JP6586661B2 - 自動車ドア用ラッチ - Google Patents

自動車ドア用ラッチ Download PDF

Info

Publication number
JP6586661B2
JP6586661B2 JP2017517785A JP2017517785A JP6586661B2 JP 6586661 B2 JP6586661 B2 JP 6586661B2 JP 2017517785 A JP2017517785 A JP 2017517785A JP 2017517785 A JP2017517785 A JP 2017517785A JP 6586661 B2 JP6586661 B2 JP 6586661B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
child lock
lock lever
spring
latch
lever
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017517785A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017530276A (ja
Inventor
マレク ドラゴン,
マレク ドラゴン,
アレクサンダー グロースマン,
アレクサンダー グロースマン,
Original Assignee
キーケルト アクツィーエンゲゼルシャフト
キーケルト アクツィーエンゲゼルシャフト
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by キーケルト アクツィーエンゲゼルシャフト, キーケルト アクツィーエンゲゼルシャフト filed Critical キーケルト アクツィーエンゲゼルシャフト
Publication of JP2017530276A publication Critical patent/JP2017530276A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6586661B2 publication Critical patent/JP6586661B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05BLOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
    • E05B77/00Vehicle locks characterised by special functions or purposes
    • E05B77/22Functions related to actuation of locks from the passenger compartment of the vehicle
    • E05B77/24Functions related to actuation of locks from the passenger compartment of the vehicle preventing use of an inner door handle, sill button, lock knob or the like
    • E05B77/26Functions related to actuation of locks from the passenger compartment of the vehicle preventing use of an inner door handle, sill button, lock knob or the like specially adapted for child safety
    • E05B77/265Functions related to actuation of locks from the passenger compartment of the vehicle preventing use of an inner door handle, sill button, lock knob or the like specially adapted for child safety hand actuated, e.g. by a lever at the edge of the door
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05BLOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
    • E05B15/00Other details of locks; Parts for engagement by bolts of fastening devices
    • E05B15/04Spring arrangements in locks
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05BLOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
    • E05B77/00Vehicle locks characterised by special functions or purposes
    • E05B77/22Functions related to actuation of locks from the passenger compartment of the vehicle
    • E05B77/24Functions related to actuation of locks from the passenger compartment of the vehicle preventing use of an inner door handle, sill button, lock knob or the like
    • E05B77/26Functions related to actuation of locks from the passenger compartment of the vehicle preventing use of an inner door handle, sill button, lock knob or the like specially adapted for child safety
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05BLOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
    • E05B15/00Other details of locks; Parts for engagement by bolts of fastening devices
    • E05B15/04Spring arrangements in locks
    • E05B2015/0468Spring arrangements in locks made of one piece with a lock part

Description

本発明は、キャッチ部および爪部を本質的に備えるロック機構を備えた自動車ドア用ラッチに関し、さらに、爪部で動作する作動レバー機構と、バネによって作用されるチャイルドロックレバーを備え、チャイルドロックレバーは、選択的な内部ドアハンドルの無効/作動を可能にし、内部ドアハンドルは、その位置「チャイルドロックオン」または「チャイルドロックオフ」によって作動レバー機構に関係するが、外側ドアハンドルは、変更されないように作動状態のままである。
チャイルドロックデバイスを用いて、自動車の後方側面ドアは、通常、その「チャイルドロックオン」位置において、内側ドアハンドルが働かないように操作可能である。対照的に、関連する側面ドアは、外側ドアハンドルが変更されずに作動状態のままなので外側から開けることができる。そのため、チャイルドロックデバイスまたはチャイルドロックレバーの「チャイルドロックオン」位置は、前述された内側ドアハンドルの選択式の無効に対応し、これは、結果的に、働かないように設定され、ロック機構を開錠できない。対照的に、チャイルドロックデバイスまたはチャイルドロックレバーの「チャイルドロックオフ」位置は、作動される内側ドアハンドルに対応し、結果的に、爪部は、作動レバー機構によってキャッチ部から持ち上げられる。その結果、関連する自動車側面ドアは、内側からも外側からも、簡単に開けることができる。この機能は、一般的に判明されており、当然、他の自動車ドアに伝達され拡張可能である。
チャイルドロックデバイスは、例えば、出願の実用新案DE 70 09 223によって、明らかにされるように、長く知られてきた。その出願において、チャイルドロックは、ドアのロック面から開かれるように、チャイルドロックレバーを用いる。内側ドアの作動装置は、遠隔作動レバーと、それに接続された結合フラップとから成る。結合フラップは、チャイルドロックレバーを用いて、遠隔作動レバーから外すことが可能である。
DE 195 36 648 A1は、チャイルドロック要素システムおよびチャイルドロックノブを備えた自動車ドア用ラッチを示す。チャイルドロックノブは、自動車ドア用ラッチの軸受凹部に、旋回するように配置される。さらに、チャイルドロックノブは、結合要素上で動作する制御カムを持ち、結合要素は、循環平面で偏心して循環する。制御カムの位置によって、内部作動装置の関連する作動レバー機構は、中断されるか機械的に閉鎖される。
実用新案DE 296 23 782 U1による技術のクラス固有の状態において、チャイルドロックシステムは、チャイルドロックスイッチ素子を用いて実施される。チャイルドロックスイッチ素子は、回転要素によって作用され、回転要素は、ヘッドに作動スロット(いわゆる作動ナット)を備えた自動車ドア用ラッチのハウジング内に収容されている。このため、クランクアームは、チャイルドロックスイッチ素子が接続されている関連した回転要素から離れる。さらに、クランクアームは、再設定バネと共に動作する。
ラッチシステム、特に、ドア用ラッチの為のラッチシステムは、DE 10 2007 055 413 A1の範囲内に記載されるように、なお一層進んだ技術状態にある。このラッチシステムは、第1の安定位置および第2の安定位置の間で旋回する回転体を示す。バネ要素は、関連する移動軌跡に沿って曲げられる。
チャイルドロックデバイスの先の設計は、それらの機能において説得力があるが、それらは、多くの組立労力を用いて設計される。なぜなら、チャイルドロックレバーに加えて、少なくとも一つの追加のバネが実施され、これを用いてえ、チャイルドロックレバーの2つの端部位置あるいは、唯一の端部位置が安全にとられる。さらに、普通の追加の結合レバー、制御カム、他の要素は、不可欠なものとして考察される。本発明が使用されるのは、ここである。
[発明が解決しようとする課題]
本発明は、先の実施形態と比べて、チャイルドロックデバイスの実施において構造上の労力が相当に減じされるように、そのような自動車ドア用ラッチを更に発達させる技術的課題に基づく。
クラス固有の自動車ドア用ラッチに対し、この技術的課題を解決するため、本発明は、チャイルドロックレバーおよびバネが構造上の単一体として形成されることを提案する。
そのため、チャイルドロックレバーおよびバネは、本発明の範囲において、関連する構造上の単一体を形成する。この状況で、バネが確実にすることは、チャイルドロックレバーの不完全な作動であっても、所望の端部位置が達成されること、すなわち、チャイルドロックレバーが最初に、基本的に、その2つの端部位置へと移動でき、これら2つの端部位置が、一方で「チャイルドロックオン」位置、他方で「チャイルドロックオフ」位置に対応する。「チャイルドロックオン」機能的位置は、作動レバー機構に関する内側ドアハンドルを無効にする。「チャイルドロックオフ」位置において、爪部は、対照的に、キャッチ部から持ち上げることができ、したがって、関連する自動車ドア用ラッチは、作動される内側ドアハンドルによって開けられる。対照的に、外側ドアハンドルは、チャイルドロックデバイスまたはチャイルドロックレバーの両位置において、有効である。
これら2つの端部位置が(不完全作動であっても)安全にとられるために、バネが確実にすることは、関連した力の作用であり、すなわち、そのバネ力を用いて、バネが、たとえ不完全な作動であっても、チャイルドロックレバー自身を、その2つの端部位置の一つへと移動させることである。
チャイルドロックレバーおよびバネが構造上の単一体を形成するため、技術上の労力および構成上の労力は、既に著しく減じられる。これは、バネを含むチャイルドロックレバーの製造および組込みは、一緒に行われるからである。チャイルドロックレバーおよびバネは、単一コンポーネントまたは単一部品として形成される必然性はない。それよりも、例えば、チャイルドロックレバーに付属または懸架バネが装着され、関連した構造上の単一体を実施するなら、それで足りる。
もし、有利な設計に従うと、チャイルドロックレバーおよびバネが、材料的に均一になるように、例えばプラスチックでできていると、この状況において、更なる費用上の利点が認められる。この場合、チャイルドロックレバーおよびバネは、共通の工具で、共通のプラスチック射出成形プロセスで製造される。これは、特に単純かつ費用対効果が高い状態で達成可能である。
詳細には、このため、チャイルドロックレバーには、ピン係合のためのガイドナットが装着される。バネと組み合わされたガイドナットおよびピンの相互作用が確実にすることは、チャイルドロックレバーが、安全に、たとえ作動が不完全であっても、2つの端部位置の一つに達する点である。
関連ピンは、通常、ハウジングに接続されるガイド部である。自動車ドア用ラッチの為のプラスチック蓋は、ハウジングとして本式に機能してもよい。実際、自動車ドア用ラッチは、本質において、自動車ドア側の自動車ドア用ラッチおよびシャーシ側のロックボルトを備える。原則として、手続が行われ、その逆も同じである。
自動車ドア用ラッチは、ラッチケースおよび前述したハウジングまたはラッチケースを外側で密封するプラスチック蓋を持つ。対照的に、ラッチケースは、金属でできている。本発明によると、プラスチック蓋は、プラスチックハウジングとして機能する。したがって、前述したピンは、簡単に、関連したハウジングまたはプラスチック蓋の上に形成可能である。このために、ピンもプラスチックでできていてもよく、ハウジングまたはプラスチック蓋の製造において、これから形成されてもよい。
そのため、プラスチックピンおよびガイドナットの間に相互作用が生じ、材料的に均一な方法におけるチャイルドロックレバーおよびバネの設計のため、ガイドナットは、同様に、プラスチックでできており、プラスチック壁を介してプラスチックで作られる。そのため、プラスチックおよびプラスチック間の好ましい摩擦状態が保たれる。
ピンは、都合の良いことに、ハウジングまたはプラスチック蓋を用いて接続されたガイドピンとして形成され、ガイドナットと組み合わされて、ピンが確実にすることは、チャイルドロックレバーが2つの端部位置「チャイルドロックオフ」、「チャイルドロックオン」をとるように完全に導かれることである。チャイルドロックレバーを旋回させるため、例えば、作動ナットが設けられ、これが、自動車ドア用ラッチ又はそのハウジング内の対応した孔に収容可能である。作動ナットは、作動スロットを持ち、ここで、例えば、キー、スクリュードライバ、コインなどが作動の為に係合可能である。
この状況において、作動ナットおよびチャイルドロックレバーが同様に、材料的に均一になるようにプラスチックから形成され、そのため、構造上の単一体、すなわち、チャイルドロックレバーを形成するとき、作動ナットおよびバネは、互いに、単一のコンポーネントプラスチック射出成形コンポーネントを構成し、これが、全体的に低い製造コストになる。さらに、組込みも簡単に達成可能である。作動ナットを用いて、通常、端部位置へと、チャイルドロックレバーが旋回される。旋回運動は、回転軸を考慮して行われ、ハウジングの孔に係合する作動ナットによって回転軸が画成されるので、孔は、作動ナットの為の軸受または旋回軸受として機能する。
2つの端部位置が安全にとられ、達成されることを可能にするため、ガイドナットは、一般的に、チャイルドロックレバーの、それぞれの端部位置の領域において、横断面で拡大部を持ち、そのため、横断面で広くなるように形成されている。さらに、ガイドナットは、その長さ方向外縁部において、径方向内側停止壁およびチャイルドロックレバーの回転軸に関してバネとしての径方向外側バネ壁の両方によって制限され、ガイドナットは、2つの横断面で広げられた端部位置の間の長さ方向の壁として、停止壁およびバネ壁を持つ。バネ壁は、チャイルドロックレバーのコンポーネントとして、バネの機能をとる。
この状況において、停止壁は、関連した回転軸と比べると、通常、弧状であり、この状況において、回転軸は、円の中心として作用する。弧状の停止壁と比べると、バネ壁は、この状況において、主に直線状の外延部を示す。実際、バネ壁は、一般的に、径方向内側ガイドナットと径方向外側凹部との間の弾性ブリッジとして設計される。
凹部が確実にすることは、バネ壁がバネとして弾性変形され、この凹部から逃れることができる点である。バネ壁の主に直線設計または停止壁の弧状設計と比較すると、弾性ブリッジの結果として、ガイドナットは、チャイルドロックレバーの2つの端部位置の間の移行領域において、内部で案内されるピンより小さい横断面を一般的に示す。2つの端部位置においてのみ、ガイドナットの横断面は、ガイドナット内で案内されるピンの横断面より、広く対応している。そのため、ガイドナット内で案内されるピンが決定的に確実にすることは、バネ壁が、2つの端部位置の間の移行領域で弾性変形されることである。
移行領域におけるバネ壁の、この弾性変形の結果として、再設定力がチャイルドロックレバーに発生される。再設定力が確実にすることは、チャイルドロックレバーが、その角度位置に従って端部位置の一つに移動されることである。チャイルドロックレバーの角度位置は、その回転軸と比較すると、旋回位置に対応する。このように、再設定力がチャイルドロックレバー上で動作し、チャイルドロックレバーが端部位置へと移動され、端部位置は、他の端部位置への移動と比較すると、より小さな旋回角度に対応するように、通常は設計されている。
本発明は、チャイルド安全レバーの完全な位置決めを達成し、それが、2つの端部位置の一つで固定されることを確実にする。たとえ、チャイルドロックレバーが、作動ナットを用いて作動される場合、あるいは、代替的に、ただ不完全に作動される場合であっても、これが適用される。いずれの場合でも、本発明が確実にすることは、チャイルドロックレバーの完全、不完全の両方において、これが、バネ壁を用いて発生される再設定力のため、安全に、「チャイルドロックオン」または「チャイルドロックオフ」位置をとることである。これは、特に低コストによっても区別される著しく単純な構造で達成される。これらは、重要な利点である。
以下、例示的実施例を表すにすぎない図面に基づき、本発明を更に詳細に説明する。
図1は、自動車用ドアラッチの内側から見た背面図において、本発明に従う自動車ドア用ラッチを示す。 図2は、作動ナットを伴う正面図において、図1に従う対象物を示す。 図3Aは、異なる機能的位置において、チャイルドロックデバイスを別々に示す。 図3Bは、異なる機能的位置において、チャイルドロックデバイスを別々に示す。 図3Cは、異なる機能的位置において、チャイルドロックデバイスを別々に示す。
詳細な説明
図には、本発明にとって重要なコンポーネントおよび要素まで減少された自動車ドア用ラッチが描かれている。ハウジング1は、この場合、プラスチック蓋として形成され、図示しないラッチケースをラッチする。ラッチケースは、通常、図1に示された画面上方の画面に配置されており、明瞭にするため示されていない。通常、ラッチケースの目的は、ロック機構を収容することであり、ロック機構も同様に示されていないが、ロック機構は、キャッチ部および爪部から成る。部分的に明らかな作動レバー機構2a、2bは、図1に従う内側の図に抜粋で示されているだけであるが、爪部における作動コンポーネントの動作を示す。さらに、チャイルドロックデバイス3が明らかであり、これには、チャイルドロックレバー4が装着されている。チャイルドロックレバー4は、バネ5によって作用される。本発明によると、チャイルドロックレバー4およびバネ5は、構造上の単一体4,5として形成されている。
図1または図3Aに従う説明図において、チャイルドロックレバー4は「チャイルドロックオン」位置に置かれており、チャイルドロックオン位置において、チャイルドドックレバー4は、内部作動レバーチェーンを妨害し、または、作動レバー機構2a、2bを介して内部作動が、図示しない内部ドアハンドル上でアイドル行程に適する。対照的に、図1において点線で表された位置または図3Cに示された「チャイルドロックオフ」位置は、作動レバー機構2a、2bを介して可能な内部作動に対応し、その結果、爪部がキャッチ部から持ち上げられる。「チャイルドロックオン」および「チャイルドロックオフ」機能的位置の両方において、例示された自動車ドア用ラッチは、まだ外部的に作動可能である。
特に、「チャイルドロックオン」位置において図1または図3Aで明らかなチャイルドロックレバー4は、この位置で作動レバー機構2a、2bのコンポーネントとして、端部に置かれたピン6と共に内部作動レバー2bをブロックするか、内部作動レバーが、図1に示された矢印方向において、その軸を中心として旋回される場合にはアイドル行程を生じさせる。ここに、バネで接続された2つのアームが互いに結合されないか、停止部6に抗して続くレバーアームがブロックされる。したがって、これは、直接または間接的にキャッチ部から爪部を持ち上げることができない。
図1または図3Aおよび図3Cにおいて示された2つの機能的位置、チャイルドロックレバー4の「チャイルドロックオン」および「チャイルドロックオフ」は、図2に従う正面図において明らかな実施例ケースにおいて、作動ナット7を用いて特定可能である。作動ナット7の代わりに、チャイルドロックレバー4は、当然、手動で(あるいは、自動でも)どんな型にでも旋回可能である。施工上の実施例において、チャイルドロックレバー4と一体的に接続された作動ナット7は、前述した結果をうけて、チャイルドロックレバー4が「チャイルドロックオン」端部位置または「チャイルドロックオフ」端部位置のいずれか一方をとることを確実にする。
本発明によると、例示された2つの端部位置に移動可能なチャイルドロックレバー4に依存するばかりか、これらの端部位置も、位置精度で維持される必要がある。そのため、チャイルドロックデバイス3又はチャイルドロックレバー4の意図しない係合や係合解除が避けられる。このため、チャイルドロックレバー4は、前述したバネ5を持っている。実際、チャイルドロックレバー4,5およびバネ5は、本発明によると、構造上の単一体4,5として形成されている。設計上の実施例において、チャイルドロックレバー4およびバネ5は、たとえば、プラスチックから材料的に均一になるように設計される。設計上の実施例において、作動ナット7は、構造上の単一体4,5に追加される。したがって、チャイルドロックレバー4、バネ5および最終的に作動ナット7を備える構造上の単一体4,5,7が存在するが、これは、単一のコンポーネントプラスチック射出成形コンポーネント4,5,7として設計される。当然、これは、例示にすぎず、必然的なものではない。
図1の説明図に基づいて明らかなことは、チャイルドロックレバー4には、ピン9と係合する為にガイドナット8が装着されることである。ピン9は、ハウジング1と接続され、本願の場合、チャイルドロックレバー4の為のガイドピン9として設計されている。実際、図2で明らかなハウジング1の関連孔10に係合する作動ナット7と組み合わされるガイドピン9は、チャイルドロックレバー4の回転軸11が画成されること、チャイルドロックレバー4が、この旋回運動において、ガイドナット8に係合するピン9を用いて、完全に回転軸11を中心として案内されることの両方を確実にする。
図1および図3Aから図3Cに基づいて明らかなことは、ガイドナット8が、チャイルドロックレバー4の、それぞれの端部位置の領域で、横断面的に広くなるように設計されている点である。実際、2つの端部位置の区域においてガイドナット8は、ガイドナット8に係合するピンまたはガイドピン9の横断面に対応する横断面を示す。対照的に、2つの端部位置の間の移行領域12,13に対し、認められるガイドナット8の横断面は、ガイドピン9の横断面より小さい。その結果として、バネ5は、図3Bに示されるように変形される。
実際、その長さ方向の外延部において、ガイドナット8は、バネ5として、バネ壁12および停止壁13の両方によって制限される。回転軸11と比較すると、停止壁13は、ガイドナット8と比較して径方向内側に配置されるが、バネ壁12は、回転軸11と比較して径方向外側に配置され、対応している。
明らかなことは、停止壁13が、回転軸11と比較すると弧状であり、回転軸11は、この点で円の中心として機能する。対照的に、バネ壁12は、主に直線状の外延を有する。実際、バネ壁12は、前述したガイドナット8および凹部14の間の弾性ブリッジ12として設計されている。凹部14が確実にすることは、バネ5として作用し機能するバネ壁12が、ガイドピン9(図3Bを参照)による変形に伴い、この凹部14へと逃げることができる点である。明らかなことは、凹部14が、チャイルドロックレバー4の回転軸11と比較すると径方向外側に配置されるが、ガイドナット8は、対照的に径方向内側配置を持つ点である。
前述したように、バネ壁12の主に直線状の設計は、停止壁13の弧状と組み合わせて全体的に移行領域12,13においてガイドナット8になり、チャイルドロックレバー4の2つの端部位置の間で、ガイドピン9より小さい横断部を示す。その結果として、ピン9が確実にすることは、バネ壁12が移行領域12,13において弾性変形される点である。この弾性変形のため、バネ壁12は、チャイルドロックレバー4において再設定力を発生させる。これは、図3Bに示されている。明らかなことは、チャイルドロックレバー4が不完全に作動される点である。そのため、ピン9は、移行領域12,13に置かれる。バネ壁12は、弾性変形され、回転軸11に関して、反時計方向において、再設定力を発生させる。そのため、不完全に作動されるチャイルドロックレバー4は、図3Cに従う「チャイルドロックオフ」位置の方向に作用される。
バネ壁12の再設定力は、チャイルドロックレバー4が、回転軸11と比較して角度位置に従って端部位置の一つに移動されるように算出される。しかしながら、全体的に、これが確実にすることは、チャイルドロックレバー4が、作動ナット7を用いて不完全に作用されていたとしても、チャイルドロックレバー4が完全に位置決めされる点である。この場合、バネ壁12は、移行領域12,13において変形されるが、これが確実にすることは、変形によって発生される再設定力が、チャイルドロックレバー4を次の角度端部位置へと移動させる点である。次の角度端部位置は、2つの基本的に達成可能な端部位置に関して、最小旋回角度に対応する。
したがって、ガイドナット8に突っ込まれたガイドピン9が、「チャイルドロックオフ」端部位置より「チャイルドロックオン」端部位置近傍に近い角度に置かれる場合、バネ壁12の変形によって発生される再設定力が確実にすることは、チャイルドロックレバー4が自動的に、「チャイルドロックオン」端部位置の近傍に近い角度に旋回される点である。

Claims (8)

  1. キャッチ部および爪部を備えるロック機構を備えた自動車ドア用ラッチであって、
    前記爪部に動作する作動レバー機構(2a、2b)とチャイルドロックレバー(4)を備えたチャイルドロックデバイス(3)とを更に備え、
    前記チャイルドロックレバー(4)は、回転軸(11)と、前記回転軸(11)に対して径方向外側に配置され、主に直線状の外延部を有するバネ壁(12)と、ハウジング(1)に接続されたガイドピン(9)が置かれる移行領域とを備え、
    前記チャイルドロックレバー(4)は、前記ガイドピン(9)と係合するようにガイドナット(8)を更に備え、
    前記チャイルドロックレバー(4)は、前記回転軸(11)および前記バネ壁(12)に対して、その長さ方向の外延部を制限する為に、前記回転軸(11)の径方向内側に配置される停止壁(13)を備え、
    前記ガイドピン(9)が「チャイルドロックオフ」端部位置より「チャイルドロックオン」端部位置近傍に置かれる場合、前記バネ壁(12)の変形により、前記チャイルドロックレバー(4)が自動的に「チャイルドロックオン」端部位置の近傍に近い角度に旋回されることを特徴とする、自動車ドア用ラッチ。
  2. 前記チャイルドロックレバー(4)は、プラスチックから材料的に均一になるように設計されていることを特徴とする、請求項1に記載の自動車ドア用ラッチ。
  3. 前記ピン(9)は、ハウジング(1)に接続されたガイドピン(9)として形成されることを特徴とする、請求項に記載の自動車ドア用ラッチ。
  4. 前記ガイドナット(8)は、前記チャイルドロックレバー(4)の、それぞれの端部位置の領域で横断面が広くなるように設計されていることを特徴とする、請求項2または3に記載の自動車ドア用ラッチ。
  5. 前記停止壁(13)は、前記回転軸(11)と比較して弧状で形成されることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか一項に記載の自動車ドア用ラッチ。
  6. 前記バネ壁(12)は、径方向内側ガイドナット(8)および径方向外側凹部(14)の間の弾性ブリッジ(12)として設計されることを特徴とする、請求項4または5に記載の自動車ドア用ラッチ。
  7. 移行領域(12,13)における前記ガイドナット(8)は、前記チャイルドロックレバー(4)の二つの前記端部位置の間で案内される前記ピン(9)より小さい横断面を示し、前記チャイルドロックレバー(4)は、前記移行領域(12,13)において前記バネ壁(12)を最終的に弾性変形させることを特徴とする、請求項1〜のいずれか一項に記載の自動車ドア用ラッチ。
  8. 前記バネ壁(12)は、前記移行領域において、前記チャイルドロックレバー(4)にリセット力を生み出すことを特徴とする、請求項1〜のいずれか一項に記載の自動車ドア用ラッチ。
JP2017517785A 2014-10-02 2015-09-04 自動車ドア用ラッチ Active JP6586661B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE102014114347.7 2014-10-02
DE102014114347.7A DE102014114347A1 (de) 2014-10-02 2014-10-02 Kraftfahrzeugtürverschluss
PCT/DE2015/100377 WO2016050236A1 (de) 2014-10-02 2015-09-04 Kraftfahrzeugtürverschluss

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017530276A JP2017530276A (ja) 2017-10-12
JP6586661B2 true JP6586661B2 (ja) 2019-10-09

Family

ID=54260594

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017517785A Active JP6586661B2 (ja) 2014-10-02 2015-09-04 自動車ドア用ラッチ

Country Status (6)

Country Link
US (1) US10280655B2 (ja)
EP (1) EP3201411B1 (ja)
JP (1) JP6586661B2 (ja)
CN (1) CN107002431B (ja)
DE (1) DE102014114347A1 (ja)
WO (1) WO2016050236A1 (ja)

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102014114512A1 (de) * 2014-10-07 2016-04-07 Kiekert Aktiengesellschaft Kraftfahrzeugtürverschluss
DE102017102815A1 (de) 2017-02-13 2018-08-16 Kiekert Ag Kraftfahrzeugtürschloss
DE102017111704A1 (de) 2017-05-30 2018-12-06 Kiekert Ag Schließsystem mit drehbarem Stellelement und Federelement
DE102018101074A1 (de) 2018-01-18 2019-07-18 Kiekert Ag Schließsystem für eine Tür oder Klappe eines Kraftfahrzeugs
US11280116B2 (en) * 2018-05-15 2022-03-22 Magna Closures Inc. Closure latch assembly with child lock having asymmetrical toggle spring arrangement
EP3613928B1 (en) * 2018-08-17 2021-06-09 Inteva Products, LLC Inside release spring for vehicle door
DE102019119256A1 (de) * 2019-07-16 2021-01-21 Kiekert Aktiengesellschaft Kraftfahrzeugschliesseinrichtung
DE102019129736A1 (de) 2019-11-05 2021-05-06 Kiekert Aktiengesellschaft Kraftfahrzeugschloss
DE102019131018A1 (de) * 2019-11-18 2021-05-20 Kiekert Aktiengesellschaft Kraftfahrzeug-Schloss, insbesondere Kraftfahrzeug-Türschloss
DE102019133324A1 (de) 2019-12-06 2021-06-10 Kiekert Aktiengesellschaft Kraftfahrzeug-Schloss, insbesondere Kraftfahrzeug-Türschloss
DE102020103378A1 (de) 2020-02-11 2021-08-12 Kiekert Aktiengesellschaft Kraftfahrzeugschließeinrichtung
DE102020105742A1 (de) 2020-03-04 2021-09-09 Kiekert Aktiengesellschaft Kraftfahrzeugtürschloss

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE7009223U (de) 1970-03-13 1970-07-23 Kiekert Soehne Arn Kraftfahrzeug-tuerschloss.
DE3941669A1 (de) * 1989-12-16 1990-07-12 Bocklenberg & Motte Bomoro Kraftfahrzeug-tuerschloss, haubenschloss oder dergleichen
JP2895722B2 (ja) * 1993-09-17 1999-05-24 三井金属鉱業株式会社 車両ドアロック装置におけるチャイルドロック機構
DE19512573B4 (de) 1995-04-04 2006-07-13 Kiekert Ag Kraftfahrzeugtürverschluss mit Druckbetätigung eines Kindersicherungsbetätigungsknopfes
DE19536648C2 (de) 1995-09-30 1999-10-14 Kiekert Ag Kraftfahrzeugtürverschluß mit einem einen Steuernocken aufweisenden Kindersicherungselementesystem
DE29623782U1 (de) 1996-05-16 1999-09-30 Kiekert Ag Kraftfahrzeugtürschloß mit Drehfalle, Sperrklinke und Kindersicherungssystem
BR8201796Y1 (pt) * 2002-07-31 2016-07-26 Cam Brazil Fabricação De Sist S Automotivos Ltda disposição construtiva introduzida em alavanca de mecanismo de segurança de fechadura de porta traseira de veículos automotores
EP1869274B1 (en) * 2005-03-23 2011-01-26 Magna Closures Inc. Global side door latch
DE102007055413B4 (de) 2007-11-19 2017-06-22 Kiekert Ag Schließsystem mit multistabiler Bauteil-Federelement-Einrichtung
DE202008012484U1 (de) 2008-09-21 2010-02-18 BROSE SCHLIEßSYSTEME GMBH & CO. KG Kraftfahrzeugschloß
CN202090744U (zh) * 2011-05-18 2011-12-28 芜湖市宝艺游乐科技设备有限公司 一种用于儿童电动车车门开闭的连杆机构
GB2499661A (en) * 2012-02-24 2013-08-28 Control Tech Ltd Sliding cover with latch mechanism
DE202013004025U1 (de) * 2013-04-30 2014-08-01 BROSE SCHLIEßSYSTEME GMBH & CO. KG Kraftfahrzeugschloss

Also Published As

Publication number Publication date
EP3201411B1 (de) 2018-12-19
CN107002431A (zh) 2017-08-01
DE102014114347A1 (de) 2016-04-07
EP3201411A1 (de) 2017-08-09
US10280655B2 (en) 2019-05-07
JP2017530276A (ja) 2017-10-12
US20170298658A1 (en) 2017-10-19
CN107002431B (zh) 2019-04-19
WO2016050236A1 (de) 2016-04-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6586661B2 (ja) 自動車ドア用ラッチ
US9068379B2 (en) Vehicle door closer device
JP4963720B2 (ja) 車両用ドアラッチ装置におけるアクチュエータ
JP4455646B2 (ja) 自動車用ドアラッチ装置
US8172283B2 (en) Door latch device in a motor vehicle
JP6352779B2 (ja) 車両用ドアロック装置
US20100127511A1 (en) Vehicle door latch having a power lock-unlock mechanism
KR101984344B1 (ko) 패널 또는 도어용 록
KR102165338B1 (ko) 플랩 또는 도어용 록
JP6609826B2 (ja) 車両用ドアラッチ装置
WO2014203930A1 (ja) 車両用ドアハンドル装置
US10648202B2 (en) Locking device for a motor vehicle hood, and method
US10745944B2 (en) Motor vehicle door lock
KR102017927B1 (ko) 차량 도어 록
MX2014013349A (es) Cerradura para cancel o puerta.
JP5034129B2 (ja) 車両用ドアラッチ装置
WO2018115949A1 (en) Motor vehicle door latch
JP5309408B2 (ja) 車両用ドアラッチ装置
EP3012390B1 (en) Vehicle door outer handle structure
US10465424B2 (en) Vehicle door latch device
JP6308031B2 (ja) 車両用ドアロック装置
KR20140048846A (ko) 플랩 또는 도어를 위한 록킹 장치
JP5824755B2 (ja) 自動車用ドアラッチ装置
US20170306658A1 (en) Motor vehicle lock comprising a braking pawl and a driving dog mechanism
JP5005047B2 (ja) 車両用ドアラッチ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180309

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190220

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190226

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190513

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190813

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190816

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6586661

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250