JP5219313B2 - 接触端子および電子機器 - Google Patents

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Description

本発明は、筐体に設けられた電池パックの電池収容部に突出され、電池パックの接触パッドが接触可能な接触端子に関し、かつ、接触端子が設けられた電子機器に関する。
携帯電話等の電子機器に用いられる電池パックはプラス接触パッド、マイナス接触パッド、過充電検知用接触パッド等の接触パッドが設けられている。
このため、電子機器は、電池収容部の内壁から3本の接触端子が突出している。これらの端子が電池パックの各接触パッドに接触する(特許文献1)。
これらの接触端子は、略帯板状の本体における所定位置を厚み方向に沿って突出するように湾曲する弾性部と、弾性部よりも本体の長手方向先端側に設けられ、板状の接触パッドに対して接触可能な接触部とを有する。
特開2009−194546号公報(段落0017、図1)
近年では、衝撃等が加わった場合でも、各接触パッドに対する接触状態を確実に維持するために各接触パッドに対してそれぞれ2本ずつ、合計6本の接触部を設けた電子機器が提案されている。
図10に示すように、このような電子機器200では、接触部を3本設けた場合に比較して6本の接触部201A,202A,203Aの設置スペースが大きくならないようにすることが要求される。
よって、6本の接触部201A,202A,203Aは、それぞれ幅寸法が小さい本体201,202,203が採用されている。
しかしながら、本体201,202,203の幅寸法が小さい接触部201A,202A,203Aは、各接触パッドに対して充分な接触圧が得られない。
このため、各接触パッドに対する接触部201A,202A,203Aの接触状態を確実に維持できないという不都合がある。
本発明は、前述した課題を解決するためになされたものであり、その目的は、設置スペースが大きくなることなく、電池パックの接触パッドに対する接触状態を確実に維持できる接触端子および電子機器を提供することにある。
本発明の接触端子は、略帯板状に形成された本体を複数備え、前記本体の長手方向基端部に設けられ、筐体に固定可能な固定部と、前記固定部よりも前記本体の長手方向先端側に設けられ、前記本体の厚み方向に沿って突出するように湾曲する弾性部と、前記弾性部よりも前記本体の長手方向先端側に設けられ、板状の接触パッドに対して接触可能な接触部と、を有し、前記弾性部の最小幅寸法よりも前記接触部の最小幅寸法が小さく、前記各固定部が互いに厚み方向に沿って重なるとともに、前記各弾性部間に隙間が形成され、かつ、前記各接触部が前記各本体の幅方向に沿って並ぶように前記各本体が配置されている。
複数の本体にそれぞれ固定部、弾性部および接触部を有し、弾性部の最小幅寸法よりも接触部の最小幅寸法を小さくした。
さらに、各固定部を厚み方向に沿って重なるように設けた状態で、各弾性部間に隙間を形成し、各接触部を本体の幅方向に沿って並ぶように配置した。
各弾性部間に隙間を形成し、各接触部を本体の幅方向に沿って並ぶように配置することにより、各接触部が独立して進退可能で、かつ、独立して設計上の接触圧を発生させることが可能になる。
これにより、各接触部に対する電池パックの各接触パッドの接触状態を確実に維持できる。
さらに、各固定部を厚み方向に沿って重なるように設けることにより、各本体を設置する際に幅方向の寸法を小さくできる。
これにより、各本体を設置する設置スペースが大きくなることを抑えることができる。
また、本発明の接触端子は、前記各本体が前記各固定部を介して一体に成形されている。
各本体を各固定部を介して一体に成形することにより、各固定部を連結する工程を除去できるので接触端子を製造する際の工程の簡素化が図れる。
さらに、各本体を各固定部を介して一体に成形することにより、接触端子の各本体を一体にまとめて管理できるので接触端子の管理の容易化が図れる。
さらに、本発明の電子機器は、接触端子が設けられている。
接触端子の各固定部を厚み方向に沿って重なるように設けた状態で、各弾性部間に隙間を形成し、各接触部を本体の幅方向に沿って並ぶように配置した。
これにより、この接触端子を電子機器に設けることにより、電子機器を使い勝手のよい適正な形状に形成でき、かつ、接触端子に電池パックの接触パッドを確実に接触させることができる。
本発明の接触端子および電子機器によれば、各固定部を厚み方向に重ねて設け、各弾性部間に隙間を形成し、各接触部を本体の幅方向に配置することにより、各本体の設置スペースが大きくなることなく、各接触部に電池パックの接触パッドを確実に接触させることができる。
(A)は本発明に係る電子機器を表側から見た状態を示す斜視図、(B)は本発明に係る電子機器を裏側から見た状態を示す斜視図 図1(B)のI部拡大図 本発明に係る接触端子を長手方向先端側から見た状態を示す斜視図 本発明に係る接触端子を長手方向基端側から見た状態を示す斜視図 本発明に係る接触端子を示す平面図 (A)は本発明に係る接触端子を成形する例を説明する斜視図、(B)は比較例の接触端子を成形する例を説明する斜視図 (A)〜(C)は本発明に係る第1接触部および第2接触部に接触パッドを接触させる例を説明する断面図 変形例1の接触端子を示す平面図 変形例2の接触端子を示す断面図 従来の電子機器を示す斜視図
以下、本発明の実施形態に係る接触端子および電子機器について図面を参照して説明する。
図1に示すように、本発明の実施形態である電子機器10は、略矩形体状に形成された筐体11と、筐体11の表面11Aに設けられた表示部12と、表示部12の上下近傍に設けられた通話用受話部13および通話用送話部14とを備えた携帯端末である。
さらに、電子機器10は、筐体11の裏面11B側に設けられた電池パック収納部16と、電池パック収納部16に突出させた接触端子ユニット20と、接触端子ユニット20に接触可能な電池パック25と、電池パックを覆う電池カバー31とを備えている。
電池パック25は、略矩形体状に形成され、端子面25Aにプラス接触パッド(接触パッド)26、マイナス接触パッド28(接触パッド)および過充電検知用接触パッド(接触パッド)27の接触パッドが設けられている。
電池パック収納部16は、電池パック25の端子面25Aに対向する端子壁部16Aを備えている。
端子壁部16Aは、プラス接触パッド26に対向するプラス端子開口部16Bと、マイナス接触パッド28に対向するマイナス端子開口部16Dと、過充電検知用接触パッド27に対向する過充電検知用開口部16Cとを有する。
図2に示すように、接触端子ユニット20は、プラス接触端子21、マイナス接触端子23および過充電検知用接触端子22の複数の接触端子を備えている。
プラス接触端子21は、プラス端子開口部16Bから突出されている。また、マイナス接触端子23は、マイナス端子開口部16Dから突出されている。さらに、過充電検知用接触端子22は過充電検知用開口部16Cから突出されている。
プラス接触端子21、マイナス接触端子23および過充電検知用接触端子22は、各開口部16B,16C,16Dから電池パック収納部16側にそれぞれ突出されている。
プラス端子開口部16Bから突出されたプラス接触端子21がプラス接触パッド26(図1(B)参照)に接触される。
マイナス端子開口部16Dから突出されたマイナス接触端子23がマイナス接触パッド28(図1(B)参照)に接触される。
過充電検知用開口部16Cから突出された過充電検知用接触端子22が過充電検知用接触パッド27(図1(B)参照)に接触される。
ここで、プラス接触端子21、マイナス接触端子23および過充電検知用接触端子22は、それぞれ同じ端子が用いられている。
よって、以下、プラス接触端子21を接触端子の代表例として説明し、マイナス接触端子23および過充電検知用接触端子22の説明を省略する。
図3、図4に示すように、プラス接触端子21は、略帯板状に形成された第1本体(本体)35と、第1本体35の上方に配置されて略帯板状に形成された第2本体(本体)36と、第1本体35および第2本体36を連結する連結部37とを備えたダブル接触端子である。
第1本体35は、筐体11(図1参照)に固定可能な第1固定部(固定部)41と、第1固定部41に設けられた第1弾性部(弾性部)46と、第1弾性部46に設けられた第1接触部(接触部)48とを有する。
第1固定部41は、第1本体35の長手方向基端部35Aに設けられ、略矩形状に形成された第1固定ベース42と、第1固定ベース42の基辺42Aから突出された接続突起43と、第1固定ベース42の一側辺42Bに設けられた係止突起44とを有する。
接続突起43が筐体11(図1参照)に半田で接続され、係止突起44が筐体11に係止されることにより、第1固定部41が筐体11に固定される。
第1弾性部46は、第1固定部41よりも第1本体35の長手方向先端35B側に設けられ、第1本体35の厚み方向に沿って上向に突出するように湾曲状に形成されている。
第1弾性部46は、第1本体35の長手方向に沿って第1本体35を縮めるような圧力に対抗する弾性力を発生することにより、設計上の接触圧を生み出すための部位である。
第1接触部48は、第1弾性部46よりも第1本体35の長手方向先端35B側に設けられ、板状のプラス接触パッド26(図1(B)参照)に対して接触可能な部位である。
この第1接触部48は、第1弾性部46の下端46Aに設けられた湾曲状の第1湾曲部51と、第1湾曲部51の下端51Aに設けられた第1パッド接触部52と、第1パッド接触部52の下端52Aに設けられた第1当接部53とを有する。
第1湾曲部51は、第1弾性部46よりも第1本体35の長手方向先端35B側に設けられ、第1弾性部46と同様に、第1本体35の厚み方向に沿って上向に突出するように湾曲状に形成されている。
この第1湾曲部51は、第1弾性部46と同様に、第1本体35の長手方向に沿って第1本体35を縮めるような圧力に対抗して弾性変形可能に形成されている。
さらに、第1湾曲部51は、他側辺51Bから突出された第1ストッパ片51C(図5参照)を有する。
第1パッド接触部52は、第1湾曲部51の下端51Aから突出するように湾曲状に設けられることにより、第1接触部48の先端部を構成する。
第1パッド接触部52で第1接触部48の先端部を構成することにより、第1パッド接触部52にプラス接触パッド26(図1(B)参照)が接触される。
この第1パッド接触部52は、プラス接触パッド26に対して良好に接触させるように接触膨出部52Bが形成されている。
第1当接部53は、第1パッド接触部52の下端52Aから第1湾曲部51に向けて張り出された第1張出部53Aと、第1張出部53Aの他側辺53Bに設けられた第1L形接触片53Cとを有する。
第1L形接触片53Cの第1折曲片53Dが、第1湾曲部51の第1ストッパ片51C(図5参照)に対して所定間隔をおいて対向するように配置されている。
図5に示すように、第1接触部48は、第1接触部48の他側辺48Aが第1弾性部46の他側辺46Bから同一直線状に延長され、第1接触部48の一側辺48B(図3も参照)が第1弾性部46の一側辺46Cから湾曲状に延長されている。
よって、第1接触部48は、第1弾性部46の最小幅寸法W1よりも第1接触部48の最小幅寸法W2が小さく形成されている。
図3、図4に示すように、第1本体35の上方に第2本体36が配置されている。
第2本体36は、筐体11に固定可能な第2固定部(固定部)61と、第2固定部61に設けられた第2弾性部(弾性部)63と、第2弾性部63に設けられた第2接触部(接触部)66とを有する。
第2固定部61は、第2本体36の長手方向基端部36Aに設けられ、第2固定部61のうち第1固定ベース42の厚み方向に沿って上方に重なるように略矩形状に形成されている。
第2弾性部63は、第1弾性部46の上方に隙間Sが形成されるように設けられている。
第2弾性部63は、第1弾性部46と同様に、第2固定部61よりも第2本体36の長手方向先端36B側に設けられ、第2本体36の厚み方向に沿って上向に突出するように湾曲状に形成されている。
第2弾性部63は、第2本体36の長手方向に沿って第2本体36を縮めるような圧力に対抗する弾性力を発生することにより、設計上の接触圧を生み出すための部位である。
第2接触部66は、第1接触部48と同様に、第2弾性部63よりも第2本体36の長手方向先端36B側に設けられ、板状のプラス接触パッド26(図1(B)参照)に対して接触可能な部位である。
この第2接触部66は、第2弾性部63の下端63Aに設けられた湾曲状の第2湾曲部67と、第2湾曲部67の下端67Aに設けられた第2パッド接触部68と、第2パッド接触部68の下端68Aに設けられた第2当接部69とを有する。
第2湾曲部67は、第2弾性部63よりも第2本体36の長手方向先端36B側に設けられ、第2弾性部63と同様に、第2本体36の厚み方向に沿って上向に突出するように湾曲状に形成されている。
この第2湾曲部67は、第2弾性部63と同様に、第2本体36の長手方向に沿って第2本体36を縮めるような圧力に対抗して弾性変形可能に形成されている。
さらに、第2湾曲部67は、一側辺67Bから突出された第2ストッパ片67Cを有する。
第2パッド接触部68は、第2湾曲部67の下端67A突出するように湾曲状に設けられることにより、第2接触部66の先端部を構成する。
第2パッド接触部68で第2接触部66の先端部を構成することにより、第2パッド接触部68にプラス接触パッド26(図1(B)参照)が接触される。
この第2パッド接触部68は、プラス接触パッド26に対して良好に接触させるために接触膨出部68Bが形成されている。
第2当接部69は、第2パッド接触部68の下端68Aから第2湾曲部67に向けて張り出された第2張出部69Aと、第2張出部69Aの一側辺69Bに設けられた第2L形接触片69Cとを有する。
第2L形接触片69Cの第2折曲片69Dが、第2湾曲部67の第2ストッパ片67Cに対して所定間隔をおいて対向するように配置されている。
図5に示すように、第2接触部66は、第2接触部66の一側辺66Aが第2弾性部63の他側辺63Bから同一直線状に延長され、第2接触部66の他側辺66Bが第2弾性部63の他側辺63Cから湾曲状に延長されている。
よって、第2接触部66は、第2弾性部63の最小幅寸法W1よりも第2接触部66の最小幅寸法W2が小さく形成されている。
第2接触部66は、第1接触部48に対してプラス接触端子21の幅方向(矢印方向)に沿って並ぶように配置されている。
換言すれば、第1本体35および第2本体36は、第1接触部48および第2接触部66が第1本体35や第2本体36の幅方向(すなわち、プラス接触端子21の幅方向)に沿って並ぶように配置されている。
さらに、第1弾性部46および第2弾性部63間に隙間S(図3参照)が形成されている。
このように、第1弾性部46および第2弾性部63間に隙間Sを形成し、第1接触部48および第2接触部66をプラス接触端子21の幅方向に沿って配置することにより、第1接触部48および第2接触部66を独立して矢印B方向に進退させることができる。
加えて、第1弾性部46および第2弾性部63間に隙間Sを形成し、第1接触部48および第2接触部66をプラス接触端子21の幅方向に沿って配置することにより、第1接触部48および第2接触部66に設計上の接触圧を独立して発生させることができる。
これにより、第1接触部48および第2接触部66に対する電池パック25のプラス接触パッド26(図1(B)参照)の接触状態を確実に維持できる。
図4に示すように、第1本体35および第2本体36は、第1固定部41および第2固定部61を介して連結部37で一体に成形されている。
連結部37は、第1固定部41および第2固定部61が互いに厚み方向に沿って重なるように、第1固定部41の他側片41Aおよび第2固定部61の他側片61Aを連結するように折り曲げられた部位である。
このように、第1固定部41および第2固定部61を厚み方向に沿って重なるように設けることにより、第1固定部41および第2固定部61を設置する際に幅方向の寸法を小さくできる。
これにより、第1固定部41および第2固定部61を設置する設置スペースが大きくなることを抑えることができる。
第1本体35および第2本体36を第1固定部41および第2固定部61を介して一体に成形することにより、第1本体35および第2本体36を連結する工程を除去できるのでプラス接触端子21を製造する際の工程の簡素化が図れる。
さらに、第1本体35および第2本体36を第1固定部41および第2固定部61を介して一体に成形することにより、第1本体35および第2本体36を一体にまとめて管理できるのでプラス接触端子21の管理の容易化が図れる。
以上説明したように、プラス接触端子21によれば、第1固定部41および第2固定部61を厚み方向に沿って重なるように設けた状態で、第1弾性部46および第2弾性部63間に隙間Sを形成した。
加えて、第1接触部48および第2接触部66を第1本体35および第2本体36の幅方向に沿って並ぶように配置した。
これにより、このプラス接触端子21を電子機器10(図1参照)に設けることにより、電子機器10を使い勝手のよい適正な形状に形成でき、かつ、プラス接触端子21に電池パック25のプラス接触パッド26を確実に接触させることができる。
次に、実施形態のダブル端子であるプラス接触端子21を成形する例を図6(A)に基づいて説明し、比較例のシングル接触端子80を成形する例を図6(B)に基づいて説明する。
まず、実施形態のダブル端子であるプラス接触端子21を成形する例を図6(A)に基づいて説明する。
図6(A)に示すように、帯状に形成された板材72からプラス接触端子21の端子素材73を打ち抜く。端子素材73は、第1本体35の第1本体素材74、第2本体36の第2本体素材75、および連結部37の連結部素材76を有する。
第1本体素材74を曲げ成形して第1本体35を成形し、第2本体素材75を曲げ成形して第2本体36を成形する。
第1本体35および第2本体36を成形した後、連結部素材76を折り曲げて連結部37とすることによりプラス接触端子21が成形される。
次に、比較例のシングル接触端子80を成形する例を図6(B)に基づいて説明する。
図6(B)に示すように、帯状に形成された板材82から接触端子80の端子素材84を打ち抜く。端子素材84は、実施形態の第1本体素材74に対応する素材である。
端子素材84を曲げ成形して端子素材80が成形される。
ここで、図6(A)に示すように、実施形態の端子素材73は、帯状に形成された板材72において打抜ピッチP1で連続的に打ち抜くことが可能である。
一方、図6(B)に示すように、比較例の端子素材84は、帯状に形成された板材82から打抜ピッチP1で連続的に打ち抜かれる。
このように、実施形態の端子素材73を比較例の端子素材84と同じ打抜ピッチP1で打ち抜くことができるので、実施形態のプラス接触端子21をコストの上昇を抑えて成形できる。
次いで、第1接触部48および第2接触部66に電池パック25のプラス接触パッド26を接触させる例を図7に基づいて説明する。
図7(A)に示すように、第1接触部48および第2接触部66に電池パック25のプラス接触パッド26を矢印Cの如く移動する。
図7(B)に示すように、第1接触部48および第2接触部66に電池パック25のプラス接触パッド26が接触する。
この状態で、電池パック25を矢印Cの如く継続して移動することにより、第1固定部41および第2固定部61に各固定部41,61を縮めるような圧力が作用する。
よって、第1湾曲部51が弾性変形して第1折曲片53Dが第1湾曲部51の第1ストッパ片51Cに接触する。同時に、第2湾曲部67が弾性変形して第2折曲片69Dが第2湾曲部67の第2ストッパ片67Cに接触する。
図7(C)に示すように、第1折曲片53Dが第1ストッパ片51Cに接触し、かつ、第2折曲片69Dが第2ストッパ片67Cに接触した状態で、電池パック25を矢印Cの如く継続して移動する。
電池パック25を矢印Cの如く継続して移動することにより、第1弾性部46および第2弾性部63が弾性変形する。
第1弾性部46および第2弾性部63が弾性変形に対抗する弾性力を発生することにより、第1折曲片53Dおよび第1ストッパ片51Cを設計上の接触圧で接触でき、かつ、第2折曲片69Dおよび第2ストッパ片67Cを設計上の接触圧で接触できる。
これにより、第1接触部48および第2接触部66に電池パック25のプラス接触パッド26の接触状態を確実に維持できる。
次に、実施形態のプラス接触端子21の変形例1および変形例2を図8、図9に基づいて説明する。
なお、変形例1の接触端子90および変形例2の接触端子100において実施形態のプラス接触端子21と同一・類似の構成部材については同じ符号を付して詳しい説明を省略する。
(変形例1)
図8に示すように、変形例1の接触端子90は、第1接触部48を第1接触部(接触部)91に代え、第2接触部66を第2接触部(接触部)92に代えたもので、その他の構成は実施形態のプラス接触端子21と同様である。
第1接触部91は、一側辺91Aおよび他側辺91Bが互いに平行に形成されることにより一定幅寸法W2に形成されている。
第2接触部92は、第1接触部91と同様に、一側辺92Aおよび他側辺92Bが互いに平行に形成されることにより一定幅寸法W2に形成されている。
変形例1の接触端子90によれば、実施形態のプラス接触端子21と同様の効果が得られる。
(変形例2)
図9に示すように、変形例2の接触端子100は、第1接触部48を第1接触部(接触部)101に代え、第2接触部66を第2接触部(接触部)102に代えたもので、その他の構成は実施形態のプラス接触端子21と同様である。
第1接触部101は、第1弾性部46の下端46Aから第1延長部103が直線状に延長され、第1延長部103の先端に第1接触折曲部104が設けられている。
第1接触折曲部104はプラス接触パッド26に接触可能に形成されている。
すなわち、第1接触部101は、実施形態の第1接触部48から弾性変形可能な湾曲状の第1湾曲部51(図3参照)が除去されている。
よって、第1接触部101は、弾性変形部を有しないように構成されている。
第2接触部102は、第2弾性部63の下端63Aから第2延長部105が直線状に延長され、第2延長部105の先端に第2接触折曲部106が設けられている。
第2接触折曲部106はプラス接触パッド26に接触可能に形成されている。
すなわち、第2接触部102は、実施形態の第2接触部66から弾性変形可能な湾曲状の第2湾曲部67(図3参照)が除去されている。
よって、第2接触部102は、弾性変形部を有しないように構成されている。
ここで、接触端子100は、プラス接触端子21と同様に、第1弾性部46および第2弾性部63を備えている。
これにより、変形例2の接触端子100によれば、第1弾性部46および第2弾性部63を弾性変形させることにより、実施形態のプラス接触端子21と同様の効果が得られる。
このように、第1接触部101および第2接触部102は、プラス接触パッド26に接触可能に形成されていれば、弾性変形の要否は適宜選択することが可能であり、さらに形状等を任意に選択することも可能である。
なお、本発明に係る接触端子および電子機器は、前述した実施形態に限定されるものではなく適宜変更、改良等が可能である。
例えば、実施形態では、電子機器10を携帯端末として例示したが、これに限らないで、電子機器10を他の機器として用いることも可能である。
また、実施形態では、複数の本体として第1本体35および第2本体36を備えたダブル接触端子について例示したが、これに限らないで、三個等の他の複数個の本体を備えることも可能である。
さらに、実施形態では、第1本体35および第2本体36を連結部37で連結した状態に一体に成形した例について説明したが、これに限らないで、第1本体35および第2本体36を別体に形成することも可能である。
第1本体35および第2本体36を別体に形成した場合には加締め等により各本体35,36の固定部41,61を積層した状態に固定することが可能である。
また、実施形態で使用した電子機器、筐体、接触端子、接触パッド、第1本体、第2本体、第1固定部、第2固定部、第1弾性部および第2接触部等の形状や構成は例示したものに限定するものではなく適宜変更が可能である。
本発明は、筐体に電池パックの電池収容部が設けられ、電池収容部に接触端子が突出されることにより接触端子に電池パックの接触パッドが接触可能な電子機器への適用に好適である。
10 電子機器
11 筐体
21 プラス接触端子(接触端子)
22 過充電検知用接触端子(接触端子)
23 マイナス接触端子(接触端子)
26 プラス接触パッド(接触パッド)
27 マイナス接触パッド(接触パッド)
28 過充電検知用接触パッド(接触パッド)
35 第1本体(本体)
35A,36A 長手方向基端部
35B,36B 長手方向先端
36 第2本体(本体)
41 第1固定部(固定部)
46 第1弾性部(弾性部)
48,91,101 第1接触部(接触部)
61 第2固定部(固定部)
63 第2弾性部(弾性部)
66,92,102 第2接触部(接触部)
90,100 接触端子
S 隙間
W1 弾性部の最小幅寸法
W2 接触部の最小幅寸法

Claims (3)

  1. 略帯板状に形成された本体を複数備え、
    前記本体の長手方向基端部に設けられ、筐体に固定可能な固定部と、
    前記固定部よりも前記本体の長手方向先端側に設けられ、前記本体の厚み方向に沿って突出するように湾曲する弾性部と、
    前記弾性部よりも前記本体の長手方向先端側に設けられ、板状の接触パッドに対して接触可能な接触部と、を有し、
    前記弾性部の最小幅寸法よりも前記接触部の最小幅寸法が小さく、
    前記各固定部が互いに厚み方向に沿って重なるとともに、前記各弾性部間に隙間が形成され、かつ、前記各接触部が前記各本体の幅方向に沿って並ぶように前記各本体が配置されている接触端子。
  2. 請求項1に記載の接触端子であって、
    前記各本体が前記各固定部を介して一体に成形されている接触端子。
  3. 請求項1または請求項2に記載の接触端子が設けられた電子機器。
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