JP4622993B2 - 洗面化粧台 - Google Patents

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Description

本発明は、洗面化粧台に関し、更に詳細には、水栓装置が洗面ボウルの上方に配置された洗面化粧台に関する。
従来から、洗面ボウルに向けて水や湯を吐水するための水栓装置を洗面ボウルの上方に配置した洗面化粧台が知られている。水栓装置は、ある種類の洗面化粧台では、洗面ボウルの奥側に配置された後パネルに組込まれており(例えば、特許文献1及び2参照)、別の種類の洗面化粧台では、洗面ボウルから間隔をおいて上方に配置された収納キャビネットの下部に組み込まれている(例えば、特許文献3参照)。かかる洗面化粧台の水栓装置は、一般的には、後パネル又は収納キャビネットに収容されたシャワーホースを、洗髪や洗面ボウルの清掃のために引出せるように構成されている。また、多くの場合、ドライヤー等に電気を供給するための電気コンセントやライト等の電気部品が収納キャビネットに設けられている(特許文献1及び2参照)。
特開平9−250153号公報 特開2004−255028号公報 特開2001−61685号公報
特許文献1又は2に記載されている洗面化粧台では、水栓装置がホルダー内部に取り付けられており、ホルダーの上面には、収納キャビネットの荷重を支えるためにパネルを設ける必要があった。しかし、上面パネルは使用者の目に触れる部分ではなく、部材費等のコストを考えると無くしてしまいたいという要望があった。さらに、水栓装置がホルダーで隠蔽されているため、メンテナンスの際にはホルダーを取り外す必要があり、手間がかかっていた。
これに対し、特許文献3に記載されている洗面化粧台では、水栓装置が後パネルではなく、収納キャビネットの下部に組込まれているので、水栓のメンテナンスを行うためには、水栓装置を組み込んだ重量のある収納キャビネットを取り外す必要があり、取扱いの面で難があった。
そこで、本発明の目的は、コストを抑え、且つメンテナンスが容易な洗面化粧台を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明による洗面化粧台は、下部キャビネットと、前記下部キャビネットの上に取り付けられる洗面ボウルと、前記洗面ボウルに向けて吐水するための水栓装置と、前記洗面ボウルの上部に位置する収納キャビネットと、を有する洗面化粧台であって、前記洗面ボウルは、前記洗面ボウルは、その手前側に位置する前壁と、奥側の三方を囲み且つ前記前壁よりも上方に延びる後周壁と、を有し、前記後周壁は、後左壁と後右壁とを有し、前記水栓装置は、前記洗面ボウルの上方に位置するように前記後左壁と前記後右壁との上面に載せられ、少なくとも後パネルと、底パネルと、取り外し可能に設けられた前パネルとを有し、且つ上面が開放された水栓装置収納部と、前記水栓装置収納部内に配置され、吐水状態と止水状態とを切替える水栓ユニットと、吐水を行う吐水ヘッドと、前記水栓装置ボックス内に収納され、前記吐水ヘッドと前記水栓ユニットとを連結し且つ前記吐水ヘッドを引き出し可能とするためのシャワーホースと、を有し、前記収納キャビネットは、前記収納キャビネットの底面の左側側端部から下方に向けて突出した、前記後左壁の上面の上に載せられる左脚部と、前記収納キャビネットの底面の右側側端部から下方に向けて突出した、前記後右壁の上面の上に載せられる右脚部とを有し、前記収納キャビネットの底面が、前記水栓装置収納部の上面を覆うように配置されることを特徴とする。
このように構成された洗面化粧台では、収納キャビネット8が洗面ボウル4の後周壁32の上に載せられているので、水栓装置ボックス16に収納キャビネット8の荷重がかかることはない。それにより、水栓装置ボックス16は、上面側のパネルを必要としないため、部材費等のコストを抑えることができる。また、前面パネル16eが取り外し可能に設けられているため、収納キャビネット8を取り外し、前面パネル16eを取り外すことにより、水栓装置ボックス16の上面と前面が開放された状態で水栓装置6のメンテナンスが行える。これにより、水栓装置6内の部品交換等のメンテナンス作業が非常に行いやすくなった。また、簡単なメンテナンスであれば、収納キャビネット8を取り外すことなく、前面パネル16eを取り外すだけで行える。
本発明による洗面化粧台の実施形態において、好ましくは、前記前面パネルは、
前記収納キャビネットの左脚部及び右脚部のそれぞれの前方を覆う。
以上説明したように、本発明によれば、コストを抑え、且つメンテナンスが容易な洗面化粧台を提供することができる。
次に、図1〜図3を参照して、本発明による洗面化粧台の実施形態を説明する。図1は、本発明の実施形態である洗面化粧台の斜視図であり、図2は、図1に示す洗面化粧台の分解斜視図であり、図3は、図1に示す洗面化粧台の洗面ボウル及び水栓装置収納部である水栓装置ボックスを後方から見た斜視図である。
本明細書において、「上」、「下」、「左」、「右」の方向は、洗面化粧台の使用者から見た方向であり、また、使用者から見て手前側を「前」と称し、奥側を「後」と称する。
図1〜図3に示すように、本発明の実施形態である洗面化粧台1は、下部キャビネット2と、下部キャビネット2の上に配置された洗面ボウル4と、洗面ボウル4に向けて水や湯を吐水するための水栓装置6と、洗面ボウル4の上方に配置された収納キャビネット8とを有している。
水栓装置6は、水や湯が吐水される吐水ヘッド10と、吐水ヘッド10の吐水状態と止水状態とを切替えるための水栓ユニット12とを有している。水栓ユニット12は、その前側に、操作ハンドル12aを有しており、後側に、水を供給するための給水管12bと湯を供給するための給湯管12cが連結されている(図3参照)。本実施形態の水栓ユニット12は、操作ハンドル12aを前後方向に回動させることにより、吐水ヘッド10における湯水の吐水状態と止水状態とを切替え、且つ、吐水ヘッド10から吐出される湯水の流量を調節できるように構成され、また、操作ハンドル12aを左右に回動させることにより、吐水ヘッド10から吐出される湯水の温度を調節するために水と湯の混合割合を変化させるように構成されている。また、吐水ヘッド10は、切替えノブ(図示せず)等により、直流吐水とシャワー吐水が切替えられるように構成されていることが好ましい。
給水管12b及び給湯管12cは、水栓ユニット12から下方に延び、洗面ボウル4の後部を通って、下部キャビネット2内に延び、図示しない給水装置及び給湯装置に接続されている。給水管12b及び給湯管12cは、その取付けを容易にするために、途中で継手を介して分割されていることが好ましい。
次に、図4及び図5を参照して、水栓装置6を説明する。図4は、収納状態のシャワーホースを示す水栓装置の拡大斜視図であり、図5は引出し状態のシャワーホースを示す水栓装置の拡大斜視図である。
図4及び図5に示すように、水栓装置6は、上述した吐水ヘッド10及び水栓ユニット12と、吐水ヘッド10と水栓ユニット12とを連結するシャワーホース14とを有しており、水栓ユニット12及びシャワーホース14は、水栓装置ボックス16内に収容されている。
水栓装置ボックス16は、左右方向に延び、互いに連結された底パネル16a、後パネル16b、左横パネル16c、右横パネル16dと、取外し可能な前面パネル16eとを有している。左横パネル16cは、底パネル16b及び後パネル16bの左端部のところに配置されているのに対し、右横パネル16dは、底パネル16b及び後パネル16bの右端部よりも左方に配置されている。吐水ヘッド10は、洗面ボウル4の左右方向中心において下方斜め前方に向くように配置され、且つ、シャワーホース14を水栓装置ボックス16から引出せるように底パネル16aに脱着可能に取付けられている。水栓ユニット12は、吐水ヘッド10の近くに且つ右方に配置され、右横パネル16dは、水栓ユニット12に隣接してその右側に配置されている。水栓装置ボックス16には、水栓ユニット12が取付けられる水栓取付け金具18と、吐水ヘッド10の左方に配置された第1門形金具20と、左横パネル16cと隣接して配置された第2門形金具22が取付けられている。
図5に示すように、前面パネル16eは、連結部材16jによって水栓装置ボックス16に取外し可能に設けられている。本実施例では、凸部を持つ連結部材16jが第1門形金具20及び第2門形金具22にそれぞれ設けられた取付け穴20a、22aに係合することにより、前面パネル16eが水栓装置ボックス16に取付けられる。また、前面パネル16eを水栓装置ボックス16に確実に固定するために、前面パネル16eの裏面から突出する取付部17が設けられ、取付部17には、ねじ穴17aが設けられている。また、水栓装置ボックス16の底パネル16bの略中央部に、固定用穴(図示せず)が設けられ、この固定用穴(図示せず)は、洗面ボウル4の排水口4bを閉じる排水栓4cの上方に位置している。ねじを固定用穴(図示せず)を通してねじ穴17aに下方からねじ込むことによって、前面パネル16eが水栓装置ボックス16に固定される。尚、排水栓4cは、その上面が上に凸になった形状であり、鏡面仕上げになっているので、底パネル16bとその周辺が排水栓4cの上面に映し出される。したがって、施工者は下方からドライバー等でねじを締めようとする際、排水栓4cの上面に映った底パネル16bの様子を見ながら取付作業ができるため、下から覗き込む必要がなく、取付作業がしやすくなる。
シャワーホース14は、水栓装置ボックス16内の主に吐水ヘッド10の左方において左右方向に往復して延び、図4に示す収納位置と、図5に示す引出し位置との間を移行可能である。両方の状態において、シャワーホース14は、水栓ユニット12から左方向に延びる往路部14aと、この往路部14aからUターンするUターン部14bと、このUターン部14bから右方向に延びる復路部14cとを有している。
往路部14aは、水栓ユニット12の側面の後方上部に配置された流出口12dから延び、吐水ヘッド10を越え、水栓装置ボックス16の前方下部に沿って延びている。往路部14aの一部は、第1門形金具20に取付けられた保持具20bによって、水栓装置ボックス16の前方下部に保持されることが好ましい。Uターン部14bは、水栓装置ボックス16の前方下部から後方上部に向かって湾曲している。復路部14cは、水栓装置ボックス16の後方上部に沿って延び、下方斜め前方に向くように配置された吐水ヘッド10に接続されている。吐水ヘッド10の近傍の復路部14cの部分は、吐水ヘッド10を取外してシャワーホース14を水栓装置ボックス16より引出す、または水栓装置ボックス16に収納する際に往路部14aと干渉しないように、往路部14aと交差している。本実施形態では、復路部14cは、往路部14aの後方で交差している。かくして、シャワーホース14は、「α」字形の経路を有している。
Uターン部14bは、シャワーホース14が収納位置にあるとき、左横パネル16cの近傍に位置し、シャワーホース14が引出し位置に移行するにつれて、吐水ヘッド10に向かって移動するように構成されている。シャワーホース14が引出し位置にあるときに、シャワーホース14を水栓装置ボックス16内に戻すと、Uターン部14bが左方に移行しにくい場合がある。従って、シャワーホース14が引出し位置にあるときにUターン部14bを左方に向かって付勢するばね24が第2門形金具22または左横パネル16cとシャワーホース14との間に取付けられることが好ましい。
また、底パネル16aには、シャワーホース14を収納したときに入る水を排出する水抜き孔16fを有している。また、後パネル16bには、水栓装置ボックス16を部屋の壁面にネジ等で固定するための取付け孔16gが設けられている。
次に、洗面ボウル及び水栓装置ボックスを詳細に説明する。
図2に示すように、洗面ボウル4は、その手前側の三方を囲む前周壁30と、奥側の三方を囲み且つ前周壁よりも上方に延びる後周壁32と、を有している。本実施形態では、洗面ボウルの輪郭、及び、前周壁30と後周壁32とによって形成される凹部の輪郭は、上方から見て、矩形状である。また、洗面ボウル4は樹脂製である。
前周壁30は、前左壁30aと、手前側に位置する前壁30bと、前右壁30cとを有し、洗面ボウル4の凹部4aの手前側を構成している。前左壁30a及び前右壁30cはそれぞれ、左右方向に幅広であり、矩形上の上面であるカウンター面30dを有している。これに対して、前壁30bは、その前後方向の厚さが比較的薄くなるように構成されている。
後周壁32は、後左壁32aと、後壁32bと、後右壁32cとを有し、洗面ボウル4の凹部4aの奥側を構成している。即ち、後左壁32a及び後右壁32cは、後壁32bよりも手前側に延びている。後左壁32a、後壁32b及び後右壁32cはそれぞれ、水栓装置ボックス16が載せられる矩形上の上面33a、33b、33cを有している。後左壁32a及び後右壁32cの左右方向幅寸法はそれぞれ、前左壁30a及び前右壁30cの左右方向幅寸法と同じであり、後左壁32a及び後右壁32cの左右方向幅寸法及び前後方向寸法は上下方向に一定である。すなわち、後左壁32a及び後右壁32cは、前左壁30a及び前右壁30cと同じ左右方向幅寸法を持つ直方体状である。また、図4に示すように、後左壁32aの上面33aは、左右方向の外縁即ち左縁34a及び左右方向の内縁即ち右縁35aを有し、後右壁32cの上面33cは、左右方向の外縁即ち右縁34c及び左右方向の内縁即ち左縁35cを有している。
また、図2及び図3に示すように、後壁32bは、給水管12b及び給湯管12cが通る溝38が設けられる程度の厚さ(前後方向寸法)に構成されている。後壁の厚さは、例えば、25mmであり、溝の深さは、例えば、20mmである。
また、図4に示すように、水栓装置ボックス16は、洗面ボウル4の上方を左右方向に横切るように後周壁32の上に載せられている。水栓装置ボックス16の左右方向幅寸法Wは、後左壁32aの上面33aの外縁即ち左縁34aと後右壁32cの上面33cの外縁即ち右縁34cとの間の距離WOよりも短く、後左壁32aの上面33aの内縁即ち右縁35aと後右壁32cの上面33cの内縁即ち左縁35cとの間の距離WIよりも長く構成されている。この水栓装置ボックス16の左右方向幅寸法Wは、異なる左右方向幅寸法を有する複数の種類の洗面ボウル4の上に載せられるように定められることが好ましい。例えば、距離(WO、WI)の組(単位mm)がそれぞれ、(600,480)、(700,500)、(750,530)である3種類の洗面ボウル4に対して、左右方向幅寸法Wが550〜580mmの水栓装置ボックス16を採用することが好ましい。
図3に示すように、後周壁32及び水栓装置ボックス16はそれぞれ、水栓装置ボックス16を後周壁32に対して左右方向に位置決めするための位置決め手段を有することが好ましい。本実施例において、位置決め手段は、洗面ボウル4の後壁32bの上面33bから上方に突出した凸部40aと、後パネル16bに設けられた凹部40bとよりなり、凸部40aに凹部40bが嵌合することにより、後周壁32に対する水栓装置ボックス16の左右方向の位置決めを行うことができる。さらに収納キャビネット8の底面部にも水栓装置ボックス16側に伸びる凸部40cが設けられており、後パネル16bに設けられた凹部40bと嵌合することにより水栓装置ボックス16に対する収納キャビネット8の左右方向の位置決めを行うことができる。
次に、収納キャビネットを説明する。
一般的な収納キャビネットは、例えば特許文献2の図1に示すように、前方向からの正面視において長方形状であり、その底面部は面一となっている。そのため、収納キャビネットを設置する際、収納キャビネットの荷重はパネルの上面全体で受けられることになる。また、洗面化粧台とパネルおよび収納キャビネットとを外観上美しく設置するためには、それぞれの左右方向幅寸法が同寸法でなければならず、更にそれぞれの側面部が面一になるようにして取付けられなければならないという課題があった。
一方、本実施例の洗面化粧台においては、図2に示すように、収納キャビネット8は、ライト8a、鏡8bを備え、内部に収納棚(図示せず)を有している。また、収納キャビネット8は、水栓装置ボックス16を左右方向にまたぐように配置されており、具体的には、水栓装置ボックス16の上に位置し且つそれを左右両方向に越えて延びる本体部42bと、本体部42bの左端部から下方に延び且つ水栓装置ボックス16の左側に位置して後左壁32aの上面33aの上に載せられる左脚部42aと、本体部42bの右端部から下方に延び且つ水栓装置ボックス16の右側に位置して後右壁32cの上面33cの上に載せられる右脚部42cとを有している。そのため、水栓装置ボックス16に収納キャビネット8の荷重がかかることがないため、水栓装置ボックス16を荷重から守るための上面側のパネルを設けずともよい。本実施形態では、収納キャビネット8の本体部42bの底面が、水栓装置ボックス16の開放した上面を覆う蓋として機能する。収納キャビネット8の左右方向幅寸法は、洗面ボウル4の左右方向幅寸法Wと同じであることが好ましい。そうすることによって、水栓装置ボックス16の左右方向幅寸法にかかわらず、収納キャビネット8と洗面ボウル4との左右方向幅寸法を同寸法にし、側面部が面一になるように設置するだけで、外観上も好ましくなる。
収納キャビネット8は、更に、電源部44、即ち、ドライヤー等に電気を供給するための電気コンセント44a、及び、電源スイッチ44bを有していることが好ましい。電源部44は、右脚部42cに固定され且つ電源部44を手前側に露出させるための前面プレート44cに取付けられており、前面プレート44cは、右脚部42cから水栓装置ボックス16の右横パネル16dの近くまで左右方向に延びている。また、前面プレート44cは、後周壁32の上面33cと間隔をおいている。かくして、電源部44は、右脚部42cと右横パネル16dとの間に形成される空間に配置されている。
また、図2に示すように、水栓装置ボックス16の前面パネル16eは、水栓装置ボックス装置16の前面側を覆うだけでなく、電源部44と収納キャビネット8の左脚部42a及び右脚部42cの前面側を覆うように、水栓装置ボックス16を左右両方向に越えて延びており、電気コンセント44a及び電源スイッチ44bを手前側に露出させるための孔16hを有している。前面パネル16eは、洗面ボウル4及び収納キャビネット8と同じ左右方向幅寸法を有することが好ましい。また、前面パネル16eは、操作ハンドル12aが貫通する孔16iを有し、水栓ユニット12の外周に形成されたねじ山に螺合するナット12eによって、水栓ユニット12に押し付けられ固定される(図4参照)。また、前面パネル16eは、使用者に見えないような仕方で連結される連結具16j及び取付け穴20a、22aによって、水栓装置ボックス16に取付けられることが好ましい(図5参照)。
次に、上述した洗面化粧台の使用方法を説明する。
吐水ヘッド10を通常の蛇口として使用するときには、吐水ヘッド10を直流吐水に切替え、操作ハンドル12aにより、所望の温度の水又は湯を吐水ヘッド10から吐水させたり止水させたりする。
また、吐水ヘッド10をシャワーとして使用するときには、吐水ヘッド10をシャワー吐水に切替えると共に、吐水ヘッド10を水栓装置ボックス16から取外し、シャワーホース14を水栓装置ボックス16から引出す。次いで、操作ハンドル12aにより、所望の温度の水又は湯を吐水ヘッド10から吐水させたり止水させたりする。使用終了後、シャワーホース14を水栓装置ボックス16に戻して、吐水ヘッド10を水栓装置ボックス16に取付ける。シャワーホース14を水栓装置ボックス16に戻す際、シャワーホース14の復路部14cは最初上向きに戻されるが、ばね24の作用により、シャワーホース14の復路部14cが左方に差し向けられ、以後、復路部14cは、水栓装置ボックス16の後方上部に沿ってスムーズに戻される。
次に、上述した洗面化粧台の取付け手順を説明する。
まず、下部キャビネット2を部屋の壁に沿って配置し、下部キャビネット2の上に洗面ボウル4を取付ける。また、水栓装置ボックス16の前面パネル16eを取外しておく。次いで、位置決め手段である凸部40aと凹部40bを嵌合させるようにして、且つ、給水管12b及び給湯管12cを溝38に通して、水栓装置ボックス16を洗面ボウル4の後周壁32の上面33a、33b、33cの上に載せる。次いで、取付け孔16gを利用して、水栓装置ボックス16を壁にネジ等によって固定する。次いで、収納キャビネット8の左脚部42a及び右脚部42cをそれぞれ、洗面ボウル4の後左壁32a及び後右壁32cの上面33a、33cの上に、位置決め手段である凸部40cと凹部40bを嵌合させるようにして配置し、収納キャビネット8を壁に固定する。次いで、前面パネル46を水栓装置ボックス16に取付ける。
本発明の実施形態である洗面化粧台1は以下の特徴を有している。
上述した洗面化粧台1では、水栓装置ボックス16を洗面ボウル4の後周壁32の上に載せることができるので、水栓装置ボックス16を壁に取付ける際、水栓装置ボックス16を支持する必要がない。同様に、収納キャビネット8を洗面ボウル4の後周壁32の上に載せることができるので、収納キャビネット8を壁に取付ける際、収納キャビネット8を支持する必要がない。それにより、洗面化粧台1の取付け作業を容易にすることができる。これに関連して、電源部44は、後周壁32と間隔をおくように右脚部42cに支持されているので、収納キャビネット8を後周壁32の上に載せたとき、電源部44に収納キャビネット8の荷重がかかることが防止される。
また、洗面化粧台1では、その中で最も構造が複雑な水栓装置6の部分を、水栓装置ボックス16の形態で一体化している。更に、水栓装置ボックス16は、異なる左右方向幅寸法を有する複数の種類の洗面ボウル4又は洗面化粧台1に対して共通に使用できるような寸法にすることが可能である。従って、組立て作業が容易になると共に、洗面化粧台1の組立て時のコスト及び部品在庫のためのコストを削減することができる。
また、位置決め手段として、後周壁32には凸部40aが、水栓装置ボックス16には凹部40bが備わっているので、吐水ヘッド10を洗面ボウル4の左右方向中央に配置するための水栓装置ボックス16の位置決め作業を容易にすることができる。さらに収納キャビネット8の底面部にも水栓装置ボックス16側に伸びる凸部40cが備わっているので、水栓装置ボックス16に対する収納キャビネット8の左右方向の位置決め作業を容易にすることができる。
また、水栓装置ボックス16に設けられた1箇所の凹部40aによって、洗面ボウル4と収納キャビネット8の左右方向の位置を決めることができる。したがって、水栓装置ボックス、洗面ボウルおよび収納キャビネットのそれぞれに左右方向の位置を調整しなくても、側面部が面一になるように取付けることができるため、施工性が向上するとともに外観上もたいへん好ましい。
また、上述したように、収納キャビネット8が洗面ボウル4の後周壁32の上に載せられているので、水栓装置ボックス16に収納キャビネット8の荷重がかかることはない。それにより、水栓装置ボックス16は、上面側のパネルを必要としない。また、前面パネル16eが取外し可能に設けられている。収納キャビネット8を取外し、前面パネル16eを取外すことにより、水栓装置ボックス16の上面と前面が開放された状態で水栓装置6のメンテナンスが行えるため、水栓装置6内の部品交換等のメンテナンス作業が非常に行いやすくなった。また水栓装置ボックス16の上面側のパネルを必要としないため、材料コストを削減できるという効果もある。また、簡単なメンテナンスであれば、収納キャビネット8を取外すことなく、前面パネル16eを外すだけで行える。
また、シャワーホース14の引出し及び収納のためのホース用空間を、従来の洗面化粧台では使用されておらず且つ使用者の妨げにならない吐水ヘッド10の側方に設けている。従って、従来の洗面化粧台でホース用空間として使用されていた後壁32b(特許文献1及び2参照)及び吐水ヘッド10が取付けられた収納キャビネット8の下部(特許文献3参照)を有効に利用することができる。具体的には、洗面化粧台1では、後壁32bの前後方向の厚みを、給水管12b及び給湯管12cを通すことができる程度にまで薄くすることができるので、洗面ボウル4を大きくしても、洗面化粧台1の奥行き寸法を比較的小さくすることができる。更に、後壁32b自体が洗面ボウル4の一部であるので、後壁と別体の洗面ボウルがその手前に配置されていた従来の洗面化粧台よりも、洗面化粧台1の奥行き寸法を小さくすることができる。また、洗面化粧台1では、ホース用空間が、収納キャビネット8の本体部42bの下に位置しているので、収納キャビネット8の本来の収容空間を確保することができる。
これに関連して、洗面ボウル4の後周壁32が前周壁30よりも上方に延び、且つ、後周壁32の後左壁32a及び後右壁32cが後壁32bよりも手前側に延びているので、洗面ボウル4及びその近傍を掃除する際、水が洗面ボウル4の外側に飛び跳ねることが防止され、掃除がしやすくなる。
また、上記ホース用空間は、吐水ヘッド10及び水栓ユニット12と組合わされ、水栓装置ボックス16の形態で構成されているので、非常にコンパクトである。詳細には、水栓装置ボックス16は、左右方向に延びている。また、水栓装置ボックス16内で、シャワーホース14の往路部14aが前方下部に沿って延び、且つ、復路部14cが後方上部に沿って延びているので、シャワーホース14が、水栓装置ボックス16の横断面の対角線方向に配置されることになり、水栓装置ボックス16の前後方向寸法及び上下方向寸法を小さくしながら、シャワーホース14のUターン部14bに必要な最小の曲率を確保することができる。また、吐水ヘッド10は、使用者のために水栓ボウル4の左右方向中央に且つ下方に向けて取付けられる必要がある。シャワーホース10の往路部14aと復路部14cとは、吐水ヘッド10の近傍で「α」字形に交差しているので、吐水ヘッド10を引出し足り戻したりするときに必要な水栓装置ボックス16の前後方向寸法及び上下方向寸法を小さくすることができる。
また、電源部44が、従来の洗面化粧台では使用されておらず且つ使用者の妨げにならない吐水ヘッド10の側方の空間に設けられている。従って、収納キャビネット8の収納スペースを確保することができる。
また、吐水ヘッド10に対して、水栓ユニット12及び電源部44を右側に配置し、上記ホース用空間を左側に配置したことにより、限られたスペースでシャワーホース14の引出し長さを長くすることができる。詳細には、吐水ヘッド10の左側には、水栓ユニット12及び電源部44等が配置されていないので、水栓装置ボックス16の左横パネル16cを収納キャビネットの左脚部42aに隣接して配置し、且つ、収納時のシャワーホース10のUターン部14bを左横パネルに隣接して配置することができる。それにより、上記ホース用空間の左右方向幅寸法が長くなり、シャワーホース14の引出し長さを長くすることができる。
また、水栓ユニット12を吐水ヘッド10と隣接して配置し、それらと電源部44との間に右横パネル16dが配置されているので、吐水ヘッド10を伝って水栓装置ボックス16に入り込んだ水が、電源部に侵入することを防止することができる。また、水栓装置ボックス16内に入り込んだ水を、底面パネル16aに設けられた水抜き孔16fから排出することができるので、例えば、水栓装置ボックス16内にかびが発生することを防止することができる。
また、上述した構造において、水栓装置ボックス16と収納キャビネット8の左脚部42a及び右脚部42cとの間に隙間ができる場合があるが、前面パネル16eがそれらを覆っているので、上述した機能を維持しながら、洗面化粧台1の見た目を美しく仕上げることができる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は、以上の実施の形態に限定されることなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることはいうまでもない。
上記実施形態では、洗面ボウル4は樹脂製であったが、陶器製であってもよい。
また、上記実施形態では、洗面ボウル4の輪郭は矩形状であったが、その輪郭は任意であり、例えば、前周壁30が湾曲した輪郭を有していてもよい。
また、上記実施形態では、洗面ボウル4の凹部4a輪郭は矩形状であったが、その輪郭は任意である。例えば、前周壁30がカウンター面30dを有さず、その代わりに、洗面ボウル4の凹部4aが拡張されていてもよい。また、後左壁32a及び後右壁32cは、上面33a及び上面33cを有していればよく、後左壁32a及び後右壁32cの下部の左右方向幅寸法及び前後方向寸法を小さくすることによって、凹部4aが拡張されていてもよい。
また、上記実施形態において、水栓ユニット12、シャワーホース14、電源部44等の配置を左右逆にしてもよい。
本発明の実施形態による洗面化粧台の斜視図である。 図1に示す洗面化粧台の分解斜視図である。 図1に示す洗面化粧台の洗面ボウル及び水栓装置ボックスを後方から見た斜視図である。 収納状態のシャワーホースを示す水栓装置の拡大斜視図である。 引出し状態のシャワーホースを示す水栓装置の拡大斜視図である。
符号の説明
1 洗面化粧台
2 下部キャビネット
4 洗面ボウル
4a 凹部
6 水栓装置
8 収納キャビネット
10 吐水ヘッド
12 水栓ユニット
14 シャワーホース
16 水栓装置ボックス
30b 前壁
32 後周壁
32a 後左壁
32c 後右壁
33a 上面
33c 上面
34a 外縁(左縁)
33c 外縁(右縁)
35a 内縁(右縁)
33c 内縁(左縁)
40a 凸部
40b 凹部
42a 左脚部
42c 右脚部
W 左右方向幅寸法
WO 距離
WI 距離

Claims (2)

  1. 下部キャビネットと、
    前記下部キャビネットの上に取り付けられる洗面ボウルと、
    前記洗面ボウルに向けて吐水するための水栓装置と、
    前記洗面ボウルの上部に位置する収納キャビネットと、
    を有する洗面化粧台であって、
    前記洗面ボウルは、
    前記洗面ボウルは、その手前側に位置する前壁と、奥側の三方を囲み且つ前記前壁よりも上方に延びる後周壁と、を有し、
    前記後周壁は、
    後左壁と後右壁とを有し、
    前記水栓装置は、
    前記洗面ボウルの上方に位置するように前記後左壁と前記後右壁との上面に載せられ、少なくとも後パネルと、底パネルと、取り外し可能に設けられた前パネルとを有し、且つ上面が開放された水栓装置収納部と、
    前記水栓装置収納部内に配置され、吐水状態と止水状態とを切替える水栓ユニットと、
    吐水を行う吐水ヘッドと、
    前記水栓装置ボックス内に収納され、前記吐水ヘッドと前記水栓ユニットとを連結し且つ前記吐水ヘッドを引き出し可能とするためのシャワーホースと、
    を有し、
    前記収納キャビネットは、
    前記収納キャビネットの底面の左側側端部から下方に向けて突出した、
    前記後左壁の上面の上に載せられる左脚部と、
    前記収納キャビネットの底面の右側側端部から下方に向けて突出した、
    前記後右壁の上面の上に載せられる右脚部とを有し、
    前記収納キャビネットの底面が、
    前記水栓装置収納部の上面を覆うように配置される
    ことを特徴とする洗面化粧台。
  2. 前記前面パネルは、
    前記収納キャビネットの左脚部及び右脚部のそれぞれの前方を覆う
    ことを特徴とする請求項1に記載の洗面化粧台。
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