JP6593384B2 - 変速装置のロックアップ状態制御方法 - Google Patents
変速装置のロックアップ状態制御方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6593384B2 JP6593384B2 JP2017086935A JP2017086935A JP6593384B2 JP 6593384 B2 JP6593384 B2 JP 6593384B2 JP 2017086935 A JP2017086935 A JP 2017086935A JP 2017086935 A JP2017086935 A JP 2017086935A JP 6593384 B2 JP6593384 B2 JP 6593384B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- deposit
- engine
- transmission
- speed
- valve
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Landscapes
- Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
- Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
Description
1.エンジン1の全体構成
本実施形態に係るエンジン1の全体構成について、図1を用い説明する。
本実施形態に係るエンジン1を制御するための制御システムについて、図2を用い説明する。
エンジン本体10における吸気バルブ21周りの構成について、図3を用い説明する。
クランクプレート19の構成とクランク角速度情報の検出について、図4及び図5を用い説明する。図4は、クランクプレート19の構成を示す模式斜視図である。図5は、クランク角センサSNS1から入力されるパルス信号をクランク角の変化軸上で示す図である。
これは、区間Int5においては、圧縮漏れがなく気筒11aの筒内圧が高くなるためにピストン14の上昇速度が遅くなることによるものである。
PCM2によるデポジット付着判定及びデポジット除去の具体的な方法について、図6を用い説明する。図6は、PCM2が実行するデポジット付着判定及びデポジット除去の各制御方法を示すフローチャートである。
本実施形態に係るPCM2によるデポジット除去制御の具体例について、図7及び図8を用い説明する。図7は、実施例1に係るエンジンの制御において、デポジットの噛み込みが無い場合のロックアップ解除回転数に係る制御方法を示すタイミングチャートである。図8は、実施例2に係るエンジン1の制御において、デポジットの噛み込みが有る場合のロックアップ解除回転数に係る制御方法を示すタイミングチャートである。
先ず、実施例1について、図7を用い説明する。実施例1は、吸気バルブ21及び排気バルブ22とバルブシート12aとの間にデポジットが噛み込んでいない場合を想定している。
次に、実施例2について、図8を用い説明する。実施例2では、吸気バルブ21及び排気バルブ22の少なくとも一方と、バルブシート12aとの間にデポジットが噛み込んでいる場合を想定している。
本実施形態では、制御部であるPCM2は、吸気バルブ21及び排気バルブ22の少なくとも一方と、バルブシート12aとの間へのデポジットの噛み込みがないと判定した場合(実施例1の場合)に、エンジン回転数が相対的に高いRL0に達した時点でロックアップ状態を解除するので、変速機3を含むパワートレインユニットからの騒音の発生を抑制することができる。
上記実施形態では、2つのターボ過給機61,62を備えるエンジン1を一例としたが、本発明は、これに限定を受けるものではない。例えば、1つのターボ過給機を備える構成を採用することもできるし、ターボ過給機の代わりにスーパーチャージャーや電動ターボ過給機を採用することもできる。
プS13のデポジット除去制御を実行することとしたが、本発明は、これら全てを実行することは必須ではなく、あるいは、他のデポジット除去を促進できる制御を付加して実行することも可能である。
2 PCM
3 変速機(変速装置)
10 エンジン本体
12a バルブシート
19 クランクプレート
21 吸気バルブ
21a バルブ傘部
22 排気バルブ
30 吸気通路
33 サージタンク
36 吸気シャッターバルブ
51a EGRバルブ
61 第1ターボ過給機
62 第2ターボ過給機
Claims (3)
- エンジンと、トルクコンバータを有する変速装置とを備え、減速時のフューエルカット中、エンジンの回転数が定められたロックアップ解除回転数となるまで、エンジンと変速装置との間のロックアップ状態が維持されることによりタイヤからドライブシャフトを介してエンジンに回転力が入力されるとともに、前記ロックアップ状態が解除されることによりエンジンの回転数が当該エンジンのストールを抑制するための回転数として設定されたアイドル回転数となる車両における前記ロックアップ状態の制御方法であって、
車両の走行時、アクセルオフに伴うフューエルカット中か否かを判定するフューエルカット判定ステップと、
フューエルカット中であると判定されたときに、クランク角センサからのクランク角速度情報に基づき、吸気バルブ及び排気バルブの少なくとも一方と、バルブシートとの間へのデポジットの噛み込みの有無を推定するデポジット付着推定ステップと、
前記エンジンと前記変速装置との間のロックアップ状態/ロックアップ解除状態の切り換え制御を実行するロックアップ状態制御ステップと、を備え、
前記デポジット付着推定ステップでは、前記クランク角センサからのクランク角速度情報に基づき、前記エンジンにおける圧縮行程中又は当該圧縮工程からその直後の膨張行程に跨った第1クランク角範囲の通過に要する第1通過時間と、前記エンジンにおける前記圧縮行程直後の膨張行程でのクランク角範囲であって第1クランク角範囲と同角度の第2クランク角範囲の通過に要する第2通過時間とを算出して、前記第1通過時間の前記第2通過時間に対する比が1を超える所定の閾値以下である場合に、圧縮漏れがあるとしてこれをデポジットの噛み込み有りと推定する一方、前記比が前記閾値を超える場合に、デポジットの噛み込み無しと推定し、
前記ロックアップ状態制御ステップでは、
前記デポジットの噛み込み無しと推定された場合には、前記ロックアップ状態から前記ロックアップ解除状態へと切り替える前記ロックアップ解除回転数を第1回転数とし、
前記デポジットの噛み込み有りと推定された場合には、デポジットを除去すべく、前記デポジットの噛み込み無しと推定された場合よりもロックアップ状態が長期に保たれるように、前記ロックアップ解除回転数を、前記第1回転数よりも低い第2回転数とする、
変速装置のロックアップ状態制御方法。 - 請求項1記載の変速装置のロックアップ状態制御方法であって、
前記変速装置は、変速比を複数のギヤ段から選択可能に構成されており、
前記第1回転数は、前記変速装置が予め定められた所定のギヤ段から一つ低いギヤ段に変速された場合に設定される回転数である、
変速装置のロックアップ状態制御方法。 - 請求項1又は請求項2記載の変速装置のロックアップ状態制御方法であって、
前記第2回転数は、前記アイドル回転数である、
変速装置のロックアップ状態制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017086935A JP6593384B2 (ja) | 2017-04-26 | 2017-04-26 | 変速装置のロックアップ状態制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017086935A JP6593384B2 (ja) | 2017-04-26 | 2017-04-26 | 変速装置のロックアップ状態制御方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018184081A JP2018184081A (ja) | 2018-11-22 |
JP6593384B2 true JP6593384B2 (ja) | 2019-10-23 |
Family
ID=64357274
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017086935A Active JP6593384B2 (ja) | 2017-04-26 | 2017-04-26 | 変速装置のロックアップ状態制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6593384B2 (ja) |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6531780B2 (ja) * | 2017-04-26 | 2019-06-19 | マツダ株式会社 | エンジンの制御方法及びエンジンの制御装置 |
JP6531779B2 (ja) * | 2017-04-26 | 2019-06-19 | マツダ株式会社 | エンジンの制御方法及びエンジンの制御装置 |
JP6593383B2 (ja) * | 2017-04-26 | 2019-10-23 | マツダ株式会社 | エンジンの制御方法及びエンジンの制御装置 |
JP6531778B2 (ja) * | 2017-04-26 | 2019-06-19 | マツダ株式会社 | エンジンの制御方法及びエンジンの制御装置 |
JP6531777B2 (ja) * | 2017-04-26 | 2019-06-19 | マツダ株式会社 | エンジンの制御方法及びエンジンの制御装置 |
JP6531781B2 (ja) * | 2017-04-26 | 2019-06-19 | マツダ株式会社 | エンジンの制御方法及びエンジンの制御装置 |
JP6593382B2 (ja) * | 2017-04-26 | 2019-10-23 | マツダ株式会社 | エンジンの制御方法及びエンジンの制御装置 |
JP2020101128A (ja) * | 2018-12-21 | 2020-07-02 | マツダ株式会社 | エンジンの燃焼制御装置 |
Family Cites Families (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08177550A (ja) * | 1994-12-28 | 1996-07-09 | Nissan Motor Co Ltd | エンジン及び自動変速機の制御装置 |
JP4148168B2 (ja) * | 2004-03-19 | 2008-09-10 | トヨタ自動車株式会社 | 内燃機関 |
JP2005264853A (ja) * | 2004-03-19 | 2005-09-29 | Toyota Motor Corp | 内燃機関 |
JP2008088918A (ja) * | 2006-10-03 | 2008-04-17 | Toyota Motor Corp | 内燃機関の制御装置、制御方法、その方法をコンピュータに実現させるプログラムおよびそのプログラムを記録した記録媒体 |
JP6037748B2 (ja) * | 2012-09-26 | 2016-12-07 | ダイハツ工業株式会社 | 内燃機関の制御装置 |
JP2015117661A (ja) * | 2013-12-19 | 2015-06-25 | 愛三工業株式会社 | エンジンの燃料噴射制御装置 |
JP2017002853A (ja) * | 2015-06-12 | 2017-01-05 | 富士重工業株式会社 | エンジンシステム |
JP6525839B2 (ja) * | 2015-09-28 | 2019-06-05 | ダイハツ工業株式会社 | 内燃機関の制御装置 |
JP6593383B2 (ja) * | 2017-04-26 | 2019-10-23 | マツダ株式会社 | エンジンの制御方法及びエンジンの制御装置 |
JP6531779B2 (ja) * | 2017-04-26 | 2019-06-19 | マツダ株式会社 | エンジンの制御方法及びエンジンの制御装置 |
JP6531778B2 (ja) * | 2017-04-26 | 2019-06-19 | マツダ株式会社 | エンジンの制御方法及びエンジンの制御装置 |
JP6531777B2 (ja) * | 2017-04-26 | 2019-06-19 | マツダ株式会社 | エンジンの制御方法及びエンジンの制御装置 |
JP6531781B2 (ja) * | 2017-04-26 | 2019-06-19 | マツダ株式会社 | エンジンの制御方法及びエンジンの制御装置 |
JP6593382B2 (ja) * | 2017-04-26 | 2019-10-23 | マツダ株式会社 | エンジンの制御方法及びエンジンの制御装置 |
JP6531780B2 (ja) * | 2017-04-26 | 2019-06-19 | マツダ株式会社 | エンジンの制御方法及びエンジンの制御装置 |
-
2017
- 2017-04-26 JP JP2017086935A patent/JP6593384B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2018184081A (ja) | 2018-11-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6593384B2 (ja) | 変速装置のロックアップ状態制御方法 | |
JP6593383B2 (ja) | エンジンの制御方法及びエンジンの制御装置 | |
JP6531780B2 (ja) | エンジンの制御方法及びエンジンの制御装置 | |
JP6531781B2 (ja) | エンジンの制御方法及びエンジンの制御装置 | |
JP6593382B2 (ja) | エンジンの制御方法及びエンジンの制御装置 | |
JP6531778B2 (ja) | エンジンの制御方法及びエンジンの制御装置 | |
JP6531777B2 (ja) | エンジンの制御方法及びエンジンの制御装置 | |
JP6531779B2 (ja) | エンジンの制御方法及びエンジンの制御装置 | |
US20040123589A1 (en) | Engine exhaust cleaning device | |
JP6107677B2 (ja) | 可変バルブ機構の異常診断装置及び異常診断方法 | |
JP4471896B2 (ja) | 内燃機関における排気浄化用触媒装置の燃料供給装置 | |
JP2009174393A (ja) | 内燃機関の制御装置 | |
JP5775509B2 (ja) | 内燃機関の制御装置 | |
JP2008309037A (ja) | 内燃機関の制御装置 | |
JP6163914B2 (ja) | ディーゼルエンジン及びその制御方法 | |
JP5724844B2 (ja) | 内燃機関の運転制御方法 | |
WO2018088341A1 (ja) | 排気浄化装置の再生制御装置 | |
JP5287925B2 (ja) | ターボチャージャの制御装置 | |
JP6421797B2 (ja) | エンジンの制御装置 | |
JP6296045B2 (ja) | 内燃機関の制御装置 | |
JP2008261257A (ja) | 内燃機関のegrシステム | |
JP6421796B2 (ja) | エンジンの制御装置 | |
JP6421798B2 (ja) | エンジンの制御装置 | |
JP2007332912A (ja) | 内燃機関の制御装置 | |
JP4468287B2 (ja) | 内燃機関の排ガス浄化装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A80 | Written request to apply exceptions to lack of novelty of invention |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A80 Effective date: 20170512 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20180228 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20181204 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20181212 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190402 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20190423 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190723 |
|
A911 | Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20190731 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20190827 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20190909 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6593384 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |