JP6575744B2 - 商品陳列ユニットの仕切り構造および商品陳列ユニットに用いられる仕切板 - Google Patents

商品陳列ユニットの仕切り構造および商品陳列ユニットに用いられる仕切板 Download PDF

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Description

本発明は、商品陳列ユニットの仕切り構造および商品陳列ユニットに用いられる仕切板に関する。
店舗で商品を陳列する際に、商品陳列ユニットが利用されている。商品陳列ユニットに商品を複数の列に並べて陳列する際には、商品を列ごとに仕切る仕切板が用いられている(例えば、特許文献1および2を参照)。仕切板の位置は、仕切板の後端部が、商品陳列ユニットの奥側に設けられた差込口に差し込まれるとともに、仕切板の前側の凸部が商品陳列ユニットの底板に差し込まれることで、位置決めされる。ここで、棚の間隔が狭い場合、商品陳列ユニットの奥側に設けられた差込口の位置が見えづらく、仕切板の後端部を差込口に差し込みにくい場合があった。そのため、作業者は、仕切板を商品陳列ユニットに設置する際に手間取ることがあった。また、本来差し込むべき差込口とは異なる位置の差込口に仕切板の後端部を差し込んでしまうことで、仕切板が斜めに設置されてしまう虞もあった。
そこで、仕切板本体の形状をL字型に形成することで、自立可能とした仕切板も採用されている。しかしながら、このような仕切板では、その位置が商品陳列ユニットによって規制されていない。そのため、仕切板の位置安定性が低下し、商品を保持する商品保持力が低下する虞があった。
特開2001−078860号公報 特開平10−000143号公報
このように、商品陳列ユニットに仕切板を容易に設置し、かつ、仕切板による商品保持力の低下を抑制する事は難しい。そこで、本発明は、より容易に仕切板本体を設置でき、より高い商品保持力を発揮できる商品陳列ユニットの仕切り構造を提供することを課題とする。
本発明では、上記課題を解決するために、以下の手段を採用した。すなわち、本発明は、次の商品陳列ユニットの仕切り構造である。本商品陳列ユニットの仕切り構造は、仕切板位置決め部、前側位置決め部、仕切板本体、当接部および係合部を有する。仕切板位置決め部は、商品陳列ユニットの背面に連続的に設けられ、当接したものが背面に平行方向に移動することを防止可能となっている。前側位置決め部は、商品陳列ユニットの底面または前面に設けられ、凹部または凸部を含む。仕切板本体は、商品陳列ユニットの前後方向に延びるように取り付けられ、平板状となっている。当接部は、仕切板本体の後端に設けられ、仕切板位置決め部に当接することで位置決めされる。係合部は、仕切板本体の前側下部または前端に設けられ、前側位置決め部と係合することで仕切板本体の前側の位置を規制する。
このような発明によれば、仕切板位置決め部が商品陳列ユニットの背面に連続的に設け
られていることにより、仕切板本体の当接部を仕切板位置決め部に対して容易に当接可能である。また、仕切板本体の係合部が、商品陳列ユニットの底面または前面に設けられた前側位置決め部と係合される。そのため、仕切板本体は、前側位置決め部および仕切板位置決め部の2か所で保持される。そのことにより、仕切板本体の位置安定性が高まる。その結果、仕切板本体は、より高い商品保持力を発揮できる。
また、本発明に係る商品陳列ユニットの仕切り構造は、次の特徴を有してもよい。仕切板本体の後端には、該仕切板本体に垂直な面である位置決め面が設けられ、当接部は、位置決め面の奥側の面に構成される。このような発明によれば、仕切板本体の位置決め面と仕切板位置決め部とが面で当接される。そのため、点または線で当接される場合よりも強い力で、仕切板本体が背面に平行方向に移動することを防止可能なる。
また、本発明に係る商品陳列ユニットの仕切り構造は、次の特徴を有してもよい。仕切板位置決め部は、商品陳列ユニットの背面に連続的に設けられた凹凸構造であって、当接部は、凹凸構造に係合することで、左右方向の移動が禁止される第二凹凸構造である。このような発明によれば、仕切板位置決め部に設けられた凹凸構造と当接部に設けられた第二凹凸構造とが互いに係合することで、仕切板本体の左右方向の移動が禁止可能となる。
また、本発明に係る商品陳列ユニットの仕切り構造は、次の特徴を有してもよい。凹凸構造は、商品陳列ユニットの背面の少なくとも下側の領域に設けられており、商品陳列ユニットの背面における凹凸構造の上側の領域は、凹凸構造より前側に突出するように設けられている。このような発明によれば、当該凹凸構造の上側の領域と商品陳列ユニットの底面とによって仕切板本体の当接部が挟持される。そのため、仕切板本体の上下方向への移動が抑制される。
また、本発明に係る商品陳列ユニットの仕切り構造は、次の特徴を有してもよい。前側位置決め部は、商品陳列ユニットの底面または前面に設けられた差込口であり、係合部は、仕切板本体に設けられた凸部である。このような発明によれば、仕切板本体の凸部が、商品陳列ユニットの底面または前面に設けられた差込口に差し込まれる。そのため、仕切板本体は、差込口および仕切板位置決め部の2か所で保持される。そのため、仕切板本体の位置安定性が高まる。その結果、仕切板本体は、より高い商品保持力を発揮できる。
また、本発明は、以上で説明した商品陳列ユニットの仕切り構造に用いられる仕切板として把握する事も可能である。
本商品陳列ユニットの仕切り構造は、より容易に仕切板本体を設置でき、より高い商品保持力を発揮できる。
図1は、第1実施形態に係る商品陳列棚の一例を示す図である。 図2は、商品陳列棚の底板の一例を示す図である。 図3Aは、商品陳列棚の側板を前側から見た斜視図の一例である。 図3Bは、商品陳列棚の側板を奥側から見た斜視図の一例である。 図4は、商品陳列棚の背板の一例を示す図である。 図5Aは、側板の滑り止め部が背板に当接された状態の一例を示す上面図である。 図5Bは、側板の滑り止め部が背板に当接された状態の一例を示す図である。 図6は、側板の取り付け方の一例を示す図である。 図7Aは、第1変形例に係る側板を前側から見た斜視図の一例である。 図7Bは、第1変形例に係る側板を奥側から見た図の一例である。 図8は、第1変形例に係る背板113の一例を示す図である。 図9Aは、第2変形例に係る側板を前側から見た斜視図の一例である。 図9Bは、第2変形例に係る側板を奥側から見た図の一例である。 図10は、第2変形例に係る背板の一例を示す図である。 図11Aは、第3変形例に係る商品陳列棚1cの一例を示す上面図である。 図11Bは、図11AのB−B断面図である。 図12Aは、第3変形例に係る側板の一例を示す正面図である。 図12Bは、第3変形例に係る側板の一例を示す側面図である。 図13Aは、第4変形例に係る側板を前側から見た斜視図の一例である。 図13Bは、第4変形例に係る側板を奥側から見た斜視図の一例である。
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態に係る商品陳列棚について説明する。以下に示す実施形態の構成は例示であり、本発明は実施形態の構成に限定されない。
<第1実施形態>
図1は、第1実施形態に係る商品陳列棚1の一例を示す図である。商品陳列棚1には、店舗において販売される商品が陳列される。商品陳列棚1は、例えば、食料品、飲料品、雑貨等の様々な商品を陳列することが可能である。商品陳列棚1は、例えば、既に店舗内に設置された棚に載置する事が可能である。商品陳列棚1は、底板11、側板12および背板13を備える。なお、本明細書において、背板13側を商品陳列棚1の前側、背板13と反対側を商品陳列棚1の奥側と称する。また、商品陳列棚1に向かって左側を左、右側を右とする。商品陳列棚1は、「商品陳列ユニット」の一例である。
底板11は、商品を陳列または移動可能に支持する板状の部材である。また、底板11は、側板12および背板13を支持する。図2は、商品陳列棚1の底板11の一例を示す図である。また、底板11の材質は、陳列される商品を支持可能な剛性を確保できれば、どのような材質であってもよい。底板11の前側には、溝部11aが設けられている。溝部11aには、複数の溝が設けられている。溝部11aに設けられた溝が後述する側板12の突起部12aと係合することで、側板12の前側の位置を規制する。溝部11aは、「前側位置決め部」の一例である。
側板12は、陳列される商品の側面を支持する。側板12は、底板11の左右に着脱自在に設けられる。側板12は、底板11に前後方向に延びるように設けられる平板状の部材である。図3Aは、商品陳列棚1の側板12を前側から見た斜視図の一例である。図3Bは、商品陳列棚1の側板12を奥側から見た斜視図の一例である。側板12は、突起部12a、滑り止め部12bおよび案内部12fを有する。突起部12aは、底板11の溝部11aと係合することで、側板12の位置決めを可能にする。滑り止め部12bは、側板12に略垂直な面である。滑り止め部12bは、凹部12e、凹凸部12cおよび凹凸部12dを有する。凹凸部12cおよび凹凸部12dは、凹部12eを挟んで上下に設けられている。滑り止め部12bは、後述する背板13の位置規制部13aと係合することで、側板12の背板13の長手方向に平行方向への移動が防止可能となる。側板12の位置は、商品陳列棚1に陳列される商品の大きさに応じて適宜定めることが可能である。案内部12fは、側板12の後方に設けられる。すなわち、案内部12fは、側板12と背板13の接続部分に設けられる。案内部12fは、商品陳列棚1の前面から受け入れられ
る商品の進行方向を前後方向から左右方向、さらには左右方向から後前方向へ案内する。側板12は、「仕切板本体」の一例である。滑り止め部12bは、「当接部」の一例である。滑り止め部12bは、「位置決め面」の一例である。突起部12aは、「係合部」の一例である。
背板13は、陳列される商品の奥側への移動を制限する。図4は、商品陳列棚1の背板13の一例を示す図である。背板13は、商品陳列棚1の奥側に設けられる。背板13は、側板12の後部において側板12と略垂直方向に2枚の側板12を連結する。背板13は、その前面に位置規制部13aを有する。位置規制部13aは、側板12の滑り止め部12bと係合することで、側板12の背板13の長手方向に平行方向への移動が防止可能となる。位置規制部13aは、横位置規制部13b、横位置規制部13cおよび突出部13dを有する。横位置規制部13bおよび横位置規制部13cは、突出部13dを挟んで上下に設けられている。突出部13dは、横位置規制部13b、13cよりも前側に突出している。横位置規制部13bおよび横位置規制部13cには、凹凸が左右方向に連続的に設けられている。側板12の滑り止め部12bが位置規制部13aに当接されることにより、側板12の背板13の長手方向に平行方向への移動が防止可能となる。位置規制部13aは、「仕切板位置決め部」の一例である。
図5Aは、側板12の滑り止め部12bが背板13に当接された状態の一例を示す上面図である。図5Bは、側板12の滑り止め部12bが背板13に当接された状態の一例を示す図である。図5Bは、図1における、A−A断面図の一例である。側板12が背板13に当接されると、側板12の滑り止め部12bと背板13の位置規制部13aとが嵌合する。すなわち、図5Aに例示されるように、側板12の滑り止め部12bの凹凸部12cは、背板13の位置規制部13aの横位置規制部13bと嵌合する。また、側板12の滑り止め部12bの凹凸部12eは、背板13の位置規制部13aの横位置規制部13cと嵌合する。これらの嵌合により、側板12の背板13の長手方向に平行方向への移動が防止可能となる。また、図5Bに例示されるように、側板12の滑り止め部12bの凹部12eは、背板13の位置規制部13aの突出部13dと嵌合する。その結果、側板12の凹凸部12dは、背板13の突出部13dと底板11によって挟持される。そのことにより、側板12の上下方向への移動が防止可能となる。
図6は、側板12の取り付け方の一例を示す図である。以下、図6を参照して側板12を取り付け方について説明する。なお、図6において、S1およびS2は作業手順の一例を示す番号である。また、図6の点線の矢印は、矢印の元の部分が矢印の先の部分に当接されることを例示している。まず、ステップS1の作業として側板12の滑り止め部12bを背板13の位置規制部13aに当接させる。次にステップS2の作業として、側板12の突起部12aを底板11の溝部11aの溝に差し込む。
ステップS1の作業によって滑り止め部12bと位置規制部13aとが互いに係合する。その結果、側板12の後端の位置が位置決めされる。ステップS2の作業によって突起部12aが溝部11aの溝に差し込まれる。側板12の前側の位置が位置決めされる。そのため、側板12の位置安定性が高まり、側方から負荷がかかる場合でも、側板12の位置が容易にずれなくなる。その結果、側板12による商品の保持力が高まる。
なお、以上で説明した商品陳列棚1では、溝部11aに複数の溝が並んでいた。しかしながら、溝部11aは、側板12の突起部12aが差し込み可能であれば溝に限定されない。例えば、溝部11aには、底板11を貫通する複数の孔が設けられてもよい。
商品陳列棚1では、背板13の横位置規制部13b、13c位置規制部13aに複数の凹凸を連続的に設けた。そのため、作業者が位置規制部13aを視認しにくい状況であっ
ても、容易に側板12を背板13に当接させることが可能である。その結果、商品陳列棚1によれば、側板12は、差込口に仕切板の後端部を差し込んで位置決めする仕切り構造と比較して、容易に取り付け可能である。
商品陳列棚1では、側板12の突起部12aが底板11の溝部11aに設けられた溝に係合される。そのため、側板12は、底板11の溝部11gおよび背板13の位置規制部13aの2か所で保持される。その結果、側板12による商品の保持力は、自立可能とした仕切板本体と比較して高くなる。
商品陳列棚1では、側板12の滑り止め部12bは、面形状をしている。そのため、側板12の滑り止め部12bと背板13の位置規制部13aとは、面同士で当接される。その結果、側板12は、点または線で背板13に当接される側板と比較して、高い保持力を発揮できる。
側板12の滑り止め部12bは、側板12に対して垂直な方向に強固に形成されている。よって、側板12の滑り止め部12bを背板13の位置規制部13aに当接させれば、側板12の突起部12aの位置はほぼ決まる。そのため、側板12の突起部12aが、異なる溝に挿入されることを防止できる。
商品陳列棚1では、側板12の凹凸部12dは、背板13の突出部13dと底板11によって挟持される。その結果、側板12の上下方向への移動が抑制される。なお、側板12の上下方向への移動を抑制する構成は、このような構成に限定されるわけではない。例えば、側板12において滑り止め部12bの上側の面を凹部とし、下側の面を凹凸部とする。また、背板13において位置規制部13aの上側の面を突出部とし、下側の面を横位置規制部とする。このような構成によっても、側板12の下側の面に設けられた凹凸部が、背板13において位置規制部13aの上側の面に設けられた突出部と底板11によって挟持されることで、側板12の上下方向への移動が抑制される。
なお、側板12の形状は、以上で説明した形状に限定されるわけではなく、様々な形状を採用可能である。例えば、滑り止め部12bの形状は、背板13の滑り止め部12aに当接される形状であれば、特に限定は無い。すなわち、滑り止め部12bは、面形状を採用しなくともよい。面形状を採用しないことで、側板12をより狭い間隔で並べることが可能となる。その結果、商品をより多い列に並べることが可能となる。また、側板12の突起部12aおよび底板11の溝部11aは、突起部12aと溝部11aとが互いに係合可能であれば、様々な形状を採用できる。
なお、第1実施形態では、商品陳列棚1を単独で用いる場合について説明した。しかしながら、商品陳列棚1は、単独で用いられることに限定されない。商品陳列棚1は複数並べて用いられてもよい。さらに、横長の商品陳列棚を複数の側板12で区切ることにより、複数の商品陳列ユニットを形成してもよい。
以下、第1実施形態の各種変形例について説明する。変形例の説明において、第1実施形態と同一の構成要素については同一の符号を付し、その説明を省略する。
<第1変形例>
第1実施形態では、側板12が背板13に当接されると、凹凸の嵌合によって側板12の背板13の長手方向に平行方向への移動が防止可能となった。第1変形例では、側板と背板との間に働く摩擦力によって、側板の背板の長手方向に平行方向への移動が防止可能とされる。図7Aおよび図7Bは、第1変形例に係る側板112の一例を示す図である。図7Aは、第1変形例に係る側板112を前側から見た斜視図の一例である。図7Bは、
第1変形例に係る側板112を奥側から見た図の一例である。側板112は、滑り止め部112bを有する点で、第1実施形態の側板12と異なる。滑り止め部112bにおいて、摩擦部112b、112cの表面は、例えば、粗面加工する、ゴム等の摩擦係数の大きい物質で覆う等の処理によって、その摩擦係数が大きくなるように形成されている。滑り止め部112bは、「当接部」の一例である。また、滑り止め部112bは、凹部12eを有さず、その全面において摩擦係数が大きくなるように形成されていてもよい。
図8は、第1変形例に係る背板113の一例を示す図である。背板113は、位置規制部113aを有する点で、第1実施形態の背板13と異なる。位置規制部113aは、横位置規制部113b、113c、および突出部13dを有する。横位置規制部113b、113cの表面は、例えば、粗面加工する、ゴム等の摩擦係数の大きい物質で覆う等の処理によって、その摩擦係数が大きくなるように形成されている。位置規制部113aは、「仕切板位置決め部」の一例である。なお、突出部13dは、図5Bのように、横位置規制部113b、113cよりも前側に突出している。また、位置規制部113aは、突出部13dを有さず、その全面において摩擦係数が大きくなるように形成されていてもよい。
第1変形例では、側板112の滑り止め部112bが背板113の位置規制部113aに当接されると、側板112の摩擦部112b、112cおよび背板113の横位置規制部113b、113cとの間に摩擦力が働く。その結果、側板112の背板113の長手方向に平行方向への移動が防止可能となる。
<第2変形例>
第2変形例では、側板および背板の滑り止め部に磁石を設け、側板と背板との間に働く磁力によって側板の背板の長手方向に平行方向への移動が防止可能となる。図9Aおよび図9Bは、第2変形例に係る側板212の一例を示す図である。図9Aは、第2変形例に係る側板212を前側から見た斜視図の一例である。図9Bは、第2変形例に係る側板212を奥側から見た図の一例である。側板212は、滑り止め部212bを有する点で、第1実施形態の側板12と異なる。滑り止め部212bは、磁石部212c、212dおよび凹部12eを有する。磁石部212c、212dには、磁石が設けられている。滑り止め部212bは、「当接部」の一例である。なお、滑り止め部212bは、凹部12eを有さず、その全面に磁石部が設けられてもよい。
図10は、第2変形例に係る背板213の一例を示す図である。背板213は、位置規制部213aを有する点で、第1実施形態の背板13と異なる。位置規制部213aは、横位置規制部213b、213c、および突出部13dを有する。横位置規制部213b、213cには、磁石が設けられている。なお、背板213の横位置規制部213b、213cのそれぞれに設けられる磁石の側板212に面する側の極性は、側板212の磁石部212c、212dそれぞれに設けられる磁石の背板213と面する側の極性と逆になっている。すなわち、背板213の横位置規制部213b、213cのそれぞれは、側板212の磁石部212c、212dと磁力によって引き合うようになっている。位置規制部213aは、「仕切板位置決め部」の一例である。なお、突出部13dは、図5Bのように、横位置規制部213b、213cよりも前側に突出している。また、位置規制部213aは、突出部13dを有さず、その全面に磁石が設けられてもよい。
第2変形例では、側板212の磁石部212c、212dおよび背板213の横位置規制部213b、213cのそれぞれが、側板212の磁石部212c、212dと磁力によって密着する。その結果、側板212の背板213の長手方向に平行方向への移動が防止可能となる。
さらに、第2変形例では、側板212の磁石部212cおよび212dに設けられる磁石の背板213に面する側の極性を逆にすることも可能である。例えば、磁石部212cに設けられる磁石の背板213に面する側の極性がS極とされた場合、磁石部212dに設けられる磁石の背板213に面する側の極性はN極とされる。なお、上述の通り、側板212の磁石部212cと背板213の横位置規制部213b、側板212の磁石部212dと背板213の横位置規制部213cは、それぞれ磁力によって引き合うように構成されている。したがって、背板213の横位置規制部213bに設けられる磁石の側板212に面する側の極性と背板213の横位置規制部213cに設けられる磁石の側板212に面する側の極性も、互いに逆になる。このような構成を採用することにより、側板212を上下逆に取り付けようとした場合、側板212の磁石部212cと背板213の横位置規制部213b、側板212の磁石部212dと背板213の横位置規制部213cとがそれぞれ磁力によって反発する。その結果、側板212を上下逆に取り付けることを抑制する事が可能となる。
第2変形例では、側板212および背板213の双方に磁石を設けた。しかしながら、磁力によって側板212の背板213の長手方向に平行方向への移動を抑制する手段は、この構成に限定されない。例えば、側板212および背板213の一方に磁石を設け、他方を鉄で構成する事も可能である。このような構成でも、磁石と鉄とが磁力によって引き合うため、側板212の背板213の長手方向に平行方向への移動が防止可能となる。
<第3変形例>
第1実施形態では、底板11に溝部11aを設けた。第3変形例では、商品陳列棚の前面に前板を設け、当該前板に側板の凸部を受け入れる溝部を設ける。図11Aは、第3変形例に係る商品陳列棚1cの一例を示す上面図である。図11Bは、図11AのB−B断面図である。第3変形例の商品陳列棚1cは、溝部11aを有さず、前板315を有する点で第1実施形態の商品陳列棚1と異なる。前板315は、溝部315aを有する。溝部315aは、前板315において、左右方向に延伸するように設けられている。溝部315aは、「前側位置決め部」の一例である。
図12Aは、第3変形例に係る側板312の一例を示す正面図である。図12Bは、第3変形例に係る側板312の一例を示す側面図である。側板312は、突起部312aをその前面に有する点で、第1実施形態の側板12と異なる。突起部312aは、側板312に垂直な板状の部材であり、側板312の前端部に設けられる。側板312が商品陳列棚1cに取り付けられるとき、突起部312aは前板315の溝部315aに嵌合される。突起部312aは、「係合部」の一例である。
第3変形例では、前板315の溝部315aに側板312の突起部312aが嵌合される。その結果、商品陳列棚1cは、側板312の前側の位置を規制することができる。
<第4変形例>
第1実施形態の側板12では、その片側の面に広がる滑り止め部12bが設けられた。第4変形例の側板では、その左右両側面に広がる滑り止め部が採用される。図13Aは、第4変形例に係る側板412を前側から見た斜視図の一例である。図13Bは、第4変形例に係る側板412を奥側から見た斜視図の一例である。第4変形例に係る側板412は、滑り止め部412bを有する点で、第1実施形態の側板12と異なる。滑り止め部412bは、側板412に略垂直な面である。滑り止め部412bは、凹部412e、凹部412eを挟んで上下に設けられた凹凸部412cおよび凹凸部412dを有する。滑り止め部412bは、背板13の位置規制部13aと係合することで、側板12の背板13の長手方向に平行方向への移動が防止可能となる。滑り止め部412bは、「当接部」の一例である。
第4変形例に係る側板412の滑り止め部412bは、側板412の左右両側面に広がるように設けられている。そのため、側板12の一方の面に広がるように設けられた第1実施形態に係る側板12の滑り止め部12よりも、第4変形例に係る側板412の滑り止め部412bの面積は広くなっている。その結果、第4変形例に係る側板412では、側板412の背板13の長手方向に平行方向への移動を防止する力が、第1実施形態に係る側板12と比較して、より強く働くようになる。
以上で開示した実施形態や変形例はそれぞれ組み合わせる事ができる。
1、1c・・・商品陳列棚
11・・・底板
11a・・・溝部
12、112、212、312・・・側板
12a、312a・・・突起部
12b、112b、212b・・・滑り止め部
13、113・・・背板
13a、113a・・・位置規制部
315・・・前板
315a・・・溝部

Claims (5)

  1. 商品を陳列可能な商品陳列ユニットの仕切りをするための仕切り構造であって、
    前記商品陳列ユニットの背面に連続的に設けられ、当接したものが背面に平行方向に移動することを防止可能な仕切板位置決め部と、
    前記商品陳列ユニットの底面または前面に設けられた凹部または凸部を含む前側位置決め部と、
    前記商品陳列ユニットの前後方向に延びるように取り付けられる平板状の仕切板本体と、
    前記仕切板本体の後端に設けられ、前記仕切板位置決め部に当接することで位置決めされる当接部と、
    前記仕切板本体の前側下部または前端に設けられ、前記前側位置決め部と係合することで前記仕切板本体の前側の位置を規制する係合部と、を備え
    前記仕切板位置決め部は、前記商品陳列ユニットの背面に連続的に設けられた凹凸構造であって、
    前記当接部は、前記凹凸構造に係合することで、左右方向の移動が禁止される第二凹凸構造であることを特徴とする、
    商品陳列ユニットの仕切り構造。
  2. 前記仕切板本体の後端には、該仕切板本体に垂直な面である位置決め面が設けられ、
    前記当接部は、前記位置決め面の奥側の面に構成されたことを特徴とする、
    請求項1に記載の商品陳列ユニットの仕切り構造。
  3. 前記凹凸構造は、前記商品陳列ユニットの背面の少なくとも下側の領域に設けられており、
    前記商品陳列ユニットの背面における凹凸構造の上側の領域は、前記凹凸構造より前側に突出するように設けられていることを特徴とする、
    請求項1または2に記載の商品陳列ユニットの仕切り構造。
  4. 前記前側位置決め部は、前記商品陳列ユニットの底面または前面に設けられた差込口であり、
    前記係合部は、前記仕切板本体に設けられた凸部であることを特徴とする、
    請求項1からのいずれか一項に記載の商品陳列ユニットの仕切り構造。
  5. 商品陳列ユニットの背面に連続的に設けられた凹凸構造であって、当接したものが背面に平行方向に移動することを防止可能な仕切板位置決め部と、前記商品陳列ユニットの底面または前面に設けられた凹部または凸部を含む前側位置決め部と、を有する商品陳列ユニットに用いられる仕切板であって、
    前記商品陳列ユニットの前後方向に延びるように取り付けられる平板状の仕切板本体と、
    前記仕切板本体の後端に設けられ、前記仕切板位置決め部に当接することで位置決めされる当接部と、
    前記仕切板本体の前側下部または前端に設けられ、前記前側位置決め部に挿入されることで前記仕切板本体の前側の位置を規制する係合部と、を備え
    前記当接部は、前記凹凸構造に係合することで、左右方向の移動が禁止される第二凹凸構造であることを特徴とする、
    商品陳列ユニットに用いられる仕切板。
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