JP6571952B2 - コンクリートの現場練り製造ユニット - Google Patents
コンクリートの現場練り製造ユニット Download PDFInfo
- Publication number
- JP6571952B2 JP6571952B2 JP2015038775A JP2015038775A JP6571952B2 JP 6571952 B2 JP6571952 B2 JP 6571952B2 JP 2015038775 A JP2015038775 A JP 2015038775A JP 2015038775 A JP2015038775 A JP 2015038775A JP 6571952 B2 JP6571952 B2 JP 6571952B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- unit
- mixer
- kneading
- site
- concrete
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Preparation Of Clay, And Manufacture Of Mixtures Containing Clay Or Cement (AREA)
Description
本実施形態で示す製造方法は、主に、既設の構造物の補修工事、改修工事、補強工事など、作業時間や作業スペースが制限される工事現場向けに確立されたものであり、コンクリート材料と水とを工事現場で練り混ぜて製造する、いわゆる現場練りコンクリートの製造方法である。本製造方法では、高い品質を確保しながら安定して現場練りコンクリート(単にコンクリートともいう)が製造でき、その品質も保証できるように工夫されている。
材料作製工程S1は、準備段階の工程である。材料作製工程S1では、コンクリートの作製に用いるコンクリート材料が乾燥状態で袋詰めされる。
製造ユニット設置工程S2は、準備段階の工程である。製造ユニット設置工程S2では、専用の現場練り製造ユニットが使用される。
図4及び図5に、現場練り製造ユニットの一例を示す(単に製造ユニット1ともいう)。この製造ユニット1は、一回のコンクリート製造量が50〜200L程度の、少量のバッチ式製造装置であり、1つのコンパクトなユニット台10の上に、現場練りに必要な複数の関連装置を一体に組み込んで構成されている。
材料運搬工程S3は、袋詰めされたコンクリート材料を工事現場に運搬する工程である。材料運搬工程S3は製造ユニット設置工程S2の後に限らず、その前又は同時であってもよい。要は、工事期間中に工事で必要とされる量のコンクリート材料が工事現場に運搬されればよい。
現場練り工程S4は、製造ユニット1を操作して機械的にコンクリートを作製する工程である。具体的には、作業者が製造ユニット1を操作して、一定量のコンクリート材料及び水をミキサー20に導入して一定時間練り混ぜることにより、コンクリートを製造する。この製造パターンは複数あるため、その一例を次に示す。
製造条件記憶工程S5では、製造条件がバッチ単位で記憶される。具体的には、現場練り工程S4が行われる度に、混合材料、砕石、及び水の計量データ、バッチ処理が行われた日付データ、ミキサー20の作動時間や周辺の温度等の製造データなどからなる製造条件のデータが、製造条件記憶部72に記憶される。
10 ユニット台
20 ミキサー
30 メインホッパー
31 サブホッパー
40 ベルトコンベア
50 スクリューフィーダ
60 給水装置
70 制御装置
71 製造制御部
72 製造条件記憶部
73 計量制御部
74 データ通信部
75 給水量補正部
80 ロードセル
100 コンピュータシステム
S1 材料作製工程
S2 製造ユニット設置工程
S3 材料運搬工程
S4 現場練り工程
S5 製造条件記憶工程
S6 骨材乾燥工程
S7 識別データ付与工程
MP モルタルパック
KP 粗骨材パック
SD 識別データ
Claims (7)
- トラックの荷台に積載して運搬かつ乗り降ろし可能なユニット台の上に複数の関連装置が一体に組み込まれているコンクリートの現場練り製造ユニットであって、
前記関連装置は、
パン型のミキサーと、
各々がコンクリート材料を受け入れるメインホッパー及びサブホッパーと、
前記メインホッパーが受け入れた前記コンクリート材料を搬送して前記ミキサーに投入するベルトコンベアと、
前記サブホッパーが受け入れた前記コンクリート材料を搬送して前記ミキサーに投入するスクリューフィーダと、
前記ミキサーに投入される前記コンクリート材料に対応した量の水を当該ミキサーに供給する給水装置と、
前記ミキサー、前記ベルトコンベア、前記スクリューフィーダ、および前記給水装置を制御する制御装置と、
を含み、
前記ミキサーは、
有底円筒状の捏練容器と、
前記捏練容器に連なる駆動部と、
前記捏練容器の中心に突出した前記駆動部の回転軸に取り付けられて回転する撹拌羽根と、
を有し、
前記ミキサーに、当該ミキサーの重量変化を計測するロードセルが設置され、
前記制御装置が、前記ロードセルの計測値を記憶する製造条件記憶部を有しており、
前記ユニット台は、上方から見たときに一辺が長い形状を有し、トラックの荷台に積載して運搬可能に構成されており、
前記ミキサー、前記メインホッパー、前記サブホッパー、前記ベルトコンベア、前記スクリューフィーダ、前記給水装置、および前記制御装置は、前記ユニット台に一体に組み込まれており、
前記ミキサーは、前記ユニット台の一方の短辺側の中央部に配置されるとともに、前記メインホッパーおよび前記サブホッパーの各々は、前記ユニット台の他方の短辺の略全域にわたって横並びに配置されており、
前記ベルトコンベアおよび前記スクリューフィーダは、前記メインホッパーおよび前記サブホッパーの各々の下方から、前記ミキサーの上部に向かって略平行して延びるように設置されている現場練り製造ユニット。 - 請求項1に記載の現場練り製造ユニットにおいて、
前記制御装置が、外部端末との間でデータの送受信を行うデータ通信部を有している現場練り製造ユニット。 - 請求項1又は請求項2に記載の現場練り製造ユニットにおいて、
前記製造条件記憶部が、前記コンクリート材料に付与される識別データと、前記ロードセルの計測値とを関連付けて記憶する現場練り製造ユニット。 - 請求項3に記載の現場練り製造ユニットにおいて、
前記制御装置が、前記識別データに基づいて、前記ミキサーに対する前記コンクリート材料の投入量及び給水量を制御する計量制御部を有している現場練り製造ユニット。 - 請求項4に記載の現場練り製造ユニットにおいて、
前記ミキサーの近傍に温度センサが配置され、
前記計量制御部が、前記温度センサの計測値に基づいて給水量を補正する給水量補正部を有している現場練り製造ユニット。 - 請求項1〜請求項5のいずれか一つに記載の現場練り製造ユニットにおいて、
前記ユニット台が、1.5m以下の短辺と3m以下の長辺とで構成された矩形の床面を有し、当該床面の上に収まるように前記関連装置が設置されていて、
総重量が2000kg以下に設定されている現場練り製造ユニット。 - 請求項6に記載の現場練り製造ユニットにおいて、
前記メインホッパー及び前記サブホッパーの少なくともいずれか一方が、高さ方向の中間部分で分割可能に構成されている現場練り製造ユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015038775A JP6571952B2 (ja) | 2015-02-27 | 2015-02-27 | コンクリートの現場練り製造ユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015038775A JP6571952B2 (ja) | 2015-02-27 | 2015-02-27 | コンクリートの現場練り製造ユニット |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019145957A Division JP6877054B2 (ja) | 2019-08-08 | 2019-08-08 | コンクリートの現場練り製造ユニット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016159474A JP2016159474A (ja) | 2016-09-05 |
JP6571952B2 true JP6571952B2 (ja) | 2019-09-04 |
Family
ID=56846031
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015038775A Active JP6571952B2 (ja) | 2015-02-27 | 2015-02-27 | コンクリートの現場練り製造ユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6571952B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
TN2019000045A1 (en) * | 2016-08-17 | 2020-07-15 | Saroj Vanijya Private Ltd | System and process for producing dry mix construction materials with improved engineering properties |
KR20180063987A (ko) * | 2016-12-03 | 2018-06-14 | 김광태 | 교반 장치 및 그 관리 시스템 |
JP6550430B2 (ja) * | 2017-09-01 | 2019-07-24 | アルボルデマンサナ株式会社 | コンクリートの現場練り製造ユニット |
JP7381074B2 (ja) * | 2020-01-28 | 2023-11-15 | アルボルデマンサナ株式会社 | 軌道工事向けの現場練り製造ユニット、およびこの現場練り製造ユニットを用いた軌道工事方法 |
CN112549302A (zh) * | 2020-12-04 | 2021-03-26 | 中建八局第一建设有限公司 | 一种建筑施工运输工具 |
Family Cites Families (19)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5059821U (ja) * | 1973-09-27 | 1975-06-03 | ||
US4298288A (en) * | 1980-01-25 | 1981-11-03 | Anthony Industries, Inc. | Mobile concreting apparatus and method |
JPS6189011A (ja) * | 1984-10-08 | 1986-05-07 | 陽光物産株式会社 | 可搬式生コンクリ−ト製造設備 |
JPS61164804A (ja) * | 1985-01-17 | 1986-07-25 | オーシーエンジニアリング株式会社 | 生コンクリ−ト材料の配合量補正装置 |
JPS62157206U (ja) * | 1986-03-28 | 1987-10-06 | ||
JPH05261720A (ja) * | 1992-03-17 | 1993-10-12 | Yamato Boring Kk | 自動ミキシングプラント |
JP3303889B2 (ja) * | 1993-02-16 | 2002-07-22 | 日本建設機械商事株式会社 | セメントペーストミキシング装置 |
JPH0752141A (ja) * | 1993-08-19 | 1995-02-28 | Fujita Corp | 移動式生コン製造システムとこれに使用する設備搭載車両 |
JPH0761492A (ja) * | 1993-08-23 | 1995-03-07 | Daido Steel Co Ltd | 粉体用ホツパ |
JP2905055B2 (ja) * | 1993-09-30 | 1999-06-14 | 株式会社奥村組 | コンクリートプラント・システム |
JP3608810B2 (ja) * | 1993-10-26 | 2005-01-12 | 日工株式会社 | コンクリート製造プラントの配合値修正方法 |
JPH09141122A (ja) * | 1995-11-27 | 1997-06-03 | Kobelco Kenki Eng Kk | 自走式クラッシャ |
JP2004308116A (ja) * | 2003-04-02 | 2004-11-04 | Kitagawa Iron Works Co Ltd | 移動式の土質改良または汚染土壌浄化用装置 |
JP4936158B2 (ja) * | 2005-08-18 | 2012-05-23 | 光洋機械産業株式会社 | バッチャプラントにおける複数材料計量用計量器の計量順序制御装置 |
JP2008087383A (ja) * | 2006-10-03 | 2008-04-17 | Nikko Co Ltd | 可搬式ミキサー |
JP2010184374A (ja) * | 2009-02-10 | 2010-08-26 | Mariko Shirota | 生コンクリートの製造装置および生コンクリートの使用現場への生コンクリート製造装置の設置方法 |
KR101626640B1 (ko) * | 2009-06-22 | 2016-06-01 | 아사히 가라스 가부시키가이샤 | 원료 공급 방법 및 원료 공급 장치 및 유리판의 제조 장치 및 제조 방법 |
WO2012017444A1 (en) * | 2010-08-03 | 2012-02-09 | Amit Arun Gokhale | A highly compact concrete production & production transportation equipment with a novel weighing, conveying, mixing & discharging device |
JP5865744B2 (ja) * | 2012-03-19 | 2016-02-17 | Kyb株式会社 | コンクリートプラント車 |
-
2015
- 2015-02-27 JP JP2015038775A patent/JP6571952B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2016159474A (ja) | 2016-09-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6571952B2 (ja) | コンクリートの現場練り製造ユニット | |
US20090177313A1 (en) | Portable cement mixing apparatus | |
KR101224550B1 (ko) | 콘크리트 배치 플랜트 | |
US20230033232A1 (en) | Computer-assisted method and device for controlling a concrete mixing facility | |
KR20210113019A (ko) | 강섬유 균등 공급이 가능한 숏크리트 배치 플랜트 | |
JP2012188282A (ja) | 粉体定量供給方法 | |
JP6877054B2 (ja) | コンクリートの現場練り製造ユニット | |
CN211389483U (zh) | 一种混凝土搅拌站自动配料系统 | |
JP6504852B2 (ja) | 現場練りコンクリートの製造方法 | |
CN109648714B (zh) | 一种用于环保型干混砂浆搅拌楼的添加剂精确称量的方法 | |
JP6550430B2 (ja) | コンクリートの現場練り製造ユニット | |
CN210030472U (zh) | 一种水泥制备系统 | |
JP5377113B2 (ja) | 生コンクリート製造プラントのセメント計量方法及び計量装置 | |
JP4903766B2 (ja) | 粉粒体の定量供給装置および粉粒体の定量計量方法 | |
JP4443384B2 (ja) | アスファルト混合物の製造方法及び製造装置 | |
CN109732784B (zh) | 一种环保型干混砂浆搅拌楼 | |
CN204914242U (zh) | 一种干粉砂浆生产线 | |
JP4936158B2 (ja) | バッチャプラントにおける複数材料計量用計量器の計量順序制御装置 | |
CN106150100A (zh) | 一种地面垫层用轻质砂浆的机械化施工方法 | |
JP2007301942A (ja) | バッチャプラント | |
CN211993509U (zh) | 绝缘子水泥胶合剂自动配料系统 | |
JP2004154996A (ja) | レディーミクストコンクリートの製造方法および製造装置 | |
KR200260613Y1 (ko) | 혼합 비율의 조절이 가능한 이동형 콘크리트 믹서 | |
JP2002205304A (ja) | 生コンクリート材料の配合補正方法及びその装置 | |
CN218222277U (zh) | 无机复合凝胶加工用连续配料装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7426 Effective date: 20150527 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20150527 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20170531 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20170531 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20171211 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20180914 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180925 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20181126 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20190226 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190426 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20190716 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20190809 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6571952 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |