JP2014214781A - 係合部とハウジングとの係合構造および電子機器 - Google Patents

係合部とハウジングとの係合構造および電子機器 Download PDF

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恵一 谷口
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Abstract

【目的】 本発明の目的は、係合部の挿入穴からの不用意な抜けを抑止でき且つ所定以上の荷重が係合部にかかったとき、係合部と挿入穴との係合の解除を容易に行える係合部とハウジングとの係合構造を提供することにある。【構成】 係合機構Eの係合部300は、本体310の第1、第2端部321、322と、第1、第2係合突部330、340とを有する。第1、第2係合突部330、340は第1、第2端部321、322に設けられ、所定以上の荷重が加わることにより弾性変形可能である。係合機構Eのハウジング100は、挿入穴100aの第1、第2内壁110a、120aを有する。第1、第2内壁110a、120aは、係合部300が挿入穴100aに挿脱されるときに第1、第2係合突部330、340を押圧可能である。第1、第2内壁110a、120aは、第1、第2係合突部330、340を係合可能な第1、第2係合穴111a、121aを有する。【選択図】 図2B

Description

本発明は、係合部とハウジングとの係合構造および電子機器に関する。
この種の電子機器としては下記特許文献1(図7〜図10参照)に記載されたものがある。この電子機器は、ハウジングと、コネクタと、カバーと、舌片状の係合部とを備えている。係合部はカバーの内面に突設されている。係合部には、その厚み方向に貫通した係合孔が設けられている。ハウジングには、係合部が挿脱可能な挿入穴と、コネクタを収容する収容穴とが設けられている。ハウジングの挿入穴の内壁には、係合突部が設けられている。係合部がハウジングの挿入穴に挿入されると、係合部が係合突部を乗り越え、当該係合突部が当該係合部の係合孔に係合されると共に、カバーが収容穴を閉塞し、コネクタを覆う。また、係合部が挿入穴から引き抜かれると、当該係合部の係合穴と係合突部との係合が解除され、カバーの収容穴に対する閉塞が解除される。これにより、コネクタにプラグ等が接続可能となる。
特開2004−165851号公報
係合突部の挿入穴の開口側の端部には、当該挿入穴の奥側に上り傾斜したテーパー面が設けられている。このため、係合部がハウジングの挿入穴に挿入されるときには、係合部がテーパー面に沿って係合突部を乗り越え、当該係合突部が当該係合部の係合孔に係合されるので、ハウジングの係合突部を係合部の係合孔に容易に係合させることができる。一方、係合突部の挿入穴の奥側の端部は、挿入穴の内壁に対して垂直であるため、ハウジングの係合突部が係合部の係合孔に係合された状態が、解除され難い。よって、係合部の挿入穴からの不用意な抜けが好適に抑止されるものの、カバーの収容穴に対する閉塞を解除する必要があるときに、係合部を挿入穴から引き抜くことが困難であった。
本発明は、上記事情に鑑みて創案されたものであって、その目的とするところは、係合部のハウジングの挿入穴からの不用意な抜けを好適に抑止できると共に、所定以上の荷重(引き抜きの力)が係合部にかかったとき、係合部とハウジングの挿入穴との係合の解除を容易に行うことができる係合部とハウジングとの係合構造および電子機器を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明の係合部とハウジングとの係合構造は、係合部と、ハウジングとを備えている。前記係合部は、本体と、第1、第2端部と、第1、第2係合突部とを有している。前記本体は第1方向に延びている。前記第1端部は前記本体の前記第1方向に交差する第2方向の一方側の端部である。前記第2端部は前記本体の前記第2方向の他方側の端部である。前記第1係合突部は前記第1端部に設けられており且つ所定以上の荷重が加わることによって弾性変形可能な弾性体である。前記第2係合突部は、前記第2端部に設けられており且つ所定以上の荷重が加わることによって弾性変形可能な弾性体である。前記ハウジングは、挿入穴と、第1内壁と、第2内壁とを有している。前記挿入穴には前記係合部が前記第1方向に挿脱可能である。前記第1内壁は前記挿入穴の前記第2方向の一方側の内壁であって、前記係合部が前記挿入穴に挿脱されるときに前記第1係合突部を押圧可能である。前記第2内壁は、前記挿入穴の前記第2方向の他方側の内壁であって、前記係合部が前記挿入穴に挿脱されるときに前記第2係合突部を押圧可能である。前記第1内壁は、前記第1係合突部を係合可能な第1係合穴を有している。前記第2内壁は、前記第2係合突部を係合可能な第2係合穴を有している。
このような態様の係合構造による場合、係合部が挿入穴に挿入されるときに、第1係合突部が第1内壁に上記荷重で押圧されると、第1係合突部が弾性変形し、当該第1内壁の第1係合穴に係合される一方、第2係合突部が第2内壁に上記荷重で押圧されると、第2係合突部が弾性変形し、当該第2内壁の第2係合穴に係合される。第1、第2係合突部が第1、第2係合穴に係合された状態で、当該第1、第2係合突部に第1、第2内壁によって所定以上の荷重が加えられない限り、当該第1、第2係合突部は弾性変形せず、第1、第2係合突部と第1、第2係合穴と係合が維持される。よって、前記係合構造は係合部のハウジングの挿入穴からの不用意な抜けを好適に抑止できる。また、係合部が挿入穴から抜かれるときに、第1係合突部が第1内壁に上記荷重で押圧されると、第1係合突部が弾性変形し、当該第1係合穴との係合が解除される一方、第2係合突部が第2内壁に上記荷重で押圧されると、第2係合突部が弾性変形し、当該第2係合穴との係合が解除される。このように第1、第2係合突部が第1、第2係合穴に係合された状態で、当該第1、第2係合突部に第1、第2内壁によって所定以上の荷重が加えられることによって、当該第1、第2係合突部が弾性変形し、第1、第2係合突部と第1、第2係合穴との係合が解除される。よって、前記係合構造は、所定以上の荷重(引き抜きの力)が係合部にかかったとき、係合部とハウジングの挿入穴との係合の解除を容易に行うことができる。
前記第2係合突部は、その少なくとも一部が前記第1係合突部よりも前記本体の後端側に位置するように、前記第2端部に設けられた構成とすることが可能である。前記第2係合穴は、その少なくとも一部が前記第1係合穴よりも前記挿入穴の開口側に位置するように、前記第2内壁に設けられた構成とすることが可能である。前記第1内壁は、第1逃げ穴と、第1突起とを更に有する構成とすることが可能である。前記第1逃げ穴は、当該第1内壁の前記第1係合穴よりも前記開口側の部分に設けられた構成とすることが可能である。前記第1逃げ穴には、前記係合部が前記挿入穴に挿脱されるときに、前記第1係合突部が挿入可能な構成とすることが可能である。前記第1突起は、前記第1内壁の前記第1係合穴と前記第1逃げ穴との間に設けられており且つ前記係合部が前記挿入穴に挿脱されるときに前記第1係合突部を押圧可能な構成とすることが可能である。
このような態様の係合構造による場合、係合部が挿入穴に挿入されるときに、第1係合突部が第1内壁の第1逃げ穴に挿入され、第2係合突部が第2内壁に上記荷重で押圧されると、第2係合突部が弾性変形し、当該第2内壁の第2係合穴に係合される一方、第1係合突部が第1内壁の第1突起に上記荷重で押圧されると、第1係合突部が弾性変形し、当該第1内壁の第1係合穴に係合される。また、係合部が挿入穴から抜かれるときに、第1係合突部が第1突起に上記荷重で押圧されると、第1係合突部が弾性変形し、当該第1突起を乗り越え(当該第1係合穴との係合が解除され)、第1内壁の第1逃げ穴に挿入される一方、第2係合突部が第2内壁に上記荷重で押圧されると、第2係合突部が弾性変形し、当該第2係合穴との係合が解除される。係合部の挿入時においては、第1係合突部が第1逃げ穴に挿入され、第1内壁の第1突起を乗り越えることによって、第1係合穴に係合されるので、係合部が挿入穴に挿入されるときに、第1係合突部が第1内壁に押圧される距離が短くなる。しかも、第2係合穴が、その少なくとも一部が前記第1係合穴よりも前記挿入穴の開口側に位置しているため、第1係合穴の縁部と第2係合穴の縁部との間の距離が大きくなる。また、第2係合突部は、その少なくとも一部が第1係合突部よりも前記本体の後端側に位置しているため、第2係合突部の前記一部以外の部分、本体および第1係合突部の第2方向の寸法が低減される。よって、係合部とハウジングの挿入穴との係合を容易に行うことができる。係合部の引き抜き時においては、第1係合突部が第1内壁の第1突起を乗り越えると、第1逃げ穴に挿入されるので、係合部が挿入穴から引き抜かれるときに、第1係合突部が第1内壁に押圧される距離が短くなる。また、上述の通り第1係合穴の縁部と第2係合穴の縁部との間の距離が大きく且つ第2係合突部の前記一部以外の部分、本体および第1係合突部の第2方向の寸法が低減されている。よって、係合部をハウジングの挿入穴から引き抜き易くなる。
前記第1係合突部が前記第1内壁の前記第1逃げ穴に挿入されるとき、前記第2係合突部が、前記第2内壁に押圧されない構成とすることが可能である。
このような態様の係合構造による場合、前記第1係合突部が当該第1逃げ穴に挿入されたときに、前記第2係合突部が前記第2内壁に押圧されないので、係合部の挿脱時に、第1係合突部が第1内壁の前記第1突起に押圧され且つ第2係合突部が前記第2内壁に押圧される距離が短くなる。よって、係合部とハウジングの挿入穴との係合を容易に行うことができると共に、係合部をハウジングの挿入穴から引き抜き易くなる。
前記第1内壁は、第1段部を更に有する構成とすることが可能である。前記第1段部は、前記第1内壁の前記第1逃げ穴よりも前記開口側の部分に設けられた構成とすることが可能である。前記第2内壁は、第2段部を更に有する構成とすることが可能である。前記第2段部は、前記第2内壁の前記第2係合穴よりも前記開口側の部分に設けられており且つ前記係合部が前記挿入穴に挿脱されるときに前記第2係合突部を押圧可能な構成とすることが可能である。前記本体は、前部と、後部とを有する構成とすることが可能である。前記前部は、前記第1、第2端部および前記第1、第2係合突部を有する構成とすることが可能である。前記後部は、前記前部よりも前記第2方向の寸法が大きい構成とすることが可能である。前記第1、第2係合突部が前記第1、第2係合穴に係合されたとき、前記後部が前記第1、第2段部の間で挟持される構成とすることが可能である。
このような態様の係合構造による場合、係合部の後部が第1、第2段部の間で挟持されることによって、第1、第2係合突部が第1、第2係合穴に係合された状態が安定する。
或いは、前記第1内壁は、第1段部を更に有する構成とすることが可能である。前記第1段部は、前記第1内壁の前記第1逃げ穴よりも前記開口側の部分に設けられた構成とすることが可能である。前記第2内壁は、第2逃げ穴と、第2突起とを更に有する構成とすることが可能である。前記第2逃げ穴は、前記第2内壁の前記第2係合穴よりも前記開口側の部分に設けられており且つ前記係合部が前記挿入穴に挿脱されるときに前記第2係合突部が挿入可能な構成とすることが可能である。前記第2突起は、前記第2内壁の前記第2係合穴と前記第2逃げ穴との間に設けられており且つ前記係合部が前記挿入穴に挿脱されるときに前記第2係合突部を押圧可能な構成とすることが可能である。前記第1、第2係合突部が前記第1、第2係合穴に係合されたとき、前記本体が前記第1内壁の第1突起および前記第1段部と、前記第2内壁の第2突起との間で挟持される構成とすることが可能である。
このような態様の係合構造による場合、係合部の本体が、第1内壁の第1突起および第1段部と、第2内壁の第2突起との間で挟持されることによって、第1、第2係合突部が第1、第2係合穴に係合された状態が安定する。
前記第1係合突部には、第1テーパー面が設けられた構成とすることが可能である。前記第1テーパー面は、前記第1方向の一方の方向および前記第2方向の他方の方向の成分を含む方向に漸次下り傾斜した構成とすることが可能である。前記第2係合突部には、第2テーパー面が設けられた構成とすることが可能である。前記第2テーパー面は、前記第1方向の一方の方向および前記第2方向の一方の方向の成分を含む方向に漸次下り傾斜した構成とすることが可能である。このような態様の係合構造による場合、係合部の挿入時に、第1、第2テーパー面によって、第1、第2係合突部が第1、第2内壁に引っ掛かり難くなる。
前記第2テーパー面は、前記第2係合突部および前記第2端部の先端部に設けられた構成とすることが可能である。このような態様の係合構造による場合、係合部の挿入時に、第1、第2テーパー面によって、第1、第2係合突部が第1、第2内壁に引っ掛かり難くなる。
前記第1内壁の前記第1突起の前記第1方向の他方側の端部には、傾斜面が設けられた構成とすることが可能である。前記傾斜面は、前記第1方向の他方の方向および前記第2方向の一方の方向の成分を含む方向に下り傾斜した構成とすることが可能である。このような態様の係合構造による場合、係合部の挿入時に、傾斜面によって、第1係合突部が第1突起に引っ掛かり難くなる。
前記第2内壁の前記第2突起の前記第1方向の他方側の端部には、傾斜面が設けられた構成とすることが可能である。前記傾斜面は、前記第1方向の他方の方向および前記第2方向の他方の方向の成分を含む方向に下り傾斜した構成とすることが可能である。このような態様の係合構造による場合、係合部の挿入時に、傾斜面によって、第2係合突部が第2突起に引っ掛かり難くなる。
前記係合部は、第3、第4端部と、第3、第4係合突部とを更に有する構成とすることが可能である。前記第3端部は、前記本体の前記第1方向および前記第2方向に交差する第3方向の一方側の端部とすることが可能である。前記第4端部は、前記本体の前記第3方向の他方側の端部とすることが可能である。前記第3係合突部は、前記第3端部に設けられており且つ所定以上の荷重が加わることによって弾性変形可能な弾性体である構成とすることが可能である。前記第4係合突部は、前記第4端部に設けられており且つ所定以上の荷重が加わることによって弾性変形可能な弾性体である構成とすることが可能である。前記ハウジングは、第3、第4内壁を更に有する構成とすることが可能である。前記第3内壁は、前記挿入穴の前記第3方向の一方側の内壁であって、前記係合部が前記挿入穴に挿脱されるときに前記第3係合突部を押圧可能な構成とすることが可能である。前記第4内壁と、前記挿入穴の前記第3方向の他方側の内壁であって、前記係合部が前記挿入穴に挿脱されるときに前記第4係合突部を押圧可能な構成とすることが可能である。前記第3内壁は、前記第3係合突部を係合可能な第3係合穴を有する構成とすることが可能である。前記第4内壁は、前記第4係合突部を係合可能な第4係合穴を有する構成とすることが可能である。
このような態様の係合構造による場合、係合部が挿入穴に挿入されるときに、第3係合突部が第3内壁に上記荷重で押圧されると、第3係合突部が弾性変形し、当該第3内壁の第3係合穴に係合される一方、第4係合突部が第4内壁に上記荷重で押圧されると、第4係合突部が弾性変形し、当該第4内壁の第4係合穴に係合される。第3、第4係合突部は上記荷重が加えられない限り、弾性変形しないので、第3、第4係合突部が第3、第4係合穴に係合された状態が維持される。よって、前記係合構造は係合部のハウジングの挿入穴からの不用意な抜けを更に好適に抑止できる。また、係合部が挿入穴から抜かれるときに、第3係合突部が第3内壁に上記荷重で押圧されると、第3係合突部が弾性変形し、当該第3係合穴との係合が解除される一方、第4係合突部が第4内壁に上記荷重で押圧されると、第4係合突部が弾性変形し、当該第4係合穴との係合が解除される。このように第3、第4係合突部が第3、第4係合穴に係合された状態で、当該第3、第4係合突部に第3、第4内壁によって所定以上の荷重が加えられることによって、当該第3、第4係合突部が弾性変形し、第3、第4係合突部と第3、第4係合穴との係合が解除される。よって、前記係合構造は、所定以上の荷重(引き抜きの力)が係合部にかかったとき、係合部とハウジングの挿入穴との係合の解除を容易に行うことができる。
前記第4係合突部は、その少なくとも一部が前記第3係合突部よりも前記本体の後端側に位置するように、前記第4端部に設けられた構成とすることが可能である。前記第4係合穴は、その少なくとも一部が前記第3係合穴よりも前記挿入穴の開口側に位置するように、前記第4内壁に設けられた構成とすることが可能である。前記第3内壁は、第3逃げ穴と、第3突起とを更に有する構成とすることが可能である。前記第3逃げ穴は、前記第3内壁の前記第3係合穴よりも前記開口側の部分に設けられており且つ前記係合部が前記挿入穴に挿脱されるときに前記第3係合突部が挿入可能な構成とすることが可能である。前記第3突起は、前記第3内壁の前記第3係合穴と前記第3逃げ穴との間に設けられており且つ前記係合部が前記挿入穴に挿脱されるときに前記第3係合突部を押圧可能な構成とすることが可能である。
このような態様の係合構造による場合、係合部が挿入穴に挿入されるときに、第3係合突部が第3内壁の第3逃げ穴に挿入され、第4係合突部が第4内壁に上記荷重で押圧されると、第4係合突部が弾性変形し、当該第4内壁の第4係合穴に係合される一方、第3係合突部が第3内壁の第3突起に上記荷重で押圧されると、第3係合突部が弾性変形し、当該第3内壁の第3係合穴に係合される。また、係合部が挿入穴から抜かれるときに、第3係合突部が第3突起に上記荷重で押圧されると、第3係合突部が弾性変形し、当該第3突起を乗り越え(当該第3係合穴との係合が解除され)、第3内壁の第3逃げ穴に挿入される一方、第4係合突部が第4内壁に上記荷重で押圧されると、第4係合突部が弾性変形し、当該第4係合穴との係合が解除される。係合部の挿入時においては、第3係合突部が第3逃げ穴に挿入され、第3内壁の第3突起を乗り越えることによって、第3係合穴に係合されるので、係合部が挿入穴に挿入されるときに、第3係合突部が第3内壁に押圧される距離が短くなる。しかも、第4係合穴が、その少なくとも一部が前記第4係合穴よりも前記挿入穴の開口側に位置しているため、第3係合穴の縁部と第4係合穴の縁部との間の距離が大きくなる。また、第4係合突部は、その少なくとも一部が第3係合突部よりも前記本体の後端側に位置しているため、第4係合突部の前記一部以外の部分、本体および第3係合突部の第2方向の寸法が低減される。よって、係合部とハウジングの挿入穴との係合を容易に行うことができる。係合部の引き抜き時においては、第3係合突部が第3内壁の第3突起を乗り越えると、第3逃げ穴に挿入されるので、係合部が挿入穴から引き抜かれるときに、第3係合突部が第3内壁に押圧される距離が短くなる。また、上述の通り第3係合穴の縁部と第4係合穴の縁部との間の距離が大きく且つ第4係合突部の前記一部以外の部分、本体および第3係合突部の第2方向の寸法が低減されている。よって、係合部をハウジングの挿入穴から引き抜き易くなる。
前記第3係合突部には、第3テーパー面が設けられた構成とすることが可能である。前記第3テーパー面は、前記第1方向の一方の方向および前記第3方向の他方の方向の成分を含む方向に漸次下り傾斜した構成とすることが可能である。前記第4係合突部には、第4テーパー面が設けられた構成とすることが可能である。前記第4テーパー面は、前記第1方向の一方の方向および前記第3方向の一方の方向の成分を含む方向に漸次下り傾斜した構成とすることが可能である。
このような態様の係合構造による場合、係合部の挿入時に、第3、第4テーパー面によって、第3、第4係合突部が第3、第4内壁に引っ掛かり難くなる。
前記第3内壁の前記第3突起の前記第1方向の他方側の端部には、傾斜面が設けられた構成とすることが可能である。前記傾斜面は、前記第1方向の他方の方向および前記第3方向の一方の方向の成分を含む方向に下り傾斜した構成とすることが可能である。このような態様の係合構造による場合、係合部の挿入時に、傾斜面によって、第3係合突部が第3突起に引っ掛かり難くなる。
前記本体は、前記第1、第2係合突部と同じ弾性体とすることが可能である。このような態様の係合構造による場合、本体および第1、第2係合突部を一体的に構成することが可能になるので、係合部の製造が容易になる。
本発明の電子機器は、上述した何れかの態様の係合構造と、電子部品と、カバーとを備えている。前記電子部品は、前記ハウジングの前記挿入穴の隣に設けられた収容穴に収容されている。前記カバーは前記係合部の前記本体の後端に設けられた構成とすることが可能である。当該カバーは、前記係合部の前記第1係合突部が前記第1内壁の前記第1係合穴に係合され且つ当該係合部の前記第2係合突部が前記第2内壁の前記第2係合穴に係合されたとき、前記収容穴を閉塞し得るようになっている。
本発明の実施例1に係る電子機器の正面、平面および右側面から表した斜視図であって、係合部およびカバーがハウジングから取り外された状態を示す図である。 前記電子機器の正面、平面および右側面から表した斜視図であって、係合部およびカバーがハウジングに取り着けられた状態を示す図である。 前記電子機器の図1B中の2A−2A断面図である。 前記電子機器の図1B中の2B−2B断面図である。 前記電子機器の係合部およびカバーの正面、平面および右側面から表した斜視図である。 前記電子機器の係合部およびカバーの正面、底面および左側面から表した斜視図である。 前記電子機器の図2Bに対応する概略的断面図であって、係合部をハウジングの挿入穴に挿入する過程を示す図である。 本発明の実施例2に係る電子機器の正面、平面および右側面から表した部分斜視図であって、係合部およびカバーがハウジングから取り外された状態を示す図である。 前記電子機器の正面、平面および右側面から表した部分斜視図であって、係合部およびカバーがハウジングに取り付けられた状態を示す図である。 前記電子機器の図5B中の6A−6A断面図である。 前記電子機器の図5B中の6B−6B断面図である。 前記電子機器の係合部およびカバーの正面、平面および右側面から表した部分斜視図である。 前記電子機器の図6Aに対応する概略的断面図であって、係合部をハウジングの挿入穴に挿入する過程を示す図である。 前記電子機器の図6Bに対応する概略的断面図であって、係合部をハウジングの挿入穴に挿入する過程を示す図である。
以下、本発明の実施例1及び2について説明する。
まず、本発明の実施例1に係る電子機器について図1A〜図4を参照しつつ説明する。この電子機器は、図1A〜図2Bに示すように、係合構造Eと、電子部品200と、カバー400とを備えている。係合構造Eは、ハウジング100と係合部300とを備えている。以下、前記電子機器の各構成要素について詳しく説明する。なお、図2Aおよび図2Bに示すY1−Y2は、係合部300のハウジング100の挿入穴100aに対する挿脱方向を示している。Y1−Y2方向は特許請求の範囲の第1方向に相当している。Y1方向は、前記第1方向のうちの一方の方向であり且つ係合部300のハウジング100の挿入穴100aに対する挿入方向である。Y2は、前記第1方向のうちの他方の方向であり且つ係合部300のハウジング100の挿入穴100aに対する脱方向である。図2Bに示すZ1−Z2は、係合部300の高さ方向を示しており且つY1−Y2方向に直角に交差している。Z1−Z2方向は特許請求の範囲の第2方向に相当している。Z1方向は前記第2方向のうちの一方の方向であり、Z2方向は前記第2方向のうちの他方の方向である。図2Aに示すX1−X2は、係合部300の幅方向を示しており且つY1−Y2方向およびZ1−Z2方向に直角に交差している。X1−X2方向は特許請求の範囲の第3方向に相当している。X1方向は前記第3方向のうちの一方の方向であり、X2方向は前記第3方向のうちの他方の方向である。
ハウジング100は、図1Aに示すように、挿入穴100aと、収容穴100bと、嵌合凹部100cを有している。嵌合凹部100cは、図1Aおよび図2Aに示すように、ハウジング100の端面に設けられた略矩形状の凹部である。収容穴100bは、嵌合凹部100cの底面に設けられており且つハウジング100の内部空間に連通した略矩形状穴である。収容穴100bの内形は、電子部品200の外形に対応した形状となっている。収容穴100bに電子部品200が嵌合している。本実施例1では、電子部品200はコネクタである。電子部品200としては、コネクタ以外に、イヤホンジャック、マイクロフォン、スピーカー、レシーバー、スイッチ等を用いることができる。挿入穴100aは、嵌合凹部100cの底面の収容穴100bの隣に設けられている。
カバー400は、弾性素材(例えば、ウレタンゴム、シリコンゴム等)で構成されている。カバー400は、図1A〜図3Bに示すように、カバー本体410と、第1、第2突部420、430とを有している。カバー本体410は、前記弾性素材で構成された矩形状の板である。カバー本体410の外形は、ハウジング100の嵌合凹部100cの内形に対応した形状である。カバー本体410がハウジング100の嵌合凹部100cに嵌合可能である。第1突部420は、カバー本体410の内面に設けられた略矩形状の突部である。第1突部420の外形は、ハウジング100の収容穴100bの外形よりも小さい。第1突部420は、ハウジング100の収容穴100bに挿脱可能である。第2突部430の外形は電子部品200の接続穴の内形よりも小さい。第1突部420の先端面上に設けられた略矩形状の突部である。第2突部430は電子部品200の接続穴内に挿脱可能である。
係合部300は、図1Aおよび図2A〜図3Bに示すように、カバー本体410の内面の第1、第2突部420、430の隣に設けられている。係合部300は、弾性素材(例えば、ウレタンゴム、シリコンゴム等)で構成されている。係合部300は、ハウジング100の挿入穴100aにY1−Y2方向に挿脱可能である。係合部300は、本体310を有している。本体310は、前部311および後部312を有する弾性体(例えば、ウレタンゴム、シリコンゴム等)であって、Y1−Y2方向に延びている。後部312はカバー本体410の内面からY1方向に延びた略矩形状の板である。後部312のZ1−Z2方向(第2方向)の寸法が、前部311のZ1−Z2方向(第2方向)の寸法よりも大きい。
前部311は後部312からY1方向に延びた略矩形状の板である。前部311は、第1、第2端部321、322と、第1、第2係合突部330、340とを有している。第1端部321は、本体310の前部311のZ1方向側(第2方向の一方側)の端部である。第2端部322は、本体310の前部311のZ2方向側(第2方向の他方側)の端部である。
第1係合突部330は、図2B〜図3Bに示すように、第1端部321の先端部(Y1方向の一方の端部)に一体的に設けられ且つZ1方向に延びている。第1係合突部330は、所定の荷重が加えられることによって弾性変形可能な弾性体である。第1係合突部330は、本体310と同じ弾性素材で構成されている。第1係合突部330のY1方向側(第1方向の一方側)の端部には、第1テーパー面331が設けられている。第1テーパー面331は、Y1方向(第1方向の一方の方向)およびZ2方向(第2方向の他方の方向)の成分を含む方向に漸次下り傾斜している。
第2係合突部340は、図2B〜図3Bに示すように、当該第2係合突部340の一部が第1係合突部330よりも本体310の後端側(Y2方向側)に位置するように第2端部322に一体的に設けられ且つZ2方向に延びている。第2係合突部340は、所定の荷重が加えられることによって弾性変形可能な弾性体である。第2係合突部340は、本体310と同じ弾性素材で構成されている。第2係合突部340のY1方向側の端部および第2端部322の先端部(Y1方向の端部)には、第2テーパー面341が設けられている。第2テーパー面341は、Y1方向(第1方向の一方の方向)およびZ1方向(第2方向の一方の方向)の成分を含む方向に漸次下り傾斜している。
本体310(前部311および後部312)のX1方向側(第3方向の一方側)の端部は平坦である。本体310(前部311および後部312)のX2方向側(第3方向の他方側)の端部は平坦である。
挿入穴100aは、図2Aおよび図2Bに示すように、Y1方向に延びた有底の穴であって、Y2方向に開口している。挿入穴100aのY1−Y2方向の寸法は、係合部300のY1−Y2方向の寸法よりも大きい。挿入穴100aは、第1、第2、第3および第4内壁110a、120a、130a、140aを有している。第1内壁110aは挿入穴100aのZ1方向側(第2方向の一方側)の内壁である。第2内壁120aは挿入穴100aのZ2方向側(第2方向の他方側)の内壁である。第3内壁130aは挿入穴100aのX1方向側(第3方向の一方側)の内壁である。第4内壁140aは挿入穴100aのX2方向側(第3方向の他方側)の内壁である。
第3内壁130aおよび第4内壁140aは、図2Aに示すように、平坦である。第3内壁130aと第4内壁140aとの間の距離(挿入穴100aの幅寸法)は、係合部300のX1−X2方向の寸法(幅寸法)よりも若干大きい。
第1内壁110aは、図2Bに示すように、第1係合穴111aと、第1逃げ穴112aと、第1突起113aと、第1段部114aとを有している。第1係合穴111aは、第1内壁110aのY1方向の端部に設けられた略L字状の穴である。第1係合穴111aの外形は、係合部300の第1係合突部330の外形よりも大きい。第1係合穴111aに係合部300の第1係合突部330が挿入可能である。
第1逃げ穴112aは、第1内壁110aの第1係合穴111aよりも挿入穴100aの開口側(Y2方向側)の部分に設けられた穴である。第1逃げ穴112aの外形は、第1係合突部330の外形よりも大きい。第1逃げ穴112aには、係合部300が挿入穴100aに挿脱されるときに、当該係合部300の第1係合突部330が挿入可能である。第1係合突部330が第1逃げ穴112aに挿入されるとき、第2係合突部340は第2内壁120aに押圧されないように構成されている。具体的には、第1逃げ穴112aのZ1−Z2方向(第2方向)の寸法(深さ寸法)は、第1係合突部330のZ1−Z2方向(第2方向)の寸法(高さ寸法)よりも大きい。本体310のZ1−Z2方向の寸法と、第2係合突部340のZ1−Z2方向の寸法との和が、Z1−Z2方向における第1内壁110aの第1段部114aと第2内壁120aの第2段部122aとの間の距離(後述するD2)と略同じである。このため、図4の上から3つ目の図に示すように、係合部300の第1係合突部330が第1逃げ穴112aに挿入されたときに、当該係合部300の第2係合突部340の先端が第2内壁120aの第2段部122aに接触するだけである。すなわち、係合部300の第1係合突部330が第1逃げ穴112aに挿入された状態で、第2係合突部340は第2段部122aに押圧されない。
第1突起113aは、第1内壁110aの第1係合穴111aと第1逃げ穴112aとの間に設けられ且つZ2方向に延びている。第1突起113aは、係合部300が挿入穴100aに挿脱されるときに、第1係合突部330を押圧可能である。第1突起113aのY2方向側(第1方向の他方側)の端部には、傾斜面113a1が設けられている。傾斜面113a1はY2方向(第1方向の他方の方向)およびZ1方向(第2方向の一方の方向)の成分を含む方向に下り傾斜している。第1突起113aのY1方向側(第1方向の一方側)の端部には、Y1−Y2方向に対して直角である係合面113a2が設けられている。係合面113a2は、第1係合穴111aのY2方向側の壁面であって、第1係合突部330と係合可能である。第1段部114aは、第1内壁110aの第1逃げ穴112aよりも挿入穴100aの開口側(Y2方向側)の部分に設けられている。
第2内壁120aは、図2Bに示すように、第2係合穴121aと、第2段部122aとを有している。第2係合穴121aは、その一部が第1係合穴111aよりも挿入穴100aの開口側(Y2方向側)に位置するように、第2内壁120aに設けられた略矩形状の穴である。第2係合穴121aの外形は、係合部300の第2係合突部340の外形よりも大きい。第2係合穴121aに、第2係合突部340が挿入可能である。第2段部122aは、第2内壁120aの第2係合穴121aよりも挿入穴100aの開口側(Y2方向側)の部分に設けられている。第2段部122aのY1方向側の端部には、Y1−Y2方向に対して直角である係合面122a1が設けられている。係合面122a1は、第2係合穴121aのY2方向側の壁面であって、第2係合突部340と係合可能である。
図2Bに示すD1は、Z1−Z2方向(第2方向)における第1内壁110aの第1突起113aから第2内壁120aの第2段部122aまでの距離である。図2Bに示すD2は、Z1−Z2方向における第1内壁110aの第1段部114aから第2内壁120aの第2段部122aまでの距離である。図2Bに示すD3は、Z1−Z2方向における係合部300の第1係合突部330の先端から第2係合突部340の先端までの距離である。図2Bに示すM1は、係合部300の前部311のZ1−Z2方向の寸法である。図2Bに示すM2は係合部300の後部312のZ1−Z2方向の寸法である。
D3がD1よりも大きい。このため、係合部300が挿入穴110aに挿入されるときに、第1係合突部330が第1内壁110aの第1突起113aに押し付けられる(押圧される)一方、第2係合突部340が挿入穴100aの第2内壁120aの第2段部122aに押し付けられる(押圧される)。D1がM1と略同じ又はM1よりも若干大きい。よって、係合部300の前部311が、第1内壁110aの第1突起113aと第2内壁120aの第2段部122aとの間に挿脱可能となる。
D2がM2と略同じ又は寸法M2よりも若干大きい。よって、第1係合突部330が第1係合穴111aに係合され、第2係合突部340が第2係合穴121aに係合された状態(係合状態)で、係合部300の後部312が、第1内壁110aの第1段部114aと第2内壁120aの第2段部122aとの間で挟持される。なお、前記係合状態で、カバー400のカバー本体410が嵌合凹部100cに嵌合し、収容穴100bを閉塞する。
以下、係合部300を挿入穴100aに挿入する手順について図4を参照しつつ説明する。係合部300がY1方向およびZ2方向の成分を含む方向に傾斜した状態で、当該係合部300が挿入穴100aにY1方向に挿入される。すると、第2テーパー面341が挿入穴100aの第2内壁120aの第2段部122aに当接する。その後、係合部300の本体310の前部311が挿入穴100aの第1内壁110aの第1段部114aに当接する。その後、第2テーパー面341の先端部が挿入穴100aの第2内壁120aの第2段部122aから離反し、係合部300がY1−Y2方向に略平行となる。これと共に、係合部300の第1係合突部330が第1内壁110aの第1逃げ穴112aに挿入される。このとき、第2テーパー面341の後端(第2係合突部340)が第2段部122aに接触しているが、第2係合突部340は第2段部122aに押圧されていない。その後、係合部300の第1係合突部330の第1テーパー面331が第1内壁110aの第1突起113aの傾斜面113a1に当接し、係合部300が傾斜面113a1に沿ってY1方向およびZ2方向の成分を含む方向に移動する。これにより、係合部300の第2係合突部340が第2内壁120aの第2段部122aに押圧される。第2段部122aによって第2係合突部340に上記荷重が加えられると、第2係合突部340が弾性変形し且つ本体310の第2端部322の第2係合突部340の周りの部分が弾性変形する。その後、第1係合突部330が第1内壁110aの第1突起113aに押圧される。第1突起113aによって第1係合突部330に上記荷重が加えられると、第1係合突部330が弾性変形し且つ本体310の第1端部321の第1係合突部330の周りの部分が弾性変形する。これと共に、係合部300の本体310の後部312が第1、第2内壁110a、120aの第1、第2段部114a、122aの間に挿入される。その後、第1係合突部330が第1突起113aを乗り越え、第1内壁110aの第1係合穴111aに挿入され、復元する。その一方で、第2係合突部340が第2内壁120aの第2係合穴121aに挿入され、復元する。これにより、第1係合突部330が第1係合穴111aに係合され、第2係合突部340が第2係合穴121aに係合される。このとき、係合部300の本体310の後部312が第1、第2内壁110a、120aの第1、第2段部114a、122aに当接される(第1、第2段部114a、122aの間で挟持される)。
上述した係合部300が挿入穴100aに挿入される過程で、カバー400の第2突部430が電子部品200内に挿入される。第1係合突部330が第1係合穴111aに係合され、第2係合突部340が第2係合穴121aに係合されると、カバー400の第1突部420がハウジング100の収容穴100b内に挿入され、カバー400のカバー本体410がハウジング100の嵌合凹部100cに嵌合し、当該収容穴100bを閉塞する。
上記電子機器および/又は係合部300に外部から衝撃等が加わり、係合部300がY2方向に移動したときには、第1係合突部330が第1係合穴111aのY2方向側の壁面(すなわち、第1突起113aの係合面113a2)に係合され、第2係合突部340が第2係合穴121aのY2方向側の壁面(すなわち、第2段部122aの係合面122a1)に係合される。第1、第2係合突部330、340に上記荷重が加えられない限り、第1、第2係合突部330、340は弾性変形しないので、係合部300の挿入穴100aからの脱落が好適に抑止される。
以下、係合部300を挿入穴100aから引き抜く手順について図4を参照しつつ説明する。カバー400のカバー本体410が把持され、Y2方向に引っ張られる。すると、カバー400のカバー本体410がハウジング100の嵌合凹部100cから抜けると共に、カバー400の第1突部420がハウジング100の収容穴100bから抜け、カバー400の第2突部430が電子部品200から抜ける。
このとき、係合部300が挿入穴100a内をY2方向に移動する。すると、第1係合突部330が第1内壁110aの第1係合穴111aのY2方向側の壁面(すなわち、第1突起113aの係合面113a2)に押圧される。第1突起113aによって第1係合突部330に上記荷重が加えられると、第1係合突部330が弾性変形し且つ本体310の第1端部321の第1係合突部330の周りの部分が弾性変形する。その一方で、第2係合突部340が第2内壁120aの第2係合穴121aのY2方向側の壁面(すなわち、第2段部122aの係合面122a1)に押圧される。第2段部122aによって第2係合突部340に上記荷重が加えられると、第2係合突部340が弾性変形し且つ本体310の第2端部322の第2係合突部340の周りの部分が弾性変形する。その後、第1係合突部330が第1内壁110aの第1突起113aを乗り越え、当該第1内壁110aの第1逃げ穴112aに挿入されると、第1係合突部330および第2係合突部340が復元する。このとき、第2係合突部340が第2段部122aを押圧し、係合部300が挿入穴100a内でZ1方向に変位する。これにより、第1係合突部330が第1内壁110aに接触せず且つ第2係合突部330が第2内壁120aに押圧されない状態となる。このとき、係合部300の本体310の後部312が第1、第2内壁110a、120aの第1、第2段部114a、122aの間から抜ける。その後、係合部300をY1方向およびZ2方向の成分を含む方向に傾斜させ、第2テーパー面341を挿入穴100aの第2内壁120aの第2段部122aに当接させる。この状態で、係合部300が挿入穴100a内をY2方向に更に移動すると、係合部300の本体310の前部311、第1係合突部330および第2係合突部340が挿入穴100aから抜ける。
以上のような電子機器による場合、以下の技術的特徴を有する。第1技術的特徴は、係合部300のハウジング100の挿入穴100aからの不用意な抜けを好適に抑止できることにある。なぜなら、第1、第2係合突部330、340が第1、第2係合穴111a、121aに係合された状態で、第1、第2係合突部330、340に第1、第2内壁110a、120aによって所定以上の荷重が加えられない限り、第1、第2係合突部330、340が弾性変形しないため、第1、第2係合突部330、340と第1、第2係合穴111a、121aとの係合が維持されるからである。
第2技術的特徴は、所定以上の荷重(引き抜きの力)が係合部300にかかったとき、係合部300とハウジング100の挿入穴100aとの係合の解除を容易に行うことができることにある。その理由は以下の通りである。第1、第2係合突部330、340が第1、第2係合穴111a、121aに係合された状態で、第1、第2係合突部330、340に第1、第2内壁110a、120aによって所定以上の荷重が加えられる。これにより、第1、第2係合突部330、340が弾性変形し、第1、第2係合突部330、340と第1、第2係合穴111a、121aとの係合が解除されるからである。
第3技術的特徴は、係合部300を挿入穴100aから容易に引き抜けることにある。その理由は以下の通りである。1)係合部300が挿入穴100aから引き抜かれるとき、第1係合突部330が第1内壁110aの第1突起113aを乗り越え、第1逃げ穴112aに挿入されると、第1係合突部330が第1内壁110aに、第2係合突部340が第2内壁120aに押圧されない状態なる。よって、係合部300が挿入穴100aから引き抜かれるときに、第1、第2係合突部330、340が第1、第2内壁110a、120aに押圧される距離が短くなる。2)第2係合穴121aが、その一部が第1係合穴111aよりも挿入穴100aの開口側に位置しているため、第1係合穴111aのY2方向側の縁部(第1突起113a)と第2係合穴121aの縁部(第2段部122a)との間の距離が大きくなる。また、第2係合突部340は、その一部が第1係合突部330よりも本体310の後端側に位置しているため、第2係合突部340の前記一部以外の部分、本体310および第1係合突部330のZ1−Z2方向の寸法が、第1、第2係合突部が本体の第1、第2端部の第2方向における対称箇所に設けられている場合の第1、第2係合突部のZ1−Z2方向の寸法と本体のZ1−Z2方向の寸法との和によりも低減される。よって、係合部300の前部311および第1、第2係合突部330、340が第1突起113aと第2段部122aとの間から引き抜き易くなる。
第4技術的特徴は、係合部300とハウジング100の挿入穴100aとの係合を容易に行うことができることにある。その理由は以下の通りである。3)第1係合突部330が第1逃げ穴112aに挿入され、第1内壁110aの第1突起113aを乗り越えることによって、第1係合穴111aに係合されるので、係合部300が挿入穴100aに挿入されるときに、第1係合突部330が第1内壁110aに押圧される距離が短くなる。4)上述の通り第1係合穴111aのY2方向側の縁部(第1突起113a)と第2係合穴121aの縁部(第2段部122a)との間の距離が大きくなる。また、第2係合突部340の前記一部以外の部分、本体310および第1係合突部330のZ1−Z2方向の寸法が低減される。よって、係合部300の前部311および第1、第2係合突部330、340が第1突起113aと第2段部122aとの間から挿入し易くなる。5)第1係合突部330に第1テーパー面331が設けられ、第2係合突部340および本体310の先端部に第2テーパー面341が設けられ且つ第1突起113aに傾斜面113a1が設けられているためである。
第5技術的特徴は、第1、第2係合突部330、340が第1、第2係合穴111a、121aに係合された状態が安定することにある。この状態で、係合部300の後部312が第1、第2内壁110a、120aの第1、第2段部114a、122aに挟持されるからである。
次に、本発明の実施例2に係る電子機器について図5A〜図8Bを参照しつつ説明する。この実施例2の電子機器は、図5A〜図6Bに示すように、次の第1、第2相違点で上記実施例1の電子機器と相違する以外、当該実施例1の電子機器と略同じ構成である。第1相違点は、実施例2の係合部300’の形状が実施例1の係合部300の形状と相違していることである。第2相違点は、実施例2の挿入穴100a’の第1、第2、第3、第4内壁110a’、120a’、130a’、140a’の形状が、実施例1の挿入穴100aの第1、第2、第3、第4内壁110a、120a、130a、140aの形状と相違していることである。以下、前記第1、第2相違点について詳しく説明し、実施例1と重複する説明は省略する。なお、実施例2の係合部、挿入穴および第1、第2、第3、第4内壁については、符号に’を付して実施例1の係合部、挿入穴および第1、第2、第3、第4内壁と区別する。図6A〜図6Bにも、実施例1と同じY1、Y2、Z1、Z2、X1−X2方向が示されている。
係合部300’は、図5Aおよび図6A〜図6Bに示すように、カバー本体410の内面の第1、第2突部(図示省略)の隣に設けられている。係合部300’は、弾性素材(例えば、ウレタンゴム、シリコンゴム等)で構成されている。係合部300’は、ハウジング100’の挿入穴100a’にY1−Y2方向に挿脱可能である。係合部300’は、本体310’と、第1、第2、第3、第4端部321’、322’、323’、324’と、第1、第2、第3、第4係合突部330’、340’、350’、360’と、拡張部370’とを有している。
本体310’は、弾性体(例えば、ウレタンゴム、シリコンゴム等)であって、Y1−Y2方向に延びている。第1端部321’は、本体310’のZ1方向側(第2方向の一方側)の端部である。第2端部322’は、本体310’のZ2方向側(第2方向の他方側)の端部である。第3端部323’は、本体310’のX1方向側(第2方向の一方側)の端部である。第4端部324’は、本体310’のX2方向側(第2方向の他方側)の端部である。
第1係合突部330’は、図5A、図6Bおよび図7に示すように、第1端部321’の先端部(Y1方向の端部)に設けられ且つZ1方向に延びている。第1係合突部330’は、所定の荷重が加えられることによって弾性変形可能な弾性体である。第1係合突部330’は、本体310’と同じ弾性素材で構成されている。第1係合突部330’には、第1テーパー面331’が設けられている。第1テーパー面331’は、Y1方向(第1方向の一方の方向)およびZ2方向(第2方向の他方の方向)の成分を含む方向に漸次下り傾斜している。
第2係合突部340’は、図5A、図6Bおよび図7に示すように、当該第2係合突部340’が第1係合突部330’よりも本体310’の後端側(Y2方向側)に位置するように第2端部322’に設けられ且つZ2方向に延びている。第2係合突部340’は、所定の荷重が加えられることによって弾性変形可能な弾性体である。第2係合突部340’は、本体310’と同じ弾性素材で構成されている。第2係合突部340’および第2端部322’の先端部(Y1方向の端部)には、第2テーパー面341’が設けられている。第2テーパー面341’は、Y1方向(第1方向の一方の方向)およびZ1方向(第2方向の一方の方向)の成分を含む方向に漸次下り傾斜している。
第3係合突部350’は、図5A、図6Aおよび図7に示すように、第3端部331’の中間部に設けられ且つX1方向に延びている。第3係合突部350’は、所定の荷重が加えられることによって弾性変形可能な弾性体である。第3係合突部350’は、本体310’と同じ弾性素材で構成されている。第3係合突部350’のY1方向側(第1方向の一方側)の端部には、第3テーパー面351’が設けられている。第3テーパー面351’は、Y1方向(第1方向の一方の方向)およびX2方向(第3方向の他方の方向)の成分を含む方向に漸次下り傾斜している。拡張部370’は、第3端部323’の後端部(Y2方向の端部)に設けられ且つZ1方向に延びている。
第4係合突部360’は、図5A、図6Aおよび図7に示すように、当該第4係合突部360’が第3係合突部350’よりも本体310’の後端側(Y2方向側)に位置するように第4端部324’に設けられ且つX2方向に延びている。第4係合突部360’は、所定の荷重が加えられることによって弾性変形可能な弾性体である。第4係合突部360’は、本体310’と同じ弾性素材で構成されている。第4係合突部360’のY1方向側(第1方向の一方側)の端部には、第4テーパー面361’が設けられている。第4テーパー面361’は、Y1方向(第1方向の一方の方向)およびX1方向(第4方向の一方の方向)の成分を含む方向に漸次下り傾斜している。
ハウジング100の挿入穴100a’は、図5Aおよび図6A〜図6Bに示すように、Y1方向に延びた有底の穴であって、Y2方向に開口している。挿入穴100a’は、第1、第2、第3および第4内壁110a’、120a’、130a’、140a’を有している。第1内壁110a’は挿入穴100a’のZ1方向側(第2方向の一方側)の内壁である。第2内壁120a’は挿入穴100a’のZ2方向側(第2方向の他方側)の内壁である。第3内壁130a’は挿入穴100a’のX1方向側(第3方向の一方側)の内壁である。第4内壁140a’は挿入穴100a’のX2方向側(第3方向の他方側)の内壁である。
第1内壁110a’は、図6Bに示すように、第1係合穴111a’と、第1逃げ穴112a’と、第1突起113a’と、第1段部114a’とを有している。第1係合穴111a’は、第1内壁110a’のY1方向の端部に設けられた穴である。第1係合穴111a’の外形は、係合部300’の第1係合突部330’の外形よりも大きい。第1係合穴111a’に係合部300’の第1係合突部330’が挿入可能である。
第1逃げ穴112a’は、第1内壁110a’の第1係合穴111a’よりも挿入穴100a’の開口側(Y2方向側)の部分に設けられた穴である。第1逃げ穴112a’の外形は、第1係合突部330’の外形よりも大きい。第1逃げ穴112a’には、係合部300’が挿入穴100a’に挿脱されるときに、当該係合部300’の第1係合突部330’が挿入可能である。第1逃げ穴112a’のZ1−Z2方向の寸法(深さ寸法)は、係合部300’の第1係合突部330’のZ1−Z2方向の寸法(高さ寸法)と略同じである。
第1突起113a’は、第1内壁110a’の第1係合穴111a’と第1逃げ穴112a’との間に設けられ且つZ2方向に延びている。第1突起113a’は、係合部300’が挿入穴100a’に挿脱されるときに、第1係合突部330’を押圧可能である。第1突起113a’のY2方向側(第1方向の他方側)の端部には、傾斜面113a1’が設けられている。傾斜面113a1’はY2方向(第1方向の他方の方向)およびZ1方向(第2方向の一方の方向)の成分を含む方向に下り傾斜している。第1突起113a’のY1方向側(第1方向の一方側)の端部には、Y1−Y2方向に対して直角である係合面113a2’が設けられている。係合面113a2’は、第1係合穴111a’のY2方向側の壁面であって、第1係合突部330’と係合可能である。第1段部114a’は、第1内壁110a’の第1逃げ穴112a’よりも挿入穴100a’の開口側(Y2方向側)の部分に設けられている。
第2内壁120a’は、図6Bに示すように、第2係合穴121a’と、第2逃げ穴122a’と、第1突起123a’とを有している。第2係合穴121a’は、その一部が第1係合穴111a’よりも挿入穴100a’の開口側(Y2方向側)に位置するように、第2内壁120a’に設けられた穴である。第2係合穴121a’の外形は、係合部300’の第2係合突部340’の外形よりも大きい。第2係合穴121a’に、第2係合突部340’が挿入可能である。
第2逃げ穴122a’は、第2内壁120a’の第2係合穴121a’よりも挿入穴100a’の開口側(Y2方向側)の部分に設けられた穴である。第2逃げ穴122a’の外形は、第2係合突部340’の外形よりも大きい。第2逃げ穴122a’のZ1−Z2方向の寸法(深さ寸法)は、係合部300’の第2係合突部340’のZ1−Z2方向の寸法(高さ寸法)よりも大きい。第2逃げ穴122a’は、Y2方向に開放されている。第2逃げ穴122a’には、係合部300’が挿入穴100a’に挿脱されるときに、当該係合部300’の第2係合突部340’が挿入可能である。また、第1係合突部330’が第1逃げ穴112a’に挿入されるとき、第2係合突部340’は第2内壁120a’に押圧されないように構成されている。具体的には、第1係合突部330’が第1逃げ穴112a’に挿入されるとき、第2係合突部340’は第2逃げ穴122a’に挿入されるようになっている。
第2突起123a’は、第2内壁120a’の第2係合穴121a’と第2逃げ穴122a’との間に設けられ且つZ2方向に延びている。第2突起123a’は、係合部300’が挿入穴100a’に挿脱されるときに、第2係合突部340’を押圧可能である。第2突起123a’のY2方向側(第1方向の他方側)の端部には、傾斜面123a1’が設けられている。傾斜面123a1’はY2方向(第1方向の他方の方向)およびZ2方向(第2方向の他方の方向)の成分を含む方向に下り傾斜している。第2突起123a’のY1方向側(第1方向の一方側)の端部には、Y1−Y2方向に対して直角である係合面123a2’が設けられている。係合面123a2’は、第2係合穴121a’のY2方向側の壁面であって、第2係合突部340’と係合可能である。
図6Bに示すD4は、Z1−Z2方向(第2方向)における第1内壁110a’の第1突起113a’から第2内壁120a’の第2突起123a’までの距離およびZ1−Z2方向における第1内壁110a’の第1段部114a’から第2内壁120a’の第2突起123a’までの距離である。図6Bに示すD5は、Z1−Z2方向における係合部300’の第1係合突部330’の先端から第2係合突部340’の先端までの距離である。図6Bに示すM3は、係合部300’の本体310’のZ1−Z2方向の寸法である。
D5がD4よりも大きい。このため、係合部300’が挿入穴110a’に挿入されるときに、第1係合突部330’が第1内壁110a’の第1突起113a’に押し付けられる(押圧される)一方、第2係合突部340’が挿入穴100a’の第2内壁120a’の第2突起123a’に押し付けられる(押圧される)。D4がM3と略同じ又はM3よりも若干大きい。よって、第1係合突部330’が第1係合穴111a’に係合され、第2係合突部340が第2係合穴121a’に係合された状態(係合状態)で、係合部300’の本体310’が、第1内壁110a’の第1突起113a’および第1段部114a’と、第2内壁120a’の第2突起123a’との間で挟持される。すなわち、本体310’が3点(第1突起113a’、第1段部114a’および第2突起123a’)で支持される。
第3内壁130a’は、図6Aに示すように、第3係合穴131a’と、第3逃げ穴132a’と、第3突起133a’とを有している。第3係合穴131a’は、第3内壁130a’の中間部に設けられた穴である。第3係合穴131a’の外形は、係合部300’の第3係合突部350’の外形よりも大きい。第3係合穴131a’に係合部300’の第3係合突部350’が挿入可能である。
第3逃げ穴132a’は、第3内壁130a’の第3係合穴131a’よりも挿入穴100a’の開口側(Y2方向側)の部分に設けられた穴である。第3逃げ穴132a’は、Y2方向に開放されている。第3逃げ穴132a’の外形は、第3係合突部350’の外形よりも大きい。第3逃げ穴132a’には、係合部300’が挿入穴100a’に挿脱されるときに、当該係合部300’の第3係合突部350’が挿入可能である。また、第3逃げ穴132a’には、拡張部370’が挿入可能である。第3逃げ穴132a’のX1−X2方向の寸法(深さ寸法)は、係合部300’の第3係合突部350’および拡張部370’のX1−X2方向の寸法(高さ寸法)と略同じである。
第3突起133a’は、第3内壁130a’の第3係合穴131a’と第3逃げ穴132a’との間に設けられ且つX2方向に延びている。第3突起133a’は、係合部300’が挿入穴100a’に挿脱されるときに、第3係合突部350’を押圧可能である。第3突起133a’のY2方向側(第1方向の他方側)の端部には、傾斜面133a1’が設けられている。傾斜面133a1’はY2方向(第1方向の他方の方向)およびX1方向(第2方向の一方の方向)の成分を含む方向に下り傾斜している。第3突起133a’のY1方向側(第1方向の一方側)の端部には、Y1−Y2方向に対して直角である係合面133a2’が設けられている。係合面133a2’は、第3係合穴131a’のY2方向側の壁面であって、第3係合突部350’と係合可能である。
第4内壁140a’は、図6Aに示すように、第4係合穴141a’と、第4段部142a’とを有している。第4係合穴141a’は、その一部が第3係合穴131a’よりも挿入穴100a’の開口側(Y2方向側)に位置するように、第4内壁140a’に設けられた穴である。第4係合穴141a’の外形は、係合部300’の第4係合突部360’の外形よりも大きい。第4係合穴141a’に、第4係合突部360’が挿入可能である。
第4段部142a’は、第4内壁140a’の第4係合穴141a’よりも挿入穴100a’の開口側(Y2方向側)の部分に設けられている。第4段部142a’のY1方向側の端部には、Y1−Y2方向に対して垂直である係合面142a1’が設けられている。係合面142a1’は、第4係合穴121a’のY2方向側の壁面であって、第4係合突部360’と係合可能である。
図6Aに示すD6は、X1−X2方向(第3方向)における第3内壁130a’の第3突起133a’から第4内壁140a’の第4段部142a’までの距離である。図6Aに示すD7は、X1−X2方向における係合部300’の第3係合突部350’の先端から第4係合突部360’の先端までの距離である。図6Bに示すM4は、係合部300’の本体310’のX1−X2方向の寸法である。
D7がD6よりも大きい。このため、係合部300’が挿入穴110a’に挿入されるときに、第4係合突部360’が挿入穴100a’の第4内壁140a’の第4段部142a’に押し付けられる(押圧される)一方、第3係合突部350’が第3内壁130a’の第3突起133a’に押し付けられる(押圧される)。D6がM4と略同じ又はM4よりも若干大きい。よって、第3係合突部350’が第3係合穴131a’に係合され、第4係合突部360’が第4係合穴141a’に係合された状態(係合状態)で、係合部300’の本体310’が、第3内壁130a’の第3突起133a’と、第4内壁140a’の第4段部142a’との間で挟持される。
以下、係合部300’を挿入穴100a’に挿入する手順について図8Aおよび図8Bを参照しつつ説明する。係合部300’がY1−Y2方向に略平行な状態で、当該係合部300’が挿入穴100a’にY1方向に挿入される。すると、第2係合突部340’が挿入穴100a’の第2内壁120a’の第2逃げ穴122a’に挿入され、第2係合突部340’の第2テーパー面341’が第2逃げ穴122a’の底面に当接する。これと共に、係合部300’の第1係合突部330’が挿入穴100a’の第1内壁110a’の第1段部114a’に当接する。このとき、係合部300’の第3係合突部350’が第3内壁130a’の第3逃げ穴132a’に挿入される。
その後、第1係合突部330’が第1段部114a’に上記荷重で押し付けられると、第1係合突部330’の先端部が弾性変形する。その後、第1係合突部330’が第1内壁110a’の第1逃げ穴112a’に挿入され、復元する。これと共に、係合部300’の第3係合突部350’の第3テーパー面351’が第3内壁130a’の第3突起133a’の傾斜面133a1’に当接し、第3係合突部350’が第3内壁130a’の第3突起133a’に押圧される。第3突起133a’によって第3係合突部350’に上記荷重が加えられると、第3係合突部350’が弾性変形し且つ本体310’の第3端部323の第3係合突部350’の周りの部分が弾性変形する。このとき、第2係合突部340’は、第2内壁120a’の第2逃げ穴122a’内をY1方向に移動する(すなわち、第2係合突部340’は第2逃げ穴122a’に挿入されている)。
その後、係合部300’の第2係合突部340’が第2内壁120a’の第2突起123a’に押圧される。第2突起123a’によって第2係合突部340’に上記荷重が加えられると、第2係合突部340’が弾性変形し且つ本体310’の第2端部322’の第2係合突部340’の周りの部分が弾性変形する。これと共に、係合部300’の第4係合突部360’の第4テーパー面361’が第4内壁140a’の第4段部142a’に当接し、第4係合突部360’が第4内壁140a’の第4段部142a’に押圧される。第4段部142a’によって第4係合突部360’に上記荷重が加えられると、第4係合突部360’が弾性変形し且つ本体310’の第4端部324’の第4係合突部336’の周りの部分が弾性変形する。
その後、係合部300’の第1係合突部330’の第1テーパー面331’が第1内壁110a’の第1突起113a’の傾斜面113a1’に当接し、第1係合突部330’が第1内壁110a’の第1突起113a’に押圧される。第1突起113a’によって第1係合突部330’に上記荷重が加えられると、第1係合突部330’が弾性変形し且つ本体310’の第1端部321’の第1係合突部330’の周りの部分が弾性変形する。
その後、第1係合突部330’が第1突起113a’を乗り越え、第1内壁110a’の第1係合穴111a’に挿入され、復元する。第2係合突部340’が第2内壁120a’の第2突起123a’を乗り越え、第2内壁120a’の第2係合穴121a’に挿入され、復元する。第3係合突部350’が第3内壁130a’の第3突起133a’を乗り越え、第3内壁130a’の第3係合穴131a’に挿入され、復元する。第4係合突部360’が第4内壁140a’の第4段部142a’を乗り越え、第4内壁140a’の第4係合穴141a’に挿入され、復元する。これにより、第1係合突部330’が第1係合穴111a’に係合され、第2係合突部340’が第2係合穴121a’に係合され、第3係合突部340’が第3係合穴131a’に係合され、第4係合突部360’が第4係合穴141a’に係合される。これと共に、拡張部370’が挿入穴100a’の第4内壁140a’の第4逃げ穴142a’に挿入される。すると、係合部300’の本体310’が、第1内壁110a’の第1突起113a’および第1段部114a’と、第2内壁120a’の第2突起123a’との間で挟持されると共に、第3内壁130a’の第3突起133a’と、第4内壁140a’の第4段部142a’との間で挟持される。
上記電子機器および係合部300’に外部から衝撃等が加わり、係合部300’がY2方向に移動したときには、第1係合突部330’が第1係合穴111a’のY2方向側の壁面(すなわち、第1突起113a’の係合面113a2’)に係合され、第2係合突部340’が第2係合穴121a’のY2方向側の壁面(すなわち、第2突起123a’の係合面122a1’)に係合され、第3係合突部350’が第3係合穴131a’のY2方向側の壁面(すなわち、第3突起133a’の係合面133a2’)に係合され、第4係合突部360’が第4係合穴141a’のY2方向側の壁面(すなわち、第4段部142a’の係合面142a1’)に係合される。第1、第2、第3、第4係合突部330’、340’、350’、360’に上記荷重が加えられない限り、第1、第2、第3、第4係合突部330’、340’、350’、360’は弾性変形しないので、係合部300’の挿入穴100a’からの脱落が好適に抑止される。
以下、係合部300’を挿入穴100a’から引き抜く手順について図8Aおよび図8Bを参照しつつ説明する。カバー400’のカバー本体410’が把持され、Y2方向に引っ張られる。すると、係合部300’が挿入穴100a’内をY2方向に移動する。すると、第1係合突部330’が第1内壁110a’の第1係合穴111a’のY2方向側の壁面(すなわち、第1突起113a’の係合面113a2’)に押圧される。第1突起113a’によって第1係合突部330’に上記荷重が加えられると、第1係合突部330’が弾性変形し且つ本体310’の第1端部321’の第1係合突部330’の周りの部分が弾性変形する。第2係合突部340’が第2内壁120a’の第2係合穴121a’のY2方向側の壁面(すなわち、第2突起123a’の係合面123a2’)に押圧される。第2突起123a’によって第2係合突部340’に上記荷重が加えられると、第2係合突部340’が弾性変形し且つ本体310’の第2端部322’の第2係合突部340’の周りの部分が弾性変形する。第3係合突部340’が第3内壁130a’の第3係合穴131a’のY2方向側の壁面(すなわち、第3突起133a’の係合面133a2’)に押圧される。第3突起133a’によって第3係合突部350’に上記荷重が加えられると、第3係合突部340’が弾性変形し且つ本体310’の第3端部323の第3係合突部350’の周りの部分が弾性変形する。第4係合突部360’が第4内壁140a’の第4係合穴141a’のY2方向側の壁面(すなわち、第4段部142a’の係合面142a1’)に押圧される。第4段部142a’によって第4係合突部360’に上記荷重が加えられると、第4係合突部360’が弾性変形し且つ本体310’の第4端部324’の第4係合突部336’の周りの部分が弾性変形する。
その後、第1係合突部330’が第1内壁110a’の第1突起113a’を乗り越え、当該第1内壁110a’の第1逃げ穴112a’に挿入され、第1係合突部330’が復元する。第2係合突部340’が第2内壁120a’の第2突起123a’を乗り越え、当該第2内壁120a’の第2逃げ穴122a’に挿入され、第2係合突部340’が復元する。第3係合突部350’が第3内壁130a’の第3突起133a’を乗り越え、当該第3内壁130a’の第3逃げ穴132a’に挿入され、第3係合突部350’が復元する。第4係合突部360’が第4内壁110a’の第4段部142a’を乗り越え、第4係合突部360’が復元する。これと共に、拡張部370’が第3逃げ穴132a’から脱する。その後、第1係合突部330’が第1内壁110a’の第1逃げ穴112a’のY2方向側の壁面(すなわち、第1段部114a’)に押圧される。第1段部114a’によって第1係合突部330’に上記荷重が加えられると、第1係合突部330’の先端部が弾性変形する。第1係合突部330’が第1段部114a’を乗り越え、第1係合突部330’が復元する。これと共に、第2係合突部340’が第2逃げ穴122a’から脱し、第3係合突部350’が第3逃げ穴132a’から脱する。
以上のような電子機器による場合、以下の技術的特徴を有する。第1技術的特徴は、第1、第2係合突部330’、340’が第1、第2係合穴111a’、121a’に係合されると共に、第3、第4係合突部350’、360’が第3、第4係合穴131a’、141a’に係合される。この係合状態で、第1、第2、第3、第4係合突部330’、340’、350’、360’に第1、第2、第3、第4内壁110a’、120a’、130a’、140a’によって所定以上の荷重が加えられない限り、第1、第2、第3、第4係合突部330’、340’、350’、360’が弾性変形しないため、第1、第2、第3、第4係合突部330’、340’、350’、360’と第1、第2、第3、第4係合穴111a’、121a’、131a’、141a’との係合が維持されるからである。
第2技術的特徴は、所定以上の荷重(引き抜きの力)が係合部300’にかかったとき、係合部300’とハウジング100の挿入穴100a’との係合の解除を容易に行うことができることにある。その理由は以下の通りである。第1、第2、第3、第4係合突部330’、340’、350’、360’が第1、第2係合穴111a’、121a’131a’、141a’に係合された状態で、第1、第2、第3、第4係合突部330’、340’、350’、360’に第1、第2、第3、第4内壁110a’、120a’、130a’、140a’によって所定以上の荷重が加えられる。これにより、第1、第2、第3、第4係合突部330’、340’、350’、360’が弾性変形し、第1、第2、第3、第4係合突部330’、340’、350’、360’と第1、第2係合穴111a’、121a’131a’、141a’との係合が解除されるからである。
第3技術的特徴は、係合部300’を挿入穴100a’から容易に引き抜けることにある。その理由は以下の通りである。係合部300’が挿入穴100a’から引き抜かれるとき、第1係合突部330’が第1内壁110a’の第1突起113a’を乗り越え、第1逃げ穴112a’に挿入され、第2係合突部340’が第2内壁120a’の第2突起123a’を乗り越え、第2逃げ穴122a’に挿入され、第3係合突部350’が第3内壁130a’の第3突起133a’を乗り越え、第3逃げ穴132a’に挿入される。よって、係合部300’が挿入穴100a’から引き抜かれるとき、第1、第2、第3係合突部330’、340’、350’が第1、第2、第3内壁110a’、120a’、130a’に押圧される距離が短くなる。
第4技術的特徴は、係合部300’とハウジング100の挿入穴100a’との係合を容易に行うことができることにある。その理由は以下の通りである。係合部300’が挿入穴100a’に挿入されるときに、第1係合突部330’が第1逃げ穴112a’に挿入され、第2係合突部340’が第2逃げ穴122a’に挿入され、第3係合突部350’が第3逃げ穴132aに挿入される。よって、係合部300’が挿入穴100a’に挿入されるときに、第1、第2、第3係合突部330’、340’、350’が第1、第2、第3内壁110a’、120a’、130a’に押圧される距離が短くなる。加えて、第1係合突部330’に第1テーパー面331’が設けられ、第2係合突部340’および本体310’の先端部に第2テーパー面341’が設けられ、第3係合突部350’に第3テーパー面351’が設けられ、第4係合突部360’に第4テーパー面361’が設けられているためである。
第5技術的特徴は、第1、第2、第3、第4係合突部330’、340’、350’、360’が第1、第2、第3、第4係合穴111a’、121a’131a’、141a’に係合された状態が安定することにある。この状態で、係合部300’の本体310’が、第1内壁110a’の第1突起113a’および第1段部114a’と、第2内壁120a’の第2突起123a’との間で挟持されると共に、第3内壁130a’の第3突起133a’と、第4内壁140a’の第4段部142a’との間で挟持されるからである。
なお、上述した電子機器および係合構造は、上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載範囲において任意に設計変更することが可能である。以下、詳しく述べる。
本発明の係合部は、第1方向に延びた本体と、前記本体の前記第1方向に交差する第2方向の一方側の第1端部と、前記本体の前記第2方向の他方側の第2端部と、前記第1端部に設けられており且つ所定以上の荷重が加わることによって弾性変形可能な弾性体である第1係合突部と、前記第2端部に設けられており且つ所定以上の荷重が加わることによって弾性変形可能な弾性体である第2係合突部とを有する限り任意に設計変更することが可能である。
例えば、第1、第2係合突部が第1、第2端部の第2方向の対称箇所に設けられた構成とすることが可能である。また、第2係合突部は、その全体が第1係合突部よりも本体の後端側に位置するように、第2端部に設けられた構成とすることが可能である。
本発明の第3、第4係合突部は、実施例1の如く省略可能である。また、本発明の第3係合突部は、係合部の本体の前記第1、第2方向に交差する第3方向の一方側の第3端部に設けられており且つ所定以上の荷重が加わることによって弾性変形可能な弾性体である限り任意に設計変更することが可能である。本発明の第4係合突部は、係合部の本体の前記第3方向の他方側の第4端部に設けられており且つ所定以上の荷重が加わることによって弾性変形可能な弾性体である限り任意に設計変更することが可能である。例えば、第3、第4係合突部が第3、第4端部の第3方向の対称箇所に設けられた構成とすることが可能である。また、第4係合突部は、その全てが第3係合突部よりも本体の後端側に位置するように、第4端部に設けられた構成とすることが可能である。なお、上述した第1、第2、第3および/又は第4テーパー面は省略可能である。第2テーパー面は、第2係合突部にのみ設けることが可能である。
本発明の係合部の本体は、第1、第2係合突部と異なる弾性素材又は非弾性体で構成することが可能である。本発明の係合部の本体がカバー以外の部材に設けられた構成とすることが可能である。また、係合部の本体とカバーとが別素材で構成されるように設計変更することが可能である。係合部の本体とカバーとは別体とすることが可能である。なお、本発明のカバーは省略可能である。本発明のカバーは、収容穴を閉塞し得る限り任意に設計変更することが可能である。
本発明のハウジングは、係合部が第1方向に挿脱可能な挿入穴と、前記挿入穴の前記第2方向の一方側の内壁であって、上記係合部が前記挿入穴に挿脱されるときに上記第1係合突部を押圧可能な第1内壁と、前記挿入穴の前記第2方向の他方側の内壁であって、上記係合部が前記挿入穴に挿脱されるときに上記第2係合突部を押圧可能な第2内壁とを有しており、前記第1内壁は、前記第1係合突部を係合可能な第1係合穴を有し、前記第2内壁は、前記第2係合突部を係合可能な第2係合穴を有している限り任意に設計変更することが可能である。
例えば、第1内壁は、当該第1内壁に設けられた第1係合穴と、当該第1内壁の第1係合穴の第1方向の他方側(挿入穴の開口側)に設けられた第1段部とを有する構成とすることが可能である。また、第1内壁は、当該第1内壁に設けられた第1係合穴と、当該第1内壁の第1係合穴の第1方向の他方側(挿入穴の開口側)に設けられた第1逃げ穴と、第1係合穴と第1逃げ穴との間に設けられた第1突起とを有する構成とすることが可能である。この場合、第1逃げ穴は、第1方向の他方側(挿入穴の開口側)に開放されている。
第2内壁は、当該第2内壁に設けられた第2係合穴と、当該第2内壁の第2係合穴の第1方向の他方側(挿入穴の開口側)に設けられた第2逃げ穴と、第2係合穴と第2逃げ穴との間に設けられた第2突起と、当該第2内壁の第2逃げ穴の第1方向の他方側(挿入穴の開口側)に設けられた第2段部とを有する構成とすることが可能である。
第3内壁は、当該第3内壁に設けられた第3係合穴と、当該第3内壁の第3係合穴の第1方向の他方側(挿入穴の開口側)に設けられた第3段部とを有する構成とすることが可能である。また、第3内壁は、当該第3内壁に設けられた第3係合穴と、当該第3内壁の第3係合穴の第3方向の他方側(挿入穴の開口側)に設けられた第3逃げ穴と、第3係合穴と第3逃げ穴との間に設けられた第3突起と、当該第3内壁の第3逃げ穴の第1方向の他方側(挿入穴の開口側)に設けられた第3段部とを有する構成とすることが可能である。
第4内壁は、当該第4内壁に設けられた第4係合穴と、当該第4内壁の第4係合穴の第1方向の他方側(挿入穴の開口側)に設けられた第4逃げ穴と、第4係合穴と第4逃げ穴との間に設けられた第4突起とを有する構成とすることが可能である。この場合、第4逃げ穴は、第1方向の他方側(挿入穴の開口側)に開放されている。第4内壁は、当該第4内壁に設けられた第4係合穴と、当該第4内壁の第4係合穴の第4方向の他方側(挿入穴の開口側)に設けられた第4逃げ穴と、第4係合穴と第4逃げ穴との間に設けられた第4突起と、当該第4内壁の第4逃げ穴の第1方向の他方側(挿入穴の開口側)に設けられた第4段部とを有する構成とすることが可能である。
本発明の第1係合穴は、挿入穴の第1内壁に設けられており且つ上述した第1係合突部を係合し得るものである限り任意に設計変更することが可能である。本発明の第2係合穴は、挿入穴の第2内壁に設けられており且つ上述した第2係合突部を係合し得るものである限り任意に設計変更することが可能である。例えば、第1、第2係合突部が、第1、第2端部の第2方向の対称箇所に設けられている場合、第1、第2係合穴は、第1、第2内壁の第2方向の対称箇所に設けられた構成とすることが可能である。第2係合突部は、その全体が第1係合突部よりも本体の後端側に位置するように、挿入穴の第2端部に設けられている場合、第2係合穴は、その全体が第1係合穴よりも挿入穴の開口側に位置するように、挿入穴の第2端部に設けられた構成とすることが可能である。
本発明の第3、第4係合穴は、実施例1の如く省略可能である。本発明の第3係合穴は、挿入穴の第3内壁に設けられており且つ上述した第3係合突部を係合し得るものである限り任意に設計変更することが可能である。本発明の第4係合穴は、挿入穴の第4内壁に設けられており且つ上述した第4係合突部を係合し得るものである限り任意に設計変更することが可能である。例えば、第3、第4係合突部が、第3、第4端部の第3方向の対称箇所に設けられている場合、第3、第4係合穴は、第3、第4内壁の第3方向の対称箇所に設けられた構成とすることが可能である。第4係合突部は、その全体が第3係合突部よりも本体の後端側に位置するように、挿入穴の第4端部に設けられている場合、第4係合穴は、その全体が第3係合穴よりも挿入穴の開口側に位置するように、挿入穴の第4端部に設けられた構成とすることが可能である。なお、上述した第1、第2、第3および/又は第4突起の傾斜面は、円弧面又は第1方向に対して直角な面等に設計変更することが可能である。上述した係合面は、傾斜面又は円弧面に設計変更することが可能である。
上述した第1、第2、第3、第4逃げ穴は、第1、第2、第3、第4内壁に設けられており且つ係合部が挿入穴に挿脱されるときに、第1、第2、第3、第4係合突部が挿入され得る限り任意に設計変更することが可能である。また、第1係合突部が第1逃げ穴に挿入されるとき、第2係合突部が第2内壁に押圧されないように設計変更することが可能である。上述した第1、第2、第3、第4突起は、第1、第2、第3、第4内壁に設けられており且つ係合部が挿入穴に挿脱されるときに、第1、第2、第3、第4係合突部を押圧可能である限り任意に設計変更することが可能である。上述した第1、第2、第3、第4段部は、第1、第2、第3、第4内壁に設けられており且つ係合部が挿入穴に挿脱されるときに、第1、第2、第3、第4係合突部を押圧可能に設計変更しても良いし、非接触となるように設計変更しても良い。
なお、上記実施例における電子機器および係合構造の各構成要素を構成する素材、形状、寸法、数及び配置等はその一例を説明したものであって、同様の機能を実現し得る限り任意に設計変更することが可能である。上述した実施例及び設計変更例は、互いに矛盾しない限り、相互に組み合わせることが可能である。特に、上述した実施例および上述した設計変形例の第1、第2内壁は、任意に組み合わせることが可能である。これに応じて、上述した実施例および上述した設計変形例の第1、第2係合突部も、任意に組み合わせることが可能である。上述した第1、第2、第3方向は任意に設定することが可能である。第2方向は第1方向に交差していれば良く、第3方向は第1、第2方向に交差していれば良い。
100・・・・・・ハウジング
100a・・・・挿入穴
110a・・・第1内壁
111a・・第1係合穴
112a・・第1逃げ穴
113a・・第1突起
114a・・第1段部
120a・・・第2内壁
121a・・第2係合穴
122a・・第2段部
130a・・・第3内壁
140a・・・第4内壁
100a’・・・挿入穴
110a’・・第1内壁
111a’・第1係合穴
112a’・第1逃げ穴
113a’・第1突起
114a’・第1段部
120a’・・第2内壁
121a’・第2係合穴
122a’・第2逃げ穴
133a’・第2突起
130a’・・第3内壁
131a’・第3係合穴
132a’・第3逃げ穴
133a’・第3突起
140a’・・第4内壁
141a’・第4係合穴
142a’・第4段部
200・・・・・・電子部品
300・・・・・・係合部
310・・・・・本体
311・・・・前部
312・・・・後部
321・・・・・第1端部
322・・・・・第2端部
330・・・・・第1係合突部
331・・・・第1テーパー面
340・・・・・第2係合突部
341・・・・第2テーパー面
300’・・・・・係合部
310’・・・・本体
321’・・・・第1端部
322’・・・・第2端部
323’・・・・第3端部
324’・・・・第4端部
330’・・・・第1係合突部
331’・・・第1テーパー面
340’・・・・第2係合突部
341’・・・第2テーパー面
350’・・・・第3係合突部
351’・・・第3テーパー面
360’・・・・第4係合突部
361’・・・第4テーパー面
400・・・・・カバー

Claims (15)

  1. 係合部と、
    ハウジングとを備えており、
    前記係合部は、第1方向に延びた本体と、
    前記本体の前記第1方向に交差する第2方向の一方側の第1端部と、
    前記本体の前記第2方向の他方側の第2端部と、
    前記第1端部に設けられており且つ所定以上の荷重が加わることによって弾性変形可能な弾性体である第1係合突部と、
    前記第2端部に設けられており且つ所定以上の荷重が加わることによって弾性変形可能な弾性体である第2係合突部とを有しており、
    前記ハウジングは、前記係合部が前記第1方向に挿脱可能な挿入穴と、
    前記挿入穴の前記第2方向の一方側の内壁であって、前記係合部が前記挿入穴に挿脱されるときに前記第1係合突部を押圧可能な第1内壁と、
    前記挿入穴の前記第2方向の他方側の内壁であって、前記係合部が前記挿入穴に挿脱されるときに前記第2係合突部を押圧可能な第2内壁とを有しており、
    前記第1内壁は、前記第1係合突部を係合可能な第1係合穴を有し、
    前記第2内壁は、前記第2係合突部を係合可能な第2係合穴を有している
    係合部とハウジングとの係合構造。
  2. 請求項1記載の係合部とハウジングとの係合構造において、
    前記第2係合突部は、その少なくとも一部が前記第1係合突部よりも前記本体の後端側に位置するように、前記第2端部に設けられており、
    前記第2係合穴は、その少なくとも一部が前記第1係合穴よりも前記挿入穴の開口側に位置するように、前記第2内壁に設けられており、
    前記第1内壁は、当該第1内壁の前記第1係合穴よりも前記開口側の部分に設けられており且つ前記係合部が前記挿入穴に挿脱されるときに前記第1係合突部が挿入可能な第1逃げ穴と、
    当該第1内壁の前記第1係合穴と前記第1逃げ穴との間に設けられており且つ前記係合部が前記挿入穴に挿脱されるときに前記第1係合突部を押圧可能な第1突起とを更に有している
    係合部とハウジングとの係合構造。
  3. 請求項2記載の係合部とハウジングとの係合構造において、
    前記第1係合突部が前記第1内壁の前記第1逃げ穴に挿入されるとき、前記第2係合突部が前記第2内壁に押圧されない
    係合部とハウジングとの係合構造。
  4. 請求項2〜3の何れかに記載の係合部とハウジングとの係合構造において、
    前記第1内壁は、当該第1内壁の前記第1逃げ穴よりも前記開口側の部分に設けられた第1段部を更に有しており、
    前記第2内壁は、当該第2内壁の前記第2係合穴よりも前記開口側の部分に設けられており且つ前記係合部が前記挿入穴に挿脱されるときに前記第2係合突部を押圧可能な第2段部を更に有しており、
    前記本体は、前記第1、第2端部および前記第1、第2係合突部を有する前部と、
    前記前部よりも前記第2方向の寸法が大きい後部とを有しており、
    前記第1、第2係合突部が前記第1、第2係合穴に係合されたとき、前記後部が前記第1、第2段部の間で挟持される
    係合部とハウジングとの係合構造。
  5. 請求項2〜3の何れかに記載の係合部とハウジングとの係合構造において、
    前記第1内壁は、当該第1内壁の前記第1逃げ穴よりも前記開口側の部分に設けられた第1段部を更に有しており、
    前記第2内壁は、当該第2内壁の前記第2係合穴よりも前記開口側の部分に設けられており且つ前記係合部が前記挿入穴に挿脱されるときに前記第2係合突部が挿入可能な第2逃げ穴と、
    当該第2内壁の前記第2係合穴と前記第2逃げ穴との間に設けられており且つ前記係合部が前記挿入穴に挿脱されるときに前記第2係合突部を押圧可能な第2突起とを更に有しており、
    前記第1、第2係合突部が前記第1、第2係合穴に係合されたとき、前記本体が前記第1内壁の第1突起および前記第1段部と、前記第2内壁の第2突起との間で挟持される
    係合部とハウジングとの係合構造。
  6. 請求項1〜5の何れかに記載の係合部とハウジングとの係合構造において、
    前記第1係合突部には、前記第1方向の一方の方向および前記第2方向の他方の方向の成分を含む方向に漸次下り傾斜した第1テーパー面が設けられており、
    前記第2係合突部には、前記第1方向の一方の方向および前記第2方向の一方の方向の成分を含む方向に漸次下り傾斜した第2テーパー面が設けられている
    係合部とハウジングとの係合構造。
  7. 請求項1〜5の何れかに記載の係合部とハウジングとの係合構造において、
    前記第1係合突部には、前記第1方向の一方の方向および前記第2方向の他方の方向の成分を含む方向に漸次下り傾斜した第1テーパー面が設けられており、
    前記第2係合突部および前記第2端部の先端部には、前記第1方向の一方の方向および前記第2方向の一方の方向の成分を含む方向に漸次下り傾斜した第2テーパー面が設けられている
    係合部とハウジングとの係合構造。
  8. 請求項2〜5の何れかに記載の係合部とハウジングとの係合構造において、
    前記第1内壁の前記第1突起の前記第1方向の他方側の端部には、前記第1方向の他方の方向および前記第2方向の一方の方向の成分を含む方向に下り傾斜した傾斜面が設けられている
    係合部とハウジングとの係合構造。
  9. 請求項6記載の係合部とハウジングとの係合構造において、
    前記第2内壁の前記第2突起の前記第1方向の他方側の端部には、前記第1方向の他方の方向および前記第2方向の他方の方向の成分を含む方向に下り傾斜した傾斜面が設けられている
    係合部とハウジングとの係合構造。
  10. 請求項1〜9の何れかに記載の係合部とハウジングとの係合構造において、
    前記係合部は、前記本体の前記第1方向および前記第2方向に交差する第3方向の一方側の第3端部と、
    前記本体の前記第3方向の他方側の第4端部と、
    前記第3端部に設けられており且つ所定以上の荷重が加わることによって弾性変形可能な弾性体である第3係合突部と、
    前記第4端部に設けられており且つ所定以上の荷重が加わることによって弾性変形可能な弾性体である第4係合突部とを更に有しており、
    前記ハウジングは、前記挿入穴の前記第3方向の一方側の内壁であって、前記係合部が前記挿入穴に挿脱されるときに前記第3係合突部を押圧可能な第3内壁と、
    前記挿入穴の前記第3方向の他方側の内壁であって、前記係合部が前記挿入穴に挿脱されるときに前記第4係合突部を押圧可能な第4内壁とを更に有しており、
    前記第3内壁は、前記第3係合突部を係合可能な第3係合穴を有し、
    前記第4内壁は、前記第4係合突部を係合可能な第4係合穴を有している
    係合部とハウジングとの係合構造。
  11. 請求項10記載の係合部とハウジングとの係合構造において、
    前記第4係合突部は、その少なくとも一部が前記第3係合突部よりも前記本体の後端側に位置するように、前記第4端部に設けられており、
    前記第4係合穴は、その少なくとも一部が前記第3係合穴よりも前記挿入穴の開口側に位置するように、前記第4内壁に設けられており、
    前記第3内壁は、当該第3内壁の前記第3係合穴よりも前記開口側の部分に設けられており且つ前記係合部が前記挿入穴に挿脱されるときに前記第3係合突部が挿入可能な第3逃げ穴と、
    当該第3内壁の前記第3係合穴と前記第3逃げ穴との間に設けられており且つ前記係合部が前記挿入穴に挿脱されるときに前記第3係合突部を押圧可能な第3突起とを更に有している
    係合部とハウジングとの係合構造。
  12. 請求項10〜11の何れかに記載の係合部とハウジングとの係合構造において、
    前記第3係合突部には、前記第1方向の一方の方向および前記第3方向の他方の方向の成分を含む方向に漸次下り傾斜した第3テーパー面が設けられており、
    前記第4係合突部には、前記第1方向の一方の方向および前記第3方向の一方の方向の成分を含む方向に漸次下り傾斜した第4テーパー面が設けられている
    係合部とハウジングとの係合構造。
  13. 請求項11記載の係合部とハウジングとの係合構造において、
    前記第3内壁の前記第3突起の前記第1方向の他方側の端部には、前記第1方向の他方の方向および前記第3方向の一方の方向の成分を含む方向に下り傾斜した傾斜面が設けられている
    係合部とハウジングとの係合構造。
  14. 請求項1〜13の何れかに記載の係合部とハウジングとの係合構造において、
    前記本体は、前記第1、第2係合突部と同じ弾性体である
    係合部とハウジングとの係合構造。
  15. 請求項1〜14の何れかに記載の係合部とハウジングとの係合構造と、
    電子部品と、
    カバーとを備えており、
    前記電子部品は、前記ハウジングの前記挿入穴の隣に設けられた収容穴に収容されており、
    前記カバーは前記係合部の前記本体の後端に設けられており且つ前記係合部の前記第1係合突部が前記第1内壁の前記第1係合穴に係合され且つ当該係合部の前記第2係合突部が前記第2内壁の前記第2係合穴に係合されたとき、前記収容穴を閉塞する電子機器。
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