JP6585386B2 - インクジェットプリンタにおける紫外線照射ランプの取付構造 - Google Patents

インクジェットプリンタにおける紫外線照射ランプの取付構造 Download PDF

Info

Publication number
JP6585386B2
JP6585386B2 JP2015116236A JP2015116236A JP6585386B2 JP 6585386 B2 JP6585386 B2 JP 6585386B2 JP 2015116236 A JP2015116236 A JP 2015116236A JP 2015116236 A JP2015116236 A JP 2015116236A JP 6585386 B2 JP6585386 B2 JP 6585386B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ultraviolet irradiation
irradiation lamp
mounting
lamp
carriage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2015116236A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017001244A (ja
Inventor
藤田 康弘
康弘 藤田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Roland DG Corp
Original Assignee
Roland DG Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Roland DG Corp filed Critical Roland DG Corp
Priority to JP2015116236A priority Critical patent/JP6585386B2/ja
Publication of JP2017001244A publication Critical patent/JP2017001244A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6585386B2 publication Critical patent/JP6585386B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、インクジェットプリンタにおける紫外線照射ランプの取付構造に関する。
従来より、インクジェットプリンタのインクヘッドが搭載されるキャリッジには、インクヘッドを搭載するインクヘッド搭載部とともに紫外線照射ランプを備える場合がある。
この紫外線照射ランプは、インクヘッドよりメディア上に吐出される紫外線硬化インクに対して紫外線を照射するため、キャリッジ上のインクヘッドに隣接する領域に配置される。
なお、本明細書においては、印刷対象となるメディアの幅方向を「主走査方向」と適宜称することとし、メディアの長手方向を「副走査方向」と適宜称することとする。このメディアの幅方向たる主走査方向とメディアの長手方向たる副走査方向とは、互いに直交する方向である。
従来のインクジェットプリンタにおいて、キャリッジは主走査方向に沿って配設されるガイドレール上に摺動自在に配置され、キャリッジ内に昇降可能に配設されるベース部材に、インクを吐出するインクノズルを有するインクヘッドと、メディア上に吐出された紫外線硬化インクに対して紫外線を照射する紫外線照射ランプとが搭載される。
そして、紫外線照射ランプは、インクヘッドに隣接する位置に、取付部材を介してベース部材に固定される。
この取付部材は、紫外線照射ランプとベース部材とを連結する部材であるが、単に紫外線照射ランプとベース部材とを連結すればよいものではなく、所定の重量を有する紫外線照射ランプを支持するために強度を有するよう設計される必要がある。
ここで、図1および図2には、従来のインクジェットプリンタにおける紫外線照射ランプの取付構造を示す概念構成斜視説明図が示されている。
図1に示す紫外線照射ランプの取付構造における取付部材100は、平面部100aと角状部100bとを結合させて取付部材100を構成している。また、平面部100aの下方側の端部が折り曲げて構成されており、紫外線照射ランプ110を下方側から支持している。
そして、平面部100aが紫外線照射ランプ110の側面に対してネジにより固定され、また、角状部100bがベース部材112に対してネジにより固定されている。
こうした取付部材100は、剛性が高く、紫外線照射ランプの重量による影響が少ない。
しかしながら、多くの材料を必要とすることからコスト高を招くという問題点があった。
また、取付部材100は板金により構成されるため、多くの材料が必要となる場合には、それ自体が重くなり、ベース部材に負荷がかかるという問題点があった。
次に、図2に示す取付部材200は、略板状体よりなる平面部200aと、平面部200aの一部を直立させるように折り曲げて構成される上方側面部200bと下方側面部200cとにより形成される。
そして、平面部200aが紫外線照射ランプ210の側面に対してネジにより固定され、また、上方側面部200bおよび下方側面部200cの一部がそれぞれベース部材212に対してネジにより固定される。
こうした取付部材200は、少ない材料により構成されているため、コストを抑えることができる。
しかしながら、紫外線照射ランプ210の重量に対する剛性が低いため、使用の経過とともに取付部材200の歪みや取付部材200とベース部材212との間のネジの緩みなど、紫外線照射ランプ210の重量による影響が生じるおそれがあるという問題点があった。
なお、本願出願人が特許出願時に知っている先行技術は、上記において説明したようなものであって文献公知発明に係る発明ではないため、記載すべき先行技術情報はない。
本発明は、従来の技術の有する上記したような種々の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、剛性が高く、かつ、軽量なインクジェットプリンタにおける紫外線照射ランプの取付構造を提供しようとするものである。
また、本発明の目的とするところは、材料の増加に伴うコスト高を抑制することができるようにしたインクジェットプリンタにおける紫外線照射ランプの取付構造を提供しようとするものである。
上記目的を達成するために、本発明は、紫外線照射ランプの筐体を利用して紫外線照射ランプの取付構造の剛性を確保するようにしたものである。
即ち、本発明は、インクヘッドを搭載するキャリッジに紫外線照射ランプを取り付けるためのインクジェットプリンタにおける紫外線照射ランプの取付構造であって、両端部を開放とした角筒形状体であって、上記角筒形状体を構成する面として、高さ方向に上端部から下端部まで、もしくは、水平方向に一側部から他側部まで切り欠いた切り欠き部を有する第1の面と、上記第1の面に対向して配設される第2の面と、上記第1の面と上記第2の面とをそれぞれ連結するように配設される第3の面と第4の面とを有する取付部材を備え、上記切り欠き部を塞ぐように紫外線照射ランプを上記第1の面の外側に固定するようにした。
また、本発明は、インクヘッドを搭載するキャリッジに紫外線照射ランプを取り付けるためのインクジェットプリンタにおける紫外線照射ランプの取付構造であって、両端部を開放とした角筒形状体であって、上記角筒形状体を構成する面として、高さ方向に上端部から下端部まで、もしくは、水平方向に一側部から他側部まで切り欠いた切り欠き部を有する第1の面と、上記第1の面に対向して配設される第2の面と、上記第1の面と上記第2の面とをそれぞれ連結するように配設される第3の面と第4の面とを有する取付部材を備え、上記切り欠き部を塞ぐように紫外線照射ランプを上記第1の面の内側に固定するようにした。
また、本発明は、上記した発明において、上記第2の面を、上記インクヘッドに隣接させるようにした。
また、本発明は、上記した発明において、上記第3の面および上記第4の面のうち、上記キャリッジの移動方向と直交する方向における後方側に位置する方の面を上記キャリッジに固定するようにした。
本発明は、以上説明したように構成されているので、剛性が高く、かつ、軽量なインクジェットプリンタにおける紫外線照射ランプの取付構造を得ることができるという優れた効果を奏する。
また、本発明は、以上説明したように構成されているので、材料の増加に伴うコスト高を抑制することができるという優れた効果を奏する。
図1は、従来のインクジェットプリンタにおける紫外線照射ランプの取付構造を示した概略構成斜視説明図である。 図2は、従来のインクジェットプリンタにおける紫外線照射ランプの取付構造を示した概略構成斜視説明図である。 図3は、本発明によるインクジェットプリンタにおける紫外線照射ランプの取付構造の実施の形態の一例を示した概略構成説明図である。 図4は、本発明によるインクジェットプリンタにおける紫外線照射ランプの取付構造の実施の形態の一例を示した概略構成斜視説明図である。 図5(a)は、本発明によるインクジェットプリンタにおける紫外線照射ランプの取付構造における取付部材の実施の形態の一例を示した概略構成斜視説明図であり、図5(b)は、図5(a)に示すVB矢印方向から見た場合の取付部材を示した概略構成矢視説明図であり、図5(c)は、図5(a)に示すVC矢印方向から見た場合の取付部材を示した概略構成矢視説明図である。 図6は、図3に示すVI矢印方向から見た場合のキャリッジの一部を示した概略構成矢視説明図である。 図7は、本発明によるインクジェットプリンタにおける紫外線照射ランプの取付構造の他の実施の形態を示した概略構成斜視説明図である。
以下、添付の図面を参照しながら、本発明によるインクジェットプリンタにおける紫外線照射ランプの取付構造の実施の形態の一例について詳細に説明するものとする。
図3および図4を参照しながら説明すると、本発明によるインクジェットプリンタにおける紫外線照射ランプの取付構造を備えたキャリッジ10は、インクジェットプリンタ内部において主走査方向に沿って配設されるガイドレール12に対して主走査方向に摺動自在に配置されるコ字形状を有する背面側ベース部14と、背面側ベース部14内の主走査方向における両端部付近に高さ方向に沿ってそれぞれ配置される昇降軸16および昇降軸18と、背面側ベース部14の凹部内に昇降軸16および昇降軸18に挿通されて昇降自在に配設されるコ字形状を有する前面側ベース部20と、前面側ベース部20の凸部であって、副走査方向における前方側の面に配置されてインクをメディア上に吐出するインクヘッド部22aを搭載するインクヘッド搭載部22と、前面側ベース部20の副走査方向における前方側の面であって、インクヘッド搭載部22の主走査方向における両端部に位置するように配置される2つの取付部材24および取付部材26と、取付部材24を介して前面側ベース部20に搭載される紫外線照射ランプ28と、取付部材26を介して前面側ベース部20に搭載される紫外線照射ランプ30と、背面側ベース部20の上方側に背面側ベース部14と連結して配設され、昇降軸16および昇降軸18を回転させて前面側ベース部20を昇降させるよう駆動する駆動部32と、昇降軸16の上端部に固定されるプーリー16aと、昇降軸18の上端部に固定されるプーリー18aと、プーリー16aとプーリー18aとの間に無端状に張設されて駆動部32の動力をプーリー16aとプーリー18aとに伝達してプーリー16aおよびプーリー18aを回転させる駆動ベルト34とを有して構成される。
次に、図3および図4とともに図5(a)(b)(c)を参照しながら取付部材24および取付部材26について説明する。
なお、本実施の形態においては、2つの取付部材24および取付部材26を配置している。ここでは、図4に示す取付部材26を中心に説明するが、取付部材24と取付部材26とは、左右対称の構成を有する点でのみ異なり、その他の点においては同様の構成を有する。
取付部材26は、板金よりなり、その断面が略C字形状を有する角筒形状体である。そして、その両端部は開放状態としている。また、角筒形状体を構成する1つの面について、その一部を高さ方向の上端から下端までの領域を切り欠いた形状を有する(図5(a)を参照する。)。即ち、角筒形状体の1つの面に、一部切り欠き部を有する。
そして、キャリッジ搭載時にインクヘッド搭載部22と隣接する面となる平面形状の中央部26aと、中央部26aに隣接して中央部26aの両側に直立して配設される側面部26bおよび側面部26cと、側面部26bに隣接して中央部26aと平行に対向する面となるランプ取付面26dと、側面部26cに隣接して中央部26aと平行に対向する面となるランプ取付面26eとにより構成される。なお、ランプ取付面26dとランプ取付面26eとの間は開口しており、所定の間隙を有する切り欠き部を設けて構成されている。
なお、本実施の形態においては、ランプ取付面26dおよびランプ取付面26eは、その端縁が鉛直方向と平行に延びているが、鉛直方向に対して角度を有するように形成してもよい。
次に、取付部材26に穿設される孔について説明すると、側面部26cには、後述する前面側ベース部20への固定に用いるための長穴が穿設される。
こうした長穴26c−1は、側面部26cの中心位置に所定の幅を有するよう構成される。
また、取付部材26のランプ取付面26dには、取付面26dの中央付近に2つの孔26d−1および孔26d−2が所定の位置に等間隔に穿設される。
また、取付部材26のランプ取付面26eには、取付面26eの中央付近に2つの孔26e−1および孔26e−2が所定の位置に等間隔に穿設される。
ここで、側面部26bおよび側面部26cは、側面部26cをキャリッジ10の前面側ベース部20に搭載する必要があるため、少なくとも長穴を穿設することが可能な幅で、かつ、取付部材26および紫外線照射ランプ30の重量を支持することが可能な幅を備えることが必要な条件となる。
また、ランプ取付面26dおよびランプ取付面26eの両面には紫外線照射ランプ30の側面を固定するため、少なくとも、紫外線照射ランプ30をネジ止め可能な孔を穿設することが可能な幅で、かつ、紫外線照射ランプ30の重量に支持することが可能な幅を備えることが必要な条件となる。
なお、本実施の形態においては、取付部材24および取付部材26はアルミニウム板金で形成し、厚さを2mmとした。
また、本実施の形態においては、取付部材24および取付部材26の側面部26bおよび側面部26cの幅を25mmとした。
また、本実施の形態においては、取付部材24および取付部材26のランプ取付面26dおよびランプ取付面26eの幅を15mmとし、ランプ取付面26dとランプ取付面26eとの間に備える切り欠き部の距離を50mmとした。
なお、本実施の形態においては、取付部材24および取付部材26をアルミニウム板金により形成するようにしたが、これに限られるものではないことは勿論であり、その他の材料により形成するようにしてよい。
また、本実施の形態においては、取付部材24および取付部材26の厚さ、側面部26bおよび側面部26cの幅、ランプ取付面26dおよびランプ取付面26eの幅および切り欠き部の距離を上記の寸法を有するよう構成したが、これに限られるものではないことは勿論であり、紫外線照射ランプの寸法や重量などによって、適宜変更するようにしてよい。
また、本実施の形態においては、切り欠き部は上下方向に延びているが、これに限られるものではないことは勿論であり、切り欠き部を水平方向に一側部から他側部へ切り欠くようにし、水平方向に延びるように形成してもよい。また、この場合、ランプ取付面26dおよびランプ取付面26eの端縁は、水平方向と平行に延びるように形成してもよいし、水平方向に対して角度を有するように形成してもよい。
次に、図6を参照しながら、キャリッジ10に対して紫外線照射ランプ28および紫外線照射ランプ30を取り付ける方法について説明する。
はじめに、インクヘッド搭載部22両端部の近傍のキャリッジ10上に、取付部材24および取付部材26をそれぞれ配置する。
なお、本実施の形態においては、主走査方向における左方側に取付部材24を配置し、主走査方向における右方側に取付部材26を配置する。
その際に、取付部材26の中央部26aがインクヘッド搭載部22に隣接するように配置する。また、取付部材24についても、取付部材26の中央部26aに相当する面がインクヘッド搭載部22の左方側の端部に隣接するように配置する。即ち、取付部材24と取付部材26とは左右対称となる向きでキャリッジ10上に配置するようにする。
より詳細には、取付部材26の側面部26cを前面側ベース部20に当接させ、取付部材26の側面部26cに穿設された長穴26c−1において、前面側ベース部20が有するネジ留めのための孔(図示せず。)に対してネジで固定する。なお、本実施の形態においては、長穴26c−1に等間隔に3つのネジで固定するものとした。
同様に、取付部材24についても、相当する長穴において前面側ベース部20が有する孔に対してネジ留めする。
次に、取付部材26のランプ取付面26dおよびランプ取付面26eに紫外線照射ランプ30を当接させる。その際、紫外線照射ランプ30はランプ取付面26dとランプ取付面26eとの両方に支持されるように配置し、紫外線照射ランプ30の筐体が有する面で取付部材26が有する切り欠き部を塞ぐようにする。
そして、ランプ取付面26dおよびランプ取付面26eに穿設された孔26d−1、孔26d−2、孔26e−1および孔26e−2において紫外線照射ランプ30に対してネジ留めし、取付部材26に紫外線照射ランプ30を固定する。
同様に、取付部材24においても、相当する孔において紫外線照射ランプ28に対してネジ留めし、紫外線照射ランプ28の筐体が有する面で取付部材24が有する切り欠き部を塞ぐように紫外線照射ランプ28を固定する。
以上の構成において、紫外線照射ランプ28および紫外線照射ランプ30をキャリッジ10に搭載し、メディアに対して紫外線を照射可能なインクジェットプリンタによる印刷が可能となる。
上記において説明したように、取付部材24および取付部材26は、それぞれ切り欠き部を備え、切り欠き部を紫外線照射ランプに当接させて紫外線照射ランプの筐体が有する面で切り欠き部を塞ぐようにした。
これにより、取付部材24および取付部材26は、それぞれ、紫外線照射ランプ28および紫外線照射ランプ30と一体となる。紫外線照射ランプ28および紫外線照射ランプ30が有する面と取付部材24および取付部材26のそれぞれの切り欠き部が当接して四角形状を構成することにより、取付部材24および取付部材26の強度が全体的に増すこととなる。
次に、本発明によるインクジェットプリンタにおける紫外線照射ランプの取付構造の第2の実施の形態について説明する。
上記第1の実施の形態においては、取付部材の側面に紫外線照射ランプを取り付けるようにしたが、この第2の実施の形態においては、取付部材内部に紫外線照射ランプを取り付けるようにしている。
図7には、本発明の第2の実施の形態によるインクジェットプリンタにおける紫外線照射ランプの取付構造を示している。
即ち、第2の実施の形態においては、取付部材26の内側から切り欠き部に紫外線照射ランプを当接させて配設し、紫外線照射ランプ30の筐体が有する面で取付部材26の切り欠き部を塞ぐようにした。
これにより、紫外線照射ランプ30と取付部材26とが一体となり、紫外線照射ランプ30が有する面と取付部材26の切り欠き部が当接して四角形状を構成することにより、取付部材26の強度が全体的に増すこととなる。
上記において説明したように、第1の実施の形態および第2の実施の形態として示した本発明によるインクジェットプリンタにおける紫外線照射ランプの取付構造は、紫外線照射ランプの筐体が有する面を利用し、紫外線照射ランプの取付構造の剛性を確保できるため、軽量で、かつ、剛性が高い紫外線照射ランプの取付構造を実現することが可能である。
また、本発明によるインクジェットプリンタにおける紫外線照射ランプの取付構造によれば、簡単な構成でありながら剛性を確保することができるため、材料の増加に伴うコスト高を抑制した紫外線照射ランプ取付構造を実現することが可能である。
なお、上記した実施の形態においては、キャリッジに2つの紫外線照射ランプを搭載する場合の紫外線照射ランプの取付構造について説明したが、これに限られるものではないことは勿論である。インクヘッドの一方の端部のみに1つの紫外線照射ランプを搭載する場合にも本発明による紫外線照射ランプの取付構造を適用できる。
本発明は、メディアに吐出したインクに対して紫外線を照射するための紫外線照射ランプを搭載するインクジェットプリンタに利用することができるものである。
10 キャリッジ、12 ガイドレール、14 背面側ベース部、16、18 昇降軸、20 前面側ベース部、22 インクヘッド搭載部、24、26 取付部材、28、30 紫外線照射ランプ、32 駆動部、34 駆動ベルト

Claims (3)

  1. インクヘッドを搭載するキャリッジに紫外線照射ランプを取り付けるためのインクジェットプリンタにおける紫外線照射ランプの取付構造であって、
    キャリッジと、
    前記キャリッジに搭載されるインクヘッドと、
    前記インクヘッドの近傍において前記キャリッジに配置される取付部材と、
    前記取付部材に固定される一つの紫外線照射ランプと
    を有し、
    前記取付部材は、高さ方向における両端部の2面を開放状態とした断面が略C字形状を有する四角筒形状体であって、前記四角筒形状体を構成する4面として、前記キャリッジに搭載された前記インクヘッドと隣接する面となる中央部と、前記中央部の両側からそれぞれ直立して配設された第1の側面部および第2の側面部と、前記第1の側面部から前記中央部と平行に配設された第1のランプ取付面と、前記第2の側面部から前記中央部と平行に配設された第2のランプ取付面と、前記第1のランプ取付面と前記第2のランプ取付面との間に形成されるとともに前記高さ方向における上端部から下端部まで切り欠いた切り欠き部とを有し、
    前記取付部材の外側から前記切り欠き部を塞ぐように前記紫外線照射ランプを前記第1のランプ取付面と前記第2のランプ取付面とに固定する
    ことを特徴とするインクジェットプリンタにおける紫外線照射ランプの取付構造。
  2. インクヘッドを搭載するキャリッジに紫外線照射ランプを取り付けるためのインクジェットプリンタにおける紫外線照射ランプの取付構造であって、
    キャリッジと、
    前記キャリッジに搭載されるインクヘッドと、
    前記インクヘッドの近傍において前記キャリッジに配置される取付部材と、
    前記取付部材に固定される一つの紫外線照射ランプと
    を有し、
    前記取付部材は、高さ方向における両端部の2面を開放状態とした断面が略C字形状を有する四角筒形状体であって、前記四角筒形状体を構成する4面として、前記キャリッジに搭載された前記インクヘッドと隣接する面となる中央部と、前記中央部の両側からそれぞれ直立して配設された第1の側面部および第2の側面部と、前記第1の側面部から前記中央部と平行に配設された第1のランプ取付面と、前記第2の側面部から前記中央部と平行に配設された第2のランプ取付面と、前記第1のランプ取付面と前記第2のランプ取付面との間に形成されるとともに前記高さ方向における上端部から下端部まで切り欠いた切り欠き部とを有し、
    前記取付部材の内側から前記切り欠き部を塞ぐように前記紫外線照射ランプを前記取付部材内に配置し、前記紫外線照射ランプを前記第1のランプ取付面と前記第2のランプ取付面とに固定する
    ことを特徴とするインクジェットプリンタにおける紫外線照射ランプの取付構造。
  3. 請求項1または2のいずれか1項に記載のインクジェットプリンタにおける紫外線照射ランプの取付構造において、
    前記第1の側面部と第2の側面部とのうちで前記キャリッジに隣接するいずれか一方を前記キャリッジに固定する
    ことを特徴とするインクジェットプリンタにおける紫外線照射ランプの取付構造。
JP2015116236A 2015-06-09 2015-06-09 インクジェットプリンタにおける紫外線照射ランプの取付構造 Expired - Fee Related JP6585386B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015116236A JP6585386B2 (ja) 2015-06-09 2015-06-09 インクジェットプリンタにおける紫外線照射ランプの取付構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015116236A JP6585386B2 (ja) 2015-06-09 2015-06-09 インクジェットプリンタにおける紫外線照射ランプの取付構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017001244A JP2017001244A (ja) 2017-01-05
JP6585386B2 true JP6585386B2 (ja) 2019-10-02

Family

ID=57751083

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015116236A Expired - Fee Related JP6585386B2 (ja) 2015-06-09 2015-06-09 インクジェットプリンタにおける紫外線照射ランプの取付構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6585386B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7321838B2 (ja) * 2019-08-27 2023-08-07 ローランドディー.ジー.株式会社 インクジェットプリンタ
JP7291596B2 (ja) * 2019-10-10 2023-06-15 株式会社ミマキエンジニアリング インクジェットプリンタおよびインクジェットプリンタの組立方法
CN111016458B (zh) * 2019-12-18 2021-07-27 深圳市汉森软件有限公司 Uv灯开关定位控制方法、装置、设备及存储介质

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0895474A (ja) * 1994-09-26 1996-04-12 Ricoh Co Ltd 吸排気装置
JP4139361B2 (ja) * 2003-12-08 2008-08-27 株式会社リコー 画像形成装置
JP5119859B2 (ja) * 2007-10-29 2013-01-16 セイコーエプソン株式会社 紫外線照射装置および記録装置
JP5633987B2 (ja) * 2008-07-16 2014-12-03 株式会社ミマキエンジニアリング インクジェットプリンタおよびその印刷方法
US20100253756A1 (en) * 2008-09-26 2010-10-07 Yeh Chih-Hua Method of Ink Delayed Curing for UV Inkjet Printers
JP2012520779A (ja) * 2009-03-18 2012-09-10 ルーメン ダイナミクス グループ インコーポレイテッド 光反応性硬化用の分散型光源およびシステム
JP5325018B2 (ja) * 2009-05-14 2013-10-23 株式会社ミマキエンジニアリング インクジェットプリンタ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017001244A (ja) 2017-01-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6585386B2 (ja) インクジェットプリンタにおける紫外線照射ランプの取付構造
JP5118822B2 (ja) スライドガラス窓の機構
US9315023B2 (en) Inkjet printer and printing method
EP2789469A1 (en) Printing device
JP2015136917A (ja) 印刷装置
TW201639497A (zh) 滑軌總成
WO2013085011A1 (ja) キャリッジ及びインクジェット装置
US20070171269A1 (en) Ink jet recording apparatus and a method of assembling the same
ES2835029T3 (es) Dispositivo y procedimiento para imprimir productos de impresión
JP6127338B2 (ja) インクジェット記録装置
JP2013153058A (ja) 実装ヘッドおよびそれを備える部品実装装置
CN203752683U (zh) 液体喷出装置
JP6530207B2 (ja) キャリッジ上下機構およびそれを備えたインクジェット式記録装置
JP7347947B2 (ja) テーブル移動機構およびそれを備えたインクジェットプリンタ
TWI441742B (zh) 用於承載列印頭之軸軌固定結構及其固定方法及列印機器
JP7355543B2 (ja) インクジェットプリンタ
JP6127636B2 (ja) 記録装置
CN1765262B (zh) 用于家具部件的稳定装置
JP7194054B2 (ja) テーブル移動機構およびそれを備えたインクジェットプリンタ
CN107618278A (zh) 喷墨打印机及应用所述喷墨打印机的打印系统
JP2017030284A5 (ja)
JP7203652B2 (ja) テーブル移動機構およびそれを備えたインクジェットプリンタ
JP6579802B2 (ja) キャリッジ装置、プリント装置およびスキャナ装置
JP6516363B2 (ja) 印刷装置
JP7323285B2 (ja) 加工装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180531

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190228

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190312

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190405

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190903

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190905

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6585386

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees