JP6597080B2 - 撮像装置 - Google Patents

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本発明は、インターバル撮影を行うことが可能な撮像装置に関する。
カメラやスマートフォンなどの撮像装置には、インターバル撮影機能を搭載するものがある。インターバル撮影した結果は、例えば微速度撮影(タイムラプス)動画として再生することができる。微速度撮影動画では、被写体の変化を所定のインターバルで複数枚撮影し、それらを繋いで一連の動画とするが、被写体変化の速さにより効果的なインターバルは異なる。そこで、異なるインターバルで撮影される微速度撮影動画を1つのカメラで並行して撮影する技術が提案されている(特許文献1参照)。
特開2012−175360号公報
また、インターバル撮影において、特徴のある微速度撮影動画を得るために撮影中にカメラの向きや位置を変えて被写界を移動させることがある。このようなインターバル撮影を行うには、カメラの向きや位置を変化させるために回転雲台やスライダーなど機材が必要となり、かつこれらの機材を動かす必要がある。そのため被写界の移動を伴う微速度撮影動画の取得は、簡単に行うことはできない。
本発明は、所定の変化をする画像を取得可能な撮像装置を得ることを目的とする。
本発明の撮影装置は、撮像光学系と、この撮像光学系により形成された被写体像を撮像する撮像素子とを有する撮像装置であって、撮像光学系の一部をなす光学系または撮像素子を変位部材とし、この変位部材を撮像光学系の光軸と直交する平面内または該平面方向に、所定の変位態様で変位させつつ複数の画像を撮像することを特徴としている。
また本発明の撮像装置は、撮像光学系と、この撮像光学系により形成された被写体像を撮像する撮像素子とを有する撮像装置であって、撮像光学系の一部をなす光学系または撮像素子を変位部材とし、この変位部材を撮像光学系の光軸と直交する平面内または該平面方向に、所定の変位態様で変位させるごとに撮像素子から画像を読み出して、複数の画像を撮像することを特徴としている。
複数種類の変位態様に基づいて、複数種類の複数の画像を、並行して撮像可能としてもよい。複数種類の変位態様に基づいた各撮像は、異なるタイミングで実行される。複数の画像を、変位態様ごとに1ファイルの動画として保存、または一連の動画として出力するようにしてもよい。また。変位態様を設定する設定手段を有するこが好ましく、変位態様は、例えばユーザインタフェースを通して設定された値に基づいて決定する。
撮像装置は、例えば変位部材の可変幅に関する情報を保持し、少なくともその値を使って撮像ごとの変位部材の変位量を算出する。変位部材の変位は、例えば等速または等角速度である。また撮像装置は像振れ補正装置を備え、変位部材の変位がこの像振れ補正装置を用いて行われることが好ましい。
本発明によれば、所定の変化をする画像を取得可能な撮像装置を得ることができる。
本発明の一実施形態であるデジタルカメラの構成を示すブロック図である。 像振れ補正装置をZ軸に沿ってレンズ側から見た平面図である。 像振れ補正装置をX軸方向に矢視する側面図である。 可動ステージの可動領域と、可動ステージの動きを示したものである。 第2インターバル撮影モードにおけるインターバル撮影処理のフローチャートである。 第2インターバル撮影モードの設定メニューの一例である。 異なる3つの方向に被写界を移動しつつ、3つのインターバル撮影画像を並行して撮影するとき各方向のインターバル撮影画像の撮像タイミングとイメージセンサの上下方向位置を示すグラフである。 第3インターバル撮影モードの設定メニューの一例である。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。図1は、本発明の一実施形態である撮像装置の構成を示すブロック図である。
本実施形態の撮像装置10はデジタルカメラであり、カメラボディ20と、このカメラボディ20に着脱可能(レンズ交換可能)な撮影レンズ30とを備える。撮影レンズ30は、被写体側(図1中の左側)から像面側(図1中の右側)に向かって順に、撮影レンズ群(撮像光学系)31と、絞り(撮像光学系)32とを備える。なお、図1では、撮影レンズ群31が単レンズからなるように描いているが、実際の撮影レンズ群31は、例えば、固定レンズ、変倍時に移動する変倍レンズ、フォーカシング時に移動するフォーカシングレンズなどの複数枚のレンズからなる。
カメラボディ20は、被写体側(図1中の左側)から像面側(図1中の右側)に向かって順に、シャッタ(撮像光学系)21と、イメージセンサ(移動部材)22とを備える。またカメラボディ20は、撮影レンズ30への装着状態で絞り32とシャッタ21を駆動制御する絞り/シャッタ駆動回路23を備える。
撮影レンズ群31から入射し、絞り32とシャッタ21の開口を通った被写体光束による被写体像が、イメージセンサ22の受光面上に形成される。イメージセンサ22の受光面上に形成された被写体像は、マトリックス状に配置された多数の画素によって、電気的な画素信号に変換され、画像データとしてDSP40に出力される。DSP40は、イメージセンサ22から入力した画像データに所定の画像処理を施して、これをLCD24にスルー画撮影(ライブビュー撮影)として表示し、また画像メモリ25に記憶する。
撮影レンズ30は、撮影レンズ群31の解像力(MTF)情報や絞り32の開口径(絞り値)情報などの各種情報を記憶したレンズメモリ33を搭載している。撮影レンズ30をカメラボディ20に装着した状態では、レンズメモリ33が記憶した各種情報がDSP40に読み込まれる。
カメラボディ20は、DSP40に接続される撮影操作スイッチ26を備える。撮影操作スイッチ26は、電源スイッチやレリーズスイッチなどの各種スイッチからなる。
また、カメラボディ20は、DSP40に接続されるジャイロセンサ(振れ検出部)28を備える。ジャイロセンサ28は、カメラボディ20に加わる移動角速度(X軸とY軸周り)を検出することで、該カメラボディ20の光軸直交平面内の振れを示す振れ検出信号を検出する。
図1〜図3に示すように、イメージセンサ22は、撮像光学系の光軸Zと直交するX軸方向とY軸方向(直交二方向)に移動可能に像振れ補正装置(駆動機構)50に搭載される。なお、図2、図3は像振れ補正装置50をZ軸に沿ってレンズ側から見た平面図、及びX軸方向に矢視する側面図であり、同装置に搭載されるイメージセンサ22や駆動機構、各センサの配置が示される。
像振れ補正装置50は、カメラボディ20のシャーシなどの構造物に固定される固定支持基板51と、イメージセンサ22が固定され、固定支持基板51に対してスライド可能な可動ステージ52と、固定支持基板51の可動ステージ52との対向面に固定された磁石M1、M2、M3と、固定支持基板51に可動ステージ52を挟んで各磁石M1、M2、M3と対向して固定され、各磁石M1、M2、M3との間に磁気回路を構成する磁性体からなるヨークY1、Y2、Y3と、可動ステージ52に固定され、前記磁気回路の磁界内において電流を受けることにより駆動力を発生する駆動用コイルC1、C2、C3とを備える。イメージセンサ22が搭載された可動ステージ52は、駆動用コイルC1、C2、C3に交流駆動信号(交流電圧)を流す(印加する)ことにより駆動され、光軸直交平面内において固定支持基板51に対して相対移動する。駆動用コイルC1、C2、C3に流す交流駆動信号は、DSP40による制御の下、イメージセンサ駆動回路(駆動信号生成部)60によって生成される。
本実施形態では、磁石M1、ヨークY1及び駆動用コイルC1からなる磁気駆動手段と、磁石M2、ヨークY2及び駆動用コイルC2からなる磁気駆動手段(2組の磁気駆動手段)とがイメージセンサ22の長手方向(水平方向、X軸方向)に所定間隔で配置され、磁石M3、ヨークY3及び駆動用コイルC3からなる磁気駆動手段(1組の磁気駆動手段)がイメージセンサ22の長手方向と直交する短手方向(鉛直(垂直)方向、Y軸方向)に配置される。
固定支持基板51には、各駆動用コイルC1、C2、C3の近傍(中央空間部)に、磁石M1、M2、M3の磁力を検出して可動ステージ52(イメージセンサ22)の光軸直交平面内の位置を示す位置検出信号を検出するホールセンサH1、H2、H3が配置される。ホールセンサH1、H2により可動ステージ52(イメージセンサ22)のY軸方向位置及び傾き(回転)が検出され、ホールセンサH3により可動ステージ52(イメージセンサ22)のX軸方向位置が検出される。
DSP40は、後述するイメージセンサ駆動回路60を介して、ジャイロセンサ28が検出したカメラボディ20の光軸直交平面内の振れを示す振れ検出信号と、ホールセンサH1、H2、H3が検出したイメージセンサ22の光軸直交平面内の位置を示す位置検出信号とに基づいて、像振れ補正装置50によってイメージセンサ22を光軸直交平面内で駆動する。これにより、イメージセンサ22上への被写体像の結像位置を変位させて、手振れに起因する像振れを補正することができる。
図1、図2に示すように、デジタルカメラ10は、駆動用コイルC1、C2、C3に交流駆動信号を流すことで、像振れ補正装置50を介してイメージセンサ22を光軸直交平面内で駆動するイメージセンサ駆動回路(駆動信号生成部)60を有している。このイメージセンサ駆動回路60の動作全般はDSP40によって制御される。
図4は、可動ステージ52の可動領域MAと、可動ステージ52の動きを表したものである。可動ステージ52は、図4(a)、(b)に示すように、可動領域MA内において、(a)左右、(b)上下動可能である。また可動ステージ52は、図4(c)に示すように、可動ステージ52の2つ角が可動領域MAの縁に当接するまでの範囲で回転可能である。したがって、可動ステージ52に固定されたイメージセンサ22は、これら可動ステージ52と一体的に駆動され、撮像面内において並進、光軸周りに回転可能である。
上述したように、像振れ補正装置50は、ジャイロセンサ28で検出されたカメラボディ20の運動から、手振れなどによる撮像面における被写体像の移動量を算出し、これを相殺するようにイメージセンサ22(可動ステージ52)を移動して像振れ補正を行う。本実施形態のデジタルカメラ10では、像振れ補正装置50を更にインターバル撮影に際して被写界を移動させる特殊効果の為にも用いる。
すなわち本実施形態では、一定の被写界に対して複数の画像を取得する通常のインターバル撮影を行う第1インターバル撮影モードの他に、インターバル撮影を行う際に、像振れ補正装置50を流用駆動し、イメージセンサ22(可動ステージ52)を撮像光学系に対して移動することで、被写界の移動を伴う複数の画像を取得する第2インターバル撮影モードを備える。
第2インターバル撮影モードでは、例えば予めユーザが撮影間隔(インターバル)、移動方向、移動量、移動速度、移動加速度、移動経路等の各移動パラメータを設定しておき、インターバル撮影中(静止画連続撮影中)に像振れ補正装置50を流用駆動してイメージセンサ22を設定された移動パラメータに基づいて、設定された方向、移動量等で並進あるいは回転等をさせる。そして、得られた一連の画像を記録する。一連の画像を撮影順を伴い関連付けて保存しておけば、関連付け情報に基づいて画像群を連続的に再生することで動画として再生することができる。さらに撮影間隔より短い間隔で連続再生すれば(言いかえれば、撮影間隔がフレームレートより長ければ)、微速度動画として再生ができる。あるいは一連の画像群を1つ動画ファイルとして変換後に記録することもできる。
図5は、第2インターバル撮影モードにおけるインターバル撮影処理のフローチャートである。第2インターバル撮影モードが開始されると、ステップS100において、例えば図6に示されるようなメニューに従って(ユーザインタフェースを用いて)、記録サイズ、撮影間隔、撮影所要時間、像の移動方向、像の移動量、撮影開始トリガーなどが設定される。メニューはLCD24に単独あるいは被写体像と重畳して表示することが可能である。また、デジタルカメラ10に有線あるいは無線で接続した外部機器の表示画面(不図示)に表示すれば、該外部機器でデジタルカメラ10の設定をすることが可能である。
図6(a)は、第2インターバル撮影モードの各パラメータを設定する設定メニューのメインメニューである。ここで「記録サイズ」は、例えば画像(動画)の解像度であり、図示例では「HD」が指定されている。なお、同項目を選択すれば、その他の解像度の画素数も選択可能である。「撮影間隔」は、インターバル撮影における撮影時間間隔のことであり、図示例では2秒毎に撮影(画像が取得)される。「撮影所要時間」は、1つのインターバル撮影を行う時間(連続撮影の継続時間)であり、図示例では3分間画像取得が継続される。「方向」は、インターバル撮影中の被写界の移動方向である。可動ステージ52の移動方向ではなく、LCD24に表示中の被写界の移動方向を設定させる方が直感的で使いやすい。移動方向は、図6(b)に示されるように、例えば6通りの方向(「左から右」、「右から左」、「上から下」、「下から上」、「右回り」、「左回り」)から選択される。「移動量」は、被写界(イメージセンサ22)の1回の画像取得毎の並進または回転移動量であり、例えば図6(c)のように、「大」、「中」、「小」の3通りから選択される。また、「開始トリガー」は、インターバル撮影を開始するタイミングを指示するもので、図示例では「即時」(レリーズスイッチON直後)開始するように設定されているが、所定時間後(レリーズスイッチON後、所定時間経過後)に開始するように設定することもできる。
ステップS102の計算ブロックでは、ステップS100のメニューで設定した値を使って撮影ごとの可動ステージ52の移動量を、例えば可動ステージ52(イメージセンサ22)の各方向への可動幅に基づいて計算する。例えば、移動量の設定が「大」で、設定が「右→左」または「左→右」の場合、
(撮影ごとの移動量)=(水平方向の可動幅)/(総撮影枚数−1)
として計算される。また設定が「上→下」または「下→上」の場合、
(撮影ごとの移動量)=(垂直方向の可動幅)/(総撮影枚数−1)
として計算される。そして右回りまたは左回りの場合は、
(撮影ごとの移動量)=(回転方向の可動幅)/(総撮影枚数−1)
として計算される。ただし、ここで総撮影枚数は、
(総撮影枚数)=(撮影所要時間)/(撮影間隔)+1
として計算される。なお、算出された移動量が大きすぎる場合は値を所定の上限値でクリップする。ステップS102は、デジタルカメラ10で行っても良いが、デジタルカメラ10に有線あるいは無線で接続した外部機器で行った後、計算結果をデジタルカメラ10に転送しても良い。
ステップS102において、移動量が算出されると、ステップS104のステージ移動ブロックにおいて、設定された移動方向における初期位置に可動ステージ52を移動する。なお、カメラがライブビュー設定になっている場合は、可動ステージ52が動いた後に、ライブビュー表示し、可動ステージ52(イメージセンサ22)を初期位置に動かす。これにより準備動作をユーザに見せない効果がある。また、ここでライブビュー表示することで可動ステージ52が初期位置に移動したことで変化した構図微調整をユーザに促すことができる。
ステップS106では、レリーズスイッチ(シャッターボタン)RSが押下されるまで待機し、レリーズスイッチRSが押下されると、開始トリガーの設定に基づいてインターバル撮影を開始する。すなわち設定した撮影間隔での連続撮影が開始される。ステップS108では、撮影終了条件、すなわち設定した撮影所要時間に達したか否かが判定され、達していなければ、ステップS110、ステップS112において、画像(静止画)撮影と可動ステージ52(イメージセンサ22)移動が実行され、ステップS108において撮影終了と判定されるまで同処理が繰り返される。ステップS108において、撮影所要時間に達したと判定されると、本処理は終了し、撮影された複数の画像は一連の動画として結合され1ファイルとして保存される。
また、本実施形態のインターバル撮影モードは、更に第3インターバル撮影モード(多態様インターバル撮影モード)を備える。本実施形態の第3インターバル撮影モードでは、複数種類の移動パラメータが設定でき、1度のインターバル撮影動作において各移動パラメータに基づいたインターバル撮影画像を並行して取得する。例えば複数の方向に向けて被写界を移動して、インターバル撮影を行う動作を並行して行い、複数の軌跡に沿ったインターバル撮影画像を1度のインターバル撮影操作で取得する。
図7は、異なる3つの方向(軌跡)に被写界を移動しつつ、3つのインターバル撮影画像を並行して撮影するとき各方向のインターバル撮影の撮像(画像取得)タイミングとイメージセンサ22の(例えば中心の)上下方向位置を示すグラフである。図7において、横軸は時間(右が正)、縦軸はイメージセンサ22の上下方向位置である。
図7の例において、方向1は被写界を移動せず、イメージセンサ22を中央に保持し静止した状態のインターバル撮影画像を撮影する場合に対応し、方向2は被写界を上から下へ、すなわちイメージセンサ22を下から上へ向けて移動しながらインターバル撮影画像を撮影する場合に対応する。そして方向3は、被写界を下から上へ、すなわちイメージセンサ22を上から下へ向けて移動しながらインターバル撮影画像を撮影する場合である。
図示例では、各方向(方向1、方向2、方向3)において撮影間隔は等しく、撮影は、方向1の1枚目の撮影、方向2の1枚目の撮影、方向3の1枚目の撮影、方向1の2枚目の撮影、方向2の2枚目の撮影、方向3の2枚目の撮影と、イメージセンサ22を各方向に対する位置に順次移動しながら、この順でインターバル撮影を繰り返す。なお、撮影終了後には、各方向に対して、それぞれ1つの動画ファイル、合計3つの動画ファイルが生成され記録される。なお、以上で説明したような「方向1、方向2、方向3、方向1、方向2、方向3・・・」の均等な撮影順(撮影枚数)に限らず、各方向に設定されたインターバル間隔に応じて、例えば「方向1、方向2、方向1、方向2、方向3、方向1、方向2、方向1、方向2、方向3・・・」のような不均等な撮影順(撮影枚枚数)で撮影されることもあり得る。要は、各方向の撮影(画像取得)のタイミングがかちあわないように、各撮影タイミングを最適化すれば良い。最適化は自動で処理することができる。
第3インターバル撮影モードにおける設定メニューの例を図8に示す。第3インターバル撮影モードの設定メニューでは、方向1、方向2、方向3の3つの方向指定と、各方向における移動量の設定ができる。図8(a)は、第3インターバル撮影モードの設定メニューのメインメニューであり、図6(a)の項目に加え、方向2、方向3の設定と、各方向への移動における移動量の設定が追加されている。図8(b)は、方向1の項目を選択したときに、表示されるサブメニュー画面の一例であり、図6(b)に示された項目に加え、本実施形態では「静止」の選択肢が付加されている。なお、その他の構成は、第2インターバル撮影モードのときと同様である。
以上のように、本実施形態によれば、回転雲台やスライダーなどの機材を用いて、カメラボディの回転(パン)や移動を行うことなく、振れ補正装置を駆動して被写界を移動させることができるので、回転雲台やスライダーなどの機材を用意することなく、またそれらを操作することなく、被写界移動をともなうインターバル撮影を行うことができる。また、本実施形態では、複数の移動パラメータに対してインターバル撮影を交互に行うことで(画像取得タイミングが重複しないように互いに追いかけるようにインターバル撮影を行うことで)、異なる複数種類のインターバル撮影画像を並行して撮影することができる。例えば、花の開花や昆虫の羽化等、一度の撮影機会しかない被写体に対して、1台のデジタルカメラで複数種類のインターバル撮影画像が並行で取得できる。
なお、本実施形態では、イメージセンサ駆動式の像振れ補正機構を用いたが、像回転ができない点を妥協できるのであれば、レンズ駆動式(偏心式)の像振れ補正装置に本実施形態を適用することができる。本実施形態では、被写界(イメージセンサ)の移動方向を指定する形で被写界の移動経路を指定し、イメージセンサの移動速度は等速あるいは等角速度となったが、移動経路の指定方法は任意であり、途中停止し再度移動する場合や、曲線経路に沿って移動する場や、並進移動と回転移動を組み合わせた移動であってもよい。また、被写界移動時のフレーミングをプレビューで確認する機能(つまり移動の始点による撮影画像と、終点による撮影画像を交互に表示する機能)を備えてもよい。
10 デジタルカメラ
20 カメラボディ
22 イメージセンサ
24 LCD
26 撮影操作スイッチ
30 撮影レンズ
40 DSP
50 像振れ補正装置
H1〜H3 ホールセンサ

Claims (9)

  1. 撮像光学系と、この撮像光学系により形成された被写体像を撮像する撮像素子とを有する撮像装置であって、
    前記撮像光学系の一部をなす光学系または前記撮像素子を変位部材とし、この変位部材を前記撮像光学系の光軸と直交する平面内または該平面方向に、所定の変位態様で変位させつつ複数の画像を撮像し、
    複数種類の前記変位態様に基づいて、複数種類の前記複数の画像を、並行して撮像する
    ことを特徴とする撮像装置。
  2. 撮像光学系と、この撮像光学系により形成された被写体像を撮像する撮像素子とを有する撮像装置であって、
    前記撮像光学系の一部をなす光学系または前記撮像素子を変位部材とし、この変位部材を前記撮像光学系の光軸と直交する平面内または該平面方向に、所定の変位態様で変位させるごとに前記撮像素子から画像を読み出して、複数の画像を撮像し、
    複数種類の前記変位態様に基づいて、複数種類の前記複数の画像を、並行して撮像する
    ことを特徴とする撮像装置。
  3. 前記複数種類の変位態様に基づいた各撮像は、異なるタイミングで実行されることを特徴とする請求項1または2記載の撮像装置。
  4. 前記複数の画像を、変位態様ごとに1ファイルの動画として保存、または一連の動画として出力することを特徴とする請求項1〜の何れか一項に記載の撮像装置。
  5. 前記変位態様を設定する設定手段を有することを特徴とする請求項1〜の何れか一項に記載の撮像装置。
  6. 前記変位態様は、ユーザインタフェースを通して設定された値に基づいて決定することを特徴とする請求項1〜の何れか一項に記載の撮像装置。
  7. 前記変位部材の可変幅に関する情報を保持し、少なくともその値を使って撮像ごとの前記変位部材の変位量を算出することを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。
  8. 前記変位部材の変位が、等速または等角速度であることを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。
  9. 像振れ補正装置を備え、前記変位部材の前記変位が前記像振れ補正装置を用いて行われることを特徴とする請求項1〜の何れか一項に記載の撮像装置。
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