JP6577693B2 - 表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、表示装置に関する。
従来、船舶等に取り付けられる魚群探知機等の表示装置が知られている。この種の表示装置は、通常、表示画面を有する表示部と、表示部を囲む形で配されるパネル部材と、パネル部材とは反対側に配されるカバー部材と、を備え、これらが互いに組み付けられた構成とされる。この種の表示装置では、パネル部材とカバー部材との間に形成される空間に表示画面が配され、この空間に水等が浸入することを防止するため、パネル部材とカバー部材との組み付け部位の内側に樹脂材料で形成されたパッキン等の防水部材が配されることがある。このような防水部材を備える表示装置が、例えば特許文献1に開示されている。
特許第4871235号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示された表示装置では、パネル部材とカバー部材との組み付け部において両者が互いに面当接された状態で組み付けられるため、船舶等の揺れに伴う表示装置の振動によって両者の間に微小な隙間が生じる虞があった。このため、パネル部材とカバー部材との間に形成される空間の気密性を十分に確保することができず、表示画面が配される空間に水等が浸入する虞があった。
本明細書で開示される技術は、上記の課題に鑑みて創作されたものであって、表示画面が配される空間に水等が浸入することを効果的に防止ないし抑制することが可能な表示装置を提供することを目的とする。
本明細書で開示される技術は、表示画面を有する表示部と、前記表示部を囲む枠状をなし、その内周に沿って前記表示画面とは反対側に開口する溝状の嵌合溝が設けられたパネル部材と、その端縁が前記嵌合溝に嵌合されて当接することで前記パネル部材に取り付けられるカバー部材と、を備えることを特徴とする表示装置に関する。
上記の表示装置では、パネル部材とカバー部材とが組み付けられることで両者の間に形成される空間に、表示部の表示画面が配される。このとき、パネル部材の嵌合溝にカバー部材の端縁が嵌合されて当接する形で両者が組み付けられるため、パネル部材とカバー部材との組み付け部において両者が互いに面当接された状態で組み付けられる構成と比べてカバー部材がパネル部材から外れ難い。このため、表示装置が振動等した場合であっても、パネル部材とカバー部材とが互いに面当接された状態で組み付けられる従来の構成と比べてパネル部材とカバー部材との間に隙間が生じ難いものとなり、パネル部材とカバー部材との間に形成される空間の気密性を高めることができる。その結果、表示画面が配される空間に水等が浸入することを効果的に防止ないし抑制することができる。
上記の表示装置において、前記嵌合溝と前記端縁との間の外部に露出する隙間に接着剤が埋め込まれていてもよい。
この構成によると、パネル部材とカバー部材とが接着剤を介して固着されるとともに、パネル部材の嵌合溝とカバー部材の端縁と間の外部に露出する隙間が接着剤によって封止される。このため、パネル部材とカバー部材との間に形成される空間の気密性を一層高めることができ、表示画面が配される空間に水等が浸入することをより効果的に防止ないし抑制することができる。
本明細書で開示される技術によれば、表示画面が配される空間に水等が浸入することを効果的に防止ないし抑制することが可能な表示装置を提供することができる。
表示装置を表側から視た斜視図 表示装置を裏側から視た斜視図 表示装置の側面図 表示装置の側断面図 図4において要部を拡大した要部断面図 表示装置の要部を拡大した断面斜視図
図面を参照して実施形態を説明する。本実施形態では、船舶等に取り付けられる魚群探知機等に用いられる表示装置1を例示する。図1及び図2に示すように、表示装置1は、前方(図1では紙面左側)に露出して配された表示部2と、表示部2を囲むパネル部材4と、後方に配されたカバー部材6と、を備え、これらが互いに組み付けられた構成とされる。
なお、各図面の一部には互いに直交するX軸、Y軸及びZ軸を示しており、各軸方向が各図面で共通した方向となるように描かれている。このうちX軸方向は左方向(左側方)と一致しており、Y軸方向は上方向と一致しており、Z軸方向は後方向(裏方向)と一致している。
(表示装置の構成)
表示部2は、前方から視て略正方形状をなしており、表示画面2Aと保護パネル2Bと操作部2Cとを有している。表示画面2Aは、図4に示すように、液晶パネル2A1と、プリント基板からなり、液晶パネル2A1の後方から光を供給するバックライト2A2と、からなっている。保護パネル2Bは、防水性及び透過性を有する部材であり、表示画面2Aの前面を覆うように配され、表示装置1の前方の外観を構成することで表示画面2Aを外部から保護している。表示画面2Aの下方には、ダイヤルや複数のラバーキーからなる操作部2Cが設けられている。
パネル部材4は、樹脂材料で形成され、表示部2を囲む枠状をなすことで表示部2の側面の全域を覆う枠状部4Aと、液晶パネル2A1とバックライト2A2の間に介在する介在部4Bと、操作部2Cのダイヤルの骨格をなす骨格部4Cと、を有している。パネル部材4の枠状部4Aは、表示装置1の前方側面の外観を構成する。
カバー部材6は、前方に開口する略箱状をなし、表示部2及びパネル部材4の後方側に配されて表示装置1の後方の外観を構成する。カバー部材6は、樹脂材料で形成され、パネル部材4の後方側にその内周に沿って取り付けられる略正方形の平板状の平板部6Aと、この平板部6Aの裏面から円筒状に突出する取付部6Bと、からなっている。カバー部材6は、その平板部6Aの一部がパネル部材4と組み付けられている。パネル部材4とカバー部材6との組み付け構造については、後で詳しく説明する。
図2及び図3に示すように、取付部6Bの外周面の一部にはネジ溝6Cが形成されており、このネジ溝6Cに円環状をなす取付ナット20が螺合されている。本実施形態の表示装置1を船体等に設けられた取付パネルの取付孔(不図示)に取り付ける場合、表示装置1の取付部6Bを取付孔に挿通し、取付ナット20をネジ溝6Cに螺合することで、取付パネルの取付孔の開口縁が平板部6Aと取付ナット20との間に挟み込まれる。これにより、表示装置1を取付パネルに取り付けることができる。なお、この取付ナット20の外周面には、その全周に亘って複数の突起20Aが略等間隔で形成されている。
円形状とされた取付部6Bの後面のうち上側の半円部分には、図2に示すように、表示部2に電源を供給するための下方に開口する3つの電源コネクタ7A,7Bが設けられている。このうち3つの電源コネクタ7A,7Bのうち、略中央に設けられた1つのコネクタは第1電源コネクタ7Aとされ、他の2つは第2電源コネクタ7Bとされる。表示装置1の作動時には、第1電源コネクタ7Aと第2電源コネクタ7Bのうちいずれか一方が用いられ、他の一方はシールテープ等によって封止される。
円形状とされた取付部6Bの後面のうち下側の半円部分には、図2に示すように、後方に向かってさらに突出する突出部6Dが設けられている。突出部6Dの右側方には、左側方及び後方に開口する収容部8が設けられている。この収容部8には、金属製のロック部材30が収容されている。ロック部材30は、収容部8に収容された状態で前後方向(Z軸方向)に沿って移動可能とされている。
ロック部材30は、収容部8に収容された状態でその先端が取付ナット20の側方に位置するまで延在しており、その先端には内側に屈曲して伸びる屈曲部30Aが設けられている。この屈曲部30Aは、取付ナット20の外周面に設けられた複数の突起20Aのうち一対の突起20Aの間に進入しており、これにより、取付ナット20が回転不能にロックされている。そして、ロック部材30を一対の突起20Aの間から外れる位置まで前後方向に沿って移動させることで、取付ナット20の回転のロックを解除できるようになっている。
取付部6Bの内側に形成される空間S1には、図4等に示すように、第1電源コネクタ7A及び第2電源コネクタ7Bに接続された電源基板10が配されている。第1電源コネクタ7A又は第2電源コネクタ7Bを通じて電源基板10に入力された電力は、電源基板10を介してバックライト2A2に供給される。また、パネル部材4とカバー部材6の平板部6Aとの間に形成される空間S2(図4参照)は、上記空間S1と連通しており、この空間S2には上記表示部2の表示画面2Aが配されている。
(パネル部材とカバー部材との組み付け構造)
続いてパネル部材4とカバー部材6との組み付け構造について説明する。図4乃至図6に示すように、パネル部材4の枠状部4Aの内周には、表示画面2Aとは反対側(カバー部材6側、表示装置1の後方側)に開口する溝状の嵌合溝4Dが設けられている。この嵌合溝4Dは枠状部4Aに沿ってその内周の全域に形成されている。
一方、カバー部材6は、図4に示すように、平板部6Aの端辺がその全周に亘って前方にわずかに突出しており、この突出する部位が略箱状をなして前方に開口するカバー部材6の端縁6Eとなっている。このカバー部材6の端縁6Eは、その全域がパネル部材4の枠状部4Aの内側に配されている。そしてカバー部材6の端縁6Eの内側に、表示部2の表示画面2A及びパネル部材4の介在部4Bが配された構成となっている。
図5に示すように、パネル部材4の嵌合溝4Dの溝幅は、カバー部材6の端縁6Eの厚みよりわずかに大きいものとされている。そして嵌合溝4Dには、図4乃至図6に示すように、当該カバー部材6の端縁6Eがその全周に亘って嵌合されている。カバー部材6の端縁6Eは、嵌合溝4Dに嵌合された状態でその先端部が嵌合溝4Dの底面4D1と当接しており、これにより、パネル部材4とカバー部材6の平板部6Aとの間に形成される空間S2の気密性が確保されている。このような構造によって、パネル部材4とカバー部材6とが互いに組み付けられている。
パネル部材4の枠状部4Aは、後方側に向かって外側にわずかに傾斜するテーパ状をなしており、これにより、パネル部材4の嵌合溝4Dとカバー部材6の端縁6Eとの間に表示装置1の後方外部に露出する隙間S3(図4及び図6参照)が形成されている。この隙間S3には、図5に示すように、シール剤(接着剤の一例)40が埋め込まれている。なお、図4及び図6では、上記隙間S3の説明のためシール剤40の図示を省略している。
上記隙間S3に埋め込まれたシール剤40は、例えばシリコン系のものが用いられる。表示装置1の製造過程においてパネル部材4とカバー部材6とを組み付ける際には、まず、カバー部材6の端縁6Eをパネル部材4の嵌合溝4Dに嵌合させてその先端部を嵌合溝4Dの底面4D1に当接させる。次に、嵌合溝4Dとカバー部材6の端縁6Eとの間に形成される上記隙間S3に液状のシール剤40を流し込み、その後にシール剤40を固化させることで、パネル部材4とカバー部材6とがその組み付け部においてシール剤40を介して互いに接着される。以上の手順によって、パネル部材4とカバー部材6とを組み付けることができる。
(実施形態の効果)
以上説明したように本実施形態の表示装置1では、パネル部材4とカバー部材6とが組み付けられることでパネル部材4とカバー部材6の平板部6Aの間に形成される空間S2に、表示部2の表示画面2Aが配される。このとき、パネル部材4の嵌合溝4Dにカバー部材6の端縁6Eが嵌合されてその先端部が嵌合溝4Dの底面4D1に当接する形で両者が組み付けられる。このため、パネル部材4とカバー部材6との組み付け部において両者が互いに面当接された状態で組み付けられる構成と比べてカバー部材6がパネル部材4から外れ難いものとなっている。
このようにカバー部材6がパネル部材4から外れ難いものとなっていることで、表示装置1が振動等した場合であっても、パネル部材4とカバー部材6とが互いに面当接された状態で組み付けられる従来の構成と比べてパネル部材4とカバー部材6との組み付け部に隙間が生じ難いものとなり、パネル部材4とカバー部材6の平板部6Aとの間に形成される空間の気密性が高められている。その結果、表示画面2Aが配される空間に水等が浸入することを効果的に防止ないし抑制することができる。従って、特に防水性が要求される魚群探知機の分野においては、本実施形態の表示装置1は好適である。
また本実施形態の表示装置1では、パネル部材4の嵌合溝4Dとカバー部材6の端縁6Eとの組み付け部において外部に露出する隙間S3にシール剤40が埋め込まれている。このような構成とされていることで、パネル部材4とカバー部材6とが当該シール剤40を介して固着されるとともに、パネル部材4の嵌合溝4Dとカバー部材6の端縁6Eと間の外部に露出する隙間S3が当該シール剤40によって封止される。このため、パネル部材4とカバー部材6の平板部6Aとの間に形成される空間の気密性を一層高めることができ、表示画面2Aが配される空間に水等が浸入することをより効果的に防止ないし抑制することができる。
ここで、前後方向においてパネル部材とカバー部材との間にパッキン等の防水部材が挟み込まれた形で両者が組み付けられた従来の構成では、表示装置の側面にパネル部材とカバー部材との併せ面が形成される。この場合、表示装置が高温環境下に晒されると、パネル部材とカバー部材の各々が熱膨張によって外側に広がり、上記併せ面がずれ、表示装置の意匠性が低下する虞がある。これに対し本実施形態の表示装置1では、パネル部材4の枠状部4Aの内周に設けられた嵌合溝4Dにカバー部材6の端縁6Eが嵌合されるため、表示装置1の側面に上記併せ面が形成されない構成となっている。このため、表示装置1が高温環境下に晒されてパネル部材4とカバー部材6の各々が熱膨張した場合であっても、表示装置1の意匠性が低下することがない。
また本実施形態では、パネル部材4の嵌合溝4Dにカバー部材6の端縁6Eが嵌合されてその先端部が嵌合溝4Dの底面4D1当接する形で両者が組み付けられる。このため、パネル部材4とカバー部材6との組み付け部において両者が互いに面当接された状態で組み付けられる従来の構成と比べて、パネル部材4とカバー部材6とが重なり合う部分の面積を大きくすることができ、また、表示装置1の前後方向においてパッキン等の防水部材を配するためのスペースを設けることが不要となる。これにより、パネル部材4とカバー部材6との組み付け部において両者が互いに面当接された状態で組み付けられる従来の構成と比べて、当該組み付け部の厚み(前後方向の寸法、Z軸方向の寸法)を小さくすることができる。その結果、表示装置1の薄型化を図ることができる。
また、パネル部材とカバー部材との組み付け部において両者の間にパッキン等の防水部材が介在する従来の構成では、両者の間に防水部材を挟み込むためにカバー部材の裏側からこれらを複数のネジによってネジ留めすることが必要となる。これに対し本実施形態の表示装置1では、パネル部材4とカバー部材6との組み付け部において両者の間に防水部材が介在しないため、上記挟み込むためのネジ留めが不要となり、必要となるネジの数を減らすことができる。このため、表示装置1の意匠性を向上させることができる。
また、上記挟み込むためのネジ留めを必要とする従来の構成では、ネジが緩むこと等に起因してパネル部材とカバー部材との組み付け部にがたつきが発生する虞がある。これに対し本実施形態の表示装置1では、上記挟み込むためのネジ留めが不要となり、必要となるネジの数を減らすことができるため、上記挟み込むためのネジ留めを必要とする従来の構成に比べて、パネル部材4とカバー部材6との組み付け部にがたつきが発生することを防止ないし抑制することができる。
また本実施形態では、カバー部材6の端縁6Eがその全周に亘ってパネル部材4の嵌合溝4Dに嵌合される形でパネル部材4とカバー部材6とが組み付けられる構成となっている。このため、上記挟み込むためのネジ留めを必要とする従来の構成に比べてパネル部材4とカバー部材6とを安定して組み付けることができる。
また、表示装置が船舶に取り付けられる魚群探知機として用いられる場合、表示装置の後方側に比べて前方側の方が波に晒され易い。このため、パネル部材の嵌合溝が表示装置の前方側に開口する形でパネル部材の嵌合溝にカバー部材の端縁が嵌合される構成とされていると、表示装置が魚群探知機として用いられる場合、パネル部材の嵌合溝とカバー部材の端縁との間の隙間に水が浸入する虞がある。これに対し本実施形態では、パネル部材4の嵌合溝4Dが表示装置1の後方側に開口する形でパネル部材4の嵌合溝4Dにカバー部材6の端縁6Eが嵌合される構成とされているため、表示装置1が魚群探知機として用いられる場合であっても、パネル部材4の嵌合溝4Dとカバー部材6の端縁6Eとの間に水が一層浸入し難いものとなっている。
<実施形態の変形例>
上記した実施形態の変形例について説明する。変形例に係る表示装置では、パネル部材の嵌合溝の内側にさらに第2の嵌合溝が形成されており、カバー部材の端縁の内側にさらに第2の端縁が形成されている。そして、嵌合溝にカバー部材の端縁が嵌合されるとともに上記第2の嵌合溝に上記第2の端縁が嵌合されることで、パネル部材とカバー部材とが互いに組み付けられるようになっている。このような組み付け構造とされていることで、パネル部材とカバー部材との嵌合部が二重に形成されるため、パネル部材とカバー部材の平板部に形成される空間の気密性を一層高めることができる。その結果、表示画面が配される空間に水等が浸入することを一層防止ないし抑制することができる。
<他の実施形態>
本発明は上記既述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記の実施形態では、カバー部材の端縁が嵌合溝に嵌合された状態でその先端部が嵌合溝の底面に当接する構成を例示したが、嵌合溝のうちカバー部材の端縁の先端部が当接する部位については限定されない。例えば、嵌合溝の側面にカバー部材の端縁の先端部が当接する構成であってもよい。
(2)上記の実施形態では、パネル部材とカバー部材との嵌合部が一重に形成された構成を、変形例ではパネル部材とカバー部材との嵌合部が二重に形成された構成をそれぞれ例示したが、パネル部材とカバー部材との嵌合部が三重以上に形成された構成であってもよい。
(3)上記の実施形態では、パネル部材の枠状部が後方側に向かって外側にわずかに傾斜するテーパ状をなしている構成を例示したが、例えばパネル部材の枠状部が後方側に向かって内側にわずかに傾斜するテーパ状をなしていてもよい。この構成では、後方側に向かって外側に傾斜するテーパ状をなしている場合と比べて、枠状部の内側に水等が浸入し難いものとすることができる。またこの場合、例えばカバー部材の端縁を前方側に向かって外側にわずかに傾斜するテーパ状とすることで、パネル部材の枠状部とカバー部材の端縁との間にシール剤等を埋め込むための空間を設けることができる。
(4)上記の実施形態では、パネル部材の枠状部がテーパ状とされた構成を例示したが、パネル部材の枠状部やカバー部材の端縁がテーパ状とされていなくともよい。パネル部材の枠状部やカバー部材の端縁をテーパ状にする以外に、枠状部や端縁に切り欠き部を設けることによっても、パネル部材の枠状部とカバー部材の端縁との間にシール剤等を埋め込むための空間を設けることができる。要するに、カバー部材の端縁がパネル部材の嵌合溝に嵌合されたときに、嵌合溝と端縁との間に外部に露出する隙間が設けられる構成とされていればよい。
(5)上記の実施形態では、取付部にネジ溝が形成され、平板部と取付部に螺合した取付ナットとの間に船体等に設けられた取付パネルの取付孔の開口縁を挟み込むことで、取付パネルに表示装置を取り付けることが可能な構成を例示したが、取付ナットを備えない構成であってもよく、取付パネルに対する表示装置の取り付け構造及び取付態様については限定されない。
(6)上記の実施形態では、カバー部材の収容部に収容されたロック部材によって取付ナットが回転不能にロックされる構成を例示したが、このようなロック部材を備えない構成であってもよい。
(7)上記の実施形態では、魚群探知機等に用いられる表示装置について例示したが、他の様々な用途に用いられる表示装置についても本発明は適用可能である。
以上、本発明の実施形態について詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。
1…表示装置
2…表示部
2A…表示画面
2A1…液晶パネル
2A2…バックライト
2B…保護パネル
2C…操作部
4…パネル部材
4A…枠状部
4B…介在部
4C…骨格部
4D…嵌合溝
4D1…(嵌合溝の)底面
6…カバー部材
6A…平板部
6B…取付部
6C…ネジ溝
6D…突出部
6E…(カバー部材の)端縁
8…収容部
10…電源基板
20…取付ナット
20A…突起
30…ロック部材
30A…屈曲部
40…シール剤
S1…取付部の内側に形成される空間
S2…パネル部材とカバー部材の平板部との間に形成される空間
S3…嵌合溝と端縁との間の外部に露出する隙間

Claims (1)

  1. 表示画面を有する表示部と、
    前記表示部を囲む枠状部を有し、その枠状部の内周に沿って前記表示画面とは反対側に開口する溝状の嵌合溝が設けられたパネル部材と、
    その端縁が前記嵌合溝に嵌合されて前記端縁の先端部が前記嵌合溝の底面に当接することで前記パネル部材に取り付けられるカバー部材と、を備え、
    前記枠状部は、外側に傾斜するテーパ状をなし、
    前記嵌合溝と前記端縁との間の外部に露出する隙間に接着剤が埋め込まれている、表示装置。
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