JP6576909B2 - アルカリ電池用セパレータおよびこれを用いたアルカリ電池 - Google Patents
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Description
負極では亜鉛などの負極活物質が用いられ、この負極活物質は、酸化反応により酸化されるとともに電子を生成し、正極では二酸化マンガンなどの正極活物質が用いられ、この正極活物質は、還元反応により電子を吸収する。
これにより、アルカリ電池では、酸化還元反応に伴って発生する化学エネルギーが、電気エネルギーとして取り出される。
1.前記正極と負極との内部短絡を防止すること、
2.十分な起電反応を生じさせるために高い電解液吸液性を有し、イオン伝導性が良好で電気抵抗が低いこと、
3.電池内部に組込まれた際の占有率が小さく、正極活物質・負極活物質等の量を増やせる(電池使用可能時間を長くできる)こと、
4.電池内部に組み込まれた際、電池の搬送や携帯時に振動・落下による衝撃によってセパレータ自体が座屈せず、内部短絡を引き起こさないこと、
などの様々な性能が要求される。
本発明の別の目的は、上記の性質に加え、電池の放電性能を抑制することなく、不純物を捕捉することができるアルカリ電池用セパレータを提供することにある。
本発明のさらに別の目的は、キレート形成能を有するセパレータを用いる場合でも、セパレータ自体が膨張等の形状が変化するのを抑制することができるアルカリ電池用セパレータを提供することにある。
本発明の他の目的は、このようなアルカリ電池用セパレータを備えるアルカリ電池を提供することにある。
前記不織布を構成する主体繊維の少なくとも一部に、繊維基材に対して金属イオンに対するキレート形成能を有する官能基が導入されたキレート形成性繊維を含む、アルカリ電池用セパレータである。
本発明の第1の実施態様は、アルカリ電池用セパレータである。セパレータはアルカリ電池において正極と負極とを電気的に分離するとともに、電解液を保持することができる。アルカリ電池用セパレータは、不織布を含むセパレータであり、前記不織布を構成する主体繊維の少なくとも一部に、金属イオンに対するキレート形成能を有する官能基が導入されたキレート形成性繊維を含んでいる。
キレート形成性繊維は、セパレータ中の不織布を構成する主体繊維として用いられる。主体繊維の全てをキレート形成性繊維で構成してもよいし、または、キレート形成性繊維は、主体繊維中の一部を形成する繊維であってもよい。
導入率(質量%)=[(官能基導入後の繊維質量−官能基導入前の繊維質量)/官能基導入前の繊維質量]×100
(上記式において官能基とは、架橋反応性化合物とキレート形成性化合物に由来して導入された全官能基を意味する)。
導入率(質量%)=(A/100)×B
本発明で用いられる不織布は、必要に応じて主体繊維として耐アルカリ性フィブリル化繊維を含んでいてもよい。耐アルカリ性フィブリル化繊維を含む場合、不織布に対して緻密な構造を与え、膨潤抑制効果を発揮することが可能であるとともに、フィブリル化構造によりキレート形成性繊維を不織布中により強力に固定することができる。
また、耐アルカリ性フィブリル化繊維は、繊維全体としてフィブリル化されていればよく、例えば、耐アルカリ性フィブリル化繊維は、濾水度が異なる複数種(例えば、2〜4種類、好ましくは2〜3種類、より好ましくは2種類)の繊維を組み合わせ、全体として上述の所定の濾水度を示すようにしてもよい。
本発明で用いられる不織布は、必要に応じて主体繊維として形状保持繊維を含んでいてもよい。形状保持繊維は、アルカリ性電解液中で、キレート形成性繊維より高い剛性を有することにより、キレート形成性繊維の膨潤により不織布が膨張するのを抑制し、セパレータ形状の保持性を高める役割を有することができる。
耐アルカリ性バインダー繊維は、湿式不織布において、キレート繊維の表面をバインダー成分が覆いキレート性能が阻害されないことが重要なため、少量の添加量(例えば、固形分換算で不織布中5〜20質量%程度、好ましくは8〜18質量%程度)でバインダー性能が発現するものが好適に用いられる。耐アルカリ性バインダー繊維としては、例えば、ポリビニルアルコール系バインダー繊維、エチレン−ビニルアルコール系バインダー繊維などが例示できる。これらのバインダー繊維は、単独で、または二種以上を組み合わせて用いてもよい。
本発明のアルカリ電池用セパレータは、不織布の形状に応じて、公知又は慣用の方法により製造することができる。
不織布を構成する主体繊維の少なくとも一部にキレート形成性繊維を含ませるためには、一旦不織布を形成した後、得られた不織布を繊維基材として、上述の方法により繊維基材中の繊維分子に対して、キレート形成性官能基(例えば、アミノポリカルボン酸基など)を導入してもよい。
または、繊維準備段階においてキレート形成性繊維を準備し、その繊維を主体繊維の構成材料の少なくとも一部として用いて乾式または湿式抄造により不織布を得てもよい。
例えば、不織布が湿式不織布である場合、製造方法の一実施態様では、例えば、製造方法は、主体繊維などが水に分散したスラリーを準備する工程と、前記スラリーを抄紙する抄紙化工程とを備えていてもよい。
これらのうち、効率よくセパレータを製造する観点から、主体繊維が、キレート形成性繊維と、耐アルカリ性フィブリル化繊維および/または形状保持繊維とで構成され、前記主体繊維、バインダー繊維などが水に分散したスラリーを準備する工程と、前記スラリーを抄紙する抄紙化工程とを備える製造方法が好ましい。
本発明のアルカリ電池用セパレータは、少なくとも不織布で構成され、不織布を構成する主体繊維の少なくとも一部にキレート形成性繊維を含むセパレータである。
本発明のセパレータは、必要に応じて、前記不織布以外の基材層などを含んでいてもよい。例えば、基材層は、膜またはシート状物であってもよく、キレート形成性繊維を含まない不織布等であってもよい。不織布としては、湿式不織布、乾式不織布(例えば、ニードルパンチ不織布、サーマルボンド不織布、ケミカルボンド不織布、ステッチボンド不織布、水流交絡不織布など)、エアレイド不織布、スパンボンド不織布、メルトブローン不織布、静電紡糸不織布などが挙げられる。
セパレータの坪量・厚さは、電池の種類などに応じて適宜設定することができるが、セパレータを薄くする観点から、セパレータの坪量は、例えば、15〜50g/m2程度であってもよく、好ましくは20〜45g/m2程度であってもよい。また、セパレータの厚さは、例えば、50〜300μm程度であってもよく、好ましくは70〜200μm程度、より好ましくは80〜150μm程度であってもよい。
電池の内部抵抗を低くする観点から、セパレータの通気度は、例えば1〜500cc/cm2/sec程度であってもよく、好ましくは3〜450cc/cm2/sec程度、より好ましくは4〜430cc/cm2/sec程度、さらに好ましくは5〜400cc/cm2/sec程度であってもよい。ここで、通気度とは、後述する実施例に記載した方法により測定される値である。
吸着対象とする不純物金属の吸着率は、例えば、セパレータ1g当たり、0.5mg以上であってもよく、好ましくは1mg以上、より好ましくは3mg以上であってもよい。吸着率の上限は、特に限定されないが、例えば、80mg程度であってもよい。
不純物金属の吸着量は、以下の方法により評価することができる。まず、対象とする金属がイオンとして遊離する金属水溶液(濃度5mmol/L)1リットルを作製する。次いで、セパレータから切り出した試料1gを前記水溶液中に添加して、20℃で20時間撹拌した後、溶液中に残存する金属イオンを定量することによって、セパレータ1gによる不純物吸着量(mg)を不純物金属吸着率として評価することができる。
セパレータの吸液量は、例えば、4g/g以上であってもよく、好ましくは5g/g以上であってもよく、より好ましくは5.5g/g以上であってもよい。その上限は特に定められないが、通常、セパレータの吸液量は、20g/g以下であることが多い。吸液量は、例えば、50mm×50mmの試料を34%KOH液に浴比1/100の条件で30分浸漬し、30秒間自然液切りした後の試料重量を測定し、保液された液体の重量を浸漬前の試料重量で除することによって吸液量を算出することにより評価可能である。
セパレータは、アルカリ電池を製造する際の作業性を阻害しない程度であれば、その材質や厚さに応じた引張強力および引張伸度を有していればよい。セパレータの引張強力は、例えば、1.5kg/15mm以上(例えば1.8〜7kg/15mm)であってもよく、好ましくは2kg/15mm以上(例えば2〜6kg/15mm)であってもよい。また、セパレータの引張伸度は、例えば、3〜15%であってもよく、好ましくは4〜10%であってもよい。ここで、引張強力および引張伸度とは、それぞれ後述する実施例に記載した方法により測定される値である。
セパレータは、落下などの衝撃に対して十分な耐衝撃性を備える観点から、リングクラッシュ強力を200g以上とすることが好ましく、より好ましくは、210g以上であってもよい。また、耐衝撃性の観点から、その上限は特に定められないが、通常400g以下である。本発明にいうリングクラッシュ強力は、電池用セパレータにおけるいわゆる「コシ強力」の指標となるものである。例えば、リングクラッシュ強力は、後述する実施例に記載した方法により測定される値である。
本発明の第2の実施形態は、前記セパレータを含むアルカリ電池である。
本発明のアルカリ電池(例えば、アルカリマンガン電池などの一次電池)は、正極と、負極と、これらの間に配設されたセパレータと、電解液とを少なくとも備えている。正極には、正極活物質として例えば二酸化マンガンが含まれていてもよく、負極には、負極活物質として例えば、亜鉛、酸化亜鉛などが含まれていてもよい。
より詳細には、アルカリ電池は、負極活物質を備える負極と、負極の内部に挿入されている負極集電体と、負極の外周にセパレータを介して配設された正極とを備えていてもよい。
JIS P 8121「パルプの濾水度試験方法」に準じてカナダ標準濾水度を測定した。
厚さは、得られたセパレータの5箇所を標準環境下(20℃×65%RH)に4時間以上放置した後、PEACOCK Dial-Thickness Gauge H Type(φ10mm×180g/cm2)にて測定した。密度は坪量を厚さで除して算出する。
JIS P 8124「紙のメートル坪量測定方法」に準じて測定した。
JIS P 8113「紙及び板紙の引張強さ試験方法」に準じて測定した。引張強力は、縦方向における引張強さであり、引張伸度は、縦方向における引張破断伸びを測定した値である。
JIS L 1096 6.27「一般織物試験方法 通気性」に準じ、フラジール形試験機にて測定した。
セパレータから切り出した試料1gを、硫酸銅水溶液(濃度5mmol/L)1リットルに添加し、20℃で20時間攪拌した。その後、溶液中に残存する銅イオンを定量することによって、セパレータ1gによる銅吸着量(mg)を評価した。
50mm×50mmの試料を34%KOH液に浴比1/100の条件で30分浸漬し、30秒間自然液切りした後の試料重量を測定し、保液された液体の重量を浸漬前の試料重量で除することによって吸液量を算出した。
試料(45mm×50mm)を筒状に2重捲きにし、セパレータの横方向を内径8mmφ×長さ40mmのPP製の筒の中に縦方向になるように挿入する。その後34%KOH液を添加し、筒状に入れたセパレータの上部先端(高さ45mm)まで濡れるようにする。その後、カトーテック(株)製ハンディー圧縮試験機(KES−G5)を使用し、加圧板(2cm2)を圧縮速度1mm/secにて降下させ、筒から出た試料5mmの圧縮強力を測定した。
電池性能評価方法として、単3(LR6)サイズのアルカリ乾電池を各20本作成し放電性能を比較した。放電性能は環境温度20℃において、3.9Ω負荷で1日5分間ずつの間欠放電したときの終止電圧0.9Vに至るまでの放電時間を測定した。評価としては正極へ銅パウダー未添加のものの放電時間平均値を100とし、短絡もしくは容量低下で95未満となっているものを不合格として20本で合格率を数値化して判断した。
合格率(%)=20本中の合格本数(放電時間指数で95以上)÷20×100
(1)スラリーの作製
ポリビニルアルコール主体繊維(クラレ社製、ビニロン:VPB033;0.3dtex,3mm)35重量%、ポリビニルアルコールバインダー繊維(クラレ社製、ビニロンバインダー:VPB105-1;1.1dtex,3mm)15重量%、叩解処理した溶剤系セルロース繊維(レンチング社製、「テンセル」;1.7dtex,2mmの叩解物:CSF=250ml)45重量%、およびキレート繊維(キレスト社製、再生セルロース繊維を繊維基材とし、イミノ二酢酸基を官能基として有するキレストファイバーIRY-HW;繊維径100μm,0.5mm)5重量%となるように、これらの繊維を水に分散させてスラリーを調製した。
調整したスラリーを、2層漉き可能な円網−円網抄紙機により、2層で漉き合わせ抄紙を行い、得られた原紙をヤンキー型乾燥機で乾燥し、坪量39g/m2、厚さ125μmのアルカリ電池用セパレータを得た。得られたセパレータの吸液量は、5.98g/gであり、リングクラッシュ強力は300gであった。その他の物性の評価結果を表1に示す。
二酸化マンガン94.3質量%、黒鉛粉末4.8質量%、および電解液である40質量%のKOH水溶液0.9質量%からなる正極合剤をミキサーで均一に混合し調整した。今回の試験ではさらに銅パウダーを0.003質量%添加し上記の調整を行った。
続いて調整された正極合剤を短筒状のペレットに圧縮成型した。
一方、負極合剤としては、ゲル化剤であるポリアクリル酸ナトリウム1質量%、40質量%濃度のKOH水溶液33質量%、亜鉛合金粉末66質量%のゲル状の負極合剤を用いた。得られた正極合剤ペレット、ゲル状負極合剤、及び得られたセパレータと底紙(ビニロン不織布/セロハン/ビニロン不織布の複合体)を用いて、セパレータがラウンドストリップ(筒捲円筒状セパレータ)型構造となるように電池を組立て、電池性能評価を行った。その結果を表1に示す。
スラリーの作製において、ポリビニルアルコール主体繊維(クラレ社製、ビニロン:VPB033;0.3dtex,3mm)35重量%、ポリビニルアルコールバインダー繊維(クラレ社製、ビニロンバインダー:VPB105-1;1.1dtex,3mm)15重量%、叩解処理した溶剤系セルロース繊維(レンチング社製、「テンセル」;1.7dtex,2mmの叩解物:CSF=250ml)20重量%、およびキレート繊維(キレスト社製、再生セルロース繊維を繊維基材とし、イミノ二酢酸基を官能基として有するキレストファイバーIRY-HW;繊維径100μm,0.5mm)30重量%となるように、これらの繊維を水に分散させてスラリーを調製すること以外は実施例1と同様にして、セパレータおよび電池を作製した。その結果を表1に示す。
スラリーの作製において、ポリビニルアルコール主体繊維(クラレ社製、ビニロン:VPB033;0.3dtex,3mm)35重量%、ポリビニルアルコールバインダー繊維(クラレ社製、ビニロンバインダー:VPB105-1;1.1dtex,3mm)15重量%、叩解処理した溶剤系セルロース繊維(レンチング社製、「テンセル」;1.7dtex,2mmの叩解物:CSF=250ml)47重量%、およびキレート繊維(キレスト社製、再生セルロース繊維を繊維基材とし、イミノ二酢酸基を官能基として有するキレストファイバーIRY-HW;繊維径100μm,0.5mm)3重量%となるように、これらの繊維を水に分散させてスラリーを調製すること以外は実施例1と同様にして、セパレータおよび電池を作製した。その結果を表1に示す。
スラリーの作製において、ポリビニルアルコール主体繊維(クラレ社製、ビニロン:VPB033;0.3dtex,3mm)35重量%、ポリビニルアルコールバインダー繊維(クラレ社製、ビニロンバインダー:VPB105-1;1.1dtex,3mm)15重量%、叩解処理した溶剤系セルロース繊維(レンチング社製、「テンセル」;1.7dtex,2mmの叩解物:CSF=250ml)30重量%、およびキレート繊維(キレスト社製、再生セルロース繊維を繊維基材とし、イミノ二酢酸基を官能基として有するキレストファイバーIRY-HW;繊維径100μm,0.5mm)20重量%となるように、これらの繊維を水に分散させてスラリーを調製すること以外は実施例1と同様にして、セパレータおよび電池を作製した。その結果を表1に示す。
スラリーの作製において、ポリビニルアルコール主体繊維(クラレ社製、ビニロン:VPB033;0.3dtex,3mm)35重量%、ポリビニルアルコールバインダー繊維(クラレ社製、ビニロンバインダー:VPB105-1;1.1dtex,3mm)15重量%、叩解処理した溶剤系セルロース繊維(レンチング社製、「テンセル」;1.7dtex,2mmの叩解物:CSF=250ml)30重量%、およびキレート繊維(キレスト社製、再生セルロース繊維を繊維基材とし、イミノ二酢酸基を官能基として有するキレストファイバーIRY-SW;繊維径20μm,0.3mm)20重量%となるように、これらの繊維を水に分散させてスラリーを調製すること以外は実施例1と同様にして、セパレータおよび電池を作製した。その結果を表1に示す。
スラリーの作製において、ポリビニルアルコール主体繊維(クラレ社製、ビニロン:VPB033;0.3dtex,3mm)35重量%、ポリビニルアルコールバインダー繊維(クラレ社製、ビニロンバインダー:VPB105-1;1.1dtex,3mm)15重量%、叩解処理した溶剤系セルロース繊維(レンチング社製、「テンセル」;1.7dtex,2mmの叩解物:CSF=250ml)49.5重量%、およびキレート繊維(キレスト社製、再生セルロース繊維を繊維基材とし、イミノ二酢酸基を官能基として有するキレストファイバーIRY-HW;繊維径100μm,0.5mm)0.5重量%となるように、これらの繊維を水に分散させてスラリーを調製すること以外は実施例1と同様にして、セパレータおよび電池を作製した。その結果を表1に示す。
スラリーの作製において、ポリビニルアルコール主体繊維(クラレ社製、ビニロン:VPB033;0.3dtex,3mm)20重量%、ポリビニルアルコールバインダー繊維(クラレ社製、ビニロンバインダー:VPB105-1;1.1dtex,3mm)10重量%、叩解処理した溶剤系セルロース繊維(レンチング社製、「テンセル」;1.7dtex,2mmの叩解物:CSF=250ml)30重量%、およびキレート繊維(キレスト社製、再生セルロース繊維を繊維基材とし、イミノ二酢酸基を官能基として有するキレストファイバーIRY-HW;繊維径100μm,0.5mm)40重量%となるように、これらの繊維を水に分散させてスラリーを調製すること以外は実施例1と同様にして、セパレータを作製した。得られたセパレータのリングクラッシュ強力は230gであった。その他の物性の評価結果を表1に示す。
スラリーの作製において、ポリビニルアルコール主体繊維(クラレ社製、ビニロン:VPB033;0.3dtex,3mm)35重量%、ポリビニルアルコールバインダー繊維(クラレ社製、ビニロンバインダー:VPB105-1;1.1dtex,3mm)15重量%、叩解処理した溶剤系セルロース繊維(レンチング社製、「テンセル」1.7dtex,2mmの叩解物:CSF=250ml)50重量%となるように、これらの繊維を水に分散させてスラリーを調製すること以外は実施例1と同様にして、セパレータおよび電池を作製した。その結果を表1に示す。
Claims (15)
- 不織布を含むセパレータであって、
前記不織布を構成する主体繊維の少なくとも一部に、繊維基材に対して金属イオンに対するキレート形成能を有する官能基が導入されたキレート形成性繊維を含み、
前記不織布の主体繊維が、さらに形状保持繊維を含み、
キレート形成性繊維と形状保持繊維との質量比が、キレート形成性繊維/形状保持繊維=1/99〜70/30であり、
不織布中のキレート形成性繊維の割合が0.5〜40質量%である、アルカリ電池用セパレータ。 - 請求項1のセパレータにおいて、キレート形成能を有する官能基が、アミノポリカルボン酸基である、アルカリ電池用セパレータ。
- 請求項1または2のセパレータにおいて、繊維基材が、セルロース系繊維、ポリビニルアルコール系繊維、エチレン−ビニルアルコール系共重合体繊維、ポリオレフィン系繊維、ポリアミド系繊維、及びポリアミド−変性ポリアミド複合繊維から選ばれる一種以上である、アルカリ電池用セパレータ。
- 請求項1〜3のいずれか一項のセパレータにおいて、キレート形成性繊維が、セルロース系繊維に対して、キレート形成性の官能基が導入されている繊維である、アルカリ電池用セパレータ。
- 請求項1〜4のいずれか一項のセパレータにおいて、主体繊維が、キレート形成性繊維と、キレート形成性繊維以外の他の繊維とで構成されている、アルカリ電池用セパレータ。
- 請求項1〜5のいずれか一項のセパレータにおいて、不織布中のキレート形成性繊維の割合が1〜30質量%である、アルカリ電池用セパレータ。
- 請求項1〜6のいずれか一項のセパレータにおいて、不織布の主体繊維が、さらに耐アルカリ性フィブリル化繊維を含む、アルカリ電池用セパレータ。
- 請求項7のセパレータにおいて、耐アルカリ性フィブリル化繊維が、セルロース系フィブリル化繊維で構成される、アルカリ電池用セパレータ。
- 請求項7または8のセパレータにおいて、キレート形成性繊維と耐アルカリ性フィブリル化繊維との質量比が、キレート形成性繊維/耐アルカリ性フィブリル化繊維=2/98〜60/40である、アルカリ電池用セパレータ。
- 請求項1〜9のいずれか一項のセパレータにおいて、形状保持繊維が、ポリビニルアルコール系繊維で構成される、アルカリ電池用セパレータ。
- 請求項1〜10のいずれか一項のセパレータにおいて、キレート形成性繊維と形状保持繊維との質量比が、キレート形成性繊維/形状保持繊維=2/98〜70/30である、アルカリ電池用セパレータ。
- 請求項1〜11のいずれか一項のセパレータにおいて、セパレータ1g当たりの不純物金属吸着率が0.5mg以上である、アルカリ電池用セパレータ。
- 請求項1〜12のいずれか一項のセパレータにおいて、通気度が1〜500cc/cm2/secである、アルカリ電池用セパレータ。
- 請求項1〜13のいずれか一項のセパレータにおいて、厚さが50〜300μmである、アルカリ電池用セパレータ。
- 正極と、負極と、これらの間に配設されたセパレータと、電解液とを少なくとも含むアルカリ電池であって、セパレータが請求項1〜14のいずれか一項に記載のセパレータであるアルカリ電池。
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