JP6591216B2 - 食品包装用袋 - Google Patents

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本発明は、食品包装用袋に関する。
従来から、コロッケ、フライ、フライドチキンなどのいわゆる揚げ物は、店頭で調理され、食品等を包装する食品包装用袋に入れられた状態で販売されることがある。この際に、食品包装用袋は、収納物である食品等を外部から視認することができるものが好ましい。また、これら食品等は、販売された後に、食品包装用袋に入れられた状態で電子レンジにて再加熱されてから食されることがある。しかし、従来の食品包装用袋は、再加熱の際に、食品等から発生する水蒸気や水分によって、食品等の表面のべたつきや湿り感が発生するおそれがあるものであった。
食品等から発生する水蒸気や水分を吸収し、食品等の表面のべたつきや湿り感の発生を防止して、食感、風味及び外観に優れた食品等を提供することができる包装用袋等として、特許文献1から3に記載されるものがある。これらは不織布(紙)から構成されるものであり、包装用袋に入れた食品等を外部から視認することができないものであった。
包装用袋に入れた食品等を外部から視認することができる合成樹脂フィルムを使用する包装用袋として、特許文献4に記載されるものがある。しかし、これは、合成樹脂フィルムに水分透過性や水分吸収性がないため、再加熱の際に、食品等から発生する水蒸気や水分によって、食品等の表面のべたつきや湿り感が発生するおそれがあるものであった。
特開平09−216302号公報 特開平11−292152号公報 特開2002−80062号公報 特開2014−69808号公報
食品等を包装する食品包装用袋は、各々端部を貼り合せることによって袋状とされ、端部の貼り合せには、ヒートシールが用いられている。食品包装用袋に入れた食品等を外部から視認することができる合成樹脂フィルムには、ヒートシール性を有するものはあるものの、紙に直接ヒートシールできるものは未だかつてない。従って、紙と合成樹脂フィルムとを用いてヒートシールによって食品包装用袋とするには、紙や不織布にヒートシール剤を塗布する必要がある。しかし、ヒートシール剤が塗布された紙は通気性が無く、食品等の表面のべたつきや湿り感の発生を防止することが出来ないおそれがあるという問題点があった。
本発明は、紙は通気性を有し、合成樹脂フィルムとしてのポリエステル系フィルムはシートヒール性を有することによって、紙とポリエステル系フィルムとが直接にヒートシールすることができ、食品包装用袋に入れた食品等を外部から視認することができ、食品等の表面のべたつきや湿り感の発生を防止することができる食品包装用袋を提供するものである。
請求項1記載の発明では、紙とヒートシール性フィルムとを部分的に接合することにより袋状とされている食品包装用袋において、前記紙は通気性を有し、前記ヒートシール性フィルムはポリエステル系フィルムからなる層を少なくとも有し、前記ポリエステル系フィルムを構成するポリエステル系樹脂は、エチレンテレフタレートを主たる構成成分とし、全ポリエステル樹脂成分中においてネオペンチルグリコールを10〜30モル%含有し、前記紙と前記ポリエステル系フィルムとがヒートシールにより直接接合されることにより袋状とされていることを特徴としている。
これによれば、食品包装用袋に入れた食品等を外部から視認することができ、食品等の表面のべたつきや湿り感の発生を防止することができる食品包装用袋を提供することができる。
請求項2記載の発明では、前記ヒートシール性フィルムは、前記紙とのヒートシール面の剥離強度が1.0N/15mm以上であることを特徴としている。
これによれば、食品等を食品包装用袋に入れ携帯や持ち運ぶ際の十分な強度を確保することができる。
請求項3記載の発明では、前記ヒートシール性フィルムは積層フィルムであり、ヒートシール面が前記ポリエステル系フィルムであることを特徴としている。
これによれば、紙とのヒートシール性と、積層される他のフィルムの特性とを、共に得ることができる。
請求項4記載の発明では、前記紙は、透気抵抗度が3〜300secであることを特徴としている。
これによれば、食品等の表面のべたつきや湿り感の発生を防止することができ、液体調味料の食品包装用袋の外部への染み出しが生じることを防ぐことができる。
第一実施形態の食品包装用袋の収納物を収納した状態の斜視図である。 第一実施形態の食品包装用袋の底面図である。 第二実施形態の食品包装用袋の収納物を収納した状態の斜視図である。 第二実施形態の食品包装用袋の底面図である。
本発明の食品包装用袋は、紙とヒートシール性フィルムとを部分的に接合することにより袋状とされている食品包装用袋において、紙は通気性を有し、ヒートシール性フィルムはポリエステル系フィルムからなる層を少なくとも有し、ポリエステル系フィルムを構成するポリエステル系樹脂は、エチレンテレフタレートを主たる構成成分とし、全ポリエステル樹脂成分中においてネオペンチルグリコールを10〜30モル%含有していることを特徴とするものである。
(紙)
本発明の紙は、適度な通気性を有しているものが好ましく、通気性の指標である透気抵抗度(JIS P 8117:2009(紙及び板紙−透気度及び透気抵抗度度試験方法(中間領域)−ガーレー法)3.1ISO透気度)が、3〜300secであるものが好ましい。
食品等から発生する水蒸気や水分を食品包装用袋の外部へ放出し、食品等の表面のべたつきや湿り感の発生を防止することができ、液体調味料の食品包装用袋の外部への染み出しが生じることを防ぐことができるためである。3sec未満だと、紙から水蒸気や水分ばかりか食品等にかけられているソースなどの液体調味料の食品包装用袋の外部への染み出しが生じるおそれがある。一方、300secを超えると、水蒸気や水分の食品包装用袋の外部への放出量が少なく、食品等の表面のべたつきや湿り感の発生を防止することができないおそれがある。より好ましくは、5〜100secであり、最も好ましくは、10〜60secである。
紙とは、食物繊維、動物繊維、鉱物繊維、合成繊維などの細い糸状の物質をたいらにしたものをいい、上質紙などの紙、合成紙、耐油紙などがある。上質紙などの紙とは、食物繊維その他の繊維を膠着させて製造したものであり、通気性を有しているものである。
合成紙とは、合成樹脂を主原料として製造したシート状物のことである。合成樹脂を主原料としているため、合成紙は通気性がやや劣るものである。
耐油紙とは、耐油性を有する紙である。耐油性とは、油が紙を通過して反対面に漏れ出さない油バリア性を有すること、付着した油が耐油紙の表面に広がりにくく、油が染み込んだような外観を呈さないことなどの特性をいう。耐油紙は、製造方法から大別すると、内添法耐油紙、外添法耐油紙がある。内添法耐油紙とは、耐油紙の製造の食物繊維その他の繊維を膠着させる際に、耐油剤を添加させることによって紙に耐油性を持たせるものであり、通気性を有しているものである。外添法耐油紙とは、製造された紙の表面の例えば一方に耐油剤を被覆させることによって紙に耐油性を持たせるものであり、通気性がやや劣るものである。
これらの中でも通気性を有している、上質紙などの紙、内添法耐油紙が好ましい。また、耐油性を有することから、内添法耐油紙がより好ましい。
(ヒートシール性フィルム)
本発明におけるヒートシール性フィルム(以下、単にフィルムということがある。)とは、ヒートシール性(熱圧着性)を有しているフィルムのことである。また、本発明におけるヒートシール性とは、ヒートシール性フィルムと他部材とを挟んでヒートシールする温度まで加熱した時に、ヒートシール性フィルムが軟化ないし溶融し、他部材と融着する性能をいい、具体的にはJIS Z 0238:1998(ヒートシール軟包装用袋及び半剛性容器の試験方法)7.袋のシートヒール強さ試験)にて剥離強度を測定した場合の、紙との剥離強度(以下、「ヒートシール強さ」ともいう)が、0.5N/15mm以上であることを意味する。
そして、ヒートシールフィルムがポリエステル系フィルムであることによって、紙とのヒートシール性を有するものとすることができる。なお、ヒートシール性フィルムが積層フィルムであり、ヒートシール面がポリエステル系フィルムであることによって、紙とのヒートシール性と、積層される他のフィルムの特性とを、共に得ることができる。
本発明に使用されるポリエステル系フィルムは、電子レンジ加熱時における耐熱性向上という観点からはポリエステル樹脂が含まれているものが好ましく、上記樹脂組成物がポリエステル樹脂からなるものがより好ましい。
上記ポリエステル樹脂は、エチレンテレフタレートユニットを主たる構成成分とすることが好ましい。「主たる」というのは、ポリエステルの全構成ユニットを100モル%として、エチレンテレフタレートユニットを50モル%超含むことを意味する。エチレンテレフタレートユニットは、より好ましくは55モル%以上であり、さらに好ましくは60モル%以上である。
ポリエステル樹脂は、エチレングリコール以外の多価アルコール由来のユニット及び/又はテレフタル酸以外の多価カルボン酸由来のユニットが含まれていることが好ましい。
エチレングリコール以外の多価アルコールとしては、プロピレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、1,4−ブタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、3−メチル−1,5−ペンタンジオール、ネオペンチルグリコール、2−メチル−1,5−ペンタンジオール、2,2−ジエチル−1,3−プロパンジオール、1,9−ノナンジオール、1,10−デカンジオール等の脂肪族ジオール;1,4−シクロヘキサンジメタノール、1,4−シクロヘキサンジエタノール等の脂環式ジオール;トリメチロールプロパン、ペンタエリスリトール等の脂肪族多価アルコール;等が挙げられる。
また、テレフタル酸以外の多価カルボン酸としては、例えば、イソフタル酸、ナフタレン−1,4−もしくは−2,6−ジカルボン酸、5−ナトリウムスルホイソフタル酸、4,4’−ジフェニルジカルボン酸、ジフェニルスルホジカルボン酸等の芳香族ジカルボン酸;グルタル酸、アジピン酸、セバシン酸、アゼライン酸、シュウ酸、コハク酸等や、通常ダイマー酸と称される脂肪族ジカルボン酸;トリメリット酸、ピロメリット酸及びそれらの酸無水物等の芳香族多価カルボン酸;等が挙げられる。
エチレングリコール以外の多価アルコール由来のユニット及びテレフタル酸以外の多価カルボン酸由来のユニットの合計量が、上記全構成ユニット100モル%中、10モル%以上であることが好ましく、13モル%以上であることがより好ましい。エチレングリコール以外の多価アルコール由来のユニット及び/又はテレフタル酸以外の多価カルボン酸由来のユニットは、非晶質成分となり得る。
本発明においては、紙とのヒートシール性能を高める観点から、ポリエステルの構成ユニット中に非晶ユニットが含まれるのが好ましい。そのためには、多価アルコールとして、ジエチレングリコール、ネオペンチルグリコール、1,4−シクロヘキサンジメタノールが用いられることが好ましく、ネオペンチルグリコール及び/又は1,4−シクロヘキサンジメタノールが用いられるのがより好ましい。
また、エチレングリコール以外の多価アルコール由来のユニット及びテレフタル酸以外の多価カルボン酸由来のユニットの合計量が、上記全構成ユニット100モル%中、30モル%以下であることが好ましく、27モル%以下であることがより好ましい。エチレングリコール以外の多価アルコール由来のユニット及びテレフタル酸以外の多価カルボン酸由来のユニットの合計量が30モル%を超えると、得られるフィルムの耐衝撃性が不十分となるおそれや、フィルムの耐破れ性が低下したりするおそれがある。
本発明に使用されるフィルムを形成する樹脂の中には、必要に応じて各種の添加剤、例えば、ワックス類、酸化防止剤、帯電防止剤、結晶核剤、減粘剤、熱安定剤、着色用顔料、着色防止剤、紫外線吸収剤等を添加することができる。また、フィルムの作業性(滑り性)を良好にする滑剤としての微粒子を添加することが好ましい。微粒子としては、任意のものを選択することができるが、例えば、無機系微粒子としては、シリカ、アルミナ、二酸化チタン、炭酸カルシウム、カオリン、硫酸バリウム等、有機系微粒子としては、例えば、アクリル系樹脂粒子、メラミン樹脂粒子、シリコーン樹脂粒子、架橋ポリスチレン粒子等を挙げることができる。微粒子の平均粒径は、0.05〜3.0μmの範囲内(コールターカウンタにて測定した場合)で、必要に応じて適宜選択することができる。
本発明に使用されるフィルムを形成する樹脂の中に上記粒子を配合する方法としては、例えば、ポリエステル系樹脂を製造する任意の段階において添加することができるが、エステル化の段階、もしくはエステル交換反応終了後、重縮合反応開始前の段階でエチレングリコール等に分散させたスラリーとして添加し、重縮合反応を進めるのが好ましい。また、ベント付き混練押出し機を用いてエチレングリコールまたは水等に分散させた粒子のスラリーとポリエステル系樹脂原料とをブレンドする方法、または混練押出し機を用いて、乾燥させた粒子とポリエステル系樹脂原料とをブレンドする方法等によって行うのも好ましい。
本発明に使用されるフィルムの厚みは、10μm以上50μm以下が好ましい。フィルムの厚みが薄いほどヒートシール性は向上するが、10μmより薄いと加工が困難になるおそれがあり、フィルムの強度が低下するので好ましくない。一方、フィルムの厚みが50μmより厚いと、ヒートシール性が低下するおそれがあるので好ましくない。フィルムの厚みが薄いほど、ヒートシール性が向上するため、より好ましくは45μm以下であり、さらに好ましくは40μm以下である。また、フィルムの厚みは、より好ましくは11μm以上であり、さらに好ましくは12μm以上、最も好ましくは15μm以上である。
本発明に使用されるフィルムは、95℃の温湯中で無荷重状態で10秒間に亘って処理したときに、収縮前後の長さから、以下の式により算出したフィルムの長手方向(主収縮方向)の熱収縮率が、5%以上20%以下であり、8%以上16%以下であることが好ましく、10%以上14%以下であることがより好ましい。また、フィルムの幅方向の熱収縮率が、5%以上20%以下であり、8%以上16%以下であることが好ましく、10%以上14%以下であることがより好ましい。フィルムにおける長手方向及び幅方向の熱収縮率が上記範囲内であると、フィルムを高温環境下に置いたとしてもフィルムがほとんど収縮しないため、フィルムへの印刷のようなフィルムが高温になる作業を行うことができ、また電子レンジ加熱後においても包装体にシワ等が入らず、美麗な外観を保つことが可能となる。
なお、熱収縮率は、以下に従い測定した。
フィルムを10cm×10cmの正方形に裁断し、95℃±0.5℃の温湯中に無荷重状態で10秒間浸漬して熱収縮させた後、25℃±0.5℃の水中に10秒間浸漬し、水中から引き出してフィルムの縦および横方向の寸法を測定し、下記式(I)にしたがって、それぞれ熱収縮率を求めた。
熱収縮率={(収縮前の長さ−収縮後の長さ)/収縮前の長さ}×100(%) …式(I)
本発明に使用されるフィルムは、透明タイプのフィルムの場合、全光線透過率が90%以上であることが好ましい。全光線透過率が90%より小さくなると透明性が低下するため、透明性が求められる用途での使用が制限されることがある。
全光線透過率は以下の測定方法で測定される。得られた延伸フィルムの異なる3ヶ所について、JIS K 7136に準じた方法で、ヘイズメーター(日本電色社製「NDH2000」)を用いて全光線透過率を測定し、それらの平均値を延伸フィルムの全光線透過率とする。
本発明に使用されるフィルムは、透明タイプのフィルムの場合、密度が1.29g/cm3以上1.33g/cm3以下であることが好ましい。密度が1.33g/cm3を超えると、デッドホールド性や厚み斑が悪いフィルムとなるおそれがある。
密度は以下の測定方法で測定される。管中に連続的な密度勾配を有する液体(硝酸カルシウム水溶液)が入った密度勾配管を用いて、試料をその液体中24時間入れた後に、液体中で静止した平衡位置から、その試料の密度を読み取ることによって測定する。
本発明に使用されるフィルムは、上記したポリエステル原料を押出機により溶融押し出しして未延伸フィルムを形成し、その未延伸フィルムを以下に示す所定の方法により一軸延伸または二軸延伸することによって得ることができる。なお、ポリエステルは、前記した好適なジカルボン酸成分と多価アルコール成分とを公知の方法で重縮合させることで得ることができる。また、チップ状のポリエステルを2種以上混合してフィルムの原料として使用することもできる。
原料樹脂を溶融押し出しする際には、ポリエステル原料をホッパードライヤー、パドルドライヤー等の乾燥機、または真空乾燥機を用いて乾燥するのが好ましい。そのようにポリエステル原料を乾燥させた後に、押出機を利用して、200〜300℃の温度で溶融しフィルム状に押し出す。押し出しに際しては、Tダイ法、チューブラー法等、既存の任意の方法を採用することができる。
そして、押し出し後のシート状の溶融樹脂を急冷することによって未延伸フィルムを得ることができる。なお、溶融樹脂を急冷する方法としては、溶融樹脂を口金から回転ドラム上にキャストして急冷固化することにより実質的に未配向の樹脂フィルムを得る方法を好適に採用することができる。好ましい製造方法は次の通りである。
本発明の目的を達成するには、フィルムの主収縮方向はフィルム縦(長手)方向、横(幅)方向のどちらでも構わないし、縦横バランス収縮タイプでも構わない。以下では、最初に横延伸、次に縦延伸を実施する横延伸−縦延伸法について説明するが、順番を逆にする縦延伸−横延伸であっても、主収縮方向が変わるだけなので構わない。
まず、横方向の延伸を行う。横方向の延伸は、テンター(第1テンター)内でフィルムの幅方向の両端際をクリップによって把持した状態で、65℃〜85℃で3.5〜5倍程度行うことが好ましい。横方向の延伸を行う前には、予備加熱を行っておくことが好ましく、予備加熱はフィルム表面温度が70℃〜100℃になるまで行うとよい。
横延伸の後は、フィルムを積極的な加熱操作を実行しない中間ゾーンを通過させることが好ましい。第1テンターの横延伸ゾーンと中間熱処理ゾーンで温度差がある場合、中間熱処理ゾーンの熱(熱風そのものや輻射熱)が横延伸工程に流れ込み、横延伸ゾーンの温度が安定しないためにフィルム品質が安定しなくなることがあるので、横延伸後で中間熱処理前のフィルムを、所定時間をかけて中間ゾーンを通過させた後に、中間熱処理を実施するのが好ましい。この中間ゾーンにおいては、フィルムを通過させていない状態で短冊状の紙片を垂らしたときに、その紙片がほぼ完全に鉛直方向に垂れ下がるように、フィルムの走行に伴う随伴流、横延伸ゾーンや中間熱処理ゾーンからの熱風を遮断すると、安定した品質のフィルムが得られる。中間ゾーンの通過時間は、1秒〜5秒程度で充分である。1秒より短いと、中間ゾーンの長さが不充分となって、熱の遮断効果が不足する。また、中間ゾーンは長い方が好ましいが、あまりに長いと設備が大きくなってしまうので、5秒程度で充分である。
中間ゾーンの通過後は、縦延伸前の中間熱処理を行っても行わなくてもどちらでも構わない。しかし、横延伸後の中間熱処理の温度を高くすると、折畳み性に寄与する分子配向が緩和され結晶化が進むため、折畳み性は若干悪くなる。また、厚み斑も悪くなる。この観点から、中間熱処理は140℃以下で行うことが好ましい。また、中間熱処理ゾーンの通過時間は20秒以下が好ましい。中間熱処理ゾーンは長い方が好ましいが、20秒程度で充分である。これにより横一軸延伸フィルムが得られる。
本発明では、続いて縦延伸を行っても行わなくてもよいが、行った方がフィルムの引張り破壊強度が向上するので好ましい。よって、横一軸延伸フィルムを、複数のロール群を連続的に配置した縦延伸機へと導入するとよい。縦延伸に当たっては、予熱ロールでフィルム温度が65℃〜110℃になるまで予備加熱することが好ましい。フィルム温度が65℃より低いと、縦方向に延伸する際に延伸し難くなり(すなわち、破断が生じやすくなり)好ましくない。また110℃より高いとロールにフィルムが粘着しやすくなり、連続生産によるロールの汚れ方が早くなり好ましくない。
フィルムの温度が前記範囲になったら、縦延伸を行う。縦延伸倍率は、主収縮方向を縦方向にするか、横方向にするかで異なる。引張り破壊強度を向上させる観点から、主収縮方向を縦方向にする場合は、縦延伸倍率を2〜5倍とするとよい。一方、引張り破壊強度を向上させる観点から、主収縮方向を横方向にする場合は、縦延伸倍率を1.2〜1.8倍とするとよい。
縦延伸後は、一旦フィルムを冷却することが好ましく、最終熱処理を行う前に、表面温度が20〜40℃の冷却ロールで冷却することが好ましい。縦延伸後に急冷することで、フィルムの分子配向が安定化し、製品となった後のフィルムの自然収縮率が小さくなるため、好ましい。
次に、縦延伸および冷却後のフィルムを、熱処理(リラックス処理)のための第2テンターへと導入し、熱処理やリラックス処理を行う。リラックス処理は、フィルムの幅方向の両端際をクリップによって把持した状態で、0%〜30%でフィルムを弛ませる工程である。リラックス率により横方向の収縮率を変化させることができる。リラックス率を高くすると、縦方向の収縮率にはあまり変化は認められないが、横方向の収縮率は低くなる。リラックス率は0%が下限であり、また上限は99%であるが、リラックス率が高いと、フィルム製品幅が短くなるというデメリットもあるので好ましくない。よって、リラックス率の上限は30%程度が好適である。
延伸後に熱処理を施してフィルムの熱収縮率を小さくしておくのが好ましい。具体的には、熱処理(リラックス処理)温度は、65℃〜150℃が好ましい。熱処理温度が65℃より低いと熱処理の意味をなさない。一方、熱処理温度が150℃より高いと、フィルムが結晶化してしまい、透明タイプのフィルムの場合、密度が1.33g/cm3を超えて大きくなりやすく、厚み斑が大きいフィルムとなったりするおそれがある。高温環境下でのフィルムの熱収縮を抑制する観点から、熱処理(リラックス処理)温度は、100〜140℃で行うことがより好ましく、120〜140℃で行うことがさらに好ましい。
後は、フィルム両端部を裁断除去しながら巻き取れば、本発明に用いるポリエステルフィルムのフィルムロールが得られる。
(ヒートシール)
ヒートシールは、フィルムと紙とを重ね合わせ、加熱された金属バーを押し付けてヒートシール性を有するフィルムを一旦溶融し、次いで加熱バーを剥がし、冷却固化して融着(シール)させる。低温でシールできるならば加熱バーの接触時間を短くすることができ、連続して生産する時には単位時間内での作業数が向上する。
融着性の指標は、ヒートシール強さ(JIS Z 0238:1998(ヒートシール軟包装用袋及び半剛性容器の試験方法)7.袋のシートヒール強さ試験)にて測定する。そして、紙とのヒートシール強さが、1.0N/15mm以上である物が好ましい。食品等を食品包装用袋に入れ携帯や持ち運ぶ際の十分な強度を確保しているためである。1.0N/15mm未満だと、携帯や持ち運ぶ際にヒートシールが破断するおそれがある。なお、ヒートシール強さは大きいほど好ましいが、ポリエステル系フィルムや紙の引き裂き力を超える10N/15mmを超えることはない。より好ましくは、2.0N/15mm以上であり、最も好ましくは、5.0N/15mm以上である。
(食品包装用袋)
以下に、本発明における食品包装用袋の第一実施形態を図1及び2に基づいて、第二実施形態を図3及び4に基づいて説明する。以下の説明において、食品包装用袋の食品などの入口側を上、底側を下方向とし、食品包装用袋のヒートシール性フィルム側を前、紙側を後ろとし、食品包装用袋の食品などが入っている側を内、その反対側を外方向とする。
食品包装用袋10は、図1及び2並びに図3及び4に示すように、前壁部21と、後壁部22と、前壁部21及び後壁部22の下端に連接される底部30と、前壁部21及び後壁部22の上端側に設けられる開口部50と、前壁部21から上方に向かって延設される蓋部70と、を有している。
底部30と、前壁部21と、蓋部70とは、1枚からなる略矩形状のヒートシール性フィルムFから構成され、後壁部22は、略矩形状の紙Gから構成されている。なお、蓋部70は紙Gから構成されることも可能で、底部30と、前壁部21とは、1枚からなる略矩形状のヒートシール性フィルムFから構成され、後壁部22と、蓋部70とは、略矩形状の紙Gから構成される態様であっても良い。
ヒートシール性フィルムFは、底部30と後壁部22との境界部分11aで、紙Gとヒートシールされている。また、ヒートシール性フィルムFは、底部30と前壁部21との境界部分11bに谷折り線12が形成され、境界部分11a、11bの間に山折り線13が形成されている。なお、山折り、谷折りは、食品包装用袋の内側から見た状態をいう。
前壁部21の左右の上方端部21a、21bと、後壁部22の左右の上方端部22a、22bとが、それぞれヒートシールされ、前壁部21の左右の下方端部21c、21dと、底部30の左右の前方端部31a、31bとが、それぞれヒートシールされ、後壁部22の左右の下方端部22c、22dと、底部30の左右の後方端部31c、31dとが、それぞれヒートシールされている。底部30は、境界部分11b、11aで挟まれた矩形状の部分で構成されている。
(食品包装用袋の使用方法)
食品包装用袋10を折り畳んだ状態から、折り曲げられている山折り線13部分を押し込んで底部30を広げて、食品包装用袋10は、収納物Pを収納して自立可能な立体形状となる。食品包装用袋10は、収納物Pが開口部50から収納されて、底部30を下にして陳列台Bに陳列される。
以下に実施例を挙げて本発明をより具体的に説明するが、本発明は、下記実施例によって限定されるものではなく、前・後記の趣旨に適合しうる範囲で適宜変更して実施することも可能であり、それらはいずれも本発明の技術的範囲に包含される。
(紙)
紙Gとして、表1に記載のものを用いた。
Figure 0006591216
(ヒートシール性フィルム)
ヒートシール性フィルムFとして、表2に記載のものを用いた。
Figure 0006591216
ヒートシール性フィルムS、T、W及びXは、単層フィルムであり、ヒートシール性フィルムU及びVは、積層フィルムである。表中、PETとは、ポリエチレンテレフタレート樹脂を指し、PPとは、ポリプロピレン樹脂を指す(以下同じ。)。
ポリエステルフィルムNo.1及び2は、ヒートシール性を有するものであり、これらの製膜方法を以下に記載する。
・ポリエステルフィルムNo.1の製膜
ポリエステルA〜Dは以下の表3に記載の酸成分と多価アルコール成分とを公知の方法で反応させて得られたポリエステルであり、ポリエステルDに含有されている滑剤は富士シリシア社製サイリシア(登録商標)266である。上記ポリエステルA〜Dを用いてポリエステルフィルムNo.1を作製した。以下にフィルムの製膜方法について記載する。
Figure 0006591216
上記ポリエステルA〜Dを質量比5:66:24:5で混合して押出機に投入した。しかる後、その混合樹脂を280℃で溶融させてTダイから押出し、表面温度30℃に冷却された回転する金属ロールに巻き付けて急冷することにより、厚さ240μmの未延伸フィルムを得た。このときの未延伸フィルムの引取速度(金属ロールの回転速度)は、約20m/minであった。しかる後、その未延伸フィルムを、横延伸ゾーン、中間ゾーン、中間熱処理ゾーンを連続的に設けたテンター(第1テンター)に導いた。なお、中間ゾーンにおいては、フィルムを通過させていない状態で短冊状の紙片を垂らしたときに、その紙片がほぼ完全に鉛直方向に垂れ下がるように、横延伸ゾーンからの熱風および中間熱処理ゾーンからの熱風が遮断されている。
そして、テンターに導かれた未延伸フィルムを、フィルム温度が80℃になるまで予備加熱した後、横延伸ゾーンで横方向に70℃で4倍に延伸し、中間ゾーンを通過させた後に(通過時間=約1.2秒)、中間熱処理ゾーンへ導き、80℃の温度で8秒間に亘って熱処理することによって厚み36μmの横一軸延伸フィルムを得た。
さらに、その横延伸したフィルムを、複数のロール群を連続的に配置した縦延伸機へ導き、予熱ロール上でフィルム温度が70℃になるまで予備加熱した後に3倍に延伸した。しかる後、縦延伸したフィルムを、表面温度25℃に設定された冷却ロールによって強制的に冷却した。
そして、冷却後のフィルムをテンター(第2テンター)へ導き、第2テンター内で140℃の雰囲気下で10秒間に亘って熱処理した後に冷却し、両縁部を裁断除去することによって、厚みが約20μmの二軸延伸フィルムを所定の長さに亘って連続的に製膜してポリエステルフィルムNo.1(以下、フィルムNo.1という)を得た。
フィルムNo.1を形成する樹脂組成物はポリエステル樹脂からなる。また、フィルムNo.1において、エチレングリコール以外の多価アルコール由来のユニット及びテレフタル酸以外の多価カルボン酸由来のユニットの合計量が、全構成ユニット100モル%中20%であり、ネオペンチルグリコール及びジエチレングリコールが含まれているため、フィルムNo.1には非晶質成分が含まれている。また、フィルムNo.1の密度は1.32g/cm3、フィルムNo.1の95℃熱収縮率は、縦方向が11%、横方向が11%である。
・ポリエステルフィルムNo.2の製膜
上記フィルムNo.1の製膜において、溶融押出時における溶融樹脂の吐出量を変更した以外はほぼフィルムNo.1と同様にして、厚み30μmのポリエステルフィルムNo.2を得た。
フィルムNo.2を形成する樹脂組成物はポリエステル樹脂からなる。また、フィルムNo.2において、エチレングリコール以外の多価アルコール由来のユニット及びテレフタル酸以外の多価カルボン酸由来のユニットの合計量が、全構成ユニット100モル%中20%であり、ネオペンチルグリコール及びジエチレングリコールが含まれているため、フィルムNo.2には非晶質成分が含まれている。また、フィルムNo.2の密度は1.32g/cm3、フィルムNo.2の95℃熱収縮率は、縦方向が11%、横方向が11%である。
(試験例)
表4及び5に記載の試験例に従い、食品包装用袋を作成し、収納物の状態、紙の油や水分の染み出しの状態及び剥離強度を測定した。
ヒートシールは、140℃・30secで行った。
剥離強度は、ヒートシール強さ(JIS Z 0238:1998(ヒートシール軟包装用袋及び半剛性容器の試験方法)7.袋のシートヒール強さ試験)に準拠して測定した。
収納物の状態及び紙の油や水分の染み出しの状態は、食品等として50gのコロッケ2個を食品包装用袋に入れ、電子レンジで加熱(500W・1分)し、5分後にその状態を確認した。そして、収納物の状態として、食品等の表面のべたつきや湿り感の発生がないものを○、食品等の表面のべたつきはないものの湿り感の発生があるものを△、食品等の表面のべたつきや湿り感の発生が確認できたものを×、として評価した。紙の油や水分の染み出しの状態として、紙が油や水分によって濡れ色になってなく、紙から油や水分の染み出しが見られないものを○、紙の一部が油や水分によって濡れ色になっているが、紙から油や水分の染み出しが見られないものを△、紙から油や水分の染み出しが見られるものを×、として評価した。なお、ヒートシールの剥離強度が十分な強度を有していない試験例では、食品包装用袋を作成できなく、収納物の状態及び紙の油や水分の染み出しの状態の確認試験ができないため“評価不可”とした。
なお、試験例1〜4及び6〜9は実施例であり、試験例5、10及び11は比較例である。
(試験例1〜5)
試験例1〜5の結果を表4に示す。試験例1〜5は、ヒートシール性フィルムFにヒートシール性フィルムS(ポリエステルフィルムNo.1、厚み20μm)を用い、紙Gに各種の紙を用いて試験を行った。上質紙を用いた試験例1では、剥離強度は十分に保たれ、食品等の表面のべたつきや湿り感の発生はないが、上質紙が油によって濡れ色となっていた。合成紙を用いた試験例2では、剥離強度は十分に保たれ、食品等の湿り感の発生がわずかに見られたが、油や水分の染み出しは見られなかった。内添法耐油紙を用いた試験例3では、剥離強度は十分に保たれ、食品等の表面のべたつきや湿り感の発生もなく、油や水分の染み出しは見られなかった。外添法耐油紙を用いた試験例4は、耐油紙の耐油剤が被覆されていない面をヒートシール面とし、剥離強度は十分に保たれ、食品等の湿り感の発生がわずかに見られたが、油や水分の染み出しは見られなかった。同じく外添法耐油紙を用いた試験例5は、耐油紙の耐油剤が被覆されている面をヒートシール面とし、剥離強度が十分でなかった。耐油剤がヒートシールの密着性を阻害したものと考えられる。
Figure 0006591216
(試験例6〜11)
試験例6〜11の結果を表5に示す。試験例6〜11は、紙Gに内添法耐油紙(目付50g/m、透気抵抗度15sec)を用い、ヒートシール性フィルムFに各種のヒートシール性フィルムを用いて試験を行った。ポリエステルフィルムNo.1又は2をヒートシール面に用いた試験例6〜9では、剥離強度は十分に保たれ、食品等の表面のべたつきや湿り感の発生もなく、油や水分の染み出しは見られなかった。しかし、試験例9では、電子レンジでの加熱の際にPPが融けてしまった。PET又はPPを用いた試験例10及び11では、剥離強度が十分でなかった。PETとPPとにヒートシール性がないためと考えられる。
尚、東洋紡社製東洋紡エステルフィルム(登録商標)E5007等を汎用PETフィルムとして用いることができ、透明無延伸ポリプロピレンフィルムである東洋紡社製パイレンフィルム(登録商標)P1011等を汎用PPフィルムとして用いることができる。
Figure 0006591216
10 食品包装用袋
F ヒートシール性フィルム
G 紙

Claims (4)

  1. 紙とヒートシール性フィルムとを部分的に接合することにより袋状とされている食品包装用袋において、
    前記紙は通気性を有し、前記ヒートシール性フィルムはポリエステル系フィルムからなる層を少なくとも有し、
    前記ポリエステル系フィルムを構成するポリエステル系樹脂は、エチレンテレフタレートを主たる構成成分とし、全ポリエステル樹脂成分中においてネオペンチルグリコールを10〜30モル%含有し
    前記紙と前記ポリエステル系フィルムとがヒートシールにより直接接合されることにより袋状とされていることを特徴とする食品包装用袋。
  2. 前記ヒートシール性フィルムは、前記紙とのヒートシール面の剥離強度が1.0N/15mm以上であることを特徴とする請求項1に記載の食品包装用袋。
  3. 前記ヒートシール性フィルムは積層フィルムであり、ヒートシール面が前記ポリエステル系フィルムであることを特徴とする請求項1又は2に記載の食品包装用袋。
  4. 前記紙は、透気抵抗度が3〜300secであることを特徴とする請求項1、2又は3に記載の食品包装用袋。
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