JP6671976B2 - 水栓装置 - Google Patents

水栓装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6671976B2
JP6671976B2 JP2016009945A JP2016009945A JP6671976B2 JP 6671976 B2 JP6671976 B2 JP 6671976B2 JP 2016009945 A JP2016009945 A JP 2016009945A JP 2016009945 A JP2016009945 A JP 2016009945A JP 6671976 B2 JP6671976 B2 JP 6671976B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water discharge
magnet
head
water
discharge head
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016009945A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017128953A (ja
Inventor
洋輔 成海
洋輔 成海
彰吾 佐藤
彰吾 佐藤
真也 坂田
真也 坂田
和幸 清水
和幸 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Lixil Corp
Original Assignee
Lixil Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Lixil Corp filed Critical Lixil Corp
Priority to JP2016009945A priority Critical patent/JP6671976B2/ja
Publication of JP2017128953A publication Critical patent/JP2017128953A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6671976B2 publication Critical patent/JP6671976B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Domestic Plumbing Installations (AREA)

Description

本発明は、水栓装置に関する。
従来より、吐水口を備える吐水ヘッドを給水ホースとともにヘッドホルダから引き出し可能に構成された水栓装置が知られている(例えば特許文献1)。
上記のような水栓装置は、吐水ヘッドがヘッドホルダに保持された状態であるのか、ヘッドホルダから引き出された状態であるのかを検出するために、ヘッドホルダに磁気センサが設けられ、吐水ヘッドに磁石が設けられる場合がある。磁気センサが磁力を検出できる場合、吐水ヘッドがヘッドホルダに保持されていると判定できる。一方、磁気センサが磁力を検出できない場合、吐水ヘッドがヘッドホルダから引き出されていると判定できる。
特開2010−57753号公報
上記のような水栓装置では、吐水ヘッドに磁石を確実に取り付ける必要がある。
本発明は、このような課題に鑑みてなされ、その目的は、吐水ヘッドに磁石を確実に取り付けることのできる水栓装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様の水栓装置は、給水ホースに接続された吐水ヘッドと、吐水ヘッドを引き出し可能に保持するヘッドホルダとを備える。ヘッドホルダは、吐水ヘッドの状態を検出するための磁気センサを備える。吐水ヘッドは、磁石と、磁石を収納するための磁石収納部を有する吐水口本体部と、磁石が磁石収納部から抜け落ちるのを防止するための抜け止め部とを備える。
本発明によれば、吐水ヘッドに磁石を確実に取り付けることができる。
本発明の実施形態に係る水栓装置を備える洗面化粧台を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る水栓装置を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る水栓装置の吐水ヘッドおよびヘッドホルダを示す図である。 ヘッドホルダから吐水ヘッドを引き出した状態を示す図である。 吐水ヘッドの内部構造を説明するための斜視図である。 吐水ヘッドの内部構造を説明するための側面図である。 吐水ヘッドの内部構造を説明するための斜視図である。 ヘッドカバーの斜視図である。 磁石周辺の拡大図である。 本発明の別の実施形態に係る水栓装置の吐水ヘッドを示す。
以下、各図面に示される同一または同等の構成要素、部材には、同一の符号を付するものとし、適宜重複した説明は省略する。また、各図面における部材の寸法は、理解を容易にするために適宜拡大、縮小して示される。また、各図面において実施の形態を説明する上で重要ではない部材の一部は省略して表示する。
図1は、本発明の実施形態に係る水栓装置10を備える洗面化粧台100を示す斜視図である。洗面化粧台100は、洗面台101と、水栓装置10と、ミラーキャビネット104と、ベースキャビネット105とを備える。
ベースキャビネット105は、床面に設置される。ベースキャビネット105は、本実施の形態では2つの引出を有しており、洗面用具、化粧品、その他の物品を収容できる。
洗面台101は、ベースキャビネット105に載置される。洗面台101は、洗面ボウル102と、カウンター103と、バックガード106と、排水栓107と、を含む。洗面ボウル102は、水栓装置10から吐水される水を受ける。洗面ボウル102には、排水口102aが設けられている。排水栓107は、排水口102aに取り付けられ、排水口102aを開閉する。カウンター103は、本実施の形態では、洗面ボウル102の両サイドに設けられる。カウンター103には、洗面用具、化粧品、タオル、その他の物品を載置できる。バックガード106は、洗面ボウル102の後方側において洗面ボウル102から上方に立設される。本実施形態では、洗面ボウル102、カウンター103およびバックガード106は、一体に形成される。
ミラーキャビネット104は、洗面台101の上方に設けられ、例えば壁面に固定される。ミラーキャビネット104は、収納棚109と、3つの収納扉111と、を含む。収納棚109には、棚板(図示せず)が設けられており、洗面用具、化粧品、その他の物品を収納できる。3つの収納扉111は、収納棚109を開閉可能に覆う扉であり、その前面側に鏡が取り付けられている。
水栓装置10は、ミラーキャビネット104と洗面ボウル102およびカウンター103との間に設けられる。水栓装置10は、ユーザによるレバー112の操作に応じて吐水する。
図2は、本発明の実施形態に係る水栓装置10を示す斜視図である。水栓装置10は、吐水ヘッド12と、ヘッドホルダ20と、給水ホース21と、ベース122とを備える。
ベース122は、ミラーキャビネット104(図1参照)の底部に設けられる。ベース122は、底板部125と、右側壁部126と、左側壁部127と、後壁部128とを含む。底板部125は、平面視で略矩形であり、その長手方向は左右方向と略平行となる。
ベース122の右側壁部126には、取付部126aが設けられている。取付部126aには、上下に貫通する挿通孔126bが形成されている。同様に、ベース122の左側壁部127には、取付部127aが設けられている。取付部127aには、上下に貫通する挿通孔127bが形成されている。取付部126aの挿通孔126bと取付部127aの挿通孔127bとにネジを挿入してミラーキャビネット104の底部に設けられたネジ穴(図示せず)に螺入することにより、ベース122がミラーキャビネット104に取り付けられる。また、ベース122の後壁部128には挿通孔が形成されている。この挿通孔にネジ42を挿入してバックガード106に設けられたネジ穴(図示せず)に螺入することにより、ベース122はバックガード106にも固定される。
ヘッドホルダ20は、ベース122の底板部125に取り付けられる。吐水ヘッド12は、ヘッドホルダ20に着脱可能に保持される。吐水ヘッド12は、ヘッドホルダ20から引き出し方向Dに引き出し可能である。吐水ヘッド12は、給水ホース21を通じて流入した水を吐水口13から、吐水させる。
図3は、本発明の実施形態に係る水栓装置10の吐水ヘッド12およびヘッドホルダ20を示す図である。図4は、ヘッドホルダ20から吐水ヘッド12を引き出した状態を示す図である。
上述したように、ヘッドホルダ20は、ベース122の底板部125に固定されている。ヘッドホルダ20は、ヘッドホルダ本体30と、ヘッドホルダカバー31と、センサ32とを備える。
ヘッドホルダ本体30は、樹脂製の一体成形部材であり、センサ32を保持するためのセンサ保持部30aと、給水ホース21を誘導するためのホースガイド部30bと、吐水ヘッド12を誘導するための吐水ヘッドガイド部30cと、ベース部30dとを備える。
吐水ヘッドガイド部30cは、引き出し方向Dに延在する部材であり、その先端部に吐水ヘッドガイド部30cが立設されている。ホースガイド部30bは、引き出し方向Dに延在する筒状の部材である。吐水ヘッドガイド部30cおよびホースガイド部30bは、ともにベース部30dにより支持されている。センサ保持部30aは、引き出し方向から見て楕円弧状に形成されている。なお、センサ保持部30aの形状は楕円弧状に限定されず、例えば円弧状や矩形状であってよい。センサ保持部30aには開口部30eが形成されており、該開口部30eにセンサ32のセンサ窓32aが配置されている。
ヘッドホルダカバー31は、引き出し方向Dに延在する略半筒状体である。ヘッドホルダカバー31の引き出し方向Dに垂直な断面形状は、センサ保持部30aに対応した形状、すなわち本実施形態では楕円弧状とされている。センサ保持部30aの形状が円弧状や矩形状の場合には、ヘッドホルダカバー31の断面形状もそれに対応して円弧状や矩形状となる。ヘッドホルダカバー31は、樹脂製又は金属製であってよい。ヘッドホルダカバー31の表面には、意匠性を高める等の目的でメッキが施されている。
ヘッドホルダカバー31は、ヘッドホルダ本体30のセンサ保持部30aおよび吐水ヘッドガイド部30cを覆うように配置される。センサ保持部30aおよび吐水ヘッドガイド部30cとヘッドホルダカバー31との間に形成される空間には、電気回路等を有するセンサ32の本体部(図示せず)が配置される。
センサ32は、例えば発光部と受光部を有する赤外線式センサであってよい。センサ32は、発光部から投光された光の検知対象物からの反射光を受光部で受光することで、所定の検知エリア内における人体の手等の検知対象物の存否を検知する。センサ32は、吐水口13の下方に使用者が手を差し出したとき、これを検知する。センサ32により人体検知されると、制御部(図示せず)により電磁弁(図示せず)が開弁され、吐水口13から自動的に吐水される。その後、使用者が手を引き込めてセンサ32の検知エリアから外れると、センサ32が人体非検知となり、制御部により電磁弁が閉弁されて、吐水口13からの吐水が停止される。このように、水栓装置10は、レバー112(図1参照)の操作に依らず自動的に吐水する自動吐水機能を有する。この自動吐水機能により、センサ32により検知対象物が検知された間のみ吐水させることができるため、節水を図ることができる。
センサ保持部30aおよび吐水ヘッドガイド部30cとヘッドホルダカバー31との間に形成される空間には、吐水ヘッド12の状態、すなわち、吐水ヘッド12がヘッドホルダ20に保持された状態であるのか、ヘッドホルダ20から引き出された状態であるのか、を検出するための磁気センサ(図示せず)も配置される。この磁気センサは、ホールICであってよい。後述するように、吐水ヘッド12には磁石が設けられる。磁気センサが磁力を検出できる場合、吐水ヘッド12がヘッドホルダ20に保持されていると判定できる。一方、磁気センサが磁力を検出できない場合、吐水ヘッド12がヘッドホルダ20から引き出されていると判定できる。
吐水ヘッド12がヘッドホルダ20に保持されていると判定された場合、上述の自動吐水機能は有効とされる。一方、吐水ヘッド12がヘッドホルダ20から引き出されていると判定された場合、自動吐水機能は停止される。吐水ヘッド12がヘッドホルダ20から引き出された状態で自動吐水機能が有効であると、検知エリア内に意図せず手や物が入り吐水された場合に洗面ボウルの周囲や使用者に水がかかり濡らしてしまう虞があり、使用者にとって不便である。本実施形態のように吐水ヘッド12がヘッドホルダ20から引き出されている場合には自動吐水機能を停止することにより、利便性を向上できる。
吐水ヘッド12は、吐水口13と、給水ホース21からの水を吐水口13に導くための導水部材(図示せず)と、吐水口13からの吐水をストレート吐水からシャワー吐水に又はその逆に切換操作する切換操作部34と、吐水口13、切換操作部34および導水部材を保持する吐水口本体部33と、吐水口本体部33を外側から覆うヘッドカバー35とを備える。
吐水口本体部33は、引き出し方向Dの奥側(すなわち吐水口13と反対側)にホースガイド部30bと嵌合するよう形成された凹部(図示せず)を有する。吐水ヘッド12がヘッドホルダ20に装着されるとき、この凹部がホースガイド部30bと嵌合することで、吐水ヘッド12がヘッドホルダ20に保持される。
吐水ヘッド12がヘッドホルダ20に保持された状態において、吐水ヘッドガイド部30cの吐水ヘッド12と対向する面(以下、ガイド面30fと呼ぶ)は、略平面状に形成されている。また、吐水口本体部33のガイド面30fと対向する面(以下、被ガイド面33aと呼ぶ)も略平面状に形成されている。引き出された吐水ヘッド12をヘッドホルダ20に装着する際には、吐水ヘッド12の被ガイド面33aをヘッドホルダ20のガイド面30fに当接させてスライドさせることにより、吐水ヘッド12が装着に適した姿勢に誘導される。これにより、吐水ヘッド12をヘッドホルダ20に装着する作業が容易となる。
ヘッドカバー35は、引き出し方向Dに延在する略半筒状体である。ヘッドカバー35の引き出し方向Dに垂直な断面形状は、楕円弧状とされている。吐水ヘッド12がヘッドホルダ20に装着されると、ヘッドホルダ20のヘッドホルダカバー31と吐水ヘッド12のヘッドカバー35は断面楕円状の略筒状体となる。ヘッドカバー35は、樹脂製又は金属製であってよい。ヘッドカバー35の表面には、意匠性を高める等の目的でメッキが施されている。
図5は、吐水ヘッド12の内部構造を説明するための斜視図である。図5では、吐水ヘッド12の内部構造を明確に示すために、吐水口本体部33の被ガイド面33aを含む部分が切り取られている。
図5に示すように、吐水ヘッド12は、吐水口13と、導水部材50と、切換操作部34と、吐水口13、切換操作部34および導水部材50を保持する吐水口本体部33と、吐水口本体部33を外側から覆うヘッドカバー35と、磁石51と、を備える。
吐水口本体部33は、引き出し方向Dに延在する部材である。吐水口本体部33の略中央部には、磁石51を収納するための磁石収納部52が形成されている。
磁石51は、磁石収納部52内に収納されている。この磁石51からの磁力をヘッドホルダ20の磁気センサで検知することで、吐水ヘッド12の状態を判定することができる。本実施形態において、磁石51の形状は円盤状であるが、磁石51の形状は特に限定されない。
図6は、吐水ヘッド12の内部構造を説明するための側面図である。図6では、吐水ヘッド12の内部構造を明確に示すために、ヘッドカバー35および磁石51が取り外されている。図7は、吐水ヘッド12の内部構造を説明するための斜視図である。図7では、吐水ヘッド12の内部構造を明確に示すために、ヘッドカバー35および磁石51が取り外され、さらに吐水口本体部33の被ガイド面33aを含む部分が切り取られている。
図6および図7に示すように、磁石収納部52は、吐水口本体部33の略中央部に形成された凹部であり、上面52aと、底面52bと、側面52cとから成る。上面52aは、被ガイド面33aの反対側の面である。図7に示すように、磁石収納部52は、引き出し方向Dに垂直な右横方向に開口部52dを有する。磁石51は、この開口部52dから磁石収納部52内に挿入される。
側面52cは、磁石収納部52内に挿入された磁石51が動くことがないように、磁石51の外径に合わせた寸法および形状とされている。しかしながら、単に磁石収納部52内に磁石51を挿入しただけでは、磁石51が磁石収納部52から抜け落ちる可能性がある。そこで、吐水ヘッド12は、図5に示すように、磁石51が磁石収納部52から抜け落ちるのを防止するための抜け止め部55を備える。本実施形態では、この抜け止め部55は、ヘッドカバー35と一体的に形成されている。本実施形態では、磁石が配線の出ていない取扱い易い部品であり、電子部品と比較して耐水性もあることを利用し、磁石収納部52に挿入して抜け止めするだけの簡易な構造で取り付けている。
図8は、ヘッドカバー35の斜視図である。図8に示すように、ヘッドカバー35の内壁35aからカバー内側に向かって支持部56が形成されており、該支持部56の先端に抜け止め部55が引き出し方向Dに沿って延在している。なお、図5では、支持部56の一部が切り取られており、図示されていない。
ヘッドカバー35を吐水口本体部33に装着する際には、まず給水ホース21をヘッドカバー35内に通し、給水ホース21側からヘッドカバー35をスライドさせて吐水口本体部33に覆い被せる。ヘッドカバー35を吐水口本体部33に装着すると、抜け止め部55によって磁石収納部52の開口部52dが塞がれる。これにより、磁石51の抜け落ちが防止される。また、磁石収納部52の開口部52dを塞いだ状態において、抜け止め部55は磁石51と当接する。これにより、磁石51の磁石収納部52内でのがたつきが防止される。
本実施形態では、ヘッドカバー35に抜け止め部55を一体的に形成している。これにより、抜け止め用の部材を別途用意する必要がないため、部品点数を少なくでき、組み立ての作業性を向上できるとともに、水栓装置10のコストダウンを図ることができる。
図6および図7に示すように、磁石収納部52の底面52bには、排水路52eが形成されている。排水路52eは、底面52bに形成された溝部である。この排水路52eは、磁石収納部52内に侵入した水を外部に排出する機能を有する。排水路52eから水を排出することにより、磁石収納部52内に水が長期間溜まり難くなるため、磁石51の錆を防止できる。
図9は、磁石51周辺の拡大図である。上記では、抜け止め部55は磁石収納部52の開口部52dを塞いでいると述べた。しかしながら、図9に示すように、抜け止め部55は磁石収納部52の開口部52dを完全には塞いでおらず、抜け止め部55の先端と側面52cとの間には隙間57が存在する。このような隙間57を設けることにより、磁石収納部52内に侵入した水の排水性をさらに高めることができる。このように隙間57を設ける場合でも、磁石51を磁石収納部52内に確実に保持するために、抜け止め部55の先端部は磁石51(磁石収納部52)の中心(一点鎖線で示す)を超えて延在していることが望ましい。もしくは、隙間を磁石の半分の幅以下にしていることが望ましい。また、隙間を無くして抜け止め部55に排水孔を設けてもよい。
図10は、本発明の別の実施形態に係る水栓装置の吐水ヘッドを示す。上述の実施形態では、ヘッドカバー35に抜け止め部を形成したが、抜け止め部は、吐水口本体部33の磁石収納部52に形成されてもよい。本変形例では、磁石収納部52の側面52cの両端に、抜け止め部として爪部52f、52gが形成されている。爪部52f、52gは、磁石収納部52内に磁石51を係止し、磁石51の抜け落ちを防止している。
以上、本発明をいくつかの実施の形態をもとに説明した。これらの実施の形態は例示であり、いろいろな変形および変更が本発明の特許請求範囲内で可能なこと、またそうした変形例および変更も本発明の特許請求の範囲にあることは当業者に理解されるところである。従って、本明細書での記述および図面は限定的ではなく例証的に扱われるべきものである。
上記では、磁石収納部52の開口部52dが引き出し方向Dに垂直な横方向に開口している例を説明したが、開口部52dの開口する方向はこれに限定されない。例えば、開口部52dは、上下方向や引出し方向Dに平行な前後方向に開口していてもよい。また、上記では開口部52dが一方向(一つの面)に一か所設けられる例を説明したが、開口部52dは二方向(二つの面)にまたがって開口していてもよいし、複数設けられてもよい。
以上の記載から、下記の発明が認識される。
本発明のある態様の水栓装置は、給水ホースに接続された吐水ヘッドと、吐水ヘッドを引き出し可能に保持するヘッドホルダとを備える。ヘッドホルダは、吐水ヘッドの状態を検出するための磁気センサを備える。吐水ヘッドは、磁石と、磁石を収納するための磁石収納部を有する吐水口本体部と、磁石が磁石収納部から抜け落ちるのを防止するための抜け止め部とを備える。この態様によれば、抜け止め部を設けたことにより、磁石収納部に磁石を確実に取り付けることができる。
吐水ヘッドは、吐水口本体部を外側から覆うヘッドカバーをさらに備えてもよい。抜け止め部は、ヘッドカバーに形成されてもよい。
抜け止め部は、磁石収納部に形成されてもよい。
磁石収納部は、内部に侵入した水を排水するための排水路を備えてもよい。
本発明の別の態様は、吐水ヘッドである。この吐水ヘッドは、磁気センサを有するヘッドホルダに引き出し可能に保持される吐水ヘッドであって、磁石と、磁石を収納するための磁石収納部を有する吐水口本体部と、磁石が磁石収納部から抜け落ちるのを防止するための抜け止め部とを備える。
10 水栓装置、 12 吐水ヘッド、 13 吐水口、 20 ヘッドホルダ、 21 給水ホース、 30 ヘッドホルダ本体、 31 ヘッドホルダカバー、 32 センサ、 33 吐水口本体部、 34 切換操作部、 35 ヘッドカバー、 50 導水部材、 51 磁石、 52 磁石収納部、 55 抜け止め部、 56 支持部、 57 隙間、 100 洗面化粧台、 101 洗面台、 102 洗面ボウル、 102a 排水口、 103 カウンター、 104 ミラーキャビネット、 105 ベースキャビネット、 106 バックガード。

Claims (2)

  1. 給水ホースに接続された吐水ヘッドと、
    前記吐水ヘッドを引き出し可能に保持するヘッドホルダと、
    を備える水栓装置であって、
    前記ヘッドホルダは、前記吐水ヘッドの状態を検出するための磁気センサを備え、
    前記吐水ヘッドは、
    磁石と、
    前記磁石を収納するための磁石収納部を有する吐水口本体部と、
    前記磁石が前記磁石収納部から抜け落ちるのを防止するための抜け止め部と、
    前記吐水口本体部を外側から覆うヘッドカバーと、
    を備え
    前記抜け止め部は、前記ヘッドカバーに形成される、水栓装置。
  2. 給水ホースに接続された吐水ヘッドと、
    前記吐水ヘッドを引き出し可能に保持するヘッドホルダと、
    を備える水栓装置であって、
    前記ヘッドホルダは、前記吐水ヘッドの状態を検出するための磁気センサを備え、
    前記吐水ヘッドは、
    磁石と、
    前記磁石を収納するための磁石収納部を有する吐水口本体部と、
    前記磁石が前記磁石収納部から抜け落ちるのを防止するための抜け止め部と、
    を備え、
    前記磁石収納部は、内部に侵入した水を排水するための排水路を備える、水栓装置。
JP2016009945A 2016-01-21 2016-01-21 水栓装置 Active JP6671976B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016009945A JP6671976B2 (ja) 2016-01-21 2016-01-21 水栓装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016009945A JP6671976B2 (ja) 2016-01-21 2016-01-21 水栓装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017128953A JP2017128953A (ja) 2017-07-27
JP6671976B2 true JP6671976B2 (ja) 2020-03-25

Family

ID=59395483

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016009945A Active JP6671976B2 (ja) 2016-01-21 2016-01-21 水栓装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6671976B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6391048B1 (ja) * 2018-02-26 2018-09-19 Toto株式会社 水栓装置、及び、それを備えた洗面化粧台
JP6439234B1 (ja) * 2018-02-26 2018-12-19 Toto株式会社 水栓装置、及び、それを備えた洗面化粧台

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH089247Y2 (ja) * 1990-06-20 1996-03-13 株式会社イナックス スイッチ付水栓
JP2007270538A (ja) * 2006-03-31 2007-10-18 Toto Ltd 自動水栓
JP5725445B2 (ja) * 2010-09-22 2015-05-27 Toto株式会社 給水装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017128953A (ja) 2017-07-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6671976B2 (ja) 水栓装置
JP6641159B2 (ja) 洗面化粧台
JP6779010B2 (ja) 水栓装置
JP4692935B2 (ja) 洗面化粧台
JP6671980B2 (ja) 水栓装置
KR200485419Y1 (ko) 욕실용 선반
JP6779007B2 (ja) 洗面化粧台
JP2017128954A (ja) 水栓装置および洗面化粧台
JP6587944B2 (ja) 水栓装置
JP2020116462A (ja) 洗面化粧台
JP2004255028A (ja) 洗面化粧台
JP4815999B2 (ja) 厨房装置もしくは洗面化粧台
JP6456190B2 (ja) 水栓
JP2008048944A (ja) 洗面カウンター
JP2022101432A (ja) 洗面台
JP2022101110A (ja) 水栓ユニット及びコンセント部
KR200380769Y1 (ko) 욕실용 수납장
JP2010075311A (ja) フロアーキャビネット及び洗面化粧台
JP2006280450A (ja) ハンドドライヤー設備ユニット
JP2006006814A (ja) 洗面化粧台のカウンターユニット
JP4622993B2 (ja) 洗面化粧台
JP2022153946A (ja) 水栓装置
JP2005081028A (ja) 洗面化粧台
KR200302429Y1 (ko) 세면대
JP2020153084A (ja) 水栓装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20181029

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190816

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190903

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20191028

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200303

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200304

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6671976

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350