JP6587944B2 - 水栓装置 - Google Patents

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Description

本発明は、水栓装置に関する。
従来より、吐水口を備える吐水ヘッドを給水ホースとともにヘッドホルダから引き出し可能に構成された水栓装置が知られている(例えば特許文献1)。
上記のような水栓装置には、ヘッドホルダに設けられたセンサによって使用者の手などを検出した場合に吐水する自動吐水機能を備えているものがある。
特開2010−57753号公報
自動吐水機能はレバーを操作することなく吐水できるため、例えば手を洗う際には非常に便利である。しかしながら、使用目的によっては自動吐水機能を停止して、レバーによって吐水を制御したい場合もある。このような場合に容易に自動吐水機能を停止できることが望ましい。
本発明は、このような課題に鑑みてなされ、その目的は、吐水ヘッドを引き出し可能且つ自動吐水機能を有する水栓装置において、容易に自動吐水機能を停止して使用することのできる水栓装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様の水栓装置は、吐水口を有する吐水ヘッドと、吐水ヘッドを引き出し可能に保持するヘッドホルダと、検知対象物の存否を検出するセンサと、センサにより検知対象物が検出された場合に、吐水口から吐水させる自動吐水手段と、吐水ヘッドが所定量引き出された場合に、自動吐水手段を停止させる自動吐水停止手段と、自動吐水手段が停止されたことを使用者に提示するための提示手段と、を備える。提示手段による提示が使用者に対してなされたとき、吐水ヘッドの一部がヘッドホルダに係止されている。
本発明によれば、吐水ヘッドを引き出し可能且つ自動吐水機能を有する水栓装置において、容易に自動吐水機能を停止して使用することができる。
本発明の実施形態に係る水栓装置を備える洗面化粧台を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る水栓装置を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る水栓装置の吐水ヘッドおよびヘッドホルダを示す図である。 ヘッドホルダから吐水ヘッドを引き出した状態を示す図である。 吐水ヘッドおよびヘッドホルダの側面図である。 本発明の別の実施形態に係る水栓装置を説明するための図である。 水栓装置の変形例を示す図である。
以下、各図面に示される同一または同等の構成要素、部材には、同一の符号を付するものとし、適宜重複した説明は省略する。また、各図面における部材の寸法は、理解を容易にするために適宜拡大、縮小して示される。また、各図面において実施の形態を説明する上で重要ではない部材の一部は省略して表示する。
図1は、本発明の実施形態に係る水栓装置10を備える洗面化粧台100を示す斜視図である。洗面化粧台100は、洗面台101と、水栓装置10と、ミラーキャビネット104と、ベースキャビネット105とを備える。
ベースキャビネット105は、床面に設置される。ベースキャビネット105は、本実施の形態では2つの引出を有しており、洗面用具、化粧品、その他の物品を収容できる。
洗面台101は、ベースキャビネット105に載置される。洗面台101は、洗面ボウル102と、カウンター103と、バックガード106と、排水栓107と、を含む。洗面ボウル102は、水栓装置10から吐水される水を受ける。洗面ボウル102には、排水口102aが設けられている。排水栓107は、排水口102aに取り付けられ、排水口102aを開閉する。カウンター103は、本実施の形態では、洗面ボウル102の両サイドに設けられる。カウンター103には、洗面用具、化粧品、タオル、その他の物品を載置できる。バックガード106は、洗面ボウル102の後方側において洗面ボウル102から上方に立設される。本実施形態では、洗面ボウル102、カウンター103およびバックガード106は、一体に形成される。
ミラーキャビネット104は、洗面台101の上方に設けられ、例えば壁面に固定される。ミラーキャビネット104は、収納棚109と、3つの収納扉111と、を含む。収納棚109には、棚板(図示せず)が設けられており、洗面用具、化粧品、その他の物品を収納できる。3つの収納扉111は、収納棚109を開閉可能に覆う扉であり、その前面側に鏡が取り付けられている。
水栓装置10は、ミラーキャビネット104と洗面ボウル102およびカウンター103との間に設けられる。水栓装置10は、ユーザによるレバー112の操作に応じて吐水する。
図2は、本発明の実施形態に係る水栓装置10を示す斜視図である。水栓装置10は、吐水ヘッド12と、ヘッドホルダ20と、給水ホース21と、ベース122とを備える。
ベース122は、ミラーキャビネット104(図1参照)の底部に設けられる。ベース122は、底板部125と、右側壁部126と、左側壁部127と、後壁部128とを含む。底板部125は、平面視で略矩形であり、その長手方向は左右方向と略平行となる。ベース122は、ミラーキャビネット104とバックガード106に固定される。
ベース122の右側壁部126には、取付部126aが設けられている。取付部126aには、上下に貫通する挿通孔126bが形成されている。同様に、ベース122の左側壁部127には、取付部127aが設けられている。取付部127aには、上下に貫通する挿通孔127bが形成されている。取付部126aの挿通孔126bと取付部127aの挿通孔127bとにネジを挿入してミラーキャビネット104の底部に設けられたネジ穴(図示せず)に螺入することにより、ベース122がミラーキャビネット104に取り付けられる。また、ベース122の後壁部128には挿通孔が形成されている。この挿通孔にネジ42を挿入してバックガード106に設けられたネジ穴(図示せず)に螺入することにより、ベース122はバックガード106にも固定される。
ヘッドホルダ20は、ベース122の底板部125に取り付けられる。吐水ヘッド12は、ヘッドホルダ20に着脱可能に保持される。吐水ヘッド12は、ヘッドホルダ20から引き出し方向Dに引き出し可能である。吐水ヘッド12は、給水ホース21を通じて流入した水を吐水口13から、吐水させる。
ベース122の右側壁部126の内側には、制御部カバー36が配置される。この制御部カバー36と底板部125との間に形成される空間には、吐水口13からの吐水を制御する制御部(図示せず)が配置される。
図3は、本発明の実施形態に係る水栓装置10の吐水ヘッド12およびヘッドホルダ20を示す図である。図4は、ヘッドホルダ20から吐水ヘッド12を引き出した状態を示す図である。
上述したように、ヘッドホルダ20は、ベース122の底板部125に固定されている。ヘッドホルダ20は、ヘッドホルダ本体30と、ヘッドホルダカバー31と、センサ32とを備える。
ヘッドホルダ本体30は、樹脂製の一体成形部材であり、センサ32を保持するためのセンサ保持部30aと、給水ホース21を誘導するためのホースガイド部30bと、吐水ヘッド12を誘導するための吐水ヘッドガイド部30cと、ベース部30dとを備える。
吐水ヘッドガイド部30cは、引き出し方向Dに延在する部材であり、その先端部に吐水ヘッドガイド部30cが立設されている。ホースガイド部30bは、引き出し方向Dに延在する筒状の部材である。吐水ヘッドガイド部30cおよびホースガイド部30bは、ともにベース部30dにより支持されている。センサ保持部30aは、引き出し方向から見て楕円弧状に形成されている。なお、センサ保持部30aの形状は楕円弧状に限定されず、例えば円弧状や矩形状であってよい。センサ保持部30aには開口部30eが形成されており、該開口部30eにセンサ32のセンサ窓32aが配置されている。
ヘッドホルダカバー31は、引き出し方向Dに延在する略半筒状体である。ヘッドホルダカバー31の引き出し方向Dに垂直な断面形状は、センサ保持部30aに対応した形状、すなわち本実施形態では楕円弧状とされている。センサ保持部30aの形状が円弧状や矩形状の場合には、ヘッドホルダカバー31の断面形状もそれに対応して円弧状や矩形状となる。ヘッドホルダカバー31は、樹脂製又は金属製であってよい。ヘッドホルダカバー31の表面には、意匠性を高める等の目的でメッキが施されている。
ヘッドホルダカバー31は、ヘッドホルダ本体30のセンサ保持部30aおよび吐水ヘッドガイド部30cを覆うように配置される。センサ保持部30aおよび吐水ヘッドガイド部30cとヘッドホルダカバー31との間に形成される空間には、電気回路等を有するセンサ32の本体部(図示せず)および磁気センサ(図示せず)が配置される。センサ32および磁気センサは、ベース122(図2参照)に配置された制御部に接続される。センサ32および磁気センサについては後述する。
吐水ヘッド12は、吐水口13と、給水ホース21からの水を吐水口13に導くための導水部材(図示せず)と、吐水口13からの吐水をストレート吐水からシャワー吐水に又はその逆に切換操作する切換操作部34と、吐水口13、切換操作部34および導水部材を保持する吐水口本体部33と、吐水口本体部33を外側から覆うヘッドカバー35とを備える。
吐水口本体部33は、引き出し方向Dの奥側(すなわち吐水口13と反対側)にホースガイド部30bと嵌合するよう形成された筒状の凹部(図示せず)を有する。吐水ヘッド12がヘッドホルダ20に装着されるとき、この凹部がホースガイド部30bと嵌合することで、吐水ヘッド12がヘッドホルダ20に保持される。
吐水ヘッド12がヘッドホルダ20に保持(装着)された状態において、吐水ヘッドガイド部30cの吐水ヘッド12と対向する面(以下、ガイド面30fと呼ぶ)は、略平面状に形成されている。また、吐水口本体部33のガイド面30fと対向する面(以下、被ガイド面33aと呼ぶ)も略平面状に形成されている。引き出された吐水ヘッド12をヘッドホルダ20に装着する際には、吐水ヘッド12の被ガイド面33aをヘッドホルダ20のガイド面30fに当接させてスライドさせることにより、吐水ヘッド12が装着に適した姿勢に誘導される。これにより、吐水ヘッド12をヘッドホルダ20へ装着する作業が容易となる。
ヘッドカバー35は、引き出し方向Dに延在する略半筒状体である。ヘッドカバー35の引き出し方向Dに垂直な断面形状は、楕円弧状とされている。吐水ヘッド12がヘッドホルダ20に装着されると、ヘッドホルダ20のヘッドホルダカバー31と吐水ヘッド12のヘッドカバー35は断面楕円状の略筒状体となる。ヘッドカバー35は、樹脂製又は金属製であってよい。ヘッドカバー35の表面には、意匠性を高める等の目的でメッキが施されている。
上述したように、ヘッドホルダ20にはセンサ32が設けられている。センサ32は、例えば発光部と受光部を有する赤外線式センサであってよい。センサ32は、発光部から投光された光の検知対象物からの反射光を受光部で受光することで、所定の検知エリア内における人体の手等の検知対象物の存否を検知する。センサ32は、吐水口13の下方に使用者が手を差し出したとき、これを検知する。センサ32により人体検知されると、制御部により電磁弁(図示せず)が開弁され、吐水口13から自動的に吐水される。その後、使用者が手を引き込めてセンサ32の検知エリアから外れると、センサ32が人体非検知となり、制御部により電磁弁が閉弁されて、吐水口13からの吐水が停止される。このように、水栓装置10は、レバー112(図1参照)の操作に依らず自動的に吐水する自動吐水機能を有する。この自動吐水機能により、センサ32により検知対象物が検知された間のみ吐水させることができるため、節水を図ることができる。
また、ヘッドホルダ20には磁気センサ(図示せず)が設けられている。この磁気センサは、吐水ヘッド12の状態、すなわち、吐水ヘッド12がヘッドホルダ20に保持(装着)された状態であるのか、ヘッドホルダ20から引き出された状態であるのか、を検出するためのものである。磁気センサは、制御部に接続される。磁気センサは、ホールICであってよい。磁気センサは、吐水ヘッド12を保持する側の部材であればベース122やバックガード106などに設けられてもよい。一方、吐水ヘッド12には磁石(図示せず)が設けられる。
本実施形態に係る水栓装置10では、吐水ヘッド12が引き出し方向Dに所定量引き出されたときに、制御部は吐水ヘッド12がヘッドホルダ本体30から引き出されたと判定する。吐水ヘッド12がヘッドホルダ20に装着されている場合、磁石と磁気センサの距離が近いため、磁気センサは磁石の磁力を検出できる。磁力が検出されると、磁気センサは制御部に信号を送る。制御部は、磁気センサからの信号を受信している場合、吐水ヘッド12がヘッドホルダ20に装着されていると判定する。吐水ヘッド12がヘッドホルダ20から所定量引き出されると、磁石と磁気センサの距離が遠くなるため、磁気センサは磁石の磁力を検出できなくなり、従って制御部に信号が送られなくなる。制御部は磁気センサからの信号を受信しなくなると、吐水ヘッド12がヘッドホルダ20から引き出された状態であると判定する。上記の所定量は、磁気センサの種類や磁石の磁力の強さ、それらの配置位置等によって変化するため、実験やシミュレーション等で適宜設定される。
制御部は、吐水ヘッド12が引き出された状態であると判定した場合、自動吐水機能を停止する。すなわち、制御部は、吐水ヘッド12が引き出された状態であると判定した場合、センサ32により検知対象物を検知したとしても、吐水口13から吐水させない。
図5は、吐水ヘッド12およびヘッドホルダ20の側面図である。図5では、吐水ヘッド12がヘッドホルダ20から引出方向Dに所定量A引き出されている。また、吐水ヘッド12のヘッドカバー35が取り外されている。上述したように、吐水ヘッド12の吐水口本体部33には、磁石55が設けられている。
上述したように、ヘッドホルダ本体30は、引き出し方向Dに延在する筒状のホースガイド部30bを有する。また、吐水口本体部33には、ホースガイド部30bと嵌合するよう形成された筒状の凹部33bを有する。この凹部33bがホースガイド部30bと嵌合することで、吐水ヘッド12がヘッドホルダ20に保持される。
図5に示すように、ホースガイド部30bの表面には引き出し方向Dに沿って第1凹部50と第2凹部51が形成されている。また、吐水口本体部33には爪部52が形成されている。吐水ヘッド12がヘッドホルダ20に完全に保持された状態(すなわち引き出し量がゼロの状態)から、使用者が吐水ヘッド12を手で握って引き出し方向Dに引き出すと、爪部52はまず第1凹部50に係止される。その状態からさらに吐水ヘッド12を引き出すと、爪部52は第1凹部50を乗り越えて第2凹部51に係止される(図5に示す状態)。この第2凹部51に爪部52が係止されるとき、吐水ヘッド12がヘッドホルダ20から引出方向Dに所定量A引き出された状態となる。上述したように、吐水ヘッド12が引き出し方向Dに所定量A引き出されたとき、自動吐水機能が停止される。上記のような一連の爪部52の動作により振動(クリック感)が使用者の手に伝わるため、使用者に自動吐水機能が停止されたことを提示することができる。第1凹部50、第2凹部51および爪部52は、自動吐水機能が停止されたことを使用者に触覚的に提示する触覚的提示機構54を構成している。このように、本実施形態に係る水栓装置10では、自動吐水機能を停止したい場合には、使用者は触覚的な提示があるまで吐水ヘッド12を引き出せばよい。別途自動吐水機能を停止するためのスイッチを設ける必要がないため、部品点数を削減でき水栓装置10の低コスト化を図ることができる。また、吐水ヘッド12を引き出すという簡易な操作で自動吐水機能を停止できるため、水栓装置10の利便性を向上できる。触覚的提示機構54は凸部を複数設けることにより形成してもよいし、吐水ヘッド12やガイド面30fに設けてもよい。
図5に示すように、吐水ヘッド12が所定量A引き出され、爪部52が第2凹部51に係止されているとき、吐水口本体部33の凹部33bにはまだホースガイド部30bの一部が挿入されている。すなわち、使用者に触覚的に自動吐水機能の停止が提示されたとき、吐水ヘッド12はヘッドホルダ20に完全には保持されていないものの、吐水ヘッド12の一部がヘッドホルダ20に係止されている。
吐水ヘッド12を所定量Aを大きく超えて引き出した場合も自動吐水機能は停止されるが、この場合は、吐水ヘッド12の一部がヘッドホルダ20に係止されなくなる。この状態でレバー112(図1参照)を操作して吐水すると、水圧により吐水ヘッド12が移動し、吐水ヘッド12を手で握るなどして押さえておかないと意図しない方向に吐水される可能性がある。一方、図5に示すように、触覚的な提示があるまで吐水ヘッド12を引き出した状態で吐水した場合には、吐水ヘッド12の一部がヘッドホルダ20に係止されているため、吐水ヘッド12を手で押さえていなくても所定の方向(例えば下方向)に安定して吐水することができる。
以上説明したように、本実施形態に係る水栓装置10は、吐水ヘッド12を所定量A引き出したときに自動吐水機能が停止するよう構成され、自動吐水機能が停止したことを使用者に触覚的に提示するように構成されている。これにより、吐水ヘッド12を少しだけ(すなわち所定量Aだけ)引き出すという容易な操作で、自動吐水機能を停止して使用することができる。さらに、本実施形態に係る水栓装置10は、自動吐水機能の停止が提示されたときに、吐水ヘッド12の一部がヘッドホルダ20に係止されるように構成されていることにより、吐水ヘッド12が引き出された状態であっても所定の方向に安定して吐水することができる。
図6は、本発明の別の実施形態に係る水栓装置60を説明するための図である。図6では、吐水ヘッド12がヘッドホルダ20から引出方向Dに所定量A引き出されている。本実施形態に係る水栓装置60では、吐水ヘッド12が所定量A引き出されて自動吐水機能が停止したことを使用者に提示するために、吐水ヘッド12の被ガイド面33aにライン状の目印62(視覚的提示機構)が形成されている。吐水ヘッド12がヘッドホルダ20に完全に保持されているときには吐水ヘッド12の先端とヘッドホルダ20の先端がほぼ同じ位置に揃っており、目印62はヘッドホルダ20によって隠れているが、吐水ヘッド12を所定量A引き出して吐水ヘッド12の先端をヘッドホルダ20の先端から突出させると、被ガイド面33aが露出し目印62が現れる。使用者は、隠れていた目印62が現れたことを視認することで、自動吐水機能が停止したことを認識することができる。
また、本実施形態に係る水栓装置60も、自動吐水機能の停止(すなわちライン状の目印62)が提示されたときに、吐水ヘッド12の一部がヘッドホルダ20に係止されるよう構成されている。これにより、吐水ヘッド12が引き出された状態であっても所定の方向に安定して吐水することができる。
図7は、水栓装置の変形例を示す。図7に示す水栓装置70は、図6に示す水栓装置60のライン上の目印62に代えて、「OFF」の文字の目印72が吐水ヘッド12の被ガイド面33aに形成されている。この文字は、被ガイド面33a上に凸文字や凹文字で形成されてよい。あるいは、シールや印刷により形成されてもよい。使用者は、隠れていた「OFF」の文字が現れたことを視認することで、自動吐水機能が停止したことを認識することができる。また、本変形例に係る水栓装置70でも、自動吐水機能の停止(すなわち「OFF」の文字)が提示されたときに、吐水ヘッド12の一部がヘッドホルダ20に係止されるよう構成されている。これにより、吐水ヘッド12が引き出された状態であっても所定の方向に安定して吐水することができる。
図6に示す水栓装置60および図7に示す水栓装置70では、吐水ヘッド12がヘッドホルダ20の下側にあるため、吐水ヘッド12側に視覚的提示機構を設けた。しかしながら、ヘッドホルダ20が吐水ヘッド12の下側にある場合は、ヘッドホルダ20側に視覚的提示機構を設けてもよい。
以上、本発明をいくつかの実施の形態をもとに説明した。これらの実施の形態は例示であり、いろいろな変形および変更が本発明の特許請求範囲内で可能なこと、またそうした変形例および変更も本発明の特許請求の範囲にあることは当業者に理解されるところである。従って、本明細書での記述および図面は限定的ではなく例証的に扱われるべきものである。
以上の記載から、下記の発明が認識される。
本発明のある態様の水栓装置は、吐水口を有する吐水ヘッドと、吐水ヘッドを引き出し可能に保持するヘッドホルダと、検知対象物の存否を検出するセンサと、センサにより検知対象物が検出された場合に、吐水口から吐水させる自動吐水手段と、吐水ヘッドが所定量引き出された場合に、自動吐水手段を停止させる自動吐水停止手段と、自動吐水手段が停止されたことを使用者に提示するための提示手段と、を備える。提示手段による提示が使用者に対してなされたとき、吐水ヘッドの一部がヘッドホルダに係止されている。
この態様によると、吐水ヘッドを引き出すという容易な操作で、自動吐水機能を停止して使用することができる。さらに、自動吐水機能の停止が提示されたときに、吐水ヘッドの一部がヘッドホルダに係止されることにより、吐水ヘッドが引き出された状態であっても所定の方向に安定して吐水することができる。
提示手段は、自動吐水手段が停止されたことを触覚的に提示する触覚的提示機構を備えてもよい。
提示手段は、自動吐水手段が停止されたことを視覚的に提示する視覚的提示機構を備えてもよい。
10、60、70 水栓装置、 12 吐水ヘッド、 13 吐水口、 20 ヘッドホルダ、 21 給水ホース、 30 ヘッドホルダ本体、 31 ヘッドホルダカバー、 32 センサ、 33 吐水口本体部、 34 切換操作部、 35 ヘッドカバー、 36 制御部カバー、 50 第1凹部、 51 第2凹部、 52 爪部、 55 磁石、 62、72 目印、 100 洗面化粧台、 101 洗面台、 102 洗面ボウル、 102a 排水口、 103 カウンター、 104 ミラーキャビネット、 105 ベースキャビネット、 106 バックガード。

Claims (3)

  1. 吐水口を有する吐水ヘッドと、
    前記吐水ヘッドを引き出し可能に保持するヘッドホルダと、
    検知対象物の存否を検出するセンサと、
    前記センサにより検知対象物が検出された場合に、前記吐水口から吐水させる自動吐水手段と、
    前記吐水ヘッドが所定量引き出された場合に、前記自動吐水手段を停止させる自動吐水停止手段と、
    前記自動吐水手段が停止されたことを使用者に提示するための提示手段と、
    を備え、
    前記提示手段による提示が使用者に対してなされたとき、前記吐水ヘッドの一部が前記ヘッドホルダに係止されていることを特徴とする水栓装置。
  2. 前記提示手段は、前記自動吐水手段が停止されたことを触覚的に提示する触覚的提示機構を備えることを特徴とする請求項1に記載の水栓装置。
  3. 前記提示手段は、前記自動吐水手段が停止されたことを視覚的に提示する視覚的提示機構を備えることを特徴とする請求項1に記載の水栓装置。
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