JP6589403B2 - アンテナ装置及びこれに用いるコイル部品 - Google Patents

アンテナ装置及びこれに用いるコイル部品 Download PDF

Info

Publication number
JP6589403B2
JP6589403B2 JP2015120253A JP2015120253A JP6589403B2 JP 6589403 B2 JP6589403 B2 JP 6589403B2 JP 2015120253 A JP2015120253 A JP 2015120253A JP 2015120253 A JP2015120253 A JP 2015120253A JP 6589403 B2 JP6589403 B2 JP 6589403B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substrate
wiring pattern
antenna
coil
cover layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015120253A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017005610A (ja
Inventor
友成 寿緒
寿緒 友成
俊文 小町
俊文 小町
裕文 麻生
裕文 麻生
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TDK Corp
Original Assignee
TDK Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TDK Corp filed Critical TDK Corp
Priority to JP2015120253A priority Critical patent/JP6589403B2/ja
Priority to US15/181,688 priority patent/US10074904B2/en
Publication of JP2017005610A publication Critical patent/JP2017005610A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6589403B2 publication Critical patent/JP6589403B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q7/00Loop antennas with a substantially uniform current distribution around the loop and having a directional radiation pattern in a plane perpendicular to the plane of the loop
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q1/00Details of, or arrangements associated with, antennas
    • H01Q1/12Supports; Mounting means
    • H01Q1/22Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles
    • H01Q1/24Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles with receiving set
    • H01Q1/241Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles with receiving set used in mobile communications, e.g. GSM
    • H01Q1/242Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles with receiving set used in mobile communications, e.g. GSM specially adapted for hand-held use
    • H01Q1/243Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles with receiving set used in mobile communications, e.g. GSM specially adapted for hand-held use with built-in antennas
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q1/00Details of, or arrangements associated with, antennas
    • H01Q1/36Structural form of radiating elements, e.g. cone, spiral, umbrella; Particular materials used therewith
    • H01Q1/38Structural form of radiating elements, e.g. cone, spiral, umbrella; Particular materials used therewith formed by a conductive layer on an insulating support
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q7/00Loop antennas with a substantially uniform current distribution around the loop and having a directional radiation pattern in a plane perpendicular to the plane of the loop
    • H01Q7/06Loop antennas with a substantially uniform current distribution around the loop and having a directional radiation pattern in a plane perpendicular to the plane of the loop with core of ferromagnetic material
    • H04B5/26
    • H04B5/77

Description

本発明は、アンテナ装置に関し、特に、NFC(Near Field Communication:近距離無線通信)に好適なアンテナ装置に関するものである。また本発明は、そのようなアンテナ装置に用いるコイル部品に関するものである。
近年、スマートフォン等の携帯無線機器にはRFID(Radio Frequency Identification:電波による個体識別)システムが搭載されており、そのための通信手段としてリーダ・ライタ等と近距離無線通信を行うためのアンテナが搭載されている。
一方、内蔵回路を外部ノイズから保護すると共に機器内で発生するノイズの不要輻射を防止するため、携帯無線機器には金属シールドが設けられている。特に最近は、薄型化、軽量化、落下等の衝撃に対する耐久性、デザイン性等を考慮して、携帯無線機器の筐体自体が樹脂製から金属製となり、金属シールドを兼ねるケースも増えてきている。しかし、一般に金属シールドは電波を妨げることから、アンテナを設ける場合には金属シールドに覆われない位置に設ける必要があり、金属シールドが広範囲に設けられているときにはアンテナの配置が問題となる。
上記問題を解決するため、例えば、特許文献1に記載のアンテナ装置は、RFIDシステムに好適なNFC用アンテナであって、ループ状又はスパイラル状のコイル導体と、導体開口部及びこの導体開口部と連接するスリット部とを有する導体層と、導体層から見てコイル導体よりも遠くに配置された磁性シートを備え、コイル開口部が導体開口部と平面視で重なった構造を有するものである。このアンテナ装置によれば、コイル導体に電流が流れることにより生じる磁界を遮るように金属層に電流が流れ、そして金属層の開口部の周囲に流れる電流がスリットの周辺を通り、縁端効果により金属層の周囲にも電流が流れる。これにより、金属層からも磁界が生じ、金属層が磁束を大きく周回させるので、アンテナ装置と相手側アンテナとの通信距離を延ばすことができる。
特許文献1に記載された従来のアンテナ装置はいわゆる平面コイルアンテナであるが、ソレノイド型の立体的なアンテナも知られている。この種のアンテナは、平面コイルアンテナよりもインダクタンスを高めやすく、より多くの磁力線を発生させることができ、小型化も容易である。例えば、特許文献2に記載のアンテナ装置は、磁性コアをフレキシブル基板に形成されたパターンで挟み込み、パターン同士がハンダで接続された構成を有している。
特許第4941600号公報 特開2014−36437号公報
上記のように携帯無線機器の筐体自体が金属シールドを兼ねる場合には、たとえソレノイド型のアンテナであっても金属シールドの影響を受けないように配慮する必要があり、金属シールドが広範囲に設けられているときにはアンテナの配置が問題となる。また、磁性コア等の巻芯部の外周面に巻回された周知のソレノイド型のアンテナの開口サイズは磁性コアの断面サイズに制限されるため、開口サイズを大きくすることが難しいという問題がある。さらに、ソレノイド型のアンテナは指向性が強すぎるだけでなく、アンテナサイズを小さくした場合には相手方アンテナと鎖交可能な大きなループ磁束を発生させることができず、通信距離が短いため、近距離無線通信用のアンテナとして実用上の問題がある。
したがって、本発明の目的は、携帯無線機器の筐体内のような限られたスペースにできるだけ大きな開口サイズを有するソレノイド型のアンテナコイルを設置可能な近距離無線通信に適したアンテナ装置並びにそのようなアンテナ装置を構成するのに好適なコイル部品を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明によるアンテナ装置は、互いに対向する第1及び第2の基板と、前記第1の基板に設けられた1又は2以上の第1配線パターンと、前記第2の基板に設けられた1又は2以上の第2配線パターンと、対応する前記第1配線パターンの端部と対応する前記第2配線パターンの端部とをそれぞれ接続する複数の接続導体と、を備え、前記第1配線パターン、前記第2配線パターン及び前記複数の接続導体によってヘリカル状のアンテナコイルが構成されることを特徴とする。
本発明によれば、例えば携帯無線機器の筐体内のような限られたスペースにできるだけ大きな開口サイズを有するアンテナコイルを容易に形成することができ、これによりアンテナコイルのインダクタンスを高めることができる。したがって、アンテナの通信距離を延ばすことができ、近距離無線通信に好適なアンテナ装置を提供ことができる。また本発明によれば、アンテナ装置の設計が第1の基板上の回路設計の延長線上にあるので、ディスクリートコイル部品を用意することなく、アンテナ装置の設計及び実装を容易に行うことができる。
本発明において、前記第1配線パターンは前記第1の基板の一方の主面に形成されており、前記第2配線パターンは前記第1の基板の前記一方の主面と対向する前記第2の基板の一方の主面に形成されていることが好ましい。この構成によれば、接続導体を介して第1配線パターンと第2配線パターンとを容易に接続することができる。
本発明において、前記複数の接続導体の各々は前記第1の基板上に立設されたスプリングピンコネクタであることが好ましい。この構成によれば、接続導体を用いて第1配線パターンと第2配線パターンとを容易かつ確実に接続することができ、所望の接続信頼性及び電気的特性を確保することができる。
本発明において、前記第1の基板はプリント基板であり、前記第2の基板はフレキシブル基板であることが好ましい。第1の基板としてプリント基板を用いることにより、スプリングピンコネクタを確実に固定することができる。また第1の基板として携帯無線機器のメイン回路基板を用いることができ、携帯無線機器内にアンテナコイルを効率よく実装することができる。さらに第2の基板がフレキシブル基板であることにより、携帯無線機器の筐体の裏面への貼り付けが容易となり、アンテナコイルをさらに効率よく実装することができる。
本発明において、前記アンテナコイルの中空部に設けられた磁性コアをさらに備えることが好ましい。この場合において、前記磁性コアは、前記第1の基板又は前記第2の基板に支持された磁性シートであることが好ましい。この構成によれば、アンテナコイルのインダクタンスをさらに高めることができ、アンテナの通信距離をさらに延ばすことができる。
本発明において、前記アンテナコイルは携帯無線機器の筐体内に設けられており、前記筐体は前記アンテナコイルのコイル軸と平行な金属カバー層を有し、前記アンテナコイルは前記金属カバー層のエッジ近傍に配置されていることが好ましい。携帯無線機器の筐体が金属カバー層を有する場合には、携帯無線機器の耐久性やデザイン性を向上させることができるが、金属カバー層のシールド効果によってアンテナ装置が通信できなくなるという問題がある。しかし、本発明によれば金属カバー層の影響をできるだけ抑えてアンテナコイルを用いた無線通信を実現することができる。したがって、良好なアンテナ特性を確保しつつ、携帯無線機器の筐体内の限られたスペースに効率よくレイアウトすることができる。
本発明において、前記アンテナコイルは前記金属カバー層の前記エッジからはみ出すことなく前記金属カバー層に覆われていることが好ましい。例えば携帯無線機器の筐体の背面全体が金属カバー層で覆われている場合には、携帯無線機器の耐久性やデザイン性をさらに向上させることができるが、金属カバー層に覆われない位置にアンテナコイルを設けることが不可能となる。しかし、本発明によるアンテナ装置は、このような場合であっても金属カバー層の影響をできるだけ抑えてアンテナコイルを用いた無線通信を実現できる。
本発明において、前記フレキシブル基板は前記金属カバー層に貼り付けられていることが好ましい。この構成によれば、フレキシブル基板を確実に支持しながら開口サイズができるだけ大きなアンテナコイルを形成することができる。
また、本発明によるコイル部品は、互いに対向する第1及び第2の基板と、前記第1の基板に設けられた1又は2以上の第1配線パターンと、前記第2の基板上に設けられた1又は2以上の第2配線パターンと、対応する前記第1配線パターンの端部と対応する前記第2配線パターンの端部とをそれぞれ接続する複数の接続導体とを備え、前記第1配線パターン、前記第2配線パターン及び前記複数の接続導体によってヘリカル状のコイル素子が構成されることを特徴とする。
本発明によれば、例えば携帯無線機器の筐体内のような限られたスペースにできるだけ大きな開口サイズを有するヘリカル状のコイル素子を容易に形成することができ、これによりコイル部品のインダクタンスを高めることができる。また本発明によれば、コイル部品の設計が第1の基板上の回路設計の延長線上にあるので、ディスクリートコイル部品を用意することなく、コイル部品の設計及び実装を容易に行うことができる。
さらにまた、本発明による携帯無線機器は、上記特徴を有するアンテナ装置を備え、前記第1の基板は前記携帯無線機器のメイン回路基板であることを特徴とする。本発明によれば、アンテナ装置の設計が第1の基板上の回路設計の延長線上にあるので、ディスクリートコイル部品を用意することなく、アンテナ装置の設計及び実装を容易に行うことができる。
本発明によれば、携帯無線機器の筐体内のような限られたスペースにできるだけ大きな開口サイズを有するソレノイド型のアンテナコイルを設置可能な近距離無線通信に適したアンテナ装置並びにそのようなアンテナ装置を構成するのに好適なコイル部品を提供することができる。
本発明の実施の形態によるアンテナ装置を含む携帯無線機器の構成を概略的に示す斜視図である。 本実施形態によるアンテナ装置の構成を拡大して示す略斜視図である。 図2に示したアンテナ装置の分解斜視図である。 (a)及び(b)は、フレキシブル基板のサイズ例を説明するための図であって、XZ平面と平行なアンテナ装置1の側面断面図である。 アンテナコイルを構成する下部コイル導体及び上部コイル導体の平面レイアウトであって、(a)は下部コイル導体の平面図であり、(b)はフレキシブル基板を透過して見た上部コイル導体の平面図である。 YZ平面と平行なアンテナ装置の側面断面図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の好ましい実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態によるアンテナ装置を含む携帯無線機器の構成を概略的に示す斜視図である。
図1に示すように、本実施形態による携帯無線機器100は例えばスマートフォンであり、非常に薄型な筐体50を有している。図示の携帯無線機器100は筐体50の背面50bが上向きの状態であり、主にディスプレイが設けられる筐体50の前面50aは下方を向いている。筐体50は樹脂と金属との組み合わせからなり、筐体50の背面50bのほぼ全面は金属カバー層51となっている。また筐体50の背面50bと直交する長手方向(Y方向)の一方の端面(上端面50c)及び他方の端面(下端面50d)は樹脂カバー層52となっており、金属カバー層51が設けられていない非シールド領域となっている。金属カバー層51は、筐体の機械的強度、磁気シールド特性、デザイン性等の向上のために設けられるものである。金属カバー層51の形成領域の一部にはカメラ60を露出させるための開口が形成されていてもよい。
携帯無線機器100はアンテナ装置1を内蔵しており、アンテナ装置1は筐体50の上端面50cの近傍に配置されている。本実施形態によるアンテナ装置1は、例えば共振周波数が13.56MHzのNFCアンテナであり、プリント基板10上に実装されている。プリント基板10は、携帯無線機器100のメイン回路基板(コントロールロジックボード)であることが好ましい。
図2は、本実施形態によるアンテナ装置1の構成を拡大して示す略斜視図である。また、図3は、図2に示したアンテナ装置1の分解斜視図である。
図2及び図3に示すように、アンテナ装置1は、プリント基板10(第1の基板)と、プリント基板10の一方の主面10aに形成された下部コイル導体11と、プリント基板10の上方に設けられたフレキシブル基板12(第2の基板)と、プリント基板10の一方の主面10aと対向するフレキシブル基板12の一方の主面12aに形成された上部コイル導体13と、下部コイル導体11と上部コイル導体13とを接続する複数のスプリングピンコネクタ14とを備えている。なおプリント基板10の上方とは、上部コイル導体13が形成されたプリント基板10の一方の主面10aが向いている方向のことをいう。
下部コイル導体11は並列に設けられた複数の下部配線パターン(第1配線パターン)からなり、上部コイル導体13もまた並列に設けられた複数の上部配線パターン(第2配線パターン)からなる。すなわち、下部コイル導体11及び上部コイル導体13の各々は、一定のライン幅及びピッチを有するラインアンドスペースパターンを有している。複数の下部配線パターン及び複数の上部配線パターンはスプリングピンコネクタ14を介して交互に一つずつ順番に接続されてソレノイド型あるいはヘリカル状のアンテナコイル20(コイル素子)を構成している。下部配線パターンの本数は上部配線パターンと同一であってもよく、上部配線パターンよりも1本多くてもよい。アンテナコイル20のターン数は特に限定されず、アンテナの特性に応じて設定することができる。
下部コイル導体11及び上部コイル導体13は、X方向のできるだけ広い範囲に形成されていることが好ましい。このようにした場合には、アンテナコイル20の開口サイズをできるだけ大きくすることができ、アンテナコイル20のインダクタンスを高めることができる。またY方向のできるだけ広い範囲をその形成領域とすることで、下部配線パターンの本数を増やすことができ、これによりアンテナコイル20のターン数を増やすことができる。したがって、アンテナコイル20のインダクタンスを大きくすることができる。
各スプリングピンコネクタ14はプリント基板10上に立設されており、それらの基端部は半田付けによってプリント基板10上に機械的に固定されると共に、下部配線パターンの端部に接続されている。スプリングピンコネクタ14の先端部はバネ性を有し、適度な圧力で上部配線パターンの端部に接触している。これにより、下部配線パターンの一つが上部配線パターンの一つに電気的に接続される。
プリント基板10は、ガラスエポキシ基板に代表されるリジッド基板である。またフレキシブル基板12は、薄く柔軟性のある絶縁基材を用いて構成された基板である。フレキシブル基板12は例えばPET樹脂からなり、その厚さは例えば30μmである。フレキシブル基板12の平面サイズは上部コイル導体13の大きさに合わせて適宜設定される。
フレキシブル基板12の上方は携帯無線機器100の筐体壁を構成する金属カバー層51に覆われている。説明の便宜上、図2は金属カバー層51の一部を破断して示している。アンテナ装置1が筐体50内に正しくセットされた状態では、フレキシブル基板12は金属カバー層51の裏面に密着しているので、上部コイル導体13の表面にスプリングピンコネクタ14の先端部を圧接させることができる。フレキシブル基板12は金属カバー層51の裏面に接着材等で貼り付けられていることが好ましい。
フレキシブル基板12の平面サイズは、図示のように上部コイル導体13の形成領域全体をカバーする程度の小さなものであってもよく、あるいは、上部コイル導体13の平面サイズとは無関係に大きなものであってもよい。フレキシブル基板12の平面サイズはプリント基板10の平面サイズとは無関係に設定することができる。したがって、例えば図4(a)に示すようにフレキシブル基板12のX方向の幅Wを筐体50の内側のX方向の幅Wと同程度としてもよい。このようにした場合には、フレキシブル基板12を筐体50内にセットするだけで上部コイル導体13のX方向の位置を筐体50内の正しい位置にセットすることができ、上部コイル導体13のX方向の位置決めが容易である。あるいは、図4(b)に示すようにフレキシブル基板12のX方向の片側(右側又は左側)だけをプリント基板10よりも大きく広げて筐体50の内側のX方向の片側と揃えてもよい。この場合もフレキシブル基板12を筐体50のX方向の片側に寄せて固定するだけで上部コイル導体13のX方向の位置を正しくセットすることができる。
図5は、アンテナコイル20を構成する下部コイル導体11及び上部コイル導体13の平面レイアウトであって、(a)は下部コイル導体11の平面図であり、(b)はフレキシブル基板12を透過して見た上部コイル導体13の平面図である。
図5(a)に示すように、プリント基板10上の下部コイル導体11は5本の下部配線パターン11A〜11Eで構成されている。5本の下部配線パターン11A〜11Eはいずれも少し左上に傾斜しながらX方向に延びる直線パターンである。下部配線パターン11A〜11Eの一端及び他端の位置はY方向に整列している。そして、第1の下部配線パターン11Aの一端を除き、各下部配線パターン11A〜11Eの端部にはスプリングピンコネクタ14が接続されている。
図5(b)に示すように、フレキシブル基板12上の上部コイル導体13は5本の上部配線パターン13A〜13Eで構成されている。5本の上部配線パターン13A〜13Eはいずれも少し右上に傾斜しながらX方向に延びる直線パターンである。このように下部配線パターン及び上部配線パターンを相互に逆方向に傾けることで、互いに隣接する2本の下部配線パターンのうちの一方の下部配線パターンの一端が上部配線パターンの一端と平面視で重なり、他方の下部配線パターンの他端が上部配線パターンの他端と平面視で重なるようにレイアウトすることができ、スプリングピンコネクタ14を用いて上部配線パターンの端部と下部配線パターンの端部とを容易に接続することができる。以下、アンテナコイル20の構造を詳細に説明する。
まず第1の下部配線パターン11Aの一端は第1の引き出しパターン15の一端に継ぎ目なく接続されており、第1の下部配線パターン11Aの他端はスプリングピンコネクタ14Aに接続されている。第1の上部配線パターン13Aの一端は、スプリングピンコネクタ14Aを介して第1の下部配線パターン11Aの他端に接続されており、第1の上部配線パターン13Aの他端は、スプリングピンコネクタ14Bを介して第2の下部配線パターン11Bの一端に接続されている。こうして、第1の下部配線パターン11A、スプリングピンコネクタ14A、第1の上部配線パターン13A、及びスプリングピンコネクタ14Bはこの順で直列に接続されてアンテナコイル20の第1ターンが形成される。
アンテナコイル20の第2ターンは、第2の下部配線パターン11B、スプリングピンコネクタ14A、第2の上部配線パターン13B、及びスプリングピンコネクタ14Bがこの順で直列に接続されたものである。すなわち、第2の上部配線パターン13Bの一端は、スプリングピンコネクタ14Aを介して第2の下部配線パターン11Bの他端に接続されており、第2の上部配線パターン13Bの他端は、スプリングピンコネクタ14Bを介して第3の下部配線パターン11Cの一端に接続されている。
アンテナコイル20の第3ターンは、第3の下部配線パターン11C、スプリングピンコネクタ14A、第3の上部配線パターン13C、及びスプリングピンコネクタ14Bがこの順で直列に接続されたものである。すなわち、第3の上部配線パターン13Cの一端は、スプリングピンコネクタ14Aを介して第3の下部配線パターン11Cの他端に接続されており、第3の上部配線パターン13Cの他端は、スプリングピンコネクタ14Bを介して第4の下部配線パターン11Dの一端に接続されている。
アンテナコイル20の第4ターンは、第4の下部配線パターン11D、スプリングピンコネクタ14A、第4の上部配線パターン13D、及びスプリングピンコネクタ14Bがこの順で直列に接続されたものである。すなわち、第4の上部配線パターン13Dの一端は、スプリングピンコネクタ14Aを介して第4の下部配線パターン11Dの他端に接続されており、第4の上部配線パターン13Dの他端は、スプリングピンコネクタ14Bを介して第5の下部配線パターン11Eの一端に接続されている。
アンテナコイル20の第5ターンは、第5の下部配線パターン11E、スプリングピンコネクタ14A、第5の上部配線パターン13E、及びスプリングピンコネクタ14Bがこの順で直列に接続されたものである。すなわち、第5の上部配線パターン13Eの一端は、スプリングピンコネクタ14Aを介して第5の下部配線パターン11Eの他端に接続されており、第5の上部配線パターン13Eの他端は、スプリングピンコネクタ14Bを介して第2の引き出しパターン16の一端に接続されている。
アンテナコイル20の両端、つまり第1引き出しパターン15の他端及び第2引き出しパターン16の他端は例えばNFCチップに接続される。NFCチップは、近距離無線通信のための変復調回路を含む半導体ICチップである。アンテナコイル20の両端の引き出し方法は特に限定されず、例えばプリント基板10に形成されたスルーホール導体を介してプリント基板10の他方の主面側に両端又は一端を引き出してもよい。
以上の構成を一般化して説明すると次のようになる。全ターン数がnターンのアンテナコイル20において、第i(iはn以下の正の整数)の下部配線パターンの他端は、第iの上部配線パターンの一端と平面視で重なっており、下部配線パターンの他端の位置に立設されたスプリングピンコネクタ14を介して第iの上部配線パターンの一端に接続されている。また上部配線パターンの他端は、第i+1の下部配線パターンの一端と平面視で重なっており、第i+1の下部配線パターンの一端の位置に立設されたスプリングピンコネクタ14を介して第iの上部配線パターンの他端に接続されている。こうして、アンテナコイル20の第iターンが形成され、第1〜第nターンまで繰り返されることでnターンのアンテナコイル20が形成される。
第1の引き出しパターン15から第2の引き出しパターン16に向う電流がアンテナコイル20に流れるとき、この電流は矢印Dからみて反時計回りに周回し、アンテナコイル20と鎖交する磁束φ(図6参照)の向きは矢印Dと逆方向となる。また、第2の引き出しパターン16から第1の引き出しパターン15に向かう電流がアンテナコイル20に流れるとき、この電流は矢印Dからみて時計回りに周回し、アンテナコイル20と鎖交する磁束φの向きは矢印Dの方向となる。
図6は、YZ平面と平行なアンテナ装置1の側面断面図である。
図6に示すように、アンテナ装置1を構成するアンテナコイル20は携帯無線機器100の筐体50内に設けられており、アンテナコイル20の上方は金属カバー層51に覆われている。本実施形態においてフレキシブル基板12は金属カバー層51の裏面に貼り付けられて固定されている。
金属カバー層51は筐体50の背面を構成する平面導体であり、金属カバー層51はプリント基板10並びにフレキシブル基板12と略平行に設けられており、アンテナコイル20の上方を覆っている。アンテナコイル20は、筐体50のY方向の一端側であって金属カバー層51のエッジEの近傍に配置されている。金属カバー層51のエッジEはX方向に延びる直線エッジである。アンテナコイル20は平面視で金属カバー層51と重なっており、特に金属カバー層51のエッジEからはみ出すことなくその全体が金属カバー層51に覆われている。
アンテナコイル20のコイル軸はY方向を向いており、金属カバー層51と略平行である。アンテナコイル20のコイル軸方向(Y方向)の一端側も携帯無線機器100の筐体壁に覆われているが、この部分の筐体壁は樹脂カバー層52であるため、アンテナコイル20の一端又は他端から出射した磁束を携帯無線機器100の外側に放射させることができる。また、アンテナコイル20から出射した磁束は、金属カバー層51の外側を周回してアンテナコイル20に戻ってくる。こうして大きな磁束ループが形成されることで通信距離を延ばすことができる。
アンテナコイル20の内側の中空部には破線で示すように磁性コア30が設けられていてもよい。磁性コア30は図示のようにプリント基板10寄りの下部空間だけを占有する薄型なものであってもよく、あるいはフレキシブル基板12寄りの上部空間だけを占有する薄型なものであってもよい。このような磁性コア30を設けた場合でもアンテナコイル20のインダクタンスを高めることができ、アンテナ特性を向上させることができる。
本実施形態において、磁性コア30は、アスペクト比の大きな扁平形状の磁性金属粉をポリマーと結合させた複合磁性シートであることが好ましい。扁平金属粉は複合磁性シートの厚み方向に重なり、その面方向は複合磁性シートの面方向と平行となるように配向されているので、複合磁性シートの面方向の実効的な透磁率を高めることができる。これによれば、アンテナコイル20が発生させる磁場を外部から磁性シート内に引き込み、コイル軸方向に導くことができる。また扁平磁性粉はポリマー中に密に配列されているが、扁平磁性粉間はポリマーによって絶縁されているので渦電流の発生を防止することができる。したがって、アンテナコイル20の使用周波数帯(例えば13.56MHz)において高透磁率と低磁気損失の両方を実現することができる。
以上説明したように、本実施形態によるアンテナ装置1は、上下の配線パターンの端部をスプリングピンコネクタ14で交互につないでヘリカル状のアンテナコイル20を形成しているので、携帯無線機器100の筐体50内の限られたスペースにできるだけ大きな開口サイズを有するアンテナコイルを容易に形成することができる。例えば磁性コア等の巻芯部の外周面に巻回された周知のソレノイド型のアンテナコイルでは、巻芯部の断面サイズがそのままアンテナコイルの開口サイズとなるため、巻芯部の断面サイズよりも大きな開口サイズを有するアンテナコイルを形成することができない。しかし、本実施形態によれば、アンテナコイルの形成に巻芯部が必須ではなく、巻芯部の断面サイズに制限されることなくそれよりも大きな開口サイズを有するソレノイド型のアンテナコイルを容易に形成することができ、これによりアンテナコイル20のインダクタンスを高めることができる。
また、本実施形態においては、このようなアンテナコイル20を金属カバー層51のエッジ近傍且つコイル軸が金属カバー層51と平行となるように配置することで金属カバー層51の影響を抑えて所望のアンテナ特性を得ることができる。したがって、アンテナの通信距離を延ばすことができ、近距離無線通信に好適なアンテナ装置を提供ことができる。さらに、本実施形態においてはアンテナ装置1の設計がプリント基板10上の回路設計の延長線上にあるので、ディスクリートコイル部品を用意することなく、アンテナ装置1の設計及び実装を容易に行うことができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は、上記の実施形態に限定されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることはいうまでもない。
例えば、上記実施形態においては、複数の下部配線パターン11A〜11Eと複数の上部配線パターン13A〜13Eとを接続するための接続導体としてスプリングピンコネクタ14を用いているが、本発明はスプリングピンコネクタを用いる場合に限定されず、例えばピンヘッダとピンソケットとの組み合わせからなるコネクタ構造を採用してもよい。だたし、単純で信頼性の高い接続構造を低コストで実現する手段としてスプリングピンコネクタ14は非常に有効である。
また、上記実施形態においては、上部コイル導体13の支持基板(第2の基板)としてフレキシブル基板12を用いているが、リジッド基板を用いることも可能である。ただし、フレキシブル基板12を用いた場合には、非常に薄型で筐体50の裏面にもフィットしやすいので有効である。
また、上記実施形態においては、アンテナ装置1が内蔵される携帯無線機器100としてスマートフォンを挙げたが、携帯無線機器の種類は特に限定されず、タブレット端末、ノートPC、腕時計型ウエアラブル端末等であってもよい。
本実施形態によるアンテナコイル20はアンテナとして用いられるものであるが、アンテナ以外の用途に用いることも可能である。すなわち本実施形態によるアンテナコイル20は一般的なコイル部品として利用されてもよい。
1 アンテナ装置
10 プリント基板(第1の基板)
10a プリント基板の一方の主面
11 下部コイル導体
11A 下部配線パターン
11B 下部配線パターン
11C 下部配線パターン
11D 下部配線パターン
11E 下部配線パターン
12 フレキシブル基板(第2の基板)
12a フレキシブル基板の一方の主面
13 上部コイル導体
13A 上部配線パターン
13B 上部配線パターン
13C 上部配線パターン
13D 上部配線パターン
13E 上部配線パターン
14 スプリングピンコネクタ
14A スプリングピンコネクタ
14A スプリングピンコネクタ
14A スプリングピンコネクタ
14A スプリングピンコネクタ
14A スプリングピンコネクタ
14B スプリングピンコネクタ
14B スプリングピンコネクタ
14B スプリングピンコネクタ
14B スプリングピンコネクタ
14B スプリングピンコネクタ
15 第1の引き出しパターン
16 第2の引き出しパターン
20 アンテナコイル
30 磁性コア
50 筐体
50a 筐体の前面
50b 筐体の背面
50c 筐体の上端面
50d 筐体の下端面
51 金属カバー層
52 樹脂カバー層
60 カメラ
100 携帯無線機器

Claims (10)

  1. 互いに対向する第1及び第2の基板と、
    前記第1の基板に設けられた1又は2以上の第1配線パターンと、
    前記第2の基板に設けられた1又は2以上の第2配線パターンと、
    対応する前記第1配線パターンの端部と対応する前記第2配線パターンの端部とをそれぞれ接続する複数の接続導体と、を備え、
    前記複数の接続導体の各々は前記第1の基板上に立設されたスプリングピンコネクタであり、
    前記第1配線パターン、前記第2配線パターン及び前記複数の接続導体によってヘリカル状のアンテナコイルが構成されることを特徴とするアンテナ装置。
  2. 前記第1配線パターンは前記第1の基板の一方の主面に形成されており、
    前記第2配線パターンは前記第1の基板の前記一方の主面と対向する前記第2の基板の一方の主面に形成されている、請求項1に記載のアンテナ装置。
  3. 前記アンテナコイルの中空部に設けられた磁性コアをさらに備える、請求項1又は2に記載のアンテナ装置。
  4. 前記磁性コアは、前記第1の基板又は前記第2の基板に支持された磁性シートである、請求項3に記載のアンテナ装置。
  5. 前記アンテナコイルは携帯無線機器の筐体内に設けられており、
    前記筐体は前記アンテナコイルのコイル軸と平行な金属カバー層を有し、
    前記アンテナコイルは前記金属カバー層のエッジ近傍に配置されている、請求項1乃至4のいずれか一項に記載のアンテナ装置。
  6. 前記アンテナコイルは前記金属カバー層の前記エッジからはみ出すことなく前記金属カバー層に覆われている、請求項5に記載のアンテナ装置。
  7. 前記第1の基板はプリント基板であり、
    前記第2の基板はフレキシブル基板である、請求項1乃至6のいずれか一項に記載のアンテナ装置。
  8. 前記第1の基板はプリント基板であり、
    前記第2の基板は前記金属カバー層に貼り付けられたフレキシブル基板である、請求項5又は6に記載のアンテナ装置。
  9. 互いに対向する第1及び第2の基板と、
    前記第1の基板上に設けられた1又は2以上の第1配線パターンと、
    前記第1の基板の上方に配置された第2の基板と、
    前記第2の基板上に設けられた第1又は2以上の第2配線パターンと、
    対応する前記第1配線パターンの端部と対応する前記第2配線パターンの端部とをそれぞれ接続する複数の接続導体と、を備え、
    前記複数の接続導体の各々は前記第1の基板上に立設されたスプリングピンコネクタであり、
    前記第1配線パターン、前記第2配線パターン及び前記複数の接続導体によってヘリカル状のコイル素子が構成されることを特徴とするコイル部品。
  10. 前記第1配線パターンは前記第1の基板の一方の主面に形成されており、
    前記第2配線パターンは前記第1の基板の前記一方の主面と対向する前記第2の基板の一方の主面に形成されている、請求項9に記載のコイル部品。
JP2015120253A 2015-06-15 2015-06-15 アンテナ装置及びこれに用いるコイル部品 Active JP6589403B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015120253A JP6589403B2 (ja) 2015-06-15 2015-06-15 アンテナ装置及びこれに用いるコイル部品
US15/181,688 US10074904B2 (en) 2015-06-15 2016-06-14 Antenna device and coil component used therein

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015120253A JP6589403B2 (ja) 2015-06-15 2015-06-15 アンテナ装置及びこれに用いるコイル部品

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017005610A JP2017005610A (ja) 2017-01-05
JP6589403B2 true JP6589403B2 (ja) 2019-10-16

Family

ID=57752413

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015120253A Active JP6589403B2 (ja) 2015-06-15 2015-06-15 アンテナ装置及びこれに用いるコイル部品

Country Status (2)

Country Link
US (1) US10074904B2 (ja)
JP (1) JP6589403B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011118379A1 (ja) * 2010-03-24 2011-09-29 株式会社村田製作所 Rfidシステム
DE112018004846T5 (de) 2017-09-04 2020-06-18 Sony Semiconductor Solutions Corporation Antennenvorrichtung und kommunikationsvorrichtung
CN111293420B (zh) * 2019-01-31 2021-04-27 展讯通信(上海)有限公司 天线单元、天线系统及电子装置
EP4089836A4 (en) * 2020-11-12 2023-04-19 Guangzhou Shiyuan Electronics Co., Ltd. ANTENNA AND ELECTRONIC DEVICE ASSEMBLY
KR20230001770A (ko) * 2021-06-29 2023-01-05 엘지이노텍 주식회사 초슬림 자기 결합 장치

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06112655A (ja) * 1992-09-29 1994-04-22 Matsushita Electric Ind Co Ltd コイル内蔵多層印刷配線板およびその製造方法
WO2010122685A1 (ja) 2009-04-21 2010-10-28 株式会社村田製作所 アンテナ装置及びその共振周波数設定方法
JP5918609B2 (ja) * 2012-04-13 2016-05-18 株式会社吉川アールエフセミコン 薄型アンテナコイル
JP5772868B2 (ja) * 2012-05-21 2015-09-02 株式会社村田製作所 アンテナ装置および無線通信装置
CN105975889B (zh) * 2012-06-28 2020-01-03 株式会社村田制作所 天线装置及通信终端装置
CN104604026A (zh) * 2012-09-06 2015-05-06 松下知识产权经营株式会社 天线装置和通信装置
JP2014036437A (ja) 2013-04-18 2014-02-24 Panasonic Corp アンテナ、アンテナ装置および通信装置
CN104508909B (zh) * 2013-06-14 2017-04-12 株式会社村田制作所 天线装置及通信终端装置

Also Published As

Publication number Publication date
US20170025758A1 (en) 2017-01-26
US10074904B2 (en) 2018-09-11
JP2017005610A (ja) 2017-01-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10483623B2 (en) Antenna device and electronic apparatus
JP5924006B2 (ja) アンテナ装置
JP4883125B2 (ja) アンテナ
JP4894960B2 (ja) 電子機器
JP5737426B2 (ja) アンテナ装置及び無線通信装置
JP6589403B2 (ja) アンテナ装置及びこれに用いるコイル部品
JP5630503B2 (ja) アンテナ装置および通信端末機器
JP4715954B2 (ja) アンテナ装置
JP4894945B2 (ja) アンテナ
JP2010171857A (ja) アンテナ装置
JP5928621B2 (ja) アンテナ装置および通信端末装置
US10270155B2 (en) Antenna device and electronic apparatus
JP2010098349A (ja) 無線通信装置
JP6172407B2 (ja) アンテナ装置、カード型情報媒体および通信端末装置
JP6515662B2 (ja) アンテナ装置
JP4807464B1 (ja) アンテナ装置
JP6264504B2 (ja) アンテナおよび電子機器
JP6549436B2 (ja) アンテナ装置
JP6627252B2 (ja) アンテナ装置
JP4711010B2 (ja) アンテナ装置
JP2016165155A (ja) アンテナ装置及びこれを用いた携帯電子機器
JP2010268286A (ja) 磁性体アンテナ及びアンテナ装置
JP5077477B2 (ja) アンテナおよび携帯電話端末
JP4807463B2 (ja) アンテナ装置
JP6558106B2 (ja) アンテナ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180426

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190402

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190530

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190702

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190806

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190820

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190902

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6589403

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150