JP5119859B2 - 紫外線照射装置および記録装置 - Google Patents

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Description

本発明は、紫外線照射装置および記録装置に関する。より詳細には、紫外線硬化型インクを用いる記録装置をはじめとする紫外線硬化性樹脂を硬化させる装置または設備において、紫外線硬化性樹脂に照射する紫外線を発生する紫外線照射装置と、それを備えた記録装置とに関する。
紫外線硬化性樹脂は光重合開始剤を含み、照射された紫外線により生じたラジカルが連鎖的に重合性二重結合を形成して硬化する。紫外線硬化性樹脂は、光造形材、接着材等の他、塗料、インク等の基材としての使用も多い。紫外線硬化型インクを被記録媒体に付着させる方法としては、塗布、印刷等もあるが、刷版なしに任意の画像またはパターンを精度よく形成できるインクジェット方式の利用が期待されている。
紫外線硬化型インクは、紫外線を照射するまでは硬化が非常に遅く、紫外線を照射すると急速に硬化するという、印刷インクとして好ましい特性を有する。また、硬化の過程で溶剤を揮発、放散させることがないので環境負荷が小さいという利点もある。
ところで、紫外線照射装置における紫外線光源として、発光ダイオードの使用が提案されている。下記の特許文献1には、複数の紫外線発光ダイオードをインクジェットヘッドに隣接して設けた記録装置が記載される。また、下記の特許文献2には、複数の紫外線発光ダイオードをマトリックス状に配置してなる紫外線照射装置が記載されている。更に、下記の特許文献3には、紫外線を発光する発光ダイオードをインクジェット記録ヘッドの近傍に配置して、記録媒体に着弾した直後に紫外線を照射することが記載される。
特開2005−104108号公報 特開2006−040944号公報 特開2007−136988号公報
しかしながら、紫外線光源として発光ダイオードを用いる場合、紫外線硬化に求められる照射量を得るには多数の素子を実装しなければならない。また、発光ダイオードは、素子の構造に対して一定の方向に紫外線を射出するので、複数の発光ダイオードを単一の平面に配置することになる。このため、発光ダイオードを用いた紫外線照射装置は、出力の上昇に従って占有面積が大きくなる。
そこで、上記課題を解決すべく、本発明の第1の形態として、一部が開いた開口を含む二次曲線をなす断面を有する反射鏡と、反射鏡の内側において、開口から遠い側に位置する二次曲線の焦点に配された紫外線光源とを備え、紫外線光源は、断面を含む面における断面形状のうち反射鏡に対向する領域において、反射鏡の焦点を中心とする多角形または円の一部をなす断面を有する支持部材と支持部材に対して多角形または円の周面に配置され、反射鏡に向かって紫外線を放射する紫外線発光素子とを有する紫外線照射装置が提供される。これにより、発光素子として発光ダイオードを用いつつ、放射状に紫外線を発生する擬似的な点光源または線光源が得られる。従って、紫外線光源の占有面積を縮小できると共に、反射鏡等の光学部品を用いて、適切な照射パターンを形成して、紫外線を効率よく照射させることができる。
また、上記紫外線照射装置において、紫外線発光素子は、支持部材の表面に倣って配されたフィルム基板の表面に実装されてもよい。これにより、任意の形状を有する支持部材に対して複数の紫外線発光素子を容易に装着できる。また、紫外線発光素子に対する配線も同時に形成できるので、紫外線照射装置の製造工程を簡素化できる。
更に、上記紫外線照射装置において、支持部材は、紫外線発光素子の裏面から外部へと熱を伝播させる熱伝導部を含んでもよい。これにより、紫外線発光素子において生じた熱を効率よく外部に伝播させ、紫外線照射装置を安定に動作させることができる。
また更に、紫外線発光素子は、支持部材の周面のうち、紫外線発光素子からの出射光の光軸が、反射鏡により反射されて紫外線照射装置の外部へ出射される領域に配置されてもよい。これにより、出射光が反射鏡により収束されることなく、被記録媒体に対して紫外線を低効率に照射する紫外線発光素子が省略されるので、発光素子の数を減じることができる。また、紫外線発光素子に投入される電力を効率よく利用できる。
また更に、上記紫外線照射装置において、支持部材は、当該支持部材の断面形状に含まれる多角形が、反射鏡の軸上に頂点のひとつが位置するように配置されてよい。これらにより、紫外線発光素子から照射された紫外線を効率よく照射対象に導くことができ、投入された電力を有効に活かすことができる。
また、本発明の第2の形態として、被記録媒体の表面に沿って往復移動しつつ紫外線硬化型インクを吐出する記録ヘッドと、記録ヘッドが吐出して被記録媒体に付着した紫外線硬化型インクに紫外線を照射する紫外線照射部とを備えた記録装置であって、紫外線照射部は、一部が開いた開口を含む二次曲線をなす断面を有する反射鏡と、反射鏡の内側において、開口から遠い側に位置する二次曲線の焦点に配された紫外線光源とを備え、紫外線光源は、断面を含む面における断面形状のうち反射鏡に対向する領域において、反射鏡の焦点を中心とする多角形または円の一部をなす断面を有する支持部材と支持部材に対して多角形または円の周面に配置され、反射鏡に向かって紫外線を放射する紫外線発光素子とを有する記録装置が提供される。これにより、記録装置においても上記の効果を享受できる。
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではない。また、これらの特徴群のサブコンビネーションも発明となり得る。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、一実施形態に係るインクジェット式記録装置100の外観を示す斜視図である。なお、このインクジェット式記録装置100は、例えばJIS規格のA0判、JIS規格のB0判といった大判の単票、同単票と同じ用紙幅を有するロール紙にインクを吐出することより記録をする。被記録媒体としては、紙の他に、樹脂フィルム等を用いることもできる。
同図に示すように、インクジェット式記録装置100は、互いに積層された上部筐体112および下部筐体114と、下部筐体114の下に吊り下げられた小型筐体116とを含む筐体110を有する。筐体110は、下方から脚部120により持ち上げられて支持される。これにより、筐体110の下方に、記録済みの記録用紙150を排出するスペースが形成される。
また、上部筐体112には、このインクジェット式記録装置100をスタンドアロンで操作する場合に使用する操作パネル130が設けられる。操作パネル130には、インクジェット式記録装置100の動作状態を示す表示パネル、表示ランプ等が設けられる場合もある。一方、下部筐体114には、インクを収容したインクカートリッジ240を装填するカートリッジホルダ140が設けられる。
このインクジェット式記録装置100において、画像を記録された記録用紙150は、上部筐体112および下部筐体114の間から前方に送り出される。送り出された記録用紙150は、自重により下方に垂れ下がる。このため、上部筐体112および下部筐体114の間隙に見える吸引プラテン250の前端には、記録用紙150を円滑に案内する滑らかな案内面252が形成される。
図2は、インクジェット式記録装置100を背面から見た様子を示す斜視図である。同図に示すように、インクジェット式記録装置100の背面において、下部筐体114の後部には、水平に掛け渡されたスピンドル160と、スピンドル160を挿通されて水平に支持されたロール152とが装着される。ロール152は、長尺の記録用紙150を巻き重ねて形成される。図1に示した記録用紙150は、ロール152から引き出されて、筐体110の内部を通過した後に前面に引き出された記録用紙150の前端に相当する。
図3は、インクジェット式記録装置100の内部機構200を模式的に示す斜視図である。同図に示すように、内部機構200は、ガイド軸270、記録ヘッド組立体230および吸引プラテン250を含む。
ガイド軸270は、インクジェット式記録装置100において筐体110の長手方向に水平に延在する。一方、記録ヘッド組立体230は、記録ヘッド310と、記録ヘッド310を上面から側面にかけて覆った紫外線照射ヘッド320とを含む。記録ヘッド組立体230は、ガイド軸270を挿通されて、ガイド軸270に沿って往復移動方向Mに往復移動する。記録ヘッド組立体230は、紫外線硬化型インクを吐出する記録ヘッド310と、記録ヘッド310を往復移動方向に挟む一対の紫外線照射ヘッド320とを有するが、その詳細な構造については図4を参照して後述する。
ガイド軸270の後方には、一対のプーリ260に掛けわたされたタイミングベルト220が配置される。プーリ260の一方は、キャリッジモータ222により回転駆動される。これにより、プーリ260の間で、タイミングベルト220はガイド軸270に対して平行に走行する。
タイミングベルト220の一部は、記録ヘッド組立体230に結合される。これにより、キャリッジモータ222に供給する駆動信号を介して記録ヘッド組立体230の移動を制御できる。
更に、往復移動方向Mに対して平行に、リニアスケール214が配される。リニアスケール214は、透明な担体と、往復移動方向Mについて一定の周期で担体に形成された遮光帯とを有する。一方、記録ヘッド組立体230には、遮光帯を検出して計数する検知部が設けられる。これにより、記録ヘッド組立体230の移動量が正確に検知される。なお、これらガイド軸270、記録ヘッド組立体230、タイミングベルト220およびリニアスケール214は上部筐体112の内部に収容される。
記録ヘッド組立体230の移動範囲の下方には、記録用紙150の搬送方向Sに沿って、搬送駆動ローラ212を含む搬送部と吸引プラテン250とがこの順で配置される。これら搬送駆動ローラ212および吸引プラテン250は、下部筐体114に収容されている。
搬送駆動ローラ212は搬送モータにより回転駆動され、図示を省略した搬送従動ローラにより記録用紙150を押し付けられつつ回転する。これにより、記録用紙150をロール152から引き出して、吸引プラテン250上に送り出す。
吸引プラテン250は、搬送部から送り込まれた記録用紙150を下方から支持する。また、吸引プラテン250は、吸引ファン等の減圧源に連通した多数の吸引孔を表面に有して、支持した記録用紙150を吸着する。これにより、巻き癖等のついた記録用紙150であっても、記録ヘッド310の下方において吸引プラテン250に平坦に保持される。
更に、記録ヘッド組立体230の移動方向について吸引プラテン250の外側には、フラッシング部290およびキャップ280が順次配置される。フラッシング部290は、記録ヘッド310から大量のインクを吐出させるフラッシングが実行された場合に、吐出されたインクを吸収する。このようなフラッシングにより、増粘したインクを記録ヘッド310から除去することができる。
また、キャップ280は、インクジェット式記録装置100が休止している期間に、記録ヘッド310の下面を気密に封止する。これにより、記録ヘッド310においてインクが増粘または固化することを防止する。
以上のような構造を有するインクジェット式記録装置100は、以下のように記録動作を実行する。まず、搬送駆動ローラ212が吸引プラテン250上に記録用紙150を送り込み、吸引プラテン250は搬送された記録用紙150を平坦に保持する。
記録ヘッド310は、吸引プラテン250上に支持された記録用紙150上を往復移動方向Mに移動しながら、記録用紙150の表面に向けてインクを吐出する。以下、搬送部210が記録用紙150を搬送方向Sに搬送する動作と、記録ヘッド310が記録用紙150上を往復移動方向Mに往復移動する動作とを交互に繰り返して、記録用紙150表面の任意の領域にインクを付着させて画像を形成する。
記録用紙150に付着した紫外線硬化型インクに対しては、そのときどきの記録ヘッド組立体230の移動方向について、記録ヘッド310に追従する側の紫外線照射ヘッド320から照射された紫外線が、記録用紙150に付着した直後に照射される。これにより、紫外線硬化型インクが順次硬化されて、記録用紙150の表面に画像が固定される。
図4は、上記インクジェット式記録装置100の記録ヘッド組立体230を抜き出して示す部分拡大図である。同図に示すように、記録ヘッド組立体230は、記録ヘッド310と、往復移動方向Mに記録ヘッド310を挟んで配置された一対の紫外線照射ヘッド320とを含む。記録ヘッド310の下面には、紫外線硬化型インクを吐出するノズルが設けられる。
紫外線照射ヘッド320の各々は、紫外線光源としての紫外線光源部322と、紫外線光源部322の出射光を下方に向かって導く反射鏡324とを備える。これにより、紫外線光源部322から放射された紫外線を効率よく利用できる。
なお、反射鏡324は、アルミ板等を成形加工して二次曲線状の断面形状を形成される。また、反射面は鏡面仕上げとれる。これにより、紫外線光源部322から放射された紫外線を効率よく反射して、紫外線硬化型インクの付着した記録用紙150にむかって無駄なく照射できる。
図5は、紫外線照射ヘッド320の内部構造を更に拡大して示す図である。同図に示すように、反射鏡324の内側に配置された紫外線光源部322は、支持部材321、フレキシブル基板323および発光素子325を含む。なお、紫外線発光素子325としては、インジウム窒化ガリウム(InGaN)、窒化ガリウム(GaN)、アルミニウム窒化ガリウム(AlGaN)等を材料とする発光ダイオードを用いることができる。
なお、紫外線光源部322から放射された紫外線は、記録ヘッド310から吐出された全ての種類の紫外線硬化型インクを硬化させることができる帯域を含む紫外線を発生する。このような特性に鑑みて、紫外線光源部322に配する発光素子325として、複数種類の発光ダイオードを混在させることもできる。これにより、個々の発光ダイオードの特性に制限されずに、広い帯域で均等に発光する紫外線光源部322を形成できる。
支持部材321は、円柱状で水平に配置される。フレキシブル基板323は、柔軟なフィルム状の部材であり、支持部材321の周面に沿って装着される。更に、フレキシブル基板323の表面には、多数の発光素子325が実装される。発光素子325の各々は、支持部材の径方向に紫外線を放射するので、紫外線光源部322全体としては、支持部材321の中心軸に仮想的に形成された線光源と看做すことができる。
また、支持部材321の一端は、冷媒管327を介して熱交換器326に結合される。冷媒管327の内部では、冷却液が支持部材321および熱交換器326の間を循環する。これにより、発光素子325が発生した熱が熱交換器326において放散され、紫外線光源部322の昇温が抑制される。
図6は、図4および図5に示した紫外線照射ヘッド320の光学的構造を示す模式的な断面図である。同図に示すように、仮想的な線光源を形成する紫外線光源部322の中心は、楕円弧をなす反射鏡324の一方の焦点f上に配置される。これにより、紫外線光源部322から放射された紫外線は、反射鏡324のもうひとつの焦点fに向かって収束される。従って、照射対象となる記録用紙150を焦点fを含む位置平面上に配置することにより、発光素子325が発生した紫外線を効率よく記録用紙150の表面に照射できる。
なお、図示のように、支持部材321の周面において、記録用紙150に正対する領域には、発光素子325が実装されていない。これにより、記録用紙150に照射される紫外線は全て反射鏡324により反射されたものとなり、記録用紙150上の紫外線硬化型インクが均等に硬化される。
また、この実施形態では、反射面が楕円弧状の断面形状を有する反射鏡324を用いたが、双曲線を除く他の二次曲線状の断面形状を有する反射鏡を用いてもよい。これにより、仮想点(線)光源から放射された紫外線を、記録用紙150の表面に導いて効率よく照射させることができる。
図7、図8および図9は、他の実施形態に係る紫外線照射ヘッド320の構造を、図6に対照して示す模式的な断面図である。なお、それぞれの形態について以下に説明する部分を除いては、他の実施形態と同じ構造を有する。そこで、共通の構成要素には同じ参照番号を付して重複する説明を省く。
図7に示す紫外線照射ヘッド320は、反射鏡324の一方の焦点fと中心が一致するように配置された、正八角形の断面形状を有する支持部材321を備える。支持部材321の表面には、複数の発光素子325が実装されたフレキシブル基板323が、支持部材321の表面に沿って装着される。これにより、反射鏡324の一方の焦点に、紫外線の仮想的な点(線)光源が形成される。
また、図8に示す紫外線照射ヘッド320は、反射鏡324の一方の焦点fと中心が一致するように配置された、正六角形の断面形状を有する支持部材321を備える。支持部材321の表面には、複数の発光素子325が実装されたフレキシブル基板323が、支持部材321の表面に沿って装着される。これにより、反射鏡324の一方の焦点に、紫外線の仮想的な点(線)光源が形成される。
更に、図9に示す紫外線照射ヘッド320は、反射鏡324の一方の焦点fと中心が一致するように配置された、正五角形の断面形状を有する支持部材321を備える。支持部材321の表面には、複数の発光素子325が実装されたフレキシブル基板323が、支持部材321の表面に沿って装着される。これにより、反射鏡324の一方の焦点に、紫外線の仮想的な点(線)光源が形成される。
このような多角形の断面形状を有する支持部材321を備えた紫外線照射ヘッド320は、反射鏡324の他方の焦点fが、記録用紙150の表面に位置するように配置される。これにより、発光素子325が発生した紫外線は、効率よく記録用紙150に照射される。
ただし、図中で下側に位置する1面または2面の一部には発光素子325は実装されない。これにより、発光素子325から出射された紫外線は、すべて反射鏡324に反射された後に記録用紙150に照射される。従って、全体に均一な紫外線が照射される。
これらのような正多角形の支持部材321は、正円の断面形状を有する支持部材321よりも製造が容易な場合がある。また、支持部材321の面毎に実装する発光素子325の数を均等にすることにより、軸の回りに関する発光量を均等に配分しやすい。
なお、多角形の支持部材321は、多角形の頂点のひとつが、反射鏡324の長軸Cの上に位置するように配置される。これにより、発光素子325から出射された紫外線は、反射鏡324に対して直角以外の入射角で入射する。従って、戻り光により発光素子325の動作の安定性が損なわれることがない。また、略全ての出射光が他方の焦点fに収束されるので、発生した紫外線を効率よく照射できる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加え得ることは当業者に明らかである。また、そのような変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
インクジェット式記録装置100を前面から見た外観を示す斜視図である。 インクジェット式記録装置100を背面から見た外観を示す斜視図である。 インクジェット式記録装置100の内部機構200を示す斜視図である。 記録ヘッド組立体230を取り出した部分拡大図である。 紫外線照射ヘッド320の詳細な構造を示す斜視図である。 紫外線照射ヘッド320の光学的構造を模式的に示す断面図である。 紫外線照射ヘッド320の他の構造を模式的に示す断面図である。 紫外線照射ヘッド320のまた他の構造を模式的に示す断面図である。 紫外線照射ヘッド320の更に他の構造を模式的に示す断面図である。
符号の説明
100 インクジェット式記録装置、110、328 筐体、112 上部筐体、114 下部筐体、116 小型筐体、120 脚部、130 操作パネル、140 カートリッジホルダ、150 記録用紙、152 ロール、160 スピンドル、200 内部機構、210 搬送部、212 搬送駆動ローラ、220 タイミングベルト、222 キャリッジモータ、230 記録ヘッド組立体、240 インクカートリッジ、250 吸引プラテン、252 案内面、260 プーリ、270 ガイド軸、280 キャップ、290 フラッシング部、310 記録ヘッド、320 紫外線照射ヘッド、321 支持部材、322 紫外線光源部、323 フレキシブル基板、324 反射鏡、325 発光素子、326 熱交換器、327 冷媒管

Claims (3)

  1. 一部が開いた開口を含む二次曲線をなす断面を有する反射鏡と、
    前記反射鏡の内側において、前記開口から遠い側に位置する前記二次曲線の焦点に配された紫外線光源と
    を備え、
    前記紫外線光源は、
    前記断面を含む面における断面形状のうち前記反射鏡に対向する領域において、前記反射鏡の焦点を中心とする多角形の一部をなす断面を有する支持部材と
    前記支持部材に対して前記多角形の周面に配置され、前記反射鏡に向かって紫外線を放射する紫外線発光素子と
    を有し、
    前記支持部材は、当該支持部材の断面形状に含まれる多角形が、前記反射鏡の軸上に頂点のひとつが位置するように配置される紫外線照射装置。
  2. 被記録媒体の表面に沿って往復移動しつつ紫外線硬化型インクを吐出する記録ヘッドと、
    前記記録ヘッドが吐出して前記被記録媒体に付着した紫外線硬化型インクに紫外線を照射する紫外線照射部と
    を備えた記録装置であって、
    前記紫外線照射部は、
    一部が開いた開口を含む二次曲線をなす断面を有する反射鏡と、
    前記反射鏡の内側において、前記開口から遠い側に位置する前記二次曲線の焦点に配された紫外線光源と
    を備え、
    前記紫外線光源は、
    前記断面を含む面における断面形状のうち前記反射鏡に対向する領域において、前記反射鏡の焦点を中心とする多角形の一部をなす断面を有する支持部材と
    前記支持部材に対して前記多角形の周面に配置され、前記反射鏡に向かって紫外線を放射する紫外線発光素子と
    を有し、
    前記支持部材は、当該支持部材の断面形状に含まれる多角形が、前記反射鏡の軸上に頂点のひとつが位置するように配置される記録装置。
  3. 前記発光素子は、前記支持部材の周面における前記被記録媒体に正対する領域には配置されていない請求項2に記載の記録装置。
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