JP2002205304A - 生コンクリート材料の配合補正方法及びその装置 - Google Patents

生コンクリート材料の配合補正方法及びその装置

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JP2002205304A
JP2002205304A JP2001002570A JP2001002570A JP2002205304A JP 2002205304 A JP2002205304 A JP 2002205304A JP 2001002570 A JP2001002570 A JP 2001002570A JP 2001002570 A JP2001002570 A JP 2001002570A JP 2002205304 A JP2002205304 A JP 2002205304A
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JP2001002570A
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Hiroaki Masuda
浩明 増田
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Kato Heavy Industries Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Ishikawajima Construction Machinery Co Ltd
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  • Preparation Of Clay, And Manufacture Of Mixtures Containing Clay Or Cement (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 生コンクリートの温度、搬送時間条件等に応
じて生コンクリート材料の配合補正を行い、しかも高流
動コンクリートに対応し得る。 【解決手段】 生コンクリートの単位水量の温度補正デ
ータSw1を算出する第一補正記憶器34と、単位水量の
補正値dW1を求める第一補正演算器39と、水・セメ
ント比の温度補正データSwを算出する第二補正記憶器
35と、水・セメント比の補正値dW/Cを求める第二
補正演算器40と、第一AE剤量の温度補正データS
AE1を算出する第三補正記憶器36と、第一AE剤量の
補正値dAE1を求める第三補正演算器41と、高性能
AE減水剤量の温度補正データSAD3を算出する第四補
正記憶器37と、高性能AE減水剤量の補正値dAD3
を求める第四補正演算器42と、第二AE剤量の温度時
間補正データSAE2を算出する第五補正記憶器38と、
第二AE剤量の補正値dAE2を求める第五補正演算器
43とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、使用時の生コンク
リートを適切な状態にするよう種々の補正を加える生コ
ンクリート材料の配合補正方法及び装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】一般に、生コンクリートは、使用時に必
要な強度、流動性、空気量等を満たすよう、所定の条件
下における水、セメント、砂利(粗骨材)、砂(細骨
材)の配合量が規定されており、実際の使用時には骨材
の表面水率補正あるいは粒度補正を行って所望の状態に
している。
【0003】しかしながら、生コンクリートの練り上が
り温度が高い場合には、生コンクリートの単位水量を多
くする必要があり、練り上がり後において温度が高い場
合には経過時間に伴ってスランプが低下(スランプドロ
ップ)する。又、生コンクリートの温度が高くなる場合
には、水・セメント比を幾分小さくする必要があり、更
に時間経過に伴って生コンクリートの空気量が低下する
(エアードロップが増加する)という問題がある。
【0004】このため、生コンクリートを製造するバッ
チャープラントから使用現場までの搬送時間、生コンク
リートの練り上がり温度、気温等によって起因する生コ
ンクリートの状態変化を抑制するよう、適宜、経験とカ
ンに基づいて、水、セメント、砂利(粗骨材)、砂(細
骨材)、混和剤等の材料の配合を補正している。
【0005】又、生コンクリートの状態変化を抑制する
手段としては、特公平4−34923号公報に開示され
るものがあり、特公平4−34923号公報に記載され
た生コンクリート材料の配合量補正装置は、生コンクリ
ートの練り上がり温度、気温、生コンクリートの搬送時
間を外乱情報として生コンクリート材料の単位水量を調
整し、生コンクリートの品質変動の「練り上がり後のス
ランプドロップ」を補正するものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来の如く、経験やカンに基づいて材料の配合を変えて
いたのでは、コンクリートの品質を安定させユーザーの
要求する品質を確保することができないという問題があ
り、又、特公平4−34923号公報の生コンクリート
材料の配合量補正装置では、生コンクリートの温度によ
る、練り上がり時のスランプフロー、空気量等を補正す
ることについては何ら考慮されておらず、結局、経験や
カンに基づいて配合を変える必要があった。更に、生コ
ンクリートの中でも高流動コンクリートについては全く
対応できないという問題があった。
【0007】ここで、スランプとは、コンクリートの軟
らかさの程度を示す値であって、コンクリートを所定形
状の容器に詰めた後、容器を上方へ抜き取ってコンクリ
ートの上面の下がりを測定して得られるものであり、ス
ランプフローとは、同様にコンクリートの軟らかさの程
度を示す値であって、コンクリートを所定形状の容器に
詰めた後、容器を上方へ抜き取ってコンクリートの底辺
の広がりを測定して得られるものである。
【0008】本発明は上述した実情に鑑みてなしたもの
で、生コンクリートの温度、搬送時間条件等に応じて生
コンクリート材料の配合補正を行い、しかも高流動コン
クリートに対応し得ることを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の生コンクリート
材料の配合補正方法においては、生コンクリート材料の
基本配合データ、温度データ、時間データが入力され、
前記温度データより単位水量の温度補正データを算出
し、該単位水量の温度補正データと、前記基本配合デー
タとに基づいて、温度条件に対応した生コンクリート材
料の単位水量の補正値を求め、前記温度データより水・
セメント比の温度補正データを算出し、該水・セメント
比の温度補正データと、前記基本配合データとに基づい
て、温度条件に対応した生コンクリート材料の水・セメ
ント比の補正値を求め、前記温度データより第一AE剤
量の温度補正データを算出し、該第一AE剤量の温度補
正データと、前記基本配合データとに基づいて、温度条
件に対応した生コンクリート材料の第一AE剤量の補正
値を求め、前記温度データより高性能AE減水剤量の温
度補正データを算出し、該高性能AE減水剤量の温度補
正データと、前記基本配合データとに基づいて、温度条
件に対応した生コンクリート材料の高性能AE減水剤量
の補正値を求め、前記温度データ及び時間データより第
二AE剤量の温度時間補正データを算出し、該第二AE
剤量の温度時間補正データと、前記基本配合データとに
基づいて、温度時間条件に対応した生コンクリート材料
の第二AE剤量の補正値を求めるものである。
【0010】本発明の生コンクリート材料の配合補正装
置においては、外部から入力された生コンクリート材料
の基本配合データをデータ信号として記憶する基本配合
記憶器と、生コンクリート材料の温度データを外部より
入力する温度設定器と、生コンクリート材料の時間デー
タを外部より入力する時間設定器と、前記温度設定器よ
り出力される温度データ信号に基づいて生コンクリート
の単位水量の温度補正データを算出し且つ該温度補正デ
ータを第一データ信号として記憶する第一補正記憶器
と、該第一補正記憶器より出力される第一データ信号
と、前記基本配合記憶器より出力される基本配合データ
信号とに基づいて、温度条件に対応した生コンクリート
材料の単位水量の補正値を求める第一補正演算器と、前
記温度設定器より出力される温度データ信号に基づいて
水・セメント比の温度補正データを算出し且つ該温度補
正データを第二データ信号として記憶する第二補正記憶
器と、該第二補正記憶器より出力される第二データ信号
と、前記基本配合記憶器より出力される基本配合データ
信号とに基づいて、温度条件に対応した生コンクリート
材料の水・セメント比の補正値を求める第二補正演算器
と、前記温度設定器より出力される温度データ信号に基
づいて第一AE剤量の温度補正データを算出し且つ該温
度補正データを第三データ信号として記憶する第三補正
記憶器と、該第三補正記憶器より出力される第三データ
信号と、前記基本配合記憶器より出力される基本配合デ
ータ信号とに基づいて、温度条件に対応した生コンクリ
ート材料の第一AE剤量の補正値を求める第三補正演算
器と、前記温度設定器より出力される温度データ信号に
基づいて高性能AE減水剤量の温度補正データを算出し
且つ該温度補正データを第四データ信号として記憶する
第四補正記憶器と、該第四補正記憶器より出力される第
四データ信号と、前記基本配合記憶器より出力される基
本配合データ信号とに基づいて、温度条件に対応した生
コンクリート材料の高性能AE減水剤量の補正値を求め
る第四補正演算器と、前記温度設定器より出力される温
度データ信号と、前記時間設定器より出力される時間デ
ータ信号とに基づいて第二AE剤量の温度時間補正デー
タを算出し且つ該温度時間補正データを第五データ信号
として記憶する第五補正記憶器と、該第五補正記憶器よ
り出力される第五データ信号と、前記基本配合記憶器よ
り出力される基本配合データ信号とに基づいて、温度時
間条件に対応した生コンクリート材料の第二AE剤量の
補正値を求める第五補正演算器とを備えるものである。
【0011】生コンクリート材料の配合補正を行う際に
は、生コンクリート材料の基本配合データを入力するこ
とにより基本配合記憶器に基本配合データ信号を記憶さ
せて基本配合記憶器から第一補正演算器、第二補正演算
器、第三補正演算器、第四補正演算器、第五補正演算器
に伝達させ、又、生コンクリートの温度データを温度設
定器に入力することにより温度設定器から第一補正記憶
器、第二補正記憶器、第三補正記憶器、第四補正記憶
器、第五補正記憶器に温度データ信号として伝達させ、
更に生コンクリートの時間データを時間設定器に入力す
ることにより時間設定器から第五補正記憶器に時間デー
タ信号として伝達させる。
【0012】第一補正記憶器は、温度データ信号から単
位水量の温度補正データを算出することにより第一補正
演算器に第一データ信号として伝達させ、第一補正演算
器は、第一データ信号及び基本配合データ信号から、温
度条件に対応した生コンクリートのスランプフローに必
要な単位水量の補正値を求める。
【0013】第二補正記憶器は、温度データ信号から水
・セメント比の温度補正データを算出することにより第
二補正演算器に第二データ信号として伝達させ、第二補
正演算器は、第二データ信号及び基本配合データ信号か
ら、温度条件に対応した生コンクリートに必要な水・セ
メント比の補正値を求める。
【0014】第三補正記憶器は、温度データ信号から第
一AE剤の温度補正データを算出することにより第三補
正演算器に第三データ信号として伝達させ、第三補正演
算器は、第三データ信号及び基本配合データ信号から、
温度条件に対応した生コンクリート中の空気量に必要な
第一AE剤量の補正値を求める。
【0015】第四補正記憶器は、温度データ信号から高
性能AE減水剤の温度補正データを算出することにより
第四補正演算器に第四データ信号として伝達させ、第四
補正演算器は、第四データ信号及び基本配合データ信号
から、温度条件に対応した生コンクリートのスランプフ
ローに必要な高性能AE減水剤量の補正値を求める。
【0016】第五補正記憶器は、温度データ信号及び時
間データ信号から所定の第二AE剤の温度時間補正デー
タを算出することにより第五補正演算器に第五データ信
号として伝達させ、第五補正演算器は、第五データ信号
及び基本配合データ信号から、温度時間条件に対応した
生コンクリート中の空気量に必要な第二AE剤量の補正
値を求める。
【0017】各補正演算器より求められた補正値により
コンクリートの配合を制御するよう出力する。
【0018】このように、温度条件に対応した生コンク
リートのスランプフローに必要な単位水量の補正値と、
温度条件に対応した生コンクリートに必要な水・セメン
ト比の補正値と、温度条件に対応した生コンクリート中
の空気量の補正値と、温度条件に対応した生コンクリー
トのスランプフローに必要な高性能AE減水剤量の補正
値と、温度時間条件に対応した生コンクリート中の空気
量に必要な第二AE剤量の補正値とを求めて生コンクリ
ート材料の配合比を補正し得るので、経験やカンに基づ
くことなく、コンクリートの品質を安定させてユーザー
の要求する品質を確保することができ、又、高流動コン
クリートについても確実に対応することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面を
参照しつつ説明する。
【0020】図1は本発明の生コンクリート材料の配合
補正方法及びその装置の一実施形態に適用されるバッチ
ャープラントの生コンクリート製造設備を示している。
【0021】バッチャープラントの生コンクリート製造
設備は、運搬車へ積込む生コンクリート1を配合するよ
うモータ2を配置したミキサ3を備え、ミキサ3には、
砂利4を砂利貯蔵槽5から砂利計量ホッパ6を介して計
量投入するようにし、同様に砂7を砂貯蔵槽8から砂計
量ホッパ9を介して計量投入し、更にセメント10をセ
メント貯蔵槽11からセメント計量ホッパ12を介して
計量投入するようにしている。
【0022】又、ミキサ3には、水13を水貯蔵槽14
から水計量ホッパ15を介して計量投入するようにして
おり、水計量ホッパ15には、AE剤16をAE剤貯蔵
槽17からAE剤計量ホッパ18を介して計量投入し、
同様に、混和剤19を混和剤貯蔵槽20から混和剤計量
ホッパ21を介して計量投入し、更に高性能AE減水剤
22を高性能AE減水剤貯蔵槽23から高性能AE減水
剤計量ホッパ24を介して計量投入するようにしてい
る。なお、バッチャープラントの生コンクリート製造設
備は、図2に示す如く、AE剤16、混和剤19、高性
能AE減水剤22を、AE剤計量ホッパ18、混和剤計
量ホッパ21、高性能AE減水剤計量ホッパ24より、
水計量ホッパ15を介さずに直接ミキサ3に投入しても
よい。
【0023】ここで、AE剤16とは空気連行剤であ
り、混和剤19とは減水剤またはAE減水剤(空気連行
効果を伴う減水剤)であり、高性能AE減水剤22とは
高流動コンクリートの流動化を促進させる混和剤であ
る。
【0024】ミキサ3のモータ2、各貯蔵槽5,8,1
1,14,17,20,23、各計量ホッパ6,9,1
2,15,18,21,24等のバッチャープラントの
各装置は、バッチャープラント操作盤25と接続されて
おり、バッチャープラント操作盤25には、図3に示す
如く高流動コンクリートに対応する補正処理手段と、図
4に示す如く一般のコンクリートに対応する補正処理手
段とを備えている。
【0025】高流動コンクリートに対応する補正処理手
段は、生コンクリート材料の基本配合データを入力する
基本配合設定器30と、生コンクリート材料の温度デー
タtを入力する温度設定器31と、生コンクリート材料
の搬送の時間データrを入力する時間設定器32とを備
えている。
【0026】ここで、基本配合データは、所望のスラン
プ値SL、スランプフロー値SF、水配合値Hw、セメ
ント配合値Hc、第一AE剤配合値HAE1、第二AE剤配
合値HAE2、混和剤配合値HAD、高性能AE減水剤配合
値HAD3等であり、温度データtは、原則的にコンクリ
ートの練り上がり想定温度であり、時間データrは、生
コンクリートの搬送時間を想定して人的操作により入力
された時間である。なお、温度データtは、計測した気
温を人的操作により練り上がり温度に変えて温度データ
としてもよいし、あるいは、自動的に気温を計測し、そ
の計測値を練り上がり温度に変え温度データとしてもよ
い。
【0027】基本配合設定器30は基本配合記憶器33
に接続され、温度設定器31は、第一補正記憶器34、
第二補正記憶器35、第三補正記憶器36、第四補正記
憶器37、第五補正記憶器38に夫々接続され、時間設
定器32は前記第五補正記憶器38に接続され、第一補
正記憶器34は関数Sw1=S(t)を、第二補正記憶器
35は関数Sw=S(w,t)を、第三補正記憶器36
は関数SAE1=S(t)を、第四補正記憶器37は関数
Ad3=S(t)を、第五補正記憶器38は関数SAE2
S(t,r)を夫々内蔵している。
【0028】又、第一補正記憶器34は第一補正演算器
39に、第二補正記憶器35は第二補正演算器40に、
第三補正記憶器36は第三補正演算器41に、第四補正
記憶器37は第四補正演算器42に、第五補正記憶器3
8は第五補正演算器43に夫々接続され、第一補正演算
器39は関数dW1=f(Sw1,Hw,SL)を、第二補
正演算器40は関数C=f(Sw,Hc)を、第三補正演
算器41は関数AE1=f(SAE1,HAE1)を、第四補
正演算器42は関数AD3=f(SAd3,HAD3,SF)
を、第五補正演算器43は関数AE2=f(SAE2,H
AE2)を夫々内蔵している。更に各補正演算器39,4
0,41,42,43は基本配合記憶器33から接続さ
れている。
【0029】更に又、第一補正演算器39、第二補正演
算器40、第三補正演算器41、第四補正演算器42、
第五補正演算器43は、まとめられるよう補正配合比演
算器44に接続されており、補正配合比演算器44は、
バッチャープラント操作盤25の外におけるバッチャー
プラントのミキサ3のモータ2、各貯蔵槽5,8,1
1,14,17,20,23、各計量ホッパ6,9,1
2,15,18,21,24等に接続されている。
【0030】一方、一般のコンクリートに対応する補正
処理手段は、図4に示す如く、前述した高流動コンクリ
ートの補正処理手段と略同様な補正処理手段において、
第四補正記憶器37及び第四補正演算器42を、内蔵さ
れる関数が異なる第四補正記憶器45及び第四補正演算
器46に変更しており、更に時間設定器32を第四補正
記憶器45へ接続している。
【0031】第四補正記憶器45は関数Sw2=S(t,
r)及びSAd=S(t,r)を内蔵し、どちらかの関数
を選択するようになっている。ここで、関数の選択は好
ましい関数を経験的に選択するようになっており、操作
者によって選択してもよい。
【0032】又、第四補正演算器46は関数dW2=f
(Sw2,Hw)及びAD=f(SAd,HAD)を内蔵して
おり、関数は、第四補正記憶器45の関数に対応して選
択されるようになっている。
【0033】以下、本実施形態の作動を説明する。
【0034】生コンクリートの製造を行う際には、図5
に示す如く、生コンクリート1が高流動コンクリートの
場合、一般のコンクリートの場合を選択してバッチャー
プラント操作盤25に入力し、図3のバッチャープラン
ト操作盤25内の高流動コンクリートの補正処理手段も
しくは図4のバッチャープラント操作盤25内の一般の
コンクリートの補正処理手段を作動させる。
【0035】高流動コンクリートを選択した場合には、
基本配合データである、スランプ値SL、スランプフロ
ー値SF、水配合値Hw、セメント配合値Hc、第一AE
剤配合値HAE1、第二AE剤配合値HAE2、高性能AE減
水剤配合値HAD3等を基本配合設定器30に、温度デー
タtを温度設定器31に、時間データrを時間設定器3
2に夫々入力する。ここで、温度設定器31が温度計と
連動するものである場合には温度データを自動的に入力
される。又、時間設定器32の時間データrは、生コン
クリートを製造するバッチャープラントから生コンクリ
ートを打設する場所までに必要な搬送時間とする。
【0036】基本配合設定器30は、基本配合データS
L,SF,Hw,Hc,HAE1,HAE2,HAD3を基本配合
データ信号47として基本配合記憶器33に伝達させ、
基本配合記憶器33では基本配合データ信号47を一時
的に記憶した後、第一補正演算器39、第二補正演算器
40、第三補正演算器41、第四補正演算器42、第五
補正演算器43に夫々伝達させる。
【0037】一方、温度設定器31は、温度データtを
第一補正記憶器34、第二補正記憶器35、第三補正記
憶器36、第四補正記憶器37、第五補正記憶器38に
温度データ信号48として伝達させ、時間設定器32
は、時間データrを第五補正記憶器38に時間データ信
号49として伝達させる。
【0038】第一補正記憶器34は、関数Sw1=S
(t)に、温度データ信号48をパラメータtとして入
力することにより単位水量の温度補正データSw1を算出
し、第一補正演算器39に第一データ信号50として伝
達させる。
【0039】第一補正演算器39では、関数dW1=f
(Sw1,Hw,SL)に、第一データ信号50をパラメ
ータSw1として、及び基本配合データ信号47をパラメ
ータH w,SLとして入力することにより、温度条件に
対応した生コンクリートのスランプフローに必要な単位
水量の補正値dW1を求め、第一補正信号51を補正配
合比演算器44へ出力する。
【0040】次に第二補正記憶器35は、関数Sw=S
(w,t)に、予め登録された水量データをパラメータ
wとして、及び温度データ信号48をパラメータtとし
て入力することにより水・セメント比の温度補正データ
wを算出し、第二補正演算器40に第二データ信号5
2として伝達させる。ここで、水量データは予め第二補
正記憶器35に入力するようにしてもよいし、温度設定
器31に入力するようにしてもよい。
【0041】第二補正演算器40では、関数C=f(S
w,Hc)に、第二データ信号52をパラメータSwとし
て、及び基本配合データ信号47をパラメータHcとし
て入力することにより、温度条件に対応した生コンクリ
ートに必要な水・セメント比の補正値dW/Cを求め、
第二補正信号53を補正配合比演算器44へ出力する。
【0042】続いて第三補正記憶器36は、関数SAE1
=S(t)に、温度データ信号48をパラメータtとし
て入力することにより所定の第一AE剤の温度補正デー
タS AE1を算出し、第三補正演算器41に第三データ信
号54として伝達させる。
【0043】第三補正演算器41では、関数AE1=f
(SAE1,HAE1)に、第三データ信号54をパラメータ
AE1として、及び基本配合データ信号47をパラメー
タHA E1として入力することにより、温度条件に対応し
た生コンクリート中の空気量に必要な第一AE剤量の補
正値dAE1を求め、第三補正信号55を補正配合比演
算器44へ出力する。
【0044】更に第四補正記憶器37は、関数SAd3
S(t)に、温度データ信号48をパラメータtとして
入力することにより高性能AE減水剤22の温度補正デ
ータSAd3を算出し、第四補正演算器42に第四データ
信号56として伝達させる。
【0045】第四補正演算器42では、関数AD3=f
(SAd3,HAD3,SF)に、第四データ信号56をパラ
メータSAd3として、及び基本配合データ信号47をパ
ラメータHAD3,SFとして入力することにより、温度
条件に対応した生コンクリートのスランプフローに必要
な高性能AE減水剤量の補正値dAD3を求め、第四補
正信号57を補正配合比演算器44へ出力する。
【0046】更に又、第五補正記憶器38は、関数S
AE2=S(t,r)に、温度データ信号48をパラメータ
tとして、及び時間データ信号49をラメータrとして
入力することにより、第二AE剤の温度時間補正データ
AE2を算出し、第五補正演算器43に第五データ信号
58として伝達させる。
【0047】第五補正演算器43は、関数AE2=f
(SAE2,HAE2)に、第五データ信号58をパラメータ
AE2として、及び基本配合データ信号47をパラメー
タHAE2として入力することにより、温度時間条件に対
応した生コンクリート中の空気量に必要な第二AE剤量
の補正値dAE2を求め、補正配合比演算器44へ第五
補正信号59を出力する。
【0048】ここで、各演算器39,40,41,4
2,43による処理手順は、図5に示す如く、第一補正
演算器39、第二補正演算器40、第三補正演算器4
1、第四補正演算器42、第五補正演算器43の順序に
よって処理していくのが好ましい。
【0049】補正配合比演算器44は、第一補正信号5
1、第二補正信号53、第三補正信号55、第四補正信
号57、第五補正信号59をまとめると共に、各計量ホ
ッパ6,9,12,15,18,21,24より出力さ
れる荷重検出信号及び流量検出信号に基づき、各貯蔵槽
の切出しゲート、ミキサ3のモータ2等を作動させる信
号を出力して、高流動コンクリートの配合を制御する。
【0050】これにより、砂利(粗骨材)4、砂(細骨
材)7、セメント10、水13、混和剤19、AE剤1
6(第一AE剤及び第二AE剤)、高性能AE減水剤2
2が所定の順序及び量でミキサ3に供給され、コンクリ
ート練り上がり想定温度、搬送の時間条件に応じた、生
コンクリートのスランプフローに必要な単位水量、生コ
ンクリートに必要な水・コンクリート比、生コンクリー
ト中の空気量に必要なAE剤量、生コンクリートのスラ
ンプフローに必要な高性能AE減水剤量を具備した高流
動コンクリートにおける生コンクリートが製造される。
【0051】一方、バッチャープラント制御盤において
一般のコンクリートを選択した場合には、基本配合デー
タである、スランプ値SL、スランプフロー値SF、水
配合値Hw、セメント配合値Hc、第一AE剤配合値H
AE1、第二AE剤配合値HAE2、混和剤配合値HADを基本
配合設定器30に、温度データtを温度設定器31に、
時間データrを時間設定器32に夫々入力する。
【0052】基本配合設定器30は、基本配合データS
L,SF,Hw,Hc,HAE1,HAE2,HADを基本配合デ
ータ信号60として基本配合記憶器33に伝達させ、基
本配合記憶器33では基本配合データ信号60を一時的
に記憶した後、第一補正演算器39、第二補正演算器4
0、第三補正演算器41、第四補正演算器46、第五補
正演算器43に夫々伝達させる。
【0053】温度設定器31は、温度データtを第一補
正記憶器34、第二補正記憶器35、第三補正記憶器3
6、第四補正記憶器45、第五補正記憶器38に温度デ
ータ信号48として伝達させ、時間設定器32は、時間
データrを第四補正記憶器37、第五補正記憶器38に
時間データ信号49として伝達させる。
【0054】第一補正記憶器34、第二補正記憶器3
5、第三補正記憶器36、第五補正記憶器38、第一補
正演算器39、第二補正演算器40、第三補正演算器4
1、第五補正演算器43は、高流動コンクリートの場合
と略同じ関数処理をしており、この中でも第一補正記憶
器34及び第一補正演算器39は、生コンクリートのス
ランプフローに必要な単位水量の補正値でなく、生コン
クリートのスランプに必要な単位水量の補正値を求めて
いる。
【0055】すなわち、第一補正記憶器34は、関数S
w1=S(t)に、温度データ信号48をパラメータtと
して入力することにより単位水量の温度補正データSw1
を算出し、第一補正演算器39に第一データ信号50と
して伝達させ、更に、第一補正演算器39では、関数d
1=f(Sw1,Hw,SL)に、第一データ信号50を
パラメータSw1として、及び基本配合データ信号60を
パラメータHw,SLとして入力することにより、温度
条件に対応した生コンクリートのスランプに必要な単位
水量の補正値dW1を求め、第一補正信号51を補正配
合比演算器44へ出力する。
【0056】一方、第四補正記憶器45は、経験的に選
択された関数Sw2=S(t,r)及びSAd=S(t,
r)のどちらかに、温度データ信号48をパラメータt
として、及び時間データ信号49をパラメータrとして
入力することにより、単位水量の温度時間補正データS
w2もしくは混和剤量の温度時間補正データSAdを算出
し、第一補正演算器39に単位水量の第四データ信号6
1aもしくは混和剤19の第四データ信号61bとして
伝達させる。
【0057】第四補正演算器42は、第四補正記憶器3
7の関数Sw2=S(t,r)であれば関数dW2=f
(Sw2,Hw)を選択し、第四補正記憶器37の関数S
Ad=S(t,r)であれば関数AD=f(SAd,HAD
を選択し、関数dW2=f(Sw2,Hw)の場合には、単
位水量の第四データ信号61aをパラメータSw2とし
て、及び基本配合データ信号60をパラメータHwとし
て入力することにより、温度時間条件に対応した生コン
クリート中のスランプに必要な単位水量の補正値dW2
を求め、補正配合比演算器44へ第四補正信号62aを
出力する。又、関数AD=f(SAd,HAD)の場合に
は、混和剤19の第四データ信号61bをパラメータS
Adとして、及び基本配合データ信号60をパラメータH
wとして入力することにより、温度時間条件に対応した
生コンクリート中に必要な混和剤19の補正値dADを
求め、第四補正信号62bを補正配合比演算器44へ出
力する。
【0058】ここで、各演算器39,40,41,4
6,43による処理手順は、図5に示す如く、第一補正
演算器39、第二補正演算器40、第三補正演算器4
1、第四補正演算器46、第五補正演算器43の順序に
よって処理していくのが好ましい。
【0059】補正配合比演算器44は、第一補正信号5
1、第二補正信号53、第三補正信号55、第四補正信
号62a,62b、第五補正信号59をまとめると共
に、各計量ホッパ6,9,12,15,18,21,2
4より出力される荷重検出信号及び流量検出信号に基づ
き、各貯蔵槽の切出しゲート、ミキサ3のモータ2等を
作動させる信号を出力して、一般のコンクリートの配合
を制御する。
【0060】これにより、砂利(粗骨材)4、砂(細骨
材)7、セメント10、水13、混和剤19、AE剤1
6(第一AE剤及び第二AE剤)、高性能AE減水剤2
2が所定の順序及び量でミキサ3に供給され、コンクリ
ート練り上がり想定温度、搬送時間条件に応じた、生コ
ンクリートのスランプに必要な単位水量、生コンクリー
トに必要な水・セメント比、生コンクリート中の空気量
に必要なAE剤量、生コンクリートのスランプに必要な
混和剤量、を具備した一般のコンクリートにおける生コ
ンクリートが製造される。
【0061】このように、本発明の生コンクリート材料
の配合補正方法及びその装置によれば、高流動コンクリ
ート及び一般のコンクリートを選択して配合補正するこ
とができる。
【0062】又、高流動コンクリートの場合てあって
も、温度条件に対応した生コンクリートのスランプフロ
ーに必要な単位水量の補正値dW1と、温度条件に対応
した生コンクリートに必要な水・コンクリート比の補正
値dW/Cと、温度条件に対応した生コンクリート中の
空気量に必要な第一AE剤量の補正値dAE1と、温度
条件に対応した生コンクリートのスランプフローに必要
な高性能AE減水剤量の補正値dAD3と、温度時間条
件に対応した生コンクリート中の空気量に必要な第二A
E剤量の補正値dAE2を求めて生コンクリート材料の
配合比を補正し得るので、経験やカンに基づくことな
く、コンクリートの品質を安定させてユーザーの要求す
る品質を確保することができる。
【0063】なお、本発明の生コンクリート材料の配合
補正装置は上述した実施形態のみに限定されるものでは
なく、バッチャープラント操作盤の内部の種々の手段を
バッチャープラント操作盤の外部に配置してもよいこ
と、その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において
種々変更を加え得ることは勿論である。
【0064】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の生コンクリ
ート材料の配合補正方法及び装置によれば、生コンクリ
ートの温度、搬送時間条件等に対し、生コンクリートの
スランプフローに必要な単位水量の補正値と、生コンク
リートに必要な水・セメント比の補正値と、所定温度に
対する生コンクリート中の空気量の補正値と、生コンク
リートのスランプフローに必要な高性能AE減水剤量の
補正値と、生コンクリート中の空気量に必要な第二AE
剤量の補正値とを求めて生コンクリート材料の配合比を
補正し得るので、経験やカンに基づくことなく、コンク
リートの品質を安定させてユーザーの要求する品質を確
保することができ、又、高流動コンクリートについても
確実に対応することができるという種々の優れた作用効
果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の生コンクリート材料の配合補正装置の
一実施形態を適用した生コンクリート製造設備の第一例
を示す概念図である。
【図2】本発明の生コンクリート材料の配合補正装置の
一実施形態を適用した生コンクリート製造設備の第二例
を示す概念図である。
【図3】本発明の生コンクリート材料の配合補正装置に
おいて高流動コンクリートに対応する補正処理手段の一
例を示す概略図である。
【図4】本発明の生コンクリート材料の配合補正装置に
おいて一般のコンクリートに対応する補正処理手段の一
例を示す概略図である。
【図5】本発明の生コンクリート材料の配合補正方法及
び装置の補正処理手順を示す概略図である。
【符号の説明】
31 温度設定器 32 時間設定器 33 基本配合記憶器 34 第一補正記憶器 35 第二補正記憶器 36 第三補正記憶器 37 第四補正記憶器 38 第五補正記憶器 39 第一補正演算器 40 第二補正演算器 41 第三補正演算器 42 第四補正演算器 43 第五補正演算器 47 基本配合データ信号 48 温度データ信号 49 時間データ信号 50 第一データ信号 52 第二データ信号 54 第三データ信号 56 第四データ信号 58 第五データ信号 HAE1 第一AE剤配合値(基本配合データ) HAE2 第二AE剤配合値(基本配合データ) HAD 混和剤配合値(基本配合データ) HAD3 高性能AE減水剤配合値(基本配合データ) Hc セメント配合値(基本配合データ) Hw 水配合値(基本配合データ) SAD3 高性能AE減水剤量の温度補正データ SAE1 第一AE剤量の温度補正データ SAE2 第二AE剤量の温度時間補正データ SAd 混和剤量の温度時間補正データ SF スランプフロー値(基本配合データ) SL スランプ値(基本配合データ) Sw 水・セメント比の温度補正データ Sw1 単位水量の温度補正データ Sw2 温度時間補正データ dAD 混和剤量の補正値 dAD3 高性能AE減水剤量の補正値 dAE1 第一AE剤量の補正値 dAE2 第二AE剤量の補正値 dW/C 水・セメント比の補正値 dW1 単位水量の補正値 dW2 単位水量の補正値 r 時間データ t 温度データ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生コンクリート材料の基本配合データ、
    温度データ、時間データが入力され、 前記温度データより単位水量の温度補正データを算出
    し、該単位水量の温度補正データと、前記基本配合デー
    タとに基づいて、温度条件に対応した生コンクリート材
    料の単位水量の補正値を求め、 前記温度データより水・セメント比の温度補正データを
    算出し、該水・セメント比の温度補正データと、前記基
    本配合データとに基づいて、温度条件に対応した生コン
    クリート材料の水・セメント比の補正値を求め、 前記温度データより第一AE剤量の温度補正データを算
    出し、該第一AE剤量の温度補正データと、前記基本配
    合データとに基づいて、温度条件に対応した生コンクリ
    ート材料の第一AE剤量の補正値を求め、 前記温度データより高性能AE減水剤量の温度補正デー
    タを算出し、該高性能AE減水剤量の温度補正データ
    と、前記基本配合データとに基づいて、温度条件に対応
    した生コンクリート材料の高性能AE減水剤量の補正値
    を求め、 前記温度データ及び時間データより第二AE剤量の温度
    時間補正データを算出し、該第二AE剤量の温度時間補
    正データと、前記基本配合データとに基づいて、温度時
    間条件に対応した生コンクリート材料の第二AE剤量の
    補正値を求めることを特徴とする生コンクリート材料の
    配合補正方法。
  2. 【請求項2】 外部から入力された生コンクリート材料
    の基本配合データをデータ信号として記憶する基本配合
    記憶器と、生コンクリート材料の温度データを外部より
    入力する温度設定器と、生コンクリート材料の時間デー
    タを外部より入力する時間設定器と、 前記温度設定器より出力される温度データ信号に基づい
    て生コンクリートの単位水量の温度補正データを算出し
    且つ該温度補正データを第一データ信号として記憶する
    第一補正記憶器と、 該第一補正記憶器より出力される第一データ信号と、前
    記基本配合記憶器より出力される基本配合データ信号と
    に基づいて、温度条件に対応した生コンクリート材料の
    単位水量の補正値を求める第一補正演算器と、 前記温度設定器より出力される温度データ信号に基づい
    て水・セメント比の温度補正データを算出し且つ該温度
    補正データを第二データ信号として記憶する第二補正記
    憶器と、 該第二補正記憶器より出力される第二データ信号と、前
    記基本配合記憶器より出力される基本配合データ信号と
    に基づいて、温度条件に対応した生コンクリート材料の
    水・セメント比の補正値を求める第二補正演算器と、 前記温度設定器より出力される温度データ信号に基づい
    て第一AE剤量の温度補正データを算出し且つ該温度補
    正データを第三データ信号として記憶する第三補正記憶
    器と、 該第三補正記憶器より出力される第三データ信号と、前
    記基本配合記憶器より出力される基本配合データ信号と
    に基づいて、温度条件に対応した生コンクリート材料の
    第一AE剤量の補正値を求める第三補正演算器と、 前記温度設定器より出力される温度データ信号に基づい
    て高性能AE減水剤量の温度補正データを算出し且つ該
    温度補正データを第四データ信号として記憶する第四補
    正記憶器と、 該第四補正記憶器より出力される第四データ信号と、前
    記基本配合記憶器より出力される基本配合データ信号と
    に基づいて、温度条件に対応した生コンクリート材料の
    高性能AE減水剤量の補正値を求める第四補正演算器
    と、 前記温度設定器より出力される温度データ信号と、前記
    時間設定器より出力される時間データ信号とに基づいて
    第二AE剤量の温度時間補正データを算出し且つ該温度
    時間補正データを第五データ信号として記憶する第五補
    正記憶器と、 該第五補正記憶器より出力される第五データ信号と、前
    記基本配合記憶器より出力される基本配合データ信号と
    に基づいて、温度時間条件に対応した生コンクリート材
    料の第二AE剤量の補正値を求める第五補正演算器とを
    備えることを特徴とする生コンクリート材料の配合補正
    装置。
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