JP6602087B2 - 水中電動ポンプ - Google Patents
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Description
この発明の第2の局面による水中電動ポンプは、回転軸を回転させるモータと、モータにより駆動される羽根車が配置されたポンプ室と、モータとポンプ室との間に配置されたオイル室と、オイル室よりも下方に配置され、回転軸が回転することによりポンプ室内の水に対してオイル室と反対方向に圧力をかける第1流体加圧部と、回転軸とともに回転することにより、オイル、または、オイルおよび水の混合流体に対してオイル室側へ圧力をかける第2流体加圧部と、を備え、第1流体加圧部および第2流体加圧部は、それぞれ、水平面に対して傾斜し、かつ、第1流体加圧部の水平面に対する傾斜角度が第2流体加圧部の水平面に対する傾斜角度よりも大きくなるように形成されている。
この発明の第3の局面による水中電動ポンプは、回転軸を回転させるモータと、モータにより駆動される羽根車が配置されたポンプ室と、モータとポンプ室との間に配置されたオイル室と、オイル室よりも下方に配置され、回転軸が回転することによりポンプ室内の水に対してオイル室と反対方向に圧力をかける第1流体加圧部と、回転軸とともに回転することにより、オイル、または、オイルおよび水の混合流体に対してオイル室側へ圧力をかける第2流体加圧部と、第2流体加圧部とモータとを連通させるオイル昇り流路と、を備える。
(水中電動ポンプの構成)
図1および図2を参照して、本発明の第1実施形態について説明する。水中電動ポンプ100は、モータ1と、回転軸2と、羽根車3と、ポンプ室4と、オイル室5と、摺動部6aおよび6bを有するメカニカルシール6とを備えている。水中電動ポンプ100は、環状体7と、環状空間部8と、筒状加圧部材9とを備えている。水中電動ポンプ100は、回転軸2が上下方向に延びる縦型の水中電動ポンプである。
第1実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
次に、図3〜図5を参照して、第2実施形態について説明する。この第2実施形態では、筒状加圧部材9(第1流体加圧部90)を設けた第1実施形態の構成に加えて、筒状加圧部材11(第2流体加圧部110)を設ける例について説明する。なお、上記第1実施形態と同様の構成は、第1実施形態と同じ符号を付して図示するとともに説明を省略する。
図3に示すように、第2実施形態による水中電動ポンプ200は、第1実施形態の構成に加え、さらに、流体返送路10と、筒状加圧部材11と、オイル昇り流路12と、流体貯留部13と、浸水検知部14とを備えている。
第2実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
次に、図6を参照して、第3実施形態について説明する。この第3実施形態では、第1流体加圧部90が筒状加圧部材9に設けられた上記第1実施形態と異なり、回転軸2に第1流体加圧部190を設ける例について説明する。なお、上記第1実施形態と同様の構成は、第1実施形態と同じ符号を付して図示するとともに説明を省略する。
図6に示すように、第3実施形態による水中電動ポンプ300は、モータ1と、回転軸2と、羽根車3と、ポンプ室4と、オイル室5と、メカニカルシール6とを備えている。水中電動ポンプ300は、環状体7と、環状空間部8とを備えている。
第3実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
次に、図7を参照して、第4実施形態について説明する。この第4実施形態では、第1流体加圧部90が筒状加圧部材9に設けられた上記第1実施形態と異なり、オイル室5の一部に第1流体加圧部290を設ける例について説明する。なお、上記第1実施形態と同様の構成は、第1実施形態と同じ符号を付して図示するとともに説明を省略する。
図7に示すように、第4実施形態による水中電動ポンプ400は、モータ1と、回転軸2と、羽根車3と、ポンプ室4と、オイル室5と、メカニカルシール6とを備えている。水中電動ポンプ400は、環状体7と、環状空間部8とを備えている。
第4実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
次に、図8を参照して、第5実施形態について説明する。この第5実施形態では、第1流体加圧部90が筒状加圧部材9に設けられた上記第1実施形態と異なり、羽根車3に第1流体加圧部390を設ける例について説明する。なお、上記第1実施形態と同様の構成は、第1実施形態と同じ符号を付して図示するとともに説明を省略する。
図8に示すように、第5実施形態による水中電動ポンプ500は、モータ1と、回転軸2と、羽根車3と、ポンプ室4と、オイル室5と、メカニカルシール6とを備えている。水中電動ポンプ500は、環状体7と、環状空間部8とを備えている。
第5実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更(変形例)が含まれる。
2 回転軸
3 羽根車
4 ポンプ室
5 オイル室
9 筒状加圧部材
10 流体返送路
12 オイル昇り流路
13 流体貯留部
14 浸水検知部
90、190、290、390 第1流体加圧部
100、200、300、400、500 水中電動ポンプ
110 第2流体加圧部
Claims (11)
- 回転軸を回転させるモータと、
前記モータにより駆動される羽根車が配置されたポンプ室と、
前記モータと前記ポンプ室との間に配置されたオイル室と、
前記オイル室よりも下方に配置され、前記回転軸が回転することにより前記ポンプ室内の水に対して前記オイル室と反対方向に圧力をかける第1流体加圧部と、
前記回転軸とともに回転することにより、オイル、または、オイルおよび水の混合流体に対して前記オイル室側へ圧力をかける第2流体加圧部と、
前記第2流体加圧部と前記オイル室とを連通する流体返送路と、を備える、水中電動ポンプ。 - 回転軸を回転させるモータと、
前記モータにより駆動される羽根車が配置されたポンプ室と、
前記モータと前記ポンプ室との間に配置されたオイル室と、
前記オイル室よりも下方に配置され、前記回転軸が回転することにより前記ポンプ室内の水に対して前記オイル室と反対方向に圧力をかける第1流体加圧部と、
前記回転軸とともに回転することにより、オイル、または、オイルおよび水の混合流体に対して前記オイル室側へ圧力をかける第2流体加圧部と、を備え、
前記第1流体加圧部および前記第2流体加圧部は、それぞれ、水平面に対して傾斜し、かつ、前記第1流体加圧部の水平面に対する傾斜角度が前記第2流体加圧部の水平面に対する傾斜角度よりも大きくなるように形成されている、水中電動ポンプ。 - 回転軸を回転させるモータと、
前記モータにより駆動される羽根車が配置されたポンプ室と、
前記モータと前記ポンプ室との間に配置されたオイル室と、
前記オイル室よりも下方に配置され、前記回転軸が回転することにより前記ポンプ室内の水に対して前記オイル室と反対方向に圧力をかける第1流体加圧部と、
前記回転軸とともに回転することにより、オイル、または、オイルおよび水の混合流体に対して前記オイル室側へ圧力をかける第2流体加圧部と、
前記第2流体加圧部と前記モータとを連通させるオイル昇り流路と、を備える、水中電動ポンプ。 - 前記第1流体加圧部は、水平面に対して傾斜した溝部または凸部の少なくとも一方により形成されている、請求項1〜3のいずれか1項に記載の水中電動ポンプ。
- 前記羽根車は、前記回転軸に設けられ、
前記第1流体加圧部は、前記羽根車と前記オイル室との間の高さ位置に配置されている、請求項1〜4のいずれか1項に記載の水中電動ポンプ。 - 前記オイル室よりも下方の位置で前記回転軸に装着され、前記回転軸とともに回転する筒状加圧部材をさらに備え、
前記第1流体加圧部は、前記筒状加圧部材の外周部分に設けられている、請求項1〜5のいずれか1項に記載の水中電動ポンプ。 - 前記第2流体加圧部と前記オイル室とを連通する流体返送路をさらに備える、請求項2または3に記載の水中電動ポンプ。
- 前記第1流体加圧部および前記第2流体加圧部は、それぞれ、水平面に対して傾斜し、かつ、前記第1流体加圧部の水平面に対する傾斜角度が前記第2流体加圧部の水平面に対する傾斜角度よりも大きくなるように形成されている、請求項1または3に記載の水中電動ポンプ。
- 前記第2流体加圧部と前記モータとを連通させるオイル昇り流路をさらに備える、請求項1または2に記載の水中電動ポンプ。
- 前記モータの内部における下部には、流体貯留部が設けられている、請求項1〜9のいずれか1に記載の水中電動ポンプ。
- 前記流体貯留部には、浸水検知部が配置されている、請求項10に記載の水中電動ポンプ。
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Applications Claiming Priority (1)
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Publications (2)
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JP2017031951A JP2017031951A (ja) | 2017-02-09 |
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Family Applications (1)
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JP2015155446A Active JP6602087B2 (ja) | 2015-08-05 | 2015-08-05 | 水中電動ポンプ |
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- 2015-08-05 JP JP2015155446A patent/JP6602087B2/ja active Active
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