JP2013153058A - 実装ヘッドおよびそれを備える部品実装装置 - Google Patents

実装ヘッドおよびそれを備える部品実装装置 Download PDF

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Abstract

【課題】ノズルの長尺の昇降ストロークを実現しつつ、実装ヘッドを軽量化およびコンパクト化する。
【解決手段】実装ヘッド10であって、フレーム部14と、ノズルユニット20とを備える。ノズルユニット20は、フレーム部14に固定されたガイドブロック32a、32bと、鉛直方向に移動可能にガイドブロック32a、32bに係合されたガイドレール30とを有するスライド機構24と、ガイドレール30に固定され、鉛直方向に延びる回転軸R中心に回転可能にノズル22を保持するノズルホルダ34と、フレーム部14に固定され、スプラインシャフト44aを介してノズル22を回転させるモータ46と、ガイドレール30に接続された直動体38を鉛直方向に延びる直動軸Lに沿って移動させてガイドレール30を鉛直方向に移動させる直動機構26とを備える。ガイドレール30を挟んで、ノズル22の回転軸Rと直動体38の直動軸Lとが対向配置されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、部品を吸着して搬送する実装ヘッドおよびそれを備える部品実装装置に関する。
従来より、部品を吸着して保持するノズルを備える実装ヘッドを有する部品実装装置が知られている。ノズルが部品を保持した状態の実装ヘッドが移動することにより、部品が搬送され基板に装着される。
例えば、特許文献1に記載された部品実装装置は、複数のノズルを備えた実装ヘッドと、実装ヘッドを水平方向に移動させる水平移動機構と、実装ヘッドに対して複数のノズルそれぞれを鉛直方向に移動させる、実装ヘッドに搭載された昇降機構とを有する。昇降機構は、ノズルを昇降可能に支持するスライド機構と、スライド機構に昇降可能に支持されたノズルを昇降させる直動機構とから構成されている。スライド機構は、実装ヘッドの本体に取り付けられた鉛直方向に延びるガイドレールと、鉛直方向に移動可能にガイドレールに係合するとともに、ノズルを保持する昇降部材が固定されたガイドブロックとを有する。直動機構は、実装ヘッド本体に固定されたモータと、モータによって回転される鉛直方向に延びるボールねじシャフトと、昇降部材に固定されてボールねじシャフトと係合するボールねじナットとから構成されている。このような機構を備えることにより、実装ヘッドを備える部品実装装置は、様々な位置に配置された部品を吸着保持できるとともに、吸着保持した部品を様々な位置に搬送することができる。
特開2007−123668号公報
ところで、近年、部品実装の高速化を実現するために、ノズルの長尺の昇降ストローク(実装ヘッドに対するノズルの昇降可能量の増加)と、実装ヘッドの軽量化およびコンパクト化とが望まれている。しかしながら、特許文献1に記載された部品実装装置の場合、ノズルの長尺の昇降ストロークを実現するために昇降機構のスライド機構を長尺化すると、スライド機構が備えられる実装ヘッド本体が大型化する。その結果、実装ヘッドの高速移動が制限される。
そこで、本発明は、部品を吸着保持するノズルを備える実装ヘッドにおいて、ノズルの長尺の昇降ストロークを実現しつつ、実装ヘッドをコンパクト化することを課題とする。
上述の課題を解決するために、本発明の第1の態様によれば、
部品を吸着保持するノズルを備える実装ヘッドであって、
フレーム部と、
フレーム部に支持されたノズルユニットとを備え、
ノズルユニットが、
フレーム部に固定されたガイドブロックと、鉛直方向に延在し、鉛直方向に移動可能にガイドブロックに係合されたガイドレールとを有するスライド機構と、
スライド機構のガイドレールに固定され、鉛直方向に延びる回転軸を中心として回転可能にノズルを保持するノズルホルダと、
フレーム部に固定され、スプラインシャフトを介してノズルを回転軸を中心として回転させるモータと、
ガイドレールに接続される直動体を有し、鉛直方向に延びる直動軸に沿って直動体を移動させることによってガイドレールを鉛直方向に移動させる直動機構とを備え、
スライド機構のガイドレールを挟んで、ノズルの回転軸と直動体の直動軸とが対向配置されている、実装ヘッドが提供される。
本発明の第2の態様によれば、
スライド機構が複数のガイドブロックを有し、
複数のガイドブロックが、フレーム部の鉛直方向に並んで水平方向に延びる複数のビームそれぞれに固定され、
直動機構の直動体が、複数のガイドブロックの間のガイドレールの部分に接続されている、第1の態様に記載の実装ヘッドが提供される。
本発明の第3の態様によれば、
ノズルホルダ側のガイドレールの表面に、ガイドレールの下部から直動体に対向する部分を越えて延びる補強板が貼り付けられている、第1または第2の態様に記載の実装ヘッドが提供される。
本発明の第4の態様によれば、
実装ヘッドが、複数のノズルユニットを二列に並んだ状態で備え、
フレーム部が、一方の列のノズルユニットを保持する第1のフレーム部と、他方の列のノズルユニットを保持する第2のフレーム部とに分割可能に構成されている、第1から第3の態様のいずれか一に記載の実装ヘッドが提供される。
本発明の第5の態様によれば、
第1から第4の態様のいずれか一に記載の実装ヘッドと、
実装ヘッドを移動させるヘッド移動機構とを有する部品実装装置が提供される。
本発明によれば、部品を吸着保持するノズルを備える実装ヘッドにおいて、ノズルの長尺の昇降ストロークを実現しつつ、実装ヘッドをコンパクト化することができる。
本発明の一実施の形態に係る部品実装装置の実装ヘッドの斜視図 一対のサブアセンブリに分解した状態の実装ヘッドの斜視図 ノズルユニットの一部を取り外した状態の実装ヘッドの一対のサブアセンブリの斜視図 各サブアセンブリそれぞれの1つのノズルユニットを示す斜視図 実装ヘッドの断面図 比較例の実装ヘッドの断面図 本発明の別の実施の形態に係る実装ヘッドのサブアセンブリの斜視図 図7に示す実装ヘッドのサブアセンブリの上面図
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係る部品実装装置の一部、すなわち部品実装装置が備える実装ヘッド10を示す斜視図である。
図1に示すように、実装ヘッド10は、部品実装装置に設けられた、X軸方向に延びるXビーム12にX軸方向に移動可能に支持されている。Xビーム12は、図示しないYビームによってY軸方向に移動可能に支持されている。Xビーム12およびYビームにより、実装ヘッド10は、X軸方向およびY軸方向に移動することができる。
実装ヘッド10はまた、図2に示すように、一対のサブアセンブリ10a、10bに分割可能に構成されている。一対のサブアセンブリ10a、10bそれぞれは、ほぼ同一の構成であって、ノズル22が内側に位置するように鉛直面(Z−X平面)対称に配置された状態でY軸方向に互いに組み付くように構成されている。これにより、X−Y平面上に配置される複数のノズル22のノズル間ピッチをつめて、実装ヘッド10をコンパクトに構成することができる。なお、一対のサブアセンブリ10a、10bそれぞれは、本発明に関連する構成については実質的に同一であるが、例えば、実装ヘッド10のヘッドカバーおよび制御基板などを取り付けるための構成などについてはそれぞれ異なる。
一対のサブアセンブリ10a、10bは、フレーム部14と、部品を上方から吸着して保持する4つのノズルユニット20とをそれぞれ有する。フレーム部14は、図2に示すように、X軸方向に互いに平行に延びる3本のビーム14a〜14cと、3本のビーム14a〜14cの両端が固定される、一対のサイドプレート14dとを有する。サブアセンブリ10a、10bそれぞれにおいて、4つのノズルユニット20は、一対のサイドプレート14dの間にX軸方向に一列状に並んだ状態で配置されるとともに、3つのビーム14a〜14bに固定されている。このノズルユニット20の詳細について、図1〜図5を参照しながら説明する。
図3は、サブアセンブリ10a、10bそれぞれから3つのノズルユニット20をそれぞれ取り外した状態の実装ヘッド10の斜視図である。図4は、各サブアセンブリ10a、10bそれぞれの1つのノズルユニット20の斜視図である、図5は、実装ヘッド10の断面図である。
図4に示すように、ノズルユニット20それぞれは、部品を上方から吸着保持するノズル22と、ノズル22をZ軸方向(鉛直方向)に移動可能に支持するスライド機構24と、スライド機構24に支持されたノズル22を昇降させるための直動機構26と、ノズル22を鉛直軸を中心として回転させるための回転機構28とを有する。
図3および図4に示すように、ノズルユニット20のスライド機構24は、Z軸方向に延びるガイドレール30と、ガイドレール30にZ軸方向に移動可能に係合する複数のガイドブロック32a、32bとから構成されている。
図5に示すように、スライド機構24のガイドレール30の下部には、ノズル22が取り付けられている。具体的には、ガイドレール30の背面(ガイドブロック32a、32b側と反対側の表面)の下部に、ノズル22をZ軸方向に延びる回転軸Rを中心として回転可能に支持するノズルホルダ34が固定されている。なお、ガイドレール30の背面には、補強板36が貼り付けられている。この補強板36の役割については後述する。
スライド機構24の一方のガイドブロック32aは、図3および図5に示すように、実装ヘッド10のフレーム部14の上方側のビーム14aの側面に固定されている。他方のガイドブロック32bは、ビーム14bの側面に固定されている。これに対して、スライド機構24のガイドレール30は、フレーム部14の下方側の実装ヘッド10のフレーム部14に固定されていない。そのため、ガイドレール30は、実装ヘッド10のフレーム部14に対してZ軸方向に相対移動することができる。その結果、ガイドレール30に取り付けられたノズル22が、実装ヘッド10に対してZ軸方向(鉛直方向)に相対移動することができる。
直動機構26は、図5に示すように、ノズル22を下部に設けたスライド機構24のガイドレール30をZ軸方向に移動させるように構成されている。そのために、直動機構26は、ガイドレール30に接続された直動体38と、直動体38をZ軸方向に延びる直動軸Lに沿って移動させる駆動源としてのモータ40とを有する。
直動機構26の直動体38は、2つのガイドブロック32a、32bの間のガイドレール30の部分から、ガイドブロック32a、32b側にY軸方向に延びている。
直動機構26のモータ40は、フレーム部14の上方側のビーム14aの上面に固定されている。具体的には、図3および図5に示すように、ビーム14aにはZ軸方向に延びる貫通穴14eが形成されており、この貫通穴14eをモータ40のシャフト40aが通過するようにモータ40がビーム14aの上面に固定されている。
直動機構26の直動体38とモータ40とは、ボールねじ機構42を介して連結されている。ボールねじ機構42は、Z軸方向に延びるボールねじシャフト42aと、ボールねじシャフト42aと係合するボールねじナット42bとから構成されている。ボールねじシャフト42aは、その一端がモータ40のシャフト40aに連結され、モータ40によって直動軸Lを中心として回転する。ボールねじシャフト42aと係合するボールねじナット42bは、直動体38に取り付けられている。
このような直動機構26によれば、モータ40によってボールねじシャフト42aが直動軸Lを中心として回転すると、ボールねじナット42bを介して直動体38が直動軸Lに沿って移動する。その結果、ガイドレール30(すなわちノズル22)が、Z軸方向に移動する。
また、直動機構26の直動体38が、2つのガイドブロック32a、32bの間のガイドレール30の部分に取り付けられているため、直動機構26によるガイドレール30のたわみを抑制することができる。図5を用いて説明すると、モータ40によってボールねじ42aが回転して直動体38がZ軸方向に移動すると、ガイドレール30の下端側がY軸方向に変位するようなたわみがガイドレール30に生じうる。このたわみを抑制するために、2つのガイドブロック32a、32bが、直動体38が取り付けられているガイドレール30の部分をZ軸方向に挟むように配置されている。
直動機構26によるガイドレール30のたわみをさらに抑制するために、補強板36がY軸方向のノズルホルダ34側のガイドレール30の背面に貼り付けられている。補強板36は、図5に示すように、ガイドレール30の下端側から直動体38と対向するガイドレール30の背面部分を越えて延びている。なお、補強板30は、ガイドレール30の曲げ剛性が高い場合には、省略することが可能である。
さらに、直動機構26がノズル22に対してY軸方向にガイドレール30を間に挟んでそのガイドレール30に隣接して配置されているために、実装ヘッド10のZ軸方向寸法を小さくすることができる。
ノズル22を回転させるための回転機構28は、図4に示すように、Z軸方向に延びるスプライン継ぎ手44と、ノズルホルダ34に回転軸R中心に回転可能に保持されたノズル22をスプライン継ぎ手44を介して回転させるモータ46とを有する。
回転機構28のモータ46は、フレーム部14のビーム14cの上面に固定されている。具体的には、図3および図5によく示すように、ビーム14cにはZ軸方向に延びる貫通穴14fが形成されており、この貫通穴14fをモータ46のシャフト46aが通過するようにモータ46がビーム14dの上面に固定されている。
回転機構28のスプライン継ぎ手44は、その一端がモータ46のシャフト46aに連結されるスプラインシャフト44aと、スプラインシャフト44aとZ軸方向に移動可能に係合するスプラインナット44bとから構成される。スプラインナット48は、ノズル22側に連結されている。これにより、モータ46によってスプラインシャフト44aが回転すると、スプラインナット44bを介してノズル22が回転する。
以上、このような構成の実装ヘッド10によれば、複数のノズル22を個別に実装ヘッド10に対して相対移動させることができる。また、複数のノズル22を個別に回転軸R中心に回転させることができる。
本実施の形態によれば、ノズル22の長尺(例えば50〜70mm)の昇降ストロークを実現しつつ、実装ヘッド10をコンパクト化することができる。
この効果について、比較例の実装ヘッドを挙げて説明する。図6は、比較例の実装ヘッドの断面図である。
図5に示すように、本実施の形態の実装ヘッド10の場合、スライド機構24のガイドレール30の下部側にノズル22が設けられ、ガイドレール30に係合するガイドブロック32a、32bが実装ヘッド10のフレーム部14に固定される構成である。また、ガイドレール30を挟んでノズル22の回転軸Rと直動体38の直動軸Lとが対向配置される構成である。
一方、図6に示すように、比較例の実装ヘッド110の場合、ガイドレール130は実装ヘッド110のフレーム部114に固定され、ガイドレール130に係合するガイドブロック132a、132b側にノズル122が固定される構成である。また、ガイドレール130がフレーム部114に固定される構成であるために、ノズル122を昇降させる直動機構126の直動軸Lと、ノズル122を回転させるための回転機構128の回転軸Rは、ガイドレール130に対して同一側に配置されている。
なお、X−Y平面における比較例の実装ヘッド110のノズル122のX軸方向ピッチおよびY軸方向ピッチは、実施の形態の実装ヘッド10のノズル22のX軸方向ピッチおよびY軸方向ピッチと同一である。また、ノズル122の昇降ストロークは、実施の形態のノズル22の長尺の昇降ストロークと同一である。さらに、直動機構126および回転機構128は、実施の形態の直動機構26および回転機構28と同一である。スライド機構124は、ガイドレール130の長さが異なる点を除いて、実施の形態のスライド機構24と同じである。
比較例の実装ヘッド110の場合、図6に示すように、スライドレール機構124のガイドレール130からノズル122がより離れているために、ガイドブロック132a、132bとノズルホルダ134とを連結する長尺でより剛性が高いアーム150が必要となる。また、アーム150は、ガイドブロック132bより下方に大きくオーバハングしてノズル122(ノズルホルダ134)を自由端で保持する片持ち梁状である。そのため、ノズル122の位置精度を確保するために、アーム150は高剛性を備える必要がある。
加えて、高剛性のアーム150をスライド機構124のガイドレール130が片持ち支持するために、ガイドレール130が固定される実装ヘッド110のフレーム部114を相対的により高剛性に作製する必要がある。
このように、実施の形態の実装ヘッド10と同一のノズル間ピッチ(X軸方向およびY軸方向ピッチ)およびノズルの昇降ストロークを、比較例のようにスライド機構のガイドレールが実装ヘッドのフレーム部に固定される構成で実現する場合、ノズルの昇降ストロークが長尺な実装ヘッドは大型化する。
したがって、ガイドレール30に係合する複数のガイドブロック32a、32bを実装ヘッド10のフレーム部14に固定し、ガイドレール30を間に挟んでノズル22の回転軸Rとアーム38の直動軸Lとが対向配置する本実施の形態の実装ヘッド10であれば、ノズル22の長尺の昇降ストロークを実現しつつ、実装ヘッド10をコンパクト化することができる。
また、コンパクト化された実装ヘッド10を備える部品実装装置は、実装ヘッド10の高速移動が可能であるため、部品の高速実装が可能になる。
さらに、本実施の形態のように、実装ヘッド10が複数のノズル22(ノズルユニット20)を二列に並んだ状態で備える場合、図2に示すように、一方の列のノズルユニット20を保持するサブアセンブリ10aと他方の列のノズルユニット20を保持するサブアセンブリ10bとに分割可能に実装ヘッド10を構成すれば、実装ヘッド10のメンテナンスを容易に行うことができる。
以上、上述の実施の形態を挙げて本発明を説明したが、本発明は上述の実施の形態に限定されない。
例えば、上述の実施の形態の実装ヘッド10の場合、複数のノズル22(ノズルユニット20)をY軸方向に二列に並んだ状態で搭載するように構成されているが、本発明はこれに限らない。本発明は、例えば複数のノズルユニットを一列状に並んだ状態で搭載するものや、少なくとも1つのノズルユニットを搭載する実装ヘッドであればよい。
また、上述の実施の形態の実装ヘッド10の場合、スライド機構24のガイドレール30を鉛直方向(Z軸方向)に移動させる直動機構26は、直動体38と、モータ40と、ボールねじ機構42とから構成されている。これに代わって、スライド機構24のガイドレール30から延びる直動体と、直動体を鉛直方向(Z軸方向)に移動させるエアシリンダやリニアモータ等とからリニアアクチュエータによる直動機構を構成してもよい。
さらに、実施の形態の実装ヘッド10の場合、図4によく示すように、ノズルユニット20それぞれに、ノズル22を回転軸R中心に回転させる駆動源としてモータ46が設けられている。これに代わって、複数のノズルユニット22のノズル22を回転させるための駆動源のアクチュエータを共通化してもよい。
図7は、上述の実施の形態の実装ヘッド10を改良した形態の実装ヘッドのサブアセンブリ10a’を示している。また、図8は、図7に示すサブアセンブリ10a’の上面図である。なお、上述の実施の形態の実装ヘッド10と同一の構成要素には、同一の符号が付されている。
図7および図8に示すように、ノズルユニット20’それぞれのスプライン継ぎ手44のスプラインシャフト44aの上端に、ノズル22の回転のための駆動用プーリ60が連結されている。複数の駆動用プーリ60それぞれは、フレーム部14のビーム14c上に配置されており、また駆動ベルト62が架けられている。
また、1つの駆動用プーリ60には、モータ46’が連結されている。さらに、駆動ベルト62と駆動用プーリ60との接触を維持するために、駆動ベルト62にテンションを付与するテンション用プーリ64が設けられている。
このような構成によれば、例えば1つのモータ46’によって複数の駆動用プーリ60が同期回転し、それによりスプライン継ぎ手44を介して複数のノズル22が同期回転することができ、よりコンパクトに軽量化された実装ヘッドを構成することができる。
本発明は、部品を吸着保持する少なくとも1つのノズルを搭載する実装ヘッドであれば、適用可能である。
10 実装ヘッド
14 フレーム部
20 ノズルユニット
22 ノズル
24 スライド機構
26 直動機構
30 ガイドレール
32a ガイドブロック
32b ガイドブロック
34 ノズルホルダ
38 直動体(アーム)
44a スプラインシャフト
46 モータ
R 回転軸
L 直動軸

Claims (5)

  1. 部品を吸着保持するノズルを備える実装ヘッドであって、
    フレーム部と、
    フレーム部に支持されたノズルユニットとを備え、
    ノズルユニットが、
    フレーム部に固定されたガイドブロックと、鉛直方向に延在し、鉛直方向に移動可能にガイドブロックに係合されたガイドレールとを有するスライド機構と、
    スライド機構のガイドレールに固定され、鉛直方向に延びる回転軸を中心として回転可能にノズルを保持するノズルホルダと、
    フレーム部に固定され、スプラインシャフトを介してノズルを回転軸を中心として回転させるモータと、
    ガイドレールに接続される直動体を有し、鉛直方向に延びる直動軸に沿って直動体を移動させることによってガイドレールを鉛直方向に移動させる直動機構とを備え、
    スライド機構のガイドレールを挟んで、ノズルの回転軸と直動体の直動軸とが対向配置されている、実装ヘッド。
  2. スライド機構が複数のガイドブロックを有し、
    複数のガイドブロックが、フレーム部の鉛直方向に並んで水平方向に延びる複数のビームそれぞれに固定され、
    直動機構の直動体が、複数のガイドブロックの間のガイドレールの部分に接続されている、請求項1に記載の実装ヘッド。
  3. ノズルホルダ側のガイドレールの表面に、ガイドレールの下部から直動体に対向する部分を越えて延びる補強板が貼り付けられている、請求項1または2に記載の実装ヘッド。
  4. 実装ヘッドが、複数のノズルユニットを二列に並んだ状態で備え、
    フレーム部が、一方の列のノズルユニットを保持する第1のフレーム部と、他方の列のノズルユニットを保持する第2のフレーム部とに分割可能に構成されている、請求項1から3のいずれか一項に記載の実装ヘッド。
  5. 請求項1から4のいずれか一項に記載の実装ヘッドと、
    実装ヘッドを移動させるヘッド移動機構とを有する部品実装装置。
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