の形態5に係る可動トレイ30では、2枚の主板301,302の両方に形成されたフランジ部305が貼り合わされることで、可動トレイガイド孔部34の強度を向上させることができる。尚、図8に示すシートでは、2枚の主板301,302が上端側で接続された構成を例示しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、2枚の主板301,302は下端側もしくは側端側で接続されていてもよく、あるいは、2枚の主板301,302が別々のシートであってもよい。
〔実施の形態6〕
本実施の形態6に係る可動トレイ30を、図9および図10を参照して説明する。図9は可動トレイ30および表示用トレイ20の平面図である。図10は、可動トレイ30および表示用トレイ20の動作を示す断面図(図9のA−A断面図)であり、(a)は表示用トレイの収納状態、(b)は表示用トレイの引き出し途中の状態、(c)は表示用トレイが完全に引き出された状態を示す図である。
上記実施の形態1〜5では、可動トレイ30を2枚の主板301,302で構成していたが、本実施の形態6に係る可動トレイ30は、図9に示すように、1枚の主板のみで構成される。
実施の形態1〜5では、2枚の主板301,302の接続によって第1抜け落ち防止部32および第2抜け落ち防止部33を形成していたが、本実施の形態6に係る可動トレイ30は1枚の主板で構成されるため厚み方向の突起部を設けることで第1抜け落ち防止部35および第2抜け落ち防止部36を形成する。すなわち、第1抜け落ち防止部35は、可動トレイ30の上端側のほぼ両端部に設けられている。第2抜け落ち防止部36は、可動トレイ30の下端側のほぼ中央に設けられている。第1抜け落ち防止部35および第2抜け落ち防止部36は、表示用トレイ20との対向面側に突出するように設けられている。尚、可動トレイ30は、第1抜け落ち防止部35および第2抜け落ち防止部36が容易に形成できるように、例えば樹脂プレート等で形成することができる。
図10(a)に示す表示用トレイ20の収納状態において、可動トレイ30は、可動トレイガイド孔部34の上端(トレイ引き出し側の端部)に係合ピン14が位置するところまで筐体11の内部に押し込まれている。また、表示用トレイ20は、その下端(トレイ押し込み側の端部)が可動トレイ30の第2抜け落ち防止部36に当接する位置まで押し込まれている。
図10(a)に示す表示用トレイ20の収納状態から表示用トレイ20を筐体外部に引き出す場合、最初は表示用トレイ20のみが引き出され、やがて、表示用トレイ20の抜止め片22が可動トレイ30の第1抜け落ち防止部35に当接した状態(図10(b)参照)となる。この状態からさらに表示用トレイ20を引き出すと、抜止め片22と第1抜け落ち防止部35との係合によって可動トレイ30が表示用トレイ20と共に移動する。図10(c)は表示用トレイ20が完全に引き出された状態(完全引出状態)を示しており、この状態では可動トレイガイド孔部34の下端(トレイ押し込み側の端部)に係合ピン14が位置することでこれ以上の引き出しが制限される。
本実施の形態6に係る可動トレイ30は、1枚の主板で構成されるため、シートを折り曲げて形成する必要が無く、可動トレイ30の組立の手間を省くことができる。また、主板の重なりが無いため、可動トレイ30をさらに薄い構成とすることができる。
〔実施の形態7〕
本実施の形態7に係る表示用トレイ20および可動トレイ30を、図11および図12を参照して説明する。図11は可動トレイ30および表示用トレイ20の平面図である。図12は、可動トレイ30および表示用トレイ20の動作を示す断面図(図11のA−A断面図)であり、(a)は表示用トレイの収納状態、(b)は表示用トレイの引き出し途中の状態、(c)は表示用トレイが完全に引き出された状態を示す図である。本実施の形態7に係る可動トレイ30も、図11に示すように、1枚の主板のみで構成される。
本実施の形態7では、表示用トレイ20において抜止め片24が形成されている。抜止め片24は、実施の形態1〜6における抜止め片22と同様に表示用トレイ20の幅方向の両側に突出しており、さらに、厚み方向(可動トレイ30との対向面側)にも突出した突起部とされている。
また、可動トレイ30は、抜止め片24と対応する箇所に表示用トレイガイド孔部37を有している。表示用トレイガイド孔部37は、奥行き方向に延びており、その内部で抜止め片24を奥行方向に沿って案内できるようになっている。
図12(a)に示す表示用トレイ20の収納状態において、可動トレイ30は、可動トレイガイド孔部34の上端(トレイ引き出し側の端部)に係合ピン14が位置するところまで筐体11の内部に押し込まれている。また、表示用トレイ20は、抜止め片24が表示用トレイガイド孔部37の下端(トレイ押し込み側の端部)に当接する位置まで押し込まれている。
図12(a)に示す表示用トレイ20の収納状態から表示用トレイ20を筐体外部に引き出す場合、最初は表示用トレイ20のみが引き出され、やがて、表示用トレイ20の抜止め片24が可動トレイ30の表示用トレイガイド孔部37の上端(トレイ引き出し側の端部)に当接した状態(図12(b)参照)となる。この状態からさらに表示用トレイ20を引き出すと、抜止め片24と表示用トレイガイド孔部37との係合によって可動トレイ30が表示用トレイ20と共に移動する。図12(c)は表示用トレイ20が完全に引き出された状態(完全引出状態)を示しており、この状態では可動トレイガイド孔部34の下端(トレイ押し込み側の端部)に係合ピン14が位置することでこれ以上の引き出しが制限される。
本実施の形態7に係る可動トレイ30は、1枚の主板で構成されるため、シートを折り曲げて形成する必要が無く、可動トレイ30の組立の手間を省くことができる。また、主板の重なりが無いため、可動トレイ30をさらに薄い構成とすることができる。
〔実施の形態8〕
本実施の形態8に係る表示用トレイ20および可動トレイ30を、図13および図14を参照して説明する。図13(a)は表示用トレイ20の平面図であり、図13(b)は可動トレイ30の平面図である。図14は、可動トレイ30および表示用トレイ20の動作を示す平面図であり、(a)は表示用トレイの収納状態、(b)は表示用トレイの引き出し途中の状態、(c)は表示用トレイが完全に引き出された状態を示す図である。本実施の形態7に係る可動トレイ30も、図13(b)に示すように、1枚の主板のみで構成される。
本実施の形態8では、表示用トレイ20において、図13(a)に示すように、実施の形態1〜6における抜止め片22以外に抜止め片25が設けられている。抜止め片25は、抜止め片22と同様に、表示用トレイ20の側縁部から幅方向の両側に突出して形成されているが、その形成位置は抜止め片22よりも奥行き方向のトレイ引き出し側とされている。尚、抜止め片25の形成位置は、図14(a)に示す収納状態において、表示用トレイ20の上端が可動トレイ30の上端よりも上に出る位置とすることが望ましい。
また、可動トレイ30には、図13(b)に示すように、表示用トレイ通し孔部38が設けられている。表示用トレイ通し孔部38は、可動トレイ30の上端付近に形成され、幅方向に延ばされた略矩形状の孔である。また、表示用トレイ通し孔部38の幅方向寸法は、表示用トレイ20において抜止め片22,25が形成されていない箇所の幅寸法D1よりも僅かに広く、抜止め片22,25の形成箇所の幅寸法D2よりも狭くされている。
図14に示すように、表示用トレイ20および可動トレイ30は、表示用トレイ20の抜止め片22と抜止め片25との間の部分を、可動トレイ30の表示用トレイ通し孔部38に通すようにして用いられる。この時、抜止め片22および抜止め片25の一方は可動トレイ30の前面側に配置され、他方は可動トレイ30の背面側に配置される(図14の例では、抜止め片22が前面側、抜止め片25が背面側)。
図14(a)に示す表示用トレイ20の収納状態において、可動トレイ30は、可動トレイガイド孔部34の上端(トレイ引き出し側の端部)に係合ピン14が位置するところまで筐体11の内部に押し込まれている。また、表示用トレイ20は、抜止め片25が表示用トレイ通し孔部38の下端(トレイ押し込み側の端部)に引っ掛かる位置まで押し込まれている。この例では、抜止め片25が特許請求の範囲に記載の第1の抜止め片に相当する。
図14(a)に示す表示用トレイ20の収納状態から表示用トレイ20を筐体外部に引き出す場合、最初は表示用トレイ20のみが引き出され、やがて、表示用トレイ20の抜止め片22が可動トレイ30の表示用トレイ通し孔部38の上端(トレイ引き出し側の端部)に引っ掛かる状態(図14(b)参照)となる。この例では、抜止め片22が特許請求の範囲に記載の第2の抜止め片に相当する。
この状態からさらに表示用トレイ20を引き出すと、抜止め片22と表示用トレイ通し孔部38との係合によって可動トレイ30が表示用トレイ20と共に移動する。図14(c)は表示用トレイ20が完全に引き出された状態(完全引出状態)を示しており、この状態では可動トレイガイド孔部34の下端(トレイ押し込み側の端部)に係合ピン14が位置することでこれ以上の引き出しが制限される。
本実施の形態8に係る可動トレイ30は、1枚の主板で構成されるため、シートを折り曲げて形成する必要が無く、可動トレイ30の組立の手間を省くことができる。また、主板の重なりが無いため、可動トレイ30をさらに薄い構成とすることができる。さらに、表示用トレイ20および可動トレイ30において、厚み方向の突起部も形成されないため、実施の形態6,7の構成と比べて、表示用トレイ20および可動トレイ30の組立体をより薄い構成とすることができる。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
10 携帯端末
11 筐体
14 係合ピン
20 表示用トレイ
21 ラベル部
22,24 抜止め片(第2の抜止め片)
25 抜止め片(第1の抜止め片)
23 引出用孔部
30 可動トレイ
31 開口部
32,35 第1抜け落ち防止部
33,36 第2抜け落ち防止部
34 可動トレイガイド孔部
37 表示用トレイガイド孔部
38 表示用トレイ通し孔部
301,302 主板
303,304,306 貼り付け部

Claims (6)

  1. 筐体と、
    前記筐体に対して、前記筐体からの引出方向に所定の範囲で移動可能である可動トレイと、
    前記可動トレイに対して前記引出方向に所定の範囲で移動可能であり、情報が記載されたラベル部を有する表示用トレイとを有しており、
    前記可動トレイが前記筐体に対して前記引出方向における押し込み側端部に移動し、前記表示用トレイが前記可動トレイに対して前記引出方向における押し込み側端部に移動した時に、前記表示用トレイおよび前記可動トレイが前記筐体の内部に収納され、
    前記可動トレイが前記筐体に対して前記引出方向における引き出し側端部に移動し、前記表示用トレイが前記可動トレイに対して前記引出方向における引き出し側端部に移動した時に、前記表示用トレイの前記ラベル部が前記筐体の外部に完全に露出することを特徴とする携帯端末。
  2. 請求項1に記載の携帯端末であって、
    前記可動トレイは、2枚の主板を対向させ、両主板の間に前記表示用トレイを収納可能な構成となっており、
    前記可動トレイは、前記両主板の前記引出方向の押し込み側および引き出し側の少なくとも一部で前記両主板が接続されており、この接続箇所に前記表示用トレイの一部を係合もしくは当接させて、前記可動トレイから前記表示用トレイが抜け落ちることを防止する構成であることを特徴とする携帯端末。
  3. 請求項2に記載の携帯端末であって、
    前記可動トレイは、1枚のシートを折り曲げて組み立てられる構造であり
    前記両主板の一方の縁部から突出して設けられ、他方の主板の上に折り返して貼り付け可能な貼り付け部を有していることを特徴とする携帯端末。
  4. 請求項2または3に記載の携帯端末であって、
    前記可動トレイは、前記筐体に設けられた係合ピンとの係合によって前記引出方向の移動範囲を制限する可動トレイガイド孔部を有しており、
    前記可動トレイガイド孔部は、前記両主板が貼り合わされた箇所に形成されていることを特徴とする携帯端末。
  5. 請求項1に記載の携帯端末であって、
    前記可動トレイは、1枚の主板で構成されており、
    前記可動トレイおよび前記表示用トレイの一方のトレイには厚み方向に突出した突起部が設けられており、該突起部を他方のトレイの一部に係合もしくは当接させて、前記可動トレイから前記表示用トレイが抜け落ちることを防止する構成であることを特徴とする携帯端末。
  6. 請求項1に記載の携帯端末であって、
    前記可動トレイは、1枚の主板で構成されており、
    前記可動トレイには、その内側に前記表示用トレイを通して配置させる表示用トレイ通し孔部が形成されており、
    前記表示用トレイには、前記表示用トレイ通し孔部と係合して前記可動トレイから前記表示用トレイが前記引出方向の押し込み側に抜け落ちることを防止する第1の抜止め片と、前記表示用トレイ通し孔部と係合して前記可動トレイから前記表示用トレイが前記引出方向の引き出し側に抜け落ちることを防止する第2の抜止め片とが形成されていることを特徴とする携帯端末。
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