JP6584215B2 - 画像形成システム - Google Patents

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Description

本発明は、着脱自在のパンチダイを装着してシートにパンチ孔を形成するパンチ装置を備えた画像形成システムに関する。
従来から、シートにパンチ孔を形成するための後処理装置を備えた画像形成装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1では、画像形成装置から排紙されたシートに対して、シート搬送方向の先端にパンチ孔を形成する後処理装置としてのパンチ装置(パンチャ)を備えた画像形成システムが提案されている。
このようなパンチャは、例えば、パンチ穴の形状又は数が異なる複数のパンチダイを交換して装着し、使用できる構造になっている。
ところで、パンチャに装着するパンチダイの耐久性を維持するためには、定期的に注油を行うのが好ましく、注油タイミングの適切な管理が求められる。
そこで、従来は、パンチダイが装着されるパンチャに、パンチダイを種類毎に管理するためのカウンタを設け、該カウンタのカウント値によってパンチダイへの注油やダイ交換を行うタイミングを管理する運用がなされていた。
特開2007−062912号公報
複数のパンチダイを交換して装着できるパンチャにおいて、パンチダイへの注油やパンチダイ交換を行うタイミングを適正に管理するためには、パンチダイ側に不揮発性メモリを搭載し、該不揮発性メモリに注油情報を記憶して管理することが考えられる。
しかしながら、パンチダイに搭載された不揮発性メモリ(パンチダイメモリ)の情報を更新するためにはパンチダイをパンチャに装着する必要がある。一方で、注油作業はパンチダイをパンチャから取り外して実施される。
すなわち、パンチダイメモリの情報を更新するためには、まず、パンチダイをパンチャに装着して注油情報を確認し、次いで、パンチダイをパンチャから取り外して注油作業を実施し、その後、パンチダイを再度パンチャに装着して注油情報を更新する必要がある。
その結果、メモリ情報を管理するための作業が煩雑になり、かつ、作業時間が長くなるという問題がある。また、パンチダイを複数のパンチャに装着して使い回す場合、カウンタ値や注油実施タイミングをはじめとする注油情報が正しく管理できない状況が発生するという課題もある。
本発明は、煩雑な操作を要することなく、パンチャに装着されるパンチダイのメンテナンス情報を適正に管理することができる画像形成システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1記載の画像形成システムは、着脱自在に装着されたパンチダイを用いてシートにパンチ孔を形成するパンチ手段と、前記パンチダイに搭載され、当該パンチダイに関するメンテナンス情報を記憶する第1記憶手段と、前記第1記憶手段に記憶されたメンテナンス情報を更新するパンチ制御手段と、パンチダイが前記パンチ手段に装着されたことを検知する検知手段と、前記パンチ手段に装着されたパンチダイに関するメンテナンス情報をパンチダイごとに記憶する第2記憶手段と、前記メンテナンス情報を更新するパンチダイを指定するための情報及び前記メンテナンス情報を更新するための指示を入力する入力手段と、前記入力手段により指定されたパンチダイに対応するメンテナンス情報の更新指示が入力されると、前記指定されたパンチダイに対応する前記第2記憶手段のメンテナンス情報を更新するシステム制御手段と、を有し、前記システム制御手段は、前記更新指示が入力された場合に、前記指定されたパンチダイが前記パンチ手段に装着されていることが前記検知手段により検知されていれば、更新されたメンテナンス情報で前記第1記憶手段のメンテナンス情報を前記パンチ制御手段により更新させ、前記指定されたパンチダイが前記パンチ手段に装着されていることが検知されていなければ、その後、前記パンチ手段に前記指定されたパンチダイが装着されると、前記第2記憶手段に記憶された前記指定されたパンチダイのメンテナンス情報と前記第1記憶手段に記憶された前記パンチダイのメンテナンス情報とを比較し、前記第2記憶手段に記憶された前記指定されたパンチダイのメンテナンス情報が前記第1記憶手段に記憶された前記メンテナンス情報よりも新しければ、前記第2記憶手段に記憶された前記指定されたパンチダイのメンテナンス情報前記第1記憶手段に記憶されたメンテナンス情報更新させることを特徴とする。
本発明によれば、システム側記憶手段のメンテナンス情報がパンチダイ側記憶手段のメンテナンス情報よりも古い場合、システム側記憶手段の古いメンテナンス情報をパンチダイ側記憶手段の新しいメンテナンス情報に更新して一致させる。これによって、パンチダイのメンテナンス情報を2つの記憶手段によって管理できるので、パンチユニットにパンチダイが装着されていない状態でもパンチダイに関するメンテナンス情報を更新することができる。従って、煩雑な操作を要することなく、パンチャに装着されるパンチダイのメンテナンス情報を適正に管理することができる。
実施の形態に係る画像形成システムの概略構成を示す断面図である。 図1におけるパンチャの概略構成を示す断面図である。 パンチ孔が形成されたパンチ成果物を示す図である。 図1におけるフィニッシャの概略構成を示す断面図である。 図1の画像形成システムの制御構成を示すブロック図である。 図5におけるパンチャ制御部の構成を示すブロック図である。 図5におけるフィニッシャ制御部の構成を示すブロック図である。 図1の画像形成システムで実行されるパンチ処理の手順を示すフローチャートである。 操作表示装置を示す図である。 仕上げ選択画面を示す図である。 画像形成装置から排紙されるシートの紙情報を示す図である。 切換フラッパの動作を説明するための図である。 突き当て部材の動作を説明するための図である。 図1の画像形成システムで実行されるパンチダイ注油時処理の手順を示すフローチャートである。 パンチダイ情報のリストを示す図である。 パンチダイメモリのフォーマット及びフォーマットに従って記憶される情報を示す図である。 パンチャで実行されるパンチダイメモリ通信処理の手順を示すフローチャートである。 図1の画像形成システムで実行されるパンチダイ交換時処理の手順を示すフローチャートである。
以下、実施の形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1は、実施の形態に係る画像形成システムの概略構成を示す断面図である。
図1において、画像形成システム1000は、主として画像形成装置100、穿孔装置(パンチャ)200、シート処理装置(フィニッシャ)500、及び操作表示装置600から構成されている。
画像形成装置100は、原稿を読み取る画像読取装置(イメージリーダ)300、原稿をイメージリーダ300に給送する原稿給送装置400、画像データに基づいてシート上に画像を形成するプリンタ350を備えている。
原稿給送装置400は、原稿トレイ301、プラテンガラス302、及び排紙トレイ303を備えている。原稿給送装置400は、原稿トレイ301上に、例えば、上向きにセットされた原稿を先頭頁から順に1枚ずつ図1中、左方向へ給送し、湾曲したパスを介してプラテンガラス302上を左方向から読み取り位置を経て右方向へ搬送する。そして、その後、原稿を排紙トレイ303に排出する。
イメージリーダ300は、原稿がプラテンガラス302上の所定の画像読取位置を図1中、左から右へ向かって通過するときに、イメージセンサ109によって原稿画像を読み取る。イメージセンサ109によって読み取られた原稿画像は、プリンタ350の露光装置にビデオ信号として出力される。
次に、プリンタ350の構成について説明する。
プリンタ350は、画像形成部と、画像形成部に記録用紙としてのシートPを搬送する搬送パスと、シートPを収容する用紙収容部とを備えている。画像形成部は、像担持体としての感光体102と、該感光体102に対向するように配置され、ポリゴンミラーを備えた露光装置101、及び現像装置103を備えている。用紙収容部は、上カセット111、及び下カセット112並びに手差給紙部113で構成されている。
搬送パスは、上カセット111又は下カセット112からシートPを感光体102の転写部104まで搬送する供給パス131と、画像形成後のシートPを、定着装置105を経て機外に排出する排出パス132を備えている。排出パス132の定着装置105の下流側には反転パス119が接続されており、反転パス119には、両面搬送パス120が接続されている。
供給パス131には、上カセット111及び下カセット112にそれぞれ対応するピックアップローラ127及び128、給紙ローラ129及び130、レジストレーションローラ(レジストローラ)114が設けられている。排出パス132には、搬送ローラ115、定着装置105の下流側に接続された反転パス119との分岐部に設けられたフラッパ118、及び、シートPを下流側のパンチャ200に向けて排出する排出ローラ116が設けられている。
このような構成のプリンタ350において、露光装置101は、イメージリーダ300から入力されたビデオ信号に基づいてレーザ光を変調して、ポリゴンミラーで感光体102の表面を露光走査しながらビデオ信号に応じた静電潜像を形成する。感光体102に形成された静電潜像に対し、現像装置103が現像剤としてのトナーを供給してトナー像として可視化する。
一方、上カセット111又は下カセット112から給送されたシートPは、給紙ローラ129又は130によって、停止中のレジストローラ114まで搬送される。シートPがレジストローラ114に到達すると、画像形成装置100から下流側装置であるパンチャ200に対し、シートPのシート情報が通信手段を介して通知される。シート情報には、パンチャ200に向けて排出されるシートPのサイズや坪量、シート材の種別、該シートに行われる後処理モードなどが含まれる。
シートPの先端がレジストローラ114に当接して停止した後、レーザ光の照射開始と同期したタイミングで、レジストローラ114がシートPを感光体102の転写部104まで搬送する。感光体102に形成されたトナー像は、転写部104によってシートPに転写される。トナー像が転写されたシートPは、定着装置105に搬入され、ここでシートPが加熱及び加圧されることによってトナー像がシートPに定着される。定着装置105から排出されたシートPは、例えば、フラッパ118及び排出ローラ116を経てパンチャ200に向けて排紙される。
シートPの画像形成面が下向きになる状態(フェイスダウン)で排出するときには、定着装置105を通過したシートPがフラッパ118の切換動作により一旦、反転パス119内に導かれる。そして、シートPの後端部がフラッパ118を通過した後、シートPがスイッチバックされ、その後、排出ローラ116により機外に排出される。このような反転排紙は、原稿給送装置400を使用して読み取った画像を形成するときまたはコンピュータから出力された画像を形成するときなどのように、先頭頁から順に画像形成するときに実行される。このとき、排紙後のシート順序は、昇順になる。
また、手差給紙部113からOHPシートなどの硬いシートが給紙され、このシートPに画像を形成するときには、シートPを反転パス119に導くことなく、画像形成面を上向きにした状態で、シートPが排出ローラ116によって機外に出される。
一方、シートPの両面に画像を形成する両面印刷が実行される場合、フラッパ118の切換動作によって第1面に画像が形成されたシートPは反転パス119に導かれ、その後、スイッチバックされ、さらに両面搬送パス120へ搬送される。そして、両面搬送パス120から所定のタイミングで再度感光体102の転写部104まで搬送され、シートPの第2面に画像が形成される。
次に、パンチャの構成について説明する。
図2は、図1におけるパンチャ200の概略構成を示す断面図である。
図2において、パンチャ200は、搬入されたシートPにパンチ処理を施すことなく搬送するスルーパス219と、パンチ処理を施すためのU字状のパンチパス216を備えている。スルーパス219には、シートの搬送方向に沿って順に、搬送ローラ221、209、及び208が設けられており、搬送ローラ221の上流側には搬送センサ211が配置されている。また、搬送ローラ208の下流側には搬送センサ213が配置されている。
パンチパス216の入り口は、スルーパス219における搬送ローラ221の下流側に接続されており、パンチパス216の出口は、スルーパス219における搬送ローラ208の上流側に接続されている。
スルーパス219とパンチパス216の入口との接続部には切換フラッパ220が設けられている。また、パンチパス216には、シートの搬送方向に沿って順次、搬送ローラ201、202、203、パンチユニット280、搬送ローラ204、205、206、及び207が設けられている。パンチユニット280には、着脱自在なパンチダイがセットされており、様々な形状や数のパンチ孔を形成するためのパンチダイを装着できる構造となっている。
また、パンチユニット280の上流側には、搬送センサ212が配置されており、パンチユニット280の下流側には、突き当て部材283が配置されている。突き当て部材283に代えてローラ対を適用することもできる。この場合、ローラ対でニップしてシートPを停止させ、シートPの停止中にパンチ孔が形成される。
このような構成のパンチャ200は、画像形成装置100から排出されたシートPを順に取り込み、必要に応じてシートPにパンチ孔を形成するためのパンチ処理を実行する。パンチ処理を実行するか否かは、画像形成装置100から通知される紙情報に従って判断される。紙情報の詳細については後述する。
画像形成装置100から排出されたシートPに対してパンチ処理を行わない場合、シートPは、搬送ローラ221、切換フラッパ220を経てスルーパス219に導入され、搬送ローラ209、208によって下流側装置であるフィニッシャ500まで搬送される。
一方、画像形成装置100から排出されたシートPに対してパンチ処理を実行する場合、シートPは、搬送ローラ221、切換フラッパ220を経てパンチパス216に搬入され、搬送ローラ201、202、203を経てパンチユニット280に搬入される。パンチユニット280に搬入されたシートPに対し、所定のパンチダイを用いてパンチ処理が実行され、所定位置に所定形状のパンチ孔が形成される。
図3は、パンチ孔が形成されたパンチ成果物を示す図である。図3において、シートPの辺に沿って、4つのパンチ孔が、シートPのシート長の中心を基準にして対称の位置に形成されている。
パンチ孔が形成されたシートPは、搬送ローラ204、205、206、207、及び208を経て、下流側装置であるフィニッシャ500に向けて排出される。このとき、搬送センサ211は、画像形成装置100から排出されてパンチャ200に搬入されるシートPを検出し、搬送センサ212は、パンチユニット280に搬入されるシートPを検出する。また、搬送センサ213は、パンチャ200から排出されてフィニッシャ500に搬入されるシートPを検出する。
次に、フィニッシャ500の構成について説明する。図4は、図1におけるフィニッシャ500の概略構成を示す断面図である。
フィニッシャ500は、パンチャ200から排出されたシートを積載トレイ701まで搬送する搬送路としての搬送パス520を備えている。搬送パス520には、シートPの搬送方向に沿って順次、搬送ローラ511、シフトユニット580、搬送ローラ513、514、及び515が配置されている。シフトユニット580には、その入り口側と出口側にそれぞれ搬送ローラ512が配置されている。シフトユニット580は、後述するシフトモータM4により、シートの搬送方向に直交する横方向へ移動することが可能である。
シフトユニット580における2つの搬送ローラ512の間に、搬送センサ571が配置されている。搬送ローラ511の上流側には、搬送センサ570が配置されている。また、シフトユニット580の上流側には、横レジセンサ577が配置されている。横レジセンサ577は、搬送パス520を搬送されるシートPの搬送方向に直交する横方向のずれを検出する。また、シフトユニット580の下流側には、搬送センサ572が配置されている。また、搬送ローラ514の下流側に搬送センサ573が配置されており、搬送ローラ515の上流側に搬送センサ574が配置されている。また、積載トレイ701には、トレイ紙有無センサ740が設けられている。トレイ紙有無センサ740は、積載トレイ701に排紙されるシートPを検出する。
このような構成のフィニッシャ500は、パンチャ200から排出されたシートPを順に搬送ローラ511によって搬送パス520に取り込む。搬送ローラ511によって取り込まれたシートPは、搬送ローラ511、512によって積載トレイ701に向かって搬送される。このとき、搬送センサ570、571、572、573、574は、それぞれシートのPの通過を検出する。
搬送パス520にシートPを取り込むと、シフトユニット580の上流側に設けられたに横レジセンサ577がシートPと搬送パス520における搬送の中心位置とのずれ量(横ずれ量)を検知する。横レジセンサ577がシートPの横ずれ量を検出すると、シフトユニット580が、シートPの横ずれ量を補正しつつ、ユーザによって指定されたシフト量に相当する分だけシートPをオフセットシフトしつつ下流側に向けて搬送する。シフト指定がない場合、シートPはオフセットされることなく、積載トレイ701に向かって搬送される。なお、搬送センサ571によってシートPがシフトユニット580を通過したことが検知されると、シフトモータM4が駆動して、シフトユニット580をセンター位置へ戻す。
このようにして、所定量だけシフトされたシートPは、搬送ローラ513、514、515を経て積載トレイ701へ排出され、積層される。このとき、トレイ紙有無センサ740は、積載トレイ701に排紙されるシートPを検出する。
次に、図1の画像形成システム1000全体の制御を司るコントローラを備えた画像形成システム全体の構成について説明する。
図5は、図1の画像形成システムの制御構成を示すブロック図である。
図5において、画像形成システム1000は、制御部としてのコントローラCPU回路部900を備えており、コントローラCPU回路部900は、システム制御手段としてのCPU901、ROM902、RAM903を内蔵する。CPU901は、画像形成システム1000全体の基本制御を行うCPUであり、制御プログラムが書き込まれたROM902、及び処理を行うためのRAM903とそれぞれ図示省略したデータバスにより接続されている。
CPU901は、各制御部911、921、922、904、931、941、951、及び971とそれぞれ接続されており、これらをROM902に格納されている制御プログラムに従って総括的に制御する。各制御部としては、原稿給送装置制御部911、イメージリーダ制御部921、画像信号制御部922、外部I/F904、プリンタ制御部931、操作表示装置制御部941、フィニッシャ制御部951、及び、パンチャ制御部971が挙げられる。RAM903は、システム側にある第2記憶手段であり、制御データを一時的に保持し、また制御に伴う演算処理の作業領域として用いられる。
原稿給送装置制御部911は、原稿給送装置400をコントローラCPU回路部900からの指示に基づき制御する。イメージリーダ制御部921は、上述のイメージセンサ109に対する駆動制御を行い、イメージセンサ109から出力された画像信号を画像信号制御部922に転送する。
画像信号制御部922は、イメージセンサ109からのアナログ画像信号をデジタル信号に変換した後、各処理を施し、デジタル信号を画像信号に変換してプリンタ制御部931に出力する。また、画像信号制御部922は、コンピュータ905から外部I/F904を介して入力されたデジタル画像信号に各種処理を施し、このデジタル画像信号を画像(ビデオ)信号に変換してプリンタ制御部931に出力する。画像信号制御部922による処理動作は、コントローラCPU回路部900により制御される。プリンタ制御部931は、入力された画像信号に基づきプリンタ350を制御し、画像形成及びシート搬送を行う。
操作表示装置制御部941は、操作表示装置600とコントローラCPU回路部900との間で情報のやり取りを行う。操作表示装置600は、処理条件として画像形成に関する各種機能を設定する複数のキー、設定状態を示す情報を表示するための表示部などを有する。操作表示装置600は、また、各キーの操作に対応するキー信号をコントローラCPU回路部900に出力すると共に、コントローラCPU回路部900からの信号に基づき対応する情報を表示部に表示する。
フィニッシャ制御部951は、フィニッシャ500に搭載され、コントローラCPU回路部900と情報のやり取りを行うことによってフィニッシャ500全体の駆動を制御する。制御内容については後述する。
パンチャ制御部971は、パンチャ200に搭載され、コントローラCPU回路部900と情報のやり取りを行うことによってパンチャ200全体の駆動制御を行う。この制御内容については後述する。
次に、パンチャ200の制御構成について説明する。図6は、図5におけるパンチャ制御部971の構成を示すブロック図である。
図6において、パンチャ制御部971は、パンチ制御手段としてのCPU972、ROM973、RAM974を内蔵する。パンチャ制御部971は、通信ICを介して画像形成装置100側に設けられたコントローラCPU回路部900と通信してジョブの情報や、シートの受け渡し通知などのデータの交換を行う。
パンチャ制御部971のCPU972は、パンチダイメモリ通信部281、スルーパス搬送モータM21、パンチパス搬送モータM22、搬送センサ211〜213、ソレノイドSL1、SL2、及び、パンチモータM25とそれぞれ接続されている。CPU972は、コントローラCPU回路部900からの指示に基づきROM973に格納されている各種プログラムを実行してパンチャ200の駆動制御を行う。
また、CPU972は、パンチダイメモリ通信部281を介してパンチユニット280にセットされているパンチダイに搭載された第1記憶手段としてのパンチダイメモリ282と通信を行う。CPU972は、パンチダイメモリ282に記憶された情報の読み出しや書き込みが正しく行えた場合にパンチダイがセットされていると認識する。
スルーパス搬送モータM21は、シートの搬送のために、搬送ローラ208、209、221を駆動する。パンチパス搬送モータM22は、搬送ローラ201〜207を駆動する。ソレノイドSL1は、スルーパス219とパンチパス216を切り替える為の切換フラッパ220を駆動する。ソレノイドSL2は、突き当て部材283を駆動する。パンチモータM25は、パンチユニット280に搬入されたシートPに対してパンチし、パンチ孔を形成する。搬送センサ211〜213は、搬送されるシートPを検出する。
次に、フィニッシャ500の制御構成について説明する。図7は、図5におけるフィニッシャ制御部951の構成を示すブロック図である。
図7において、フィニッシャ制御部951は、CPU952、ROM953、RAM954を内蔵する。フィニッシャ制御部951は、通信ICを介して画像形成装置100側に設けられたコントローラCPU回路部900と通信してジョブの情報や、シートの受け渡し通知などのデータの交換を行う。
フィニッシャ制御部951のCPU952は、入口モータM1、バッファモータM2、排紙モータM3、搬送センサ570〜574、シフトモータM4、トレイ昇降モータM5、トレイ紙有無センサ740、横レジセンサ577とそれぞれ接続されている。CPU952は、コントローラCPU回路部900からの指示に基づきROM953に格納されている各種プログラムを実行してフィニッシャ500の駆動制御を行う。
また、入口モータM1、バッファモータM2、排紙モータM3は、シートPを搬送するために搬送ローラ511〜515を駆動する。搬送センサ570〜574は、搬送されるシートPを検出する。横レジセンサ577は、搬送されるシートPの横端位置を検出する。シフトモータM4は、シートPのずれを補正する。また、トレイ昇降モータM5は、積載トレイ701を昇降させる。トレイ紙有無センサ740は、積載トレイ701に排紙されるシートPを検出する。
次に、図1の画像形成システムで実行されるパンチ処理について説明する。パンチ処理は、画像形成システム1000の画像形成装置100から排出されたシートPに所定のパンチ孔を形成する処理である。
図8は、図1の画像形成システムで実行されるパンチ処理の手順を示すフローチャートである。このパンチ処理は、パンチャ200におけるパンチャ制御部971のCPU972がROM973に格納されたパンチ処理プログラムに従って実行する。
図8において、パンチ処理が開始されると、CPU972は、先ず、上流側装置である画像形成装置100から処理対象であるシートPに関する紙情報を受信したか否か判定し、受信するまで待機する(ステップS101)。紙情報を受信した後、CPU972は、受信した紙情報をRAM974に保存し(ステップS102)、その後、紙情報を下流側装置であるフィニッシャ500に送信する。
次いで、CPU972は、シートPに対し、パンチ処理が設定されているか否か判定する(ステップS103)。このとき、CPU972は、ステップS101で受信した紙情報に基づいてパンチ処理の設定の有無を判定する。
以下に、ユーザが、シートPに対してパンチ処理を設定する方法について説明する。処理内容の設定は、画像形成装置100による画像形成開始前に、ユーザインターフェースとしての操作表示装置600を用いてユーザによって行われる。
図9は、操作表示装置600を示す図である。
図9において、操作表示装置600には、画像形成動作を開始するためのスタートキー602、画像形成動作を中断するためのストップキー603、置数設定等を行うテンキー604〜612及び614が設けられている。また、操作表示装置600には、IDキー613、クリアキー615、リセットキー616、各種装置の設定を行うユーザモードキー(図示省略)が配置されている。また、操作表示装置600には、タッチパネルで構成される表示部620が設けられており、表示部620の表示画面には各種のソフトキーが表示される。
画像形成システム1000では、後処理モードとしてノンソート、ソート、シフトソート、ステイプルソート(綴じモード)、パンチモードなどの各処理モードを実行する。処理モードの設定は操作表示装置600からの入力操作によって行われる。
ユーザが、パンチ処理を設定するために、図9における表示部620の仕上げキー621を押下すると、CPU901は、操作表示装置制御部941からの出力情報により仕上げキー621が押下されたと判断し、表示部620を仕上げ選択画面に移行させる。図10は、仕上げ選択画面を示す図である。図10の仕上げ選択画面において、ユーザによって「パンチ」キーが押下され、その後、「OK」キーが押下されると、パンチ処理(パンチジョブ)が設定され、表示部620は、初期画面(図9の表示部620の画面)へ戻る。なお、仕上げ選択画面において、パンチ以外の仕上げキーが押下された場合は、各仕上げジョブが設定される。
次いで、設定された、例えば、パンチジョブがスタートすると、CPU901から、パンチャ200のCPU972に対し、シートPに関する紙情報が通知される。図11は、画像形成装置100からパンチャ200に向かって排紙されるシートPの紙情報を示す図である。
図11において、図11(A)は、パンチジョブが設定された場合の紙情報を示し、図11(B)は,パンチジョブが設定されなかった場合の紙情報を示す。
図11(A)の紙情報には、シートID、紙幅、紙長、坪量、紙種、最終フラグに関する情報に加え、パンチジョブの設定が有る旨の情報が含まれている。なお、図11(B)の紙情報には、パンチ処理の設定無しとなっている。
図8に戻り、ステップS103の判定の結果、パンチジョブが設定されている場合(ステップS103で「YES])、CPU972は、ソレノイドSL1をONにし、パンチパス216側に切換フラッパ220を切り替える(ステップS104)。図12は、切換フラッパの動作を説明するための図である。図12(A)において、切換フラッパ220は、パンチャ200に導入されたシートPがパンチパス216に搬入されるように切り換えられている。
シートPの搬送先をパンチパス216側に切り換えた後(ステップS104)、CPU972は、処理をステップS105に進める。すなわち、CPU972は、パンチパス搬送モータM22を駆動、制御して搬送ローラ201〜207を回転駆動させ、これによってシートPをパンチパス216内で搬送する(ステップS105)。
次いで、CPU972は、パンチユニット280の下流側に設けられた突き当て部材283における突き当て時間を、例えば、100msecに設定する(ステップS106)。突き当て時間は、突き当て部材283に突き当たったシートPが突き当て部材283に突き当たったまま停止する停止時間であり、突き当て部材283におけるクラッチのON状態を維持する時間をいう。突き当て時間は、パンチ処理に要するシートPの停止時間である。
図13は、突き当て部材の動作を説明するための図である。図13において、図示省略したクラッチがONになっている間は、図13(A)に示すように、突き当て部材283は、搬送パス内に突き出ている。従って、シートPは、突き当て部材283に突き当たり、停止した状態となる。一方、クラッチがOFFになっている間は、図13(B)に示すように、突き当て部材283は、搬送パスから退避する。従って、シートPは、下流側へ搬送される。
図8に戻り、突き当て時間を設定した後(ステップS106)、CPU972は、搬送センサ212がシートPを検知した(ONになった)か否か判定し、検知するまで待機する(ステップS107)。ステップS107の判定の結果、搬送センサ212がシートPを検知した場合(ステップS107で「YES」)、CPU972は、レノイドSL2を制御して突き当て部材283のクラッチをONにし、シートを停止させる(ステップS108)。
次いで、CPU972は、搬送センサ212がシートPを検知してからクラッチON時間である100msecが経過したか否か判定し、100msec経過するまで待機する(ステップS109)。搬送センサ212がシートPを検知してから100msecが経過した後、CPU972は、パンチモータM25を制御して穿孔(パンチ)動作を実行する(ステップS110)。パンチ動作を実行した後、CPU972は、ソレノイドSL2の駆動を停止し、突き当て部材283のクラッチをOFFにし(ステップS111)、これによって、下流側装置であるフィニッシャ500へ向けてシートPの搬送を開始させる。
次いで、CPU972は、シートPがジョブの最終紙であるか否かを判定する(ステップS112)。このとき、CPU972は、画像形成装置100から受信したシートPに関する紙情報に基づいて、シートPが最終紙であるか否かを判定する。ステップS112の判定の結果、シートPが、最終紙である場合(ステップS112で「YES])、CPU972は、本処理を終了する。
一方、ステップS112の判定の結果、シートPが最終紙でない場合(ステップS112で「NO」)、CPU972は、処理をステップS101に戻し、次のシートに対して上述のパンチ処理を繰り返す。
また、ステップS103の判定の結果、シートPに対してパンチジョブが設定されていない場合(ステップS103で「NO])、CPU972は、図12(B)のように、切換フラッパ220をスルーパス219側へ切り替える(ステップS113)。上述した図12の(B)において、切換フラッパ220は、パンチャ200に導入されたシートPがスルーパス219に搬入されるように切り換えられている。次いで、CPU972は、スルーパス搬送モータM21を駆動し、搬送ローラ208、209を回転させてシートPをそのまま下流側装置であるフィニッシャ500に向けて搬送する(ステップS114)。そしてその後、CPU972は、処理をステップS112に進める。
図11の処理によれば、上流側装置である画像形成装置100から受信した紙情報にパンチジョブが設定されている場合(ステップS103で「YES」)、切換フラッパ220を切り換えてシートPをパンチパス216に導入する(ステップS104)。そして、シートPを突き当て部材283に突き当てて停止させた後、パンチユニット280によって所定のパンチ処理を実行する(ステップS110)。これによって、シートPに対し、紙情報に合致した所定位置に所定のパンチ孔を形成することができる。
次に、図1の画像形成システムで実行されるパンチジョブに伴うデータ管理としてのパンチダイ注油時処理について説明する。
パンチダイ注油時処理は、画像形成システム1000のコントローラCPU回路部900のCPU901が、ROM902に格納されたパンチダイ注油時処理プログラムに従って実行する。
図14は、図1の画像形成システムで実行されるパンチダイ注油時処理の手順を示すフローチャートである。パンチダイ注油時処理は、ユーザが操作表示装置600から注油処理の指示を入力ことにより開始される。
図14において、パンチダイ注油時処理が開始されると、CPU901は、先ず、操作表示装置600の表示部620に、パンチダイ情報のリストを表示する(ステップS301)。
図15は、パンチダイ情報のリストを示す図である。図15(A)において、これまでにパンチャ200に装着されたことがあるパンチダイの管理番号としてのダイナンバー(以下、ダイNo.と記す)、ID、トータルカウンタ、注油カウンタの情報が表示されている。これらの情報は、パンチダイが画像形成システム1000のパンチャ200に装着された際、又は、画像形成システム1000への電源投入時に、パンチャ200から所定のフォーマットで通知されるものであり、RAM903に記憶されている。ここで、注油カウンタ情報は、メンテナンス情報でもある。
これらのパンチダイ情報は、パンチャ200に装着される各パンチダイにそれぞれ搭載されたパンチダイメモリ282にパンチダイごとに記憶される。また、各パンチダイのパンチダイ情報は、上記管理番号に関連付けて、画像形成システム1000のコントローラCPU回路部900のRAM903にも記憶される。
図16は、パンチダイメモリのフォーマット及びフォーマットに従って記憶されるパンチダイ情報を示す図である。
図16(A)において、パンチダイメモリのフォーマットには、識別情報としてダイNo.、ダイID、トータルカウンタ、注油実施時カウンタの項目がある。図15(A)において、ダイNo.は、パンチダイ毎に割り当てられた固有の情報である。ダイIDは、パンチ穴数やパンチ穴形状などのパンチダイを形成するパンチ穴の種類を示す情報である。同一種類のパンチダイが複数個用意されていなければ、ダイIDによってもパンチダイが識別される。トータルカウンタは、パンチダイの実行された総パンチ回数とパンチダイの寿命に対応するパンチ回数とが、例えば、2000,000/5000Kとして表示される。また、注油カウンタは、注油を実行してからのパンチ回数と注油インターバルを示すパンチ回数とが、例えば、400,000/400Kとして表されている。なお、図15中「K」は、1000(回)を表す単位記号である。
図14に戻り、パンチダイ情報のリストを表示させた後、CPU901は、ユーザによって、情報を更新するパンチダイのNo.が選択されたか否か判定する(ステップS302)。ステップS302の判定の結果、パンチダイNo.が選択された場合(ステップS302で「YES」)、CPU902は、選択されたパンチダイNo.と注油カウンタ値をリスト上において反転表示する。図15(A)において、ユーザによって選択されたパンチダイのパンチダイNo.と、注油カウンタ値が反転表示されている。
次いで、CPU902は、ユーザによって、OKボタンが押下されたか否か判定する(ステップS303)。ステップS303の判定の結果、ユーザによってOKボタンが押下された場合(ステップS303で「YES」)、CPU901は、RAM903に記憶された自装置側(システム側)の注油実施時カウンタ値を更新する(ステップS304)。
すなわち、図16(B)と同じ内容のデータであるシステム側のデータのうち、図16(C)に示したように、トータルカウンタの値が注油実施時カウンタ値にコピーされ、注油実施時カウンタ値が更新される。また、このとき、操作表示装置600の表示部620には、図15(B)に示したように、注油カウンタ値として、例えば、「0/400K」と表示される。システム側の記憶部であるRAM903及びパンチダイメモリ282に記憶される注油実施時カウンタ値がトータルカウンタ値に更新されるのに対し、表示部620の注油カウンタ値が「0/400K」と表示されるのは、以下の理由によるものである。すなわち、パンチダイの管理は、累積パンチ回数に基づいて行われるのに対し、ユーザに対しては、次回の注油時までに何回のパンチ動作が可能であるかを容易に把握できるように表示するためである。
次いで、CPU901は、装着されているパンチダイが、今回注油されたパンチダイであるか否か、すなわち、選択されているパンチダイのNo.が装着されているパンチダイのNo.と同じであるか否か判定する(ステップS305)。ステップS305の判定の結果、装着されているパンチダイと選択されているパンチダイとが同じであれば(ステップS305で「YES」)、CPU901は、処理をステップS306に進める。すなわち、CPU901は、更新する注油実施時カウンタ値を含むパンチダイ情報をパンチャ200のCPU972に送信し、本処理を終了する(ステップS306)。
このとき、注油実施時カウンタを含むパンチダイ情報を受信したパンチャ200の制御手段としてのCPU972は、パンチダイメモリ282と通信してパンチダイ情報を、CPU901から受信したパンチダイ情報で更新する。
以下に、パンチダイメモリ282と通信してパンチダイ情報を更新するために、パンチャ200で実行されるパンチダイメモリ通信処理について説明する。パンチダイメモリ通信処理は、パンチャ200のパンチャ制御部971におけるCPU972がROM973に格納されたパンチダイメモリ通信処理プログラムに従って実行する。
図17は、パンチャ200で実行されるパンチダイメモリ通信処理の手順を示すフローチャートである。
図17において、パンチダイメモリ通信処理が開始されると、CPU972は、先ず、パンチダイに備えられたパンチダイメモリ282と通信が可能であるか否か判定する(ステップS201)。ステップS201の判定の結果、通信可能である場合(ステップS201で「YES」)、CPU972は、パンチダイメモリ282から情報の読み出しを行う(ステップS202)。パンチダイメモリ282では、例えば、図16(B)に示すような情報が記憶されている。図16(B)において、ダイIDがID20、ダイNo.がCCCCC、トータルカウンタが2000,000、注油カウンタが1600,000と記憶されている。
次いで、CPU972は、パンチャ200にパンチダイが装着されていることを画像形成システム1000のCPU901に通知する(ステップS203)。CPU901に、パンチダイが装着されていることを通知した後、CPU972は、CPU901からパンチダイ情報の送信要求があるか否か判定する(ステップS205)。このとき、CPU901は、システム側のRAM903のパンチダイ情報を、パンチダイメモリ282のパンチダイ情報に更新する必要がある場合は、CPU972に対して情報の送信要求を行う。CPU901が送信要求を行う理由は、2つの記憶手段のパンチダイ情報を同じにするためである。
ステップS205の判定の結果、送信要求がなかった場合(ステップS205で「NO」)、CPU972は、更に、CPU901からパンチダイ情報の更新要求があるか否か判断する(ステップS207)。このとき、CPU901は、パンチダイメモリ282のパンチダイ情報を、システム側のRAM903のパンチダイ情報に更新する必要がある場合は、CPU972に対して情報の更新要求を行う。これによって、2つの記憶手段のパンチダイ情報が同じになる。
一方、ステップS205の判定の結果、パンチダイ情報の送信要求があった場合(ステップS205で「YES」)、CPU972は、処理をステップS206に進める。すなわち、CPU972は、ステップS202で読み出したパンチダイメモリ282に記憶されたパンチダイ情報をCPU901に送信し、その後、処理をステップS207に進める(ステップS206)。すなわち、CPU972は、上記と同様、CPU901からパンチダイ情報の更新要求があるか否か判断する(ステップS207)。
ステップS207の判定の結果、パンチダイ情報の更新要求があった場合(ステップS207で「YES」)、CPU972は、処理をステップS208に進める。すなわち、CPU972は、CPU901から更新するためのパンチダイ情報を受信し(ステップS208)、パンチダイメモリ282のパンチダイ情報を受信した情報で更新し(ステップS209)、本処理を終了する。
このとき、パンチダイメモリ282に記憶された情報は、例えば、図16(B)に示した情報から、システム側のRAM903に記憶されている、例えば、図16(C)の情報によって更新されて図16(D)に示した情報のように書き換えられる。また、このとき、システム側のRAM903に記憶されている情報は、図16(E)に示したとおり、図16(C)の情報のまま更新されない。このような情報の更新は、本システムに装着されていない状態のパンチダイについて、注油処理後の情報の更新がなされ、その後、注油情報の更新がなされたパンチダイが本システムのパンチャ200に装着された場合の情報の更新に相当する。
一方、ステップS207の判定の結果、パンチダイ情報の更新要求がなかった場合(ステップS207で「NO」)、CPU972は、そのまま、本処理を終了する。
また、ステップS201の判定の結果、パンチダイメモリ282と通信が可能でなかった場合(ステップS201で「NO」)、CPU972は、処理をステップS204に進める。すなわち、CPU972は、パンチダイが非装着であると判断し、コントローラCPU回路部900にその旨を通知し(ステップS204)、処理をステップS201に戻す。
図17の処理によれば、パンチダイの装着の有無を判断し(ステップS201)、装着されている場合は、装着されているパンチダイのパンチダイメモリ282から情報を読み出す(ステップS202)。そして、システム側のCPU901からの要求に応じてパンチダイメモリ282のパンチダイ情報をコントローラCPU回路部900のRAM903の情報で更新する(ステップS209)。これによって、パンチャ200に装着されたパンチダイにおけるパンチダイメモリ282のパンチダイ情報と、コントローラCPU回路部900に記憶されている対応するパンチダイのパンチダイ情報が一致する。
図14に戻り、ステップS305の判定の結果、装着されているパンチダイが選択されているダイNo.と異なる場合、又はパンチダイが装着されていない場合(ステップS305で「NO」)、CPU901は、そのまま本処理を終了する。この時、パンチダイメモリ282に記憶された情報は、例えば、図16(B)に示した情報のまま更新されない。
また、ステップS302の判定の結果、ダイNo.が選択されなかった場合(ステップS302で「NO」)、CPU901は、処理をステップS307に進める。また、ステップS303の判定の結果、OKボタンが押下されなかった場合(ステップS303で「NO」)も、CPU901は、処理をステップS307に進める。すなわち、CPU901は、「戻る」ボタン、又は「次へ」ボタンが押下されたか否か判定する(ステップS307)。ステップS307の判定の結果、「戻る」ボタン、及び「次へ」ボタンの何れもが押下されていない場合(ステップS307で「NO」)、CPU901は、処理をステップS302に戻す。一方、ステップS307の判定の結果、「戻る」ボタン、及び「次へ」ボタンのうち何れかが押下された場合、CPU901は、処理をステップS301に戻し、前後のページのリスト画面を表示する。
図14の処理によれば、ユーザが、注油処理したパンチダイをリスト上で選択して、OKボタンを押下すると(ステップS303)、CPU901は、ユーザが選択したパンチダイのシステム側の注油実施時カウンタを更新する(ステップS304)。その後、選択されたパンチダイと装着されたパンチダイが同じであることを条件に、更新した注油実施時カウンタ値をパンチャ200に送信する(ステップS306)。そして、パンチャ200のCPU972によって、対応するパンチダイのパンチダイ情報が更新後のパンチダイ情報に更新される(図17、ステップS209)。
これによって、注油処理を実行したパンチダイに対し、ユーザが情報の更新操作を行うことにより、パンチダイメモリ282におけるパンチダイ情報、及び、システム側のRAM903に記憶されているパンチダイ情報を更新し、双方で適正に管理することができる。また、このように管理することによって、更新された注油カウンタ値が、次の注油実施時カウンタになった場合は、その旨を、例えば、操作表示装置600の表示部620に表示してユーザに注油処理の実行を喚起することができる。
本実施の形態において、管理情報としての注油実施時カウンタは、所定のインターバル回数ごとに注油が行われた際、トータルカウンタによって書き換えられ、その後、次の注油時まで、注油時に書き換えられたカウンタがそのまま維持される。一方、操作表示装置600の表示部620に表示される表示情報としての注油カウンタ値は、注油が行われた際、「0」(例えば、「0/400K」)に更新される。そして、その後、パンチ動作に応じて表示数が加算され、「400,000/400K」になった際、例えば、表示部620に、次の注油を喚起する旨の表示がなされる。
次に、画像形成システム1000で実行されるパンチダイ交換時処理について説明する。
パンチダイ交換時処理は、パンチダイが交換された時のデータ管理であり、画像形成システム1000のコントローラCPU回路部900のCPU901がROM902に格納されたパンチダイ交換時処理プログラムに従って実行する。
図18は、図1の画像形成システム1000で実行されるパンチダイ交換時処理の手順を示すフローチャートである。
パンチダイ交換時処理が開始されると、CPU901は、先ず、パンチャ200にパンチダイが装着されているか否か判定し、装着されるまで待機する(ステップS401)。
パンチャ200にパンチダイが装着されているか否かは、パンチャ200からコントローラCPU回路部900のCPU901に通知される情報に基づいて判定される。
パンチャ200にパンチダイが装着された後(ステップS401で「YES])、CPU901は、パンチャ200から、上述の図16(A)に示したようなフォーマットのパンチダイの情報を取得する(ステップS402)。次いで、CPU901は、ステップS402で取得したパンチダイ情報が、RAM903に記憶されている上記装着されたパンチダイにおけるパンチダイ情報と一致しているか否か判断する(ステップS403)。ステップS403の判定の結果、パンチダイ情報が一致している場合は、情報の更新を行うことなく、そのまま処理を終了する。
この時のパンチダイメモリ282に記憶されているパンチダイ情報は、例えば、図16(D)の情報であり、RAM903に記憶されているパンチダイ情報は、例えば、図16(E)の情報であり、同じ情報となっている。
一方、ステップS403の判定の結果、パンチダイ情報が一致していなかった場合(ステップS403で「NO」)、CPU901は、処理をステップS404に進める。パンチダイ情報が一致していなかった場合とは、注油実施時に今回装着したパンチダイがパンチャ200に装着されていなかった場合、又は、パンチダイを他のシステムのパンチャで使用した後に、本システムのパンチャ200に再び装着した場合が考えられる。
ステップS403の判定の結果、パンチダイ情報が一致していなかった場合、CPU901は、RAM903の注油実施時カウンタと、パンチャ200から取得したパンチダイメモリ282の注油実施時カウンタを比較する(ステップS404)。すなわち、CPU901は、RAM903に記憶されている注油実施時カウンタがパンチダイメモリ282に記憶されている注油実施時カウンタよりも大きいか(新しいか)否か判定する。ステップS404の判定の結果、RAM903の注油実施時カウンタの方が大きい(新しい)場合(ステップS404で「YES」)、CPU901は、RAM903に記憶されている注油実施時カウンタの値をパンチャ200に送信する(ステップS405)。
このとき、CPU901から、RAM903に記憶されている注油実施時カウンタを受信したパンチャ200のCPU972は、上述した、図17のステップS208、S209に従ってパンチダイメモリ282に記憶された注油実施時カウンタ情報を更新する。このとき、パンチダイメモリ282に記憶された情報は、例えば、図16(B)に示した情報から図16(D)に示した情報に更新される。または、図16(F)に示した情報から図16(H)に示した情報のように更新される。
ここで、図16(F)のパンチダイ情報は、注油実施後、注油データが更新されない(図16(B)の状態の)まま、他システムのパンチャで使用されてトータルカウンタが増大したパンチダイ「CCCCC」の情報を示している。そして、図16(F)の状態のパンチダイが本システムのパンチャ200に装着されると、パンチダイ「CCCCC」に関する本システム上の情報(図16(C)から変化していない図16(G)と比較される(ステップS404)。比較の結果、注油実施時カウンタ値は、図16(G)の方が新しいので、図16(G)の注油実施時カウンタ値がパンチャ側に送信され、パンチダイメモリ282の注油実施時カウンタ情報だけが更新されて、図16(H)の情報となる。
なお、このとき表示部620には、図15(C)のような表示がなされる。図15(C)において、注油カウンタは、注油実施時から、他のシステムで実行されたパンチ回数(例えば100K)だけ増加した表示になっている。
図18に戻り、RAM903に記憶されている注油実施時カウンタの値をパンチャ200に送信した後、CPU901は、RAM903に記憶されている注油実施時カウンタ値以外の情報をパンチダイメモリの情報で更新する(ステップS406)。このとき、図16(G)のようなパンチダイ情報が、図16(I)に示したように更新される。すなわち、図16(I)において、注油実施時カウンタは図18(G)と変わらず、トータルカウンタ値のみが図16(H)の値で更新される。図16(I)において、ダイNo.「CCCCC」のパンチダイのトータルカウンタ値は、2100K回であり、前回注油後のパンチカウンタ値は100K回であることが分かる。
一方、ステップS404の判定の結果、RAM903に記憶されている注油実施時カウンタがパンチダイメモリ282に記憶されている注油実施時カウンタよりも大きくなかった(古い)場合、CPU901は、処理をステップS407に進める。すなわち、CPU901は、パンチャ200から取得したパンチダイ情報の方が新しいため、RAM903に記憶されている注油実施時カウンタの値をパンチャ200から取得した情報で更新する(ステップS407)。そして、CPU901は、その後、その他のパンチダイ情報も更新し(ステップS406)、本処理を終了する。
図18の処理によれば、RAM903に記憶されている注油実施時カウンタがパンチダイメモリに記憶されている注油実施時カウンタよりも大きい(新しい)か否か判定する(ステップS403)。そして、RAM903に記憶されている注油実施時カウンタの方が大きい場合、RAM903に記憶されている注油実施時カウンタをパンチャ200に送信してパンチダイメモリ282に記憶されている注油実施時カウンタを更新させる。一方、RAM903に記憶されている注油実施時カウンタがパンチダイメモリの注油実施時カウンタよりも小さい(古い)場合、RAM903に記憶される注油実施時カウンタの値をパンチダイメモリの注油実施時カウンタ値で更新する(ステップS407)。これによって、パンチャ側とシステム側の2つの記憶部の注油実施時カウンタを常に新しいカウンタ値に更新しつつ共有して管理することができる。
本実施の形態によれば、本システムに、情報を更新する特定のパンチダイが装着されていない場合(図14のステップS305で「NO」)であっても、システム側で、当該パンチダイの注油実施時カウンタを更新することができる(図14のステップS304)。そして、上記特定のパンチダイが本システムに装着された際、そのパンチダイメモリの情報をシステム側の情報で書き換える(図18のステップS405、図17のステップS209)。これによって、特定のパンチダイがパンチャ200に装着されていない場合でも、注油時の煩雑な作業を要することなく、注油実施時カウンタを適正に管理して、次回の注油時には、その旨をユーザに報知して注意喚起することができる。また、注油処理及びその後の情報の更新に要する作業時間を短縮することができる。
また、実施の形態によれば、特定のパンチダイが、複数のシステムの複数のパンチャで共用される場合であっても、注油実施時カウンタを適正に管理することができる。
本実施の形態において、シートPは、表裏両面のうち少なくとも1面に画像形成装置で形成された画像が転写され、定着されたシートであることが好ましい。
100 画像形成装置
200 パンチャ
971 パンチャ制御部
972 CPU
350 プリンタ
300 画像読取装置(イメージリーダ)
400 原稿給送装置
500 フィニッシャ
600 操作表示装置
620 表示部
900 コントローラCPU回路部
1000画像形成システム
901 CPU

Claims (9)

  1. 着脱自在に装着されたパンチダイを用いてシートにパンチ孔を形成するパンチ手段と、
    前記パンチダイに搭載され、当該パンチダイに関するメンテナンス情報を記憶する第1記憶手段と、
    前記第1記憶手段に記憶されたメンテナンス情報を更新するパンチ制御手段と、
    パンチダイが前記パンチ手段に装着されたことを検知する検知手段と、
    前記パンチ手段に装着されたパンチダイに関するメンテナンス情報をパンチダイごとに記憶する第2記憶手段と、
    前記メンテナンス情報を更新するパンチダイを指定するための情報及び前記メンテナンス情報を更新するための指示を入力する入力手段と、
    前記入力手段により指定されたパンチダイに対応するメンテナンス情報の更新指示が入力されると、前記指定されたパンチダイに対応する前記第2記憶手段のメンテナンス情報を更新するシステム制御手段と、を有し、
    前記システム制御手段は、
    前記更新指示が入力された場合に、前記指定されたパンチダイが前記パンチ手段に装着されていることが前記検知手段により検知されていれば、更新されたメンテナンス情報で前記第1記憶手段のメンテナンス情報を前記パンチ制御手段により更新させ、
    前記指定されたパンチダイが前記パンチ手段に装着されていることが検知されていなければ、その後、前記パンチ手段に前記指定されたパンチダイが装着されると、前記第2記憶手段に記憶された前記指定されたパンチダイのメンテナンス情報と前記第1記憶手段に記憶された前記パンチダイのメンテナンス情報とを比較し、前記第2記憶手段に記憶された前記指定されたパンチダイのメンテナンス情報が前記第1記憶手段に記憶された前記メンテナンス情報よりも新しければ、前記第2記憶手段に記憶された前記指定されたパンチダイのメンテナンス情報前記第1記憶手段に記憶されたメンテナンス情報更新させることを特徴とする画像形成システム。
  2. 前記システム制御手段は、前記第2記憶手段に記憶された前記指定されたパンチダイのメンテナンス情報が前記第1記憶手段に記憶された前記パンチダイのメンテナンス情報よりも古ければ、前記第1記憶手段のメンテナンス情報で前記第2記憶手段に記憶された前記指定されたパンチダイのメンテナンス情報を更新することを特徴とする請求項1記載の画像形成システム。
  3. 前記第1記憶手段は、パンチダイを識別するための識別情報を保持し、前記第2記憶手段は、前記識別情報に関連付けて複数のパンチダイのメンテナンス情報をパンチダイごとに記憶することを特徴とする請求項1又は2記載の画像形成システム。
  4. 記システム制御手段は、前記入力手段から、前記更新指示が入力された場合に、前記指定されたパンチダイが前記パンチ手段に装着されていることが前記検知手段により検知されていれば、更新要求とともに更新したメンテナンス情報を前記パンチ手段に送信し、
    前記パンチ制御手段は、前記システム制御手段から前記更新要求を受信すると、前記第1記憶手段に記憶されているメンテナンス情報を受信したメンテナンス情報に更新することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載の画像形成システム。
  5. 更新される前記メンテナンス情報は、前記パンチダイに注油がされるときまでに前記指定されたパンチダイで行われたパンチの回数を表す情報であることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の画像形成システム。
  6. 前記識別情報は、パンチダイ異なるように割り当てられた固有の情報であることを特徴とする請求項3、請求項3を引用する請求項4、請求項3を引用する請求項5、及び、請求項3を引用する請求項4を引用する請求項5のいずれか1項に記載の画像形成システム。
  7. 前記識別情報は、前記パンチの種類を表す情報であることを特徴とする請求項3、請求項3を引用する請求項4、請求項3を引用する請求項5、及び、請求項3を引用する請求項4を引用する請求項5のいずれか1項に記載の画像形成システム。
  8. 前記パンチダイは、前記画像形成システムとは別の画像形成システムが有するパンチ手段にも装着してシートにパンチ孔を形成することが可能であり、前記別の画像形成システムで前記第1記憶手段のメンテナンス情報が更新可能であることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項記載の画像形成システム。
  9. 前記画像形成システムは、画像を形成する画像形成手段を備え、
    前記シートは、表裏両面のうち少なくとも1面に前記画像形成手段によって形成された画像が転写されたシートであることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の画像形成システム。
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